JPH0690358B2 - カメラの自動焦点検出装置 - Google Patents
カメラの自動焦点検出装置Info
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- JPH0690358B2 JPH0690358B2 JP61261692A JP26169286A JPH0690358B2 JP H0690358 B2 JPH0690358 B2 JP H0690358B2 JP 61261692 A JP61261692 A JP 61261692A JP 26169286 A JP26169286 A JP 26169286A JP H0690358 B2 JPH0690358 B2 JP H0690358B2
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/28—Systems for automatic generation of focusing signals
- G02B7/36—Systems for automatic generation of focusing signals using image sharpness techniques, e.g. image processing techniques for generating autofocus signals
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Focusing (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カメラの自動焦点検出装置、更に詳しくは、
被写体光の結像位置とフィルム面とのズレ量、ズレ方向
を検出する測距手段を有し、その測距出力に基づき撮影
レンズを合焦位置に駆動するカメラの自動焦点検出装置
に関する。
被写体光の結像位置とフィルム面とのズレ量、ズレ方向
を検出する測距手段を有し、その測距出力に基づき撮影
レンズを合焦位置に駆動するカメラの自動焦点検出装置
に関する。
[従来の技術] 従来、カメラの自動焦点検出装置としては、本出願人が
先に特開昭59−64816号にて提供したオートフォーカス
(以下、AFという)システムがある。この装置はレンズ
鏡筒内にAF検出装置を組み込み、これによって焦点合わ
せを自動化したものである。この特開昭59−64816号公
報記載のAF制御は、デフォーカス量があるスレッショル
ド以下、つまり同公報の第22図に示す<MDRIV8>のルー
チンへ行くような場合は、オープンループ制御が行なわ
れ、この<MDRIV8>のルーチンでレンズを駆動して合焦
となる。この場合、レンズ距離環上のアドレススイッチ
のオン・オフによりアドレス信号を形成しているので、
レンズ駆動系のガタはほとんど無視できる。従って、レ
ンズ距離環とレンズフォーカシング群とのガタのみが問
題となるが、この場合のはガタはピント面に換算して1/
100mm以下であり、AF精度としては無視できる。よっ
て、<MDRIV8>のルーチンでは、AF素子を動かしてCCD
積分等AF演算値を再度求めなくても、正確な合焦精度が
得られる。
先に特開昭59−64816号にて提供したオートフォーカス
(以下、AFという)システムがある。この装置はレンズ
鏡筒内にAF検出装置を組み込み、これによって焦点合わ
せを自動化したものである。この特開昭59−64816号公
報記載のAF制御は、デフォーカス量があるスレッショル
ド以下、つまり同公報の第22図に示す<MDRIV8>のルー
チンへ行くような場合は、オープンループ制御が行なわ
れ、この<MDRIV8>のルーチンでレンズを駆動して合焦
となる。この場合、レンズ距離環上のアドレススイッチ
のオン・オフによりアドレス信号を形成しているので、
レンズ駆動系のガタはほとんど無視できる。従って、レ
ンズ距離環とレンズフォーカシング群とのガタのみが問
題となるが、この場合のはガタはピント面に換算して1/
100mm以下であり、AF精度としては無視できる。よっ
て、<MDRIV8>のルーチンでは、AF素子を動かしてCCD
積分等AF演算値を再度求めなくても、正確な合焦精度が
得られる。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、このシステムはレンズ鏡筒内にAF装置を組み込
むものであるから、交換レンズの数だけAF装置を必要と
するばかりでなく、レンズが大嵩となり、かつ原価高と
なる欠点があった。そこで、カメラボディー側にモータ
等の駆動源を、交換レンズ鏡筒側に駆動力伝達系および
レンズ駆動機構をそれぞれ設け、これらをカメラマウン
トを介するカプラ部で連結するレンズ交換式カメラに、
上記AFシステムを適用すれば、上述の欠点を除去するこ
とができる。
むものであるから、交換レンズの数だけAF装置を必要と
するばかりでなく、レンズが大嵩となり、かつ原価高と
なる欠点があった。そこで、カメラボディー側にモータ
等の駆動源を、交換レンズ鏡筒側に駆動力伝達系および
レンズ駆動機構をそれぞれ設け、これらをカメラマウン
トを介するカプラ部で連結するレンズ交換式カメラに、
上記AFシステムを適用すれば、上述の欠点を除去するこ
とができる。
ところがこの場合、カプラ部等で発生するガタの積算値
は、ピント面に換算して1/100mm〜15/100mm程度とな
り、AF精度上無視できなくなる。
は、ピント面に換算して1/100mm〜15/100mm程度とな
り、AF精度上無視できなくなる。
本発明は、上述した点に着目してなされたもので、レン
ズ駆動系のガタを最小に抑え、AFスピード等の操作性能
を劣化させずに、高精度のAF精度を得られるカメラの自
動焦点検出装置を提供することを目的とする。
ズ駆動系のガタを最小に抑え、AFスピード等の操作性能
を劣化させずに、高精度のAF精度を得られるカメラの自
動焦点検出装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段および作用] 本発明に係るカメラの自動焦点検出装置は、第1図に示
すように、被写体光の結像位置とフィルム面とのズレ
量、ズレ方向を検出する測距手段1を有し、その測距出
力に基づきレンズを駆動し、合焦判定手段2によりズレ
量が所定値(以下、第1のAFスレッショルドという)以
下になったとき、合焦と判断する自動焦点調節カメラに
おいて、上記ズレ量と上記第1のAFスレッショルドより
も大きい基準値(以下、第2のAFスレッショルドとい
う)とを比較する合焦近傍検出手段3と、 前回測距時のズレ方向と、今回測距時のズレ方向とを比
較するズレ方向判定手段4と、上記合焦近傍検出手段3
によるズレ量が上記基準値内のとき上記ズレ方向判定手
段4からのズレ方向が等しければそのままレンズ駆動を
続けて焦点調節終了とし、ズレ量が上記基準値内でも上
記ズレ方向が異なれば次のレンズ駆動後に再び測距を行
なう焦点調節手段5とを具備したことを特徴とするもの
である。
すように、被写体光の結像位置とフィルム面とのズレ
量、ズレ方向を検出する測距手段1を有し、その測距出
力に基づきレンズを駆動し、合焦判定手段2によりズレ
量が所定値(以下、第1のAFスレッショルドという)以
下になったとき、合焦と判断する自動焦点調節カメラに
おいて、上記ズレ量と上記第1のAFスレッショルドより
も大きい基準値(以下、第2のAFスレッショルドとい
う)とを比較する合焦近傍検出手段3と、 前回測距時のズレ方向と、今回測距時のズレ方向とを比
較するズレ方向判定手段4と、上記合焦近傍検出手段3
によるズレ量が上記基準値内のとき上記ズレ方向判定手
段4からのズレ方向が等しければそのままレンズ駆動を
続けて焦点調節終了とし、ズレ量が上記基準値内でも上
記ズレ方向が異なれば次のレンズ駆動後に再び測距を行
なう焦点調節手段5とを具備したことを特徴とするもの
である。
つまり、本発明ではレンズ駆動系のガタが、ピント面換
算で1/100mm以上あってAF精度に問題がある場合は、合
焦点近傍のAF駆動で、今回のレンズ駆動が前回と同じ方
向ならオープンルーフ制御、即ち、再測距しないでレン
ズ駆動を続け、合焦と判断するし、もし異方向ならレン
ズ駆動系のガタが反対側へガタづめされAF精度が劣化す
るので、再測距してから合焦判定する。
算で1/100mm以上あってAF精度に問題がある場合は、合
焦点近傍のAF駆動で、今回のレンズ駆動が前回と同じ方
向ならオープンルーフ制御、即ち、再測距しないでレン
ズ駆動を続け、合焦と判断するし、もし異方向ならレン
ズ駆動系のガタが反対側へガタづめされAF精度が劣化す
るので、再測距してから合焦判定する。
[実施例] 以下、本発明をAF機能を有したレンズ交換式カメラに適
用した実施例について説明する。
用した実施例について説明する。
第2図は本発明が適用されるカメラシステムの電源供給
を主体として見た全体のブロック図である。電源電池11
の電圧VCCは電源スイッチ12の閉成時にDC/DCコンバー
タ13により昇圧され、ラインl0,l1間が電圧VDDに定電
圧化されている。ラインl0,l1間にメインCPU14,バイポ
ーラII回路15,バイポーラI回路16,ストロボ制御回路1
7,レンズデータ回路18,データバック回路19が接続され
ており、バイポーラII回路15の電源供給制御はメインCP
Uのパワーコントロール回路からの信号により行なわ
れ、バイポーラI回路16〜データバック回路19の電源供
給制御はバイポーラII回路15からのパワーコントロール
信号により行なわれる。
を主体として見た全体のブロック図である。電源電池11
の電圧VCCは電源スイッチ12の閉成時にDC/DCコンバー
タ13により昇圧され、ラインl0,l1間が電圧VDDに定電
圧化されている。ラインl0,l1間にメインCPU14,バイポ
ーラII回路15,バイポーラI回路16,ストロボ制御回路1
7,レンズデータ回路18,データバック回路19が接続され
ており、バイポーラII回路15の電源供給制御はメインCP
Uのパワーコントロール回路からの信号により行なわ
れ、バイポーラI回路16〜データバック回路19の電源供
給制御はバイポーラII回路15からのパワーコントロール
信号により行なわれる。
合焦センサ20,A/Dコンバータ21,AF用CPU22からなるAFブ
ロックは電源制御用トランジスタ23を介してラインl0,l
1間に接続さており、このAFブロックに対する電源供給
制御はメインCPU14のAF用パワーコントロール回路から
の信号による上記トランジスタ23のオン,オフ制御によ
り行なわれる。AF用CPU22はAF用アルゴリズム演算を行
なうための回路で、合焦・非合焦の表示を行なうAF表示
回路24が接続されている。メインCPU14は巻上、巻戻、
露出シーケンス等カメラ全体のシーケンスをコントロー
ルするための回路で、上記合焦表示以外の表示を行なう
表示回路25を接続されている。バイポーラII回路15は巻
上、巻戻用モータ制御、レンズ駆動およびシャッタ制御
等、カメラのシーケンスに必要な各種ドライバを含む回
路で、AFモータ駆動回路26およびAF補助光回路27等が接
続されている。バイポーラI回路16は主として測光をつ
かさどる回路であり、測光素子28を有している。ストロ
ボ制御回路17は内蔵、或いは外付けされたストロボ29に
対する発光制御を行なうためのものである。レンズデー
タ回路18は、交換レンズ毎に異なる、AF、測光、その他
のカメラ制御に必要な、固有のレンズデータを記憶した
回路である。このレンズデータ回路18に入っているレン
ズデータのうちAFに必要なデータとしては、レンズ変倍
係数(ズー務係数)、マクロ識別信号、絶対距離係数a,
b,AF精度スレショールドETh,レンズ移動方向,開放F値
等である。
ロックは電源制御用トランジスタ23を介してラインl0,l
1間に接続さており、このAFブロックに対する電源供給
制御はメインCPU14のAF用パワーコントロール回路から
の信号による上記トランジスタ23のオン,オフ制御によ
り行なわれる。AF用CPU22はAF用アルゴリズム演算を行
なうための回路で、合焦・非合焦の表示を行なうAF表示
回路24が接続されている。メインCPU14は巻上、巻戻、
露出シーケンス等カメラ全体のシーケンスをコントロー
ルするための回路で、上記合焦表示以外の表示を行なう
表示回路25を接続されている。バイポーラII回路15は巻
上、巻戻用モータ制御、レンズ駆動およびシャッタ制御
等、カメラのシーケンスに必要な各種ドライバを含む回
路で、AFモータ駆動回路26およびAF補助光回路27等が接
続されている。バイポーラI回路16は主として測光をつ
かさどる回路であり、測光素子28を有している。ストロ
ボ制御回路17は内蔵、或いは外付けされたストロボ29に
対する発光制御を行なうためのものである。レンズデー
タ回路18は、交換レンズ毎に異なる、AF、測光、その他
のカメラ制御に必要な、固有のレンズデータを記憶した
回路である。このレンズデータ回路18に入っているレン
ズデータのうちAFに必要なデータとしては、レンズ変倍
係数(ズー務係数)、マクロ識別信号、絶対距離係数a,
b,AF精度スレショールドETh,レンズ移動方向,開放F値
等である。
上記バイポーラII回路15では電源電圧VDDの状態を監視
しており、電源電圧が規定電圧より低下したときメイン
CPU14にシステムリセット信号を送り、バイポーラII回
路15〜データバック回路19の電源供給、並びに、合焦セ
ンサ20,A/Dコンバータ21およびAF用CPU22からなるAFブ
ロックの電源供給を断つようにしている。メインCPU14
への電源供給は規定電圧以下でも行なわれる。
しており、電源電圧が規定電圧より低下したときメイン
CPU14にシステムリセット信号を送り、バイポーラII回
路15〜データバック回路19の電源供給、並びに、合焦セ
ンサ20,A/Dコンバータ21およびAF用CPU22からなるAFブ
ロックの電源供給を断つようにしている。メインCPU14
への電源供給は規定電圧以下でも行なわれる。
第3図はAFブロックを中心とした信号の授受を示す系統
図であり、AF用CPU22とメインCPU14はシリアルコミュニ
ケーションラインでデータの授受を行ない、その通信方
向はシリアルコントロールラインにより制御される。こ
のコミュニケーションの内容としては、レンズデータ回
路18内の固有のレンズデータや、絶対距離情報である。
また、メインCPU14からAF用CPU22にカメラのモード(AF
シングルモード/AFシーケンスモード/その他のモー
ド)の各情報がモードラインを通じてデコードされる。
さらに、メインCPU14からAF用CPU22へのAFENA(AFイネ
ーブル)信号はAFのスタートおよびストップをコントロ
ールする信号であり、AF用CPU22からメインCPU14へのEO
FAF(エンドオブAF)信号はAFの動作終了時に発せられ
露出シーケンスへの移行を許可する信号である。
図であり、AF用CPU22とメインCPU14はシリアルコミュニ
ケーションラインでデータの授受を行ない、その通信方
向はシリアルコントロールラインにより制御される。こ
のコミュニケーションの内容としては、レンズデータ回
路18内の固有のレンズデータや、絶対距離情報である。
また、メインCPU14からAF用CPU22にカメラのモード(AF
シングルモード/AFシーケンスモード/その他のモー
ド)の各情報がモードラインを通じてデコードされる。
さらに、メインCPU14からAF用CPU22へのAFENA(AFイネ
ーブル)信号はAFのスタートおよびストップをコントロ
ールする信号であり、AF用CPU22からメインCPU14へのEO
FAF(エンドオブAF)信号はAFの動作終了時に発せられ
露出シーケンスへの移行を許可する信号である。
また、バイポーラII回路15はAF用CPU22からのAFモータ
コントロールラインの信号をデコードし、AFモータ駆動
回路26をドライブする。AFモータ駆動回路26の出力によ
りAFモータ(レンズ駆動モータ)31が回転すると、レン
ズ鏡筒の回転部材に等間隔に設けられたスリット32が回
転し、同スリット32の通路を挟んで発光部33aと受光部3
3bとを対向配置させてなるフォトインタラプタ33がスリ
ット32をカウントする。即ち、スリット32とフォトイン
タラプタ33はアドレス発生部34を構成しており、同アド
レス発生部34から発せられたアドレス信号(スリット32
のカウント信号)は波形整形されてAF用CPU22に取り込
まれる。
コントロールラインの信号をデコードし、AFモータ駆動
回路26をドライブする。AFモータ駆動回路26の出力によ
りAFモータ(レンズ駆動モータ)31が回転すると、レン
ズ鏡筒の回転部材に等間隔に設けられたスリット32が回
転し、同スリット32の通路を挟んで発光部33aと受光部3
3bとを対向配置させてなるフォトインタラプタ33がスリ
ット32をカウントする。即ち、スリット32とフォトイン
タラプタ33はアドレス発生部34を構成しており、同アド
レス発生部34から発せられたアドレス信号(スリット32
のカウント信号)は波形整形されてAF用CPU22に取り込
まれる。
AFCPU22からバイポーラII回路15に送られるサブランプ
(以下、Sランプと略記する)信号はAF補助光回路27を
コントロールする信号で、被写体がローライト(低輝
度)LLのときSランプ27aを点灯する。
(以下、Sランプと略記する)信号はAF補助光回路27を
コントロールする信号で、被写体がローライト(低輝
度)LLのときSランプ27aを点灯する。
AF用CPU22に接続されたAF表示回路24は合焦時に点灯す
る合焦OK表示用LED(発光ダイオード)24aと、合焦不能
時に点灯する合焦不能表示用LED24bを有している。な
お、このAF用CPU22にはクロック用発振器35,リセット用
コンデンサ36が接続されている。
る合焦OK表示用LED(発光ダイオード)24aと、合焦不能
時に点灯する合焦不能表示用LED24bを有している。な
お、このAF用CPU22にはクロック用発振器35,リセット用
コンデンサ36が接続されている。
また、上記AF用CPU22とA/Dコンバータ21はバスラインに
よりデータの授受を行ない、その伝送方向はバスライン
コントロール信号により制御される。そして、AF用CPU2
2からA/Dコンバータ21にセンサ切換信号、システムクロ
ック信号が送られるようになっている。そして、A/Dコ
ンバータ21は例えば、CCDからなる合焦センサ20に対しC
CD駆動クロック信号、CCD制御信号を送り、合焦センサ2
0からCCD出力を読み出し、この読み出したアナログ値の
CCD出力をディジタル変換してAF用CPU22に送る。
よりデータの授受を行ない、その伝送方向はバスライン
コントロール信号により制御される。そして、AF用CPU2
2からA/Dコンバータ21にセンサ切換信号、システムクロ
ック信号が送られるようになっている。そして、A/Dコ
ンバータ21は例えば、CCDからなる合焦センサ20に対しC
CD駆動クロック信号、CCD制御信号を送り、合焦センサ2
0からCCD出力を読み出し、この読み出したアナログ値の
CCD出力をディジタル変換してAF用CPU22に送る。
次に、本発明の自動焦点検出装置を有するカメラの上記
第3図に示したAFブロックを中心とするマイクロコンピ
ュータのプログラム動作のフローチャートを説明する。
AFブロックは、第2図に示したように、メインCPU14のA
F用パワーコントロール回路を動作状態にすることによ
ってトランジスタ23がオンして電源電圧VDDが供給さ
れ、これによって、第4図に示すパワーオン・リセット
のルーチンの実行を開始する。
第3図に示したAFブロックを中心とするマイクロコンピ
ュータのプログラム動作のフローチャートを説明する。
AFブロックは、第2図に示したように、メインCPU14のA
F用パワーコントロール回路を動作状態にすることによ
ってトランジスタ23がオンして電源電圧VDDが供給さ
れ、これによって、第4図に示すパワーオン・リセット
のルーチンの実行を開始する。
このパワーオン・リセットルーチンが開始されると、ま
ず、<I/Oイニシャライズ>のサブルーチンでAFブロッ
クの駆動回路のイニシャライズが行なわれる。具体的に
は、AF表示回路24,AFモータ駆動回路26およびAF補助光
回路27等のオフ並びにメインCPU14とのシリアルコミュ
ニケーションラインのイニシャライズ等が行なわれる。
ず、<I/Oイニシャライズ>のサブルーチンでAFブロッ
クの駆動回路のイニシャライズが行なわれる。具体的に
は、AF表示回路24,AFモータ駆動回路26およびAF補助光
回路27等のオフ並びにメインCPU14とのシリアルコミュ
ニケーションラインのイニシャライズ等が行なわれる。
次に、レンズリセット動作を行なう。レンズリセットと
は、レンズを強制的に無限遠(∞)の位置まで繰り込
み、これによって、相対的距離信号、即ち、合焦センサ
20から出力される測距出力信号を無限遠(∞)の位置か
らのパルス移動数に置き換えて絶対距離信号に変換しよ
うとするためのイニシャライズ動作、即ち、絶対距離カ
ウンタのクリア動作である。
は、レンズを強制的に無限遠(∞)の位置まで繰り込
み、これによって、相対的距離信号、即ち、合焦センサ
20から出力される測距出力信号を無限遠(∞)の位置か
らのパルス移動数に置き換えて絶対距離信号に変換しよ
うとするためのイニシャライズ動作、即ち、絶対距離カ
ウンタのクリア動作である。
レンズリセット動作を続いてローライトフラグ(以下、
LLフラグと略記する)を“L",LSTOPフラグおよびLDIRフ
ラグを“H"にする。LSTOPフラグとは、レンズの距離環
が無限遠にあてついたときに“H"、至近にあてついたと
き“L"になる。またLDIRフラグはレンズの移動方向をセ
ットするフラグで、無限遠方向なら“H"、至近方向なら
“L"である。
LLフラグと略記する)を“L",LSTOPフラグおよびLDIRフ
ラグを“H"にする。LSTOPフラグとは、レンズの距離環
が無限遠にあてついたときに“H"、至近にあてついたと
き“L"になる。またLDIRフラグはレンズの移動方向をセ
ットするフラグで、無限遠方向なら“H"、至近方向なら
“L"である。
次に、AF用CPU22は、メインCPU14からのAFENA信号が
“H"になるのを待つ。メインCPU14は、ユーザーが設定
した撮影モードをモードラインに出力したのち、ユーザ
ーがレリーズ釦の第1段目を動作させるのを待つ。AFEN
A信号が“L"から“H"になると、AF用CPU22は、AFENA信
号が“H"になったら直ちにモードラインの状態を読みに
行く。このモードの状態に応じて<AFシングル(以下、
AFSIN)>,<AFシーケンス(以下、AFSEQ)>のどちら
かのサブルーチンを選択し、実行する。
“H"になるのを待つ。メインCPU14は、ユーザーが設定
した撮影モードをモードラインに出力したのち、ユーザ
ーがレリーズ釦の第1段目を動作させるのを待つ。AFEN
A信号が“L"から“H"になると、AF用CPU22は、AFENA信
号が“H"になったら直ちにモードラインの状態を読みに
行く。このモードの状態に応じて<AFシングル(以下、
AFSIN)>,<AFシーケンス(以下、AFSEQ)>のどちら
かのサブルーチンを選択し、実行する。
ここで<AFSIN>のモードの動作は、ワンショットAF動
作であり、被写体に対してAF動作後にフォーカスロック
するものである。さらに、<AFSEQ>モードは、連続AF
であり、このモードでは、レリーズ釦の1段目を動作し
つづける限りAF動作を連続的に行なうことになる。
作であり、被写体に対してAF動作後にフォーカスロック
するものである。さらに、<AFSEQ>モードは、連続AF
であり、このモードでは、レリーズ釦の1段目を動作し
つづける限りAF動作を連続的に行なうことになる。
次に、各レンズ駆動モードの動作について第5図〜第9
図のフローチャートを用いて説明する。
図のフローチャートを用いて説明する。
まず、<AFSIN>のモードが選択された場合は、第5図
に示す<AFSIN>のルーチンが実行され、<AFSIN2>の
サブルーチンが呼び出される。但し、レリーズ釦の第2
段目の動作が受け付けられるのは、AF動作が終了して合
焦状態が得られ露出シーケンスが開始されるときであ
る。<AFSIN2>では、後述するように、合焦センサ20の
CCD積分,測距出力の演算およびレンズの駆動等が行な
われる。そして、この<AFSIN2>のAF動作の結果である
合焦,非合焦の表示は、<AFSIN2>の動作の後、AFステ
ータスフラグを監視して行なわれる。AFステータスフラ
グはローコンフラグ(被写体がローコントラストのとき
“1"にセットされるフラグ、以下、LCフラグと略記す
る)、移動フラグ(被写体が移動しているとき“1"にセ
ットされるフラグ、以下、Mフラグと略記する)および
最至近フラグ(レンズを最至近距離以上に繰り出そうと
したときに“1"にセットされるフラグ、以下Nフラグと
略記する)、オーバーフラグ(例えば8回レンズを駆動
しても合焦にならないとき“1"にセットされるフラグ、
以下OVフラグと略記する)を有しており、これらのう
ち、いずれのフラグとも0のとき合焦が可能であり、上
記各フラグのうち何らかのフラグが立つと合焦不能であ
るので、AFステータスフラグの監視の結果、同AFステー
タスフラグが0であれば合焦OKの表示が前記AF表示回路
24のLED24aによって行なわれ、AFステータスフラグが0
でなければ合焦不能の表示が前記LED24bによって行なわ
れる。合焦であれば、EOFAF信号が発せられてAF動作が
終了し、メインCPU14にレリーズ釦の2段目の動作、即
ち、露出シーケンスの開始を待機する状態となる。つま
り、一度合焦が終了すると、AFENA信号がアクティブに
なっていても、その後のレンズ動作が禁止され合焦OK表
示のLED24aが点灯したままとなり、フォーカスロック状
態となる。メインCPU14からのAFENA信号が“L"レベル
(インアクティブ)になったときは第4図に示すパワー
オン・リセットのフローのAFENA信号のテストにリター
ンする。
に示す<AFSIN>のルーチンが実行され、<AFSIN2>の
サブルーチンが呼び出される。但し、レリーズ釦の第2
段目の動作が受け付けられるのは、AF動作が終了して合
焦状態が得られ露出シーケンスが開始されるときであ
る。<AFSIN2>では、後述するように、合焦センサ20の
CCD積分,測距出力の演算およびレンズの駆動等が行な
われる。そして、この<AFSIN2>のAF動作の結果である
合焦,非合焦の表示は、<AFSIN2>の動作の後、AFステ
ータスフラグを監視して行なわれる。AFステータスフラ
グはローコンフラグ(被写体がローコントラストのとき
“1"にセットされるフラグ、以下、LCフラグと略記す
る)、移動フラグ(被写体が移動しているとき“1"にセ
ットされるフラグ、以下、Mフラグと略記する)および
最至近フラグ(レンズを最至近距離以上に繰り出そうと
したときに“1"にセットされるフラグ、以下Nフラグと
略記する)、オーバーフラグ(例えば8回レンズを駆動
しても合焦にならないとき“1"にセットされるフラグ、
以下OVフラグと略記する)を有しており、これらのう
ち、いずれのフラグとも0のとき合焦が可能であり、上
記各フラグのうち何らかのフラグが立つと合焦不能であ
るので、AFステータスフラグの監視の結果、同AFステー
タスフラグが0であれば合焦OKの表示が前記AF表示回路
24のLED24aによって行なわれ、AFステータスフラグが0
でなければ合焦不能の表示が前記LED24bによって行なわ
れる。合焦であれば、EOFAF信号が発せられてAF動作が
終了し、メインCPU14にレリーズ釦の2段目の動作、即
ち、露出シーケンスの開始を待機する状態となる。つま
り、一度合焦が終了すると、AFENA信号がアクティブに
なっていても、その後のレンズ動作が禁止され合焦OK表
示のLED24aが点灯したままとなり、フォーカスロック状
態となる。メインCPU14からのAFENA信号が“L"レベル
(インアクティブ)になったときは第4図に示すパワー
オン・リセットのフローのAFENA信号のテストにリター
ンする。
上記<AFSIN>モードの動作中、<AFSIN2>のサブルー
チンのプログラム動作は第6図に示すようにして行なわ
れる。
チンのプログラム動作は第6図に示すようにして行なわ
れる。
まず、AF動作の制御用フラグPANフラグ,NFフラグ(この
PANフラグとNFフラグについては後述する。)LLフラグ
をクリアし、次にAF動作の回数をカウントするカウンタ
AFCNTをクリアする。
PANフラグとNFフラグについては後述する。)LLフラグ
をクリアし、次にAF動作の回数をカウントするカウンタ
AFCNTをクリアする。
次に、AFCNTに1を加算し、一回目のAF動作がスタート
する。まず、すべてのAFステータスフラグをクリアし、
測距のためのオートフォーカス<AF>のルーチンを呼び
だす。この<AF>のルーチン内では、被写体までの距離
を検出し、AF演算出力値(ERROR)を計算するととも
に、レンズを移動すべき方向をDIRフラグにセットする
(無限遠方向なら“H",至近方向なら“L")。ただし、
測距時に被写体が低輝度であればLLフラグを“H"にセッ
トするとともに、Sランプ27aを点灯しながら測距す
る。また、被写体が低コントラストであればLCフラグを
“H"にする。
する。まず、すべてのAFステータスフラグをクリアし、
測距のためのオートフォーカス<AF>のルーチンを呼び
だす。この<AF>のルーチン内では、被写体までの距離
を検出し、AF演算出力値(ERROR)を計算するととも
に、レンズを移動すべき方向をDIRフラグにセットする
(無限遠方向なら“H",至近方向なら“L")。ただし、
測距時に被写体が低輝度であればLLフラグを“H"にセッ
トするとともに、Sランプ27aを点灯しながら測距す
る。また、被写体が低コントラストであればLCフラグを
“H"にする。
続いて、レンズリード<LENSRD>のルーチンを呼びだ
し、前記レンズデータ回路18に入っているレンズ毎のデ
ータを読み込む。読み込んだレンズデータの内、レンズ
の開放FNoに関する情報を用いて<ERRORTH>のサブルー
チンにおいてAF精度スレッショルド(ETh)を決定す
る。この後、LCフラグの判定を行なう。被写体が低コン
トラストでない場合には、LCフラグがクリアされたまま
であるから、LCフラグがL"ならば、パルス<PULSE>の
ルーチンを呼びだし、レンズの駆動量を計算する。即
ち、この<PULSE>のルーチンでは、上記<AF>の動作
で求められたAF(測距)演算出力値を各交換レンズ毎の
距離移動量に変換するためにレンズデータ回路18から変
倍係数等の情報を読み取り、この読み取った変倍係数と
AF演算出力値により合焦点までの移動量に相当するパル
ス(アドレス信号)数を計算される。
し、前記レンズデータ回路18に入っているレンズ毎のデ
ータを読み込む。読み込んだレンズデータの内、レンズ
の開放FNoに関する情報を用いて<ERRORTH>のサブルー
チンにおいてAF精度スレッショルド(ETh)を決定す
る。この後、LCフラグの判定を行なう。被写体が低コン
トラストでない場合には、LCフラグがクリアされたまま
であるから、LCフラグがL"ならば、パルス<PULSE>の
ルーチンを呼びだし、レンズの駆動量を計算する。即
ち、この<PULSE>のルーチンでは、上記<AF>の動作
で求められたAF(測距)演算出力値を各交換レンズ毎の
距離移動量に変換するためにレンズデータ回路18から変
倍係数等の情報を読み取り、この読み取った変倍係数と
AF演算出力値により合焦点までの移動量に相当するパル
ス(アドレス信号)数を計算される。
このあと、前記AF演算出力値(ERROR)と前記AF精度ス
レッショルド(ETh)とを比較する第1のAFスレッショ
ルドにおいて、AF演算出力値(ERROR)が、AF精度スレ
ッショルド(ETh)未満であれば合焦と判断して<CALDI
ST>へ進む。そうでなければ、AFCNTのチェックへ進
む。AFCNTの値が8であれば、すでに8回のAF動作が行
なわれたことを示しており、これ以上AF動作を続けても
合焦不可能と考えて、OVフラグを“Hにして<CALDIST
>へ進む。AFCNTの値が8でない場場合、次に1である
か否かをチェックする。1であれば、LSTOPフラグのチ
ェックへ進む。LSTOPフラグが“H"であれば、すでにレ
ンズが終端にあてついているので、あてついた方向を示
すLDIRフラグと、これから移動しようとする方向を示す
DIRフラグとを比較し、両者が一致していれば、DIRフラ
グのチェックへ進む。ここで、DIRフラグが“H"であれ
ば、レンズの移動方向はレンズの無限側終端よりさらに
無限側を示していることになるので、この場合は合焦と
考えて<CALDIST>へ進む。一方、DIRフラグが“L"であ
れば、被写体はレンズの至近終端よりもさらに近い位置
にあることになり、この場合は非合焦と考えNフラグを
“H"にして<CALDIST>へ進む。また両者が一致してい
なければLSTOPフラグをクリアし、次に前記AF演算出力
値(ERROR)を前回ERROR格納用レジスタ(LERROR)に転
送し、移動方向を示すためのDIRフラグもレンズの終端
あてつき方向を示すLDIRフラグに転送する。
レッショルド(ETh)とを比較する第1のAFスレッショ
ルドにおいて、AF演算出力値(ERROR)が、AF精度スレ
ッショルド(ETh)未満であれば合焦と判断して<CALDI
ST>へ進む。そうでなければ、AFCNTのチェックへ進
む。AFCNTの値が8であれば、すでに8回のAF動作が行
なわれたことを示しており、これ以上AF動作を続けても
合焦不可能と考えて、OVフラグを“Hにして<CALDIST
>へ進む。AFCNTの値が8でない場場合、次に1である
か否かをチェックする。1であれば、LSTOPフラグのチ
ェックへ進む。LSTOPフラグが“H"であれば、すでにレ
ンズが終端にあてついているので、あてついた方向を示
すLDIRフラグと、これから移動しようとする方向を示す
DIRフラグとを比較し、両者が一致していれば、DIRフラ
グのチェックへ進む。ここで、DIRフラグが“H"であれ
ば、レンズの移動方向はレンズの無限側終端よりさらに
無限側を示していることになるので、この場合は合焦と
考えて<CALDIST>へ進む。一方、DIRフラグが“L"であ
れば、被写体はレンズの至近終端よりもさらに近い位置
にあることになり、この場合は非合焦と考えNフラグを
“H"にして<CALDIST>へ進む。また両者が一致してい
なければLSTOPフラグをクリアし、次に前記AF演算出力
値(ERROR)を前回ERROR格納用レジスタ(LERROR)に転
送し、移動方向を示すためのDIRフラグもレンズの終端
あてつき方向を示すLDIRフラグに転送する。
前に戻って、LSTOPフラグが“H"でない場合もLERROR,LD
IRフラグのセットへ進む。続いて、<MDRIVAF>ルーチ
ンを呼びだし、<PULSE>のルーチンで計算したパルス
数分だけDIRフラグで示される方向にレンズを移動させ
る。もしレンズ移動中にレンズ終端にあてついた場合、
レンズ駆動用モータ31への給電を中止し、LSTOPフラグ
を“H"にしてリターンする。また<MDRIVAF>のルーチ
ンを実行中は、AFENA信号を随時チェックする。従っ
て、もしレンズ駆動中にユーザーがレリーズ釦の第一段
目を動作させることを中止した場合には、メインCPU14
はAFENA信号を“H"から“L"に変化させるので、AFCPU22
はAFENA信号の“L"を検知したら直ちにレンズ駆動を中
止しリターンする。
IRフラグのセットへ進む。続いて、<MDRIVAF>ルーチ
ンを呼びだし、<PULSE>のルーチンで計算したパルス
数分だけDIRフラグで示される方向にレンズを移動させ
る。もしレンズ移動中にレンズ終端にあてついた場合、
レンズ駆動用モータ31への給電を中止し、LSTOPフラグ
を“H"にしてリターンする。また<MDRIVAF>のルーチ
ンを実行中は、AFENA信号を随時チェックする。従っ
て、もしレンズ駆動中にユーザーがレリーズ釦の第一段
目を動作させることを中止した場合には、メインCPU14
はAFENA信号を“H"から“L"に変化させるので、AFCPU22
はAFENA信号の“L"を検知したら直ちにレンズ駆動を中
止しリターンする。
<MDRIVAF>のルーチンからリターンしたら、まずAFENA
信号のチェックをし、AFENA信号が“L"であれば<CALDI
ST>へ進む。“H"であれば、<AF>のルーチンで求めた
AF演算出力値(ERROR)が、<ERRORTH>のルーチンで求
めたAF精度スレッショルド(ETh)の2倍以上か否かを
チェックする。即ち、基準値(第2のAFスレッショル
ド)との比較である。ここでAF演算出力値(ERROR)がA
F精度スレッショルド(ETh)の2倍以上なら、今回のDI
RフラグをLDIRフラグにセーブし、へ戻って2回目のA
F動作を始める。もし、AF演算出力値(ERROR)がAF精度
スレッショルド(ETh)の2倍未満なら、前回の駆動方
向フラグLDIRと、今回の駆動方向フラグDIRとを比較す
る。両者が一致していなければ、今回のDIRフラグをLDI
Rフラグにセーブし、へ戻って2回目のAF動作を行な
う。AF演算出力値(ERROR)がAF精度スレッショルド(E
Th)の2倍未満で、且つ前回の駆動方向フラグと今回の
駆動方向とが一致していれば、即ち、LDIR=DIRなら<D
ALDIST>のルーチンへ進む。
信号のチェックをし、AFENA信号が“L"であれば<CALDI
ST>へ進む。“H"であれば、<AF>のルーチンで求めた
AF演算出力値(ERROR)が、<ERRORTH>のルーチンで求
めたAF精度スレッショルド(ETh)の2倍以上か否かを
チェックする。即ち、基準値(第2のAFスレッショル
ド)との比較である。ここでAF演算出力値(ERROR)がA
F精度スレッショルド(ETh)の2倍以上なら、今回のDI
RフラグをLDIRフラグにセーブし、へ戻って2回目のA
F動作を始める。もし、AF演算出力値(ERROR)がAF精度
スレッショルド(ETh)の2倍未満なら、前回の駆動方
向フラグLDIRと、今回の駆動方向フラグDIRとを比較す
る。両者が一致していなければ、今回のDIRフラグをLDI
Rフラグにセーブし、へ戻って2回目のAF動作を行な
う。AF演算出力値(ERROR)がAF精度スレッショルド(E
Th)の2倍未満で、且つ前回の駆動方向フラグと今回の
駆動方向とが一致していれば、即ち、LDIR=DIRなら<D
ALDIST>のルーチンへ進む。
換言すれば、AF演算出力値(ERROR)がAF精度スレッシ
ョルド(ETh)の2倍未満で、且つ駆動方向フラグ(DI
R)が前回と同じであれば、今回得られたAF演算出力値
(ERROR)を最終値とし、今後はこの最終値をもとにレ
ンズを駆動してAF動作を終了し、合焦終了とする。つま
り、これ以降はフィードバックのかからないオープンル
ープ制御となる。このような制御が可能なのは、(i)
連続して同一方向へ駆動されるために、レンズ駆動系の
ガタは一方向へガタづめされた状態にあり、最終AF動作
も同一方向へ駆動されるので、ガタがキャンセルできる
ことと、(ii)合焦点近傍では、AF演算出力値とピント
面におけるデフォーカス量との相関は、極めて再現性が
良く、AF演算値の信頼性が高いこととによる。よって、
クローズドループにしなくても所期の合焦精度を得られ
るので、このステップ以降フィードバックのかからない
オープンループ制御として、すばやいAF動作を行ない合
焦スピードの向上を図る。
ョルド(ETh)の2倍未満で、且つ駆動方向フラグ(DI
R)が前回と同じであれば、今回得られたAF演算出力値
(ERROR)を最終値とし、今後はこの最終値をもとにレ
ンズを駆動してAF動作を終了し、合焦終了とする。つま
り、これ以降はフィードバックのかからないオープンル
ープ制御となる。このような制御が可能なのは、(i)
連続して同一方向へ駆動されるために、レンズ駆動系の
ガタは一方向へガタづめされた状態にあり、最終AF動作
も同一方向へ駆動されるので、ガタがキャンセルできる
ことと、(ii)合焦点近傍では、AF演算出力値とピント
面におけるデフォーカス量との相関は、極めて再現性が
良く、AF演算値の信頼性が高いこととによる。よって、
クローズドループにしなくても所期の合焦精度を得られ
るので、このステップ以降フィードバックのかからない
オープンループ制御として、すばやいAF動作を行ない合
焦スピードの向上を図る。
次に、AF演算出力値(ERROR)がAF精度スレッショルド
(ETh)の2倍未満でも前回と今回で駆動方向が違う場
合、今回の駆動によりレンズ駆動のガタは、前回と反対
側へガタづめされるから、ガタの影響がAF性能を劣化さ
せることとなる。このような場合は、前記したように今
回の駆動方向フラグDIRをLDIRフラグにセーブしてに
戻り再度AFするクローズドループの制御によりAF性能を
保障して所期の合焦精度を確保する。この場合でも次の
AF動作において、[i]LDIRとDIRが一致する同一方向
駆動で、且つAF演算出力値(ERROR)がAF精度スレッシ
ョルド(ETh)の2倍未満のときはオープンループへ移
行して、 [ii]レンズ駆動系のガタが小さくて、前記した第1の
AFスレッショルドを規定するERROR<EThを満足するとき
は即座に、合焦と判定され<CALDIST>のルーチンへ進
む。
(ETh)の2倍未満でも前回と今回で駆動方向が違う場
合、今回の駆動によりレンズ駆動のガタは、前回と反対
側へガタづめされるから、ガタの影響がAF性能を劣化さ
せることとなる。このような場合は、前記したように今
回の駆動方向フラグDIRをLDIRフラグにセーブしてに
戻り再度AFするクローズドループの制御によりAF性能を
保障して所期の合焦精度を確保する。この場合でも次の
AF動作において、[i]LDIRとDIRが一致する同一方向
駆動で、且つAF演算出力値(ERROR)がAF精度スレッシ
ョルド(ETh)の2倍未満のときはオープンループへ移
行して、 [ii]レンズ駆動系のガタが小さくて、前記した第1の
AFスレッショルドを規定するERROR<EThを満足するとき
は即座に、合焦と判定され<CALDIST>のルーチンへ進
む。
2回目以降のAF動作も1回目と同様であるが、AFCNTが
1であるか否かの判定においてはAFCNT≠1なので、AF
演算出力値(ERROR)が、AF精度スレッショルド(ETh)
の4倍以上か否かをチェックする。もし4倍未満であれ
ば、1回目同様LSTOPフラグのチェックへ進む。4倍以
上であれば、次に今回のAF演算出力値(ERROR)と、前
回のAF演算出力値(LERROR)とを比較し、ERROR≧LERRO
Rでなければ1回目同様LSTOPのチェックへ進む。もし、
ERROR≧LERRORが成り立てば、Mフラグを“H"にして<C
ALDIST>へ進む。これは、AF精度スレッショルドの4倍
以上というデフォーカス量の大きな範囲でAF演算出力値
が前回の値よりも大きくなるということは、被写体が高
速で移動しているためであり、これ以上AF動作を続けて
も無駄であると判断したからである。
1であるか否かの判定においてはAFCNT≠1なので、AF
演算出力値(ERROR)が、AF精度スレッショルド(ETh)
の4倍以上か否かをチェックする。もし4倍未満であれ
ば、1回目同様LSTOPフラグのチェックへ進む。4倍以
上であれば、次に今回のAF演算出力値(ERROR)と、前
回のAF演算出力値(LERROR)とを比較し、ERROR≧LERRO
Rでなければ1回目同様LSTOPのチェックへ進む。もし、
ERROR≧LERRORが成り立てば、Mフラグを“H"にして<C
ALDIST>へ進む。これは、AF精度スレッショルドの4倍
以上というデフォーカス量の大きな範囲でAF演算出力値
が前回の値よりも大きくなるということは、被写体が高
速で移動しているためであり、これ以上AF動作を続けて
も無駄であると判断したからである。
次に、被写体が低コントラストのために<AF>のルーチ
ンの中でLCフラグが“H"にセットされた場合について説
明する。<LENSRD>,<ERRORTH>ルーチンは同様に実
行するが、LCフラグの判定においてLCフラグが“H"であ
ればLLフラグの判定に進む。今、被写体が低輝度でな
く、LLフラグが“L"の場合には<LENSNF>へ進み、被写
体が低輝度でLLフラグが“H"であった場合(補助照明光
Sランプ27aを使用した場合)には、PANフラグの判定に
進む。PANフラグとは制御用のフラグであり、<AFSIN2
>のルーチンの最初にクリアされ、<SPOSITION>のル
ーチンの直前で“H"にセットされる。PANフラグが“H"
でなければ次にPANフラグを“H"とし、続いて<SPOSITI
ON>のルーチンを呼び出す。<SPOSITION>のルーチン
について、第7図を用いて説明する。
ンの中でLCフラグが“H"にセットされた場合について説
明する。<LENSRD>,<ERRORTH>ルーチンは同様に実
行するが、LCフラグの判定においてLCフラグが“H"であ
ればLLフラグの判定に進む。今、被写体が低輝度でな
く、LLフラグが“L"の場合には<LENSNF>へ進み、被写
体が低輝度でLLフラグが“H"であった場合(補助照明光
Sランプ27aを使用した場合)には、PANフラグの判定に
進む。PANフラグとは制御用のフラグであり、<AFSIN2
>のルーチンの最初にクリアされ、<SPOSITION>のル
ーチンの直前で“H"にセットされる。PANフラグが“H"
でなければ次にPANフラグを“H"とし、続いて<SPOSITI
ON>のルーチンを呼び出す。<SPOSITION>のルーチン
について、第7図を用いて説明する。
<SPOSITION>のルーチンは、AF用補助照明光Sランプ2
7aを用いたときに最も測距できる可能性が高い位置へ撮
影レンズを移動させるサブルーチンである。今、その位
置が絶対距離にしてXmの位置と仮定する。まず第1に、
<LENSRD>のルーチンで読み込んだ絶対距離係数a,bを
用いて、Xmの位置における絶対距離カウンタの値を逆算
する。次にこの値と現在の撮影レンズが停止している位
置における絶対距離カウンタの値とを比較し、現在位置
からの目標移動パルス数とレンズの移動方向とを算出す
る。次に<MDRIVAF>のルーチンで、撮影レンズを前記
補助照明光最有効位置へ移動し、リターンする。
7aを用いたときに最も測距できる可能性が高い位置へ撮
影レンズを移動させるサブルーチンである。今、その位
置が絶対距離にしてXmの位置と仮定する。まず第1に、
<LENSRD>のルーチンで読み込んだ絶対距離係数a,bを
用いて、Xmの位置における絶対距離カウンタの値を逆算
する。次にこの値と現在の撮影レンズが停止している位
置における絶対距離カウンタの値とを比較し、現在位置
からの目標移動パルス数とレンズの移動方向とを算出す
る。次に<MDRIVAF>のルーチンで、撮影レンズを前記
補助照明光最有効位置へ移動し、リターンする。
リターン後はに進み、2回目のAF動作を開始する。
Xmの位置においても、被写体が低コントラストの場合に
は、1回目同様、LLフラグのチェックおよびPANフラグ
のチェックに進むが、この時にはPANフラグはすでに
“H"にセットされているので、次にNFフラグのチェック
に進む。NFフラグとは<LENSNF>のルーチンを1回だけ
実行するための制御用フラグで、<AFSIN2>のルーチン
の最初でクリアされ、<LENSNF>のルーチンの直前でセ
ットされる。NFフラグが“H"でなければ、次にNFフラグ
を“H"にし、続いて<LENSNF>のルーチンを呼び出す。
<LENSNF>のルーチンはレンズを一旦、最至近位置まで
繰り出したのち、無限遠(∞)位置まで繰り込ませ、こ
のレンズの大幅な移動によって積極的に合焦不能をユー
ザーに知らせるものである。ただし、レンズ移動中に
は、常に被写体の低コントラスト判定を行なっており、
もし被写体が低コントラストでなくなった場合は、直ち
に移動を中止してリターンする。さらに、AFENA信号が
“H"→“L"に変化した場合も移動を中止し、リターンす
る。また、レンズが無限終端にあてついて停止した場
合、絶対距離カウンタ(レンズ距離環の無限遠(∞)位
置からの移動アドレス信号数をセーブするカウンタ)は
リセットされるとともに、LSTOPフラグを“H"にセット
する。
は、1回目同様、LLフラグのチェックおよびPANフラグ
のチェックに進むが、この時にはPANフラグはすでに
“H"にセットされているので、次にNFフラグのチェック
に進む。NFフラグとは<LENSNF>のルーチンを1回だけ
実行するための制御用フラグで、<AFSIN2>のルーチン
の最初でクリアされ、<LENSNF>のルーチンの直前でセ
ットされる。NFフラグが“H"でなければ、次にNFフラグ
を“H"にし、続いて<LENSNF>のルーチンを呼び出す。
<LENSNF>のルーチンはレンズを一旦、最至近位置まで
繰り出したのち、無限遠(∞)位置まで繰り込ませ、こ
のレンズの大幅な移動によって積極的に合焦不能をユー
ザーに知らせるものである。ただし、レンズ移動中に
は、常に被写体の低コントラスト判定を行なっており、
もし被写体が低コントラストでなくなった場合は、直ち
に移動を中止してリターンする。さらに、AFENA信号が
“H"→“L"に変化した場合も移動を中止し、リターンす
る。また、レンズが無限終端にあてついて停止した場
合、絶対距離カウンタ(レンズ距離環の無限遠(∞)位
置からの移動アドレス信号数をセーブするカウンタ)は
リセットされるとともに、LSTOPフラグを“H"にセット
する。
<LENSNF>のルーチンの次には、AFENA信号のチェック
が行なわれ、“H"でなければ<CALDIST>へ進む。“H"
であれば、再びに戻り通常のAF動作を開始する。ただ
し、この時、再び被写体が低コントラストであった場合
は、LLフラグのチェック、PANフラグのチェックを通っ
てNFフラグのチェックへ進むが、すでにNFフラグは“H"
にセットされているため、<LENSNF>のルーチンを再び
実行することなく<CALDIST>のルーチンへ進む。
が行なわれ、“H"でなければ<CALDIST>へ進む。“H"
であれば、再びに戻り通常のAF動作を開始する。ただ
し、この時、再び被写体が低コントラストであった場合
は、LLフラグのチェック、PANフラグのチェックを通っ
てNFフラグのチェックへ進むが、すでにNFフラグは“H"
にセットされているため、<LENSNF>のルーチンを再び
実行することなく<CALDIST>のルーチンへ進む。
<CALDIST>のルーチンは、レンズ距離環の無限遠位置
からの駆動パルス数をカウントするための絶対距離カウ
ンタの値と、レンズデータ回路18内の絶対距離係数とか
ら、被写体までの絶対距離を算出するルーチンで、求め
られた絶対距離はメインCPU14に送られる。
からの駆動パルス数をカウントするための絶対距離カウ
ンタの値と、レンズデータ回路18内の絶対距離係数とか
ら、被写体までの絶対距離を算出するルーチンで、求め
られた絶対距離はメインCPU14に送られる。
<AFSIN2>のルーチンはここで終了し、<AFSIN>のル
ーチンへリターンする。
ーチンへリターンする。
次に、前記第4図に示すフローにおいて、<AFSEQ>の
モードが選択された場合には、第8図に示す<AFSEQ>
のルーチンが呼び出される。この<AFSEQ>では、レリ
ーズ釦の第1段目の動作が行なわれると、このあと、EO
FAF信号がアクティブになるまでの第1回目のAF動作
は、前記<AFSIN>の場合と全く同じ動作を実行する。
つまり、<AFSIN>も<AFSEQ>も<AFSIN2>の動作が行
なわれ、合焦不能時には、積極的にレンズを異常駆動さ
せユーザに知らせる。
モードが選択された場合には、第8図に示す<AFSEQ>
のルーチンが呼び出される。この<AFSEQ>では、レリ
ーズ釦の第1段目の動作が行なわれると、このあと、EO
FAF信号がアクティブになるまでの第1回目のAF動作
は、前記<AFSIN>の場合と全く同じ動作を実行する。
つまり、<AFSIN>も<AFSEQ>も<AFSIN2>の動作が行
なわれ、合焦不能時には、積極的にレンズを異常駆動さ
せユーザに知らせる。
ところで、<AFSIN2>では、前述したように、ローライ
ト(低輝度)のときはSランプ27aを用いてAF動作のた
めの測距を補助するようにしているが、<AFSEQ>のモ
ードで、AF動作を連続させるときも、同様にSランプ27
aを使用するようにすると、Sランプ27aは<AF>におけ
るCCD積分動作の時間中に連続して点灯発光することと
なり、消費電流の増大およびSランプ27aの発熱による
効率低下が発生することになるとともに、合焦不能時に
レンズの異常駆動が連続して行なわれ、ユーザに対して
不安感を与えるものとなる。
ト(低輝度)のときはSランプ27aを用いてAF動作のた
めの測距を補助するようにしているが、<AFSEQ>のモ
ードで、AF動作を連続させるときも、同様にSランプ27
aを使用するようにすると、Sランプ27aは<AF>におけ
るCCD積分動作の時間中に連続して点灯発光することと
なり、消費電流の増大およびSランプ27aの発熱による
効率低下が発生することになるとともに、合焦不能時に
レンズの異常駆動が連続して行なわれ、ユーザに対して
不安感を与えるものとなる。
そこで、<AFSEQ>では、AF動作が1回実行されてEOFAF
信号がセットされたあと、AFENA信号を判別し、同信号
がアクティブであれば、レリーズ釦の第1段目の動作が
継続されていることであり、<AFSEQ2>のルーチンが呼
び出される。AFENA信中がノンアクティブであれば、レ
リーズ釦の第1段目の動作がオフ、若くは第2段目の動
作がオンに至ったものとしてリターンすることになる。
<AFSEQ2>では後述するように、合焦センサ20のCCD積
分、AFの演算およびレンズの駆動等が行なわれるが、レ
ンズの異常駆動による積極的合焦不能表示および測距の
ためのSランプ27aの点灯も行なわれない。そして、こ
の<AFSEQ2>の動作の結果、AFステータスフラグの判別
がなされ、同フラグが0であれば合焦OKの表示が行なわ
れ、0でなければ合焦不能の表示が行なわれる。合焦OK
の表示のあとは、EOFAF信号が発せられてレリーズ釦の
第2段目の動作による露出シーケンスの開始が可能とな
る。このEOFAF信号が発せられたあと、或いは合焦不能
の表示がなされたあとは、再度、AFENA信号のテストに
入るので、レリーズ釦の第1段目の動作をオンしつづけ
る限りは、<AFSEQ2>を中心としたAF動作が連続して行
なわれる。そして、AFENA信号がノンアクティブになっ
たとき、第4図に示すパワーオン・リセットのフローに
戻る。
信号がセットされたあと、AFENA信号を判別し、同信号
がアクティブであれば、レリーズ釦の第1段目の動作が
継続されていることであり、<AFSEQ2>のルーチンが呼
び出される。AFENA信中がノンアクティブであれば、レ
リーズ釦の第1段目の動作がオフ、若くは第2段目の動
作がオンに至ったものとしてリターンすることになる。
<AFSEQ2>では後述するように、合焦センサ20のCCD積
分、AFの演算およびレンズの駆動等が行なわれるが、レ
ンズの異常駆動による積極的合焦不能表示および測距の
ためのSランプ27aの点灯も行なわれない。そして、こ
の<AFSEQ2>の動作の結果、AFステータスフラグの判別
がなされ、同フラグが0であれば合焦OKの表示が行なわ
れ、0でなければ合焦不能の表示が行なわれる。合焦OK
の表示のあとは、EOFAF信号が発せられてレリーズ釦の
第2段目の動作による露出シーケンスの開始が可能とな
る。このEOFAF信号が発せられたあと、或いは合焦不能
の表示がなされたあとは、再度、AFENA信号のテストに
入るので、レリーズ釦の第1段目の動作をオンしつづけ
る限りは、<AFSEQ2>を中心としたAF動作が連続して行
なわれる。そして、AFENA信号がノンアクティブになっ
たとき、第4図に示すパワーオン・リセットのフローに
戻る。
上記第8図の<AFSEQ>のモードのフローチャートにお
いて、<AFSEQ2>のサブルーチンのプログラム動作は、
第9図に示すように行なわれる。
いて、<AFSEQ2>のサブルーチンのプログラム動作は、
第9図に示すように行なわれる。
まず、AFSEQモードでは1度EOFAF信号を“L"にしたらそ
れ以降の測距動作においてはSランプ27aを点灯しない
ようにするため<AFSEQ2>のルーチンの最初にSランプ
27aの使用を禁止し、続いてAFステータスフラグをクリ
アする。その後、<AF>のルーチンでAF演算出力値(ER
ROR)を算出し、レンズ移動方向をDIRフラグにセットす
る。ただし前述したように、たとえ被写体が低輝度であ
ってもSランプ27aは点灯しない。
れ以降の測距動作においてはSランプ27aを点灯しない
ようにするため<AFSEQ2>のルーチンの最初にSランプ
27aの使用を禁止し、続いてAFステータスフラグをクリ
アする。その後、<AF>のルーチンでAF演算出力値(ER
ROR)を算出し、レンズ移動方向をDIRフラグにセットす
る。ただし前述したように、たとえ被写体が低輝度であ
ってもSランプ27aは点灯しない。
次に、<LENSRD>のルーチンで、レンズデータ回路18に
入っているレンズ毎のデータを読み込み、続いて<ERRO
RTH>のルーチンにてAF精度スレッショルド(ETh)を決
定する。次に、AF精度スレッショルド(ETh)を2倍に
する。これは<AFSEQ>モードにおいては、すでに<AFS
IN2>のルーチンで合焦しているので、AF精度スレッシ
ョルド(ETh)の2倍程度の範囲で被写体が微動した場
合に撮影レンズが移動してレリーズ禁止の状態にならな
いようにしたためである。
入っているレンズ毎のデータを読み込み、続いて<ERRO
RTH>のルーチンにてAF精度スレッショルド(ETh)を決
定する。次に、AF精度スレッショルド(ETh)を2倍に
する。これは<AFSEQ>モードにおいては、すでに<AFS
IN2>のルーチンで合焦しているので、AF精度スレッシ
ョルド(ETh)の2倍程度の範囲で被写体が微動した場
合に撮影レンズが移動してレリーズ禁止の状態にならな
いようにしたためである。
次に、LCフラグの判定を行ない、LCフラグが“H"(低コ
ントラストによる測距不能状態)であればレンズを駆動
することなく<CALDIST>へ進む。LCフラグが“L"であ
れば、LSTOPフラグのチェックが進み、LSTOPフラグが
“H"、つまりレンズが無限側または至近側にあてついて
いる場合にはあてついた方向を示すLDIRフラグと、これ
から移動すべき方向を示すDIRフラグを比較し、一致し
ていなければ<PULSE>のルーチンへ進む。逆に、一致
していればDIRフラグのチェックに進む。ここでDIRフラ
グが“H"であれば、レンズの移動方向はレンズの無限側
終端よりさらに無限側を示していることになるので、こ
の場合は合焦と考えて<CALDIST>へ進む。一方、DIRフ
ラグが“L"であれば、被写体はレンズの至近終端よりも
さらに近い位置にあることになり、この場合は非合焦と
考えてNフラグを“H"にして<CALDIST>へ進む。
ントラストによる測距不能状態)であればレンズを駆動
することなく<CALDIST>へ進む。LCフラグが“L"であ
れば、LSTOPフラグのチェックが進み、LSTOPフラグが
“H"、つまりレンズが無限側または至近側にあてついて
いる場合にはあてついた方向を示すLDIRフラグと、これ
から移動すべき方向を示すDIRフラグを比較し、一致し
ていなければ<PULSE>のルーチンへ進む。逆に、一致
していればDIRフラグのチェックに進む。ここでDIRフラ
グが“H"であれば、レンズの移動方向はレンズの無限側
終端よりさらに無限側を示していることになるので、こ
の場合は合焦と考えて<CALDIST>へ進む。一方、DIRフ
ラグが“L"であれば、被写体はレンズの至近終端よりも
さらに近い位置にあることになり、この場合は非合焦と
考えてNフラグを“H"にして<CALDIST>へ進む。
前に戻って、LSTOPフラグが“H"でない場合には、<PUL
SE>のルーチンにおいて、目標移動パルス数を算出した
後、前記AF演算出力値(ERROR)と2倍された前記AF精
度スレッショルド(ETh)とを比較し、ERROR≧EThが成
り立たなければピントが合焦域にあると判断して<CALD
IST)のルーチンを実行してリターンする。ERROR≧ETh
が成り立てば、EOFAF信号を“H"にして、メインCPU14に
対してピントが合焦域からはずれていることを知らせ
る。次に、合焦OK表示LED24aと合焦不能表示LED24bをOF
Fし、レンズの移動方向を示すDIRフラグの内容を、前回
移動方向を示すLDIRフラグに転送する。続いて<MDRIVA
F>のルーチンを呼び出し、<PULSE>のルーチンで計算
したパルス数分だけDIRフラグで示される方向にレンズ
を移動させる。<MDRIVAF>のルーチンからリターンし
たら、まずAFENA信号をチェックし、“H"であればに
戻って同じことを繰り返す。“H"でなければ<CALDIST
>を実行してリターンする。
SE>のルーチンにおいて、目標移動パルス数を算出した
後、前記AF演算出力値(ERROR)と2倍された前記AF精
度スレッショルド(ETh)とを比較し、ERROR≧EThが成
り立たなければピントが合焦域にあると判断して<CALD
IST)のルーチンを実行してリターンする。ERROR≧ETh
が成り立てば、EOFAF信号を“H"にして、メインCPU14に
対してピントが合焦域からはずれていることを知らせ
る。次に、合焦OK表示LED24aと合焦不能表示LED24bをOF
Fし、レンズの移動方向を示すDIRフラグの内容を、前回
移動方向を示すLDIRフラグに転送する。続いて<MDRIVA
F>のルーチンを呼び出し、<PULSE>のルーチンで計算
したパルス数分だけDIRフラグで示される方向にレンズ
を移動させる。<MDRIVAF>のルーチンからリターンし
たら、まずAFENA信号をチェックし、“H"であればに
戻って同じことを繰り返す。“H"でなければ<CALDIST
>を実行してリターンする。
この<AFSEQ2>のルーチンにおいては、前記<AFSIN2>
のルーチンで行なっていた第2のAFスレッショルド、即
ち、前回の駆動方向フラグLDIRと今回の駆動方向フラグ
DIRが同一方向で、且つAF演算出力値(ERROR)がAF精度
スレッショルド(ETh)の2倍以下ならオープン・ルー
プの制御へ移行し<AFSEQ2>のルーチンを終る、という
ような特殊な処理はしていない。なぜなら、<AFSEQ2>
のルーチンにおいては、AF精度スレッショルドが(ETh
←2倍ETh)のステップで2倍に置きかえられているの
で、AF制御としては安定した動きが期待でき、且つレリ
ーズ半押し状態では<AFSEQ2>のルーチンを繰り返し連
続して行なうこととなり、常にフィードバックのかかる
AF制御をしている状態である。従って、オープンループ
制御に移行して合焦スピードを向上させる必要性に乏し
い。よしんば、合焦スピードを向上させようとして<AF
SIN2>のルーチンで行なっていたオープンループに移行
するフローチャートに変更しても、最終レリーズ(レリ
ーズ2段目がON)でのAF動作にて前回の駆動方向フラグ
LDIRと今回の駆動方向フラグDIRとが同一方向で、且つ
被写体の移動が微小の場合のみ有用であるが、その程度
はAF回数が1回減ずるだけだからである。
のルーチンで行なっていた第2のAFスレッショルド、即
ち、前回の駆動方向フラグLDIRと今回の駆動方向フラグ
DIRが同一方向で、且つAF演算出力値(ERROR)がAF精度
スレッショルド(ETh)の2倍以下ならオープン・ルー
プの制御へ移行し<AFSEQ2>のルーチンを終る、という
ような特殊な処理はしていない。なぜなら、<AFSEQ2>
のルーチンにおいては、AF精度スレッショルドが(ETh
←2倍ETh)のステップで2倍に置きかえられているの
で、AF制御としては安定した動きが期待でき、且つレリ
ーズ半押し状態では<AFSEQ2>のルーチンを繰り返し連
続して行なうこととなり、常にフィードバックのかかる
AF制御をしている状態である。従って、オープンループ
制御に移行して合焦スピードを向上させる必要性に乏し
い。よしんば、合焦スピードを向上させようとして<AF
SIN2>のルーチンで行なっていたオープンループに移行
するフローチャートに変更しても、最終レリーズ(レリ
ーズ2段目がON)でのAF動作にて前回の駆動方向フラグ
LDIRと今回の駆動方向フラグDIRとが同一方向で、且つ
被写体の移動が微小の場合のみ有用であるが、その程度
はAF回数が1回減ずるだけだからである。
次に、絶対距離の算出方法について説明する。絶対距離
カウンタには、レンズの無限遠(∞)位置からの移動量
に相当するパルス(アドレス信号)数がセットされるの
で、レンズ移動量を一次関数として近似できれば、計算
によって絶対距離を得られる。今、レンズ移動量(絶対
距離カウンタ)をY,絶対距離をXとすると、両者の関係
は(1)のように近似できる。
カウンタには、レンズの無限遠(∞)位置からの移動量
に相当するパルス(アドレス信号)数がセットされるの
で、レンズ移動量を一次関数として近似できれば、計算
によって絶対距離を得られる。今、レンズ移動量(絶対
距離カウンタ)をY,絶対距離をXとすると、両者の関係
は(1)のように近似できる。
Y=b/(X−a) ……(1) ここでa,bはレンズ固有の絶対距離係数である。従っ
て、各レンズに対してa,bを決定し、前記レンズデータ
回路18の情報として記憶しておけば、レンズ移動量より
絶対距離を求めることができる。従って、仮に撮影レン
ズがXmの位置にある時が、補助照明光が最も有効になる
とした場合、上記(1)式より目標とする位置までの撮
影レンズの移動量(Y)が逆算できる。
て、各レンズに対してa,bを決定し、前記レンズデータ
回路18の情報として記憶しておけば、レンズ移動量より
絶対距離を求めることができる。従って、仮に撮影レン
ズがXmの位置にある時が、補助照明光が最も有効になる
とした場合、上記(1)式より目標とする位置までの撮
影レンズの移動量(Y)が逆算できる。
また、これまで説明した実施例においては、被写体が低
輝度の場合に現在撮影レンズが停止している位置で1回
補助照明光を照射して測距動作を行ない、それにもかか
わらず測距不能であれば、撮影レンズを補助照明光が最
も有効な位置へ移動させるようにしている。しかし、1
回目の測距動作で測距不能が確実であるような場合、例
えば撮影レンズが補助照明光の有効位置から極端にはず
れた位置にある場合には現在撮影レンズが停止している
位置での補助照明光を用いての測距動作をせずに、直接
補助照明光が最も有効な位置に撮影レンズを移動させる
ようにしても良いことは勿論である。
輝度の場合に現在撮影レンズが停止している位置で1回
補助照明光を照射して測距動作を行ない、それにもかか
わらず測距不能であれば、撮影レンズを補助照明光が最
も有効な位置へ移動させるようにしている。しかし、1
回目の測距動作で測距不能が確実であるような場合、例
えば撮影レンズが補助照明光の有効位置から極端にはず
れた位置にある場合には現在撮影レンズが停止している
位置での補助照明光を用いての測距動作をせずに、直接
補助照明光が最も有効な位置に撮影レンズを移動させる
ようにしても良いことは勿論である。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、第2のAFスレッショ
ルドでオープンループ制御に移行するか、クローズドル
ープ制御を続けるかを判断しているので、合焦スピード
等の操作性能を劣化させないで、レンズ駆動系にガタが
あっても、高精度の合焦精度を得られる、しかもソフト
ウェアを若干追加するだけで可能となる、等の顕著な効
果を有する。
ルドでオープンループ制御に移行するか、クローズドル
ープ制御を続けるかを判断しているので、合焦スピード
等の操作性能を劣化させないで、レンズ駆動系にガタが
あっても、高精度の合焦精度を得られる、しかもソフト
ウェアを若干追加するだけで可能となる、等の顕著な効
果を有する。
第1図は、本発明の概念図、 第2図は、本発明が適用されるカメラシステムの電源供
給を主体とする電気回路のブロック図、 第3図は、上記第2図中のAFブロックを中心とした信号
の授受を示すブロック系統図、 第4図〜第9図は、上記第3図に示したAF用CPUを中心
としてプログラム動作を表したフローチャートである。 1……測距手段 2……合焦判定手段 3……合焦近傍検出手段 4……ズレ方向判定手段 5……焦点調節手段
給を主体とする電気回路のブロック図、 第3図は、上記第2図中のAFブロックを中心とした信号
の授受を示すブロック系統図、 第4図〜第9図は、上記第3図に示したAF用CPUを中心
としてプログラム動作を表したフローチャートである。 1……測距手段 2……合焦判定手段 3……合焦近傍検出手段 4……ズレ方向判定手段 5……焦点調節手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9119−2K G03B 3/00 A
Claims (3)
- 【請求項1】被写体光の結像位置とフィルム面とのズレ
量、ズレ方向を検出する測距手段を有し、その測距出力
に基づきレンズを駆動し、合焦判定手段によりズレ量が
所定値以下になったときに合焦と判断して合焦信号を出
力し、焦点調節動作を終了する自動焦点調節カメラにお
いて、 上記ズレ量と上記所定値よりも大きい基準値とを比較す
る合焦近傍検出手段と、 前回測距時のズレ方向と、前回の測距出力に基づいてレ
ンズ駆動した後に再度測距したズレ方向とを比較するズ
レ方向判定手段と、 上記測距手段の測距出力に基づきレンズを駆動するもの
であって、上記合焦近傍検出手段によりズレ量が上記基
準値内であり、ズレ方向判定手段により上記両ズレ方向
が等しいことを検出した時には次のレンズ駆動動作をも
って焦点調節動作を終了し、ズレ量が上記基準値内であ
り上記両ズレ方向が異なることを検出した時には次のレ
ンズ駆動動作後に再び測距を行なう焦点調節手段と、 を具備したことを特徴とする自動焦点検出装置。 - 【請求項2】上記所定値は、レンズ内の情報記憶部材に
記憶されていて、許容デフォーカス量に対応するように
なっていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の自動焦点検出装置。 - 【請求項3】上記基準値は、上記所定値の変化に応じて
変化するようになっていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の自動焦点検出装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61261692A JPH0690358B2 (ja) | 1986-11-01 | 1986-11-01 | カメラの自動焦点検出装置 |
US07/106,574 US4873543A (en) | 1986-11-01 | 1987-10-08 | Automatic focusing camera |
US07/364,656 US5030981A (en) | 1986-11-01 | 1989-06-12 | Automatic focusing camera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61261692A JPH0690358B2 (ja) | 1986-11-01 | 1986-11-01 | カメラの自動焦点検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63115119A JPS63115119A (ja) | 1988-05-19 |
JPH0690358B2 true JPH0690358B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=17365387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61261692A Expired - Lifetime JPH0690358B2 (ja) | 1986-11-01 | 1986-11-01 | カメラの自動焦点検出装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US4873543A (ja) |
JP (1) | JPH0690358B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2790249B2 (ja) * | 1988-11-17 | 1998-08-27 | オリンパス光学工業株式会社 | カメラシステム |
US5239332A (en) * | 1990-07-24 | 1993-08-24 | Nikon Corporation | Automatic focusing device of camera for moving object photography |
US5027148A (en) * | 1990-08-13 | 1991-06-25 | Eastman Kodak Company | Autofocus chip with reference level determination circuit |
US5563677A (en) * | 1992-01-09 | 1996-10-08 | Nikon Corporation | Auto focusing apparatus in a camera |
US5453784A (en) * | 1993-02-10 | 1995-09-26 | Krishnan; Arun | Imaging apparatus and method for determining range and determining focus information |
US5619032A (en) * | 1995-01-18 | 1997-04-08 | International Remote Imaging Systems, Inc. | Method and apparatus for automatically selecting the best focal position from a plurality of focal positions for a focusing apparatus |
JPH0926360A (ja) * | 1995-07-11 | 1997-01-28 | Nikon Corp | 測色装置 |
US8760563B2 (en) | 2010-10-19 | 2014-06-24 | Hand Held Products, Inc. | Autofocusing optical imaging device |
US8692927B2 (en) | 2011-01-19 | 2014-04-08 | Hand Held Products, Inc. | Imaging terminal having focus control |
FR3033902A1 (fr) * | 2015-03-20 | 2016-09-23 | Commissariat Energie Atomique | Procede et systeme de mise au point automatique d'une camera |
CN105120151B (zh) * | 2015-08-19 | 2017-12-05 | 浪潮集团有限公司 | 一种自动聚焦的方法及装置 |
CN106161941B (zh) * | 2016-07-29 | 2022-03-11 | 南昌黑鲨科技有限公司 | 双摄像头自动追焦方法、装置及终端 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55111926A (en) * | 1979-02-20 | 1980-08-29 | Ricoh Co Ltd | Automatic focus detector |
JPS6145211A (ja) * | 1984-11-26 | 1986-03-05 | Minolta Camera Co Ltd | カメラの合焦検出装置 |
JPS61165715A (ja) * | 1985-01-17 | 1986-07-26 | Minolta Camera Co Ltd | 自動焦点調節装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5964816A (ja) * | 1982-10-05 | 1984-04-12 | Olympus Optical Co Ltd | レンズ鏡筒 |
US4537487A (en) * | 1983-09-01 | 1985-08-27 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Automatic focus control system with backlash correcting arrangement |
US4671640A (en) * | 1984-08-09 | 1987-06-09 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Automatic focus control camera |
US4743931A (en) * | 1985-12-05 | 1988-05-10 | Olympus Optical Company, Ltd. | Apparatus for delivering distance information of camera |
-
1986
- 1986-11-01 JP JP61261692A patent/JPH0690358B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-10-08 US US07/106,574 patent/US4873543A/en not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-06-12 US US07/364,656 patent/US5030981A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55111926A (en) * | 1979-02-20 | 1980-08-29 | Ricoh Co Ltd | Automatic focus detector |
JPS6145211A (ja) * | 1984-11-26 | 1986-03-05 | Minolta Camera Co Ltd | カメラの合焦検出装置 |
JPS61165715A (ja) * | 1985-01-17 | 1986-07-26 | Minolta Camera Co Ltd | 自動焦点調節装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5030981A (en) | 1991-07-09 |
US4873543A (en) | 1989-10-10 |
JPS63115119A (ja) | 1988-05-19 |
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