JPS61165716A - 自動焦点調節装置 - Google Patents
自動焦点調節装置Info
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- JPS61165716A JPS61165716A JP1125085A JP1125085A JPS61165716A JP S61165716 A JPS61165716 A JP S61165716A JP 1125085 A JP1125085 A JP 1125085A JP 1125085 A JP1125085 A JP 1125085A JP S61165716 A JPS61165716 A JP S61165716A
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- G02B7/36—Systems for automatic generation of focusing signals using image sharpness techniques, e.g. image processing techniques for generating autofocus signals
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
1flLl盆I一
本発明は、カメラの自動焦点調節装置に関する。
1乳へ失」
従来、光軸に対して互いに対称な関係にある撮影レンズ
の第1と第2の領域のそれぞれを通過した被写体光束を
それぞれ再結像させて二つの像をつくり、この二つの像
の相互位置関係を求めて、結像位置の予定焦点位置から
のずれ量およびその方向(結像位置が予定焦点位置の前
側か、後側か、即ち萌ビンか後ビンか)を得るようにし
た焦点検出装置がすでに提案されている。このような焦
点検出装置の光学系は、第19図に示すような構成とな
っており、撮影レンズ(2)の後方の予定焦点面(4)
あるいはこの面からさらに後方の位置にコンデンサレン
ズ(6)を有し、さらにその後方に再結像レンズ(8)
(10)を有し、各再結像レンズの結像面には例えばC
CDを受光素子として有するフィンセンサを(12)の
面に配しである。ラインセンサ上の像は、第15図に示
すように、ピントを合わすべき物体の像が予定焦点面よ
り前方に結像する、いわゆる前ビンの場合、光軸(14
)に近くなり互いに近づき、反対に後ビンの場合、夫々
光軸(14)から遠くなる。ピントが合った場合、二つ
の像の互いに対応し合う二点の間の間隔は、ピント検出
装置の光学系の構成によって規定される特定の距離とな
る。したがって、原理的には二つの像の間隔を検出すれ
ばピント状態が分かることになる。 ところが、上記の焦点検出装置は、一定距離の同一被写
体に対して焦点検出動作を繰り返して複数回行う場合に
、距離検出方向と垂直な面内で被写体が位置を変えたり
、カメラ保持時に手振れによりカメラが微小振動したり
すると、検出結果は必ずしも一致せず、ある値を中心と
して若干のばらつきをもって分布する。すなわち、−回
の検出動作だけでは正確な焦点検出情報は得られないと
いう欠点があった。 このばらつきは、多数の受光素子からなる合焦検出素子
列の各素子の特性や配列の不均一性、処理回路の不安定
性に起因するものの他に検出素子面の照度分布く被写体
輝度分布に相当する)の測定に際して、列状に配列され
た検出素子群の配列ピッチによって合焦検出素子のもつ
空間周波数特性が決められ、ナイキストのサンプリング
定理に上って決まる空間周波数よりも高い周波数成分に
ついては正しい測定ができないことや、あるいは素子と
素子との間に存在する不感帯によって被写体の輝度分布
を不連続に測定することとなり不感帯域で輝度変化があ
っても検出できないことに起因している。 そこで、距離検出方向と垂直な面内で被写体が位置を変
えたりすると合焦検出素子面上に投影される被写体像の
パターンが変化し、相対的に合焦検出素子列における被
写体像のサンプリング位置も変化するために、検出素子
の上記要因により検出結果は一致しないことが起こり、
何回も同様な測定を繰り返すと、検出結果はある値を中
心に若干のばらつきをもって分布することになる6従っ
て、−回の検出動作で得られるデフォーカス量に基づい
て撮影レンズの焦点調節を行っても、調節精度は保証さ
れない。そのようなわけで、複数回合焦状態の検出を行
うことにより複数のデフォーカス量のデータを得てこれ
らの平均値を求め、この平均値に基づいて撮影レンズの
焦点調節を行うようにした装置が特開昭56−7881
1号公報で提案されている。しかしこの装置では、撮影
レンズを停止しておいて検出動作を繰り返し、平均値が
得られた後に撮影レンズの駆動が開始されるように構成
されているので速やかな焦点調節は行えなかった。そこ
で、本願出願人は特開昭58−58508号公報におい
で、撮影レンズを合焦位置に向けて移動させつつ焦点検
出を繰り返して行い、その際、撮影レンズの移動量をエ
ンコーグを用いで検出しておき、撮影レンズの移動中に
別々の位置で採取された各デフォーカス量のデータに撮
影レンズの移動量分の補正を施しで、各データをある一
つの位置を基準位置として採取されたものと見なせるデ
ータに変換し、変換後のデータから平均値を求めるよう
にした焦点調節装置を提案した。 この提案では各データに同一の重みをもたせて平均値が
算出されている。 また、長焦点距離レンズなどデフォーカス量が大きくな
りうるレンズを用いる場合には、焦点検出装置のデフォ
ーカス量検出連動範囲外の領域が発生する。この領域で
は、焦点検出装置は、被写体像のコントラストが低すぎ
るので焦点検出が不可能であると判断してしまう。そこ
で、本願出願人は特開昭59−182441号公報にお
いて、こういった場合には求まっているデフォーカス量
を無視してレンズを移動させてコントラストの高い位置
を探し出し、探し出せればレンズの移動を停止させて次
の焦、α検出を行うということを提案した。ところが、
この方法をとれば、低コントラスト時にはレンズを走査
駆動させコントラストの高い位置をみつければ必ずレン
ズが一旦停止してから再び合焦位置に向かって移動させ
られるという動作になってしまう。すなわち、この動作
であると、常にスムーズでかつ迅速な焦点調節を行うこ
とができないという欠点がある。 発明が解i しようとする問題係 ところが、このような自動焦点調節装置においては4t
T体のコントラストが低すぎると焦点検出が不可能にな
ったり精度が著しく悪化したりするうえに、焦点検出用
のラインセンサにCCDのごとき電荷蓄積型のイメージ
センサを用いると、その積分時間は被写体の輝度が低く
なるにつれて長くなる。従って、CCD積分中のレンズ
移動量も被写体の明るさに応じて変化するとともに、被
写体の明るさに応じて積分中の被写体像が変化するので
演算されるデフォーカス量自体の誤差も変化する。また
、レンズを移動させながら被写体像の積分を行うと、長
時間の積分時間が必要な時は、たとえ被写体が静止して
いても、CCDにとっては動いている像を積分している
ことと同等になり、デフォーカス量の演算に誤差を発生
しやすくなる。 もちろん、被写体が動いていればなおさらである。 すなわち、被写体が暗い時にレンズを移動させなからC
CDの積分を行うと、その結果のデフォーカス量の精度
は悪くなるということであり、また、結果がばらつくと
いうことにより、レンズの停止位置が決まらず、ひいて
は合焦までの時間がかかるということがありえる6一方
、被写体が明るければ、レンズを移動させつつCCDの
積分を行っても、積分時間が短いので精度を悪くするこ
とはまずない。 本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、上述のごとき低コントラスト時にもできるだ
けよい条件での焦点検出を可能とするとともに、被写体
の明るさによる焦点検出誤差を改善し、被写体が明るい
時には長焦点距離レンズなどデフォーカス量が大きくな
りうるレンズを用いてもスムーズで迅速な精度の良い自
動焦点調節が可能であり、かつ、被写体が暗い時にも精
度を悪化させることなく迅速な自動焦点調節が可能な装
置を提供することにある。 問題、ヴを解jするための手具−1 上記目的を達成するために、本発明は、被写体からの光
を受光する電荷蓄積型イメージセンサがら転送される蓄
積電荷に基づいて撮影レンズの焦点調節状態を演算し、
その結果に応じて該撮影レンズの自動焦点調節を行う自
動焦点調節装置において、被写体の輝度が所定以上か否
かを判別する輝度判別手段と、被写体のコントラストが
所定以上か否かを判別するコントラスト判別手段と、コ
ントラストが所定以下と判別されたときには、撮影レン
ズを移動させてコントラストが所定以上の位置を探し、
コントラストが所定以上の位置を探し出したときには、
被写体の輝度が所定以上の場合、撮影レンズを移動させ
つつイメージセンサの電荷の蓄積およびそれに基づく自
動焦点調節を行い、被写体の輝度が所定以下の場合、撮
影レンズをいったん停止させてイメージセンサの電荷の
蓄積および自動焦点調節を行う制御手段とを設けたこと
を特徴とする。 従って、本発明によれば、被写体のコントラストが低い
ときには撮影レンズを移動させてコントラストの高い位
置を探し、そしてコントラストが高い位置を探し出した
場合、被写体が明るいときは撮影レンズを移動させつつ
焦点検出を繰り返し行い、被写体が暗いときには撮影レ
ンズを停止させた状態で焦点検出を行う。 及−1−肚 本発明の実施例による自動焦点調節のためのカメラシス
テムの概略を第1図に基づいて説明する。 なお、本実施例では、本発明における被写体の明るさの
判定にCCDイメージセンサの積分時間を用いており、
被写体が暗い場合には後述の[1−cut 5bot7
ラグ」がセットされるように構成されているので、この
フラグに関連したところが本発明のポイントである。第
1図において、一点鎖線の左側はズームレンズ(LZ)
、右側はカメラ本体(BD)であり、両者はそれぞれク
ラッチ(106)(1()7)を介して機構的に、接続
端子(JLI)〜(JL5)(J B 1)〜(μB5
)を介して電気的に接続される。このカメラシステムで
は、ズームレンズ(LZ)の7オーカス用レンズ(FL
L ズーム用レンズ(ZL)、マスターレンズ(ML)
を通過した被写体光が、カメラ本体(BD)の反射ミラ
ー(ioa)の中央の半透光部を透過し、サブミラー(
109)によって反射されCCDイメージセンサ(FL
M)に受光されるように、その光学系が構成されている
。 インターフェース回路(112)は合焦検出モジュール
(AFM)内のCCDイメージセンサ(FLM)を駆動
したり、CCDイメージセンサ(FLM)から被写体デ
ータを取り込んだり、またこのデータをAFコントロー
ラ(113)へ送り出したりする。 AFコントローラ(113)はCCDイメージセンサ(
FLM)からの信号に基づいて、合焦位置からのズレ量
を示すデフォーカス量1ΔL1とデフォーカス方向(前
ピン、後ビン)との信号を算出する。モータ(Mol)
はこれら信号に基づいて駆動され、その回転はスリップ
機構(S L P )、駆動機構(LDR)、カメラ本
体側クラ・7チ(107)を介してズームレンズ(LZ
)に伝達される。尚、スリップ機構(SLP)はズーム
エン、l’(LZ)の被動部に所定以上のトルクがかか
ったときにすべっでモータ(Mol)にその負荷がかか
らないようにするものである。 ズームレンズ(LZ)において、7オーカス用レンズ(
FL)を駆動するための焦点調節部材(102)の内周
には雌へりコイドネジが形成されており、これにネジ嵌
合するように、レンズマウント(121)と一体となっ
た固定部(101)の外周に雄ヘリコイドネジが形成さ
れている。焦点調節部材(102)の外周には大歯車(
103)が設けられており、この大歯車(103)は小
歯車(104)、伝達(幾構(105)を介して、レン
ズ側クラッチ(106)に連結されている。これにより
、モータ(Mol)の回転が、カメラ本体のスリップ機
構(SLP)、本体側のクラッチ(107)、レンズ側
のクラッチ(106)、レンズ内の伝達Wi!f/1(
105)、小歯車(104)及び大歯車(103)を介
して、焦点調節部材(102)に伝達され、へりコイド
ネジによって7オーカス用レンズ(FL)が光軸方向に
前後に移動して焦点調節が行なわれる。また、エンX’
(FL)の駆動量をモニターするためのエンコーグ(E
NC)がカメラ本体(BD)の駆動機構(LDR)に連
結されており、このエンコーグ(ENC)からレンズ(
FL)の駆動量に対応した数のパルスが出力される。 ここで、モータ(Mol)の回転数をN M (rot
)、エンコーグ(ENC)からのパルス数をN1エンコ
ーグ(ENC)の分解能をρ(1/rot)、モータ(
Mol)の回松軸からエンコーグ(ENC)の取付軸ま
での機械伝達系の減速比をμP、モータ(MOl )/
n IFi 齢&l+ hs L fr / ’x 太
4k 側6 % 、−4−(1n 71までの機械伝達
系の減速比をμB、レンズ側クラッチ(106)から大
歯車(103)までの機械伝達系を減速比をμし、焦点
調節部材(102)のへりコイドリードをLH(m輸/
rot)、7オーカス用レンズ(FL)の移動量をΔd
(mm)とすると、N;ρ・μP−NM Δd =NM・μB・μL−LH 即ち、 Δd=N・μB・μL−LH/(P・μP)・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1)の関係
式が得られる。 また、レンズをΔcl(mm)だけ移動させたときの結
像面の移動量ΔL(mn+)と上記Δdとの比をK o
p =Δd/ΔL ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(2)で表わすと、式(1)(2)よ
り N:Kop・ΔL・ρ・μP/ (μB・μL−LH)・・・・・・・・・・・・・・・
・・・(3)の関係式が得られる。ここで、 KL”Koρ/(μL◆LH)・・・・・・・・・・・
・・・・(4)KB=ρ・μP/μB ・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・(5)とすると、 N=KB−KL・ΔL ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(6)の関係式が得られる。 尚、(6)式において、ΔLは信号処理回路(112)
からデフォーカス量1ΔL1とデフォーカス方向の信号
として得られる。また、(4)式のKI、は、ズームレ
ンズ(LZ)の変倍操fヤ用X−ムリング(ZR)の回
動操作により設定された焦点距離に対応してレンズ回路
(LEC)から出力される。 即ち、ズームリング(ZR)の回動位置に応じたデータ
をコード板(FCD)が出力し、このデータがレンズ回
路(、LEC)に送られ、このコード板(FCD)から
のデータに対応したアドレスに記憶されているKLのデ
ータが直列でカメラ本体の読取回路(LDC)で読取ら
れる。コード板(FCD)は、ズームリング(ZR)の
回動設定位置に対応したデータを出力するよう、コード
パターンが定められている。また、レンズ回路(LEC
)内に内蔵されたROMのような固定記憶手段には、ズ
ームリング(ZR)により設定される焦点距離に対応し
たKLのデータが、それぞれコード板(FCD)からの
データに対応したアドレスに予め固定記憶されている。 また、(5)式のKBはカメラ本体での前記滅連比μB
に応じて固定的に定められるデータであり、このデータ
KBはカメラコントローラ(111)が待っているに こで、カメラ本体側の読取回路(LDC)からレンズ側
のレンズ回路(LEC)へは、端子(JBI)(JLI
)を介して電源が、端子(J B2)(J LZ)を介
して同期用クロックパルスが、端子(JB3)(JL2
)を介して読込開始信号がそれぞれ送られる。 また、レンズ回路(L E C)から読取回路(LDC
)へは、端子(J L4)(J B4)を介してデータ
KLが直列で出力される。尚、端子(J B5)(J
L5)は共通のアース端子である。 レンズ回路(LEC)は、端子(J B3)(J L3
)を介して読込開始信号が入力すると、ズームリングの
回動設定による焦、α距離に対応したKLのデータを、
カメラ本体から端子(J BZ)(、J LZ)を介し
て入力されるクロックパルスに同期して、直列に読取回
路(LDC)へ出力する。そして、読取回路(LDC)
は端子(JB2)へ出力するクロックパルスと同じりa
ツクパルスに基づいて、端子からの直列データを読み取
って並列データに変換する。 カメラコントローラ(111)は、読取回路(LDC)
からのデータKLとその内部のデータKBとに基づいて
KL −KB=にの演算を行なう。AFコントa−ラ(
113)はインターフェース回路(112)からの被写
体像のデータを使ってデフォーカス量1ΔL1を求め、
このデフォーカス量1ΔL1と、カメラコントローラ(
111)からのデータにとに基づいて K・1ΔL l =N のnXW−を行ない、エンコーグ(ENC)で検出すべ
きパルス数を算出する。AFシコンローラ(113)は
、被写体像のデータを使って求めたデフォーカス方向の
信号に応じてモータドライバ回路(114)を通してモ
ータ(MOI)を時計方向或いは靜n鳥1+−七白lゆ
開齢へ −丁 ・ノ w−r/I:’N C)J+n
ムAFコントローラ(113)での算出値Nに等しい
数のパルスが入力した時点で、7オーカス用レンズ(F
L)が合焦位置までの移動量Δdだけ移動したと判断し
て、モータ(Mol)の回転を停止させる。 以上の説
明では、カメラ本体(BD)側にデータKBを固定記憶
させ、このデータKBにレンズからのデータKLを掛け
ることによりに=KL−KB の値を算出させていたが、K値の算出は上述のh法に限
定されるものではない。例えば、KB値が互いに異なる
複数種類のカメラ本体のいずれに対してもズームレンズ
が装着可能な場合、ズームレンズ(LZ)のレンズ回路
(LEC)から特定のKB値を有するカメラ本体に対応
した K 1=KL−KB 1 のデータを設定前、慨距離に応じて出力するようにする
。一方、この特定機種のカメラ本体では、カメラコント
ローラ(111)内のデータKBと、KL−KBの演算
は不要として読取回路(LDC)からのデータK 1を
AFシコンローラ(113)へ入力しておくようにし、
上記特定のKB値とは異なる値KB2(≠KBI)を有
する他カメラ本体に」二記レンズが装着されるときは、
カメラコントローラ(111)内に KB2/KBI のデータを持たせ、そして に2=に1・KB 2/KB 1=KL−KB 2の演
算を行なってKL−KB 2の値を得るようにしてもよ
い。 特に、7オーカス用レンズ(FL)が前述のようにズー
ム用レンズ(ZL)よりも前方に配置されている前群繰
出型のズームレンズの場合には、Kopの値は Kop=fl/l ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(7)fl:7
オーカ入用レンズの焦点距離 となり、1つのズームレンズについてのKL値またはに
値が非常に広範囲に変化する。この場合、レンズに記憶
するデータKL或いはKを、指数部のデータと有効数字
のデータ(例えば、8ビツトのデータであれば、上位4
ビツトを指数部、下位4ビツトを有効数字数とする)に
分け、カメラ本体の読取回路(LDC)で読取ったデー
タのうち下位4ビツトのデータを指数部のデータだけシ
フトさせてカメラコントローラ(111)へ入力するよ
うにすればKLまたはKの値が大幅に変化しても充分に
対応できる。 尚、上記第1図についての説明では、本発明の全体的な
機能および作用を理解しやすくするために本発明の装置
が回路ブロックの組合せによって構成されるように示し
たが、実際には、それらの回路ブロックの機能のほとん
どは、以下に述べるように1.マイクロコンピュータ(
以下、マイコンと称する)より達成される。 第2図は、本実施例のカメラ内の回路を概略的に示すブ
ロック劇である。 vIJ2図1.: t−f イテ、(MNS)l!電源
スイッチ、(POR)はその電源スィッチ(MNS)の
閉成に応じて後述のAFマイコン(MCI)及び制御マ
イコン(MC2)のリセットを行うパワーオンリセット
回路である。(Sl)はシャツタレリーズボタンの1段
押下(半押し)により閉成されるスイッチで、この閉成
によって測尤及び自動焦点調節の動作が開始される。(
S2)は該シャツタレリーズボタンの2段押下(押し切
り)によって閉成されるスイッチで、この閉成によって
露光動作が開始されろ。(S4)はフィルムの巻き上げ
が完了すると閉成されるスイッチである。 (MC2)は、第1図で示したカメラコントローラ(1
11)の働きをするもので、カメラのシステム全体の動
作をシーケンス的に制御するマイクロコンピュータ(以
下、制御マイコンという)である。 その端子(11)にはスイッチ(Sl)が接続され、端
子(■2)にはアンド回路を介してスイッチ(S2 )
(S 4 )が接続されている。(OSC)はその動作
用の発振回路である。(MCI)は、第1図で示したA
Fコントローラ(113)の働きをするもので、自動焦
点調節動作をシーケンス的に制御するマイクロコンピュ
ータ([F、AFマイコンという)である。演算された
焦点調節状態は表示用LED(LEDL>(LEDM)
(LEDR)のいずれかを点灯させることによってファ
イング−内に表示される。 (SAF/M)は自動焦点調節モード(以下、AFモー
ドという)と手動焦点調節モード(以下、n0nAFモ
ードという)との切り換えのためのスイッチで、閉成さ
れるとAFモード、開放されているとnonAFモード
となり、そのS A F/M信号は制御マイコン(MC
2)の端子(P T 6 )に入力される。ここで、n
onAFモードには、焦点調節状態の表示のみなされて
レンズは移動されないFAモードと、該表示もなされな
いMANUALモードとが設けられている。(SA/R
)は自動焦点調節の完了後にシャツタレリーズを行うA
F優先モードと、自動焦点調節の完了前でもスイッチ(
S2)の閉成に応じてシャツタレリーズを行うレリーズ
優先モードとを選択的に切り換えるスイッチで、閉成さ
れるとAF優先モード、開放されるとレリーズ優先モー
ドとなり、そのSA/R信号は制御マイコン(MC2)
の端子(P T 7 )に入力される。 (MDR2)はフィルムの巻き上げ、巻き戻し用のモー
タ(MC2)を制御するドライバ回路で、制御マイコン
(MC2)からのMM、MN信号によってモータ(MC
2)の回転方向、回転量を制御するものである。MM、
MN信号とモータ(MC2)の動作との関係を第1表に
示す。 (以下余白) 第1表 (E D O)はプログラムモード/シャッタ速度優先
モード/絞り優先モード/マユ1アルモードなどの露出
制御モードのうち手動により選択されたモードを制御マ
イコン(MC2)に伝達するとともに、そのモードによ
る露出制御に必要なシャッタ速度、絞り値、フィルム感
度、露出補正値などの情報をも制御マイコン(MC2)
に伝達するための露出制御設定回路である。(B S
1 )(B S 2 )はそのデータラインである。 (LMC)は測光回路で、そのANI信号はA/D変換
用基準電圧を示し、VRI信号はアナログの測光信号を
示し、これらはそれぞれ制御マイコン(MC2)の端子
(P T 7 )(P T 8 )に入力されている。 (EXD)は制御マイコン(MC2)内で演算された適
正露出値(シャッタ速度、絞り値など)を表示する露出
表示回路で、(BS3)はそのデータラインである。(
EXC)は、制御マイコン(MC2)内で演算された適
正露出値(ンヤッタ速度、絞り値など)及び設定された
露出値に応じて露出制御を行う露出制御回路で、(BS
4)はそのデータラインである。 (F L S )はカメラに装着された電子閃光装置内
の回路(以下、フラッシュ回路という)を示し、この回
路(FLS)は電子閃光装置がカメラに装着されると、
端子(S T 1 )(S T 2 )(S T 3
)(S T 4 )(ST5)及び(GND)によって
カメラ側の回路と接続される。このフラッシュ回路(F
L S )の詳細を第3図に示す。 第3図は、7ランシユ回路(F L S )を示し、同
図1こおいて、(20)はメインスイッチ、(22)は
電源電池で、メインスイッチ(20)が閉成されると電
源電池(22)の電圧はDC−DCコンバータ(24)
によって昇圧され、ダイオード(26)を介して主コン
デンサ(28)に供給される。(G N D )はアー
ス端子である。主コンデンサ(28)の充電電圧は充電
モニター回路(30)よってモニターされ、その電圧が
所定量に達すると充電完了検出回路(32)から充電完
了信号が出力され、これはアンド回路(34)を介して
端子(S T 2 )に伝達される。カメラ側では、こ
の充電完了信号を受けた後に、端子(S T 1 )を
介して発光開始信号を出力し、これによってトリが一回
路(36)がトリが−されて5CR(38)が導通し閃
光放電管(40)が主コンデンサ(28)のエネルギー
によって発光しはじめる。この発光開始信号は発光開始
モニター回路(42)にも入力され、この発光開始モニ
ター回路(42)は発光開始信号を受けると、アンド回
路(34)を閉じて充電完了信号の端子(S T 2
)への伝達を阻止する。カメラ側の測光回路(L M
C)によって適正露出に達したことが検出されると、カ
メラ側から端子(S T 3 )に発光停止信号を出力
し、発光停止回路(44)はこの発光停止信号を受けて
、閃光放電!(40)の発光を停止させる。 (44)は、被写体が暗いときに電子閃光装置から焦点
調節状態検出のための補助照明を行うように閉成される
AF補助光スイッチで、これが閉成されると端子(S
T 5 )から補助光による焦点検出のための照明が可
能であることを示すAF補助光OK信号が出力される。 そして、カメラ側でこの補助光を要すると判断した場合
は、端子(S T 4 )にAF補助光発光信号が入力
され、これによってトランジスタ(46)が導通し、補
助光用LED(48)が発光される。 第2図に戻って、(Sに)はカメラのシンクロスイッチ
、(FLB)は電子閃光装置の発光時間を制御する発光
制御回路である。(LEC)(LDC)は、それぞれ、
第1図と同様、レンズ内のレンズ回路及びカメラ内の読
取回路であり、カメラにレンズが装着されると両回路は
端子(J B 1 )〜(J B 5 )及び(J L
1 )〜(、JL5)によって互いに接続される。図
中、(VL)は電源、(RES)は読取開始信号、(C
L)はクロックパルス、(D A T A )はデータ
、(G)はアースをそれぞれ示す。読取回路(LDC)
には制御マイコン(MC2)の端子(S CK )から
クロックパルスが入力されており、該読取回路(LD’
C)は制御マイコン(MC2)の端子(TXD)から出
力されるシリアルデータ出力信号に応じて、その端子(
RXD)にレンズのデータをシリアルで入力する。 (FLM)は第1図図示のCCDイメージセンサ、(I
F 1 )はセンサ駆動用のインターフェース回路、
(MDRI)は第1図の(114)に相当し、レンズ駆
動用モータ(Mol)の駆動を制御するドライバー回路
、(ENC)は第1図と同様のエンコーグである。 第4図及び第5図は第2図の制御マイコン(MC2)の
動作を示す70−チャートである。以下この70−チャ
ートに基づいて第2図のシステムの動作を説明するが、
その前にまず本実施例で用いられる各7ラグの名称及ゾ
その内容について第2表及び第3表に示す。 (以下余白) 2− 制御マイコンMC2でイ するフラグ第4図にお
いて、まずスイッチ(Sl)が閉r&され端子(11)
に割込信号が入力すると制御マイコン(MC2)は動作
を開始する。まず、ステップS1で、レリーズ7ラグR
LFをクリアしておく。 このフラグは、カメラの撮影モードの連続撮影(以後連
写モードと呼、L:)と単発撮影(以後単写モードと呼
ぶ)との区別に用いるフラグである。ここで、連写モー
ドとは、カメラにワイングーを装着することによって一
度のスイッチ(S2)のONで続けて写真がとれるモー
ドを指し、単写モードとは、一度のスイッチ(S2)の
ONに対し一枚の撮影ができるモードを指す。次に82
で制御マイコン(MC2)の端子(Xout)からAF
vイコン(MCI)にAFマイコン駆動クりックCKを
供給する。次に83でシリアル入出力動作を複数回行な
ってレンズ回路(LEC)から複数のデータを取込んで
、自動焦点調節に必要な変換係数(KROM)、近赤外
光と可視光との合焦位置の補正用データ(ΔIR)、バ
ックフラッシュデータ(BKLSH)、AF(自動焦点
調節)又はFA(焦点調節状態表示)のための焦点検出
演算が可能かどうかを判断するためのAFF開放F値(
AFAVo)、レンズ装着の判別(LENSF)、AF
用シカプラー軸有無(AFCF)、焦点検出可能なレン
ズかどうか(FAENL)の各信号を制御マイコン(M
C2)内のメモリに保存しておく。 ステップS4では
露出制御などのための設定データを出力する露出制御値
設定回路(EDO)からのデータを取り込む。これには
、露出に関したデータと単写又は速写モードの別が含ま
れている。S5では制御マイコン(MC2)の端子(P
TI)から出力されるAFSF号をLou+″にする。 これはAFマイコン(MCI)の割り込み端子(I N
T 1 )に入力されており、この信号の立ち丁りによ
ってAFマイコン(MCI)は動作を開始する。同時に
端子(PT2)からのINREL信号はHigh″とし
ておく。これはAFマイコン(MC1)の割り込み端子
(INT2)に入力されているが、割り込みは立も下り
でかかるため、この割り込みはかがらない。 第4図の70−チャートではS5から5IO1S22か
ら83へとループしてくる場合がある。 ループ中に85を通過した場合には、何度もAFSF号
は立ち下がりINREL信号は立ち上がるが、すでにA
FSF号は”Low”、INREL信号はHigh″で
あるのでAFマイコン(MCI)へは割り込みはかから
ない。AFマイコン(MCI)の動作がスタートすると
、制御マイコン(MC2)からAFマイコン(MCI)
の動作のための設定データや、レンズからのデータがシ
リアIしで送られる。 制御マイコン(MC2)の端子(S CK )からのク
ロック信号に同期させて、制御マイコン(MC2)(7
)i子(T X D )からシリアルで8ビツトデータ
が5バイト、第4表のような内容が出力され、AFマイ
コン(MCI)の端子(T X D )に入力される。 (以下余白) 第4表 87−BOは各ビットを示す。 制御マイコン(MC2)は、AFマイコン(MC1)の
端子(pH)から制御マイコン(MC2)の端子(PT
4)へ出るDTRQ信号をデータ要求のか図とみて、デ
ータ出力を開始する。制御マイコン(MC2)ではS6
でこのDTRQ信号が”Low”になるのを待ち、”L
ow″になればS7へ進み、データを送る。S7のAE
SIOはAFマイコン(MC1)へマイコンの動作モー
ドを決めるためのデータを作り、シリアルでデータを送
る部分であるが、第5図に別ルーチンとして示しである
。 第5図のステップS29から始まるAESIOのルーチ
ンの最初はまず、AFFL、RbY、DRlAFC,F
、AENの各信号の入っている制御マイコン(MC2)
の第5シリアルデータのRAMをクリアしておく、S3
0.S31.S32ではFAEN信号を決める。まずS
30でレンズ回路(LEC)から米るデータのLENS
F信号を見て、LENSF=0でレンズなしという信号
になっていれば、FAEN信号はO″のまま833へ進
む。 レンズが装着されていてLENSF=1の場合、FAE
NL信号が”1″すなわち焦点検出可能のレンズであれ
ば、332へ進みFAEN信号を1″にしておき、FA
ENL信号が”O″ならFAEN信号は0″のままとな
る。 次に333がら335ではAFCF号を決める。 833で端子(P T 6 )に入力されるS A F
/M信号を見る。S A F/M信号は、カメラ外部か
らカメラレンズを自動焦点調節させるか否かを決めるス
イッチで、High″であればAFモード(カメラ本体
内で装着された撮影レンズの焦点調節状態を検出し、そ
の結果に応じて撮影レンズの焦点調節を自動的に行うモ
ード)、”Lou+”であればnO0ロAFモードなる
。S33でS A F/M信号が”O”であれば、AF
C信号は”0″のままS36へ進み、1”であれば83
4に進みレンズからのデータのAFCF信号を見る。S
34でAFCF信号が”1″て゛あればレンズにAF用
のカプラー袖があるということで、S35でAFC信号
を1″lこしておく。ナなわへ、レンズにAF用のカプ
ラー紬があI)かつカメラの動作スイッチ(SAF/M
)が閉成されてAF側にある時に、AFC信号が”1”
になり、これ以外は0″としておく。 336、S37でカメラの駆動モードの設定が連写モー
ドであれば、DR倍信号1″にし、単写モードであれば
DR倍信号0”のままとなる。次に838.S39でカ
メラに装着された電子閃光装置からの信号をチェックし
、電子閃光装置がカメラに取り付けられて、AF用補助
光スイッチ(44)が入っていれば7ランシユ回路(F
L S )の端子(S T 5 )がHigl+”状
態になって端子(PTII)に入り、338でPT11
=”High”であれば、S39でAFFL信号を1″
にしておく。これは、AFマイコン(MCI)に対して
はAF用補助光発光可能という信号になる。(詳細は後
述する。)S40.S41ではRDY信号をセットする
。 電子閃光装置の充電が完了すれば7ランシュ回路(FL
S)の端子(S T 2 )がHigh”状態になり、
これが端子(P T 9 )に入力されているのでS4
0でPT9=″High″であればS41に進みRDY
信号を1″にセットする。この信号も後述する補助光を
用いる焦点検出時(以下、補助光AFモードという)に
使用する。そして、S42でレンズから送られてきたデ
ータをAFマイコン(MCI)へ送り出すためにシリア
ル転送用レジスタにセットする。S43ではシリアル転
送開始のためのC3AF信号を”High”にする。こ
れは、AFマイコン(MCI)からのシリアル伝送要求
のDTRQ信号に返答したものでC3AF信号が”Hi
gh″にナルト、AFマイコン(MCI)がシリアルデ
ータの取り込みを始める。そして、S44で8ビ・ノド
5・fイトのデータをAFマイコン(MCI)へ転送す
る。Sイ5でC3AF信号”LO−”にもどしてシリア
ル転送が終了する。 次に第4図のメインルーチンにもどって、次のステップ
S8へ進む。ここでは測光回路(LMC)から、測光出
力のANI信号とA/Di換用基準用基準電圧I信号と
を取り入れて、測光出力をA/D変換し、露出演算に必
要なデータとして用意しておく。次に89で定常光用、
7ラツシエ光用の露出演算を行う。次のSIOでは制御
マイコン(MC2)の端子(I2)が′″l、ow″に
なっているかどうかをチェックし、レリーズされたかど
うかを見る。シャッタがチャーンされ、スイッチ(S4
)がONの状態でレリーズボタンが2段押しされ、スイ
ッチ(S2)がONになれば、端子(I2)は”■、0
1になっているはずである。端子(I2)が”Higb
”であれば、レリーズされていないので325へ進む6
S25ではレリーズ7ラグRt、 Fをクリアしておく
。そして、ステップS26では電子閃光装置から充電完
了信号がきているかどうかを判別し、充電完了信号がき
ている場合にはS27に進みフラッシュ尤撮影用データ
を表示R(E X D )に送り、充電完了信号が来て
いなければ328に進み定常光撮影デー タを表示部(
E X D )に送って表示しステップS22に移行す
る。そしてステップS22ではスイッチ(Sl)が閉成
されたままで端子(工1)がLow″になっているかど
うかを判別してLow″になっていればステップS3に
戻って前述と同様の動作を繰り返す。 一方、ステップS22で端子(11)がHigh″にな
っていることが判別されると、323へ進み、AFマイ
コン(MCI)の動作をストップさせる。 ストップのさせ方は、AFマイコン(MCI)の端子(
INTI)にAFS信号で割り込みをかける。 AFS信号によるAFマイコン(MCI)のスタートと
、AFS信号によるストップのためのわりこみと区別す
るために、ストップ用割り込みは立ち下がり後50μs
未満で再び立ち上がるようにしている(第17図(B)
参照)。なお測光のみの70−826〜328から割り
込みがかかる時はAFS信号は”Lou+”であるので
、ストンプ信号は一旦”HiH1+″どなってから立ち
下がり、レリーズの70−Sll〜S21から割り込み
がかかる時はAFS信号はHigl+”であるのでスト
ップ信号はその立ち下がりとなる。この割り込みによっ
てAFマイコン(MC1)はストップモードに入り、自
動焦点調節動作も止まる。S24では表示部(EXD)
の露出表示を消し、制御マイコン(MC2)は動作を停
止する。 次に測光を繰り返し、70−がループしている最中にレ
リーズされれば、端子(■2)が″J、o田゛となる。 すると810のチェックで分度はSli。 進む。人にレリーズ7ラグRLFをチェ7りし1であれ
ば326へ進む。これは、単写モードで1度レリーズさ
れていればS21〜822でレリーズ7ラグRLFが1
にセットされでおり、レリース′ボタン2段押して・ス
イッチ(S2)がONになっている状態のままでは、再
びレリーズされない。 ・ノj、スイッチ(Sl)をONにしたままスイッチ(
S2)をOFFした場合には、ステップSIOから32
5へ進み、レリーズ7ラグRLFがクリアされる。すな
わち次に再びスイッチ(S2)がONになった場合には
、Sllがら812へ進みレリーズされることになる。 次に812で、端子(P T 7 )に入力されている
AF優先/レリーズ優先の切り換え信号をチェックする
。ここでAF優先モードとは、スイッチ(S2)をON
にしていても自動焦点調節でピント合わせが完了して初
めてレリーズをするモードで、レリーズ優先モードとは
、自動焦点調節中ピントが合わなくてもスイッチ(S2
)が閉成されればいつでもレリーズするモードである。 S12ではSA/R信号が”Higb″であればAF優
先モードとなりS13へ進み、AFE信号をチェックす
る。 これは、AFマイコン(MCI)の端子(PI3)がら
出力される信号で、AFマイコン(MC2)が焦点検出
して合焦であると判断した時に”Higb”になる信号
である6S13は合焦状態がどうかを判断していること
になる。そして、合焦であればAFE侶号は1”であワ
S14に進み、レリーズに入る。S13でAFE信号が
′0”であれば826へ行きレリーズされない。−か8
12でレリーズ優先モードであればS14へ進みレリー
ズされる。 812でチェックするSA/R信号は、カメラに取り付
けられているスイッチの手動選択に応じた(7y Pで
あるが、これは又、不図示のセルフタイマースイッチに
も連動されており、セルフタイマーが起動されると、A
F優先モードの状態にスイッチがあっても、レリーズ優
先モードに切り換わる。 セルフタイマ一時はレリーズ優先モードとなるわけであ
る。なおセルフタイマー使用時は、S14と315の開
に不図示のセルフタイマー用時間持ち、例えば、10秒
間の時間待ちが入る。又、端7−(P T 7 )には
、カメラボディに設けられたスイッチ(SA/R)が接
続されているが、これをカメラボディの外部へ出して、
外部コントローラ(例えばコントローラプル裏、「た)
或いはリモコン用のレシーバ−等にゆだねてもよい。 次に814ではAFマイコン(MCI)に対し端子(P
T 2 )からレリーズしたというINREL信号を
出す。INREL信号はAFマイコン(MCI)のわり
こみ端子(INT2)に入力され、この信号の立ち下り
によって割り込みがかかり、A Pマイコン(MCI)
は、レリーズルーチンへ飛ぶ。 そして自動焦点調節中でレンズ駆動中であっても動作を
止めて、表示も消し、レリーズ終了を待つ。 S14では、次のレリーズ終了と、AFマイコン(MC
IJの動作開始に備えて、AFS信号をHigI+”に
しておく。次にステップS15に移行してフラッシュ回
路(F L S )から充電完了信号が入力しているか
どうかを端子(P T 9 )を見て判別し、入力され
ていればS16へ進み閃光撮影用の露出制御データを露
出制御回路(EXC)に送り、充電完了信号が入力して
いなければS17で定常充用の露出制御データを露出制
御回路(EXC)に送る。 そして、318で露出制御動作を開始させる。 露出制御動作が終わればS19でフィルムの自動巻き上
げ動作を行う。そして、820.S21で前述したレリ
ーズ7ラグRLFを、単写モードの時に1″をセットし
S22へ進む。そして依然としてスイッチ(Sl)が閉
成され、制御マイコン(MC2)の端子(11)がLo
w″であればステップS3に移行してデータ取り込み、
演算・表示動作を繰り返し、スイッチ(Sl)が閉成さ
れてなければ前述のステップ823に移行して前述と同
様の動作を行なった後、制御マイコン(MC2)は動作
を停止する。以上で、制御マイコン(MC2)の70−
の説明をおわる。 第6図は、本実施例のインターフェース回路(IFI)
の詳細を示す回路図である。以下、この回路についてそ
の動作と共に説明する。 シャツタレリーズボタンの一段押しで閉成されるスイッ
チ(Sl)のONが制御マイコン(MC2)によって検
知されると、制御マイコン(MC2)からの信号に応じ
てAFマイコン(MCI)は焦点調節の動作を開始する
。 まず、AFマイコン(MCI)からのros信号がLo
Ill″にされ、AFマイコン(MCI)からインター
フェース回路(IFI)へ向かってNBφ〜NB3の信
号が出力される方向のデートが開く。そして、AFマイ
コン(MCI)からCCDイメージセンサ(FLM)に
パルス状の積分クリア信号IC(、IJtNB2の信号
として出力され、これによりCCDイメージセンサ(F
LM)の各画素が初期状態にリセットされると共に、C
CDイメージセンサに内aされた輝度モニター回路(M
C)の出力AGCO8が電源電圧レベルにリセットされ
る。又、AFマイコン(MCI)はこれと同時に端子(
NB5)から″Higl+″レベルのシフトパルス発生
許可1号5HENを出力する。そして、積分クリア信号
ICGが消えると同時に、CCDイメージセンサ(FL
M)内の各画素では光電流の積分が開始され、同時に輝
度モニター回路(MC)の出力AGCO6が被写体11
度に応じた速度で低下し始めるが、CCDイメージセン
サに内蔵された基準信号発生回路(R6)からの基準信
号出力DO3は一定の基準レベルに保たれる。AGCコ
ントローラ(40f3)はAGCO8′+:DoSと比
較し、所定時間(焦点検出時には100 +n5ec、
)内にAGCO8がり。 Sに対してどの程度低下するかによって、利得可変の差
動アンプ(408)の利得を制御する。又、AGCコン
トローラ(4,06)は積分クリア信号ICGの消滅後
、所定時間内にA G COSがDoSに対して所定レ
ベル以」−低下したことを検出すると、その時″Hig
l+″レベルのTINT信号を出力する。このTINT
信号はアンド回路(A N )及びオア回路(OR1)
を通ってシフトパルス信号出力回路(410)に入力さ
れ、これに応答してこの回11M(410)からシフト
パルスSHが出力される。 又、TINT信号はオア回路(OR2)を通ってNB4
信号としてAFマイコン(MCI)に取り込まれ、AF
マイコン(MCI)はこの信号によってCCDイメージ
センサの積分終了を知る。このシフトパルスSHがCC
Dイメージセンサ(FLM)に入力されると、各画素に
よる充電流積分が終わり、この積分値に応じた電荷がC
CDイメージセンサシフトレジスタの対応するセルに並
列的に松送される。一方、APマイコン(MCI)から
のクロックパルスC,Lにもとづいて、センサ駆動パル
ス発生回路(412)からは位相が180°ずれた2つ
のセンサー駆動パルスφ1.φ2が出力され、CCDイ
メージセンサ(FLM)に入力されて0る。 CCDイメージセンサ(FLM)はこれらのセンサ駆動
パルスのうち、φ1の立上りと同期してCODシフトレ
ノスタの各画素の電荷を1つずつ端方・ら直列的に排出
し、画像信号を形成するO8信号が順次出力される。こ
のO8信号は対応する画素への入射光強度が低1.S程
高−1電圧となっておi)、減算回路(414)がこれ
を上述の基準信号DO3から差し引いて、(DoS−O
3)を画素信号として出力する。尚、積分クリア信号I
CGの消滅後TINT信号が出力されずに所定時間が経
過すると、AFマイコン(MCI)は端子(NBφ)か
ら”High″レベルのシフトパルス発生N令信号S
HMを出力する。したがって、積分クリア信号ICGの
消滅後面定時間経過してもAGCコントローラ(406
)から″Higl+″レベルのTINT信号が出力され
ない場合は、このシアトノくルス発生指令信号SHMに
応答して、シフトパルス発生回路(=110)がシフト
パルスSHを発生する。 一方、上述の動作において、AFマイコン(MC1)I
土CCI′)イメージセンサの第7番目から第10番目
ま?の画素に対応する画素信号が出力されるときに、サ
ンプルホールド信号S / Hを出力する。CCDイ〆
−ノセンサのこの部分は暗出力成分を除去する目的でア
ルミマスクが施され、CCDイメージセンサの受光画素
としては遮光状態になっている部分である。一方。サン
プルホールド信号によって、ピークホールド回路(41
6)はCCDイメージセンサのアルミマスク部に対応す
る出力O8とDO6との差を保持し、以降この差出力と
画素信号とが可変利得アンプ(408)に入力される。 そして、可変利得アンプ(408)は画素信号とその差
出力の差をAGCコントローラ(4C)6)により制御
された利得でもって増幅し、その増幅出力がA/D変換
器(418)によってA/D変換された後、画素信号デ
ータとしてAFマイコン(MCI)に取込よれる6 画素信号データが取り込まれる時は、AFマイコン(M
CI)からの信号IO3がHiHI+″になり、インタ
ーフェース回路(IFI)からAFマイコン(MCI)
へ向かってNBφ〜NB3の信号が出力される方向のデ
ートが開く。A/D変換回路(418)のA/D変換は
8ビツトで行なわれるが、AFマイコン(MCI)へは
上位、下位の4ビツトずつ転送される。この上位と下位
の4ビツトの切り換えタイミングはEOC信号によって
行なっている。EOC信号はTINT信号とオア回路(
QR2)でオアをとられて、NB4信号としてAFマイ
コン(MCI)へ入力される。AFマイコン(MCI)
は、このNB4信号の″HiHI+″状態、”Lou+
″状態のタイミングによってNBφ〜NB3がら画素信
号データを取り込むことになる。又、このNBφ〜NB
3がらは、画素信号データの取り込みが開始される萌に
、AGCコントローラ(40f3)からAGCデータも
取り込むようになっている。 このAGCデータは、後述するように、判定レベルとし
て使われる。なお、ほかに、AFマイコン(MCI)の
端子(NBi)から出力されるSφ倍信号、CCDイメ
ージセンサのイニシャライズと、被写体光を積分する通
常動作とを切り換えるための信号である。 この後、AFマイコン(MCI)は、この画素信号デー
タを内部のメモリに順次保存するが、イメージセンサの
全画素に対応するデータの保存が完了すると、それを用
いて所定のプログラムに従って焦点ズレ量及びその方向
を算出し、表示回路にそれらを表示させると共に、一方
ではレンズ駆動装置を焦点ズレ量及びその方向に応じて
駆動し、撮影レンズの自動焦点調節を打う。 本実施例においては、CCDイメージセンサ(FL M
)の積分、データグンプ、及び合焦検出演算がくり返
し行なわれており、精度の向上がはかられている。 第7図〜第16図は、AFマイコン(MC! )の動作
を示す70−チャートである。まず、第5−1.2.3
表にこの70−チャート内で使用するフラグを示してお
く。 (以下余白) 5−I AFマイコンMCI で するフラグ
PjIJ52表 AFマイコン(MCI)内で使用する
フラグ(以下余白) APマイコン(MCI)の動作のスタートとしては4つ
の入口がある。つまり、電源投入時すなわちfpJ2図
のAFマイコン(MCI)の端子(CLRl)にRES
信号が来た時にスタートする「REsETJ(第7図の
ステップ#1)、制御マイコン(MC2)の端子(PT
I)からAF動作(自動焦点調節動作)又はFA動作(
焦点検出動作)をスタートすべく出すAFS信号がAF
マイコン(MCI)の端子(I NT 1 )に入力さ
れることによりスタートするrINTlsJ(第7図の
ステップ#8)、制御マイコン(MC2)の端子(PT
2)からAPマイコン(MCI)ヘレリーズしたことを
知らせるべく出すINREL信号がAFマイコン(MC
I)の端子(INT2)に入力されることによりスター
トする「INT2SJ(!R8図)X テノ7’ #
27 )、エンコーダ(ENC)からのps倍信号AF
マイコン(MC1)の端子(INT3)に入力されるこ
とによりスタートする[INT3SJ(第16図のステ
ップ井252)がこれら4つに当たる。自動焦点調節動
作の70−のメインルーチンは第7図のステップ#8の
「I NT I SJから始まり第9図のステップ#3
3の[AFsTARTI、第10図のステップ#44の
rcDINTsJを通り、第11図のステップ#86の
「MAINIJへ流れる。「MArNIJからは大きく
分けて3つに分かれ、第13図のステップ#165の「
LOWCoN」から始まる被写体のコントラストが低い
ローコントラスト時の70−と、fIIJ14図のステ
ップ#238の[LSl〜VEJから始まる補助光AF
モード(暗くて焦点検出が不可能な時に、補助光用LE
D(48)で被写体を照明して焦点検出をするモードの
こと)時の70−と、第11図のステップ#91のrN
L。 CIJから始まる被写体のコントラストが充分に高い通
常AFモモ一時の70−とになる6又サブルーチンとし
ては第15図のステップ#241のrsIO8ETJ−
r始マル制御マイ:l ン(MC2)’rらのシリアル
データを入力し処理する70−と、第14図のステップ
#196のrcKLOcKJから始まるレンズの終端位
置をM断処理するフローとがある。以下この70−チャ
ートに基いて本実施例における自動焦魚調節動作(以下
AF勤1ヤという)及び焦点検出動作(以下FA動作と
いう)を説明する。 まず、電源スィッチ(MNS)の閉成に応答してパワー
オンリセフF回路(POR)からリセット信号RESが
出力され、このリセット信号で制御マイコン(MC2)
が特定番地から動き出す。これと同時に制御マイコン(
MC2Jの端子(XouL)からクロンクパルスCKが
出力される。これはAFマイコン(MCI)の端子(X
in)に入力される。制御マイコン(MC2)からの
クロンクパルスCKのもとでリセット信号RE S f
Jf端子(CLRI)に入力されるとAFマイコン(M
CI)がステ・ノブ#1のrREsETJからスタート
する。ステップ#1は70−チャート内で使用している
全7ラグ(第5−1.2.3表9をナベでクリアしてい
る。各7ラグは0″が初期状態になるようになっている
。 ステップ#2からは、制御マイコン(MC2)からAF
マイコン(MC1,)に対して、AF又はFA動1ヤを
停止させるために、後述のようなストップ信号を出力す
るが、このストップ命令が入ってきた時にもこのステッ
プ#2を通る。 ステップ#2(以下「ステップ」を省略する。)は端子
(PI3)に人力される端子(S T 4 )の信号を
″Low″状態に落とし補助光用LED(48)による
照明を切っている。これは補助光AFモード時に補助光
発光中、スイッチ(Sl)を開放して、焦点検出動作を
停止する時にその発光を中止するためである。#3は、
AF又はFA動作での焦点調節状態表示又はデフォーカ
ス方向表示を消している。 ここでは、端子(P 32 )〜(P 30 )にそれ
ぞれ”High″を出力して消すが、これは各端子を入
力モードにすることにより行っている。この方法で表示
を消しても、表示していた出力状態は出力ポートレノス
タにメモリされており、このボートを出力モードにすれ
ばメモリしていた内容を再び表示することができる。後
にこれを利用する。 #4ではレンズを停止させる。なお、ここではブレーキ
はか(士ない。これはAFマイコン(MC2)の非動作
中では、レンズにブレーキをかけず比較釣手で動きやす
くするとともに、省電を考えてのことである。AFマイ
コン(MC2)からドライバー回路(MDRl)に入力
されるレンズ用モータ駆動信号MC,MR,MF、MB
のコントロールについては第6表に上げたようになって
おり、端子(P O2) −(P OO)ノ[号MR,
MFSMBを″Higb″状態にすれば、電気的ブレー
キがかがラス、モータ(Mol)への通電が切れレンズ
が止まる。 (以下余白) 6 レンズ用モータ ヨ弁 尚、第6表において、木はH″”L”のいずれでもよい
ことを示す。 (以下余白) #5ではレリーズ動作中もしくは補助光AFモード中に
制御マイコン(MC2)からストップ命令が来た時に、
これら状態を今後も解除すべく、レリーズ7ラグ(第5
−1表のレリーズF)及び補助光モードフラグ(第5−
2表の補助光モードF)をクリアするステップである。 #6は、次の70−のスタートのための割り込み状態を
決めるためのフントロールで、AFマイコン(MCI)
の動作がストップした後に、#8のlNTl5からもし
くは#28のINT2Sからのスタートを許している。 しかし、実際は、カメラとしては不図示のシャツタレリ
ーズボタンの1段押しにより第2図のスイッチ(Sl)
が閉じて制御マイコン(MC2)からlNTlに割り込
みがかかり、該シャツタレリーズボタンの2段押しによ
りスイッチ(S2)が閉じてINT2にレリーズの割り
込みがかかるようになっているため、次の70−チャー
トのスタートは#8の「I NT I SJになる。#
7でAFマイコン(MCI)はストップモードに入る。 ストップモードとはAFマイコン(MCI)が省電モー
ドに入り動作を停止することである。この時各端子の状
態は、PI3だけがLow″で他は”High”となっ
ており補助光照明用LED(48)は消灯し、表示用L
ED(LEDL)(LEDM)(LEDR)も消灯して
いるとともに、レンズはストップ状態にあり、インター
フェース回路(IFI)も停止状態となっている。この
状態で次の制御マイコン(MC2)からの端子(INT
I)への割り込みスタートを待っている。 次に、前述の70−チャート第2番目の入口である#8
のII NT I SJの説明に移る。この[lNTl
5Jからの割り込みスタートは、AFマイコン(MCI
)の全70−中において割り込み禁止状態にはなってお
らずいつでも割り込みを受は付ける。この入口は3つの
割り込みの役割を果している。1つはAF又はFA動作
のスタート、2つ目はAF又はFA動作の停止、3つ目
はレリーズ直後の焦点調節状態表示復帰動作及び連写モ
ード時の動作がある。これら3つの区別について述べる
。1つ目と2つ目の区別は端子(INTI)への入力信
号によって区別している。すなわち第17図(A)のよ
うにAF又はFA動作のスタートにはAFS信号がHi
gh”からLow″へ立ち下り、”Low″が50μs
以上続くことが必要である。AF又はFA動作の停止に
ついては第17図(B)のようにAFS信号が”Hig
h”から”Low″へ立ち下がったあと、50μs未満
にLow″から”HiFih″へ立ち上がることを必要
としている。第3番目の動作と、1つ目の通常AF又は
FA動作との区別は、フラグを使用している。後述のレ
リーズ割り込みがくれば、レリーズ中の70−の中でレ
リーズ7ラグ(レリーズF)をたて次の「I NT I
SJのスタートの中でこのフラグがたっているがどう
かをチェックして区別している。これらを含めて順次#
8がら説明する。#8で、スタート時はlNTl、■N
T2以外の割り込みを禁止する。禁止されているのはI
NT3のイベントカウンタ割り込みと、70−チャート
上では示してないが、表示用LEDの点滅表示の周期を
決めるタイマーの内部割り込みがあるa#9は使用して
いるフラグをクリアするところであるが#15からのA
FS INR中でこれまでの状態として使用する2つの
7ラグ、すなわちスキャン禁止フラグ(第5−1表のス
キャン禁止F)と、前回ローコンブラグ($5−1表の
前回ローコンF)はクリアしていない。スキャン禁止フ
ラグをクリアしないのは、連写モードの場合でも、スイ
ッチ(Sl)をオフしない限り、単写モードと同じく一
度被写体のコントラストが焦点検出に充分あって、デフ
ォーカス量の計算ができたことがあるが、又は、一度ロ
ーフンスキャンをしたことがあれば、新たなローフンス
キャンをさせないために、このフラグを残している。又
、前回ローコン7ラグをクリアしないのは#15がら始
まるレリーズ後のAFS信号による割り込みフローであ
るrAFsINRJの中で、レリーXの後もスイッチ(
Sl)をオンしたままであればレリーズ前の状態の焦点
検出演算結果の表示を復帰表示させておくためにクリア
していない。すなわちレリーズ最中はLEDによるデフ
ォーカス方向の表示をいったん消し、レリーズ動作が終
われば、再び表示するということをしているので、その
ため低コントラストでL E Dが点滅表示して1また
かどうかを判別するための7ラグを残しておくのである
。 次の#10で50us時間待ちをし、rrNTIS」に
入った割り込みがAF又はFAストップ割り込みでなか
ったかを#11の所で見にい(。ここでAFマイコン(
MCI)の端子(INTI)に入っている信号が、第1
7図(A)のようであればAFS信号はLow″である
ので#12へ進み、第17図(B)のような信号であれ
ばAFS信号は”Higl+”となって#2のストップ
モーV処理70−[STPMDJの方へ進みAFマイコ
ン(MCI)の動作は停止する。#12ではレリーズ後
のAFS信号による割り迅み70−fAFsINRJへ
進むか最初のAFS信号の剖ワ込みによるのかを区別す
る。 すなわちレリーにフラグ(レリーズF)がたっていれば
、#15のrAFsINRJへ進みレリー7:フラグ(
レリーズF)がたっていなければ次のステップ#13へ
進む。#13ではAFマイコン(MC1)の各端子のイ
ニシャライズを行なう。すなわち、補助光AFモード時
の補助光発光端子(PI3)のみを”Loa+″にし、
他の端子は”HiH1+”にしておく。もっともAFマ
イコン(MCI)がこれまでストップモードに入ってい
る状態から、割り込みスタートでこのステップへ米でい
る時には各端子は同じ状態のままであり、すなわち端子
(PI3)のみがL0w″で他は”High”のままで
ある。 次に#14では#9でクリアしないでおいたスキャン禁
止フラグと前回ローフンフラグを改めて 。 クリアしておく。そして次に#33のrA F S T
ARTJへ進む。このあと焦点調節状態を検出し、その
結果に応じてレンズをWA勤させ、焦点調節状態表示を
行う。焦点調節状態表示とは表示用LED(LEDL>
(LEDM)(LEDR)の入力信号のLLとLRがH
igh”、LMが’Low″で緑色のLEDを点灯させ
ることであり、この表示を見てスイッチ(S2)を閉成
すれば、又は(Sl)と(S2)を閉成した状態で自動
焦点調節を行わせてピント合わせ動作が完了すれば、制
御マイコン(MC2)はレリーズ動作を開始し、同時に
AFマイコン(MC1,)へレリーズをしたことを知ら
せる割り込み信号INRELが出力される。AFマイコ
ン(MCI)は、端子(lNT2)でこれを受けるので
、レリーズの割り込みがかかる。これが第8図の#27
のrINT2SJから始まる70−である。 #27ではまずlNTl、TNT2以外の割り込みを禁
止する。次−二#28で端子(Sl4)からの信号をL
ow″にし、補助光照明を消している。 これはレリーズ優先モード時のみ必要でAF優先モード
の場合には必要ないステップである。なぜならAFIl
!先モードの時にはピント合わせが終わっており、すで
に補助光照明は消えているためである。#29も同様に
レリーズ優先モード時のみ必要なレンズ用モータ(Mo
l)をストップさせるステップである。ここではモータ
(Mol)にブレーキをかけていない。これは、レリー
ズ優先モードの時には合焦状態になってからレリーズさ
れるとは限らずその手前でレリーズされることもありう
るので、合焦位置に向かってレンズが動いている途中で
レリーズされた時、その非合焦点でモータ(Mol)に
ブレーキをかけてレンズを止めてレリーズするよりは、
ブレーキをかけずに止め、(1くらかでも惰性でレンズ
を移動させ、すこしでも合焦位置に近い所でレリーズさ
れた方が、よい写真が撮れるということが多いためであ
る。犬の#30で焦点1IIIIIi状態表示又はデフ
ォーカス方向表示を消す、これは1眼し7レツクスカメ
ラでのレリーズ中は、ミラーが上がり、ファイング−内
はより黒になっている。ここで表示だけつけていても意
味がないばかりか、フィルム露光中に、不必要な光がカ
メラ内部で出力されているのは好ましくないためである
。 大に#31でレリー:Xニアラグ(レリーX’F)を”
1”にし、レリーズされたことを7ラグとして残す、あ
とは#32で、lNT1又はlNT2の割り込み待ちと
なる。ここで続けてレリーズ割り込みが来ると再び#2
7の「1NTZsJから始まる。 第2図のスイッチ(Sl)を閉成したままスイッチ(S
2)の開閉を繰り返している場合がこれに当だワ、レン
ズを駆動させないで合焦位置で固定しているというAF
ロック状態でレリーズを繰り返していることと同じであ
る。スイッチ(S2)を閉成してレリーズしたあと、ス
イ・ノチ(Sl)を閉成したままだと、制御マイコン(
MC2)の70−チャートにあるように、再びAFS信
号がAFマイコン(MCI>に入りlNTlの割り込み
がかかる。 すると、#8の「lNTl5Jからの70−は、今度は
レリーズ7ラグRLFに1がたって〜するので第7図の
#15のrAFSINRJの力へ進む。ヰ15からのス
テップは後に説明する。 次にスイッチ(S2)を閉成してレリーズしたあと第5
図の70−にあるようにスイッチ(S 2 )(Sl)
を共に開放した場合は、今度は制御マイコン(MC2)
からはAFマイコン(MCI)のスト7プのためのAF
S信号がAFマイコン(MCI)に入り、lNTlの割
り込みがかかる。あと前述したような70−でAFマイ
コン(Mlj)はストンプモードに入り、再び次の割り
込みが米るのを待つことになる。 ユニでレリーズ後のAFS信号による割り込みスタート
の70−の説明に入る。入口は第7図の#8の「■NT
15」であるが今度はレリーズ7ラグRLFが1になっ
ているため、#12で分岐して#15の[AFSINR
Jの方へ進む。ここではまずこのフローを通過しjこと
いうことでレリーズフラグ(レリーrF)をリセットす
る。次に井16で制御マイコン(MC2)からシリアル
データを入力する。ここでシリアルデータを入力するの
は、AFマイコン(MCI)の動作モードが変更されて
いないかチェックするためである。この#15から始ま
るrAFsINRJへ米る70−は、レリーズされた後
に未る70−であるが、このレリーズ中やその寸前で動
作モード(すなわちAFモード/FAモード/MANU
ALモードの各モード、又AFモードでも単写モード/
連写モードの別)が切り換えられれば、そのモードに応
じた動作に変わらなければならない。#16はこのモー
ドの情報を制御マイコン(MC2)から入力するための
ステップである。この#16は、サブルーチンで第15
図の#241から始まるrsIO3ETJの70−を流
れる。ここでは各モードのチェ・ツクをし、モードの7
ラグを操作する。 まず、#241でハ制御マイコン(
M C2)kこ向かって端子(Pil)のDTRQ信号
を”Low″にし、シリアルデータを要求する。すると
制御マイコン(MC2)はDTRQ信号を見て第4表の
ようなシリアルブータラ送ってくる。AFマイコン(M
CI)側では、井242でこのシリアルデータを入力し
、$243でDTRQ信号を”High″にしておく。 シリアル通信で送られてくるデータは、AP用開放F値
AFΔ\lO、レンズ駆動用デフォーカス量−パルスカ
ツント変換係数KROM、補助光用赤外AF補正用デー
タΔIR、レンズ駆動反転時バックラッシュ補正用デー
タBKLSH1補助光OK信号AFFL、フラッシュ用
充電完了信号RDY、連写/単写モード信号DR,AF
カプラー軸付レンズ信号AFC,FA可/不可信号FA
ENの9種である。各々の情報はシリアル通信で送られ
てくるとAFマイコン(MCI)のRAMに保存され、
必要に応じて、そのRAMの内容を参照することとなる
。各情報の使用については追々70−チャート説明上で
述べることとする。 #244から各モードのチェックをする。#244では
AF用開放F値AFAVOを調べる。焦点検出用受光素
子には使用可能限界があり、レンズの開放F値が小さい
と射出瞳で該焦点検出用受光素子への入射光がけられ、
正しい焦点検出演算ができなくなる。焦点検出不能とな
るような単体レンズを作らないとしてもコンバーターレ
ンズ等の組み合わせによって、焦点検出限界F値を超え
てしまうこともある。例えば今、焦点検出用受光素子の
焦点検出限界F値を7.0とすると、AF用開放F値5
.6のレンズは焦点検出可能だがこれに2倍のテレコン
バータ−を取り付けると、F値は11.2となり焦点検
出不能になってしまうということである。ここでAF用
開放F値というのは、レンズの絞りが絞られていない状
態のF値ではあるが、ズーミングや7オーカシングによ
ってF値が変化するレンズの場合でも焦点検出用受光素
子がけられていないということを判断するための情報で
あるためにズーミング、7オーカシングで変化するF値
ならその内で一番小さ−・開放F値が入っている。#2
44でAF用開放F値AFA■0がF値にして7.0よ
りも大きければ#251の方へ進み、AFモード7ラグ
(15−1表のAF、F)を”1″にし、さらに#25
0でFAモードフラグ(第5−1表のFA、F)も1″
にし、M A N tJ A Lモードになったという
フラグ状態にして第7図の#16へもどる。AF用開放
F値AFAVOが7.0よりも小さければF値について
は焦点検出可能なレンズということで#245へ進む。 #245ではこれまでAFモードであったかどうかのチ
ェックをする。AFモードフラグが、”0″であればこ
れまでAFモードであったということで#246へ進み
、”1”であればAFモードでなかったということでF
AモードかMANUALモードかをチェックをする。#
246はAF用カプラー軸があるかいなかをチェックす
るステツプで、AFC信号が1″なら軸があるのでこの
ままAFモードで進み、0″であれば袖がないので自動
焦点調節できないということで#247に進み、AFモ
ードフラグに”1″をたてる。ΔF用カプラー軸とはカ
メラボディ内のモータ(Mol)からレンズの7オーカ
シング暇構に動力を(二連するための軸のことである。 第15図の#248では焦点検出可能なレンズか否かの
チェックをし焦点検出可能ならFA7ラグ(FA、F)
を”0″にしてFAモードとなり、焦点検出不可ならF
A7ラグを”1”にして、AF7ラグの”1″と共にM
A N U A Lモードという判断になる。ここで
FAEN=1の時というのは、カメラボディにレンズが
装着されていてなおかつ焦点検出の可能なレンズという
ことである。これ以外はF A E Nは”0″となっ
ている。焦点検出不可能なレンズとはAF用開放F値が
小さくても焦点検出できない反射望遠などのレンズや、
収差が極端に大きくなってしまうシフトレンズやパリソ
フトレンズ等特殊なレンズのことである。このサブルー
チンではFAモードからAFモードへの変化は見ていな
いがこれは、後の第11図のステ・ンプ#86で見るこ
とになる。 さて、第15図のサブルーチンはリターンして次のステ
ップ井17へ進む。ここでAFモードかどうかを見て、
AFモードであれば#19ヘステップし、AFモードで
なければ#18でFAモードか否かのチェックをし、F
Aモードでもなければ#36の「MANUALJ70−
へ進む。 #19では表示復帰のための前回までの状態を見てレリ
ーズ前の状態がローコントラストであったならば、#2
0でローコン表示を復帰させる。 ローコン表示とは、焦点調節状態表示用L E D (
LEDL)(LEDMHLEDR)の3つのうちの両端
(T、、 E D L )(1、EDR)を2Hzでオ
ン−オフを繰り返して点滅させる表示である。ローコン
トラストでなければ#21で焦点i1!!節状態又は方
向表示を復帰させる。レリーズ前までの表示内容は、表
示レジスタに保存されているので、ボートを出力モード
にすればこれまでの表示が復帰する。拌22では、AF
モードフラグ(AF、F)によってAFモードか否かの
チェックをし、AFモードではなくてFAモードであれ
ば、#39のl’−CDTNTAJへ進み繰り返し焦点
検出を行う。従って、FAモード時はレリーズ後に第2
図のスインチ(Sl)がオンであれば続けて焦点検出し
表示するということになる。AFモード時は、#23で
DR信号に基づいて単写モードか連写モードかを見て、
DR=0であれば単写モードであり#25で端子(PI
3)のAFE信号をHigl+”にする。この信号は、
自動焦点調節動作が終わってピントが合ってレリーズ可
の状態にあるという情報を制御マイコン(MC2)へ知
らすためのものである。 シャツタレリーズボタンが2段押しまで押されている場
合、制御マイコン(MC2)は、AF優先モードの時は
、この信号を見て”High”であればレリーズを許可
し、”Low”であればレリーズ不可にしている。すな
わち単写モードであれば、一度合焦してレリーズしたあ
とそのままレリーズ1段押しのまま(スインチ(S 1
)ONのまま)、AFS信号等の割り込みが入らない
と、#15からの[AFSTNRJの70−を進み、#
25でAFEF号がHigh″になるので、このまま被
写体の位置をかえると、たとえ非合焦状態であってもレ
リーズできる。なおこの時は犬の#26でレリーXの割
り込みかAFマイコン(MCI)のストップの割り込み
を待つことになっているので、レンズは駆動しない。こ
のシーケンスのことを「AF四ソックと呼」ぐことがで
きる。 一方速写モードであれば#23から#24へ進み補助光
AFモード中かどうかのチェックをする。 補助光A Fモードであれば、連写モードでかつ補助光
AFモードになっているので、自動焦点調節とレリーズ
は一度のみ可とし、一度レリーズすれば次のレリーズや
自動焦点調節は禁止する。そのためAFEF号は、”H
igl+”にしないで#26へ進む。補助光AFモード
でない連写モードでは律39からの[CDINTAJへ
進み次の焦点検出に入る。 第9図の#33のrAFsTARTJから始まる70−
は#14から飛んでくる。#33ではpA15図のサブ
ルーチン[5IO6ETJを呼んでいる。 AFマイコン(MCI)の動作のスタートに当たって制
御マイコン(MC2)から種々のデータをもらって動作
モードを決める。この時決まったモードは、AFマイコ
ン(MCI)内のモードレノスタRGに自動的に書き込
まれる。このレジスタRGは後にモードがかわったかど
うかをチェックするためのものである。#34、#35
では動作モードのチェックをし、AFモード・FAモー
ドのいずれでもなくてMANUALモードであれば#3
6へ進む。 #36では他から米た時のために、ドライバー回路(M
DRI)への信号MR,MF、MBをすべて”High
”にしてレンズ用モータ(Mol)をストップさせる。 #37ではlNTl、INT2以外の割り込みをストッ
プさせて#33へループし繰り返す。 AFもしぐはFAモードの時は#38へ進みCCDイメ
ージセンサ(FLM)のイニシャライズをしてセンサの
ウオーミングアンプをしておく。ヰ3!3で端子(P2
O)のTO3信号をLOLI+″にしているのはインタ
ーフェースnOM<I F 1 )ヲAFマイコン(M
C1)からの信号を人力するモードにセ・ノドするとと
もに、CCDイメージセンサ(FLM)の出力を積分す
るためのモードにセットするためでもある。そしてgi
o図の井44へ進む。ここではまず1−cut sl+
ot7ラグ(第5−1表の1−cut sboシF)、
すなわち積分時間が50+msを超えたかどうかを示す
フラグをクリアしておく。#45で端子(PI3)から
出力されるAFEF号を”LO豐”にしておく。ここへ
は合焦後も繰り返し!レープしてくるためこうしている
。これは、AFEF号が、合焦になればHigl+″に
なる信号であるので大の演算に備えて”Lol+″にし
ておくのである。次に、#46で端子(P23)からN
B2信号を出力し、CCDイメージセンサ(FLM)の
積分を開始する。#47で後述の焦点検出演算中及び積
分中のレンズ移動分補正のためのレンズ駆動パルスカフ
ント値EVTCNTを読み取ってメモリT1へ/!2在
1f松?−江48で、CCI’)イメージセンサ(FL
M)の最大積分時間100m5の半分50m5をセット
しておく、@9図においてrCDINTAJと平行に#
40から始まる[CDINTJがあり、#54まで別7
0−があるが、これは[mり込み積分Jと称している機
能のためのフローでこれについでの説明は後述する。 #48から続いて#55からのrTLNTφ」に移る。 #55では、すべての割り込みルーチンを許可している
。#56では端子(P25)に入って(るNB4信号を
チェックし、”Lou+”であればCCDイメージセン
サ(FLM)が被写体の明るさに応じた積分を終了した
という信号であるので#64のrCDINT2Jへ進む
、Hjgh″であれば積分が続いているということで#
57へ進み、最初に設定した最大積分時間が経過したか
どうかのチェックをする。すなわち、#48で設定した
50m5か、#53で設定した40+msか、さらにこ
の先で設定する#61の50asか、拌62の150m
5が経ったかを見て、経っていなければ#56へ戻り、
ループを繰り返す。最大積分時間が経てば#58へ進む
。ここでl −cut Sl+ot7ラグ(I cu
t 5hotF)が′1″でなければ#59へ進みこ
のフラグに”1″をたてる。#63へ進む時は1’ −
cut slt。 17ラグが”1″の時であるので、この#55〕を通っ
たあとか又は#49を通った場合である。#60では2
00m57ラグ(第5−2表の200m5F)が1゛か
どうかをチェックし、”1″でなければ通常最大積分時
間力’100m5と決めであるので#48でセットした
積分50m5の残りの50m5を#61でセットして#
56へ戻り、NB4信号をチェ・ツクする。#60で2
0011157ラグが1″である時(これは後はどの7
0−の中でセットされるもので特殊条件の場合に限り、
最大積分時間を200Insと決めている場合)は#4
8でセ・ントシた積分50輸Sの残りの150僧Sをセ
ントして#56に戻り、NB4信号をチェックする。 CCDイメージセンサ(FLM)からの出力が充分なレ
ベルまで得られれば#56から#64へ進む。ここで出
力が充分でな(でも、最大積分時間がすぎれば積分を終
了しなければならず、その時が井58から#63へ進む
時である6#58では今度は1−cut sl+ot7
ラグは”1″であるので必ず#63へ進み、端子(P
21 )からインターフェース回路(IFI)へ強制積
分停止信号NBOを出力する。そして、#64からのr
CDINT2Jへ進む。#64から#67までのステッ
プは「繰り込み積分」の70−であり、説明はあとへ譲
る。 #68ではlNTl、INT2以外の割り込みを禁止し
ているが、これは、このあとのデータ取り入れ時に割り
込みが入ってタイミングが狂うことがないようにしてい
るためである。lNTl、rNT2割り込みはメイン7
0−の最初から始まるので禁止しない。#69は、これ
までCCD積分中に補助光用LED(48)が点いてい
た場合、端子(PI3)のST4信号をLow″にして
消している。#70は端子(P2O)のIO3信号を”
High”にしてインターフェース回路(I F 1
)をデータ出力モードに切り換えている。すなわちNB
4〜NBOの信号がデータ転送用のラインとなってイン
ターフェース回路(IFI)からAFマイコン(MCI
)へデータを送ることができるようになる。 データとしては8ビツトデータが送られるが、NB3〜
NBOまでの4ビツトパラレルで、2回に分けて送られ
、NBAでそのタイミングをとりNB4がHigh”の
時に上位の4ビツトデータが、NB4が”Lou+″の
時に下位の4ビツトデータが送られる。ΔFマイコン(
MCI)は上位と下位に分けて送られたデータを作りな
おして取り入れる。 そこで、まず、インターフェース回路(IFI)からA
Fマイコン(MCI)に送られてくるのがへGCデータ
で第6図のAGCコントローラ(406)内で決められ
たゲインの数値(1倍か2倍か4倍か8倍)のいずれか
の数値(以下、AGCデータという)が送られ、これを
第10図の#71でAFマイコン(MCI)へ取り入れ
る。ところでCCDイメージセンサ(FLM)の積分が
終すってから、これらデータの出てくるタイミングはイ
ンターフェース回路(IFI)で決まっており、積分が
終わってただちにAGCデータを取り入れないといけな
い。AGCデータは一定時間出力されており、これが終
わればすぐCCDイメージセンサ(FLM)の画素デー
タがやはり一定タイミングで送られてくる。このAGC
データを取り込んだあとのわずかの時間で、#72にあ
るように、積分終了時のレンズ駆動パルスカウント値E
VTCNTを読み取ってメモリT2へ保存しておく。積
分開始時の#47に対応するものであ”る。 この後すぐ#73でCCDイメージセンサ(FLM)の
画素データを入力し、AFマイコン(MCI)内のメモ
リに保存される。犬の#74は、レンズ駆動中に、駆動
されるレンズが無限遠端に当たっているか最近接端に当
たっているかをチェックするサブルーチンで、終端(無
限遠端もしくは最近接端)に当たっていれば、レンズ駆
動用モータ(Mol)をストップさせたり、反転駆動さ
せたりする。サブルーチンrcKLOcKJについては
第13図を用いて後で説明する。#75では制御マイコ
ン(MC2)とシリアル通信しレンズを駆動するための
データ等をもらう、#33で一度該データをもらってい
るのにここでも再びシリアル通信をしているのは、繰り
返しループ中では#33を通らないので、もし途中でレ
ンズ駆動用の変換係数KROMが変わったり(レンズに
よってはピント状態や、ズーミング等によって変わる)
、マイコン動作のモードが変わったりするとデータが変
わるので、これを繰り返し見るrこめに#75にrsI
OsETJを設けである6そして#76で#73で取り
入れたCCDイメーノセンサ(FLM)のデータを用い
て焦点検出演算をする。この方法については、本出願人
がすでに特開昭59−126517号公報て・提案した
ような方法でデフォーカス量DFが求められるが、本発
明の要旨とは無関係であるので説明を省略する。 #77から#85までは、被写体の輝度が所定レベルよ
りも1氏いか否かのチェックで、AGCデータのレベル
を見て判断している。ここで、被写体の輝度が所定レベ
ル以下のときをローライトと呼ぶ。#77でローライト
フラグ(第5−2表のローライ)F)に1”を入れてお
く。#78では電子閃光装置がカメラに装着されていて
、補助光スインチ(44)が閉成されていれば、シリア
ル通信で送られてくるAFFL信号は1″になっている
ので#80へ進む。すなわち補助光発光可能状態がセッ
トされていれば、最大積分時間が100IIlsのモー
ドの時にはAGCデータが2倍、4倍、8倍の時にロー
ライト判断となって、#86の[MAINIJへぬけて
いき、AGCデータが1倍の時には#80を通って#8
5でローライトフラグを0″にクリアして#86へ進む
。最大積分時間が200TllSのモードの時には全て
ローライトとなり、#80から#86へぬける。 一方補助光発光可能状態がセットされていない場合には
#78から#81へ移り、最大積分時間が100m5の
モードの場合には、AGCデータが4倍と8倍の時に#
82.#83.#86とぬけてローライトフラグ断とな
り、AGCデータが1倍と2倍の時には#82又は#8
3から#85へと移りローライトフラグをクリアして#
86へぬける。 最大積分時間が200 l1lsのモードの場合には、
AG Cデータが2倍、4倍、8倍の時に#84から#
8 Gへぬけてローライト判断になり、AGCデータが
1倍の時には#84から#85へぬけ#85でローライ
トフラグをクリアして#86へぬけでいく。ここで補助
光発光可能状態がセットされている時のローライトの判
断が、セットされていない時のローライト判断よりも、
1段分明るい所からになっている。これは、被写体が低
コントラストでかつ低輝度なら焦点検出演算不能として
、自動焦点調節をあきらめるという場合に大いに有効で
ある。すなわち、補助光発光可能状態がセットされてい
るならば、早めに補助光不使用状態での焦点検出をあき
らめて、すぐ補助光使用モードに入れて確実に焦点検出
しようとし、補助光発光可能状態がセットされていない
ならば、とにかくいける所まで外光だけで焦点検出して
、低コントラストかつ低輝度になってしまえば自動焦点
調節をしないでレンズを繰り込んで終わるといった方法
である。本実施例では、焦点検出をあきらめるという前
にさらにレンズを繰り出し又は繰り込みの一往復のスキ
ャンをさせてコントラストがある位置を捜しに行くとい
う方法をとっている。これについては第13図の#16
5からの「LOWc。 N」以後の70−で説明する。 本実施例では被写体輝度の判定をAGCデータによって
いるが、これは積分時間によってもよい。 例えば、本実施例に用いられるフラグのうちで、COD
イメージセンサ(FLM)の積分時間が50m5以上の
ときならたっ1−cuL 5hot7ラグを用いてもよ
い。 さて第11図の#86からのrMAINIJについて次
に説明するが、ここからレンズの駆動処理等の話に入る
。まず#86は井75で得られたシリアルデータとこれ
までのAFマイコン(MCI)の動作していたモードと
を比較して、モードが変わっていれば#33のrAFs
TARTJから再び始める。すなわち前回のシリアル通
信#33後でセットされているAFモード/FAモード
/ M ANUALモードの別や、単写/連写のモード
の別を示すレジスタRGの内容と、焦点検出モードの7
ラグ(AFモードフラグ、FAモードフラグ)や、単写
モードの7ラグ(DR)とを比較して変わっていれば#
33へ進むということである。そして、この#33のと
ころで、自動的にモードレノスタRGに新たなモードが
書き込まれる。#87で、補助光を用いる焦点検出の動
乍モードになっているかどうかのチェ/りをし、補助光
を用いるモード(j:)、下、補助光AFモーVという
)であれば、補助光を用いる第14図の焦点検出用70
−の#238 r I−S A VIE Jへ入ってい
く6なおこの補助光A Fモード・〜の人すノiは、被
写体が1氏コントラストかつ低輝度の状態であるという
条件であるため、第13図の#165の「■50W C
ON jから始まるローコントラストの70−の中から
入ることになる。 #87で補助光AFモードでなければ、#88で・今回
ローコン7ラグ(第5−1表の今回ローコンビ)をチェ
ックして焦点検出演算の結果がローコントラストであっ
たか否かを判別し、ローコントラストであれば第13図
の#165のrLOWCONJ70−へ移る。こめ#8
8で出てくる今回ローフンフラグは#76の中でtす別
され、たてられるものである。今回の演算結果がローコ
ントラストでなければ、#89へ進み、第10図の往7
1で入力したAGCデータをチェックし、AGCデータ
が1倍であれば#90で200m57ラグをクリアして
おく。これは、先はど暗い時に最大積分時間が200m
5モードの状態があると述べたが、200n+sモード
になっている時、AGCデータが1倍であれば200m
5モードにしておく必要はなく、最大積分時間の短い1
00m5モードにしておいた方が積分時間が短くて良い
からである。 積分時間が200m5t’AGCデータが1倍の時と、
積分時間が100m5でAGCデータが2倍の時とは画
素出力はほぼ同じものと見ることができるということと
、被写体の動きや、カメラの手Xれを考えれば、積分時
間が長くなると不利であるということで、被写体のコン
トラストが見つかれば、最大積分時間が100m5のモ
ードにもどしているのである。 #91から始まる[NLOCIJの70−は、披写本に
コントラストがみつかった時の70−で、#91では、
スキャン禁止フラグに1″をたてる。 これは、被写体のコントラストが低い場合、コントラス
トの高い位置をさがして、7オーカシングレンズを動か
しつつ焦点検出するこをローコンスキャンと呼んでいる
のであるが、いったん被写体にコントラストが出れば、
スイッチ(Sl)が閉成されている間の一連のシーケン
スでは、このローコンスキャンを禁止している。なぜな
ら、頻繁にスキャンをすると、自動焦点調節カメラとし
て使いにくいということの他に、一度コントラストがみ
つかったのであるから、今のレンズ繰り出し位置付近で
、続けて焦点検出した時にたとえローコントラストにな
ることがあっても、再びコントラストがみつかる確率も
多いと思われ、犬にローコントラストになったからとい
ってすぐにローコンスキャンに入ると焦点検出にとって
逆効果であるということによる。 更に、このスキャン禁止状態にしているのは、この他に
、ローコントラストでスキャンを一度やワ終えた場合が
あるからである。#92から#101までの70−では
ローコンスキャン中に、充分なコントラストを見つけた
時の処理を主として表わしている。これには大きく分け
て2通りの場合があり、CCDイメージセンサ(FLM
)の積分時間が50+Ilsを超えている時と、そうで
ない時に分かれる。積分時間が50’−msを超えるよ
うに被写体が暗い時にはローコンスキャン中にコントラ
ストを見つけた時点で、一度レンズを完全に止めてから
焦点検出をしなおし、その結果に従って合焦位置までレ
ンズを動かす。レンズが動いている開は焦点検出しない
。この理由は、積分時間が長くかかるようになってきた
時、レンズ駆動を行なっていれば、被写体の像が流れ出
し、デフォーカス量計算に悪影響を及ぼすからである。 積分時間が長くなり、AGCの倍率が大きくなってきた
りすると、CCDイメージセンサ(FLM)の暗出力ば
らつきのノイズも大きくなり、この状態で像が流れたり
すると、微妙なピント合わせが狂うからである。 そこで積分時間が50+asを超えるような場合には、
レンズを動かしながら焦点検出をしないで、止まってい
る時のみの値によって焦点検出するという方法をとり、
これを1−cut 5botモードとよび、このことを
示すフラグ(第5−1表の1−cutshot7ラグ)
を設けである。このフラグは#49又は#5つですでに
セットされてくるのである。 次に積分時間が5 ’Omsを超えないような明るい被
写体の場合は、ローコンスキャン中に充分なコントラス
トを見つけると、今度はレンズを停止させることなく、
コントラストが出たそのデータを用いて、焦点検出演算
を行ない、その結果の合焦点までレンズを駆動させる。 この間、焦点検出演算は繰り返しており、合焦位置まで
のレンズ駆動量を常にリフレッシュさせて7オーカシン
グさせる。 これはレンズ駆動中繰り返して焦点検出するので、mu
lti 5hotモードと称しておく。ローコンスキャ
ン中からレンズを止めずに焦点検出をするということに
なると、CODイメーノセンサ(FLM)が積分してい
る時点とレンズ駆動量が求まる時点とでは、レンズ位置
が異なっているにの移動分を補正するための準備を後述
のrLOWcONJ70−の中で行なっており、これを
用いて移動分の補正をする。この移動分の補正について
の考え方は、vFWR昭59−68713号公報に述べ
られているので、ここで詳しいことは省略する。 次に、ローコンスキャン中からコントラストを見つけ、
multi 5boLモードの動作を始めたあとでもロ
ーコントラストの結果が出ることもありえる。 この場合、ローコントラストの結果については無視し、
ローコントラストとなる前にセットされている駆動量に
従って合焦点と思われる位置までレンズを駆動させる。 コントラストの出ている結果だけを使って駆動させるの
である。ローコントラスト状態から脱するということを
判断するのは、前回ローコンブラグ(第5−2表の前回
ローコンF)をチェックして行なう。このフラグは、第
13図の#165からの「LOWCoN」70−の中で
セットされるフラグで、前回の演算結果がローコントラ
ストであった時にセットされている。一方、#92に米
ている時というのは、年回の結果ではコントラストがあ
ったということであるので、#92 テ前回ローコンブ
?グに1″がたっていれば、ローコントラストから抜は
出てさたということで#93へ進む。前回ローコンフラ
グが′θ″′であれば、はじめからコントラストがあっ
て焦点検出している時に通る所として、#92がら#1
02へ進む。#93では焦点調節状態の表示を消す。 これまでローコントラストで、レンズ駆動が停止状態で
あった場合は、焦点検出不能の点滅表示をしているが、
コントラストが出たのでこれは消しておくのである。#
94では、前述のように1−cut 5hot7ラグが
たっていれば、レンズを停止させないといけないので#
95へ進み、1−cut sl+ot7ラグがたってい
なければ、ローコンスキャン中であってもレンズを止め
ずにおき、$101へ進む。井101では、前回ローコ
ンフラグ、スキャン当りフラグ(第5−1表のスキャン
当りF)、及びスキャン中7ラグ(第5−1表のスキャ
ン中F)をクリアしておく。これはローコンスキャンを
一度し終えていたり、又は、スキャン中であった場合の
状態を示すフラグをリセットしておくためである。なお
、スキャン禁止フラグはもちろんリセ・2トしないで残
しておく。 #95は、1−cut 5hotモード状態になってい
る時に米でいるのであるが、ここで、スキャン中7ラグ
をみてローフンスキャン中に米たかどうかをチェックす
る。スキャン中でなければ#101へ進み、今の演算結
果に従ってレンズを駆動する方へ行き、スキャン中であ
れば#96、#97でtJ&6表に示した信号パターン
に従って、レンズ駆動用モータ(Mol)への通電を切
って、ブレーキをかける。レンズを止めた状態を覚えて
おくために、#98で駆動中7ラグ(第5−2表の駆動
中F)をクリアしておく、井99でレンズが完全に停止
するまで70m5時間待ちをし、井100で井101と
同様の7ラグをクリアして、#39の「CDINTAJ
へもどり、次の焦点検出に入る。#99の時間待ちは、
前述のようにセンサの積分時間が長い時にレンズが動い
ていると、像が流れたリ、さらに問題なのはたとえ駆動
中の積分データ位置に移動分の補正を行なっても、負の
加速度がかかっている時だと正しい補正が難しいので、
完全にレンズが止まりきってから次のセンサ積分を始め
れば、焦点検出演算の合焦ずれを防ぐことができるから
である。 次に、焦点検出演算結果のデフォーカス量を、レンズ駆
動のためのパルスカウント値に変換する70−[MPU
LSJがある。#102で、この範囲にレンズが入って
いればピントが合うというデフォーカス範囲を合焦ゾー
ンとしてレジスタFZWにセットしておく、なおここで
自動焦点調節状態(AFモード)の合焦ゾーン量と、焦
点調節表示状fi(FAモード)の合焦ゾーン量とは区
別されており、FAモードではAFモードより広い値を
セットする。#103から#106は、レンズが終端で
止まっている時の70−で、これはレンズが無限遠端に
当たっている時の場合である。$103の終端フラグ(
第5−2表の終端F)は、ここに来るまでの終端チfツ
クサブルーチンの中でたてられている。レンズが終端に
止まっていれば、#104へ進み、前回方向フラグ(第
5−3表の前回方向F)をみてどちらの方向へレンズが
動こうとしていたかをチェックする。レンズが無限遠端
にあって、さらに無限遠側へ駆動しようとしている時に
は#105へ進み、終端位置フラグ(ffi5−2表の
終端位置F)をチェックして終端位置が無限遠端側か最
近接端側かを見て、無限遠端側なら#106へ進んで合
焦ゾーンを255μ鎖という大きい値に設定している。 レンズ停止位置が最近接端であれば、#107へぬける
にれは焦点検出データのばらつきでレンズが無限遠端位
置にあっても、さらに無限遠端方向に合焦位置があると
いう結果になることらありえるし、また狭い合焦ゾーン
をセットしていれば、無限遠端でもさらに無限遠側へレ
ンズを動かそうとする可能性もある。 又、さらに無限遠端と思っている位置が、実は他の外的
応力によってレンズを途中で止められていることもあり
える。本実施例では、これは区別がつかない。 そこでレンズが無限遠端にあり、さらに無限遠端を超え
て合焦位置が有るという検出結果になっている時には、
ます合焦ゾーンを255μ−に広げ、これで合焦ゾーン
内にレンズが入っていれば合焦表示をし、この数値でも
合焦ゾーン内に入っていなければ、焦点検出不能の表示
(LEDの点滅表示)を行う。自動焦点調節中レンズが
無限遠側へ動こうとしでいる時に、手などで強制的にレ
ンズを止められたりした場合、そのレンズ停止位置が合
焦ゾーン内でなければ、LEDの点滅表示をするという
ことである。この表示の70−は#120がら#123
に当る。 一方、最近接端にレンズがありで、さらに被写体が近接
側にあると検出している場合や、自動焦点調節中レンズ
が近接側へ動こうとしているのに、強制的に途中でレン
ズが止められたりした場合、その位置が合焦ゾーン内に
入っていなければ、最近接側方向の表示をすることにし
ている。この表示の70−は、第12図の#147から
#152に当たる。レンズが無限遠端に止まっていなけ
れば、合焦ゾーンは#102でセットした数値のまま#
107に移る。 #107では補助光モードフラグに基づいて補助光AF
モードになっているかどうかをチェックし、補助光AF
モードであれば、色収差補正をする。補助光AFモード
時の照明光は、赤外光を用いるため、フラッシュ撮影時
には光源の差によるベストピント位置のずれが生ずる。 よって、補助光AFモードになっていれば、このピント
位置ずれ量を補正しないといけない。この撮影レンズに
応じた補正データΔIRは、第4表にあるように、制御
マイコン(MC2)からシリアル通信で送られてくるの
である。これを#108で、これまで求まっているデフ
す一カス量DFに対して補正する6そして#109で、
デフォーカス量をレンズ駆動のためのパルスカウント値
に変換する。この変換のための係数も、各レンズによっ
て固有であるので、ΔIR同様シリアル通信で送られて
くるデータKROMを使用する。求まっているデフォー
カス量DFも変換係数KROMを乗算してレンズ駆動の
ためのパルスカウント値DRCNTを求める。 同様にして、合焦ゾーンFZWもデータKROMを乗じ
てパルスカウント値FZCに変換しておく。 これらパルスカラン値への変換については特開昭59−
140408号公報で詳細に述べられているので、ここ
では省略する。 そして、#110で、駆動中7ラグ(第5−2表の駆動
中F)に基づいて、現在、自動焦点調節動作中かどうか
判断して、レンズが駆動している時には、#131のr
IDOBUNJへ分岐する。 レンズが停止中だった時、すなわち、最初に70−を通
過する時や、自動焦点調節終了後の合焦位置確認時、も
しくはFAモード時に#111へ進む。ここでは、レン
ズ停止時のデフォーカス量DFをメモリFERMへ保存
しておく。これは後はど、この値によって自動焦点調節
終了後の合焦位置確認のループに行くか行がないかを決
めるのに用いる。次の井112では、FAモード7ラグ
1こ基づいてFAモードかどうかの判断をし、FAモー
ドであれば、#113からの「FAPJへ分岐する。こ
れは非AFモードということはFAモードであるという
ことによる。 #113ではレンズが合焦ゾーン内にあるかどうかの判
断をしている。ここでは、レンズ駆動用パルスカウント
値D RCN Tと合焦ゾーンパルスカウント値FZC
とで比較しているが、デフォーカス量DFと合焦ゾーン
量FZWとを比較してもよい。この結果、合焦ゾーン内
にレンズがあれば、#115で合焦表示をする。これは
、端子(P31)のLM信号を”Low″におとじ、L
L、LL信号を”Hi8h″のままにして、中央のLE
D(LEDM)のみを点灯させることによってなされる
。合焦ゾーン外であれば、#114へ進み、ここでレン
ズを駆動すべき方向を示す。例えば、レンズを繰り出す
方向であれば、端子(P32)のLL信号を”Low″
にして左側のLED(LEDL)を点灯させ、レンズを
繰り込む方向であれば端子(P2O)のLL信号を”L
ow″′にして右側のLED(LEDR)を点灯させる
。そして次の焦点検出の為に第9図の#40の「cDI
NTAJヘループする。 #112でA Fモードであった場合には、井116で
AFモード時の合焦チェックをする。レンズ駆動パルス
カウント値DRCNTが合焦ゾーンパルスカウント値F
ZCより小さければ合焦ということで、#117からの
rINFZJへ分岐する。 #117では、FAモード時の#115と同様に合焦表
示をし、井118で端子(PI3)からのAFE信号を
”High”にする。制御マイコン(MC2)は、この
信号を見ており、”Higl+”になれば自動焦点調節
が完了したと見る。そして、AP優先モードであれば、
AFE信号が”High”になってはじめてレリーズ動
作を可能とすることになる。拌119では、ここで、A
FストップのlNTlの割り込みかINT2のレリーズ
割り込みを待つことになる。これは、第2図のスイッチ
(Sl)の−回の閉成時に一回だけ自動焦点調節をする
というワンショットモードとした時の方法であり、一度
被写体にピントが合えば、このあとピント位置がかわっ
ても合焦表示をしたままだし、又、レンズも再度駆動さ
れることはない。又、他のやり方として、#119で割
り込み待ちにしないで、これを#39のrcDINTA
J又は#40のrcDINTJへ戻れば、繰り返し焦点
検出し、常に被写体に追従して自動焦点調節をするとい
うコンティニュアスモードにすることもできる。 #116で合焦ゾーン外にあると判断された時には、#
120へ進む。前述したようにここで、終端フラグ(第
5−2表の終端F)をチェックして終端であり($12
0)、前回方向フラグをチェックして焦点検出結果の合
焦位置が無限遠端側にあり($121)、レンズ停止位
置が無限遠端であるならば($122)、#123へ進
み、レンズを駆動させないで、両側の2つのLED(L
EDL)(LEDR)を共に点滅させて焦点検出の不能
表示をし、#119で割り込み待もとなり、もう次の焦
点検出へは行がない。これらの条件以外の場合には、#
124へ進む。 #124から#130にかけては、デフォーカス方向の
反転チェックを行う。すなわち、前回の焦点検出演算結
果のデフォーカス方向と、今回のループで演算した結果
の方向とを比べて、デフt−カス方向が反転したという
ことがわかれば、レンズ駆動系のバックラッシュの補正
をしようというものである。レンズを駆動させるにあた
って、特にカメラボディとレンズとの駆動力伝達軸のカ
プラ一部には、相当量の〃りを設けである。そのため、
被写体までの距離が変わったりしてレンズ駆動方向が反
転すれば、モータ(MC1)のからまわり量のためにレ
ンズは演算結果で求めた合焦位置まで動かなくなる。そ
こで、方向が反転すれば、バンクラッシュ量を補正しな
ければならなくなる。 このバックラッシュ量は、撮影レンズに固有であり、第
4表で示したように制御マイコン(MC2)からのシリ
アル通信によって得ている。ところがここに出てくる前
回のデフォーカス方向が、スイッチ(Sl)を閉成した
後の第一回目のループである時はというと、これについ
ても、前回のシーケンスの最後のレンズ駆動方向として
覚えている。すなわち、スイッチ(Sl)が閉成される
前のマイコン(MC1)(MC2)のストップモード中
も覚えているというようにしている。又、このバックラ
ッシュ補正は、演算結果が反(すればすぐ補正をするか
というとそうではなくて、この補正は、レンズが止まっ
ている時だけに限っている。レンズ駆動中に方向が反転
したという結果になった時には、ただレンズを止めるだ
けで、すぐレンズの反転駆動をさせない。又、前回方向
フラグもセットしなおさない。それで、レンズを止めた
あとの次の焦点検出演算で求めた方向(今回方向となる
)が、レンズを停止させた時のもう一回前に求まってい
た方向、すなわちレンズを駆動させていた方向(前回方
向)と反転していたら、始めてパックラッシエの補正を
するということになるにれは、合焦位置付近での演算の
ばらつき等を考慮してのことで、バックラッシュ量の誤
差と合わさって、レンズがハンチングをおこしたりしな
いようにしている。 これらについての70−は、これから説明する#124
から#130と、レンズ駆動中の70−である第12図
の#134から#140との組み合わせで達成されてい
る。#124で年回方向7ラグ(第5−3表の今回方向
F)をチェックして今回のデフォーカス方向を見たあと
、#125.#126で前回のデフォーカス方向をチェ
ックする。 そして、前回と今回とでデフォーカス方向が異なってい
れば、#127.#128へそれぞれ進み、前回方向フ
ラグを書き換える。同方向であれば、#141の[TI
NNZJヘスキップする。#129ではシリアル通信で
送られてきたバックラッシュ補正用データBKLSIを
レンズ駆動パルスカウント値DRCNTに対して補正を
し、#130では反転してパックラッシェの補正をした
という反転7ラグ(第5−2表の反転F)をたてて、#
141へ進む。 次に、第12図に基づいて#110から分岐したレンズ
駆動中の時の#131からの70−[ID0BUNJの
説明に移る。この最初の#131で、レンズが終端で当
たっているかどうかのチェックをし、#132で移動量
補正のための3回目のイベントカウンタ値EVTCNT
を読み込んで、レノスタT3にメモリする。これで、移
動量の補正のための全データを取り入れたことになる。 すなわち、センサ積分開始時のT1と、積分終了時のT
2、そして焦点検出演算終了時のT3で、この3つの値
を使って、レンズ駆動中に積分して得られた画素データ
による焦点検出演算結果と、実際に演算が終了してレン
ズ駆動量をセクトするまでにレンズが動いた量を補正す
ることになる。積分中におけるレンズの移動量Txをパ
ルスカウント値で求めると、Tに=71−T2となる。 ここで、イベントカウンタは減算カウントとしているの
で、TI>72であり、Txは正である。焦点検出演算
に要する時間におけるエンXの移動量Tyは、Ty=T
2−T3として求められる。ここでレンズが定速で動い
ていることを前提として、センサ積分時間の中間の位置
を、被写体データを得た地点として代表させると、演算
結果が求まった時点との間、Tz=Tx/2+Tyの量
だけレンズが移動したことになる。そこで今回の演算結
果で求まっているカウント値DRCNTから、Tzをひ
いておけば、移動量の補正がされたことになる。 そこで、#133では、DRCNT−TzをDRCNT
として新たに置き換え、次のレンズ駆動パルスカウント
値としてセットする値になる。 #134から#140は、前述のようにレンズ駆動中に
デフォーカス方向が反転した場合の70−で、#134
で今回方向フラグをチェックして今回のデフォーカス方
向を見て、#135と#136で前回方向フラグをチェ
ックして前回のデフォーカス方向をチェックして、方向
が反転していれば#137へ進み、反転しでいなければ
#141へ進む。#137.#138ではレンズ駆動用
モータ(Mol)への通電を切ってブレーキをかけて止
め、#139でレンズ駆動中を示す駆動中7ラグをクリ
アし、#140でレンズが止まりきるまで70m5待っ
たうえで、#39のrCDINTAJへ進む。 #141から始まる[TINNZJは、レンズ駆動中及
び停止中の両方から合流してくる70−で、レンズ駆動
パルスカウント値DRCNTをセットして、レンズを動
がす部分である6レンズの駆動スピードは、本実施例で
は二段式になっており、レンズが合焦位置から遠く離れ
ている時のハイスピードと、レンズ合焦位置近傍にある
ロースピードとを切り換えることにしている。そして、
ロースピードでレンズをコントロールする部分を、ニア
ゾーンと呼ぶとする。#141では、レンズ駆動パルス
カウント値DRCNTが、このニアゾーンの領域のパル
スカツント値NZC以内であるかどうかをチェックして
、レンズがニアゾーンの領域内に入っていれば、#14
3へ進み、ニアゾーンフラグ(第5−2表のニアゾーン
F)をセットする。#144で端子(PO3)からのM
C信号を”Low”とし、第6表のようにレンズ駆動用
モータ(Mol)をロースピードで駆動させるようにす
る。 一方、ニアゾーン外である時には、#142に進んでM
C信号をHigb″とじ、レンズ駆動用モータ(Mol
)をハイスピードで駆動させるようにする。 #145がら#152までは前述にも説明の一部があっ
たがレンズが終端位置に止まっている時の処理について
の70−である。ところでレンズが終端で止まっている
ということを検知するのは、後述の第14図の[cLO
cKJからのサブルーチンで述べるように、レンズ終端
位置にスイッチがあるわけではな(て、割り込みボー)
INT3から入力されるモータ駆動量モニタ用エンフー
グ(ENC)からのパルスが一定期間入力されな(なっ
たらレンズが停止しているという判断による。モータ(
Mol)を駆動しているのにレンズが止まっているとい
うことはレンズ終端で当たっているということであると
判断して、[CLOCKJのサブルーチンの中でモータ
駆動を止めて、終端フラグをたてるのである。この方法
だとレンズが実際に終端に来ていなくとも途中で強制的
に止められたり、又は、河かがレンズにはさまったりと
かなんらかの要因で、−瞬(数100m5のオーダー)
レンズが止まったりしても終端と判断してしまう。 こういったことを防ぐために、一度終端でレンズが止ま
ったと見ても、もう一度レンズを動かしてみて、再度r
cLOcKJサブルーチンで終端と判断されてはじめて
、実際に終端で止まっているとしている。これを見るフ
ラグが終yII2nd7ラグ(第5−2表の終端2F)
で、#145で、rCLOCKJサブルーチンの中でた
てられた終端フラグを見て、”1″であった時に、#1
46でこの終端2ndフラグを見る。そして、初期状態
ではこの7ラグはO″であるので#15oへ進み、終端
2ndフラグをたてておいて、#153からのレンズ駆
動フローで、レンズを動かす、そして、次のループで#
146へ米だ時に、はじめて、終端で止まっているとい
う判断をして#147へ進む。 #147では、今回のデフォーカス方向をチェックし、
そして、#148と#149で終端位置フラグをみて今
レンズがどちら側の終端に当たっているかをチェックす
る。すなわち今回のデフォーカス状態が前ピン(今回方
向フラグ=1)であり、レンズ位置が無限遠端であると
すると、レンズは、今の無限遠端よりさらに無限遠側へ
動かされなければならないことになる。この場合は、#
148から#40へ進み、次のrCDINTJからのル
ーブで、前述の説明にあったように、合焦ゾーンを広げ
てみて、合焦再チェックを行う。 今回のデフォーカス状態が後ビン(A、同方向フラグ二
〇)であり、#149でレンズ位置が最近接側(終端位
置フラグ=1)であるとすると、レンズはさらに近接側
へ動かされないといけないことになる。この場合は、#
149から井152へ進み、端子(P32)からのLL
信号を”Low”にして最近接側へレンズを動かすこと
を指示する方向表示を点灯する。そして、レンズを停止
させたままにし、#40がらの次ループへ進み焦点検出
を繰り返す。そして被写体の位置ががわり、デフォーカ
ス方向が反伝すれば、ループ中#147から#148へ
進み#151へ抜け、終端フラグをクリアして#153
からのレンズ駆動のループへ入っていく。なお、この実
施例では#147のデフォーカス方向のチェックに今回
方向フラグをmいたが前回方向フラグを用いてもよく、
この場合は、最近接端よりも被写体が近接側にある状態
から、レンズの合焦可能領域に入ってもレンズは追従し
ないで停止したままとなる。ワンショy l・A Fモ
ードという場合であれば、後者の方法でよく、コンティ
ニュアスAFモードという場合であれば面者でないと不
都合であるといえる。 なお、この後者の場合は、一旦ローコントラスト状態に
なれば第13図の#165の「LOWCON」70−の
中で終端フラグがクリアされるので、最近接端からぬけ
出て、再びレンズ駆動状態に入り、自動焦点調節が可能
ということになる。 次にレンズが終端にない場合や、終端にあるが逆方向に
動こうとしている場合には、第12図の#153からの
レンズ駆動70−に入る。#153では焦点調節状態表
示用LEDをすべて消灯する。 これはレンズの駆動中はデフォーカス方向の表示をしな
いことを基本原則とすることによる。レンズが停止して
いる状態で合焦時には中央のLED(LEDM)を点灯
して合焦表示をし、最近接端らしくは無限遠端ではLE
D(LEDL)(LEDR)のいずれかを点灯してデフ
ォーカス方向を表示し、ローコントラスト時には、LE
D(LEDLHLED’R)の点滅表示をするのである
。$154でレンズ駆動パルスカツント値DRCNTを
イベントカウンタEVTCNTと終端チェック用しノス
タMECNTヘセットする。イベントカウンタEVTC
NTにセントされた値DRCNTは、割り込み端子(I
NT3)へエンコーグ(ENC)からのパルスが入って
AFマイコン(MC1)に割り込みがかかると、この割
り込み70−(第16図のINT 3 S)の中で減算
される。カウント値DRCNTが”O″になった時点で
レンズを停止させるとピントが合っているという仕組み
である。 #155ではレンズ駆動用モーjp、(Mol)に通電
を開始して、レンズ駆動を始める。これは、面白方向フ
ラグに従って、レンズを動かす。すなわもこのフラグが
これまでのレンズ駆動方向として残されるわけである。 なぜなら、前回方向フラグは、レンズが停止している時
には、第11図の#124からの70−によって今回方
向フラグと同じ内容になっているからである。そして、
前回方向フラグがO”であれば(後ビン)、端子(PO
I)カラのMFfi号をLow″にして、第6表のよう
にレンズを繰り出し、前回方向フラグが”1″であれば
(前ビン)、端子(POO)からのMR倍信号L。 w”にしてレンズを繰り込み方向へ動かす。#156で
は駆動中7ラグをチェックしてこれまでレンズを駆動中
であったかどうかのチェックをし、駆動中であれば(後
に説明するが、ここで駆動中というのは、ニアゾーン外
での自動焦点調節中ということ)、#40の[CDIN
TJヘループし、次の焦点検出に入る。これまでエンχ
停土中であったなら、#155で駆動開始したのである
から#157で駆動中7ラグをセットする。#158で
は補助光モードフラグをみて補助光AFモードかどうか
チェックし、補助光AFモードであれば第14図の#2
31からのrL2SAVEJへ分岐する。補助光AFモ
ードでなければ#159でニアゾーン7ラグをみてレン
ズの駆動がニアゾーン内であるかどうかをチェックし、
ニアゾーン内であれば#160からの[WSTOPJへ
進′む。#160、#161では100m5間隔に終端
チェックを繰り返しているだけで、次の焦点検出ループ
へは戻らない。そして、レンズが合焦位置で完全にスト
ップするまで待ち、止まってから始めて、合焦確認の焦
点検出に入る。これはl’−WSTOPJループをまわ
っている開にf!JJ16図の#252の「■NT3S
Jの割り込みが入り、レンズをコントロールするわけで
ある。 このニアゾーン内でレンズを駆動させながら焦点検出を
しないのは、以下の理由による。まず、ニアゾーンでの
レンズ駆動は、一定速11ではなく、加速度を持ってい
る。すなt)ち、レンズ駆動開始時には正の加速度を持
ち、レンズ停止位置Ii汀では負の加速度を持つ。ハイ
スピード駆動時がらニアゾーン内に入って、ロースピー
ドに切り変わった時には、負の加速度をもつ。ここで、
元来、ニアゾーンカウント量NZCは、ハイスピードか
らモータ(Mol)の通電を切ってレンズの移動が止ま
るまでのカウント値を目安に決めたもので、モータ(M
ol>が定速で動くための領域ではない。ここr定速で
ないということはモータ駆動中にセンサの積分を行って
も、積分時間の中間の位置をもって被写体データを得た
地点として代表することができないということである。 従って、前述のような移動分の補正をしてもその補正は
正確ではなく、レンズ駆動パルスの算出誤差を持つこと
になる。 そこで、レンズが一定速度で動いていない時はセンサの
積分をしないことが望ましい。そこで本実施例では、加
速時、減速時には焦点検出をしていないのである。 次に#159でニアゾーン外にあると判断されり時ニは
#162へ分岐し、ここで100m5の時間待ちをする
。レンズ停止状態から加速しているので、定速となるま
で100m5時間待ちをしているのである。モして#1
63で終端チェックをする。終端チェックの周期につい
ては、短がすぎても艮すぎてもよくない。レンズの動き
に応じたエンコーグのパルスの間隔よりも短すぎると止
まっていると判断してしまうし、逆に艮すぎるとモータ
、ギヤ、クラッチ等の駆動系の耐久性や、終端での反転
駆動の応答性などの問題があるので、数10+nsから
200m5程度の間隔におさえている。 次に#164では、1−cut 5bot7ラグをみて
1−cut sl+otモードになっているかどうかを
チェックし、1−cut sl+otモードであれば、
レンズを駆動させながらの焦点検出をしないというモー
ドであるので#160のl’−WSTOPJへ進んで、
レンズが停止するのを待ち、止まってから合焦確認のた
めの焦点検出を行う。1−cut sl+otモードで
なければ、第9図の井39の[CDINTAJヘル−プ
していく。以上が自動焦点調節のメインルーチンである
。 次に第13図からの分岐ルーチン、サブルーチンについ
ての説明をする。まず、第13図の井165から始まる
rLOWcONJ70−は第11図のメインルーチンの
#88から、焦点検出演算の結果がローコントラストで
あった時に分岐してくるフローである。まず#165で
終端チェックをして、#166でAFモード7ラグをみ
てAFモードか否かのチェックをする。AFモードであ
れば井167へ進み前回ローコンフラグをセットし、#
168でローコントラスト時の表示として端子(P32
)と(P2O)のLL信号とLR倍信号同時に”Low
”と”High″を繰り返してLED(LEDL)(L
EDR)の点滅表示をする。そしてすぐ次の焦点検出ヘ
ルーブしていく。AFモードでなけれぼ#166から#
169へ進み、駆動中7ラグをみてモータが駆動中かど
うかをチェックする。駆動中であれば、ローコンスキャ
ン中である場合と、自動焦点調節中にローコントラスト
という結果になってきた場合とがあるので、#170で
スキャン中7ラグをチェックしてこれを区別し、自動焦
点調節中であれば、前述したようにレンズを止めるまで
はローコントラストの結果を無視するので、すぐ#40
のrCDINTJへ進んで次の焦点検出に入る。ローフ
ンスキャン中に#170へ来たのであれば、#171で
ローコントラスト状態からぬけ出て、自動焦点調節を始
める時の繰り込み積分時の移動分補正のために、演算終
了時点でイベントカウンタ値T3を、最大カウント値6
5,000にセットしておく。(詳細は後述する)同様
にモータ駆動用イベントカウント値E V T CN−
T、終端検知用カフント値MECNTも最大カウント値
65.oooにセットしておく。そして#40のrcD
INTJヘループする。 レンズ停止時に、ローコントラストになって(する時に
は、#169から#172へ進む。そしてローコンスキ
ャンの禁止を示すスキャン禁止フラグがたっていれば#
173へ進む。なおスキャン禁止フラグがたつのは、ロ
ーコンスキャンがすでに一度終わっているか、又はコン
トラストが出たことがあるかのいずれかである。 #173から#175と#181から井183について
は、いずれも補助光AFモードに入るか否かの判断をし
ているステップである。この補助光AFモードに入る条
件というのは、まずAFモードであるということ、被写
体がローコントラストであるということ、レンズが停止
中ででありさらにローライトであるということ、第3図
の補助光照明装置のついた電子閃光装置がカメラに取り
付けられて、補助光発光可能状態を示すAFFL信号が
米ており、なおかつその充電完了信号RDYが米ている
ということであり、これら条件がそろって始めて補助光
AFモードに入る。まず#173でローライトフラグ、
#174で補助光OK倍信号FFL、#175で充電完
了信号RDYを見て、いずれも1″で条件がそろえば#
225がらのrLLLEDJへ飛んで補助光AFモード
に入る。この条件がそろっていなければ、井176でロ
ーライトフラグに基づいてローライト状態をチェックし
、ローライトなら#177でセンサの最大積分時間を2
00+nsと倍にする。積分時開100m5″ChAG
cが8倍でローコントラスト、ローライトという時なら
一段分積分時間を増やせば、ローコントラストにならず
、焦点検出可となる可能性があるためである。しかし、
これも積分時開が長い時に、レンズ駆動しながら焦点検
出をすると誤差がでるという理由により、最大積分時間
を2゜Omsモードとするのは、レンズ停止中と限って
いる。 #178で前回ローフンフラグをセットし、井179で
ローコントラスト状態を示すLED(LEDL)(LE
DR)の点滅表示をし、#180でニアゾーンフラグ、
繰り込み積分フラグ(第5−1表の繰り込み積分F)、
反転フラグ、終端フラグ、終端2ndフラグをクリアし
て、#40の「CDINTJヘループしていく。 172t?ローコンスキヤン禁止状態でなケレば、#1
81からのrsEARcHJへ分岐する。 #181から#195までの70−は、ローフンスキャ
ンを開始させるフローである。まず、#181から#1
83は、#173から#175までの70−と同様に補
助光AFモードへ入る条件の判別をしている。そして条
件がそろえぼ#183から#225のl’−LLLED
Jへ飛び、補助光AFモードに入る。ローライトである
が補助光照明装置がセットされていなくてAFFL信号
が”1″になっていなければ、#181から、#182
、#184へと進み、ここですでにセンサの最大積分時
間が200m5モードになっているかどうかのチェック
をする。 最大200m5のモードになっていないのであれば、#
230の「LL200」へ飛び、200+nsモード7
ラグをセットして#39のrCDINTAJヘループし
ていく。#184で、すでに最大200IIlsモード
になっているにもかかわらず、ローコントラストである
とか、#181でローコントラストであるがローライト
でないという場合は、#185へ進み、200+++s
モードフラグをクリアする。 これは、ローコンスキャン中に、積分時間が長いと、前
述にもあったように被写体の像が流れて、ローコントラ
ストになりやすいということや、たとえコントラストが
あっても、積分時間と焦点検出演算時間の最大値の時間
だと、レンズを止めて、改めて焦点検出した時すでに合
焦範囲を超えて行きすぎてしまっているという駆動比の
大きいレンズもありうるので、こういったことを防ぐた
めに、200m5モードフラグをクリアして、最大積分
時間が100+asのモードにしている。 次に、#186から井190(こか(すでの70−では
、ローコンスキャンをする時のレンズのスキャン開始方
法を決めている。被写体が明るい時には、ローフンスキ
ャンは、焦点検出演算で求まっている方向からスキャン
を始める。ローコントラストと判断されてデフす一カス
量が求まらなくても、デ7才−カス方向なら求まってい
るという場合があるため、演耐結果の方向に従ってスキ
ャンするのである。このローコンスキャン中にf’ 7
t −1yス量が求まる領域にくれば、前述してきた
通り自動焦点調節動作に入る。ローコンスキャンではレ
ンズが一力の終端にあたれば反転駆動させ、逆側の終端
にあたればスキャンは終わる。被写体が暗いが明るいか
は、#186で積分時間が50+*sを越えるが盃がを
示す1−cut 5hot7ラグを用いてチェックして
いる。これはAGCデータを用いてもよく、2倍以上を
暗いとしても、4.8倍以上を暗いとしてもよいヶ一方
、暗い時には、#187に進み、ローコンスキャンを繰
り出し方向から始める。こうすれば、ローコンスキャン
終了時の最終停止位置は無限遠端でレンズを繰り込んだ
状態で終わる。これはレンズにキャップをした時には、
繰り込み状態で終わることになり、エン、ズがフンバク
トにってカメラケースへの収納に便利になる。 この時コントラストを捜す目的でなくて、レンズを繰り
込んで終わるという機能を重視すれば、#187へ進ま
ずに#189の[LLIGHT2Jへ進むようにしても
よい6すなわち、#189でローフンスキャンで一回終
端に当たったというスキャン当りフラグ(スキャン当り
F)をたて、#190でMR倍信号Low″にして繰り
込み方向にローフンスキャンを始める。レンズが無限遠
端に当たると、$189でたてたスキャン当りフラグに
よって第14図の井199からのrROTEMJの中で
、これでスキャンが終了したと判断され、レンズが停止
する。なお、このrLL I GHT 2Jlj:補助
光A、Fモードの70−の中から飛んでくる所である。 #191では前回ローコンブラグに1”をたて、#19
2でスキャン中7ラグをたてていく。#15〕3ではレ
ンズ停止時のデフォーカスfiF E RMを最大値6
5,000にセットしておく。#194では#171と
同じ<T3.EVTCNT、MECNTに最大値65,
000をセットする。井195でレンズ駆動にあたって
表示を消しておく。 そして、スキャンしながら次の焦点検出ループ井40へ
もどる。 次は、plS14図の終端チェックサブルーチン「CK
LOCKJの説明に移る。#196では駆動中7ラグを
みてレンズが駆動中がどうかをチェックし、駆動中でな
ければ終端のチェックをしないで、リターンしていく。 レンズ駆動中は#197へ進み、終端のチェックをする
。駆動時にレンズ駆動パルスカッント値DRCNTと同
じ値をセットしたおいた終端チェック用しノスタMEC
NTと、レンズ駆動用カラン)lilRcNTとしてセ
ットしたイベントカウンタのカウント値EVTCNTと
比較する。レンズが動いていれば、CVTCNTの値は
エンコーグ(ENC)からのパルスが入ってくるたびに
1ずつ減算されており、M E CN Tと異なった値
になっている。レンズが終端に当たって動いていなけれ
ば、エンコーグ(ENC)からパルスは入ってこないの
で、EVTCNTの値は変化せずMECNTと同じ値の
ままである。ゆえに#197でMECNT=EVTCN
Tであればレンズが止まっているという判断をして、終
端処理7o−rROTEMJの$199へ分岐する。M
ECNT;l!EVTCNTであればレンズが動いてい
ると判断をして#198へ進む、#198ではMECN
Tに改たにEVTCNTの値をセットしなおして、次の
終端チェックに備える。そしてリターンしていく。 #199からの終端処理70−[ROTEMJでは、ま
ず最初サブルーチンから分岐してきているので、マイフ
ンのスタックポインタをリセ・ントしておく。#200
でlNTl、INT2以外の割り込みを禁止する。終端
に末つかっているということr#201、#202でモ
ータ(Mo1)への通電を切って、ブレーキをかける。 #2o3ではモータ(Mol)を止めたので駆動中7ラ
グをクリアする。#204で前回方向フラグをチェック
して、前回方向フラグが0”であれ1fCf&ビンであ
りレンズを繰り出して(・た)、#205で最近接端位
置で止まってb・ると1・う意味で、終端1立r1′1
7ラグに1″をたてておく。前回方向フラグカf”1″
であれば(前ピンで、tt j)、レンズを繰り込んで
(また)、井206で無限遠端位置で止まってb・ると
いう意味で、終端位置ブラダをクリアしておく。 $20’7ではローコンスキャン中lこy)端に当たっ
たかどうかをチェックして、スキャン中であったならば
#208へ進み、終端でレンズが止まっているという終
F4フラグをセットしておく。#209では、さらに補
助光モードフラグに基づ〜1て補助光AFモード中であ
ったかどうかをチx ’2りしで、補助光AFモード中
であツtこならば、終端に当たればたとえ一度目の発光
による焦点検出であろうとも、犬の焦点検出にループし
な(・でL E Dの点滅表示をして、焦点検出をあき
らめる。補助光A Fモード(こついては、#225か
らのl”LLLEI)170−の中で詳しく述べる。#
209で補助尤ΔFモづでなけれ(rレンズを終端1立
置;こ止めたまま次の焦点検出ル−?rCDINTAJ
へ行く。 #207で、ローフンスキャン中番こエンズカC終端に
米でいる場合には#210へ進み、これまでスキャン中
に終端に当たったことがあるかどうh・、すなわち行き
か帰りかをチェックし、行きであれば、スキャン方向を
反V、させて動かす必要力Cあるため#217へ進む。 #217では、1回、終端1こ米なのであるから、スキ
ャン当りフラグをセ・)卜する。犬に、#218でii
q回方白方向フラグンズ駆動方向を示す)をチェ・ンク
し、#219、#221でそれぞれこれまでと逆の方向
(こセントしなおす。そして#220.#222でそれ
ぞれ人に動かす方向に従って、レンズ駆動信号MR又は
MFを”Low″にする。この時もちろんブレーキ信号
MBは’Higt+″′にしておく。これで反転駆動力
C開始すれる。$223ではローコンスキャン開始時と
同様に、FERM、T3.EVTCNT、MECNTを
それぞれ最大値65,000にセ・)卜しなおしておく
。#224では駆動中7ラグ番二″1”をセットして、
次の焦点検出ル−フ°rcDINTA」へ行く。 一方、すでに一度終端に当たって(1で、二度目の終端
だった場合は、#210から#211へ進む。今度は、
ローコンスキャン終了であるからレンズは動かさない。 #211でスキャンで終端に当たったという入えヤン当
りフラグをクリアし、#212ではスキャン中7ラグを
クリアし、#213では一度スキャンすれば後はもうし
なしまために、スキャン禁止フラグをセットして(%<
、#214ではローフンスキャンをしたけれども、コン
トラストが見つからず、焦点検出不能だったと−1うこ
とで、LEDの点滅表示をする。#215では補助光A
Fモード中かどうかをチェ・7りし、補助光AFモード
中であれば、#216へ行って、犬の焦点検出に行かず
に割り込み待ちとして、このまま終わってしまう、補助
光AFモードでなければスキャン終了後、終端位置で焦
点検出を繰り1神・−・ ルnへ−「戸r′%iλr〒
へ1へ璽zPrL−が終端検知ルーチンである。 次に補助光AFモードのルーチンの説明をする。 補助光AFモードへは第13図のrLOWcON、、1
ルーチンから入ってくる6前述のごとき条イ牛力fそろ
えば#175、又は#183から#225の「LLLE
DJへすすみ、補助光AFモードの7ty −になる。 第14図の#225ではまず補助光ΔFモードを示す補
助光AFモードフラグをたてる。 #226で端子(PI3)からの端子(S T 4 )
の信号をHigh″にする。7ラツシユ回路(F L
S )は、この信号によって補助光用LED(4B)の
発光を開始させる。$227では補助光AFモードへ入
ったということを外部に知らせるために、LL信号とL
R信号をLow″にし、両側のLED(LEDL)(L
EDR)を点灯させる。点灯時間は、次の焦点検出演算
が終わるまであり、最大450+os点灯するのが標準
となる。これは、#229の200m5の時間待ちと、
焦点検出のだめの演算時間と、最大積分時間が200a
+sの場合の合計時間であるが、被写体がかなり近くて
明るいと、450+as以下で焦点検出が完了する。す
なわちこれもレンズ駆動中は表示を消すというためであ
る。この表示は補助光ΔFモードへ入った時の1回だけ
である。 一方、補助充用LED(48)は2回発光している。 補助光AFモードのシーケンスは、まず補助光用LED
(48)を1回発光させて、200+nsの間CCDイ
メージセンサ(FLM)に対して予備照明をしておく。 これはCCDイメージセンサ(FLM)の応答性を上げ
るためである。そして、最大積分時間が200m5のモ
ードで、補助光照明のもとでCCDの積分をする。そし
て、このデータにより焦点検出演算をし、レンズを駆動
させる。この間、焦点検出はしない。そしてレンズ停止
後、2回目
の第1と第2の領域のそれぞれを通過した被写体光束を
それぞれ再結像させて二つの像をつくり、この二つの像
の相互位置関係を求めて、結像位置の予定焦点位置から
のずれ量およびその方向(結像位置が予定焦点位置の前
側か、後側か、即ち萌ビンか後ビンか)を得るようにし
た焦点検出装置がすでに提案されている。このような焦
点検出装置の光学系は、第19図に示すような構成とな
っており、撮影レンズ(2)の後方の予定焦点面(4)
あるいはこの面からさらに後方の位置にコンデンサレン
ズ(6)を有し、さらにその後方に再結像レンズ(8)
(10)を有し、各再結像レンズの結像面には例えばC
CDを受光素子として有するフィンセンサを(12)の
面に配しである。ラインセンサ上の像は、第15図に示
すように、ピントを合わすべき物体の像が予定焦点面よ
り前方に結像する、いわゆる前ビンの場合、光軸(14
)に近くなり互いに近づき、反対に後ビンの場合、夫々
光軸(14)から遠くなる。ピントが合った場合、二つ
の像の互いに対応し合う二点の間の間隔は、ピント検出
装置の光学系の構成によって規定される特定の距離とな
る。したがって、原理的には二つの像の間隔を検出すれ
ばピント状態が分かることになる。 ところが、上記の焦点検出装置は、一定距離の同一被写
体に対して焦点検出動作を繰り返して複数回行う場合に
、距離検出方向と垂直な面内で被写体が位置を変えたり
、カメラ保持時に手振れによりカメラが微小振動したり
すると、検出結果は必ずしも一致せず、ある値を中心と
して若干のばらつきをもって分布する。すなわち、−回
の検出動作だけでは正確な焦点検出情報は得られないと
いう欠点があった。 このばらつきは、多数の受光素子からなる合焦検出素子
列の各素子の特性や配列の不均一性、処理回路の不安定
性に起因するものの他に検出素子面の照度分布く被写体
輝度分布に相当する)の測定に際して、列状に配列され
た検出素子群の配列ピッチによって合焦検出素子のもつ
空間周波数特性が決められ、ナイキストのサンプリング
定理に上って決まる空間周波数よりも高い周波数成分に
ついては正しい測定ができないことや、あるいは素子と
素子との間に存在する不感帯によって被写体の輝度分布
を不連続に測定することとなり不感帯域で輝度変化があ
っても検出できないことに起因している。 そこで、距離検出方向と垂直な面内で被写体が位置を変
えたりすると合焦検出素子面上に投影される被写体像の
パターンが変化し、相対的に合焦検出素子列における被
写体像のサンプリング位置も変化するために、検出素子
の上記要因により検出結果は一致しないことが起こり、
何回も同様な測定を繰り返すと、検出結果はある値を中
心に若干のばらつきをもって分布することになる6従っ
て、−回の検出動作で得られるデフォーカス量に基づい
て撮影レンズの焦点調節を行っても、調節精度は保証さ
れない。そのようなわけで、複数回合焦状態の検出を行
うことにより複数のデフォーカス量のデータを得てこれ
らの平均値を求め、この平均値に基づいて撮影レンズの
焦点調節を行うようにした装置が特開昭56−7881
1号公報で提案されている。しかしこの装置では、撮影
レンズを停止しておいて検出動作を繰り返し、平均値が
得られた後に撮影レンズの駆動が開始されるように構成
されているので速やかな焦点調節は行えなかった。そこ
で、本願出願人は特開昭58−58508号公報におい
で、撮影レンズを合焦位置に向けて移動させつつ焦点検
出を繰り返して行い、その際、撮影レンズの移動量をエ
ンコーグを用いで検出しておき、撮影レンズの移動中に
別々の位置で採取された各デフォーカス量のデータに撮
影レンズの移動量分の補正を施しで、各データをある一
つの位置を基準位置として採取されたものと見なせるデ
ータに変換し、変換後のデータから平均値を求めるよう
にした焦点調節装置を提案した。 この提案では各データに同一の重みをもたせて平均値が
算出されている。 また、長焦点距離レンズなどデフォーカス量が大きくな
りうるレンズを用いる場合には、焦点検出装置のデフォ
ーカス量検出連動範囲外の領域が発生する。この領域で
は、焦点検出装置は、被写体像のコントラストが低すぎ
るので焦点検出が不可能であると判断してしまう。そこ
で、本願出願人は特開昭59−182441号公報にお
いて、こういった場合には求まっているデフォーカス量
を無視してレンズを移動させてコントラストの高い位置
を探し出し、探し出せればレンズの移動を停止させて次
の焦、α検出を行うということを提案した。ところが、
この方法をとれば、低コントラスト時にはレンズを走査
駆動させコントラストの高い位置をみつければ必ずレン
ズが一旦停止してから再び合焦位置に向かって移動させ
られるという動作になってしまう。すなわち、この動作
であると、常にスムーズでかつ迅速な焦点調節を行うこ
とができないという欠点がある。 発明が解i しようとする問題係 ところが、このような自動焦点調節装置においては4t
T体のコントラストが低すぎると焦点検出が不可能にな
ったり精度が著しく悪化したりするうえに、焦点検出用
のラインセンサにCCDのごとき電荷蓄積型のイメージ
センサを用いると、その積分時間は被写体の輝度が低く
なるにつれて長くなる。従って、CCD積分中のレンズ
移動量も被写体の明るさに応じて変化するとともに、被
写体の明るさに応じて積分中の被写体像が変化するので
演算されるデフォーカス量自体の誤差も変化する。また
、レンズを移動させながら被写体像の積分を行うと、長
時間の積分時間が必要な時は、たとえ被写体が静止して
いても、CCDにとっては動いている像を積分している
ことと同等になり、デフォーカス量の演算に誤差を発生
しやすくなる。 もちろん、被写体が動いていればなおさらである。 すなわち、被写体が暗い時にレンズを移動させなからC
CDの積分を行うと、その結果のデフォーカス量の精度
は悪くなるということであり、また、結果がばらつくと
いうことにより、レンズの停止位置が決まらず、ひいて
は合焦までの時間がかかるということがありえる6一方
、被写体が明るければ、レンズを移動させつつCCDの
積分を行っても、積分時間が短いので精度を悪くするこ
とはまずない。 本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、上述のごとき低コントラスト時にもできるだ
けよい条件での焦点検出を可能とするとともに、被写体
の明るさによる焦点検出誤差を改善し、被写体が明るい
時には長焦点距離レンズなどデフォーカス量が大きくな
りうるレンズを用いてもスムーズで迅速な精度の良い自
動焦点調節が可能であり、かつ、被写体が暗い時にも精
度を悪化させることなく迅速な自動焦点調節が可能な装
置を提供することにある。 問題、ヴを解jするための手具−1 上記目的を達成するために、本発明は、被写体からの光
を受光する電荷蓄積型イメージセンサがら転送される蓄
積電荷に基づいて撮影レンズの焦点調節状態を演算し、
その結果に応じて該撮影レンズの自動焦点調節を行う自
動焦点調節装置において、被写体の輝度が所定以上か否
かを判別する輝度判別手段と、被写体のコントラストが
所定以上か否かを判別するコントラスト判別手段と、コ
ントラストが所定以下と判別されたときには、撮影レン
ズを移動させてコントラストが所定以上の位置を探し、
コントラストが所定以上の位置を探し出したときには、
被写体の輝度が所定以上の場合、撮影レンズを移動させ
つつイメージセンサの電荷の蓄積およびそれに基づく自
動焦点調節を行い、被写体の輝度が所定以下の場合、撮
影レンズをいったん停止させてイメージセンサの電荷の
蓄積および自動焦点調節を行う制御手段とを設けたこと
を特徴とする。 従って、本発明によれば、被写体のコントラストが低い
ときには撮影レンズを移動させてコントラストの高い位
置を探し、そしてコントラストが高い位置を探し出した
場合、被写体が明るいときは撮影レンズを移動させつつ
焦点検出を繰り返し行い、被写体が暗いときには撮影レ
ンズを停止させた状態で焦点検出を行う。 及−1−肚 本発明の実施例による自動焦点調節のためのカメラシス
テムの概略を第1図に基づいて説明する。 なお、本実施例では、本発明における被写体の明るさの
判定にCCDイメージセンサの積分時間を用いており、
被写体が暗い場合には後述の[1−cut 5bot7
ラグ」がセットされるように構成されているので、この
フラグに関連したところが本発明のポイントである。第
1図において、一点鎖線の左側はズームレンズ(LZ)
、右側はカメラ本体(BD)であり、両者はそれぞれク
ラッチ(106)(1()7)を介して機構的に、接続
端子(JLI)〜(JL5)(J B 1)〜(μB5
)を介して電気的に接続される。このカメラシステムで
は、ズームレンズ(LZ)の7オーカス用レンズ(FL
L ズーム用レンズ(ZL)、マスターレンズ(ML)
を通過した被写体光が、カメラ本体(BD)の反射ミラ
ー(ioa)の中央の半透光部を透過し、サブミラー(
109)によって反射されCCDイメージセンサ(FL
M)に受光されるように、その光学系が構成されている
。 インターフェース回路(112)は合焦検出モジュール
(AFM)内のCCDイメージセンサ(FLM)を駆動
したり、CCDイメージセンサ(FLM)から被写体デ
ータを取り込んだり、またこのデータをAFコントロー
ラ(113)へ送り出したりする。 AFコントローラ(113)はCCDイメージセンサ(
FLM)からの信号に基づいて、合焦位置からのズレ量
を示すデフォーカス量1ΔL1とデフォーカス方向(前
ピン、後ビン)との信号を算出する。モータ(Mol)
はこれら信号に基づいて駆動され、その回転はスリップ
機構(S L P )、駆動機構(LDR)、カメラ本
体側クラ・7チ(107)を介してズームレンズ(LZ
)に伝達される。尚、スリップ機構(SLP)はズーム
エン、l’(LZ)の被動部に所定以上のトルクがかか
ったときにすべっでモータ(Mol)にその負荷がかか
らないようにするものである。 ズームレンズ(LZ)において、7オーカス用レンズ(
FL)を駆動するための焦点調節部材(102)の内周
には雌へりコイドネジが形成されており、これにネジ嵌
合するように、レンズマウント(121)と一体となっ
た固定部(101)の外周に雄ヘリコイドネジが形成さ
れている。焦点調節部材(102)の外周には大歯車(
103)が設けられており、この大歯車(103)は小
歯車(104)、伝達(幾構(105)を介して、レン
ズ側クラッチ(106)に連結されている。これにより
、モータ(Mol)の回転が、カメラ本体のスリップ機
構(SLP)、本体側のクラッチ(107)、レンズ側
のクラッチ(106)、レンズ内の伝達Wi!f/1(
105)、小歯車(104)及び大歯車(103)を介
して、焦点調節部材(102)に伝達され、へりコイド
ネジによって7オーカス用レンズ(FL)が光軸方向に
前後に移動して焦点調節が行なわれる。また、エンX’
(FL)の駆動量をモニターするためのエンコーグ(E
NC)がカメラ本体(BD)の駆動機構(LDR)に連
結されており、このエンコーグ(ENC)からレンズ(
FL)の駆動量に対応した数のパルスが出力される。 ここで、モータ(Mol)の回転数をN M (rot
)、エンコーグ(ENC)からのパルス数をN1エンコ
ーグ(ENC)の分解能をρ(1/rot)、モータ(
Mol)の回松軸からエンコーグ(ENC)の取付軸ま
での機械伝達系の減速比をμP、モータ(MOl )/
n IFi 齢&l+ hs L fr / ’x 太
4k 側6 % 、−4−(1n 71までの機械伝達
系の減速比をμB、レンズ側クラッチ(106)から大
歯車(103)までの機械伝達系を減速比をμし、焦点
調節部材(102)のへりコイドリードをLH(m輸/
rot)、7オーカス用レンズ(FL)の移動量をΔd
(mm)とすると、N;ρ・μP−NM Δd =NM・μB・μL−LH 即ち、 Δd=N・μB・μL−LH/(P・μP)・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1)の関係
式が得られる。 また、レンズをΔcl(mm)だけ移動させたときの結
像面の移動量ΔL(mn+)と上記Δdとの比をK o
p =Δd/ΔL ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(2)で表わすと、式(1)(2)よ
り N:Kop・ΔL・ρ・μP/ (μB・μL−LH)・・・・・・・・・・・・・・・
・・・(3)の関係式が得られる。ここで、 KL”Koρ/(μL◆LH)・・・・・・・・・・・
・・・・(4)KB=ρ・μP/μB ・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・(5)とすると、 N=KB−KL・ΔL ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(6)の関係式が得られる。 尚、(6)式において、ΔLは信号処理回路(112)
からデフォーカス量1ΔL1とデフォーカス方向の信号
として得られる。また、(4)式のKI、は、ズームレ
ンズ(LZ)の変倍操fヤ用X−ムリング(ZR)の回
動操作により設定された焦点距離に対応してレンズ回路
(LEC)から出力される。 即ち、ズームリング(ZR)の回動位置に応じたデータ
をコード板(FCD)が出力し、このデータがレンズ回
路(、LEC)に送られ、このコード板(FCD)から
のデータに対応したアドレスに記憶されているKLのデ
ータが直列でカメラ本体の読取回路(LDC)で読取ら
れる。コード板(FCD)は、ズームリング(ZR)の
回動設定位置に対応したデータを出力するよう、コード
パターンが定められている。また、レンズ回路(LEC
)内に内蔵されたROMのような固定記憶手段には、ズ
ームリング(ZR)により設定される焦点距離に対応し
たKLのデータが、それぞれコード板(FCD)からの
データに対応したアドレスに予め固定記憶されている。 また、(5)式のKBはカメラ本体での前記滅連比μB
に応じて固定的に定められるデータであり、このデータ
KBはカメラコントローラ(111)が待っているに こで、カメラ本体側の読取回路(LDC)からレンズ側
のレンズ回路(LEC)へは、端子(JBI)(JLI
)を介して電源が、端子(J B2)(J LZ)を介
して同期用クロックパルスが、端子(JB3)(JL2
)を介して読込開始信号がそれぞれ送られる。 また、レンズ回路(L E C)から読取回路(LDC
)へは、端子(J L4)(J B4)を介してデータ
KLが直列で出力される。尚、端子(J B5)(J
L5)は共通のアース端子である。 レンズ回路(LEC)は、端子(J B3)(J L3
)を介して読込開始信号が入力すると、ズームリングの
回動設定による焦、α距離に対応したKLのデータを、
カメラ本体から端子(J BZ)(、J LZ)を介し
て入力されるクロックパルスに同期して、直列に読取回
路(LDC)へ出力する。そして、読取回路(LDC)
は端子(JB2)へ出力するクロックパルスと同じりa
ツクパルスに基づいて、端子からの直列データを読み取
って並列データに変換する。 カメラコントローラ(111)は、読取回路(LDC)
からのデータKLとその内部のデータKBとに基づいて
KL −KB=にの演算を行なう。AFコントa−ラ(
113)はインターフェース回路(112)からの被写
体像のデータを使ってデフォーカス量1ΔL1を求め、
このデフォーカス量1ΔL1と、カメラコントローラ(
111)からのデータにとに基づいて K・1ΔL l =N のnXW−を行ない、エンコーグ(ENC)で検出すべ
きパルス数を算出する。AFシコンローラ(113)は
、被写体像のデータを使って求めたデフォーカス方向の
信号に応じてモータドライバ回路(114)を通してモ
ータ(MOI)を時計方向或いは靜n鳥1+−七白lゆ
開齢へ −丁 ・ノ w−r/I:’N C)J+n
ムAFコントローラ(113)での算出値Nに等しい
数のパルスが入力した時点で、7オーカス用レンズ(F
L)が合焦位置までの移動量Δdだけ移動したと判断し
て、モータ(Mol)の回転を停止させる。 以上の説
明では、カメラ本体(BD)側にデータKBを固定記憶
させ、このデータKBにレンズからのデータKLを掛け
ることによりに=KL−KB の値を算出させていたが、K値の算出は上述のh法に限
定されるものではない。例えば、KB値が互いに異なる
複数種類のカメラ本体のいずれに対してもズームレンズ
が装着可能な場合、ズームレンズ(LZ)のレンズ回路
(LEC)から特定のKB値を有するカメラ本体に対応
した K 1=KL−KB 1 のデータを設定前、慨距離に応じて出力するようにする
。一方、この特定機種のカメラ本体では、カメラコント
ローラ(111)内のデータKBと、KL−KBの演算
は不要として読取回路(LDC)からのデータK 1を
AFシコンローラ(113)へ入力しておくようにし、
上記特定のKB値とは異なる値KB2(≠KBI)を有
する他カメラ本体に」二記レンズが装着されるときは、
カメラコントローラ(111)内に KB2/KBI のデータを持たせ、そして に2=に1・KB 2/KB 1=KL−KB 2の演
算を行なってKL−KB 2の値を得るようにしてもよ
い。 特に、7オーカス用レンズ(FL)が前述のようにズー
ム用レンズ(ZL)よりも前方に配置されている前群繰
出型のズームレンズの場合には、Kopの値は Kop=fl/l ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(7)fl:7
オーカ入用レンズの焦点距離 となり、1つのズームレンズについてのKL値またはに
値が非常に広範囲に変化する。この場合、レンズに記憶
するデータKL或いはKを、指数部のデータと有効数字
のデータ(例えば、8ビツトのデータであれば、上位4
ビツトを指数部、下位4ビツトを有効数字数とする)に
分け、カメラ本体の読取回路(LDC)で読取ったデー
タのうち下位4ビツトのデータを指数部のデータだけシ
フトさせてカメラコントローラ(111)へ入力するよ
うにすればKLまたはKの値が大幅に変化しても充分に
対応できる。 尚、上記第1図についての説明では、本発明の全体的な
機能および作用を理解しやすくするために本発明の装置
が回路ブロックの組合せによって構成されるように示し
たが、実際には、それらの回路ブロックの機能のほとん
どは、以下に述べるように1.マイクロコンピュータ(
以下、マイコンと称する)より達成される。 第2図は、本実施例のカメラ内の回路を概略的に示すブ
ロック劇である。 vIJ2図1.: t−f イテ、(MNS)l!電源
スイッチ、(POR)はその電源スィッチ(MNS)の
閉成に応じて後述のAFマイコン(MCI)及び制御マ
イコン(MC2)のリセットを行うパワーオンリセット
回路である。(Sl)はシャツタレリーズボタンの1段
押下(半押し)により閉成されるスイッチで、この閉成
によって測尤及び自動焦点調節の動作が開始される。(
S2)は該シャツタレリーズボタンの2段押下(押し切
り)によって閉成されるスイッチで、この閉成によって
露光動作が開始されろ。(S4)はフィルムの巻き上げ
が完了すると閉成されるスイッチである。 (MC2)は、第1図で示したカメラコントローラ(1
11)の働きをするもので、カメラのシステム全体の動
作をシーケンス的に制御するマイクロコンピュータ(以
下、制御マイコンという)である。 その端子(11)にはスイッチ(Sl)が接続され、端
子(■2)にはアンド回路を介してスイッチ(S2 )
(S 4 )が接続されている。(OSC)はその動作
用の発振回路である。(MCI)は、第1図で示したA
Fコントローラ(113)の働きをするもので、自動焦
点調節動作をシーケンス的に制御するマイクロコンピュ
ータ([F、AFマイコンという)である。演算された
焦点調節状態は表示用LED(LEDL>(LEDM)
(LEDR)のいずれかを点灯させることによってファ
イング−内に表示される。 (SAF/M)は自動焦点調節モード(以下、AFモー
ドという)と手動焦点調節モード(以下、n0nAFモ
ードという)との切り換えのためのスイッチで、閉成さ
れるとAFモード、開放されているとnonAFモード
となり、そのS A F/M信号は制御マイコン(MC
2)の端子(P T 6 )に入力される。ここで、n
onAFモードには、焦点調節状態の表示のみなされて
レンズは移動されないFAモードと、該表示もなされな
いMANUALモードとが設けられている。(SA/R
)は自動焦点調節の完了後にシャツタレリーズを行うA
F優先モードと、自動焦点調節の完了前でもスイッチ(
S2)の閉成に応じてシャツタレリーズを行うレリーズ
優先モードとを選択的に切り換えるスイッチで、閉成さ
れるとAF優先モード、開放されるとレリーズ優先モー
ドとなり、そのSA/R信号は制御マイコン(MC2)
の端子(P T 7 )に入力される。 (MDR2)はフィルムの巻き上げ、巻き戻し用のモー
タ(MC2)を制御するドライバ回路で、制御マイコン
(MC2)からのMM、MN信号によってモータ(MC
2)の回転方向、回転量を制御するものである。MM、
MN信号とモータ(MC2)の動作との関係を第1表に
示す。 (以下余白) 第1表 (E D O)はプログラムモード/シャッタ速度優先
モード/絞り優先モード/マユ1アルモードなどの露出
制御モードのうち手動により選択されたモードを制御マ
イコン(MC2)に伝達するとともに、そのモードによ
る露出制御に必要なシャッタ速度、絞り値、フィルム感
度、露出補正値などの情報をも制御マイコン(MC2)
に伝達するための露出制御設定回路である。(B S
1 )(B S 2 )はそのデータラインである。 (LMC)は測光回路で、そのANI信号はA/D変換
用基準電圧を示し、VRI信号はアナログの測光信号を
示し、これらはそれぞれ制御マイコン(MC2)の端子
(P T 7 )(P T 8 )に入力されている。 (EXD)は制御マイコン(MC2)内で演算された適
正露出値(シャッタ速度、絞り値など)を表示する露出
表示回路で、(BS3)はそのデータラインである。(
EXC)は、制御マイコン(MC2)内で演算された適
正露出値(ンヤッタ速度、絞り値など)及び設定された
露出値に応じて露出制御を行う露出制御回路で、(BS
4)はそのデータラインである。 (F L S )はカメラに装着された電子閃光装置内
の回路(以下、フラッシュ回路という)を示し、この回
路(FLS)は電子閃光装置がカメラに装着されると、
端子(S T 1 )(S T 2 )(S T 3
)(S T 4 )(ST5)及び(GND)によって
カメラ側の回路と接続される。このフラッシュ回路(F
L S )の詳細を第3図に示す。 第3図は、7ランシユ回路(F L S )を示し、同
図1こおいて、(20)はメインスイッチ、(22)は
電源電池で、メインスイッチ(20)が閉成されると電
源電池(22)の電圧はDC−DCコンバータ(24)
によって昇圧され、ダイオード(26)を介して主コン
デンサ(28)に供給される。(G N D )はアー
ス端子である。主コンデンサ(28)の充電電圧は充電
モニター回路(30)よってモニターされ、その電圧が
所定量に達すると充電完了検出回路(32)から充電完
了信号が出力され、これはアンド回路(34)を介して
端子(S T 2 )に伝達される。カメラ側では、こ
の充電完了信号を受けた後に、端子(S T 1 )を
介して発光開始信号を出力し、これによってトリが一回
路(36)がトリが−されて5CR(38)が導通し閃
光放電管(40)が主コンデンサ(28)のエネルギー
によって発光しはじめる。この発光開始信号は発光開始
モニター回路(42)にも入力され、この発光開始モニ
ター回路(42)は発光開始信号を受けると、アンド回
路(34)を閉じて充電完了信号の端子(S T 2
)への伝達を阻止する。カメラ側の測光回路(L M
C)によって適正露出に達したことが検出されると、カ
メラ側から端子(S T 3 )に発光停止信号を出力
し、発光停止回路(44)はこの発光停止信号を受けて
、閃光放電!(40)の発光を停止させる。 (44)は、被写体が暗いときに電子閃光装置から焦点
調節状態検出のための補助照明を行うように閉成される
AF補助光スイッチで、これが閉成されると端子(S
T 5 )から補助光による焦点検出のための照明が可
能であることを示すAF補助光OK信号が出力される。 そして、カメラ側でこの補助光を要すると判断した場合
は、端子(S T 4 )にAF補助光発光信号が入力
され、これによってトランジスタ(46)が導通し、補
助光用LED(48)が発光される。 第2図に戻って、(Sに)はカメラのシンクロスイッチ
、(FLB)は電子閃光装置の発光時間を制御する発光
制御回路である。(LEC)(LDC)は、それぞれ、
第1図と同様、レンズ内のレンズ回路及びカメラ内の読
取回路であり、カメラにレンズが装着されると両回路は
端子(J B 1 )〜(J B 5 )及び(J L
1 )〜(、JL5)によって互いに接続される。図
中、(VL)は電源、(RES)は読取開始信号、(C
L)はクロックパルス、(D A T A )はデータ
、(G)はアースをそれぞれ示す。読取回路(LDC)
には制御マイコン(MC2)の端子(S CK )から
クロックパルスが入力されており、該読取回路(LD’
C)は制御マイコン(MC2)の端子(TXD)から出
力されるシリアルデータ出力信号に応じて、その端子(
RXD)にレンズのデータをシリアルで入力する。 (FLM)は第1図図示のCCDイメージセンサ、(I
F 1 )はセンサ駆動用のインターフェース回路、
(MDRI)は第1図の(114)に相当し、レンズ駆
動用モータ(Mol)の駆動を制御するドライバー回路
、(ENC)は第1図と同様のエンコーグである。 第4図及び第5図は第2図の制御マイコン(MC2)の
動作を示す70−チャートである。以下この70−チャ
ートに基づいて第2図のシステムの動作を説明するが、
その前にまず本実施例で用いられる各7ラグの名称及ゾ
その内容について第2表及び第3表に示す。 (以下余白) 2− 制御マイコンMC2でイ するフラグ第4図にお
いて、まずスイッチ(Sl)が閉r&され端子(11)
に割込信号が入力すると制御マイコン(MC2)は動作
を開始する。まず、ステップS1で、レリーズ7ラグR
LFをクリアしておく。 このフラグは、カメラの撮影モードの連続撮影(以後連
写モードと呼、L:)と単発撮影(以後単写モードと呼
ぶ)との区別に用いるフラグである。ここで、連写モー
ドとは、カメラにワイングーを装着することによって一
度のスイッチ(S2)のONで続けて写真がとれるモー
ドを指し、単写モードとは、一度のスイッチ(S2)の
ONに対し一枚の撮影ができるモードを指す。次に82
で制御マイコン(MC2)の端子(Xout)からAF
vイコン(MCI)にAFマイコン駆動クりックCKを
供給する。次に83でシリアル入出力動作を複数回行な
ってレンズ回路(LEC)から複数のデータを取込んで
、自動焦点調節に必要な変換係数(KROM)、近赤外
光と可視光との合焦位置の補正用データ(ΔIR)、バ
ックフラッシュデータ(BKLSH)、AF(自動焦点
調節)又はFA(焦点調節状態表示)のための焦点検出
演算が可能かどうかを判断するためのAFF開放F値(
AFAVo)、レンズ装着の判別(LENSF)、AF
用シカプラー軸有無(AFCF)、焦点検出可能なレン
ズかどうか(FAENL)の各信号を制御マイコン(M
C2)内のメモリに保存しておく。 ステップS4では
露出制御などのための設定データを出力する露出制御値
設定回路(EDO)からのデータを取り込む。これには
、露出に関したデータと単写又は速写モードの別が含ま
れている。S5では制御マイコン(MC2)の端子(P
TI)から出力されるAFSF号をLou+″にする。 これはAFマイコン(MCI)の割り込み端子(I N
T 1 )に入力されており、この信号の立ち丁りによ
ってAFマイコン(MCI)は動作を開始する。同時に
端子(PT2)からのINREL信号はHigh″とし
ておく。これはAFマイコン(MC1)の割り込み端子
(INT2)に入力されているが、割り込みは立も下り
でかかるため、この割り込みはかがらない。 第4図の70−チャートではS5から5IO1S22か
ら83へとループしてくる場合がある。 ループ中に85を通過した場合には、何度もAFSF号
は立ち下がりINREL信号は立ち上がるが、すでにA
FSF号は”Low”、INREL信号はHigh″で
あるのでAFマイコン(MCI)へは割り込みはかから
ない。AFマイコン(MCI)の動作がスタートすると
、制御マイコン(MC2)からAFマイコン(MCI)
の動作のための設定データや、レンズからのデータがシ
リアIしで送られる。 制御マイコン(MC2)の端子(S CK )からのク
ロック信号に同期させて、制御マイコン(MC2)(7
)i子(T X D )からシリアルで8ビツトデータ
が5バイト、第4表のような内容が出力され、AFマイ
コン(MCI)の端子(T X D )に入力される。 (以下余白) 第4表 87−BOは各ビットを示す。 制御マイコン(MC2)は、AFマイコン(MC1)の
端子(pH)から制御マイコン(MC2)の端子(PT
4)へ出るDTRQ信号をデータ要求のか図とみて、デ
ータ出力を開始する。制御マイコン(MC2)ではS6
でこのDTRQ信号が”Low”になるのを待ち、”L
ow″になればS7へ進み、データを送る。S7のAE
SIOはAFマイコン(MC1)へマイコンの動作モー
ドを決めるためのデータを作り、シリアルでデータを送
る部分であるが、第5図に別ルーチンとして示しである
。 第5図のステップS29から始まるAESIOのルーチ
ンの最初はまず、AFFL、RbY、DRlAFC,F
、AENの各信号の入っている制御マイコン(MC2)
の第5シリアルデータのRAMをクリアしておく、S3
0.S31.S32ではFAEN信号を決める。まずS
30でレンズ回路(LEC)から米るデータのLENS
F信号を見て、LENSF=0でレンズなしという信号
になっていれば、FAEN信号はO″のまま833へ進
む。 レンズが装着されていてLENSF=1の場合、FAE
NL信号が”1″すなわち焦点検出可能のレンズであれ
ば、332へ進みFAEN信号を1″にしておき、FA
ENL信号が”O″ならFAEN信号は0″のままとな
る。 次に333がら335ではAFCF号を決める。 833で端子(P T 6 )に入力されるS A F
/M信号を見る。S A F/M信号は、カメラ外部か
らカメラレンズを自動焦点調節させるか否かを決めるス
イッチで、High″であればAFモード(カメラ本体
内で装着された撮影レンズの焦点調節状態を検出し、そ
の結果に応じて撮影レンズの焦点調節を自動的に行うモ
ード)、”Lou+”であればnO0ロAFモードなる
。S33でS A F/M信号が”O”であれば、AF
C信号は”0″のままS36へ進み、1”であれば83
4に進みレンズからのデータのAFCF信号を見る。S
34でAFCF信号が”1″て゛あればレンズにAF用
のカプラー袖があるということで、S35でAFC信号
を1″lこしておく。ナなわへ、レンズにAF用のカプ
ラー紬があI)かつカメラの動作スイッチ(SAF/M
)が閉成されてAF側にある時に、AFC信号が”1”
になり、これ以外は0″としておく。 336、S37でカメラの駆動モードの設定が連写モー
ドであれば、DR倍信号1″にし、単写モードであれば
DR倍信号0”のままとなる。次に838.S39でカ
メラに装着された電子閃光装置からの信号をチェックし
、電子閃光装置がカメラに取り付けられて、AF用補助
光スイッチ(44)が入っていれば7ランシユ回路(F
L S )の端子(S T 5 )がHigl+”状
態になって端子(PTII)に入り、338でPT11
=”High”であれば、S39でAFFL信号を1″
にしておく。これは、AFマイコン(MCI)に対して
はAF用補助光発光可能という信号になる。(詳細は後
述する。)S40.S41ではRDY信号をセットする
。 電子閃光装置の充電が完了すれば7ランシュ回路(FL
S)の端子(S T 2 )がHigh”状態になり、
これが端子(P T 9 )に入力されているのでS4
0でPT9=″High″であればS41に進みRDY
信号を1″にセットする。この信号も後述する補助光を
用いる焦点検出時(以下、補助光AFモードという)に
使用する。そして、S42でレンズから送られてきたデ
ータをAFマイコン(MCI)へ送り出すためにシリア
ル転送用レジスタにセットする。S43ではシリアル転
送開始のためのC3AF信号を”High”にする。こ
れは、AFマイコン(MCI)からのシリアル伝送要求
のDTRQ信号に返答したものでC3AF信号が”Hi
gh″にナルト、AFマイコン(MCI)がシリアルデ
ータの取り込みを始める。そして、S44で8ビ・ノド
5・fイトのデータをAFマイコン(MCI)へ転送す
る。Sイ5でC3AF信号”LO−”にもどしてシリア
ル転送が終了する。 次に第4図のメインルーチンにもどって、次のステップ
S8へ進む。ここでは測光回路(LMC)から、測光出
力のANI信号とA/Di換用基準用基準電圧I信号と
を取り入れて、測光出力をA/D変換し、露出演算に必
要なデータとして用意しておく。次に89で定常光用、
7ラツシエ光用の露出演算を行う。次のSIOでは制御
マイコン(MC2)の端子(I2)が′″l、ow″に
なっているかどうかをチェックし、レリーズされたかど
うかを見る。シャッタがチャーンされ、スイッチ(S4
)がONの状態でレリーズボタンが2段押しされ、スイ
ッチ(S2)がONになれば、端子(I2)は”■、0
1になっているはずである。端子(I2)が”Higb
”であれば、レリーズされていないので325へ進む6
S25ではレリーズ7ラグRt、 Fをクリアしておく
。そして、ステップS26では電子閃光装置から充電完
了信号がきているかどうかを判別し、充電完了信号がき
ている場合にはS27に進みフラッシュ尤撮影用データ
を表示R(E X D )に送り、充電完了信号が来て
いなければ328に進み定常光撮影デー タを表示部(
E X D )に送って表示しステップS22に移行す
る。そしてステップS22ではスイッチ(Sl)が閉成
されたままで端子(工1)がLow″になっているかど
うかを判別してLow″になっていればステップS3に
戻って前述と同様の動作を繰り返す。 一方、ステップS22で端子(11)がHigh″にな
っていることが判別されると、323へ進み、AFマイ
コン(MCI)の動作をストップさせる。 ストップのさせ方は、AFマイコン(MCI)の端子(
INTI)にAFS信号で割り込みをかける。 AFS信号によるAFマイコン(MCI)のスタートと
、AFS信号によるストップのためのわりこみと区別す
るために、ストップ用割り込みは立ち下がり後50μs
未満で再び立ち上がるようにしている(第17図(B)
参照)。なお測光のみの70−826〜328から割り
込みがかかる時はAFS信号は”Lou+”であるので
、ストンプ信号は一旦”HiH1+″どなってから立ち
下がり、レリーズの70−Sll〜S21から割り込み
がかかる時はAFS信号はHigl+”であるのでスト
ップ信号はその立ち下がりとなる。この割り込みによっ
てAFマイコン(MC1)はストップモードに入り、自
動焦点調節動作も止まる。S24では表示部(EXD)
の露出表示を消し、制御マイコン(MC2)は動作を停
止する。 次に測光を繰り返し、70−がループしている最中にレ
リーズされれば、端子(■2)が″J、o田゛となる。 すると810のチェックで分度はSli。 進む。人にレリーズ7ラグRLFをチェ7りし1であれ
ば326へ進む。これは、単写モードで1度レリーズさ
れていればS21〜822でレリーズ7ラグRLFが1
にセットされでおり、レリース′ボタン2段押して・ス
イッチ(S2)がONになっている状態のままでは、再
びレリーズされない。 ・ノj、スイッチ(Sl)をONにしたままスイッチ(
S2)をOFFした場合には、ステップSIOから32
5へ進み、レリーズ7ラグRLFがクリアされる。すな
わち次に再びスイッチ(S2)がONになった場合には
、Sllがら812へ進みレリーズされることになる。 次に812で、端子(P T 7 )に入力されている
AF優先/レリーズ優先の切り換え信号をチェックする
。ここでAF優先モードとは、スイッチ(S2)をON
にしていても自動焦点調節でピント合わせが完了して初
めてレリーズをするモードで、レリーズ優先モードとは
、自動焦点調節中ピントが合わなくてもスイッチ(S2
)が閉成されればいつでもレリーズするモードである。 S12ではSA/R信号が”Higb″であればAF優
先モードとなりS13へ進み、AFE信号をチェックす
る。 これは、AFマイコン(MCI)の端子(PI3)がら
出力される信号で、AFマイコン(MC2)が焦点検出
して合焦であると判断した時に”Higb”になる信号
である6S13は合焦状態がどうかを判断していること
になる。そして、合焦であればAFE侶号は1”であワ
S14に進み、レリーズに入る。S13でAFE信号が
′0”であれば826へ行きレリーズされない。−か8
12でレリーズ優先モードであればS14へ進みレリー
ズされる。 812でチェックするSA/R信号は、カメラに取り付
けられているスイッチの手動選択に応じた(7y Pで
あるが、これは又、不図示のセルフタイマースイッチに
も連動されており、セルフタイマーが起動されると、A
F優先モードの状態にスイッチがあっても、レリーズ優
先モードに切り換わる。 セルフタイマ一時はレリーズ優先モードとなるわけであ
る。なおセルフタイマー使用時は、S14と315の開
に不図示のセルフタイマー用時間持ち、例えば、10秒
間の時間待ちが入る。又、端7−(P T 7 )には
、カメラボディに設けられたスイッチ(SA/R)が接
続されているが、これをカメラボディの外部へ出して、
外部コントローラ(例えばコントローラプル裏、「た)
或いはリモコン用のレシーバ−等にゆだねてもよい。 次に814ではAFマイコン(MCI)に対し端子(P
T 2 )からレリーズしたというINREL信号を
出す。INREL信号はAFマイコン(MCI)のわり
こみ端子(INT2)に入力され、この信号の立ち下り
によって割り込みがかかり、A Pマイコン(MCI)
は、レリーズルーチンへ飛ぶ。 そして自動焦点調節中でレンズ駆動中であっても動作を
止めて、表示も消し、レリーズ終了を待つ。 S14では、次のレリーズ終了と、AFマイコン(MC
IJの動作開始に備えて、AFS信号をHigI+”に
しておく。次にステップS15に移行してフラッシュ回
路(F L S )から充電完了信号が入力しているか
どうかを端子(P T 9 )を見て判別し、入力され
ていればS16へ進み閃光撮影用の露出制御データを露
出制御回路(EXC)に送り、充電完了信号が入力して
いなければS17で定常充用の露出制御データを露出制
御回路(EXC)に送る。 そして、318で露出制御動作を開始させる。 露出制御動作が終わればS19でフィルムの自動巻き上
げ動作を行う。そして、820.S21で前述したレリ
ーズ7ラグRLFを、単写モードの時に1″をセットし
S22へ進む。そして依然としてスイッチ(Sl)が閉
成され、制御マイコン(MC2)の端子(11)がLo
w″であればステップS3に移行してデータ取り込み、
演算・表示動作を繰り返し、スイッチ(Sl)が閉成さ
れてなければ前述のステップ823に移行して前述と同
様の動作を行なった後、制御マイコン(MC2)は動作
を停止する。以上で、制御マイコン(MC2)の70−
の説明をおわる。 第6図は、本実施例のインターフェース回路(IFI)
の詳細を示す回路図である。以下、この回路についてそ
の動作と共に説明する。 シャツタレリーズボタンの一段押しで閉成されるスイッ
チ(Sl)のONが制御マイコン(MC2)によって検
知されると、制御マイコン(MC2)からの信号に応じ
てAFマイコン(MCI)は焦点調節の動作を開始する
。 まず、AFマイコン(MCI)からのros信号がLo
Ill″にされ、AFマイコン(MCI)からインター
フェース回路(IFI)へ向かってNBφ〜NB3の信
号が出力される方向のデートが開く。そして、AFマイ
コン(MCI)からCCDイメージセンサ(FLM)に
パルス状の積分クリア信号IC(、IJtNB2の信号
として出力され、これによりCCDイメージセンサ(F
LM)の各画素が初期状態にリセットされると共に、C
CDイメージセンサに内aされた輝度モニター回路(M
C)の出力AGCO8が電源電圧レベルにリセットされ
る。又、AFマイコン(MCI)はこれと同時に端子(
NB5)から″Higl+″レベルのシフトパルス発生
許可1号5HENを出力する。そして、積分クリア信号
ICGが消えると同時に、CCDイメージセンサ(FL
M)内の各画素では光電流の積分が開始され、同時に輝
度モニター回路(MC)の出力AGCO6が被写体11
度に応じた速度で低下し始めるが、CCDイメージセン
サに内蔵された基準信号発生回路(R6)からの基準信
号出力DO3は一定の基準レベルに保たれる。AGCコ
ントローラ(40f3)はAGCO8′+:DoSと比
較し、所定時間(焦点検出時には100 +n5ec、
)内にAGCO8がり。 Sに対してどの程度低下するかによって、利得可変の差
動アンプ(408)の利得を制御する。又、AGCコン
トローラ(4,06)は積分クリア信号ICGの消滅後
、所定時間内にA G COSがDoSに対して所定レ
ベル以」−低下したことを検出すると、その時″Hig
l+″レベルのTINT信号を出力する。このTINT
信号はアンド回路(A N )及びオア回路(OR1)
を通ってシフトパルス信号出力回路(410)に入力さ
れ、これに応答してこの回11M(410)からシフト
パルスSHが出力される。 又、TINT信号はオア回路(OR2)を通ってNB4
信号としてAFマイコン(MCI)に取り込まれ、AF
マイコン(MCI)はこの信号によってCCDイメージ
センサの積分終了を知る。このシフトパルスSHがCC
Dイメージセンサ(FLM)に入力されると、各画素に
よる充電流積分が終わり、この積分値に応じた電荷がC
CDイメージセンサシフトレジスタの対応するセルに並
列的に松送される。一方、APマイコン(MCI)から
のクロックパルスC,Lにもとづいて、センサ駆動パル
ス発生回路(412)からは位相が180°ずれた2つ
のセンサー駆動パルスφ1.φ2が出力され、CCDイ
メージセンサ(FLM)に入力されて0る。 CCDイメージセンサ(FLM)はこれらのセンサ駆動
パルスのうち、φ1の立上りと同期してCODシフトレ
ノスタの各画素の電荷を1つずつ端方・ら直列的に排出
し、画像信号を形成するO8信号が順次出力される。こ
のO8信号は対応する画素への入射光強度が低1.S程
高−1電圧となっておi)、減算回路(414)がこれ
を上述の基準信号DO3から差し引いて、(DoS−O
3)を画素信号として出力する。尚、積分クリア信号I
CGの消滅後TINT信号が出力されずに所定時間が経
過すると、AFマイコン(MCI)は端子(NBφ)か
ら”High″レベルのシフトパルス発生N令信号S
HMを出力する。したがって、積分クリア信号ICGの
消滅後面定時間経過してもAGCコントローラ(406
)から″Higl+″レベルのTINT信号が出力され
ない場合は、このシアトノくルス発生指令信号SHMに
応答して、シフトパルス発生回路(=110)がシフト
パルスSHを発生する。 一方、上述の動作において、AFマイコン(MC1)I
土CCI′)イメージセンサの第7番目から第10番目
ま?の画素に対応する画素信号が出力されるときに、サ
ンプルホールド信号S / Hを出力する。CCDイ〆
−ノセンサのこの部分は暗出力成分を除去する目的でア
ルミマスクが施され、CCDイメージセンサの受光画素
としては遮光状態になっている部分である。一方。サン
プルホールド信号によって、ピークホールド回路(41
6)はCCDイメージセンサのアルミマスク部に対応す
る出力O8とDO6との差を保持し、以降この差出力と
画素信号とが可変利得アンプ(408)に入力される。 そして、可変利得アンプ(408)は画素信号とその差
出力の差をAGCコントローラ(4C)6)により制御
された利得でもって増幅し、その増幅出力がA/D変換
器(418)によってA/D変換された後、画素信号デ
ータとしてAFマイコン(MCI)に取込よれる6 画素信号データが取り込まれる時は、AFマイコン(M
CI)からの信号IO3がHiHI+″になり、インタ
ーフェース回路(IFI)からAFマイコン(MCI)
へ向かってNBφ〜NB3の信号が出力される方向のデ
ートが開く。A/D変換回路(418)のA/D変換は
8ビツトで行なわれるが、AFマイコン(MCI)へは
上位、下位の4ビツトずつ転送される。この上位と下位
の4ビツトの切り換えタイミングはEOC信号によって
行なっている。EOC信号はTINT信号とオア回路(
QR2)でオアをとられて、NB4信号としてAFマイ
コン(MCI)へ入力される。AFマイコン(MCI)
は、このNB4信号の″HiHI+″状態、”Lou+
″状態のタイミングによってNBφ〜NB3がら画素信
号データを取り込むことになる。又、このNBφ〜NB
3がらは、画素信号データの取り込みが開始される萌に
、AGCコントローラ(40f3)からAGCデータも
取り込むようになっている。 このAGCデータは、後述するように、判定レベルとし
て使われる。なお、ほかに、AFマイコン(MCI)の
端子(NBi)から出力されるSφ倍信号、CCDイメ
ージセンサのイニシャライズと、被写体光を積分する通
常動作とを切り換えるための信号である。 この後、AFマイコン(MCI)は、この画素信号デー
タを内部のメモリに順次保存するが、イメージセンサの
全画素に対応するデータの保存が完了すると、それを用
いて所定のプログラムに従って焦点ズレ量及びその方向
を算出し、表示回路にそれらを表示させると共に、一方
ではレンズ駆動装置を焦点ズレ量及びその方向に応じて
駆動し、撮影レンズの自動焦点調節を打う。 本実施例においては、CCDイメージセンサ(FL M
)の積分、データグンプ、及び合焦検出演算がくり返
し行なわれており、精度の向上がはかられている。 第7図〜第16図は、AFマイコン(MC! )の動作
を示す70−チャートである。まず、第5−1.2.3
表にこの70−チャート内で使用するフラグを示してお
く。 (以下余白) 5−I AFマイコンMCI で するフラグ
PjIJ52表 AFマイコン(MCI)内で使用する
フラグ(以下余白) APマイコン(MCI)の動作のスタートとしては4つ
の入口がある。つまり、電源投入時すなわちfpJ2図
のAFマイコン(MCI)の端子(CLRl)にRES
信号が来た時にスタートする「REsETJ(第7図の
ステップ#1)、制御マイコン(MC2)の端子(PT
I)からAF動作(自動焦点調節動作)又はFA動作(
焦点検出動作)をスタートすべく出すAFS信号がAF
マイコン(MCI)の端子(I NT 1 )に入力さ
れることによりスタートするrINTlsJ(第7図の
ステップ#8)、制御マイコン(MC2)の端子(PT
2)からAPマイコン(MCI)ヘレリーズしたことを
知らせるべく出すINREL信号がAFマイコン(MC
I)の端子(INT2)に入力されることによりスター
トする「INT2SJ(!R8図)X テノ7’ #
27 )、エンコーダ(ENC)からのps倍信号AF
マイコン(MC1)の端子(INT3)に入力されるこ
とによりスタートする[INT3SJ(第16図のステ
ップ井252)がこれら4つに当たる。自動焦点調節動
作の70−のメインルーチンは第7図のステップ#8の
「I NT I SJから始まり第9図のステップ#3
3の[AFsTARTI、第10図のステップ#44の
rcDINTsJを通り、第11図のステップ#86の
「MAINIJへ流れる。「MArNIJからは大きく
分けて3つに分かれ、第13図のステップ#165の「
LOWCoN」から始まる被写体のコントラストが低い
ローコントラスト時の70−と、fIIJ14図のステ
ップ#238の[LSl〜VEJから始まる補助光AF
モード(暗くて焦点検出が不可能な時に、補助光用LE
D(48)で被写体を照明して焦点検出をするモードの
こと)時の70−と、第11図のステップ#91のrN
L。 CIJから始まる被写体のコントラストが充分に高い通
常AFモモ一時の70−とになる6又サブルーチンとし
ては第15図のステップ#241のrsIO8ETJ−
r始マル制御マイ:l ン(MC2)’rらのシリアル
データを入力し処理する70−と、第14図のステップ
#196のrcKLOcKJから始まるレンズの終端位
置をM断処理するフローとがある。以下この70−チャ
ートに基いて本実施例における自動焦魚調節動作(以下
AF勤1ヤという)及び焦点検出動作(以下FA動作と
いう)を説明する。 まず、電源スィッチ(MNS)の閉成に応答してパワー
オンリセフF回路(POR)からリセット信号RESが
出力され、このリセット信号で制御マイコン(MC2)
が特定番地から動き出す。これと同時に制御マイコン(
MC2Jの端子(XouL)からクロンクパルスCKが
出力される。これはAFマイコン(MCI)の端子(X
in)に入力される。制御マイコン(MC2)からの
クロンクパルスCKのもとでリセット信号RE S f
Jf端子(CLRI)に入力されるとAFマイコン(M
CI)がステ・ノブ#1のrREsETJからスタート
する。ステップ#1は70−チャート内で使用している
全7ラグ(第5−1.2.3表9をナベでクリアしてい
る。各7ラグは0″が初期状態になるようになっている
。 ステップ#2からは、制御マイコン(MC2)からAF
マイコン(MC1,)に対して、AF又はFA動1ヤを
停止させるために、後述のようなストップ信号を出力す
るが、このストップ命令が入ってきた時にもこのステッ
プ#2を通る。 ステップ#2(以下「ステップ」を省略する。)は端子
(PI3)に人力される端子(S T 4 )の信号を
″Low″状態に落とし補助光用LED(48)による
照明を切っている。これは補助光AFモード時に補助光
発光中、スイッチ(Sl)を開放して、焦点検出動作を
停止する時にその発光を中止するためである。#3は、
AF又はFA動作での焦点調節状態表示又はデフォーカ
ス方向表示を消している。 ここでは、端子(P 32 )〜(P 30 )にそれ
ぞれ”High″を出力して消すが、これは各端子を入
力モードにすることにより行っている。この方法で表示
を消しても、表示していた出力状態は出力ポートレノス
タにメモリされており、このボートを出力モードにすれ
ばメモリしていた内容を再び表示することができる。後
にこれを利用する。 #4ではレンズを停止させる。なお、ここではブレーキ
はか(士ない。これはAFマイコン(MC2)の非動作
中では、レンズにブレーキをかけず比較釣手で動きやす
くするとともに、省電を考えてのことである。AFマイ
コン(MC2)からドライバー回路(MDRl)に入力
されるレンズ用モータ駆動信号MC,MR,MF、MB
のコントロールについては第6表に上げたようになって
おり、端子(P O2) −(P OO)ノ[号MR,
MFSMBを″Higb″状態にすれば、電気的ブレー
キがかがラス、モータ(Mol)への通電が切れレンズ
が止まる。 (以下余白) 6 レンズ用モータ ヨ弁 尚、第6表において、木はH″”L”のいずれでもよい
ことを示す。 (以下余白) #5ではレリーズ動作中もしくは補助光AFモード中に
制御マイコン(MC2)からストップ命令が来た時に、
これら状態を今後も解除すべく、レリーズ7ラグ(第5
−1表のレリーズF)及び補助光モードフラグ(第5−
2表の補助光モードF)をクリアするステップである。 #6は、次の70−のスタートのための割り込み状態を
決めるためのフントロールで、AFマイコン(MCI)
の動作がストップした後に、#8のlNTl5からもし
くは#28のINT2Sからのスタートを許している。 しかし、実際は、カメラとしては不図示のシャツタレリ
ーズボタンの1段押しにより第2図のスイッチ(Sl)
が閉じて制御マイコン(MC2)からlNTlに割り込
みがかかり、該シャツタレリーズボタンの2段押しによ
りスイッチ(S2)が閉じてINT2にレリーズの割り
込みがかかるようになっているため、次の70−チャー
トのスタートは#8の「I NT I SJになる。#
7でAFマイコン(MCI)はストップモードに入る。 ストップモードとはAFマイコン(MCI)が省電モー
ドに入り動作を停止することである。この時各端子の状
態は、PI3だけがLow″で他は”High”となっ
ており補助光照明用LED(48)は消灯し、表示用L
ED(LEDL)(LEDM)(LEDR)も消灯して
いるとともに、レンズはストップ状態にあり、インター
フェース回路(IFI)も停止状態となっている。この
状態で次の制御マイコン(MC2)からの端子(INT
I)への割り込みスタートを待っている。 次に、前述の70−チャート第2番目の入口である#8
のII NT I SJの説明に移る。この[lNTl
5Jからの割り込みスタートは、AFマイコン(MCI
)の全70−中において割り込み禁止状態にはなってお
らずいつでも割り込みを受は付ける。この入口は3つの
割り込みの役割を果している。1つはAF又はFA動作
のスタート、2つ目はAF又はFA動作の停止、3つ目
はレリーズ直後の焦点調節状態表示復帰動作及び連写モ
ード時の動作がある。これら3つの区別について述べる
。1つ目と2つ目の区別は端子(INTI)への入力信
号によって区別している。すなわち第17図(A)のよ
うにAF又はFA動作のスタートにはAFS信号がHi
gh”からLow″へ立ち下り、”Low″が50μs
以上続くことが必要である。AF又はFA動作の停止に
ついては第17図(B)のようにAFS信号が”Hig
h”から”Low″へ立ち下がったあと、50μs未満
にLow″から”HiFih″へ立ち上がることを必要
としている。第3番目の動作と、1つ目の通常AF又は
FA動作との区別は、フラグを使用している。後述のレ
リーズ割り込みがくれば、レリーズ中の70−の中でレ
リーズ7ラグ(レリーズF)をたて次の「I NT I
SJのスタートの中でこのフラグがたっているがどう
かをチェックして区別している。これらを含めて順次#
8がら説明する。#8で、スタート時はlNTl、■N
T2以外の割り込みを禁止する。禁止されているのはI
NT3のイベントカウンタ割り込みと、70−チャート
上では示してないが、表示用LEDの点滅表示の周期を
決めるタイマーの内部割り込みがあるa#9は使用して
いるフラグをクリアするところであるが#15からのA
FS INR中でこれまでの状態として使用する2つの
7ラグ、すなわちスキャン禁止フラグ(第5−1表のス
キャン禁止F)と、前回ローコンブラグ($5−1表の
前回ローコンF)はクリアしていない。スキャン禁止フ
ラグをクリアしないのは、連写モードの場合でも、スイ
ッチ(Sl)をオフしない限り、単写モードと同じく一
度被写体のコントラストが焦点検出に充分あって、デフ
ォーカス量の計算ができたことがあるが、又は、一度ロ
ーフンスキャンをしたことがあれば、新たなローフンス
キャンをさせないために、このフラグを残している。又
、前回ローコン7ラグをクリアしないのは#15がら始
まるレリーズ後のAFS信号による割り込みフローであ
るrAFsINRJの中で、レリーXの後もスイッチ(
Sl)をオンしたままであればレリーズ前の状態の焦点
検出演算結果の表示を復帰表示させておくためにクリア
していない。すなわちレリーズ最中はLEDによるデフ
ォーカス方向の表示をいったん消し、レリーズ動作が終
われば、再び表示するということをしているので、その
ため低コントラストでL E Dが点滅表示して1また
かどうかを判別するための7ラグを残しておくのである
。 次の#10で50us時間待ちをし、rrNTIS」に
入った割り込みがAF又はFAストップ割り込みでなか
ったかを#11の所で見にい(。ここでAFマイコン(
MCI)の端子(INTI)に入っている信号が、第1
7図(A)のようであればAFS信号はLow″である
ので#12へ進み、第17図(B)のような信号であれ
ばAFS信号は”Higl+”となって#2のストップ
モーV処理70−[STPMDJの方へ進みAFマイコ
ン(MCI)の動作は停止する。#12ではレリーズ後
のAFS信号による割り迅み70−fAFsINRJへ
進むか最初のAFS信号の剖ワ込みによるのかを区別す
る。 すなわちレリーにフラグ(レリーズF)がたっていれば
、#15のrAFsINRJへ進みレリー7:フラグ(
レリーズF)がたっていなければ次のステップ#13へ
進む。#13ではAFマイコン(MC1)の各端子のイ
ニシャライズを行なう。すなわち、補助光AFモード時
の補助光発光端子(PI3)のみを”Loa+″にし、
他の端子は”HiH1+”にしておく。もっともAFマ
イコン(MCI)がこれまでストップモードに入ってい
る状態から、割り込みスタートでこのステップへ米でい
る時には各端子は同じ状態のままであり、すなわち端子
(PI3)のみがL0w″で他は”High”のままで
ある。 次に#14では#9でクリアしないでおいたスキャン禁
止フラグと前回ローフンフラグを改めて 。 クリアしておく。そして次に#33のrA F S T
ARTJへ進む。このあと焦点調節状態を検出し、その
結果に応じてレンズをWA勤させ、焦点調節状態表示を
行う。焦点調節状態表示とは表示用LED(LEDL>
(LEDM)(LEDR)の入力信号のLLとLRがH
igh”、LMが’Low″で緑色のLEDを点灯させ
ることであり、この表示を見てスイッチ(S2)を閉成
すれば、又は(Sl)と(S2)を閉成した状態で自動
焦点調節を行わせてピント合わせ動作が完了すれば、制
御マイコン(MC2)はレリーズ動作を開始し、同時に
AFマイコン(MC1,)へレリーズをしたことを知ら
せる割り込み信号INRELが出力される。AFマイコ
ン(MCI)は、端子(lNT2)でこれを受けるので
、レリーズの割り込みがかかる。これが第8図の#27
のrINT2SJから始まる70−である。 #27ではまずlNTl、TNT2以外の割り込みを禁
止する。次−二#28で端子(Sl4)からの信号をL
ow″にし、補助光照明を消している。 これはレリーズ優先モード時のみ必要でAF優先モード
の場合には必要ないステップである。なぜならAFIl
!先モードの時にはピント合わせが終わっており、すで
に補助光照明は消えているためである。#29も同様に
レリーズ優先モード時のみ必要なレンズ用モータ(Mo
l)をストップさせるステップである。ここではモータ
(Mol)にブレーキをかけていない。これは、レリー
ズ優先モードの時には合焦状態になってからレリーズさ
れるとは限らずその手前でレリーズされることもありう
るので、合焦位置に向かってレンズが動いている途中で
レリーズされた時、その非合焦点でモータ(Mol)に
ブレーキをかけてレンズを止めてレリーズするよりは、
ブレーキをかけずに止め、(1くらかでも惰性でレンズ
を移動させ、すこしでも合焦位置に近い所でレリーズさ
れた方が、よい写真が撮れるということが多いためであ
る。犬の#30で焦点1IIIIIi状態表示又はデフ
ォーカス方向表示を消す、これは1眼し7レツクスカメ
ラでのレリーズ中は、ミラーが上がり、ファイング−内
はより黒になっている。ここで表示だけつけていても意
味がないばかりか、フィルム露光中に、不必要な光がカ
メラ内部で出力されているのは好ましくないためである
。 大に#31でレリー:Xニアラグ(レリーX’F)を”
1”にし、レリーズされたことを7ラグとして残す、あ
とは#32で、lNT1又はlNT2の割り込み待ちと
なる。ここで続けてレリーズ割り込みが来ると再び#2
7の「1NTZsJから始まる。 第2図のスイッチ(Sl)を閉成したままスイッチ(S
2)の開閉を繰り返している場合がこれに当だワ、レン
ズを駆動させないで合焦位置で固定しているというAF
ロック状態でレリーズを繰り返していることと同じであ
る。スイッチ(S2)を閉成してレリーズしたあと、ス
イ・ノチ(Sl)を閉成したままだと、制御マイコン(
MC2)の70−チャートにあるように、再びAFS信
号がAFマイコン(MCI>に入りlNTlの割り込み
がかかる。 すると、#8の「lNTl5Jからの70−は、今度は
レリーズ7ラグRLFに1がたって〜するので第7図の
#15のrAFSINRJの力へ進む。ヰ15からのス
テップは後に説明する。 次にスイッチ(S2)を閉成してレリーズしたあと第5
図の70−にあるようにスイッチ(S 2 )(Sl)
を共に開放した場合は、今度は制御マイコン(MC2)
からはAFマイコン(MCI)のスト7プのためのAF
S信号がAFマイコン(MCI)に入り、lNTlの割
り込みがかかる。あと前述したような70−でAFマイ
コン(Mlj)はストンプモードに入り、再び次の割り
込みが米るのを待つことになる。 ユニでレリーズ後のAFS信号による割り込みスタート
の70−の説明に入る。入口は第7図の#8の「■NT
15」であるが今度はレリーズ7ラグRLFが1になっ
ているため、#12で分岐して#15の[AFSINR
Jの方へ進む。ここではまずこのフローを通過しjこと
いうことでレリーズフラグ(レリーrF)をリセットす
る。次に井16で制御マイコン(MC2)からシリアル
データを入力する。ここでシリアルデータを入力するの
は、AFマイコン(MCI)の動作モードが変更されて
いないかチェックするためである。この#15から始ま
るrAFsINRJへ米る70−は、レリーズされた後
に未る70−であるが、このレリーズ中やその寸前で動
作モード(すなわちAFモード/FAモード/MANU
ALモードの各モード、又AFモードでも単写モード/
連写モードの別)が切り換えられれば、そのモードに応
じた動作に変わらなければならない。#16はこのモー
ドの情報を制御マイコン(MC2)から入力するための
ステップである。この#16は、サブルーチンで第15
図の#241から始まるrsIO3ETJの70−を流
れる。ここでは各モードのチェ・ツクをし、モードの7
ラグを操作する。 まず、#241でハ制御マイコン(
M C2)kこ向かって端子(Pil)のDTRQ信号
を”Low″にし、シリアルデータを要求する。すると
制御マイコン(MC2)はDTRQ信号を見て第4表の
ようなシリアルブータラ送ってくる。AFマイコン(M
CI)側では、井242でこのシリアルデータを入力し
、$243でDTRQ信号を”High″にしておく。 シリアル通信で送られてくるデータは、AP用開放F値
AFΔ\lO、レンズ駆動用デフォーカス量−パルスカ
ツント変換係数KROM、補助光用赤外AF補正用デー
タΔIR、レンズ駆動反転時バックラッシュ補正用デー
タBKLSH1補助光OK信号AFFL、フラッシュ用
充電完了信号RDY、連写/単写モード信号DR,AF
カプラー軸付レンズ信号AFC,FA可/不可信号FA
ENの9種である。各々の情報はシリアル通信で送られ
てくるとAFマイコン(MCI)のRAMに保存され、
必要に応じて、そのRAMの内容を参照することとなる
。各情報の使用については追々70−チャート説明上で
述べることとする。 #244から各モードのチェックをする。#244では
AF用開放F値AFAVOを調べる。焦点検出用受光素
子には使用可能限界があり、レンズの開放F値が小さい
と射出瞳で該焦点検出用受光素子への入射光がけられ、
正しい焦点検出演算ができなくなる。焦点検出不能とな
るような単体レンズを作らないとしてもコンバーターレ
ンズ等の組み合わせによって、焦点検出限界F値を超え
てしまうこともある。例えば今、焦点検出用受光素子の
焦点検出限界F値を7.0とすると、AF用開放F値5
.6のレンズは焦点検出可能だがこれに2倍のテレコン
バータ−を取り付けると、F値は11.2となり焦点検
出不能になってしまうということである。ここでAF用
開放F値というのは、レンズの絞りが絞られていない状
態のF値ではあるが、ズーミングや7オーカシングによ
ってF値が変化するレンズの場合でも焦点検出用受光素
子がけられていないということを判断するための情報で
あるためにズーミング、7オーカシングで変化するF値
ならその内で一番小さ−・開放F値が入っている。#2
44でAF用開放F値AFA■0がF値にして7.0よ
りも大きければ#251の方へ進み、AFモード7ラグ
(15−1表のAF、F)を”1″にし、さらに#25
0でFAモードフラグ(第5−1表のFA、F)も1″
にし、M A N tJ A Lモードになったという
フラグ状態にして第7図の#16へもどる。AF用開放
F値AFAVOが7.0よりも小さければF値について
は焦点検出可能なレンズということで#245へ進む。 #245ではこれまでAFモードであったかどうかのチ
ェックをする。AFモードフラグが、”0″であればこ
れまでAFモードであったということで#246へ進み
、”1”であればAFモードでなかったということでF
AモードかMANUALモードかをチェックをする。#
246はAF用カプラー軸があるかいなかをチェックす
るステツプで、AFC信号が1″なら軸があるのでこの
ままAFモードで進み、0″であれば袖がないので自動
焦点調節できないということで#247に進み、AFモ
ードフラグに”1″をたてる。ΔF用カプラー軸とはカ
メラボディ内のモータ(Mol)からレンズの7オーカ
シング暇構に動力を(二連するための軸のことである。 第15図の#248では焦点検出可能なレンズか否かの
チェックをし焦点検出可能ならFA7ラグ(FA、F)
を”0″にしてFAモードとなり、焦点検出不可ならF
A7ラグを”1”にして、AF7ラグの”1″と共にM
A N U A Lモードという判断になる。ここで
FAEN=1の時というのは、カメラボディにレンズが
装着されていてなおかつ焦点検出の可能なレンズという
ことである。これ以外はF A E Nは”0″となっ
ている。焦点検出不可能なレンズとはAF用開放F値が
小さくても焦点検出できない反射望遠などのレンズや、
収差が極端に大きくなってしまうシフトレンズやパリソ
フトレンズ等特殊なレンズのことである。このサブルー
チンではFAモードからAFモードへの変化は見ていな
いがこれは、後の第11図のステ・ンプ#86で見るこ
とになる。 さて、第15図のサブルーチンはリターンして次のステ
ップ井17へ進む。ここでAFモードかどうかを見て、
AFモードであれば#19ヘステップし、AFモードで
なければ#18でFAモードか否かのチェックをし、F
Aモードでもなければ#36の「MANUALJ70−
へ進む。 #19では表示復帰のための前回までの状態を見てレリ
ーズ前の状態がローコントラストであったならば、#2
0でローコン表示を復帰させる。 ローコン表示とは、焦点調節状態表示用L E D (
LEDL)(LEDMHLEDR)の3つのうちの両端
(T、、 E D L )(1、EDR)を2Hzでオ
ン−オフを繰り返して点滅させる表示である。ローコン
トラストでなければ#21で焦点i1!!節状態又は方
向表示を復帰させる。レリーズ前までの表示内容は、表
示レジスタに保存されているので、ボートを出力モード
にすればこれまでの表示が復帰する。拌22では、AF
モードフラグ(AF、F)によってAFモードか否かの
チェックをし、AFモードではなくてFAモードであれ
ば、#39のl’−CDTNTAJへ進み繰り返し焦点
検出を行う。従って、FAモード時はレリーズ後に第2
図のスインチ(Sl)がオンであれば続けて焦点検出し
表示するということになる。AFモード時は、#23で
DR信号に基づいて単写モードか連写モードかを見て、
DR=0であれば単写モードであり#25で端子(PI
3)のAFE信号をHigl+”にする。この信号は、
自動焦点調節動作が終わってピントが合ってレリーズ可
の状態にあるという情報を制御マイコン(MC2)へ知
らすためのものである。 シャツタレリーズボタンが2段押しまで押されている場
合、制御マイコン(MC2)は、AF優先モードの時は
、この信号を見て”High”であればレリーズを許可
し、”Low”であればレリーズ不可にしている。すな
わち単写モードであれば、一度合焦してレリーズしたあ
とそのままレリーズ1段押しのまま(スインチ(S 1
)ONのまま)、AFS信号等の割り込みが入らない
と、#15からの[AFSTNRJの70−を進み、#
25でAFEF号がHigh″になるので、このまま被
写体の位置をかえると、たとえ非合焦状態であってもレ
リーズできる。なおこの時は犬の#26でレリーXの割
り込みかAFマイコン(MCI)のストップの割り込み
を待つことになっているので、レンズは駆動しない。こ
のシーケンスのことを「AF四ソックと呼」ぐことがで
きる。 一方速写モードであれば#23から#24へ進み補助光
AFモード中かどうかのチェックをする。 補助光A Fモードであれば、連写モードでかつ補助光
AFモードになっているので、自動焦点調節とレリーズ
は一度のみ可とし、一度レリーズすれば次のレリーズや
自動焦点調節は禁止する。そのためAFEF号は、”H
igl+”にしないで#26へ進む。補助光AFモード
でない連写モードでは律39からの[CDINTAJへ
進み次の焦点検出に入る。 第9図の#33のrAFsTARTJから始まる70−
は#14から飛んでくる。#33ではpA15図のサブ
ルーチン[5IO6ETJを呼んでいる。 AFマイコン(MCI)の動作のスタートに当たって制
御マイコン(MC2)から種々のデータをもらって動作
モードを決める。この時決まったモードは、AFマイコ
ン(MCI)内のモードレノスタRGに自動的に書き込
まれる。このレジスタRGは後にモードがかわったかど
うかをチェックするためのものである。#34、#35
では動作モードのチェックをし、AFモード・FAモー
ドのいずれでもなくてMANUALモードであれば#3
6へ進む。 #36では他から米た時のために、ドライバー回路(M
DRI)への信号MR,MF、MBをすべて”High
”にしてレンズ用モータ(Mol)をストップさせる。 #37ではlNTl、INT2以外の割り込みをストッ
プさせて#33へループし繰り返す。 AFもしぐはFAモードの時は#38へ進みCCDイメ
ージセンサ(FLM)のイニシャライズをしてセンサの
ウオーミングアンプをしておく。ヰ3!3で端子(P2
O)のTO3信号をLOLI+″にしているのはインタ
ーフェースnOM<I F 1 )ヲAFマイコン(M
C1)からの信号を人力するモードにセ・ノドするとと
もに、CCDイメージセンサ(FLM)の出力を積分す
るためのモードにセットするためでもある。そしてgi
o図の井44へ進む。ここではまず1−cut sl+
ot7ラグ(第5−1表の1−cut sboシF)、
すなわち積分時間が50+msを超えたかどうかを示す
フラグをクリアしておく。#45で端子(PI3)から
出力されるAFEF号を”LO豐”にしておく。ここへ
は合焦後も繰り返し!レープしてくるためこうしている
。これは、AFEF号が、合焦になればHigl+″に
なる信号であるので大の演算に備えて”Lol+″にし
ておくのである。次に、#46で端子(P23)からN
B2信号を出力し、CCDイメージセンサ(FLM)の
積分を開始する。#47で後述の焦点検出演算中及び積
分中のレンズ移動分補正のためのレンズ駆動パルスカフ
ント値EVTCNTを読み取ってメモリT1へ/!2在
1f松?−江48で、CCI’)イメージセンサ(FL
M)の最大積分時間100m5の半分50m5をセット
しておく、@9図においてrCDINTAJと平行に#
40から始まる[CDINTJがあり、#54まで別7
0−があるが、これは[mり込み積分Jと称している機
能のためのフローでこれについでの説明は後述する。 #48から続いて#55からのrTLNTφ」に移る。 #55では、すべての割り込みルーチンを許可している
。#56では端子(P25)に入って(るNB4信号を
チェックし、”Lou+”であればCCDイメージセン
サ(FLM)が被写体の明るさに応じた積分を終了した
という信号であるので#64のrCDINT2Jへ進む
、Hjgh″であれば積分が続いているということで#
57へ進み、最初に設定した最大積分時間が経過したか
どうかのチェックをする。すなわち、#48で設定した
50m5か、#53で設定した40+msか、さらにこ
の先で設定する#61の50asか、拌62の150m
5が経ったかを見て、経っていなければ#56へ戻り、
ループを繰り返す。最大積分時間が経てば#58へ進む
。ここでl −cut Sl+ot7ラグ(I cu
t 5hotF)が′1″でなければ#59へ進みこ
のフラグに”1″をたてる。#63へ進む時は1’ −
cut slt。 17ラグが”1″の時であるので、この#55〕を通っ
たあとか又は#49を通った場合である。#60では2
00m57ラグ(第5−2表の200m5F)が1゛か
どうかをチェックし、”1″でなければ通常最大積分時
間力’100m5と決めであるので#48でセットした
積分50m5の残りの50m5を#61でセットして#
56へ戻り、NB4信号をチェ・ツクする。#60で2
0011157ラグが1″である時(これは後はどの7
0−の中でセットされるもので特殊条件の場合に限り、
最大積分時間を200Insと決めている場合)は#4
8でセ・ントシた積分50輸Sの残りの150僧Sをセ
ントして#56に戻り、NB4信号をチェックする。 CCDイメージセンサ(FLM)からの出力が充分なレ
ベルまで得られれば#56から#64へ進む。ここで出
力が充分でな(でも、最大積分時間がすぎれば積分を終
了しなければならず、その時が井58から#63へ進む
時である6#58では今度は1−cut sl+ot7
ラグは”1″であるので必ず#63へ進み、端子(P
21 )からインターフェース回路(IFI)へ強制積
分停止信号NBOを出力する。そして、#64からのr
CDINT2Jへ進む。#64から#67までのステッ
プは「繰り込み積分」の70−であり、説明はあとへ譲
る。 #68ではlNTl、INT2以外の割り込みを禁止し
ているが、これは、このあとのデータ取り入れ時に割り
込みが入ってタイミングが狂うことがないようにしてい
るためである。lNTl、rNT2割り込みはメイン7
0−の最初から始まるので禁止しない。#69は、これ
までCCD積分中に補助光用LED(48)が点いてい
た場合、端子(PI3)のST4信号をLow″にして
消している。#70は端子(P2O)のIO3信号を”
High”にしてインターフェース回路(I F 1
)をデータ出力モードに切り換えている。すなわちNB
4〜NBOの信号がデータ転送用のラインとなってイン
ターフェース回路(IFI)からAFマイコン(MCI
)へデータを送ることができるようになる。 データとしては8ビツトデータが送られるが、NB3〜
NBOまでの4ビツトパラレルで、2回に分けて送られ
、NBAでそのタイミングをとりNB4がHigh”の
時に上位の4ビツトデータが、NB4が”Lou+″の
時に下位の4ビツトデータが送られる。ΔFマイコン(
MCI)は上位と下位に分けて送られたデータを作りな
おして取り入れる。 そこで、まず、インターフェース回路(IFI)からA
Fマイコン(MCI)に送られてくるのがへGCデータ
で第6図のAGCコントローラ(406)内で決められ
たゲインの数値(1倍か2倍か4倍か8倍)のいずれか
の数値(以下、AGCデータという)が送られ、これを
第10図の#71でAFマイコン(MCI)へ取り入れ
る。ところでCCDイメージセンサ(FLM)の積分が
終すってから、これらデータの出てくるタイミングはイ
ンターフェース回路(IFI)で決まっており、積分が
終わってただちにAGCデータを取り入れないといけな
い。AGCデータは一定時間出力されており、これが終
わればすぐCCDイメージセンサ(FLM)の画素デー
タがやはり一定タイミングで送られてくる。このAGC
データを取り込んだあとのわずかの時間で、#72にあ
るように、積分終了時のレンズ駆動パルスカウント値E
VTCNTを読み取ってメモリT2へ保存しておく。積
分開始時の#47に対応するものであ”る。 この後すぐ#73でCCDイメージセンサ(FLM)の
画素データを入力し、AFマイコン(MCI)内のメモ
リに保存される。犬の#74は、レンズ駆動中に、駆動
されるレンズが無限遠端に当たっているか最近接端に当
たっているかをチェックするサブルーチンで、終端(無
限遠端もしくは最近接端)に当たっていれば、レンズ駆
動用モータ(Mol)をストップさせたり、反転駆動さ
せたりする。サブルーチンrcKLOcKJについては
第13図を用いて後で説明する。#75では制御マイコ
ン(MC2)とシリアル通信しレンズを駆動するための
データ等をもらう、#33で一度該データをもらってい
るのにここでも再びシリアル通信をしているのは、繰り
返しループ中では#33を通らないので、もし途中でレ
ンズ駆動用の変換係数KROMが変わったり(レンズに
よってはピント状態や、ズーミング等によって変わる)
、マイコン動作のモードが変わったりするとデータが変
わるので、これを繰り返し見るrこめに#75にrsI
OsETJを設けである6そして#76で#73で取り
入れたCCDイメーノセンサ(FLM)のデータを用い
て焦点検出演算をする。この方法については、本出願人
がすでに特開昭59−126517号公報て・提案した
ような方法でデフォーカス量DFが求められるが、本発
明の要旨とは無関係であるので説明を省略する。 #77から#85までは、被写体の輝度が所定レベルよ
りも1氏いか否かのチェックで、AGCデータのレベル
を見て判断している。ここで、被写体の輝度が所定レベ
ル以下のときをローライトと呼ぶ。#77でローライト
フラグ(第5−2表のローライ)F)に1”を入れてお
く。#78では電子閃光装置がカメラに装着されていて
、補助光スインチ(44)が閉成されていれば、シリア
ル通信で送られてくるAFFL信号は1″になっている
ので#80へ進む。すなわち補助光発光可能状態がセッ
トされていれば、最大積分時間が100IIlsのモー
ドの時にはAGCデータが2倍、4倍、8倍の時にロー
ライト判断となって、#86の[MAINIJへぬけて
いき、AGCデータが1倍の時には#80を通って#8
5でローライトフラグを0″にクリアして#86へ進む
。最大積分時間が200TllSのモードの時には全て
ローライトとなり、#80から#86へぬける。 一方補助光発光可能状態がセットされていない場合には
#78から#81へ移り、最大積分時間が100m5の
モードの場合には、AGCデータが4倍と8倍の時に#
82.#83.#86とぬけてローライトフラグ断とな
り、AGCデータが1倍と2倍の時には#82又は#8
3から#85へと移りローライトフラグをクリアして#
86へぬける。 最大積分時間が200 l1lsのモードの場合には、
AG Cデータが2倍、4倍、8倍の時に#84から#
8 Gへぬけてローライト判断になり、AGCデータが
1倍の時には#84から#85へぬけ#85でローライ
トフラグをクリアして#86へぬけでいく。ここで補助
光発光可能状態がセットされている時のローライトの判
断が、セットされていない時のローライト判断よりも、
1段分明るい所からになっている。これは、被写体が低
コントラストでかつ低輝度なら焦点検出演算不能として
、自動焦点調節をあきらめるという場合に大いに有効で
ある。すなわち、補助光発光可能状態がセットされてい
るならば、早めに補助光不使用状態での焦点検出をあき
らめて、すぐ補助光使用モードに入れて確実に焦点検出
しようとし、補助光発光可能状態がセットされていない
ならば、とにかくいける所まで外光だけで焦点検出して
、低コントラストかつ低輝度になってしまえば自動焦点
調節をしないでレンズを繰り込んで終わるといった方法
である。本実施例では、焦点検出をあきらめるという前
にさらにレンズを繰り出し又は繰り込みの一往復のスキ
ャンをさせてコントラストがある位置を捜しに行くとい
う方法をとっている。これについては第13図の#16
5からの「LOWc。 N」以後の70−で説明する。 本実施例では被写体輝度の判定をAGCデータによって
いるが、これは積分時間によってもよい。 例えば、本実施例に用いられるフラグのうちで、COD
イメージセンサ(FLM)の積分時間が50m5以上の
ときならたっ1−cuL 5hot7ラグを用いてもよ
い。 さて第11図の#86からのrMAINIJについて次
に説明するが、ここからレンズの駆動処理等の話に入る
。まず#86は井75で得られたシリアルデータとこれ
までのAFマイコン(MCI)の動作していたモードと
を比較して、モードが変わっていれば#33のrAFs
TARTJから再び始める。すなわち前回のシリアル通
信#33後でセットされているAFモード/FAモード
/ M ANUALモードの別や、単写/連写のモード
の別を示すレジスタRGの内容と、焦点検出モードの7
ラグ(AFモードフラグ、FAモードフラグ)や、単写
モードの7ラグ(DR)とを比較して変わっていれば#
33へ進むということである。そして、この#33のと
ころで、自動的にモードレノスタRGに新たなモードが
書き込まれる。#87で、補助光を用いる焦点検出の動
乍モードになっているかどうかのチェ/りをし、補助光
を用いるモード(j:)、下、補助光AFモーVという
)であれば、補助光を用いる第14図の焦点検出用70
−の#238 r I−S A VIE Jへ入ってい
く6なおこの補助光A Fモード・〜の人すノiは、被
写体が1氏コントラストかつ低輝度の状態であるという
条件であるため、第13図の#165の「■50W C
ON jから始まるローコントラストの70−の中から
入ることになる。 #87で補助光AFモードでなければ、#88で・今回
ローコン7ラグ(第5−1表の今回ローコンビ)をチェ
ックして焦点検出演算の結果がローコントラストであっ
たか否かを判別し、ローコントラストであれば第13図
の#165のrLOWCONJ70−へ移る。こめ#8
8で出てくる今回ローフンフラグは#76の中でtす別
され、たてられるものである。今回の演算結果がローコ
ントラストでなければ、#89へ進み、第10図の往7
1で入力したAGCデータをチェックし、AGCデータ
が1倍であれば#90で200m57ラグをクリアして
おく。これは、先はど暗い時に最大積分時間が200m
5モードの状態があると述べたが、200n+sモード
になっている時、AGCデータが1倍であれば200m
5モードにしておく必要はなく、最大積分時間の短い1
00m5モードにしておいた方が積分時間が短くて良い
からである。 積分時間が200m5t’AGCデータが1倍の時と、
積分時間が100m5でAGCデータが2倍の時とは画
素出力はほぼ同じものと見ることができるということと
、被写体の動きや、カメラの手Xれを考えれば、積分時
間が長くなると不利であるということで、被写体のコン
トラストが見つかれば、最大積分時間が100m5のモ
ードにもどしているのである。 #91から始まる[NLOCIJの70−は、披写本に
コントラストがみつかった時の70−で、#91では、
スキャン禁止フラグに1″をたてる。 これは、被写体のコントラストが低い場合、コントラス
トの高い位置をさがして、7オーカシングレンズを動か
しつつ焦点検出するこをローコンスキャンと呼んでいる
のであるが、いったん被写体にコントラストが出れば、
スイッチ(Sl)が閉成されている間の一連のシーケン
スでは、このローコンスキャンを禁止している。なぜな
ら、頻繁にスキャンをすると、自動焦点調節カメラとし
て使いにくいということの他に、一度コントラストがみ
つかったのであるから、今のレンズ繰り出し位置付近で
、続けて焦点検出した時にたとえローコントラストにな
ることがあっても、再びコントラストがみつかる確率も
多いと思われ、犬にローコントラストになったからとい
ってすぐにローコンスキャンに入ると焦点検出にとって
逆効果であるということによる。 更に、このスキャン禁止状態にしているのは、この他に
、ローコントラストでスキャンを一度やワ終えた場合が
あるからである。#92から#101までの70−では
ローコンスキャン中に、充分なコントラストを見つけた
時の処理を主として表わしている。これには大きく分け
て2通りの場合があり、CCDイメージセンサ(FLM
)の積分時間が50+Ilsを超えている時と、そうで
ない時に分かれる。積分時間が50’−msを超えるよ
うに被写体が暗い時にはローコンスキャン中にコントラ
ストを見つけた時点で、一度レンズを完全に止めてから
焦点検出をしなおし、その結果に従って合焦位置までレ
ンズを動かす。レンズが動いている開は焦点検出しない
。この理由は、積分時間が長くかかるようになってきた
時、レンズ駆動を行なっていれば、被写体の像が流れ出
し、デフォーカス量計算に悪影響を及ぼすからである。 積分時間が長くなり、AGCの倍率が大きくなってきた
りすると、CCDイメージセンサ(FLM)の暗出力ば
らつきのノイズも大きくなり、この状態で像が流れたり
すると、微妙なピント合わせが狂うからである。 そこで積分時間が50+asを超えるような場合には、
レンズを動かしながら焦点検出をしないで、止まってい
る時のみの値によって焦点検出するという方法をとり、
これを1−cut 5botモードとよび、このことを
示すフラグ(第5−1表の1−cutshot7ラグ)
を設けである。このフラグは#49又は#5つですでに
セットされてくるのである。 次に積分時間が5 ’Omsを超えないような明るい被
写体の場合は、ローコンスキャン中に充分なコントラス
トを見つけると、今度はレンズを停止させることなく、
コントラストが出たそのデータを用いて、焦点検出演算
を行ない、その結果の合焦点までレンズを駆動させる。 この間、焦点検出演算は繰り返しており、合焦位置まで
のレンズ駆動量を常にリフレッシュさせて7オーカシン
グさせる。 これはレンズ駆動中繰り返して焦点検出するので、mu
lti 5hotモードと称しておく。ローコンスキャ
ン中からレンズを止めずに焦点検出をするということに
なると、CODイメーノセンサ(FLM)が積分してい
る時点とレンズ駆動量が求まる時点とでは、レンズ位置
が異なっているにの移動分を補正するための準備を後述
のrLOWcONJ70−の中で行なっており、これを
用いて移動分の補正をする。この移動分の補正について
の考え方は、vFWR昭59−68713号公報に述べ
られているので、ここで詳しいことは省略する。 次に、ローコンスキャン中からコントラストを見つけ、
multi 5boLモードの動作を始めたあとでもロ
ーコントラストの結果が出ることもありえる。 この場合、ローコントラストの結果については無視し、
ローコントラストとなる前にセットされている駆動量に
従って合焦点と思われる位置までレンズを駆動させる。 コントラストの出ている結果だけを使って駆動させるの
である。ローコントラスト状態から脱するということを
判断するのは、前回ローコンブラグ(第5−2表の前回
ローコンF)をチェックして行なう。このフラグは、第
13図の#165からの「LOWCoN」70−の中で
セットされるフラグで、前回の演算結果がローコントラ
ストであった時にセットされている。一方、#92に米
ている時というのは、年回の結果ではコントラストがあ
ったということであるので、#92 テ前回ローコンブ
?グに1″がたっていれば、ローコントラストから抜は
出てさたということで#93へ進む。前回ローコンフラ
グが′θ″′であれば、はじめからコントラストがあっ
て焦点検出している時に通る所として、#92がら#1
02へ進む。#93では焦点調節状態の表示を消す。 これまでローコントラストで、レンズ駆動が停止状態で
あった場合は、焦点検出不能の点滅表示をしているが、
コントラストが出たのでこれは消しておくのである。#
94では、前述のように1−cut 5hot7ラグが
たっていれば、レンズを停止させないといけないので#
95へ進み、1−cut sl+ot7ラグがたってい
なければ、ローコンスキャン中であってもレンズを止め
ずにおき、$101へ進む。井101では、前回ローコ
ンフラグ、スキャン当りフラグ(第5−1表のスキャン
当りF)、及びスキャン中7ラグ(第5−1表のスキャ
ン中F)をクリアしておく。これはローコンスキャンを
一度し終えていたり、又は、スキャン中であった場合の
状態を示すフラグをリセットしておくためである。なお
、スキャン禁止フラグはもちろんリセ・2トしないで残
しておく。 #95は、1−cut 5hotモード状態になってい
る時に米でいるのであるが、ここで、スキャン中7ラグ
をみてローフンスキャン中に米たかどうかをチェックす
る。スキャン中でなければ#101へ進み、今の演算結
果に従ってレンズを駆動する方へ行き、スキャン中であ
れば#96、#97でtJ&6表に示した信号パターン
に従って、レンズ駆動用モータ(Mol)への通電を切
って、ブレーキをかける。レンズを止めた状態を覚えて
おくために、#98で駆動中7ラグ(第5−2表の駆動
中F)をクリアしておく、井99でレンズが完全に停止
するまで70m5時間待ちをし、井100で井101と
同様の7ラグをクリアして、#39の「CDINTAJ
へもどり、次の焦点検出に入る。#99の時間待ちは、
前述のようにセンサの積分時間が長い時にレンズが動い
ていると、像が流れたリ、さらに問題なのはたとえ駆動
中の積分データ位置に移動分の補正を行なっても、負の
加速度がかかっている時だと正しい補正が難しいので、
完全にレンズが止まりきってから次のセンサ積分を始め
れば、焦点検出演算の合焦ずれを防ぐことができるから
である。 次に、焦点検出演算結果のデフォーカス量を、レンズ駆
動のためのパルスカウント値に変換する70−[MPU
LSJがある。#102で、この範囲にレンズが入って
いればピントが合うというデフォーカス範囲を合焦ゾー
ンとしてレジスタFZWにセットしておく、なおここで
自動焦点調節状態(AFモード)の合焦ゾーン量と、焦
点調節表示状fi(FAモード)の合焦ゾーン量とは区
別されており、FAモードではAFモードより広い値を
セットする。#103から#106は、レンズが終端で
止まっている時の70−で、これはレンズが無限遠端に
当たっている時の場合である。$103の終端フラグ(
第5−2表の終端F)は、ここに来るまでの終端チfツ
クサブルーチンの中でたてられている。レンズが終端に
止まっていれば、#104へ進み、前回方向フラグ(第
5−3表の前回方向F)をみてどちらの方向へレンズが
動こうとしていたかをチェックする。レンズが無限遠端
にあって、さらに無限遠側へ駆動しようとしている時に
は#105へ進み、終端位置フラグ(ffi5−2表の
終端位置F)をチェックして終端位置が無限遠端側か最
近接端側かを見て、無限遠端側なら#106へ進んで合
焦ゾーンを255μ鎖という大きい値に設定している。 レンズ停止位置が最近接端であれば、#107へぬける
にれは焦点検出データのばらつきでレンズが無限遠端位
置にあっても、さらに無限遠端方向に合焦位置があると
いう結果になることらありえるし、また狭い合焦ゾーン
をセットしていれば、無限遠端でもさらに無限遠側へレ
ンズを動かそうとする可能性もある。 又、さらに無限遠端と思っている位置が、実は他の外的
応力によってレンズを途中で止められていることもあり
える。本実施例では、これは区別がつかない。 そこでレンズが無限遠端にあり、さらに無限遠端を超え
て合焦位置が有るという検出結果になっている時には、
ます合焦ゾーンを255μ−に広げ、これで合焦ゾーン
内にレンズが入っていれば合焦表示をし、この数値でも
合焦ゾーン内に入っていなければ、焦点検出不能の表示
(LEDの点滅表示)を行う。自動焦点調節中レンズが
無限遠側へ動こうとしでいる時に、手などで強制的にレ
ンズを止められたりした場合、そのレンズ停止位置が合
焦ゾーン内でなければ、LEDの点滅表示をするという
ことである。この表示の70−は#120がら#123
に当る。 一方、最近接端にレンズがありで、さらに被写体が近接
側にあると検出している場合や、自動焦点調節中レンズ
が近接側へ動こうとしているのに、強制的に途中でレン
ズが止められたりした場合、その位置が合焦ゾーン内に
入っていなければ、最近接側方向の表示をすることにし
ている。この表示の70−は、第12図の#147から
#152に当たる。レンズが無限遠端に止まっていなけ
れば、合焦ゾーンは#102でセットした数値のまま#
107に移る。 #107では補助光モードフラグに基づいて補助光AF
モードになっているかどうかをチェックし、補助光AF
モードであれば、色収差補正をする。補助光AFモード
時の照明光は、赤外光を用いるため、フラッシュ撮影時
には光源の差によるベストピント位置のずれが生ずる。 よって、補助光AFモードになっていれば、このピント
位置ずれ量を補正しないといけない。この撮影レンズに
応じた補正データΔIRは、第4表にあるように、制御
マイコン(MC2)からシリアル通信で送られてくるの
である。これを#108で、これまで求まっているデフ
す一カス量DFに対して補正する6そして#109で、
デフォーカス量をレンズ駆動のためのパルスカウント値
に変換する。この変換のための係数も、各レンズによっ
て固有であるので、ΔIR同様シリアル通信で送られて
くるデータKROMを使用する。求まっているデフォー
カス量DFも変換係数KROMを乗算してレンズ駆動の
ためのパルスカウント値DRCNTを求める。 同様にして、合焦ゾーンFZWもデータKROMを乗じ
てパルスカウント値FZCに変換しておく。 これらパルスカラン値への変換については特開昭59−
140408号公報で詳細に述べられているので、ここ
では省略する。 そして、#110で、駆動中7ラグ(第5−2表の駆動
中F)に基づいて、現在、自動焦点調節動作中かどうか
判断して、レンズが駆動している時には、#131のr
IDOBUNJへ分岐する。 レンズが停止中だった時、すなわち、最初に70−を通
過する時や、自動焦点調節終了後の合焦位置確認時、も
しくはFAモード時に#111へ進む。ここでは、レン
ズ停止時のデフォーカス量DFをメモリFERMへ保存
しておく。これは後はど、この値によって自動焦点調節
終了後の合焦位置確認のループに行くか行がないかを決
めるのに用いる。次の井112では、FAモード7ラグ
1こ基づいてFAモードかどうかの判断をし、FAモー
ドであれば、#113からの「FAPJへ分岐する。こ
れは非AFモードということはFAモードであるという
ことによる。 #113ではレンズが合焦ゾーン内にあるかどうかの判
断をしている。ここでは、レンズ駆動用パルスカウント
値D RCN Tと合焦ゾーンパルスカウント値FZC
とで比較しているが、デフォーカス量DFと合焦ゾーン
量FZWとを比較してもよい。この結果、合焦ゾーン内
にレンズがあれば、#115で合焦表示をする。これは
、端子(P31)のLM信号を”Low″におとじ、L
L、LL信号を”Hi8h″のままにして、中央のLE
D(LEDM)のみを点灯させることによってなされる
。合焦ゾーン外であれば、#114へ進み、ここでレン
ズを駆動すべき方向を示す。例えば、レンズを繰り出す
方向であれば、端子(P32)のLL信号を”Low″
にして左側のLED(LEDL)を点灯させ、レンズを
繰り込む方向であれば端子(P2O)のLL信号を”L
ow″′にして右側のLED(LEDR)を点灯させる
。そして次の焦点検出の為に第9図の#40の「cDI
NTAJヘループする。 #112でA Fモードであった場合には、井116で
AFモード時の合焦チェックをする。レンズ駆動パルス
カウント値DRCNTが合焦ゾーンパルスカウント値F
ZCより小さければ合焦ということで、#117からの
rINFZJへ分岐する。 #117では、FAモード時の#115と同様に合焦表
示をし、井118で端子(PI3)からのAFE信号を
”High”にする。制御マイコン(MC2)は、この
信号を見ており、”Higl+”になれば自動焦点調節
が完了したと見る。そして、AP優先モードであれば、
AFE信号が”High”になってはじめてレリーズ動
作を可能とすることになる。拌119では、ここで、A
FストップのlNTlの割り込みかINT2のレリーズ
割り込みを待つことになる。これは、第2図のスイッチ
(Sl)の−回の閉成時に一回だけ自動焦点調節をする
というワンショットモードとした時の方法であり、一度
被写体にピントが合えば、このあとピント位置がかわっ
ても合焦表示をしたままだし、又、レンズも再度駆動さ
れることはない。又、他のやり方として、#119で割
り込み待ちにしないで、これを#39のrcDINTA
J又は#40のrcDINTJへ戻れば、繰り返し焦点
検出し、常に被写体に追従して自動焦点調節をするとい
うコンティニュアスモードにすることもできる。 #116で合焦ゾーン外にあると判断された時には、#
120へ進む。前述したようにここで、終端フラグ(第
5−2表の終端F)をチェックして終端であり($12
0)、前回方向フラグをチェックして焦点検出結果の合
焦位置が無限遠端側にあり($121)、レンズ停止位
置が無限遠端であるならば($122)、#123へ進
み、レンズを駆動させないで、両側の2つのLED(L
EDL)(LEDR)を共に点滅させて焦点検出の不能
表示をし、#119で割り込み待もとなり、もう次の焦
点検出へは行がない。これらの条件以外の場合には、#
124へ進む。 #124から#130にかけては、デフォーカス方向の
反転チェックを行う。すなわち、前回の焦点検出演算結
果のデフォーカス方向と、今回のループで演算した結果
の方向とを比べて、デフt−カス方向が反転したという
ことがわかれば、レンズ駆動系のバックラッシュの補正
をしようというものである。レンズを駆動させるにあた
って、特にカメラボディとレンズとの駆動力伝達軸のカ
プラ一部には、相当量の〃りを設けである。そのため、
被写体までの距離が変わったりしてレンズ駆動方向が反
転すれば、モータ(MC1)のからまわり量のためにレ
ンズは演算結果で求めた合焦位置まで動かなくなる。そ
こで、方向が反転すれば、バンクラッシュ量を補正しな
ければならなくなる。 このバックラッシュ量は、撮影レンズに固有であり、第
4表で示したように制御マイコン(MC2)からのシリ
アル通信によって得ている。ところがここに出てくる前
回のデフォーカス方向が、スイッチ(Sl)を閉成した
後の第一回目のループである時はというと、これについ
ても、前回のシーケンスの最後のレンズ駆動方向として
覚えている。すなわち、スイッチ(Sl)が閉成される
前のマイコン(MC1)(MC2)のストップモード中
も覚えているというようにしている。又、このバックラ
ッシュ補正は、演算結果が反(すればすぐ補正をするか
というとそうではなくて、この補正は、レンズが止まっ
ている時だけに限っている。レンズ駆動中に方向が反転
したという結果になった時には、ただレンズを止めるだ
けで、すぐレンズの反転駆動をさせない。又、前回方向
フラグもセットしなおさない。それで、レンズを止めた
あとの次の焦点検出演算で求めた方向(今回方向となる
)が、レンズを停止させた時のもう一回前に求まってい
た方向、すなわちレンズを駆動させていた方向(前回方
向)と反転していたら、始めてパックラッシエの補正を
するということになるにれは、合焦位置付近での演算の
ばらつき等を考慮してのことで、バックラッシュ量の誤
差と合わさって、レンズがハンチングをおこしたりしな
いようにしている。 これらについての70−は、これから説明する#124
から#130と、レンズ駆動中の70−である第12図
の#134から#140との組み合わせで達成されてい
る。#124で年回方向7ラグ(第5−3表の今回方向
F)をチェックして今回のデフォーカス方向を見たあと
、#125.#126で前回のデフォーカス方向をチェ
ックする。 そして、前回と今回とでデフォーカス方向が異なってい
れば、#127.#128へそれぞれ進み、前回方向フ
ラグを書き換える。同方向であれば、#141の[TI
NNZJヘスキップする。#129ではシリアル通信で
送られてきたバックラッシュ補正用データBKLSIを
レンズ駆動パルスカウント値DRCNTに対して補正を
し、#130では反転してパックラッシェの補正をした
という反転7ラグ(第5−2表の反転F)をたてて、#
141へ進む。 次に、第12図に基づいて#110から分岐したレンズ
駆動中の時の#131からの70−[ID0BUNJの
説明に移る。この最初の#131で、レンズが終端で当
たっているかどうかのチェックをし、#132で移動量
補正のための3回目のイベントカウンタ値EVTCNT
を読み込んで、レノスタT3にメモリする。これで、移
動量の補正のための全データを取り入れたことになる。 すなわち、センサ積分開始時のT1と、積分終了時のT
2、そして焦点検出演算終了時のT3で、この3つの値
を使って、レンズ駆動中に積分して得られた画素データ
による焦点検出演算結果と、実際に演算が終了してレン
ズ駆動量をセクトするまでにレンズが動いた量を補正す
ることになる。積分中におけるレンズの移動量Txをパ
ルスカウント値で求めると、Tに=71−T2となる。 ここで、イベントカウンタは減算カウントとしているの
で、TI>72であり、Txは正である。焦点検出演算
に要する時間におけるエンXの移動量Tyは、Ty=T
2−T3として求められる。ここでレンズが定速で動い
ていることを前提として、センサ積分時間の中間の位置
を、被写体データを得た地点として代表させると、演算
結果が求まった時点との間、Tz=Tx/2+Tyの量
だけレンズが移動したことになる。そこで今回の演算結
果で求まっているカウント値DRCNTから、Tzをひ
いておけば、移動量の補正がされたことになる。 そこで、#133では、DRCNT−TzをDRCNT
として新たに置き換え、次のレンズ駆動パルスカウント
値としてセットする値になる。 #134から#140は、前述のようにレンズ駆動中に
デフォーカス方向が反転した場合の70−で、#134
で今回方向フラグをチェックして今回のデフォーカス方
向を見て、#135と#136で前回方向フラグをチェ
ックして前回のデフォーカス方向をチェックして、方向
が反転していれば#137へ進み、反転しでいなければ
#141へ進む。#137.#138ではレンズ駆動用
モータ(Mol)への通電を切ってブレーキをかけて止
め、#139でレンズ駆動中を示す駆動中7ラグをクリ
アし、#140でレンズが止まりきるまで70m5待っ
たうえで、#39のrCDINTAJへ進む。 #141から始まる[TINNZJは、レンズ駆動中及
び停止中の両方から合流してくる70−で、レンズ駆動
パルスカウント値DRCNTをセットして、レンズを動
がす部分である6レンズの駆動スピードは、本実施例で
は二段式になっており、レンズが合焦位置から遠く離れ
ている時のハイスピードと、レンズ合焦位置近傍にある
ロースピードとを切り換えることにしている。そして、
ロースピードでレンズをコントロールする部分を、ニア
ゾーンと呼ぶとする。#141では、レンズ駆動パルス
カウント値DRCNTが、このニアゾーンの領域のパル
スカツント値NZC以内であるかどうかをチェックして
、レンズがニアゾーンの領域内に入っていれば、#14
3へ進み、ニアゾーンフラグ(第5−2表のニアゾーン
F)をセットする。#144で端子(PO3)からのM
C信号を”Low”とし、第6表のようにレンズ駆動用
モータ(Mol)をロースピードで駆動させるようにす
る。 一方、ニアゾーン外である時には、#142に進んでM
C信号をHigb″とじ、レンズ駆動用モータ(Mol
)をハイスピードで駆動させるようにする。 #145がら#152までは前述にも説明の一部があっ
たがレンズが終端位置に止まっている時の処理について
の70−である。ところでレンズが終端で止まっている
ということを検知するのは、後述の第14図の[cLO
cKJからのサブルーチンで述べるように、レンズ終端
位置にスイッチがあるわけではな(て、割り込みボー)
INT3から入力されるモータ駆動量モニタ用エンフー
グ(ENC)からのパルスが一定期間入力されな(なっ
たらレンズが停止しているという判断による。モータ(
Mol)を駆動しているのにレンズが止まっているとい
うことはレンズ終端で当たっているということであると
判断して、[CLOCKJのサブルーチンの中でモータ
駆動を止めて、終端フラグをたてるのである。この方法
だとレンズが実際に終端に来ていなくとも途中で強制的
に止められたり、又は、河かがレンズにはさまったりと
かなんらかの要因で、−瞬(数100m5のオーダー)
レンズが止まったりしても終端と判断してしまう。 こういったことを防ぐために、一度終端でレンズが止ま
ったと見ても、もう一度レンズを動かしてみて、再度r
cLOcKJサブルーチンで終端と判断されてはじめて
、実際に終端で止まっているとしている。これを見るフ
ラグが終yII2nd7ラグ(第5−2表の終端2F)
で、#145で、rCLOCKJサブルーチンの中でた
てられた終端フラグを見て、”1″であった時に、#1
46でこの終端2ndフラグを見る。そして、初期状態
ではこの7ラグはO″であるので#15oへ進み、終端
2ndフラグをたてておいて、#153からのレンズ駆
動フローで、レンズを動かす、そして、次のループで#
146へ米だ時に、はじめて、終端で止まっているとい
う判断をして#147へ進む。 #147では、今回のデフォーカス方向をチェックし、
そして、#148と#149で終端位置フラグをみて今
レンズがどちら側の終端に当たっているかをチェックす
る。すなわち今回のデフォーカス状態が前ピン(今回方
向フラグ=1)であり、レンズ位置が無限遠端であると
すると、レンズは、今の無限遠端よりさらに無限遠側へ
動かされなければならないことになる。この場合は、#
148から#40へ進み、次のrCDINTJからのル
ーブで、前述の説明にあったように、合焦ゾーンを広げ
てみて、合焦再チェックを行う。 今回のデフォーカス状態が後ビン(A、同方向フラグ二
〇)であり、#149でレンズ位置が最近接側(終端位
置フラグ=1)であるとすると、レンズはさらに近接側
へ動かされないといけないことになる。この場合は、#
149から井152へ進み、端子(P32)からのLL
信号を”Low”にして最近接側へレンズを動かすこと
を指示する方向表示を点灯する。そして、レンズを停止
させたままにし、#40がらの次ループへ進み焦点検出
を繰り返す。そして被写体の位置ががわり、デフォーカ
ス方向が反伝すれば、ループ中#147から#148へ
進み#151へ抜け、終端フラグをクリアして#153
からのレンズ駆動のループへ入っていく。なお、この実
施例では#147のデフォーカス方向のチェックに今回
方向フラグをmいたが前回方向フラグを用いてもよく、
この場合は、最近接端よりも被写体が近接側にある状態
から、レンズの合焦可能領域に入ってもレンズは追従し
ないで停止したままとなる。ワンショy l・A Fモ
ードという場合であれば、後者の方法でよく、コンティ
ニュアスAFモードという場合であれば面者でないと不
都合であるといえる。 なお、この後者の場合は、一旦ローコントラスト状態に
なれば第13図の#165の「LOWCON」70−の
中で終端フラグがクリアされるので、最近接端からぬけ
出て、再びレンズ駆動状態に入り、自動焦点調節が可能
ということになる。 次にレンズが終端にない場合や、終端にあるが逆方向に
動こうとしている場合には、第12図の#153からの
レンズ駆動70−に入る。#153では焦点調節状態表
示用LEDをすべて消灯する。 これはレンズの駆動中はデフォーカス方向の表示をしな
いことを基本原則とすることによる。レンズが停止して
いる状態で合焦時には中央のLED(LEDM)を点灯
して合焦表示をし、最近接端らしくは無限遠端ではLE
D(LEDL)(LEDR)のいずれかを点灯してデフ
ォーカス方向を表示し、ローコントラスト時には、LE
D(LEDLHLED’R)の点滅表示をするのである
。$154でレンズ駆動パルスカツント値DRCNTを
イベントカウンタEVTCNTと終端チェック用しノス
タMECNTヘセットする。イベントカウンタEVTC
NTにセントされた値DRCNTは、割り込み端子(I
NT3)へエンコーグ(ENC)からのパルスが入って
AFマイコン(MC1)に割り込みがかかると、この割
り込み70−(第16図のINT 3 S)の中で減算
される。カウント値DRCNTが”O″になった時点で
レンズを停止させるとピントが合っているという仕組み
である。 #155ではレンズ駆動用モーjp、(Mol)に通電
を開始して、レンズ駆動を始める。これは、面白方向フ
ラグに従って、レンズを動かす。すなわもこのフラグが
これまでのレンズ駆動方向として残されるわけである。 なぜなら、前回方向フラグは、レンズが停止している時
には、第11図の#124からの70−によって今回方
向フラグと同じ内容になっているからである。そして、
前回方向フラグがO”であれば(後ビン)、端子(PO
I)カラのMFfi号をLow″にして、第6表のよう
にレンズを繰り出し、前回方向フラグが”1″であれば
(前ビン)、端子(POO)からのMR倍信号L。 w”にしてレンズを繰り込み方向へ動かす。#156で
は駆動中7ラグをチェックしてこれまでレンズを駆動中
であったかどうかのチェックをし、駆動中であれば(後
に説明するが、ここで駆動中というのは、ニアゾーン外
での自動焦点調節中ということ)、#40の[CDIN
TJヘループし、次の焦点検出に入る。これまでエンχ
停土中であったなら、#155で駆動開始したのである
から#157で駆動中7ラグをセットする。#158で
は補助光モードフラグをみて補助光AFモードかどうか
チェックし、補助光AFモードであれば第14図の#2
31からのrL2SAVEJへ分岐する。補助光AFモ
ードでなければ#159でニアゾーン7ラグをみてレン
ズの駆動がニアゾーン内であるかどうかをチェックし、
ニアゾーン内であれば#160からの[WSTOPJへ
進′む。#160、#161では100m5間隔に終端
チェックを繰り返しているだけで、次の焦点検出ループ
へは戻らない。そして、レンズが合焦位置で完全にスト
ップするまで待ち、止まってから始めて、合焦確認の焦
点検出に入る。これはl’−WSTOPJループをまわ
っている開にf!JJ16図の#252の「■NT3S
Jの割り込みが入り、レンズをコントロールするわけで
ある。 このニアゾーン内でレンズを駆動させながら焦点検出を
しないのは、以下の理由による。まず、ニアゾーンでの
レンズ駆動は、一定速11ではなく、加速度を持ってい
る。すなt)ち、レンズ駆動開始時には正の加速度を持
ち、レンズ停止位置Ii汀では負の加速度を持つ。ハイ
スピード駆動時がらニアゾーン内に入って、ロースピー
ドに切り変わった時には、負の加速度をもつ。ここで、
元来、ニアゾーンカウント量NZCは、ハイスピードか
らモータ(Mol)の通電を切ってレンズの移動が止ま
るまでのカウント値を目安に決めたもので、モータ(M
ol>が定速で動くための領域ではない。ここr定速で
ないということはモータ駆動中にセンサの積分を行って
も、積分時間の中間の位置をもって被写体データを得た
地点として代表することができないということである。 従って、前述のような移動分の補正をしてもその補正は
正確ではなく、レンズ駆動パルスの算出誤差を持つこと
になる。 そこで、レンズが一定速度で動いていない時はセンサの
積分をしないことが望ましい。そこで本実施例では、加
速時、減速時には焦点検出をしていないのである。 次に#159でニアゾーン外にあると判断されり時ニは
#162へ分岐し、ここで100m5の時間待ちをする
。レンズ停止状態から加速しているので、定速となるま
で100m5時間待ちをしているのである。モして#1
63で終端チェックをする。終端チェックの周期につい
ては、短がすぎても艮すぎてもよくない。レンズの動き
に応じたエンコーグのパルスの間隔よりも短すぎると止
まっていると判断してしまうし、逆に艮すぎるとモータ
、ギヤ、クラッチ等の駆動系の耐久性や、終端での反転
駆動の応答性などの問題があるので、数10+nsから
200m5程度の間隔におさえている。 次に#164では、1−cut 5bot7ラグをみて
1−cut sl+otモードになっているかどうかを
チェックし、1−cut sl+otモードであれば、
レンズを駆動させながらの焦点検出をしないというモー
ドであるので#160のl’−WSTOPJへ進んで、
レンズが停止するのを待ち、止まってから合焦確認のた
めの焦点検出を行う。1−cut sl+otモードで
なければ、第9図の井39の[CDINTAJヘル−プ
していく。以上が自動焦点調節のメインルーチンである
。 次に第13図からの分岐ルーチン、サブルーチンについ
ての説明をする。まず、第13図の井165から始まる
rLOWcONJ70−は第11図のメインルーチンの
#88から、焦点検出演算の結果がローコントラストで
あった時に分岐してくるフローである。まず#165で
終端チェックをして、#166でAFモード7ラグをみ
てAFモードか否かのチェックをする。AFモードであ
れば井167へ進み前回ローコンフラグをセットし、#
168でローコントラスト時の表示として端子(P32
)と(P2O)のLL信号とLR倍信号同時に”Low
”と”High″を繰り返してLED(LEDL)(L
EDR)の点滅表示をする。そしてすぐ次の焦点検出ヘ
ルーブしていく。AFモードでなけれぼ#166から#
169へ進み、駆動中7ラグをみてモータが駆動中かど
うかをチェックする。駆動中であれば、ローコンスキャ
ン中である場合と、自動焦点調節中にローコントラスト
という結果になってきた場合とがあるので、#170で
スキャン中7ラグをチェックしてこれを区別し、自動焦
点調節中であれば、前述したようにレンズを止めるまで
はローコントラストの結果を無視するので、すぐ#40
のrCDINTJへ進んで次の焦点検出に入る。ローフ
ンスキャン中に#170へ来たのであれば、#171で
ローコントラスト状態からぬけ出て、自動焦点調節を始
める時の繰り込み積分時の移動分補正のために、演算終
了時点でイベントカウンタ値T3を、最大カウント値6
5,000にセットしておく。(詳細は後述する)同様
にモータ駆動用イベントカウント値E V T CN−
T、終端検知用カフント値MECNTも最大カウント値
65.oooにセットしておく。そして#40のrcD
INTJヘループする。 レンズ停止時に、ローコントラストになって(する時に
は、#169から#172へ進む。そしてローコンスキ
ャンの禁止を示すスキャン禁止フラグがたっていれば#
173へ進む。なおスキャン禁止フラグがたつのは、ロ
ーコンスキャンがすでに一度終わっているか、又はコン
トラストが出たことがあるかのいずれかである。 #173から#175と#181から井183について
は、いずれも補助光AFモードに入るか否かの判断をし
ているステップである。この補助光AFモードに入る条
件というのは、まずAFモードであるということ、被写
体がローコントラストであるということ、レンズが停止
中ででありさらにローライトであるということ、第3図
の補助光照明装置のついた電子閃光装置がカメラに取り
付けられて、補助光発光可能状態を示すAFFL信号が
米ており、なおかつその充電完了信号RDYが米ている
ということであり、これら条件がそろって始めて補助光
AFモードに入る。まず#173でローライトフラグ、
#174で補助光OK倍信号FFL、#175で充電完
了信号RDYを見て、いずれも1″で条件がそろえば#
225がらのrLLLEDJへ飛んで補助光AFモード
に入る。この条件がそろっていなければ、井176でロ
ーライトフラグに基づいてローライト状態をチェックし
、ローライトなら#177でセンサの最大積分時間を2
00+nsと倍にする。積分時開100m5″ChAG
cが8倍でローコントラスト、ローライトという時なら
一段分積分時間を増やせば、ローコントラストにならず
、焦点検出可となる可能性があるためである。しかし、
これも積分時開が長い時に、レンズ駆動しながら焦点検
出をすると誤差がでるという理由により、最大積分時間
を2゜Omsモードとするのは、レンズ停止中と限って
いる。 #178で前回ローフンフラグをセットし、井179で
ローコントラスト状態を示すLED(LEDL)(LE
DR)の点滅表示をし、#180でニアゾーンフラグ、
繰り込み積分フラグ(第5−1表の繰り込み積分F)、
反転フラグ、終端フラグ、終端2ndフラグをクリアし
て、#40の「CDINTJヘループしていく。 172t?ローコンスキヤン禁止状態でなケレば、#1
81からのrsEARcHJへ分岐する。 #181から#195までの70−は、ローフンスキャ
ンを開始させるフローである。まず、#181から#1
83は、#173から#175までの70−と同様に補
助光AFモードへ入る条件の判別をしている。そして条
件がそろえぼ#183から#225のl’−LLLED
Jへ飛び、補助光AFモードに入る。ローライトである
が補助光照明装置がセットされていなくてAFFL信号
が”1″になっていなければ、#181から、#182
、#184へと進み、ここですでにセンサの最大積分時
間が200m5モードになっているかどうかのチェック
をする。 最大200m5のモードになっていないのであれば、#
230の「LL200」へ飛び、200+nsモード7
ラグをセットして#39のrCDINTAJヘループし
ていく。#184で、すでに最大200IIlsモード
になっているにもかかわらず、ローコントラストである
とか、#181でローコントラストであるがローライト
でないという場合は、#185へ進み、200+++s
モードフラグをクリアする。 これは、ローコンスキャン中に、積分時間が長いと、前
述にもあったように被写体の像が流れて、ローコントラ
ストになりやすいということや、たとえコントラストが
あっても、積分時間と焦点検出演算時間の最大値の時間
だと、レンズを止めて、改めて焦点検出した時すでに合
焦範囲を超えて行きすぎてしまっているという駆動比の
大きいレンズもありうるので、こういったことを防ぐた
めに、200m5モードフラグをクリアして、最大積分
時間が100+asのモードにしている。 次に、#186から井190(こか(すでの70−では
、ローコンスキャンをする時のレンズのスキャン開始方
法を決めている。被写体が明るい時には、ローフンスキ
ャンは、焦点検出演算で求まっている方向からスキャン
を始める。ローコントラストと判断されてデフす一カス
量が求まらなくても、デ7才−カス方向なら求まってい
るという場合があるため、演耐結果の方向に従ってスキ
ャンするのである。このローコンスキャン中にf’ 7
t −1yス量が求まる領域にくれば、前述してきた
通り自動焦点調節動作に入る。ローコンスキャンではレ
ンズが一力の終端にあたれば反転駆動させ、逆側の終端
にあたればスキャンは終わる。被写体が暗いが明るいか
は、#186で積分時間が50+*sを越えるが盃がを
示す1−cut 5hot7ラグを用いてチェックして
いる。これはAGCデータを用いてもよく、2倍以上を
暗いとしても、4.8倍以上を暗いとしてもよいヶ一方
、暗い時には、#187に進み、ローコンスキャンを繰
り出し方向から始める。こうすれば、ローコンスキャン
終了時の最終停止位置は無限遠端でレンズを繰り込んだ
状態で終わる。これはレンズにキャップをした時には、
繰り込み状態で終わることになり、エン、ズがフンバク
トにってカメラケースへの収納に便利になる。 この時コントラストを捜す目的でなくて、レンズを繰り
込んで終わるという機能を重視すれば、#187へ進ま
ずに#189の[LLIGHT2Jへ進むようにしても
よい6すなわち、#189でローフンスキャンで一回終
端に当たったというスキャン当りフラグ(スキャン当り
F)をたて、#190でMR倍信号Low″にして繰り
込み方向にローフンスキャンを始める。レンズが無限遠
端に当たると、$189でたてたスキャン当りフラグに
よって第14図の井199からのrROTEMJの中で
、これでスキャンが終了したと判断され、レンズが停止
する。なお、このrLL I GHT 2Jlj:補助
光A、Fモードの70−の中から飛んでくる所である。 #191では前回ローコンブラグに1”をたて、#19
2でスキャン中7ラグをたてていく。#15〕3ではレ
ンズ停止時のデフォーカスfiF E RMを最大値6
5,000にセットしておく。#194では#171と
同じ<T3.EVTCNT、MECNTに最大値65,
000をセットする。井195でレンズ駆動にあたって
表示を消しておく。 そして、スキャンしながら次の焦点検出ループ井40へ
もどる。 次は、plS14図の終端チェックサブルーチン「CK
LOCKJの説明に移る。#196では駆動中7ラグを
みてレンズが駆動中がどうかをチェックし、駆動中でな
ければ終端のチェックをしないで、リターンしていく。 レンズ駆動中は#197へ進み、終端のチェックをする
。駆動時にレンズ駆動パルスカッント値DRCNTと同
じ値をセットしたおいた終端チェック用しノスタMEC
NTと、レンズ駆動用カラン)lilRcNTとしてセ
ットしたイベントカウンタのカウント値EVTCNTと
比較する。レンズが動いていれば、CVTCNTの値は
エンコーグ(ENC)からのパルスが入ってくるたびに
1ずつ減算されており、M E CN Tと異なった値
になっている。レンズが終端に当たって動いていなけれ
ば、エンコーグ(ENC)からパルスは入ってこないの
で、EVTCNTの値は変化せずMECNTと同じ値の
ままである。ゆえに#197でMECNT=EVTCN
Tであればレンズが止まっているという判断をして、終
端処理7o−rROTEMJの$199へ分岐する。M
ECNT;l!EVTCNTであればレンズが動いてい
ると判断をして#198へ進む、#198ではMECN
Tに改たにEVTCNTの値をセットしなおして、次の
終端チェックに備える。そしてリターンしていく。 #199からの終端処理70−[ROTEMJでは、ま
ず最初サブルーチンから分岐してきているので、マイフ
ンのスタックポインタをリセ・ントしておく。#200
でlNTl、INT2以外の割り込みを禁止する。終端
に末つかっているということr#201、#202でモ
ータ(Mo1)への通電を切って、ブレーキをかける。 #2o3ではモータ(Mol)を止めたので駆動中7ラ
グをクリアする。#204で前回方向フラグをチェック
して、前回方向フラグが0”であれ1fCf&ビンであ
りレンズを繰り出して(・た)、#205で最近接端位
置で止まってb・ると1・う意味で、終端1立r1′1
7ラグに1″をたてておく。前回方向フラグカf”1″
であれば(前ピンで、tt j)、レンズを繰り込んで
(また)、井206で無限遠端位置で止まってb・ると
いう意味で、終端位置ブラダをクリアしておく。 $20’7ではローコンスキャン中lこy)端に当たっ
たかどうかをチェックして、スキャン中であったならば
#208へ進み、終端でレンズが止まっているという終
F4フラグをセットしておく。#209では、さらに補
助光モードフラグに基づ〜1て補助光AFモード中であ
ったかどうかをチx ’2りしで、補助光AFモード中
であツtこならば、終端に当たればたとえ一度目の発光
による焦点検出であろうとも、犬の焦点検出にループし
な(・でL E Dの点滅表示をして、焦点検出をあき
らめる。補助光A Fモード(こついては、#225か
らのl”LLLEI)170−の中で詳しく述べる。#
209で補助尤ΔFモづでなけれ(rレンズを終端1立
置;こ止めたまま次の焦点検出ル−?rCDINTAJ
へ行く。 #207で、ローフンスキャン中番こエンズカC終端に
米でいる場合には#210へ進み、これまでスキャン中
に終端に当たったことがあるかどうh・、すなわち行き
か帰りかをチェックし、行きであれば、スキャン方向を
反V、させて動かす必要力Cあるため#217へ進む。 #217では、1回、終端1こ米なのであるから、スキ
ャン当りフラグをセ・)卜する。犬に、#218でii
q回方白方向フラグンズ駆動方向を示す)をチェ・ンク
し、#219、#221でそれぞれこれまでと逆の方向
(こセントしなおす。そして#220.#222でそれ
ぞれ人に動かす方向に従って、レンズ駆動信号MR又は
MFを”Low″にする。この時もちろんブレーキ信号
MBは’Higt+″′にしておく。これで反転駆動力
C開始すれる。$223ではローコンスキャン開始時と
同様に、FERM、T3.EVTCNT、MECNTを
それぞれ最大値65,000にセ・)卜しなおしておく
。#224では駆動中7ラグ番二″1”をセットして、
次の焦点検出ル−フ°rcDINTA」へ行く。 一方、すでに一度終端に当たって(1で、二度目の終端
だった場合は、#210から#211へ進む。今度は、
ローコンスキャン終了であるからレンズは動かさない。 #211でスキャンで終端に当たったという入えヤン当
りフラグをクリアし、#212ではスキャン中7ラグを
クリアし、#213では一度スキャンすれば後はもうし
なしまために、スキャン禁止フラグをセットして(%<
、#214ではローフンスキャンをしたけれども、コン
トラストが見つからず、焦点検出不能だったと−1うこ
とで、LEDの点滅表示をする。#215では補助光A
Fモード中かどうかをチェ・7りし、補助光AFモード
中であれば、#216へ行って、犬の焦点検出に行かず
に割り込み待ちとして、このまま終わってしまう、補助
光AFモードでなければスキャン終了後、終端位置で焦
点検出を繰り1神・−・ ルnへ−「戸r′%iλr〒
へ1へ璽zPrL−が終端検知ルーチンである。 次に補助光AFモードのルーチンの説明をする。 補助光AFモードへは第13図のrLOWcON、、1
ルーチンから入ってくる6前述のごとき条イ牛力fそろ
えば#175、又は#183から#225の「LLLE
DJへすすみ、補助光AFモードの7ty −になる。 第14図の#225ではまず補助光ΔFモードを示す補
助光AFモードフラグをたてる。 #226で端子(PI3)からの端子(S T 4 )
の信号をHigh″にする。7ラツシユ回路(F L
S )は、この信号によって補助光用LED(4B)の
発光を開始させる。$227では補助光AFモードへ入
ったということを外部に知らせるために、LL信号とL
R信号をLow″にし、両側のLED(LEDL)(L
EDR)を点灯させる。点灯時間は、次の焦点検出演算
が終わるまであり、最大450+os点灯するのが標準
となる。これは、#229の200m5の時間待ちと、
焦点検出のだめの演算時間と、最大積分時間が200a
+sの場合の合計時間であるが、被写体がかなり近くて
明るいと、450+as以下で焦点検出が完了する。す
なわちこれもレンズ駆動中は表示を消すというためであ
る。この表示は補助光ΔFモードへ入った時の1回だけ
である。 一方、補助充用LED(48)は2回発光している。 補助光AFモードのシーケンスは、まず補助光用LED
(48)を1回発光させて、200+nsの間CCDイ
メージセンサ(FLM)に対して予備照明をしておく。 これはCCDイメージセンサ(FLM)の応答性を上げ
るためである。そして、最大積分時間が200m5のモ
ードで、補助光照明のもとでCCDの積分をする。そし
て、このデータにより焦点検出演算をし、レンズを駆動
させる。この間、焦点検出はしない。そしてレンズ停止
後、2回目
【こ補助光用LED(48)を発光させ、1
回目と同様に最大450165の後、焦点検出結果が合
焦ゾーン内に入っていなれけぼ、再度レンズを駆動させ
て焦点調節を行う。これが基本的な動きである。 ここで、補助充用LED(48)の発光が1回目か2回
口かの区別が必要となってくる。これを区別する為に、
補助光1st7ラグ(第5−2表の補助光1sLF)が
設けられている。このフラグは0”が入っていれば1回
目の発光であることを示し、1″で2回目の発光を示し
ている。#228ではこのフラグに0″を入れておく。 #229ではセンサの予備照明時間として200m5待
ち、#230でセンサの最大積分時間が200+sのモ
ードにセットしておく。補助光APモードの場合、たい
ていが200m5積分時間となる。そして、通常AFモ
ードの時と同様のrCDINTAJヘルーブする。 第9図の#39から補助光発光状態で70−が進み、第
10図の#69″cMI助光を消す。以下同様に焦点検
出し、第13図の#87に米で、第14図#238の補
助光AFモード用70−rLSAVEJへ分岐する。こ
れが#238から始まる70−である。 まず、補助光AFモードでの焦点検出が1回目かどうか
を判別して、1回目であれば#239へ進む。ここで、
焦点検出演算結果が、ローコントラストであったかどう
かをチェックし、ローコントラストであれば、#189
の[LLrGHT2Jヘイテき、2回目の焦、α検出を
あきらめる。このあと、第13図の#189.#190
から第9図の#40ヘループしていき、レンズを繰り込
んで終わる。これはあきらめて繰り込んでいるのである
から、補助光も発光させないので、焦点検出ループを回
る必要はないが、こうしておけば繰り込み中、急に明る
(なってコントラストが出れば、補助光なしに焦点検出
することが可能であるからである。#239でローコン
トラストでなければ、第11図の#91の[NLDCI
Jへ行き焦点調節駆動の70−一一入って行く。この場
合には、第11図の#91がら#102を通り、更に、
第12図の#141を通って#155で駆動を始め、井
158から補助光AFモード時の70−rL 25AV
EJ(第14図の$231)へ分岐してくる。 第14図の井231では補助光1.st7ラグに基づい
て補助光の発光が1回目かどうかのチェックをし、1回
目であれば#232へ進む。ここでレンズを焦点検出演
算結果のカウント量だけ駆動させ終わるまで待ち、レン
ズの移動停止後、2回日の補助光発光の70−#233
へ進む。#233では、補助光OK信号AFFLを見て
、1″(OK)であれば、#234で2回目の補助光発
光信号を出力する(すなわち端子(S T 4 )の信
号を”I(igh”にする)。AFFL信号が0″であ
れば補助光照明装置が切られたのであるから、2回目の
発光はしないでおく。なお、この実施例では、この場合
に補助光AFモードから解除していないが、解除しても
よい。 #235で補助光1sしフラグをセットして、2回目の
補助光AFモードであることを示しておく。 そして1回目の時と同様に、#229で200m5待っ
て#230を通って、井39の「CDINTA」へ行く
。2回目の補助光AFモードの時も同様の70−を通り
、第9図の#39がら第10図の#44、#68を通っ
て、第11図の#87で補助光AFモードである場合に
は、第14図の井238の「LSAVEJへ分岐する。 今度は2回目のII光AF(−ドであるので、#240
へ進む。 #240でローコントラストであったかどうかをチx
7りして、ローコントラストであれば井211へ進み、
年度は1度目の場合と違ってレンズを繰り込まずに停止
させたままで、両側のLED(LEDL)(LEDR)
の点滅表示をして割り込み待ちとなる。 ローコントラストでなければ、$239から第11図の
#91へ進み、レンズ駆動の70−へ入る。そして第1
2図の#158まで補助光AFモード用70−の[L2
sAVEJへ分岐する。#23↑では2度目の補助光A
Fモードであるので、#236へ進み、1度目と同様レ
ンズが停止するのを待つ。補助光AFモードでなければ
、このあと合焦確認の焦点検出へ入るが、補助光発光は
2回までと制限したので、確認の焦点検出へは行かない
。(本実施例では発光を2回までとしているために、確
認をせず次のような処理をしているが、発光回数の制限
をせず、合焦が確認されるまで発光させてもよい。)こ
の処理とは、レンズ停止時の焦点検出演算値FERMを
チェックする。すなわち、2回目のレンズ駆動開始時の
デフォーカス量が11未満であれば、焦点検出性能を考
えて、充分合焦確認なしに合焦ゾーン内までレンズをも
っていくことができると判断して、!#S11図の井1
17の合焦時の70−[INFZJへ進んで、合焦表示
をする。FERMが1mm以上であれば、1度目と2度
目の焦点検出結果が大きく異なっていたということで、
確かな焦点検出ができなかったとして、#211へ進み
、レンズを今の位置に置いたまま両側のLED(LED
L)(LEDR)を点滅させる。以上が補助光AFモー
ドのルーチンである。補助光用LED(48)の発光を
2回に制限しているのは、発光回数が多いと電源消費や
使いかっての問題があり、1回だと焦点検出誤差やパッ
クラフシュ誤差の問題があるので、2回を妥当としてい
るのである。又、2回目の焦点検出が不能であった場合
、レンズを繰り込んでいないのは、スイッチ(Sl)を
−具間いてから再度閉成して補助光AFモードを再トラ
イしてみると、今度は被写体の合焦近傍からスタートす
る可能性が多く、合焦ゾーン内にレンズを持っていく可
能性も高まるのであろうと判断しているためである。 犬に、第16図のイベント力ツンタ割り込み70−[I
NT3SJについての説明に入る。これは割り込み端子
(INT3)に入ってくるレンズ駆動用モータ(MOI
)のエンコーグ(ENC)からのパルス(IPsを使っ
て、レンズff駆動のコントロールを行なうものである
。合焦位置までのレンズの駆動力ランY値EVTCNT
を焦点検出演算によって求めたが、このTNT3への割
り込み信号によってレンズの駆動量を常にモニターし、
レンズの移動スピードや停止位置をフントロールする。 まずレンズ駆動時に駆動力ラント値EVTCNTがイベ
ントカウンタにセットされる。そしてレンズ駆動用モー
タ(Mol)に通電が開始される。するとレンズが動き
出し、エンコーグ(ENC)からパルスが出てrNT3
に割り込みがかかる。そして#252のrINT3sJ
の70−が始まる。 まず、#252で″1″パルス信号が米だということで
、イベントカウンタのカウント値E V T CNTを
1”減する。そして#253でこのカウント値EVTC
NTが指定量(すなわち0″)をカウントしたかどうか
チェックして、EVTCNTが0″′になれば、合焦位
置までレンズが米たということで#259へ進み、モー
タ(Mol)の駆動をストップさせる。 イベントカウンタのカウント値EVTCNTが”0″に
なっていな(すれば井254へ進み、ニアゾーンフラグ
に基づいてレンズがニアゾーン内に入っているかどうか
をチェックする。ニアゾーンフラグが1″でなければ#
255へ進み、今回のパルスによってニアゾーンに入っ
たかどうかをチェックしにいく。#255でイベントカ
ウンタのカウント値EVTCNTがニアゾーンカウンタ
のカウント値NZCより小さくなっていれば、今回ニア
ゾーン内に入ったということで井256へ進む。 ニアゾーン外であれば「INT3sJの割り込み70−
からメイン70−ヘリターンしていく。一方、#256
では今回始めてニアゾーン内に入ったということでニア
ゾーンフラグをたて、#257で端子(PO3)からの
MC信号を”LO1lI″にし、モーy (M O1)
ノff1aをロースピードに切り換える。 そして$258で、割り込み70−のスタ・ンクポイン
タをリセットして第12図の$160の[WSTOPI
へ進み、終端チェックをしながらレンズが停止するのを
待つ。 すなわちこの「WSTOPIの70−をループしながら
「INT3sJの割り込みが入り、$252から$25
4.$258の70−を繰り返し、カウント値EVTC
NTが0″になった時点で、このループを抜は出て、井
25つへ進む。ここでニアゾーン内にあれば$160の
「WSTOPIへ進み、メイン70−ヘリターンしない
のは、前述したようにレンズが定速で動いていない時に
は焦点検出しないとしているためで、ニアゾーン領域に
入ればレンズは減速していくので定速でないため二の領
域に入ればレンズを動かしながら焦点検出はしない。 次にレンズがその駆動パルスカウント値EVTCNT分
だけ動ききった時点では、$253でのチェックでカウ
ント値EVTCNTが0″になるので$259へ進む。 ここで、レンズ駆動用モータ(Mol)への通電を切り
、$260でブレーキをかけて、$261で駆動中7ラ
グをクリアして、#262″Chイベントカウンタの割
り込みを禁止して、$263へ進む。ここで、補助光A
Fモード中であるかどうかをチェックして、補助光AF
モード中であれば、このイベントカウンタ割り込みから
リターンしていく。このリターン先は補助光AFモード
の70−で説明したように、第14図の$232か$2
36である。$263で補助光AFモードでない場合に
は、$264でスタックポインタをリセットして$26
5へ移る。 ここからの70−は焦点調節駆動後、そのレンズの停止
位置が合焦ゾーン内に入っているかどうかの確認の焦点
検出に行くかどうかを判定しているものである。まず、
制御マイコン(MC2)から送られて米でいるDR倍信
号見て、単写モードか、連写モードかをチェックする。 DR倍信号0″すなわち単写モードであるならば、$2
67で10m5待ち、レンズがロースピードから完全に
停止してから、次の焦点検出ループに入る。そして、次
の焦点検出で合焦ゾーン内に入っていることが確認され
れば、すなわち第11図のメイン70−の井116でチ
ェ7りされ合焦であれば、始めて井117へ進み、合焦
表示をする。レンズが停止した位置が合焦ゾーン内に入
っていなければ、再び、第11図の$120からレンズ
駆動のルーチンに入り、同じことが繰り返される。これ
が合焦確認時の70−である。次に連写モードの場合、
DRイ言号は1″′であるので、第16図の$265か
ら$266へ進む。ここでレンズ停止時(駆動中7ラグ
が”0″の時)のテ°7オーカス量(FERM)をチェ
ックする。この数値が500μm以上であれば、$26
7へ進む。すなわち、連写モードの時に、レンズ駆動前
のデフォーカス量が500μm以上であれば、合焦確認
をするということになる。 $266でF E RMが50011m未満であれば、
井268へ進み、反転フラグがたっているかどうかをチ
ェックし、反転フラグがたっていればバックラッシュの
補正をしたことがあるということで、合焦確認をするた
めに、$267の方へ行く。$268で反転7ラグがた
っていなければ、$117の「INFZJの合焦表示7
0−へ行く。これは連写モードの時には、レンズ駆動ス
ピードを上げて移動している被写体に対する追従性をよ
くさせるための方法で、500μ鐘以内の位置からバフ
クラッシュの補正をしないで自動焦点調節をさせた場合
には、システムのリニアティもよく、確実に合焦ゾーン
内に入るという確信のもとで合焦確認の焦点検出をせず
に、直接合焦表示へ行く。これ以外の場合は、合焦確認
に行き、合焦精度を上げる。もっとも焦点検出能力が更
に向上し駆動系統の誤差がまったくない完全に近いもの
であれば、すべてここでの合焦確認は不用というふうに
してもよい。以上が自動焦点調節のシーケンスである。 次に、第9図の$40から$53までの70−と第18
図(A)(B)のタイムチャートとを用いて[aり込み
積分]と、移動分補正について説明する。 これは基本的に、焦点検出ループに要する時間を短(す
るための手段である。第18図(A)は被写体が比較的
明るく、CCDイメージセンサ(FLM)の積分時間が
60m5未満の場合であり、第18図(B)は積分時間
が60m5を超えるような暗い場合である。そして@1
8図(B)が「繰り込み積分」と称する状態になってい
る。 まず被写体が明るい場合、第18図(A)の■でセンサ
の積分が開始されるときのイベントカウンタの値EVT
CNTを読み取り、これをT1として保存する。積分終
了時の■でT2を保存する。 そして、AGCデータを入力してすぐ■で大の積分を開
始してしまう、この積分開始時は■と時間的にほぼ同一
時刻であるとして、TI’ =T2として考え、改めて
TI’ を取り込むことはしない。 ■で積分を開始したと同時に、CCDイメージセンサか
ら画素データを取り入れる。モして■で焦点検出演算を
開始する。ところが(A)の明るい被写体の場合、■か
ら始まった第2回目の積分は焦点検出演算が終了するま
でに■で終わってしまっている。CCDイメージセンサ
がらの画素データは積分終了後直ちに出力され、演算終
了時までデータをセンサ内で持っておくことはできな−
。又AFマイコン(MCI)が新データを取り込みに行
けば、現在演算中のデータは破壊されてしまう。 結局この第2回目の積分のデータは捨てられることにな
る。しかし■で演算が終了した時点ですぐ次の積分を開
始すれば、明るければこの積分時間自体さほど問題では
なく、焦点検出ループの時間としては長くならない、な
おこの場合には■でのカウント値T2’は無視されるこ
とになる。そして、この時の移動分補正の計算は前述し
た計算式%式% 2−T3とした時の補正量T z = T x/ 2
+ T yが演算結果で求められたレンズ駆動カウント
値DRCNTから減算しておけばよい。なおここでT3
とは演算終了時のイベントカウント値である。■で補正
された値DRCNTを新たなイベントカウンタのカウン
ト値EVTCNTとしてセットする。 次の積分開始時にはこのカウント値をT1′′として保
存し、以下同様に繰り返す。 次に被写体が暗い場合は[株]で積分開始時のイベント
カウント値T1を保存する。■で積分が終了してT2を
保存する。AGCデータを取り込んでから■ですぐ次の
積分を開始する。CCDデータ入力後■から焦点検出演
算を開始する。そして[相]で演算が終了し、T3を得
て(A)と同様の移動分補正をする。この積分終了時点
の[相]では第2回目の積分が終了していない。ここで
「繰り込み積分」方式を用いていないとすると、[相]
において新たな積分を開始することになりここから[株
]−〇間と同等の時間を待たなければならない。しかし
、本実施例では「繰り込み積分」によって■ですでに積
分を開始しているので、積分終了まで@−21間待つだ
けですむ。すなわちトータル時間として■−[相]の時
間が傾線されることになる。すなわち、「繰り込み積分
j方式は積分時間が■−[相]時間を超えるような場合
に効果が出てくる。本実施例では■−[相]が60m5
、又■−Oの最大積分時間を100m5としている。 ところで(B)の場合の移動分補正については(A)と
同様の方法はとれない。演算終了時24での移動分補正
は、積分開始時[相]のカウント値T1′(これは前回
の積分終了時点のカウント値と同じと見なしてT2→T
l’ とおきかえられる)と、積分終了時のT2′、演
算終了時の73’ を用いて補正値を求めたいが、前回
の演算終了時[相]で、レンズ駆動用イベントカウント
値EVTCNTが書き換えられている。すなわち補正計
算でのTx”Tl’−72’において、T1″と72’
では別次元の数値であり、この計算は意味がない。T2
’、T3’は[相]で演算結果が求められEVTCNT
がセットされた時点から新しいスケールになっているの
である。そこで、T1′ も新しいスケールに変換する
必要がある。すなわち、[相]で求まった駆動カウント
値DRCNTと、前回のスケールで[相]に米ている値
T3との差が新スケールへの変換補正量となる。システ
ムが理想的であれば、DRCNT=73となるはずであ
るが、被写体に対しレンズが移動しなからセンサ積分を
しているということや、デフォーカス量対レンズ駆動カ
ウント値の間での変換では係数が小さめに量子化されて
いるということや、焦点検出演算で求まるデフォーカス
凰自体もレンズの行きすぎ防止の意味で幾分小さめに結
果が求まるようにし行きすぎてもどったりした時に行う
バフクラ7シユ補正によっての誤差を含まないよう考慮
しであることにより必ずDRCNT>T3となっている
。そこでDRCNT−73が新スケールと旧スケールと
の補正量となり、T2をTl’に置きかえる時にこれを
補正すれば新スケールのTI’が求まり24での移動分
補正ができる。70−チャートに揚げた実施例では、(
DRCNT−T3)+T2→Tl’ と置きかえてTx=71 ’ −T 2 ’ として
補正量T 7.を求めている。しかし、又これを別の実
施例として Tx=(T2−73)+(DRCNT T2’
)としても、同様に補正量Tzを求めることができる。 ただし、この場合は(DRCNT−73)の補正が必要
ないかわりに、移動分捕正時に繰り込み積分の場合の別
ルーチンを作り、 Tx”T 1 ’ −72’ のかわりに上記式を用意しておかないとならない。 又T2’ によってT2が消されてしまわないような別
のメモリを用意しておく必要もある。 次に70−チャート上で「HLり込み積分」を見ると、
第10図の#66から始まる。#65で駆動中7ラグを
チェックしてレンズが駆動中という判断をした時には、
「繰り込み積分」状態になろうがなるまいが#66で次
の積分を開始し、井67で繰り込み積分フラグ(第5−
1表の繰り込み積分F)をたてていく。そして、「繰り
込み積分」が必要な時の焦点検出ループのトップを第9
図の井40の1cDINTJとしている。 今、第18図(B)の状態であるとする時の70−を追
う。#40で積分モードにして積分終了信号NBAを検
知できるようにしておく。そしてヰ42で繰り込み積分
フラグがたっているがどうかをチェックして、たってい
なければ繰り込み積分モードになっていないのて#44
へ進む。繰り込み積分フラグがたっていれば#43へ進
み、積分終了信号NBAをチェックして、すでに積分が
終わっているかどうかをチェックする。第18図(B)
の[相]のように積分が終わっていなければ#49のr
TINTCJへ進む、すなわち[TINTcJからが繰
り込み状態時の70−で、#44からの[CD I N
TSJが非繰り込み用である。第10図の#49では1
−cut sl+ot7ラグを1″にする。#50でA
FE信号をLou+″にし、そして前述したように#5
1で移動分補正に備えてTI’の補正をする。#53で
積分の残り時間の最大値40+osをセットして、#5
5へ進む。以下はメインルーチンを流れていく、「繰り
込み積分」はこのようにして焦、低検出時間を短縮する
効果を出す。以上でAFマイコン(MCI)の70−の
説明を終わる。 介nJ4tyと決】。 以上詳述したように、本発明は、被写体からの光を受光
する電荷蓄積型イメージセンサがら転送される蓄積電荷
に基づいて撮影レンズの焦点調節状態を演算し、その結
果に応じて該撮影レンズのフォーカシングを行う自動焦
点調節装置において、被写体の輝度が所定以上か否かを
判別する判別手段と、該輝度が所定以上と判別されたと
きには、7オーカシング中もイメージセンサの電荷の蓄
積を行い、演算された最新の焦点調節状態に応じて撮影
レンズの7オーカシングを行うとともに、該輝度が所定
以下と判別されたときには、撮影レンズの停止中にのみ
イメージセンサの電荷の蓄積を行い、演算終了後に演算
された焦点調節状態に応じて7オーカシングをおこなう
制御手段とを有することを特徴とするものであり、被写
体の輝度が所定以上の明るい時にはレンズを移動させつ
つイメージセンサの電荷の蓄積を行いつつ焦点検出を行
うので、迅速な自動焦点調節が可能であり、イメージセ
ンサ上の像の流れも小さいので焦点検出精度もよいし、
被写体の輝度が所定以下の暗い時にはレンズを停止させ
てからイメージセンサの電荷の蓄積を行うので、やはり
焦点検出精度はよい。 特に、本発明によれば、被写体が明るい場合は、大きい
デフォーカス量が検出されうる長焦点距離のレンズに対
しても迅速でスムーズで精度の良い自動焦点調節が可能
になり、暗い時にも精度を悪化させることなく迅速な自
動焦点調節を行うことができる。
回目と同様に最大450165の後、焦点検出結果が合
焦ゾーン内に入っていなれけぼ、再度レンズを駆動させ
て焦点調節を行う。これが基本的な動きである。 ここで、補助充用LED(48)の発光が1回目か2回
口かの区別が必要となってくる。これを区別する為に、
補助光1st7ラグ(第5−2表の補助光1sLF)が
設けられている。このフラグは0”が入っていれば1回
目の発光であることを示し、1″で2回目の発光を示し
ている。#228ではこのフラグに0″を入れておく。 #229ではセンサの予備照明時間として200m5待
ち、#230でセンサの最大積分時間が200+sのモ
ードにセットしておく。補助光APモードの場合、たい
ていが200m5積分時間となる。そして、通常AFモ
ードの時と同様のrCDINTAJヘルーブする。 第9図の#39から補助光発光状態で70−が進み、第
10図の#69″cMI助光を消す。以下同様に焦点検
出し、第13図の#87に米で、第14図#238の補
助光AFモード用70−rLSAVEJへ分岐する。こ
れが#238から始まる70−である。 まず、補助光AFモードでの焦点検出が1回目かどうか
を判別して、1回目であれば#239へ進む。ここで、
焦点検出演算結果が、ローコントラストであったかどう
かをチェックし、ローコントラストであれば、#189
の[LLrGHT2Jヘイテき、2回目の焦、α検出を
あきらめる。このあと、第13図の#189.#190
から第9図の#40ヘループしていき、レンズを繰り込
んで終わる。これはあきらめて繰り込んでいるのである
から、補助光も発光させないので、焦点検出ループを回
る必要はないが、こうしておけば繰り込み中、急に明る
(なってコントラストが出れば、補助光なしに焦点検出
することが可能であるからである。#239でローコン
トラストでなければ、第11図の#91の[NLDCI
Jへ行き焦点調節駆動の70−一一入って行く。この場
合には、第11図の#91がら#102を通り、更に、
第12図の#141を通って#155で駆動を始め、井
158から補助光AFモード時の70−rL 25AV
EJ(第14図の$231)へ分岐してくる。 第14図の井231では補助光1.st7ラグに基づい
て補助光の発光が1回目かどうかのチェックをし、1回
目であれば#232へ進む。ここでレンズを焦点検出演
算結果のカウント量だけ駆動させ終わるまで待ち、レン
ズの移動停止後、2回日の補助光発光の70−#233
へ進む。#233では、補助光OK信号AFFLを見て
、1″(OK)であれば、#234で2回目の補助光発
光信号を出力する(すなわち端子(S T 4 )の信
号を”I(igh”にする)。AFFL信号が0″であ
れば補助光照明装置が切られたのであるから、2回目の
発光はしないでおく。なお、この実施例では、この場合
に補助光AFモードから解除していないが、解除しても
よい。 #235で補助光1sしフラグをセットして、2回目の
補助光AFモードであることを示しておく。 そして1回目の時と同様に、#229で200m5待っ
て#230を通って、井39の「CDINTA」へ行く
。2回目の補助光AFモードの時も同様の70−を通り
、第9図の#39がら第10図の#44、#68を通っ
て、第11図の#87で補助光AFモードである場合に
は、第14図の井238の「LSAVEJへ分岐する。 今度は2回目のII光AF(−ドであるので、#240
へ進む。 #240でローコントラストであったかどうかをチx
7りして、ローコントラストであれば井211へ進み、
年度は1度目の場合と違ってレンズを繰り込まずに停止
させたままで、両側のLED(LEDL)(LEDR)
の点滅表示をして割り込み待ちとなる。 ローコントラストでなければ、$239から第11図の
#91へ進み、レンズ駆動の70−へ入る。そして第1
2図の#158まで補助光AFモード用70−の[L2
sAVEJへ分岐する。#23↑では2度目の補助光A
Fモードであるので、#236へ進み、1度目と同様レ
ンズが停止するのを待つ。補助光AFモードでなければ
、このあと合焦確認の焦点検出へ入るが、補助光発光は
2回までと制限したので、確認の焦点検出へは行かない
。(本実施例では発光を2回までとしているために、確
認をせず次のような処理をしているが、発光回数の制限
をせず、合焦が確認されるまで発光させてもよい。)こ
の処理とは、レンズ停止時の焦点検出演算値FERMを
チェックする。すなわち、2回目のレンズ駆動開始時の
デフォーカス量が11未満であれば、焦点検出性能を考
えて、充分合焦確認なしに合焦ゾーン内までレンズをも
っていくことができると判断して、!#S11図の井1
17の合焦時の70−[INFZJへ進んで、合焦表示
をする。FERMが1mm以上であれば、1度目と2度
目の焦点検出結果が大きく異なっていたということで、
確かな焦点検出ができなかったとして、#211へ進み
、レンズを今の位置に置いたまま両側のLED(LED
L)(LEDR)を点滅させる。以上が補助光AFモー
ドのルーチンである。補助光用LED(48)の発光を
2回に制限しているのは、発光回数が多いと電源消費や
使いかっての問題があり、1回だと焦点検出誤差やパッ
クラフシュ誤差の問題があるので、2回を妥当としてい
るのである。又、2回目の焦点検出が不能であった場合
、レンズを繰り込んでいないのは、スイッチ(Sl)を
−具間いてから再度閉成して補助光AFモードを再トラ
イしてみると、今度は被写体の合焦近傍からスタートす
る可能性が多く、合焦ゾーン内にレンズを持っていく可
能性も高まるのであろうと判断しているためである。 犬に、第16図のイベント力ツンタ割り込み70−[I
NT3SJについての説明に入る。これは割り込み端子
(INT3)に入ってくるレンズ駆動用モータ(MOI
)のエンコーグ(ENC)からのパルス(IPsを使っ
て、レンズff駆動のコントロールを行なうものである
。合焦位置までのレンズの駆動力ランY値EVTCNT
を焦点検出演算によって求めたが、このTNT3への割
り込み信号によってレンズの駆動量を常にモニターし、
レンズの移動スピードや停止位置をフントロールする。 まずレンズ駆動時に駆動力ラント値EVTCNTがイベ
ントカウンタにセットされる。そしてレンズ駆動用モー
タ(Mol)に通電が開始される。するとレンズが動き
出し、エンコーグ(ENC)からパルスが出てrNT3
に割り込みがかかる。そして#252のrINT3sJ
の70−が始まる。 まず、#252で″1″パルス信号が米だということで
、イベントカウンタのカウント値E V T CNTを
1”減する。そして#253でこのカウント値EVTC
NTが指定量(すなわち0″)をカウントしたかどうか
チェックして、EVTCNTが0″′になれば、合焦位
置までレンズが米たということで#259へ進み、モー
タ(Mol)の駆動をストップさせる。 イベントカウンタのカウント値EVTCNTが”0″に
なっていな(すれば井254へ進み、ニアゾーンフラグ
に基づいてレンズがニアゾーン内に入っているかどうか
をチェックする。ニアゾーンフラグが1″でなければ#
255へ進み、今回のパルスによってニアゾーンに入っ
たかどうかをチェックしにいく。#255でイベントカ
ウンタのカウント値EVTCNTがニアゾーンカウンタ
のカウント値NZCより小さくなっていれば、今回ニア
ゾーン内に入ったということで井256へ進む。 ニアゾーン外であれば「INT3sJの割り込み70−
からメイン70−ヘリターンしていく。一方、#256
では今回始めてニアゾーン内に入ったということでニア
ゾーンフラグをたて、#257で端子(PO3)からの
MC信号を”LO1lI″にし、モーy (M O1)
ノff1aをロースピードに切り換える。 そして$258で、割り込み70−のスタ・ンクポイン
タをリセットして第12図の$160の[WSTOPI
へ進み、終端チェックをしながらレンズが停止するのを
待つ。 すなわちこの「WSTOPIの70−をループしながら
「INT3sJの割り込みが入り、$252から$25
4.$258の70−を繰り返し、カウント値EVTC
NTが0″になった時点で、このループを抜は出て、井
25つへ進む。ここでニアゾーン内にあれば$160の
「WSTOPIへ進み、メイン70−ヘリターンしない
のは、前述したようにレンズが定速で動いていない時に
は焦点検出しないとしているためで、ニアゾーン領域に
入ればレンズは減速していくので定速でないため二の領
域に入ればレンズを動かしながら焦点検出はしない。 次にレンズがその駆動パルスカウント値EVTCNT分
だけ動ききった時点では、$253でのチェックでカウ
ント値EVTCNTが0″になるので$259へ進む。 ここで、レンズ駆動用モータ(Mol)への通電を切り
、$260でブレーキをかけて、$261で駆動中7ラ
グをクリアして、#262″Chイベントカウンタの割
り込みを禁止して、$263へ進む。ここで、補助光A
Fモード中であるかどうかをチェックして、補助光AF
モード中であれば、このイベントカウンタ割り込みから
リターンしていく。このリターン先は補助光AFモード
の70−で説明したように、第14図の$232か$2
36である。$263で補助光AFモードでない場合に
は、$264でスタックポインタをリセットして$26
5へ移る。 ここからの70−は焦点調節駆動後、そのレンズの停止
位置が合焦ゾーン内に入っているかどうかの確認の焦点
検出に行くかどうかを判定しているものである。まず、
制御マイコン(MC2)から送られて米でいるDR倍信
号見て、単写モードか、連写モードかをチェックする。 DR倍信号0″すなわち単写モードであるならば、$2
67で10m5待ち、レンズがロースピードから完全に
停止してから、次の焦点検出ループに入る。そして、次
の焦点検出で合焦ゾーン内に入っていることが確認され
れば、すなわち第11図のメイン70−の井116でチ
ェ7りされ合焦であれば、始めて井117へ進み、合焦
表示をする。レンズが停止した位置が合焦ゾーン内に入
っていなければ、再び、第11図の$120からレンズ
駆動のルーチンに入り、同じことが繰り返される。これ
が合焦確認時の70−である。次に連写モードの場合、
DRイ言号は1″′であるので、第16図の$265か
ら$266へ進む。ここでレンズ停止時(駆動中7ラグ
が”0″の時)のテ°7オーカス量(FERM)をチェ
ックする。この数値が500μm以上であれば、$26
7へ進む。すなわち、連写モードの時に、レンズ駆動前
のデフォーカス量が500μm以上であれば、合焦確認
をするということになる。 $266でF E RMが50011m未満であれば、
井268へ進み、反転フラグがたっているかどうかをチ
ェックし、反転フラグがたっていればバックラッシュの
補正をしたことがあるということで、合焦確認をするた
めに、$267の方へ行く。$268で反転7ラグがた
っていなければ、$117の「INFZJの合焦表示7
0−へ行く。これは連写モードの時には、レンズ駆動ス
ピードを上げて移動している被写体に対する追従性をよ
くさせるための方法で、500μ鐘以内の位置からバフ
クラッシュの補正をしないで自動焦点調節をさせた場合
には、システムのリニアティもよく、確実に合焦ゾーン
内に入るという確信のもとで合焦確認の焦点検出をせず
に、直接合焦表示へ行く。これ以外の場合は、合焦確認
に行き、合焦精度を上げる。もっとも焦点検出能力が更
に向上し駆動系統の誤差がまったくない完全に近いもの
であれば、すべてここでの合焦確認は不用というふうに
してもよい。以上が自動焦点調節のシーケンスである。 次に、第9図の$40から$53までの70−と第18
図(A)(B)のタイムチャートとを用いて[aり込み
積分]と、移動分補正について説明する。 これは基本的に、焦点検出ループに要する時間を短(す
るための手段である。第18図(A)は被写体が比較的
明るく、CCDイメージセンサ(FLM)の積分時間が
60m5未満の場合であり、第18図(B)は積分時間
が60m5を超えるような暗い場合である。そして@1
8図(B)が「繰り込み積分」と称する状態になってい
る。 まず被写体が明るい場合、第18図(A)の■でセンサ
の積分が開始されるときのイベントカウンタの値EVT
CNTを読み取り、これをT1として保存する。積分終
了時の■でT2を保存する。 そして、AGCデータを入力してすぐ■で大の積分を開
始してしまう、この積分開始時は■と時間的にほぼ同一
時刻であるとして、TI’ =T2として考え、改めて
TI’ を取り込むことはしない。 ■で積分を開始したと同時に、CCDイメージセンサか
ら画素データを取り入れる。モして■で焦点検出演算を
開始する。ところが(A)の明るい被写体の場合、■か
ら始まった第2回目の積分は焦点検出演算が終了するま
でに■で終わってしまっている。CCDイメージセンサ
がらの画素データは積分終了後直ちに出力され、演算終
了時までデータをセンサ内で持っておくことはできな−
。又AFマイコン(MCI)が新データを取り込みに行
けば、現在演算中のデータは破壊されてしまう。 結局この第2回目の積分のデータは捨てられることにな
る。しかし■で演算が終了した時点ですぐ次の積分を開
始すれば、明るければこの積分時間自体さほど問題では
なく、焦点検出ループの時間としては長くならない、な
おこの場合には■でのカウント値T2’は無視されるこ
とになる。そして、この時の移動分補正の計算は前述し
た計算式%式% 2−T3とした時の補正量T z = T x/ 2
+ T yが演算結果で求められたレンズ駆動カウント
値DRCNTから減算しておけばよい。なおここでT3
とは演算終了時のイベントカウント値である。■で補正
された値DRCNTを新たなイベントカウンタのカウン
ト値EVTCNTとしてセットする。 次の積分開始時にはこのカウント値をT1′′として保
存し、以下同様に繰り返す。 次に被写体が暗い場合は[株]で積分開始時のイベント
カウント値T1を保存する。■で積分が終了してT2を
保存する。AGCデータを取り込んでから■ですぐ次の
積分を開始する。CCDデータ入力後■から焦点検出演
算を開始する。そして[相]で演算が終了し、T3を得
て(A)と同様の移動分補正をする。この積分終了時点
の[相]では第2回目の積分が終了していない。ここで
「繰り込み積分」方式を用いていないとすると、[相]
において新たな積分を開始することになりここから[株
]−〇間と同等の時間を待たなければならない。しかし
、本実施例では「繰り込み積分」によって■ですでに積
分を開始しているので、積分終了まで@−21間待つだ
けですむ。すなわちトータル時間として■−[相]の時
間が傾線されることになる。すなわち、「繰り込み積分
j方式は積分時間が■−[相]時間を超えるような場合
に効果が出てくる。本実施例では■−[相]が60m5
、又■−Oの最大積分時間を100m5としている。 ところで(B)の場合の移動分補正については(A)と
同様の方法はとれない。演算終了時24での移動分補正
は、積分開始時[相]のカウント値T1′(これは前回
の積分終了時点のカウント値と同じと見なしてT2→T
l’ とおきかえられる)と、積分終了時のT2′、演
算終了時の73’ を用いて補正値を求めたいが、前回
の演算終了時[相]で、レンズ駆動用イベントカウント
値EVTCNTが書き換えられている。すなわち補正計
算でのTx”Tl’−72’において、T1″と72’
では別次元の数値であり、この計算は意味がない。T2
’、T3’は[相]で演算結果が求められEVTCNT
がセットされた時点から新しいスケールになっているの
である。そこで、T1′ も新しいスケールに変換する
必要がある。すなわち、[相]で求まった駆動カウント
値DRCNTと、前回のスケールで[相]に米ている値
T3との差が新スケールへの変換補正量となる。システ
ムが理想的であれば、DRCNT=73となるはずであ
るが、被写体に対しレンズが移動しなからセンサ積分を
しているということや、デフォーカス量対レンズ駆動カ
ウント値の間での変換では係数が小さめに量子化されて
いるということや、焦点検出演算で求まるデフォーカス
凰自体もレンズの行きすぎ防止の意味で幾分小さめに結
果が求まるようにし行きすぎてもどったりした時に行う
バフクラ7シユ補正によっての誤差を含まないよう考慮
しであることにより必ずDRCNT>T3となっている
。そこでDRCNT−73が新スケールと旧スケールと
の補正量となり、T2をTl’に置きかえる時にこれを
補正すれば新スケールのTI’が求まり24での移動分
補正ができる。70−チャートに揚げた実施例では、(
DRCNT−T3)+T2→Tl’ と置きかえてTx=71 ’ −T 2 ’ として
補正量T 7.を求めている。しかし、又これを別の実
施例として Tx=(T2−73)+(DRCNT T2’
)としても、同様に補正量Tzを求めることができる。 ただし、この場合は(DRCNT−73)の補正が必要
ないかわりに、移動分捕正時に繰り込み積分の場合の別
ルーチンを作り、 Tx”T 1 ’ −72’ のかわりに上記式を用意しておかないとならない。 又T2’ によってT2が消されてしまわないような別
のメモリを用意しておく必要もある。 次に70−チャート上で「HLり込み積分」を見ると、
第10図の#66から始まる。#65で駆動中7ラグを
チェックしてレンズが駆動中という判断をした時には、
「繰り込み積分」状態になろうがなるまいが#66で次
の積分を開始し、井67で繰り込み積分フラグ(第5−
1表の繰り込み積分F)をたてていく。そして、「繰り
込み積分」が必要な時の焦点検出ループのトップを第9
図の井40の1cDINTJとしている。 今、第18図(B)の状態であるとする時の70−を追
う。#40で積分モードにして積分終了信号NBAを検
知できるようにしておく。そしてヰ42で繰り込み積分
フラグがたっているがどうかをチェックして、たってい
なければ繰り込み積分モードになっていないのて#44
へ進む。繰り込み積分フラグがたっていれば#43へ進
み、積分終了信号NBAをチェックして、すでに積分が
終わっているかどうかをチェックする。第18図(B)
の[相]のように積分が終わっていなければ#49のr
TINTCJへ進む、すなわち[TINTcJからが繰
り込み状態時の70−で、#44からの[CD I N
TSJが非繰り込み用である。第10図の#49では1
−cut sl+ot7ラグを1″にする。#50でA
FE信号をLou+″にし、そして前述したように#5
1で移動分補正に備えてTI’の補正をする。#53で
積分の残り時間の最大値40+osをセットして、#5
5へ進む。以下はメインルーチンを流れていく、「繰り
込み積分」はこのようにして焦、低検出時間を短縮する
効果を出す。以上でAFマイコン(MCI)の70−の
説明を終わる。 介nJ4tyと決】。 以上詳述したように、本発明は、被写体からの光を受光
する電荷蓄積型イメージセンサがら転送される蓄積電荷
に基づいて撮影レンズの焦点調節状態を演算し、その結
果に応じて該撮影レンズのフォーカシングを行う自動焦
点調節装置において、被写体の輝度が所定以上か否かを
判別する判別手段と、該輝度が所定以上と判別されたと
きには、7オーカシング中もイメージセンサの電荷の蓄
積を行い、演算された最新の焦点調節状態に応じて撮影
レンズの7オーカシングを行うとともに、該輝度が所定
以下と判別されたときには、撮影レンズの停止中にのみ
イメージセンサの電荷の蓄積を行い、演算終了後に演算
された焦点調節状態に応じて7オーカシングをおこなう
制御手段とを有することを特徴とするものであり、被写
体の輝度が所定以上の明るい時にはレンズを移動させつ
つイメージセンサの電荷の蓄積を行いつつ焦点検出を行
うので、迅速な自動焦点調節が可能であり、イメージセ
ンサ上の像の流れも小さいので焦点検出精度もよいし、
被写体の輝度が所定以下の暗い時にはレンズを停止させ
てからイメージセンサの電荷の蓄積を行うので、やはり
焦点検出精度はよい。 特に、本発明によれば、被写体が明るい場合は、大きい
デフォーカス量が検出されうる長焦点距離のレンズに対
しても迅速でスムーズで精度の良い自動焦点調節が可能
になり、暗い時にも精度を悪化させることなく迅速な自
動焦点調節を行うことができる。
第1図は本発明実施例のカメラシステム全体を示す概略
図、第2図はその電気回路を示すブロック図、第3図は
その電子閃光装置の7ラツシユ回路を示す回路図、第4
,5図はその制御マイフンの動作を示す70−チャート
、第6図はそのインターフェース回路を示すブa7り図
、第7−16図はそのAFマイコンの動作を示す70−
チャーり込み積分」の動乍を説明するためのタイムチャ
ート、第19図は本発明実施例の焦点検出原理を説明す
るための概略図である。 (L Z );撮影レンズ (F L M );電荷蓄積型イメーノセンサ(113
);AFコントローラ(制御手段、判別手段)(MCI
);AFマイコン(制御手段、判別手段)。 第5図 第1q図 手続補正書 昭和60年02月18日 1.1!件の表示 に。−1,2図昭和60年1月
24日付提出の特許願 2、発明の名称 自動焦点調節装置 3、補正をする者 事件との関係 出願人 住所 大阪市東区安土町2丁目30番地 大阪国際ビル
自発補正 5、補正の対象 (1)明細書の「発明の詳細な説明」の欄6゜補正の内
容 (1)明細書fPJ149頁下から6行目からtpJ1
5】天敵下行まで、「発QQ/)遂析釆−・・・・・・
・・・・1!II別手段)。」を別紙のように補正する
。 以 上 出願人 ミノルタカメラ株式会社 別 紙 以上詳述したように、本発明は、被写体からの光を受光
する電荷蓄積型イメージセンサから転送される蓄積電荷
に基づいて撮影レンズの焦点調節状態を演算し、その結
果に応じて該撮影レンズの7オーカシングを行う自動焦
点調節装置におり1て、被写体の輝度が所定以上か否か
を判別する輝度判別手段と、被写体のコントラストが所
定以上か否かを判別するコントラスト判別手段と、コン
トラストが所定以下と判別されたときには、撮影レンズ
を移動させてコントラストが所定以上の位置を探し、コ
ントラストが所定以上と判別されたときには、被写体の
輝度が所定以上の場合、撮影レンズを移動させつつイメ
ージセンサの電荷の蓄積およびそれに基づく自動焦点調
節を行い、被写体の輝度が所定以下の場合、撮影レンズ
をいったん停止させてイメージセンサの電荷の蓄積およ
び自動焦点調節を行う制御手段とを有することを特徴と
するものであり、被写体のコントラストが低くて焦点検
出が不可能な場合には撮影レンズを移動させてコントラ
ストの高い位置を探してから焦点検出を行うので高いコ
ントラストに基づいた精度の良い焦点検出が可能となる
し、コントラストが高い場合には被写体の輝度が所定以
上の明るい時にはレンズを移動させつつイメージセンサ
の電荷の蓄積を行いつつ焦点検出を行うので、迅速な自
動焦点調節が可能であり、イメージセンサ上の像の流れ
も小さいので焦点検出精度もよいし、被写体の輝度が所
定以下の暗い時にはレンズを停止させてからイメージセ
ンサの電荷のM積を行うので、やはり焦点検出精度はよ
い。特に、本発明によれば、被写体が明るい場合は、デ
フォーカス量の大きくなることがある長焦点距離のレン
ズに対しても迅速でスムーズで精度の良い自動焦点調節
が可能となり、暗い時にも精度をおとすことなく迅速な
自動焦点調節が可能である。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明実施例のカメラシステム全体を示す概略
図、第2図はその電気回路を示すブロック図、第3図は
その電子閃光装置の7う・7シユ回路を示す回路図、第
4,5図はその制御マイコンの動作を示す70−チャー
ト、第6図はそのインターフェース回路を示すブロック
図、第7−16図はそのAFマイコンの動作を示す70
−チャート、第17図(A)(B)はそれぞれわりこみ
信号を示すタイムチャート、第18図(A)(B)は「
繰り込み積分」の動作を説明するためのタイムチャート
、第19図は本発明実施例の焦点検出原理を説明するた
めの概略図である。 (L Z );撮影レンズ (FLM):電荷蓄積型イメージセンサ(MCI );
A Fマイコン(輝度判別手段、コントラスト判別手段
、制御手段)
図、第2図はその電気回路を示すブロック図、第3図は
その電子閃光装置の7ラツシユ回路を示す回路図、第4
,5図はその制御マイフンの動作を示す70−チャート
、第6図はそのインターフェース回路を示すブa7り図
、第7−16図はそのAFマイコンの動作を示す70−
チャーり込み積分」の動乍を説明するためのタイムチャ
ート、第19図は本発明実施例の焦点検出原理を説明す
るための概略図である。 (L Z );撮影レンズ (F L M );電荷蓄積型イメーノセンサ(113
);AFコントローラ(制御手段、判別手段)(MCI
);AFマイコン(制御手段、判別手段)。 第5図 第1q図 手続補正書 昭和60年02月18日 1.1!件の表示 に。−1,2図昭和60年1月
24日付提出の特許願 2、発明の名称 自動焦点調節装置 3、補正をする者 事件との関係 出願人 住所 大阪市東区安土町2丁目30番地 大阪国際ビル
自発補正 5、補正の対象 (1)明細書の「発明の詳細な説明」の欄6゜補正の内
容 (1)明細書fPJ149頁下から6行目からtpJ1
5】天敵下行まで、「発QQ/)遂析釆−・・・・・・
・・・・1!II別手段)。」を別紙のように補正する
。 以 上 出願人 ミノルタカメラ株式会社 別 紙 以上詳述したように、本発明は、被写体からの光を受光
する電荷蓄積型イメージセンサから転送される蓄積電荷
に基づいて撮影レンズの焦点調節状態を演算し、その結
果に応じて該撮影レンズの7オーカシングを行う自動焦
点調節装置におり1て、被写体の輝度が所定以上か否か
を判別する輝度判別手段と、被写体のコントラストが所
定以上か否かを判別するコントラスト判別手段と、コン
トラストが所定以下と判別されたときには、撮影レンズ
を移動させてコントラストが所定以上の位置を探し、コ
ントラストが所定以上と判別されたときには、被写体の
輝度が所定以上の場合、撮影レンズを移動させつつイメ
ージセンサの電荷の蓄積およびそれに基づく自動焦点調
節を行い、被写体の輝度が所定以下の場合、撮影レンズ
をいったん停止させてイメージセンサの電荷の蓄積およ
び自動焦点調節を行う制御手段とを有することを特徴と
するものであり、被写体のコントラストが低くて焦点検
出が不可能な場合には撮影レンズを移動させてコントラ
ストの高い位置を探してから焦点検出を行うので高いコ
ントラストに基づいた精度の良い焦点検出が可能となる
し、コントラストが高い場合には被写体の輝度が所定以
上の明るい時にはレンズを移動させつつイメージセンサ
の電荷の蓄積を行いつつ焦点検出を行うので、迅速な自
動焦点調節が可能であり、イメージセンサ上の像の流れ
も小さいので焦点検出精度もよいし、被写体の輝度が所
定以下の暗い時にはレンズを停止させてからイメージセ
ンサの電荷のM積を行うので、やはり焦点検出精度はよ
い。特に、本発明によれば、被写体が明るい場合は、デ
フォーカス量の大きくなることがある長焦点距離のレン
ズに対しても迅速でスムーズで精度の良い自動焦点調節
が可能となり、暗い時にも精度をおとすことなく迅速な
自動焦点調節が可能である。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明実施例のカメラシステム全体を示す概略
図、第2図はその電気回路を示すブロック図、第3図は
その電子閃光装置の7う・7シユ回路を示す回路図、第
4,5図はその制御マイコンの動作を示す70−チャー
ト、第6図はそのインターフェース回路を示すブロック
図、第7−16図はそのAFマイコンの動作を示す70
−チャート、第17図(A)(B)はそれぞれわりこみ
信号を示すタイムチャート、第18図(A)(B)は「
繰り込み積分」の動作を説明するためのタイムチャート
、第19図は本発明実施例の焦点検出原理を説明するた
めの概略図である。 (L Z );撮影レンズ (FLM):電荷蓄積型イメージセンサ(MCI );
A Fマイコン(輝度判別手段、コントラスト判別手段
、制御手段)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、被写体からの光を受光する電荷蓄積型イメージセン
サから転送される蓄積電荷に基づいて撮影レンズの焦点
調節状態を演算し、その結果に応じて該撮影レンズの自
動焦点調節を行う自動焦点調節装置において、 被写体の輝度が所定以上か否かを判別する輝度判別手段
と、 被写体のコントラストが所定以上か否かを判別するコン
トラスト判別手段と、 コントラストが所定以下と判別されたときには、撮影レ
ンズを移動させてコントラストが所定以上の位置を探し
、コントラストが所定以上と判別されたときには、被写
体の輝度が所定以上の場合、撮影レンズを移動させつつ
イメージセンサの電荷の蓄積およびそれに基づく自動焦
点調節を行い、被写体の輝度が所定以下の場合、撮影レ
ンズをいったん停止させてイメージセンサの電荷の蓄積
および自動焦点調節を行う制御手段とを有することを特
徴とする自動焦点調節装置。 2、輝度判別手段は、イメージセンサの積分時間が所定
時間以上であるか以下であるかを判別する手段であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動焦点調
節装置。 3、輝度判別手段は、イメージセンサの出力信号のゲイ
ンをその大きさに応じて制御する自動ゲイン制御手段の
ゲインレベルに応じて判別を行う手段であることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の自動焦点調節装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60011250A JPH0766099B2 (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 自動焦点調節装置 |
US07/186,882 US4888609A (en) | 1985-01-17 | 1988-08-09 | Automatic focus adjusting apparatus |
US07/368,247 US5001509A (en) | 1985-01-17 | 1989-06-19 | Automatic focus adjusting apparatus |
US07/368,417 US4931821A (en) | 1985-01-14 | 1989-06-19 | Automatic focus adjusting apparatus |
US07/367,979 US4922279A (en) | 1985-01-14 | 1989-06-19 | Automatic focus adjusting apparatus |
US07/456,157 US5079582A (en) | 1985-01-14 | 1989-10-20 | Automatic focus adjusting apparatus |
US07/455,825 US4956659A (en) | 1985-01-14 | 1989-12-15 | Automatic focus adjusting apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60011250A JPH0766099B2 (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 自動焦点調節装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP717985A Division JPS61165715A (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-17 | 自動焦点調節装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61165716A true JPS61165716A (ja) | 1986-07-26 |
JPH0766099B2 JPH0766099B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=11772691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60011250A Expired - Lifetime JPH0766099B2 (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-24 | 自動焦点調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0766099B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO1992009000A1 (en) * | 1990-11-09 | 1992-05-29 | Olympus Optical Co., Ltd. | Device for sensing in-focus position |
FR2684196A1 (fr) * | 1991-05-15 | 1993-05-28 | Asahi Optical Co Ltd | Dispositif de detection de mise au point. |
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Citations (1)
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JPS59142508A (ja) * | 1983-07-11 | 1984-08-15 | Minolta Camera Co Ltd | 自動焦点調整装置 |
-
1985
- 1985-01-24 JP JP60011250A patent/JPH0766099B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS59142508A (ja) * | 1983-07-11 | 1984-08-15 | Minolta Camera Co Ltd | 自動焦点調整装置 |
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US5398063A (en) * | 1990-11-09 | 1995-03-14 | Olympus Optical Co., Ltd. | Focusing position detecting device incorporated in a microscope |
FR2684196A1 (fr) * | 1991-05-15 | 1993-05-28 | Asahi Optical Co Ltd | Dispositif de detection de mise au point. |
US5448329A (en) * | 1991-05-15 | 1995-09-05 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Focus detecting apparatus for determining whether an object is moving |
US5612761A (en) * | 1991-05-15 | 1997-03-18 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Automatic focusing apparatus |
US5640225A (en) * | 1991-05-15 | 1997-06-17 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Backlash compensation for automatic focusing apparatus |
US5664239A (en) * | 1991-05-15 | 1997-09-02 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Automatic focusing apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0766099B2 (ja) | 1995-07-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |