JPS61165336A - 抗ウイルス特性を有する薬剤組成物 - Google Patents

抗ウイルス特性を有する薬剤組成物

Info

Publication number
JPS61165336A
JPS61165336A JP60249093A JP24909385A JPS61165336A JP S61165336 A JPS61165336 A JP S61165336A JP 60249093 A JP60249093 A JP 60249093A JP 24909385 A JP24909385 A JP 24909385A JP S61165336 A JPS61165336 A JP S61165336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
virus
day
heteropolyanion
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60249093A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0212933B2 (ja
Inventor
ジヤン―クロード・シエルマン
クロード・ジヤスミン
ジルベール・エルベ
アンドレ・テゼ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bpifrance Financement SA
Original Assignee
Agence National de Valorisation de la Recherche ANVAR
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agence National de Valorisation de la Recherche ANVAR filed Critical Agence National de Valorisation de la Recherche ANVAR
Publication of JPS61165336A publication Critical patent/JPS61165336A/ja
Publication of JPH0212933B2 publication Critical patent/JPH0212933B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K33/00Medicinal preparations containing inorganic active ingredients
    • A61K33/24Heavy metals; Compounds thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01GCOMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
    • C01G41/00Compounds of tungsten
    • C01G41/006Compounds containing, besides tungsten, two or more other elements, with the exception of oxygen or hydrogen
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2002/00Crystal-structural characteristics
    • C01P2002/80Crystal-structural characteristics defined by measured data other than those specified in group C01P2002/70
    • C01P2002/82Crystal-structural characteristics defined by measured data other than those specified in group C01P2002/70 by IR- or Raman-data
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2006/00Physical properties of inorganic compounds
    • C01P2006/32Thermal properties
    • C01P2006/37Stability against thermal decomposition

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアンチモンと結合したタングステンを含有する
新規なヘテロポリアニオン化合物を含む抗ウィルス特性
を有する薬剤組成物に関する。この新規化合物は人間お
よび動物におけるウィルス感染の処置並びにウィルスに
対する病理学的治療に活性剤として使用することができ
、本発明は少なくとも1種の上記化合物の治療有効量を
含有する薬剤組成物に関する。
本発明において用いる有効成分の化合物は本出顆人によ
りすでに出願された特願昭51−147899号の発明
による抗ウィルス特性を有するヘテロポリアニオン化合
物、特にHPA23化合物として示されるタングステン
およびアンチモンの化合物に関連するものである。
一般に、アンモニウム塩の形態のHPA23化合物を製
造するには、sb”イオン含有水溶液をタングステン酸
ナトリウムの1M溶液と加熱しながら反応させ、反応媒
質を無色にするのに十分な分量の濃水酸化アンモニウム
を添加することにより反応媒質をほぼ中性に維持する。
この結果、所要のアンモニウム塩の沈澱が生成し、これ
を濾過により回収し、次いで常法で処理する。
反応温度は反応媒質の沸騰温度より低く、例えば80℃
にする。5bIIIイオン含有水溶液は5bC13をN
HlCIの飽和溶液に溶解することにより有利に製造す
ることができる。
上述するように化合物HP^23は式:%式%] に相当するヘテロポリアニオンである。
そのアンモニウム塩の形態においては化合物は次式: %式% を有し、種々の形態、特に8分子の水を有する水和物の
形態で存在している。上述するように化合物HPA23
のアニオン部分は[NaW21SbgOss ] ”−
(式中Na+はw−sb−oに形成されたキャビティに
閉じ込められている)であり、これに対するカチオン部
分は(Nt14)+sであるが、(Nl(4) + J
a(Nall121SbsO,s ] 14H20につ
いては「J、^m、Chem。
Sac、 J第3050頁(1976年5月)に発表さ
れている。
本発明において用いる1つの有効成分は上記化合物HP
A23のナトリウム原子の位置を空虚にするか、または
他の金属イオンで占めるようにした新規なヘテロポリア
ニオン化合物、またかかる金属形態、すなわち、金属ま
たはアンモニウムとの塩形態のヘテロポリアニオン化合
物である。
第1の観点においては、本発明において用いる有効成分
は式(T): (MSb、Wz+0ss) h+     (I)(式
中、Mは存在しないかまたはナトリウム以外のアルカリ
またはアルカリ土類金属を示し、nはMが存在しない場
合には19またはpがMイオンの電荷(chage)で
ある場合には19−pで示す)で表わされるヘテロポリ
アニオン類の新規な一般的な化合物を挙げることができ
る。
上記ヘテロポリアニオン化合物(1)は式(■):(S
bsL+Oss ] (NH4)+9  (II)のア
ンモニウム塩の形態の固体状態で分離できる。
かかる化合物の(II)のIRスペクトルは説明の便宜
上、第1a図およびlb図に分けた第1図に示している
(濃度6/600 mg、相KBr 、パーキンーエル
マ225 装置)。
化合物(II)の製造においては、タングステン酸アン
モニウムの水溶液を加熱(60〜80℃)しながらsb
、o3をMCI に溶解した溶液(または5bC1sを
飽和NH,CI に溶解した溶液)に添加し、不溶性部
分の除去後、濃アンモニアを添加して所望のアンモニウ
ム塩を沈殿させる。
タングステン酸アンモニウムの水溶液は無水タングステ
ン酸WO3をアンモニアと沸騰温度で反応させて作る。
1103 とsb、o、との間におけるモル割合は5b
203の1モルに対して1103を4.5〜6モルにす
る。
式(1)のヘテロポリアニオンを含有する他の化合物は
式(■): (MSbsL+I]ss〕M ’ to   (m )
(式中、Mはナトリウム以外のカリウム、カルシウムま
たはマグネシウムの如きアリカリまたはアルカリ土類金
属 M tはセシウム、ルビジウムまたはカリウムの如
きアルカリ金属、またはカルシウムまたはバリウムの如
きアルカリ土類金属、またはアンモニウムまたは第四ア
ンモニウムを示す)で表わされる化合物に相当する。
特に、本発明における有効成分としては式(■):CK
Sb9Wz+Osg〕1@−(rV)に相当する新規な
ヘテロポリアニオン化合物を用いることができる。
この新規化合物は9−アンデモニオ−lll−21−タ
ングスト−■−カリウム化合物である。この化合物はそ
のままの形でまたはアンモニウムまたは金属塩の形態で
、特にアルカリまたはアルカリ土類金属の形態で生成す
ることができる。代表的な例としては式(■): [KSbsWz+0ss) (NH<)+s  (V)
で示されるアンモニウム塩である。他の特に有利な例と
してはヘテロポリアニオン化合物(IV)のカリウム塩
であり、この塩は式(■):[KSbsWi+Oe@)
 K’s    (VI)に相当する。
この化合物(Vl)は340℃以上で分解する。この化
合物のIRスペクトルを便宜上第2a図および2b図に
分けた第2図に示す。
得られIRスペクトルはにBr錠剤によるベックマンI
R−12分光光度計を用いて得た。
化合物(VT)のラマンスペクトルを第3図に示す。次
のデータを用いた: 粉末状態の化合物(VI) 5145 A      400mW 干渉フィルター PM ?20V     分離能4c「1速度50cm
”/分 コテージPHO分光計 本発明における有効成分の1つであるヘテロポリアニオ
ン化合物における化学結合に相当するIRスペクトルの
ピークは広範囲にわたって定めることができないが、し
かしIRスペクトルおよびラーマン スペクトルのパタ
ーンは各化合物の特性を示している。一般に、500c
「1以下におけるスペクトルは変形を含む複合振動によ
るものであり、500〜550 cm−’におけるスペ
クトルはW−O−W結合の対称伸縮によるものであり、
700〜900 c+r’のスペクトルはW−O−W結
合の非対称伸縮によるものであり、また900〜100
0cm”におけるスペクトルはW−末端0結合の伸縮に
よるものである。
更に、NH,”のスペクトルは3150.3000.2
800.1405am−’に与えられ、およびH2O(
結晶性塩が水和物である場合) のスペクトルは340
0〜3420cm−’および1635〜1640cm”
に与えられる。
ヘテロポリアニオン化合物(n) はそのまま蒸留水溶
液の状態で用いることができる。しかしながら、ポリア
ニオン構造(polyanionic 5tructu
re)は水溶液に金属イオンが存在していると不安定で
あり、このために他の化合物を第1のプロセスにより作
ることができる。この点に関して、上記特願昭51−1
47899号明細書に記載している化合物HPA23を
、ヘテロポリアニオン化合物(II)水溶液を0.5M
NaC1水溶液で処理して得ることできる。
化合物(V)はヘテロポリアニオン化合物(n)の水溶
液を、例えば0.5MのKCI水溶液で処理することに
よってヘテロポリアニオン化合物(n)から得ることが
できる。
本発明にふける他の化合物はヘテロポリアニオン化合物
(n)をイオン構造に導入するのに必要とされる金属の
塩の溶液で処理することによって同様に作ることができ
る。1例においては、ヘテロポリアニオン化合物(II
)を0.5MのMgCl2溶液で処理することによって
得たマグネシウム化合物を示すことができる。
勿論、本発明における1つの有効成分の化合物は次の例
に示すように直接合成して作ることができる。また、か
かる新規な化合物は種々の水和物の形態で存在させるこ
とができる。この化合物のすべての水和物形態は本発明
における有効成分の範囲に存在する。
ヘテロポリアニオン化合物(IV)は中心ににイオンを
有するsb−o−w−o−sb鎖から形成された中心双
環キャビテ4 (central bicyclic 
cavity)からなる。このキャビティのまわりには
Wおよびsbの他の原子が存在し、全割合r =11/
Sbはほぼ2.4である。
また、本発明における有効成分は関連したヘテロポリア
ニオンのすべての異性形態に−する。また、pHおよび
存在させる溶液の性質における変化によるヘテロポリア
ニオン化合物の転化によって得られた混合物に関する。
上述するように、ヘテロポリアニオン化合物(n)は水
溶液において安定でない。安定化するために、錯体の内
側に導入しろる金属イオンの存在する水溶液に入れる必
要がある。かかる金属イオンとしてはナトリウム、カリ
ウム、マグネシウムまたはカルシウムイオンが好ましい
カリウムイオンを含有する水性媒質、特に塩化カリウム
の補水溶液においては、ヘテロポリアニオン化合物(I
I)は化合物(V)(アンモニウム塩)を生成する。
また、)IPA23化合物をイオン交換反応させ、この
工程において、カリウムをナトリウムおよびアンモニウ
ムイオンに代えることができる。このことはHPA23
化合物を塩化カリウムの濃水溶液に溶解することによっ
て簡単に行なうことができる。
この方法において化合物HPA23、(V)および(V
I)の混合物を作ることができる。
しかしながら、化合物(IV)は5bC13、KCIお
よびに、WO4から出発する直接プロセスにより作るの
が有利である。
この方法によれば、Sb”イオンを含有する第1溶液は
熱5bC13をKCIの飽和水溶液に溶解することによ
り作ることができ、この第1溶液をに2WO4の水溶液
からなる第2水溶液に添加する。反応温度は60〜90
℃、特に約80℃にし、反応の末期にふいて重炭酸カリ
ウムの飽和溶液を反応媒質が無色になり、かつそのpH
が約7になるまで導入する。
化合物(VI)は反応過程中に沈澱し、続いて冷却中沈
積させる。精製するために、沈澱物を濾過し、次いでK
CI 、例えば0.5モルの溶液で洗浄し、最後に蒸留
水中で結晶させる。
反応にふける反応物の割合は選択することによって化合
物(VT) に相当するヘテロポリアニオンを得ること
ができる。この目的のために、1重量部の5bC13を
3.4重量部のに2W04に対して使用する。例えば、
KJO4のモル水溶液を用い、相当する量の5bC13
を飽和にCI溶液に溶解する。
次に本発明において用いる1つの有効成分のヘテロポリ
アニオン化合物の製造例について説明する。
例1 式(II)の化合物:  [:5tlsW2+Oss 
:] (Nl(4L9の一暫虞 タングステン酸アンモニウムの水溶液を81gの無水タ
ングステン酸とN1(3(1,2モル アンモニアll
1)とを沸騰温度で反応させて作った。この生成溶液に
、21.8gの三酸化アンチモン(SbzOa)を10
0mnの6MHCl に溶解した溶液を80℃で徐々に
添加した。
反応の末期において約20mfの12MNH,を添加し
た。不溶性沈澱が生成し、これを速やかに加熱しながら
濾過した。アンモニウム塩(Sb9W210el ](
NH4)+9が上澄液から冷却過程中に晶出した。
得られた結晶を濾過し、次いでNH4Clの飽和溶液で
洗浄した。かようにして得た上記式の化合物(旧のIR
スペクトルを第1aおよびlb図に示す。
例2 式(VI)の化合物: (KSbsllz+Ots〕に
1.の製造12、2gの5bC13を50m1のKCI
飽和溶液に加熱しながら溶解した溶液を予め80℃に加
熱したに2WO。
の125m fのモル水溶液に添加した。反応の末期に
おいて約20m lの重炭酸カリウムの飽和溶液を、反
応混合物が無色になり、そのpHが7になるまで添加し
た。
ヘテロポリアニオンのカリウム塩は製造過程中沈殿し、
引続いて冷却中堆積が継続した。沈澱物を濾過し、次い
で、0.5モルKCIの溶液で洗浄し、最後に蒸留水中
で晶出させた。約25gの上記式の化合物(VI)を得
た。この化合物のIRおよびラマンスペクトルをそれぞ
れ第2図および3図に示す。
本発明は上述する1つの有効成分としてヘテロポリアニ
オン化合物に他の有効成分としてインターフェロンを共
同させて含有させることによって優れた抗ウィルス特性
を有する薬剤組成物を得ることができる。この場合、イ
ンターフェロンは相剰的に有効的な分量で含有させるこ
とができる。
1例において、かかる本発明における薬剤組成物は、例
えば人間または動物に注射するために中性付近のpHの
水溶液の注射液形態に調整することができる。
次に記載する最初の薬理学試験において、本発明におけ
る有効成分のヘテロポリアニオン(HP^39)として
示された式(VI)の化合物を使用し、どのHP^39
の活性を式: %式%) のナトリウム化合物(HPA23)  と比較した。こ
れらの試験をフレンドの白血病(Friend’s l
eukemia)のウィルス治療に適用した。
薬理学試験 試験においては生後2〜3ケ月、体重20gの雄または
雌のDBA、二十日ネズミを使用した。
フレンドのウィルス(VFP)の多血球血病菌株(po
lycythemia 5train)を研究所に幾年
にわたり保有して使用した。ウィルス株は0.5M P
BS−スクロース溶液に形成した基白血症牌臓軸rou
nd Ieukemic 5pleens)の遠心法に
より得たアセルラー上燈液(acellular 5u
pernatent 1iquid)によって構成され
ていた。株の滴定はリード(Reed)およびミュエン
チ(Muench)の方法により生体内で行なった(ア
メリカン ジャーナル オブ ハイジエン(^meri
can Journal of Hygiene)19
38,27.49:3〜497)。
測定値はSD、。(r膵臓拡大投与50%(Splee
n enlarging does 5Q%)」)とし
て示した。
試験手段 フレンドのウィルスを二十日ネズミに腹腔的投与した。
動物には特有の牌腫が現われた。通常使用される投与に
おいてウィルス接種(viral inn。
culation)後3週間で死滅が現われ、動物は牌
腫の研究のために感染後21日目方犠牲となった。膵臓
を摘出し、それぞれ重量を測定した。重量が250gに
増大した膵臓を病理学的に調べた。
通常、HP^23および)IPA39ヘテロポリアニオ
ン化合物を生理的血清または蒸溜水に稀釈した。
これらをウィルス接種期間に対して変化した期間に1回
または繰返し腹腔的投与によりウィルスのように投与し
た。
1、フレンドの白血病に対する1(PA39の保護作用
表1は2つの連続試験の結果を示している。この場合、
二十日ネズミはVFPの20SD、。で接種し、ウィル
スと同じ日に)lPA39を0.5〜2 mgの範囲で
1回投与した。
生存割合はウィルス注射(viral 1njecti
on)後62日目方確めた。
2、接種ウィルス投与の作用に関する)IPA39に対
する応答試験 牌腫の観点から、試験を2mgの)IPA39を1回注
射した場合の効果を調べた、この場合、動物は動物当り
5〜50SO8゜の範囲のVFPの高められた投与て接
種した、この結果を次の表■に示す。
3、HPA39の反復注射によるフレンドの白血病の治
療試験 この試験において、20SDs。のVFPで接種した上
記動物を使用した。5日間にわたり0.5mgのHPA
39を1日当り1回注射した治療効果を調べた。
0日(Do)は注射した日で、期間を口+3〜口+7、
口+10〜口+14i6よび0+17〜0+21の3つ
に選択した。
各治療の始めに病状を知るために、10匹の対照動物を
10日および17日目方犠牲にした。
平行して、この治療の毒性に対する試験を白血病にかか
っていない動物について行なった。
表■には注射後21日口の膵臓重量の平均値並びに各試
験の開始時における膵臓の平均重量を示している。
表■は20S[1,。の注射後VFP21 日間により
誘発させた牌腫における)IPA 23およびHPA3
9のそれぞれ1 mgを1回注射した場合に得られた結
果を総括して示している。
表■ 表■ 本牌臓の重量増加は白血病の連続進行を示している錦白
血病の抑制 表■ 表■の結果から、化合物HPA23およびHP^39は
牌腫に対し極めて著しく減少させ、フレンドの白血病の
進行を抑制するのに効果的であることかわる。更に、H
P^39は1(PA23の活性より高いことがわかる。
上述する試験結果において、フレンドの白血病ウィルス
で感染させた二十日ネズミに)IP^39を投与しても
毒性のないことがわかる。このために、1匹の二十日ネ
ズミ当り2■のHP^39を投与しても感染二十日ネズ
ミは62日目まで100%生存し、この日に犠牲にした
本発明における有効成分として上述する優れた薬学効果
を有するヘテロポリアニオン化合物HPA39を他の有
効成分のインターフェロンと同時に投与した場合にはか
かる化合物は相剰作用を有する優れた特性を示した。I
IP^−インターフェロンのこの相剰作用を証明するた
めに、4つのグループの二十日ネズミを使用し、供試化
合物を次に示す条件で投与した二 インターフェロン:注射(5000/ネズミ復腔内投与
)前に6時間予備処理する。
HPA39 :3■/ネズミーウィルスの接種後ただち
に腹腔内投与する。
ネズミの編心筋炎ウィルスー50致死量:接種皮下投与
(SC)する。
試験グループI:10匹の二十日ネズミにウィルスを与
えて対照物として用いた。
試験グループI[:10匹の二十日ネズミにインターフ
ェロンを与え、6時間後つィ ルスを与えた。
試験グループIII:10匹の二十日ネズミにウィルス
をSC投与で与え、HPA39を腹腔 内投与で与えた。
試験グループ■:10匹の二十日ネズミにインターフェ
ロンを与え、6時間後つィ ルスおよびHPA39を与えた。
15日間にわたる結果 致死量 試験グループI:対照      8/10試験グルー
プ■:インターフェロン8/10試験グループIII:
HPA39      8/10試験クルー7’lV:
)IPA+インターフェロン3/10上記の結果は化合
物単独で得た結果よりHPA39−インターフェロン組
合せの場合に極めて優れていることを示している。
更に、本発明における有効成分としてのヘテロポリアニ
オン化合物(HPA39)について、他の「試験管内」
試験を、DB^−2二十日ネズミにおけるフレンドのウ
ィルス誘発白血病に対する予防に関して、種々の化合物
(HPA39) および従来の種々の比較化合物につい
て上述する方法に従って行なった。
HPA23および2種の有機クリブテート(organ
iccryptates)についての比較試験を行なっ
た:クリプトフィックス222(メルク) :式C+e
)13sN20s(Cryptof ix)     
       (Mll:376)クリプトフィックス
211(メルク):式C+JzJzO++(MW:28
8.35) フレンドのウィルスで予め接種した08^2二十日ネズ
ミのグループには上記各化合物を1mg/二十日ネズミ
の割合で投与した。対照グループにはウィルスだけを与
えた。
二十日ネズミはウィルス接種機21日日で犠牲にした。
膵臓を摘出し、次いで個々の重量を調べた。
各膵臓の重量は250 mg以上で白血病と考察された
これらの試験結果を表■に示す。この表■に示すように
既知のクリブテートは不活性でしかも毒性であるにもか
かわらず、本発明におけるすべての化合物はフレンドの
ウィルスにより誘発された牌腫が二十日ネズミにおいて
減少することがわかる。
更に、化合物(VI)またはI(PA39はHPA23
より一層活性である。
■、フレンドの白血病 フレンドの白血病はウィルスの多血球皿病菌株により0
8^2二十日ネズミに誘発する。
病気の進行に従って選択される基準としては腺腫および
生存状態を考慮した。
動物はウィルスの注射後21日目で犠牲にした。
膵臓を取出し、それぞれの重量を測定した。
牌腫に対するHPA39の作用 表■に示すように)IPA39をウィルスと同時に腹腔
内投与により1回投与で注射(20SD、。)し、腺腫
が著しく減少した。この試験において、1〜5■の範囲
で投与した。これらの投与量は同様に著しい活性を有し
ていた。しかし、5 mgである程度の毒性が現われた
表■はウィルスの投与量を増加させ、従来と同じ条件下
でHPAを試験した結果を総括して示している。ウィル
ス接種するすべての場合に、)lPA39はその活性を
示すことが明らかである。
生存期間に対するHPA39の作用 生存期間は20SDsoで接種した動物(20)のグル
ープについて、同日で0.5.1および2 mgHPA
39 1回投射により処理して調べた。
対照動物の中位の生存期間は56日で、0.5mgで処
理したグループで128日、1 mgで処理したグルー
プで151 日および最後の2 mgで処理したグルー
プで108 日であった。
試験の開始後20000日目1または2 mgで処理し
た動物の25%はまだ生きていた。
)IPA39の活性時間 表■は腺腫に対するHPA39の試験結果を示している
すべての動物には20SDsoのフレンドのウィルスを
接種した。表の最初の部分、すなわち、上段部分におけ
る試験はHPA39を0.5mg/日の投与量で5回注
射して処理した結果を示している。
これらの条件下において、HP^39は腺腫に対して著
しい活性をしめしているが、ウィルスと同日に1回注射
した後より活性作用は低かった。表■の第2の部分、す
なわち、下段部分における試験においてはウィルス接種
に対し異なった日に2 mgで1回投与した場合の結果
を示している。
ウィルス接種機2臼目に1回注射した場合にある程度の
効果を示したが、しかし得られた保護レベルはウィルス
と同日に注射した場合より低かった。
膵臓内ウィルスに対する)IPA39の作用対照動物の
膵臓におけるウィルス比と)IP^39投与により口。
で処理した動物の膵臓におけるウィルス比とを比較した
。処理動物は対照動物より極めて小さい膵臓重量を有し
ていたけれども、ウィルスレベルは2つのグループに匹
敵していた。方法としては基牌@ (ground 5
pleen)のS+L−滴定を用いた。
■、脳心筋炎 二十日ネズミにおける編心筋炎の致死作用に対するHP
A39の作用について試験した。
菌株V77L3およびS、(株L3については培養を通
しおよび株S3については試験管内’) 、VR129
L3およびS3を用いた。
50LD5゜のウィルスを皮下に接種する30分前に腹
腔的投与によりHP^39を1回(3mg )注射した
HPA39を注射しない対照動物に対して、)IF^3
9を投与した場合には動物の生存数が顕著に増加するこ
とを観察した。
表■ HP^39:フレンドのウィルスの異なる投与量により
誘発した腺腫に対する作用 表■
【図面の簡単な説明】
第1a右よび1b図は本発明における有効成分としての
ヘテロポリアニオン化合物(n)のIRスペクトルの曲
線図、第2a図および2b図は本発明における有効成分
としてのヘテロポリアニオン化合物(VT)のIRスペ
クトルの曲線図、および第3図は本発明にふける化合物
(VI)のラマンスペクトルの曲線図である。 特許出願人  アジャンス・ナショナール・ド・バロリ
ザシオン・ド・う・ ルシシエルシエ(アンパール) 代理人弁理士 杉  村  暁  秀 同   弁理士  杉   村   興   作1頁の
続き 壱 明 者  クロード・ジャスミン  フランス国9
4800  ビレヤンークチュリエ14 箔明者  ジルベール・エルベ  フランス国7500
5パリルシテ パリ4 箔明者 アンドレ・テゼ フランス国75005パリル
シテ パリ4 ジュイフ ァベニュ ;t? −/L/ −ヘケ サン
−ベルナール ウニベ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 I : 〔MSb_9W_2_1O_8_6〕^n^−(Q)_
    n( I )(式中、Mは存在しないか、またはナトリウ
    ム以外のアルカリまたはアルカリ土類金属カチオンを示
    し、nはMが存在しない場合には19またはpがカチオ
    ンの電荷の場合には19−pを示し、およびQはH^+
    、NH_4^+またはNa以外のアリカリから選択した
    カチオン、またはアルカリ土類金属カチオンを示す)で
    表わされる有効成分のヘテロポリアニオン化合物または
    その水和物、および相剰的に有効量のインターフェロン
    からなることを特徴とする抗ウィルス特性を有する薬剤
    組成物。 2、化合物は一般式II: 〔Sb_9W_2_1O_8_6〕^1^9^−(NH
    _4)_1_9で表わされるヘテロポリアニオン化合物
    とする特許請求の範囲第1項記載の薬剤組成物。 3、化合物は一般式: 〔KSb_9W_2_1O_8_6〕^1^8^−(Q
    )_1_6(式中、QはK^+またはNH_4^+を示
    す)で表わされるヘテロポリアニオン化合物とする特許
    請求の範囲第1項記載の薬剤組成物。
JP60249093A 1976-12-03 1985-11-08 抗ウイルス特性を有する薬剤組成物 Granted JPS61165336A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR7636498 1976-12-03
FR7636498A FR2372633A2 (fr) 1976-12-03 1976-12-03 Compose d'heteropolyanions contenant du tungstene combine a de l'antimoine, leur obtention et leurs applications

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61165336A true JPS61165336A (ja) 1986-07-26
JPH0212933B2 JPH0212933B2 (ja) 1990-03-30

Family

ID=9180628

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14562577A Granted JPS5392400A (en) 1976-12-03 1977-12-03 Heteropolyanion compounds* method of making same and antivirus consisting of same as effective component
JP60249093A Granted JPS61165336A (ja) 1976-12-03 1985-11-08 抗ウイルス特性を有する薬剤組成物

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14562577A Granted JPS5392400A (en) 1976-12-03 1977-12-03 Heteropolyanion compounds* method of making same and antivirus consisting of same as effective component

Country Status (7)

Country Link
JP (2) JPS5392400A (ja)
BE (1) BE861233A (ja)
CA (1) CA1124989A (ja)
CH (1) CH628005A5 (ja)
DE (2) DE2760338A1 (ja)
FR (1) FR2372633A2 (ja)
GB (1) GB1575940A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6438022A (en) * 1987-08-03 1989-02-08 Haruhisa Fujita Antiviral agent

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0629191B2 (ja) * 1984-09-04 1994-04-20 株式会社ポリトロニクス 抗腫瘍剤、抗ウィルス剤
IL77188A (en) * 1984-12-03 1989-03-31 Pasteur Institut Pharmaceutical compositions containing hpa23 for the treatment of acquired immune deficiency syndrome and analogous syndromes
FR2587214B1 (fr) * 1985-09-13 1987-12-24 Pasteur Institut Anticoagulants constitues d'heteropolyanions tungstiques et utilisation de ces heteropolyanions a la preparation de medicaments anticoagulants
EP0450065A4 (en) * 1988-12-16 1992-01-02 Terumo Kabushiki Kaisha Antiviral agent
US5051414A (en) * 1989-08-03 1991-09-24 Dupont Merck Pharmaceutical Company Inhibition of HIV and other retroviruses by polyoxoanions
WO1994012192A1 (en) * 1992-12-01 1994-06-09 Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation Antiviral agents
DE4336642C2 (de) * 1993-10-22 1995-08-10 Deutsches Rheuma Forschungszen Verwendung von Vanadiumverbindungen mit antiviraler Wirkung
JP2005281299A (ja) * 2004-03-01 2005-10-13 Paratex Japan:Kk 抗菌・防カビ剤及びそれを用いた塗料組成物
JP4824536B2 (ja) * 2006-12-12 2011-11-30 株式会社サトー 応募券用シールおよび応募券用シール貼付け方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6438022A (en) * 1987-08-03 1989-02-08 Haruhisa Fujita Antiviral agent

Also Published As

Publication number Publication date
FR2372633B2 (ja) 1980-06-27
DE2753312A1 (de) 1978-06-08
GB1575940A (en) 1980-10-01
FR2372633A2 (fr) 1978-06-30
CA1124989A (en) 1982-06-08
JPH0212933B2 (ja) 1990-03-30
CH628005A5 (en) 1982-02-15
JPS6221732B2 (ja) 1987-05-14
DE2760338A1 (ja) 1986-03-20
BE861233A (fr) 1978-05-25
JPS5392400A (en) 1978-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0001584B1 (de) Hydroxydiphosphonsäuren, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung als Komplexierungsmittel
DE2534391A1 (de) 1-hydroxy-3-aminoalkan-1,1-diphosphonsaeuren
JPH0729922B2 (ja) 2‐アルコキシ‐n‐(1‐アザビシクロ[2,2,2オクト‐3‐イル)ベンズアミド類およびチオベンズアミド類
WO2003086407A1 (de) Verwendung von stimulatoren der löslichen guanylatcyclase zur behandlung von glaukom
US3949089A (en) Substituted guanidine compounds as antifibrillatory agents
JPS61165336A (ja) 抗ウイルス特性を有する薬剤組成物
JPS60120832A (ja) バルプロン酸の酸塩
DE2534390C2 (de) 1,3-Di-aminoalkan-1,1-diphosphonsäuren
JPH0681723B2 (ja) 非−白金抗癌薬によりひき起こされる嘔吐の軽減用治療剤
EP0150792A2 (de) Arzneimittel und die Verwendung schwerlöslicher Calcium- und/oder Magnesiumverbindungen zur Herstellung eines Arzneimittels
JPS6130560A (ja) アセチルカルニチンのエステル、その製法およびそれを有効成分とする医薬組成物
JPH04211016A (ja) 抗−ウィルス活性を有する化合物及びそれを含む医薬組成物
JPH10509159A (ja) 抗腫瘍活性を有する三核性カチオン性プラチナ錯体、及びそれらを含有する医薬組成物
EP0340540B1 (de) Mittel zur Prophylaxe des Herzinfarkts und zur Verhütung des Reinfarkts
DE2729165C2 (de) Phenäthylaminderivate und deren Salze, Verfahren zu deren Herstellung und diese enthaltende pharmazeutische Zusammensetzungen
DE2745084C2 (ja)
EP0923932B1 (en) Composition containing antitumor agent
US2874177A (en) Novel complex salt of 4-aminosalicylic acid and processes for producing the same
US3899521A (en) Complex compounds of aspartic acid with a rare earth metal and zinc
EP0345294B1 (de) Platinkomplexe enthaltende arzneimittel
PT93675B (pt) Processo para a preparacao de derivados de acidos aminodicarboxilicos insaturados, contendo fosforo
US1985977A (en) Manganese carboxylates and the process of making them
IL45146A (en) Process for preparation of derica tives of tetracycline
US4440691A (en) Indancarboxylic acid zinc salts
GB1569380A (en) Pharmaceutical compositions comprising substituted phenyl-amino-alcohol and process for preparing these compositions