JPS6116335A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPS6116335A
JPS6116335A JP13677284A JP13677284A JPS6116335A JP S6116335 A JPS6116335 A JP S6116335A JP 13677284 A JP13677284 A JP 13677284A JP 13677284 A JP13677284 A JP 13677284A JP S6116335 A JPS6116335 A JP S6116335A
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Hiroshi Matsumoto
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NEC Corp
Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の属する技術分野 本発明は命令先取り回路において命令列の順序を変えて
実行させるだめの制御を行なう情報処理装置に関する。
従来技術 処理装置の高速化を計るには大きく分けて2つおる。1
つはテクノロジー、および実装技術の高速化であり、も
う1つは論理方式による高速化である。
論理方式の高速化では、従来から並列処理方式とパイプ
ライン処理方式の2つの方式が採用されている。使用す
る金物量の関係から最近の処理装置ではパイプライン処
理方式を採用しているものが多い。処理装置をパイプラ
イン化し高速化を計った場合、問題はパイプラインの乱
れである。これをできる限り小さくすることが高速化の
ポイントとなる。
ところで与えられた命令列をパイプライン方式により順
次処理していく処理装置においては、1命令づつ順次実
行させるのが基本である。ノくイブラインの乱れ、すな
わち、例えば、前命令の結果全次命令で使用するため前
命令の実行全終了しなければ次の命令が実行できないと
か、金物量の関係で一部不完全なパイプライン機能を持
ち同一機能を使う命令が連続すると前命令が終了するま
で次の命令処理ができないといった遅れの要因が生じる
と後続の命令処理を中断する。乱れの要因が無くなった
時点で、後続の最初の命令から順次処理を再開する方法
がとられている。この場合、後続の最初の命令は処理を
止める必要がろるにしても、2番目以降の命令の中には
処理を停止する必要のない場合も多く、命令の順序を変
えて処理すれば高速化されるが回路の複雑さ金物量の増
加を考えて採用せず性能向上をあきらめている場合が多
い。
発明の目的 本発明の目的は上記欠点を解決し、比較的簡単な回路で
性能を向上させるようにした情報処理装置を提供するこ
とにある。
発明の構成 並列に実行することができる複数の実行ユニットと メモリ上に格納された命令列を順次解読し、前記実行ユ
ニットのいずれかに実行を指示する命令先取りユニット
とを備えた情報処理装置において、前記命令先取りユニ
ットは 各命令語に応じて少なくとも命令実行に必要な情報が格
納されている場所、実行結果の格納場所、使用すべき実
行ユニットおよび命令解読後すぐに実行指示を行なう第
1のタイプの命令か、一旦解読済み命令バッファに格納
後実行指示を行なう第2のタイプの命令かを認識する命
令解読手段と、前記複数の実行手段のうち、所望の実行
ユニットに対して実行を指示すれば結果が正しく得られ
る状態実行可能状態におるかどうかを示すビジー登録手
段と、 命令解読終了段階の命令が前記第1の゛タイプの命令で
あれば、ビジー登録手段の状態を調べ前記第1のタイプ
の命令が実行可能状態にめれば所望の実行ユニットに対
して実行を指示し、実行可能状態になければ、命令解読
終了状態のまま後続命令の命令先取りも停止させて実行
可能状態になるのを待ち合わせ、命令解読終了段階の命
令が前記第2のタイプの命令であれば一旦実行に必要な
情報を少なくとも1命令分のエリアから成る解読済み命
令バッファに格納してからビジー登録手段の状態を調べ
、この状態が実行可能状態にあれば所望の実行ユニット
に対して実行を指示し、実行可能状態になければ解読済
み命令バッファ上で待ち合わせ、この待ち合わせの間、
後続命令の命令先取りは停止させず、先取りされた命令
の中に前記第1のタイプの命令で、実行可能状態のもの
があればこれを先に実行指示させるように制御する実行
指示手段 と金含むことを特徴とする。
発明の実施例 次に本発明について図面を参照して詳細に説明加算命令
 (R1)←(R2)÷(R3)乗算命令 (R1)←
(R2) x (R3)ロード命令 (R1)←メモリ
の((R2)÷(R3)+D)番地のデータストア命令
 (R1)→メモリの((R2)+(R3)+D:)番
地・(RX)はRXで指定されたプログラムレジスタの
内容を意味する。
命令語は4バイトまたは8バイトがらなり説明上必要な
もののみ示している。4バイト命令は主にプログラムレ
ジスタ間の演算を行なうものである。
プログラムレジスタとして、8バイトのデータを格納す
るレジスタが256個有り、これを0〜255の番号で
指定することができる。命令語のビット0〜7は加算と
か乗算とかのオペレーションを表ワス命令コードである
。ビット8〜15.16〜23、および24〜31はそ
れぞれ8ビツトからなり、プログラムレジスタの番号を
指定するフィールドである。例えば、加算命令ではR2
フィールドで指定でれたプログラムレジスタの内容8バ
イトとR3フィールドで指定されたプログラムレジスタ
の内容8バイトとを加算して、結果をR1フィールドで
指定したプログラムレジスタへ格納することを意味する
8バイト命令は主に、主メモリとレジスタとの間Oデー
タの移送を行なうもので、R2フィールドおよびR3フ
ィールドで指定された2つのプログラムレジスタの下位
4バイトの内容と、命令語のビット32〜63のDフィ
ールドの値の3つの4バイトデータとを加算したものが
、主メモリ上のアドレス情報となる。命令コードがロー
ド命令全指定していれば、主メモリ上の該当アドレスの
データがR1フィールドで指定されたプログラムレジス
タへ転送し、ストア命令を指定していれば、R1フィー
ルドで指定されたプログラムレジスタの内容が主メモリ
上の該当アドレスへ転送される。
第1図を参照すると、本発明が適用されるシステムは、
主メモリ1.命令先取回路2.プログラムレジスタ群3
および複数の実行回路4〜7から構成されている。前記
主メモリ1は処理すべき命令、オペランドを格納するメ
モリである。
命令先取回路2は主メモリ1から転送バス101を介し
て命令語を順次読み出し、必要な処理を行なってプログ
ラムレジスタ群3および各種実行回路4〜7に必要情報
を送り、命令の実行(演算または移送など)を行なわせ
るものである。
プログラムレジスタ群3は、アドレス計算または演算の
オペランドとして使用する8バイトデータを保持するレ
ジスタを256個有し、256個のいず7tかは8ビツ
トの情報(番号)で指定される。
上述の8ビツトからなるR1 、R2およびR3フィー
ルドの情報それぞれのうち各命令に応じて、プログラム
レジスタの内容を読み出す必要のめるものが同時に転送
バス102 を介して、プログラムレジスタ群3に送ら
れる。対応して読み出されたプログラムレジスタの内容
は同時に、転送バス103を介して、実行回路4〜7に
送られる。
実行回路4〜7はいずれも実行指示を受けてから結果を
出力するまで8マシンサイクルを必要とするが、パイプ
ライン方式の実行回路であり、1マシンサイクル毎に実
行指示を受けて実行することができる。また各実行回路
はそれぞれ独立しており同時同作が可能である。
実行回路4は加減算の演算を行なう回路である。
2つのオペランドがプログラムレジスタ群3から転送バ
ス103を介して送られ、命令先取回路2から転送バス
102を介して、結果を格納するプログラムレジスタの
番号と、演算種類つまり固定小数点加算、固定小数点減
算、浮動小数点加算。
浮動小数点減算を表わす情報および実行回路4に対する
実行指示信号が送られてくる。実行回路4はこれに応答
して所望の演算を行ない結果が求まると転送バス104
を介して、結果を格納するプログラムレジスタの番号と
格納指示信号とを、転送バス105を介して、また、結
果のデータを転送バス105を介してプログラムレジス
タ群3に転送し、所望のレジスタに格納する。同時に転
送バス104を介して、結果格納用プログラムレジスタ
の番号と格納指示信号とをビジー登録回路23に送り、
プログラムレジスタの更新を報告する。
実行回路5は乗算を行なう回路でアリ実行回路4とほぼ
同様のため、説明は省略するが、転送バス102を介し
て送られるものは、結果格納用プログラムレジスタの番
号と演算種類つまり、固定小数点乗算、浮動小数点乗算
を表わす情報および実行回路5に対する実行指示信号で
ある。
実行回路6は主メモリのデータをプログラムレジスタへ
移送するロード命令を実行する回路である。プログラム
レジスタ群3から転送バス103を介して、アドレス計
算に使用するプログラムレジスタ2個の内容が、命令先
取回路2から転送バ子106を介して命令語のDフィー
ルドの情報が送られ、転送バス102を介して実行回路
6に対する実行指示信号が与えられると、3つの情報を
加算してアドレス計算を行ない、結果のアドレス情報と
読出し要求信号とが転送バス107により主メモリ1に
転送される。これに応答して主メモリlから読出された
データが転送バス108を介して実行回路6に送られて
くると、実行回路6は転送バス104を介して、結果を
格納するプログラムレジスタの番号と格納指示信号を転
送するとともに、転送バス105を介して主メモリから
読出されたデータを転送し、実行回路40所で述べたの
と同じ動作を行なう。
実行回路7はプログラムレジスタの内容ヲ主メモリへ移
送するストア命令を実行する回路である。
プログラムレジスタ群3から転送バス103を介してア
ドレス計算に使用するプログラムレジスタ2個の内容と
ストアすべきプログラムレジスタの内容とが送られ、命
令先取回路2から転送バス106を介して命令語のDフ
ィールドの情報が送られ転送バス102 k介して実行
回路7に対する実行指示信号が与えられると、3つのア
ドレス情報を加算してアドレス計算が行なわれる。結果
のアドレス情報と書込要求信号とが転送バス107を介
して転送されるとともに、ストアすべきデータが転送バ
ス109を介して主メモリlへ転送し主メモリへの格納
を行なう。
命令先取回路2は命令語を解読するだめの命令解読回路
21.解読後の命令について所望の実行回路へ実行指示
を行なうための判断および各種制御を行なう実行指示回
路22.実行回路へ指示が出来るかどうかの情報を登録
しておくためのビジー登録回路23.命令によっては命
令解読後すぐに実行指示を行なわず、一時、命令実行情
報を格納しておく解読済み命令バッファ24.命令解読
回路21から直接実行指示を行なうか、解読済み命令バ
ッファ24から実行指示を行なうかまたはいずれからも
実行指示を行なわないかによって適切な情報を出力する
選択回路25から構成されている。
命令解読回路21は、主メモリ1から転送バス101を
介して送られてくる命令語の命令コードを調べ、その命
令を実行させるべき実行回路を判断する。所望の実行回
路に対する実行指示信号と、その実行回路に詳細な指示
を与えるための情報、例えば、加減算の実行回路4を使
用する場合には、固定小数点の加算であるか、固定小数
点の減算であるか、浮動小数点の加算であるか、浮動小
数点の減算であるかの情報が転送バス201に出力され
る。またその命令で使用するプログラムレジスタの番号
またはDフィールドの情報が命令語から取り出し、転送
バス201に出力される。さらにその命令でプログラム
レジスタを更新する場合には、そのレジスタ番号が転送
バス208に出力される。この命令解読回路21はパイ
プライン構造になっており、基本的には1マシンサイク
ル毎に1命令を処理することができる。解読が終了する
と実行指示回路22に対し、転送バス202を介して解
読が終ったことを連絡する。転送バス202には、転送
バス201に出力した情報のうち、命令で使用するプロ
グラムレジスタ番号すべても出力される。
実行指示回路22は、解読の終了報告を受けると、実行
を指示して良いかどうかの判断を行なう。
先ず、命令が、命令解読回路21から直接実行指示を行
なうタイプの命令か、解読済み命令バッファ24から実
行指示を行なうタイプの命令かによって動作が異なる。
直接実行指示タイプ命令であれば転送バス202を介し
て送られた、その命令で使用するプログラムレジスタの
番号すべてと、転送バス204を介して送られている、
ビジー登録回路23に登録されたレジスタ番号すべてと
の比較が行なわれる。比較の結果一致するものがなけれ
ば、その命令で使用するレジスタの中に更新待ちのもの
゛がないことを意味し、命令は実行可能状態である。こ
の場合、制御信号205によって選択回路25で命令解
読回路21からの情報201が選択され、転送バス10
2 、および106に必要情報が出力され、所望の実行
回路に実行指示が与えられる。同時に転送バス208を
介して送られるその命令で更新されるプログラムレジス
タ番号を、ビジー登録回路23に登録されるために、制
御信号線203に信号が送られ、登録が行なわれる。比
較の結果、一致するものがあればその命令で使用するレ
ジスタの中に更新待ちのものがあることを意味し、命令
は実行不可状態である。この場合、制御信号線205の
信号により、選択回路25の出力には何も出力させず実
行指示を与えない。同時に制御信号線211 を介して
命令解読中断の指示が出力され、これを受けた命令解読
回路21では後続命令の解読処理が中断され本命令の実
行待ちとなる。
次に解読済み命令バッファ24から実行指示を行なうタ
イプの命令であれば、制御信号線206の信号により解
読済み命令バッファ24に命令解読回路21から情報線
201 を介して与えられる情報を格納するように指示
され、命令実行情報の格納が行なわれる。また同時に転
送バス2081に介して送られている、その命令で更新
されるプログラムレジスタ番号をビジー登録回路23に
登録するために制御信号線203を介して制御信号が送
られる。しかし登録の際実行ではなく、解読済み命令バ
ッファ24に格納したことを覚えておくための待機中フ
ラグをレジスタ番号に付して登録するように指示する。
解読済み命令バッファ24は複数命令分の情報を格納す
ることができる回路であり、格納された命令実行情報の
うち格納順の最も早い命令で使用スルプログラムレジス
タのレジスタ番号を転送バス210を介して実行指示回
路22に送る。実行指示回路22では転送バス204に
よって送られているビジー登録回路23に登録されてい
るレジスタ番号のうち、待機中フラグのないものと常時
比較が行なわれる。比較の結果、一致するものがある間
は、格納された命令はレジスタ更新待ちで実行できない
ので格納したまま待合せの状態となる。これとともに引
き続き命令解読回路21で解読された後続命令がこnと
並行して実行できるかどうかの判断が行なわれている。
後続命令が命令解読回路21から直接実行指示を行なう
タイプの命令で実行可能状態であれば、後続命令の方が
先に実行指示される。後続命令が解読済み命令バッファ
24から実行指示を行なうタイプの命令であれば前述と
同様にじて解読済み命令バ′ツ7ア24に格納される。
比較の結果、一致するものがなくなれば、制御信号線2
05の信号により選択回路25で、解読済み命令バッフ
ァ24からの実行可になった命令の実行情報209を選
択させることにより転送バス102に必要情報が出力さ
れ、所望の実行回路に実行を指示される。同時に制御信
号線203の制御信号がビジー登録回路23に送られ転
送バス207 を介して解読済み命令バッファ24から
送られているその命令で更新するレジスタ番号に対応す
る待機中フラグがりセラとされる。
ビジー登録回路23に登録されたレジスタ番号は、実行
回路4〜7のいずれかにより結果が求まり、プログラム
レジスタを更新する際に転送バス104で送られる更新
レジスタ番号と更新信号とによって、登録が解除される
。つまり、命令解読回路21からの実行指示または解読
済み命令バッファ24への格納と同時に登録されたレジ
スタ番号は、命令実行終了に応答して、登録解除される
その間、そのレジスタは更新待ちの状態であり後続命令
でそのレジスタを使用する場合は実行不可の状態であり
、このだめの情報を保持するのがビジー登録回路23で
ある。
次に命令先取回路2を構成する命令解読回路21゜実行
指示回路22.ビジー登録回路23.解読済み命令バッ
ファ24および選択回路25について詳細に説明する。
第2図を参照すると、命令解読回路21は命令語取出し
制御回路2101 、命令レジスタ2102 。
デコーダ2103 、制御ノリツブフロップ(以下F/
F)2104−2115.および制御レジスタ2116
−2119から構成されている。
前記命令語取出し制御回路2101は、主メモリ1から
命令語を隙間なく供給するための制御回路である。しか
し本発明の動作を理解するために不必要な詳細な説明は
省略する。主メモリ1から送られてくる命令語は8バイ
トから構成される命令レジスタ2102にセットされる
。4バイト長命令の場合は左づめでセットされる。デコ
ーダ21o3は命令語中の命令コードを調べ、各命令に
応じた制御信号を作成する。まずその命令が命令解読後
直接実行指示を行なう第1のタイプの命令か、−たん解
読済み命令バッファ24に格納しそこから実行指示を行
なう第2のタイプの命令かが判断され、対応する制御F
/FDおよびI(2104および2105)がそれぞれ
セットされる。ロード命令およびストア命令は第1のタ
イプの命令に属する(DでF/FD=1 、F/FI=
Oとなり、加減算系命令、および乗算系命令は第2のタ
イプの命令に属するC1でF/FD=O、F/F I=
1となる。
次にその命令を実行させるべき実行回路が判断され、所
望の実行回路に対する実行指示が行なえるヨウニ制御F
/FLD 、ST 、A8 、おjびMP(2106〜
2109)がセットされる。ロード命令の場合はF/F
LD=1.ストア命令の場合はF/F8T=1.加減算
系命令の場合はF/FAS=11乗算系命令の場合はF
/FMP=1となる。
また、所望の実行回路に詳細な演算指示を与えるため制
御F/FFXおよびAD (2110,2111)がセ
ットされる。加減算系命令の場合は、固定小数点演算で
あればF/FFX=1.浮動小数点演算でおればF/F
FX=0 、加算であればF/FD=1.減算であれば
F/FAD=0 、乗算系命令の場合は、固定小数点演
算でおればF/FFX−1,浮動小数点演算であればF
、/FFX=oとなる。さらにその命令で、几1フィー
ルド、R2フィールド、およびR37,1−ルドで指定
さnるプログラムレジスタを読出す必要があるかどうか
、R1フィールドについてはそのプログラムレジスタを
更新するかどうかが判断され、制御フリップ7oツブ(
F/F )wl 、Vl 、V2 、お!びv3(21
12〜2115)がセットされる。前記F 、/ FW
lの内容はR1フィールドで指定されたプログラムレジ
スタの更新の有無を示し、前記F/FVI■2および■
3の内容はそれぞれR1フィールド。
R2フィールドおよびR3フィールドで指定されたプロ
グラムレジスタの内容を読出す必要の有無を示す。ロー
ド命令、加減算系命令、および乗算系命令ではF/F(
Wl 、Vl 、V2 、V3)””1 、0 、1.
 lであり、ストア命令ではF/F (Wl 、Vl 
、V2 、V3)=O、l 、 1 、1となる。ここ
では説明上、上記4種の命令について述べているが、他
の命令ではF/FV2またはv3の内容がO″となる命
令もありうる。レジスタ2116〜2119はバイブラ
イン構造上単に命令レジスタ2102の几1フィールド
、R2フィールド。
R3フィールドおよびDフィールドの内容を1マシンサ
イクル遅れでセットするためのレジスタである。
こうしてセットされた各種F/Fおよびレジスタの出力
は図に示すように、実行指示回路22゜ビジー登録回路
23.解読済み命令バッファ24゜および選択回路25
に対して送出され後述の処理が行なわれることになる。
実行指示回路22からの信号線FWが1″になるとこれ
は命令の解読処理を一時中断せよという指示でおる。こ
の指示に応答して命令語取出し制御回路2101の動作
が停止され、命令レジスタ2102 、各種制御F/F
 、レジスタ(2104〜2119)の内容がその時の
状態のままで保持される。信号線FWが0″になると後
続命令の解読が再開される。
第3図を参照すると、実行指示回路22は、命令解読回
路行に移終るかどうか、または解読済み命令バッファに
格納できるかどうかを命令に応じて判断する第1の判断
回路、および解読済み命令バッファに格納された命令が
、実行に移れるかどうかを判断する第2の判断回路から
構成嘔れている。
先ず第1の判断回路について説明する。
最初に命令が、命令解読回路21から直接実行指示を行
なう第1のタイプの命令の場合、すなわち、命令解読回
路21からの入力信号線りの状態が”l”、線■の状態
が”0”について説明する。
命令解読回路21から入力されたプログラムレジスタ番
号RRI 、RR2およびRR3とビジー登録回路23
から入力されたプログラムレジスタ番号BRO〜BR7
との比較が24個の比較器2201〜2224で行なわ
れる。各比較器の出力は、比較したレジスタ番号が有効
であることを意味する信号、スなわちプログラムレジス
タ番号RR1,RR2、およびRTL3については命令
解読回路21かc、o入力信号線WIVV1.V2 、
V3の状態、およびプログラムレジスタ番号BRO〜B
R7についてはビジー登録回路23から入力する有効フ
ラグ信号線BVO−BV7  の状態とがアンド回路2
225〜2248でそれぞれ論理積がとられ、論理積結
果の論理和がとられ、信号線L2201に出力される。
一致するレジスタ番号がない場合には、線L2201が
0″となり、ある場合には線L2201が”1”になる
。線L2201が′0″のときは本命令で使用しようと
しているプログラムレジスタの内容は既に使える状態に
あることを意味する。
他の要因、すなわち、ビシ−登録回路23の空き無しが
なければ本命令は実行することができる。
線L2201が′1″のときは、本命令で使用しようと
しているプログラムレジスタの内容を本命令以前の命令
で更新しようとしている、すなわち、まだ更新されてい
ないことを意味する。したがって、本命令は実行するこ
とができず、プログラムレジスタの内容が更新されビジ
ー登録回路23からの対応する有効フラグの信号線BV
iの状態が変化して線L2201が”ONになるまで待
たなければならない。そこで[一致するレジスタ番号が
なく(線L2201が0”)」かつ「命令がプログラム
レジスタを更新する命令でない(線W1が0”)か、ま
たは更新する命令でhつてもビジー登録回路23に空き
がある(信号線L2203が0′)場合、すなわち信号
線L2202が′0″の場合」は信号線L2204が′
1″となる。信号線IDが”1”の信号が選択回路25
に送られることにより命令の実行指示が与えられる。命
令がプログラムレジスタを更新する命令であれば(線W
lが”1”)、iVSが”1”、線WSが0″の信号が
ビジー登録回路23に送られることによりプログラムレ
ジスタ番号の登録が行なわれる。
条件が満足ちれず、信号線L2204がw Os+とな
る場合は、選択回路25への信号線IDが0″でめるた
め命令の実行指示は与えられない。線FWの信号″1#
が命令解読回路21に送られることにより後続命令の解
読処理が中止され、本命令の実行開始待ちが行なわれる
次に命令が、−たん、解読済み命令バッファ24に格納
され、そこから実行指示を行なうタイプの命令の場合、
すなわち命令解読回路21からの入力信号線りが″0″
、線■が1″についてみると命令解読回路21から入力
されたプログラムレジスタ番号RRI ととジー登録回
路23から入力され  コグラムレジスタ番号BRo−
B几7 との、1 8個の比較器2201〜2208で
行なわれる。っ比較器の出力は、比較したレジスタ番号
が有効であることを意味する信号(プログラムレジスタ
番号R几1についてはWIVVI、プログラムレジスタ
番号BRO〜BR7についてはBVo〜BV7)とアン
ド回路2225〜2232でそれぞれ論理積がとられた
あと論理和がとられ信号線W1の信号と論理積がとられ
て信号線L2205の信号となる。一致するレジスタ番
号がない場合には信号線L2205が“0”となす、オ
る場合には信号線L2205が11”になる。信号線L
2205が0″のときは本命令では更新すべきプログラ
ムレジスタがないかまたは本命令で更新しようとするプ
ログラムレジスタの番号がビジー登録回路23に登録さ
れていないことを意味する。他の要因、すなわち、ビジ
ー登録回路のあきなし、または解読済み命令バッファの
あきなしがなけnば本命令は解読済み命令バッファに格
納することができる。線L2205が1″のときは本命
令で更新しようとするプログラムレジスタの番号がビジ
ー登録回路23に登録されていることを意味する。ビジ
ー登録回路23への同一番号の2重登録を避けるため、
本命令は解読済み命令バッファ24に格納できず、プロ
グラムレジスタの内容が更新されビジー登録回路23か
らの対応する有効フラグの信号線BViの状態が変化し
て、線L2205が0″になるまで待たなければならな
い。そこで「一致するレジスタ番号がなく線L2205
が′″0″」かつ[命令がプログラムレジスタを更新す
る命令でない、すなわち線W1が”0”か、または、更
新する命令であってもビジー登録回路23にあきがある
すなわち、線L2203が′0′の場合、従って線L2
202がO”の場合」でかつ「解読済み命令バッファ2
4にろきかめる場合(解読済み命令/(、/ノア24か
ら入力された信号線IPが’0”)Jは信号線L220
6が1′となる。信号線IIが1”の信号が解読済み命
令バッファ24に送られることにより、命令が解読済み
命令バッファ24に格納され、命令がプログラムレジス
タを更新する命令、すなわち線W1がl″であれば信号
線■Sが10″。
線WSが11″の信号群がビジー登録回路23に送られ
ることによりプログラムレジスタ番号の登録が行なわれ
、待機中フラグも合せてセットされる。条件が満足され
ず信号線L2206が10″となる場合には解読済み命
令バッファ24への信号線IIの状態″0”により、解
読済み命令バッファ24への命令の格納が行なわれない
。線FWの1″が命令解読回路21に送られることによ
り後続命令の解読処理が中止され、本命令の解読済み命
令バッファ24への登録待ちが行なわれる。
次に第2の判断回路について説明する。
解読済み命令バッファ24から入力されたプログラムレ
ジスタ番号SRI 、8R2およびSR3とビジー登録
回路23から入力されたプログラムレジスタ番号BRo
〜BR7との比較が24個の比較器2249〜2272
で行なわれる。各比較器の出力は、比較したレジスタ番
号が有効であることを意味する信号、すなわち、プログ
ラムレジスタ番号SR1,8Rz 、およびSR3につ
いては解読済み命令バッファ24からの入力信号線SW
I”/8VISV2 、SV3 の状態、プログラムレ
ジスタ番号BRO〜BR7についてはビジー登録回路2
3から入力する待機中フラグのない有効フラグ信号線の
状態BWO−BVQ 、〜BW7・BV7とアンド回路
2273〜2296でそれぞれ論理積がとられた後ノア
回路により信号線L2210に出力される。
一致するレジスタ番号がない場合には線L2210が1
″となり、ある場合には線L2210が0”になる。線
L2210が′1”のときは命令で使用しようとしてい
るプログラムレジスタの内容はすでに使える状態にある
ことを意味し、本命令は実行に入ることができる。線L
2210がO′のときは本命令で使用しようとしている
プログラムレジスタの内容を本命令以前の命令で更新し
ようとしている、すなわち、まだ更新てれていないこと
を意味する。従って、本命令は実行に入れず、プログラ
ムレジスタの内容が更新され、ビジー登録回路23から
の対応する有効フラグの信号線BVjの状態が変化して
線L2210が′1”になるまで待たなければならない
。そこで解読済み命令ノ(ツ7ア24に有効な命令があ
り、すなわち信号線■■3が11”の状態でかつ一致す
るレジスタ番号がない、すなわち線L2210の状態が
′1″の場合には信号線Isの状態″l#の信号が選択
回路25に送られる。このことにより解読済み命令バッ
ファ24からの命令の実行指示を示え、命令がプログラ
ムを更新する命令すなわち信号線8Wlが′1′であれ
ば、信号線WRの状態″1”の信号がビン−登録回路2
3に送られ、対応する待機フラグがリセットさ詐る。ま
た、選択回路25に送られた信号線Isの状態′″l″
の信号が解読済み命令バッファ24にも送られ、実行に
入る命令が解読済み命令バッファから消去される。解読
済み命令バッファ24に有効な命令がない、すなわち線
IV3の状態が′0″または一致するレジスタ番号があ
る、すなわち線L2210の状態が0″′の場合には線
Isが$I Q #l、線WRが′″0”となり実行指
示も何も行なわず、解読済み命令バッファ24の命令は
そのままの状態で待合せが行なわれる。
ビジー登録回路23の詳細は第4図に示されている。第
4図において、とジー登録回路には更新待ちプログラム
レジスタ番号を登録できる8個のエントリー2300〜
2307がある。さらにこの8個のエノ1−IJ−23
00〜2307に対応して各1個のフリップフロップか
らなる有効フラグ(そのエントリーに登録されているレ
ジスタ番号が有効であることを衣わすフラグ2310〜
2317)と同じく各1個のフリップフロップからなる
待機中フラグ(そのエントリーに登録されている番号の
レジスタを更新する命令が命令バッファにあって実行開
始待ちの状態にあることを表わすフラグ2320〜23
27)とを持っている。
実行指示回路22から信号線vs 、ws′!ii−介
して与えられる信号が1″″、′″0″になると、これ
は命令解読回路21から、プログラムレジスタを更新す
る命令が実行に入ろうとしていることを意味する。この
場合、レジスタ番号の登録されていないすなわち、有効
フラグのセットされていないエントリーのうち若番のエ
ンドIJ −iに対して、命令解読回路21から送られ
ているレジスタ番号Bit登録する信号L230iが′
″l”となり登録が行なわれる。同時にそのエントリー
に対応した有効フラグ231iがセットされる。その後
命令の実行が終了し、プログラムレジスタの更新が行な
われると同時に実行回路から信号線Wを介してビジー解
除信号と信号線WAを介してプログラムレジスタ番号が
送られてくると、一致するレジスタ番号が登録されてい
るエントリーの有効フラグをリセットする信号線L23
1iが1″となる。この信号に応答して有効フラグ23
11がリセットされそのエントリーは空き状態となる。
信号線■SおよびWSが′0”および1′になると、こ
れは命令解読回路21からプログラムレジスタを更新す
る命令を解読済み命令バッファ24に格納しようどして
いることを意味する。この場合、レジスタ番号の登録さ
れていないすなわち、有効フラグのセットされていない
エントリーのうチ、若番のエントリーjに対して命令解
読回路21から送られているレジスタ番号R1を登録す
る信号線L230jがl”となり登録が行なわれる。同
時にそのエントリーに対応した有効フラグ231jがセ
ットされるとともに信号線L232jの状態″1”によ
り待機中フラグ232jもセットされる。その後、実行
指示回路22からの信号線WRが′1”になるとこれは
解読済み命令バッファ24からプログラムレジスタを更
新する命令が、実行に入ろうとしていることを意味する
。どのエントリーに対応したものであるかは解読済み命
令バッファから実行に移ろうとしている命令の更新レジ
スタ番号とビジー登録回路に登録されているレジスタ番
号とを比較することによって判る。従って線WRが”1
”になると、解読済み命令バッファ24から送られてい
るレジスタ番号8R1と、登録されている一しジスタ番
号BRo〜BR,7のうち1.待機中フラグBWO〜B
W7のセットされているものとの比較を行ない、一致し
たもの0)に対応したリセット信号線L233jが′″
l”となる。
この信号に応答して、待機中フラグ232jがリセット
され、そのエントリーに対応する命令は解読済み命令バ
ッファ24から抜け、実行に移った状態を表わす。その
後その命令の実行が終了し、プログラムレジスタの更新
が行なわれると同時に実行回路から信号線Wのビジー解
除信号と、プログラムレジスタ番号WAが送られて来る
と、対応するレジスタ番号が登録されているエントリー
の有効フラグをリセットする信号L231jが1”とな
り、有効フラグ231jがリセットされそのエントリー
は空き状態となる。
各エントリーのレジスタ番号の出力BRO〜BR7。
有効フラグの出力BVO〜BV7.待機中フラグの出力
BWO−BW7は実行指示回路22へ送られ命令実行指
示のだめの条件に使用される。
解読済み命令バッファ24の詳細は第5図に示されてい
る。この回路は命令解読回路21がらの命令実行情報を
格納しておくレジスタを4個(IBO〜IB3.240
0〜2403 )持ち、それぞれに対して、1個のF/
Fからなり、各レジスタIBQ〜IB3の内容が有効で
あることを示す命令有効、;’ラグ4個(IVo 〜I
V3.2410〜2413)を有する。この4エントリ
ーθ〜3への命令実行情報の格納は下側のエントリー(
エン)リ−3)から順に行なわれ、命令実行に移ること
のできるのは、エンド!J−3に入っている命令だけで
ある。
エントリー3に入っている命令が実行に移ると、その情
報はエントリー3から抜は同時にエントリーiにはエン
)IJ−i−1の内容が移る(i=1〜3゜エントリー
0には全ビット0が入る。)。
実行指示回路22から信号線IIを介し与えられる信号
が′1”になると、これは、命令解読回路21から解読
済み命令バッファ24に命令実行情報を格納する指示で
ある。どのエン) IJ−に対して格納するかは信号線
L2410−L2413のうち@1″になっているもの
で指定される。この信号は命令有効フラグIVo〜IV
3 のうち、フラグI■3から順にみて最初に0”にな
っているエントリーに対して1”となる。線L241i
がl′″になったとすると、レジスタIBiのセット信
号線L240iが′1″となり、その時信号線IIの信
号により、レジスタIBiの入力として命令解読回路2
1からの命令実行情報As、MP。
FX、AD 、Wl、Vl、几R,1,V2.R,R2
゜V3.およびRR3が選ばれているので、これを格納
する。同時に、対応する命令有効フラグIViのセット
信号線L2421が′1”となるので、エントリーエv
iが′l”にセットされ、解読済み命令バッファ24へ
の格納は終了することになる。
最も下側のエントリーIB3とIV3 の出力、および
エントリーの空きがないという信号線IFの信号、すな
わちエントリーIVO〜IV3がすべて1″のとき信号
線IPの信号″′1″は図に示すように実行指示回路2
2.切替回路25.およびビジー登録回路23に送られ
ている。
実行指示回路22では、送られた情報により、解読済み
命令バッファから実行に移ることができるかどうかを判
断する。実行に移ることができるようになると、信号線
Isの信号″l”を送ってくる。線Isが1″になると
、各エントリーのレジスタIBO〜IB3のセット信号
線L2400〜L2403がすべて1″となる。その時
信号線Isの信号によってレジスタIBj の入力とし
てレジxlIBj−1(j =1〜3゜レジスタIBQ
の入力は全ビット″0″。)の出力が選ばれているので
これが格納される。同時に、対応する命令有効フラグに
対しては、後続のエントリーの命令有効フラグの値に応
じて、セット信号線L242j(エントリーIVj−1
=1のと1りの信号か。
リセット信号線L243j (工y ) !J−IV 
j −に〇のとき)の信号のいずれかが′1”となり、
エントリーIVjにはエントリーIVj−1(j=1〜
3゜IVOにはO)の値がセットされて動作を終了する
。これによってエントリー3の命令は解読済み命令バッ
ファ24から抜け、実行指示回路22では後続命令の実
行開始の判断を始めることになる。
選択回路25の詳細は第6図に示されている。
実行指示回路22からの信号線IDが′″1″′の場合
には命令解読回路21から入力された情報がアンド回路
で有効にされ、信号線Isが11IIの場合には解読済
み命令バッファ24から入力された情報がアンド回路で
有効にされ、出力を図のようにプログラムレジスタ群3
.実行回路4〜7に送ることにより実行指示が行なわれ
る。なお、図中、命令解読回路21からの信号線RR1
,RR2。
およびRR3の信号と解読済み命令バッファ24からの
信号線SRI 、SR2、SR3の信号のアンド−オア
回路は8ビット分、命令解読回路21からの信号線RD
のアンド回路は32ビット分あるが、図では機能を判り
易くするためそれぞれ1つずつのア7ド、オア回路で示
している。
次に、本発明の回路により高速化される一例について説
明する。
第7図に示すような4命令が連続しているものとする。
1番目のロード命令で更新するプログラムレジスタOの
内容が、2番目の加算命令でオペランドとして使用され
る。3番目のロード命令で更新するプログラムレジスタ
5の内容が、4番目の乗算命令でオペランドとして使用
される。従って2番目の加算命令、4番目の乗算命令は
それぞれ1番目、3番目のロード命令が終了していない
時に、つまりプログラムレジスタO1または5が更新さ
れていない時に実行を開始すると、誤った結果となるの
で、更新待ちをしなければならない。
第9A図を参照する六、本発明による命令追い越しの回
路がなければ3番目のロード命令は待ち合わせの必要が
ないにもかかわらず、2番目の加算命令が実行できるよ
うになるまで実行を待たなければならないので、4命令
を実行するのに2577ノサイクルを必要とする。
第1図および第9B図を参照すると、ロード命令は命令
解読回路21から直接実行指示を行なうタイプの命令で
オリ、加算および乗算命令は解読済み命令バッファ24
から実行指示を行なうタイプの命令である。本発明の回
路によれば、1番目のロード命令を実行回路6で実行さ
せるように実行指示回路22が実行指示を出させると同
時に、ビジー登録回路23にレジスタ番号Oを登録する
次のサイクル(サイクル])で2番目の加算命令が命令
解読終状態となる。本命令は解読済み命令バッファ24
から実行指示を行なうタイプの命令であり、更新レジス
タ番号3はビジー登録回路23に登録されている番号と
一致しないので必要情報を解読済み命令バッファ24に
格納する。同時にビジー登録回路23にレジスタ番号3
を待機中フラグを付して登録する。その後実行指示回路
22は解読済み命令バッファ24から加算命令で使用す
るレジスタ番号3,4.およびOの情報を入力し、ビジ
ー登録回路23に登録されたレジスタ番号0および3の
うち、待機中フラグの付いていないレジスタ番号Oとの
比較を継続して行なう。次に、サイクル2で3番目のロ
ード命令を実行回路6で実行させようとするとき、実行
指示回路22はビジー登録回路23に登録されたレジス
タ番号0および3とロード命令で使用するレジスタ番号
5.6および7とを比較し、一致するものがないので、
実行指示回路22は実行回路6に実行を指示すると同時
にビジー登録回路23にレジスタ番号5を登録する。サ
イクル3で4番目の乗算命令が命令解読終了状態となる
が、本命令は解読済み命令バッファ24から実行指示を
行なうタイプの命令である。したがって、更新レジスタ
番号8はビジー登録回路23に登録されている番号と一
致しな込ので、必要情報を解読済み命令バッファ24へ
格納すると同時に、ビジー登録回路23にレジスタ番号
8t−待機中フラグ付きで登録する。以後命令が続いて
いる場合は同様に処理を継続するが、この例では4命令
に着目しているので省略する。
実行指示回路22は解読済み命令バッファ24に格納し
た加算命令で使用するレジスタ番号3,4および0とビ
ジー登録回路23に登録されたレジスタ番号0,3.5
および8のうち待機中フラグのないレジスタ番号Oおよ
び5との比較をしている。サイクル8になると、1番目
のロード命令が終了しレジスタ0が更新され、登録され
たレジスタ番号Oが登録解除されるので加算命令の待ち
合わせはなくなる。そこで実行指示回路22は加算命令
の実行指示を行なうために、解読済み命令バッファ24
から加算命令の実行に必要な情報を読み出し、選択回路
25を通して実行回路4に実行指示を行なう。同時に、
ビジー登録回路23に登録していたレジスタ番号3の待
機中フラグのみがリセットされ、正式登録の状態となる
。実行指示回路22I/′iこの後、解読済み命令バッ
ファ24に格納した乗算命令で使用するレジスタ番号8
,5および9とビジー登録回路23に登録されたレジス
タ番号3,5および8のうち待機中フラグのないレジス
タ番号3および5との比較を始め、レジスタ番号5が一
致するので待ち合わせを行なう。
サイクル10になると3番目のロード命令が終了し、以
下上記加算命令の場合と同様の動作を行って乗算命令の
実行を開始させる。従って本発明の回路によれば第9B
図に示すように、2番目の加算命令より後続の3番目の
ロード命令の実行が時間的に早くなり(命令の追い越し
)、処理サイクルは18丈イクルとなって第9A図に比
べて高速化されることは明らかである。
なお、ここで説明したものは本発明を実現している一例
であり、実行回路の処理時間が可変であっても良いしビ
ジー登録回路としては、レジスタ番号の登録のみを記載
しているが、これ以外に実行回路が使用中で待ち合わせ
を行なわなければならない場合など他の条件の登録を行
なっていても良いし、解読済み命令″バッファから実行
に移る命令の順は格納順でなくても良いことは言うまで
もない。
発明の効果 本発明は命令の実行を何らかの原因で待たなければなら
ない場合が比較的多い命令については必要な情報を一時
命令バッファに格納し、後続の命令が命令バッファへの
格納の対象にならない命令で、しかも待ちの原因がなけ
れば、後続の命令を先に実行させることによって処理が
高速化できるという効果がおる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図〜第6図は
それぞれ第1図に示した命令解読回路21゜実行指示回
路22.ビジー登録回路23.解読済み命令バッファ2
4.切替回路25の詳細な一構成を示す図、第7図は本
発明により高速化されることを説明する為の命令の連続
例を示す図および第8A図および第8B図はそれぞれ本
発明のない回路と本発明の回路で処理した場合のタイム
チャートである。 第1図から第8B図において、1・・・・・・主メモリ
、2・・・・・・命令先取回路、3・・・・・・プログ
ラムレジスタ群、4・・・・・・加減算命令実行回路、
5・・・・・・乗算命令実行回路、6・・・・・・ロー
ド命令実行回路、7・・・・・・ストア命令実行回路、
21・・・・・・命令解読回路、22・・・・・・実行
指示回路、23・−・・・・ビジー登録回路、24・・
・・・・解読済み命令バッファ、25・・・・・・選択
回路。 (〜・ 峯l固

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 並列に実行することができる複数の実行ユニットと メモリ上に格納された命令列を順次解読し前記実行ユニ
    ットのいずれかに実行を指示する命令先取りユニットと
    を備えた情報処理装置において前記命令先取りユニット
    は 各命令語に応じて少なくとも命令実行に必要な情報が格
    納されている場所、実行結果の格納場所、使用すべき実
    行ユニットおよび命令解読後すぐに実行指示を行なう第
    1のタイプの命令か、一旦解読済み命令バッファに格納
    後実行指示を行なう第2のタイプの命令かを認識する命
    令解読手段と、前記複数の実行ユニットのうち、所望の
    実行ユニットに対して実行を指示すれば結果が正しく得
    られる実行可能状態にあるかどうかを示すビジー登録手
    段と、 命令解読終了段階の命令が前記第1のタイプの命令であ
    れば、ビジー登録手段の状態を調べ前記第1のタイプの
    命令が実行可能状態にあれば所望の実行ユニットに対し
    て実行を指示し、実行可能状態になければ、命令解読終
    了状態のまま後続命令の命令先取りも停止させて実行可
    能状態になるのを待ち合わせ、命令解読終了段階の命令
    が前記第2のタイプの命令であれば一旦実行に必要な情
    報を少なくとも1命令分のエリアから成る解読済み命令
    バッファに格納してからビジー登録手段の状態を調べ、
    この状態が実行可能状態にあれば所望の実行ユニットに
    対して実行を指示し、実行可能状態になければ解読済み
    命令バッファ上で待ち合わせ、この待ち合わせの間、後
    続命令の命令先取りは停止させず先取りされた命令の中
    に前記第1のタイプの命令で、実行可能状態のものがあ
    ればこれを先に実行指示させるように制御する実行指示
    手段 とを含むことを特徴とする情報処理装置。
JP13677284A 1984-07-02 1984-07-02 情報処理装置 Granted JPS6116335A (ja)

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