JPS61160740A - 感光発色性組成物 - Google Patents

感光発色性組成物

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JPS61160740A
JPS61160740A JP170485A JP170485A JPS61160740A JP S61160740 A JPS61160740 A JP S61160740A JP 170485 A JP170485 A JP 170485A JP 170485 A JP170485 A JP 170485A JP S61160740 A JPS61160740 A JP S61160740A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は光照射により発色する感光発色性組成物に関す
る。
(従来技術と問題点) 従来、この種の感光発色性組成物は電子供与性呈色性有
機化合物と光活性剤とを組合せた組成物が知られており
、光活性剤として、たとえば、有機ハロゲン化合物(米
国特許第3042515号ないし第3042519号明
細書、特公昭40−373号公報)、キノンジアジド化
合物(特公昭45−30885号公報)、ジアゾニウム
塩(特公昭49−521号公報)を使用することが知ら
れているが、多方面に使用できる満足のいく感光発色性
組成物は未だない。すなわち、感光発色性組成物に要求
される性能としては、光照射により速やかに発色する発
色感度、発色物の高い色濃度、臭気のないこと、光照射
時にガスを発生しないこと、熱、湿度に対する耐久性、
長期保存に耐える安定性、豊富な色種などである。これ
らの感光発色性組成物は光照射時にガスを発生するため
に気泡を生じ易い(キノンジアジド化合物、ジアゾニウ
ム塩を使用したもの)、蒸気圧が高いため臭気が強い(
有機ハロゲン化合物を使用したもの)、熱、湿度に対し
不安定であるため耐久性がなく、長期保存に不安定であ
る(有機ハロゲン化金物、キノンジアジド化合物、ジア
ゾニウム塩を使用したもの)など、いずれかの欠点があ
る。
(発明の目的) 本発明は前記の従来の感光発色性組成物の欠点を改良し
て、必要性能を満足する新規な感光発色性組成物を得る
ことである。
(発明の構成) 本発明は、(A)電子供与性呈色性有機化合物と、(B
)下記の一般式(I)で表わされるスルホニウム塩、一
般式〔II〕で表わされるホスホニウム塩および一般式
〔III〕で表わされるヨードニウム塩から選ばれた少
なくとも一種の光活性剤と、(C)アルコール性水酸基
を有する化合物とを必須成分とする感光発色性組成物で
ある。
ここで、R1、R1,R3は同−又は異なり、炭素原子
4ないし13個を有する芳香族基である。Yは硫黄又は
CH,基で、nは0又は1である。XはClO4、又は
ほう素、りん、アンチモン又はひ素とハロゲンとを含有
した諸イオンである。
一般式(II) ここで、R4は炭素原子1ないし8個のアルキル基、お
よびそれらの置換誘導体から選ばれた1価の脂肪族有機
基、又は炭素原子5ないし13個の芳香族締金環構造、
又は芳香族基を形成する有機基であここで、R5,R&
は水素、ハロゲン原子、ニトロ基、炭素原子工ないし4
個を有するアルキル基およびそれらの置換誘導体から選
ばれた1価の脂肪族である。Xは一般式(1)のXと同
じである。
本発明者は電子供与性呈色性有機化合物と有機ハロゲン
化合物、ジアゾニウム塩などの光活性剤とを必須成分と
して作った感光発色性組成物が発色感度、濃度、色種な
どの各種の点ですぐれていることに着目し、これに臭気
の防止、光照射時の気泡発生、熱、湿度に対する耐久性
、さらに長期保存安定性などの性能を同時に満足させ得
るべく種々検討した結果、光活性剤として前記のスルホ
ニウム塩、ホスホニウム塩、ヨードニウム塩から選ばれ
た少なくとも1種と電子供与性呈色性有機化合物とアル
コール性水酸基を有する化合物の三成分を組合せて用い
ると、所期の目的を達成することを見い出した。この点
が本発明の最大の特長である。
本発明がすぐれた感光発色性組成物になり得た理由は電
子供与性呈色性有機化合物に従来から組合せて使用され
ている有機ハロゲン化合物、ジアゾニウム塩に代えてス
ルホニウム塩、ホスホニウム塩、ヨードニウム塩を用い
るとハロゲン化合物などの光活性剤に比較して熱、湿気
に対する耐久性が高く、長期保存性がよく、臭気がなく
、光照射時にガス、気泡などを発生しなくなり、さらに
アルコール性水酸基を有する化合物を共存させると光照
射の瞬間から電子供与性呈色性有機化合物を発色させる
作用を有する(すなわち、光照射すると、光活性剤とア
ルコール性水酸基を有する化合物の相互作用によって電
子供与性呈色性有機化合物を感度よ(発色させるブレン
ステッド酸、ルイス酸などの発色成分が非常に速く発生
するためと考えられ、この結果、電子供与性呈色性有機
化合物が電子供与し瞬時に発色すると考えられる。)す
ぐれた性状を現わすことを見い出した。このような光活
性剤と電子供与性呈色性有機化合物とアルコール性水酸
基を有する化合物とを組合せた新規な感光発色性組成物
はすべての点で欠点のない満足すべき感光発色性組成物
となり得た。
本発明に使用する電子供与性呈色性有機化合物は通常、
無色又は淡色で、ブレンステッド酸、ルイス酸などの発
色成分の作用で電子供与し発色する性質を有する。代表
的な化合物としては、トリフェニルメタンフタリド類、
フルオラン類、フェノチアジン類、インドリルフタリド
類、ロイコオーラミン類、ローダミンラクタム類、ロー
ダミンラクトン類、インドリン類、トリフヱニルメタン
類、アザフタリド類などであり、同種又は異種のものを
2つ以上組合せて使用できる。次に、具体例を示す。ク
リスタルバイオレットラクトン、マラカイトグリーンラ
クトン、ミヒラーズヒドローズ、3−ジエチルアミノ−
α−ベンゾフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−メチ
ルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(。
−クロロフェニル)−アミノフルオラン、3−N−エチ
ル−N−P−トリルアミノ−7−メチル−N−フェニル
アミノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、N−(2,3−ジクロロフェニル
)−ロイコオーラミン、N−2,4,5−)リクロロフ
ェニルロイコオーラミン、N−ベンゾイルオーラミン、
N−フェニルオーラミン、ローダミンBラクタム、ロー
ダミンBラクトン、2−(フェニルイミノエタンジリデ
ン)−3,3″−ジメチルインドリン、P−ニトロベン
ジルロイコメチレンブルー、ベンゾイルロイコメチレン
ブルー、3.7−ビス(ジメチルアミノ)−1O−ベン
ゾイルフェノチアジン、3.7−ピスジメチルアミノー
1O−(4°−7ミノベンゾイル)フェノチアジン、3
.7−ピスジメチルアミノー1O−(4” −ピリジノ
ベンゾイル)フェノチアジン、3.7−ピスジメチルア
ミノー1O−(4’−ビス−(4ゝト、4 #1lI−
ジメチルアミノフェニル)メチルアミノベンゾイル〕フ
ェノチアジンなどである。
本発明で使用する光活性剤は無色又は淡色で光照射され
ると電子供与性呈色性有機化合物を発色させるブレンス
テッド酸、ルイス酸などの発色成分を放出する性質を有
する化合物で、スルホニウム塩、ホスホニウム塩、ヨー
ドニウム塩である。次に、光活性剤の具体例を示す。
H3 CHx 本発明で使用するアルコール性水酸基を有する化合物は
無色又は淡色の液体又は固体で電子供与性呈色性有機化
合物と光活性剤成分に共存させると、光照射時の発色速
度を向上させる性質を有する。次に化合物の4体例を示
す。ヘキシルアルコール、オクチルアルコール、ノニル
アルコール、デシルアルコール、ラウリルアルコール、
ミリスチルアルコール、七チルアルコール、ステアリル
アルコール、アイコシルアルコール、トコシルアルコー
ル、メチルセルロース、オレイルアルコール、シクロヘ
キサノール、シクロペンタノール、トリフェニルカーピ
ノールナトの脂肪族アルコール、ベンジルアルコール、
β−フェニルエチルアルコール、シンナミルアルコール
などの芳香族アルコール、エチレングリコール、エチレ
ングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコール
モノフェニルエーテル、エチレングリコールモノベンジ
ルエーテル、プロピレングリコール、プロピレングリコ
ールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノア
クリレート、プロピレングリコールモノフェニルエーテ
ル、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、2−
エチル−113−ヘキサンジオール、グリセリン、グリ
セリンモノラウレート、グリセリンモノパルミテート、
グリセリンモノステアレート、グリセリンジラウレート
、ペンタエリスリトール、マンニット、ソルビタン、ソ
ルビタンモノラウレート、ソルビタンモノオレート、ソ
ルビタントリステアレート、ペンタエリスリトールなど
の多価アルコール、ポリビニルアルコール、ポリビニル
アセタール、ポリビニルブチラール、セルロースアセテ
ート、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、セルロースアセテートブチレート、セル
ロースアセテートフタレート、メチルセルロース、エチ
ルセルロース、ポリシロキサンポリカーピノールなどの
高分子アルコ −Jし。
本発明における電子供与性呈色性有機化合物と光活性剤
の割合は電子供与性呈色性有機化合物の1重量部に対し
て光活性剤0.01〜100重量部の範囲で使用できる
が、最適な範囲は0.1〜10重量部である。
さらに、光活性剤とアルコール性水酸基を有する化合物
の割合は光活性剤の1重量部に対してアルコール性水酸
基を有する化合物0.01〜200重量部の範囲で使用
できるが、最適な範囲は0.1〜100重量部である。
本発明の感光発色性組成物はそのままの状態で使用でき
るし、各種の基材に塗布、印刷、ねり込むなど、各種の
使用形態に応じて各種の添加成分を添加して使用できる
。たとえば、天然樹脂、合成樹脂などのバインダー成分
、発色感度を高める増感剤、チタン白、アルミナなどの
薩べい剤、シリカ粉末などの増粘剤、酸、アルカリなど
のpH調整剤、染料、顔料などの色調調整剤、可塑剤、
各種の安定剤などを必要に応じて添加して使用する。
本発明の感光発色性組成物は電子供与性呈色性有機化合
物、光活性剤、アルコール性水酸基を有する化合物およ
び必要に応じて添加剤を加えて、このままか又は適当な
溶媒に溶解分散したり、その後、溶媒を蒸発させたりし
て得ることができる。
このようにして得られた感光発色性組成物は40Qnm
以下の波長域の紫外線を受けると発色し、特に250〜
350nmの波長域の紫外線によって有効に発色する。
光源としては、太陽光、水銀灯、ブラックライト、紫外
線レーザーなどが適する。さらに、この材料は適宜な増
感剤、たとえば染料を加えると分光増感され、4QQn
m以上の可視光(太陽光、タングステン灯)でも発色可
能となる。また、1年以上の長期保存も性能劣化がない
本発明で使用する電子供与性呈色性有機化合物の種類を
適宜変えることにより所望の色調を有する濃い濃度の発
色物を自由に得ることができる。
以上のように、本発明の感光発色性組成物は従来の感光
発色性組成物の欠点を全て改良したすぐれたものであり
、紙、プラスチックシート、金属はく、各種の繊維、ガ
ラス、陶磁器などに塗布、印刷、含浸させたり、2枚の
基材に挟み込んで使用でき、又はインキ化して感光発色
性を有するインキ又は塗料として使用できる。この結果
、本発明の感光発色性組成物は種々の工業材料、装飾材
料、印刷広告物、日用品、玩具、その他の広範囲の用途
に応用できる。
次に、本発明を実施例により説明するが、これらは本発
明の範囲を限定するものではない、実施例中の部は垂蓋
部である。
実施例 I TH−107(保土谷化学(株)製、 電子供与性呈色性有機化合物)   0.25部トリフ
ェニルスルホニウムテトラフルオロボレート     
       0.5部エスレックBM−5(種水化学
(株)製、ブチラール樹脂)         1.5
部メチルエチルケトン       15部トルエン 
            5部メタノール      
      5部全成分を攪拌し溶解した後、ポリエス
テルフィルムに固形分4g/m”となるように塗布して
、感光発色性組成物を有するフィルムを得た。このフィ
ルムに写真ネガ原稿を重ね、太陽光に30秒間露光する
と露光部が黒色に発色した。
このフィルムは臭気がなく、熱、湿度に対する耐久性が
あり、保存性がよく、しかも露光時にガスや気泡が発生
せず、発色感度、濃度の高いものであった。
実施例 2 NBP−1(山本化学(株)製、 電子供与性呈色性有機化合物)   0.25部トリフ
ェニルスルホニウムテトラ フルオロボレート        0.5部トリフェニ
ルホスフェート     0.25部β−フェニルエチ
ルアルコール   0.25部MS−300(新日鉄化
学(株)製、 スチレンメタクリ酸の共重合体樹脂)1.5部トルエン
              8部メチルエチルケトン
        12部メタノール         
    3部全成分を攪拌し溶解した後、上質紙に固形
分4〜5g/m”となるように塗布して、感光発色性組
成物を有する発色紙を得た。この発色紙に写真ネガ原稿
を重ね、ブラックライトに30秒間露光すると白地に露
光部が青色に発色した。
この発色紙は臭気がなく、熱、湿度に対する耐久性があ
り、保存性がよく、しかも露光時にガスや気泡が発生せ
ず、発色感度、濃度の高いものであった。
実施例 3 Red−40P (中本化学(株)製、電子供与性呈色
性有機化合物)   0.25部トリフェニルスルホニ
ウム バークロレート         0.5部エスレソク
BM−3(種水化学(株)製、ブチラール樹脂)   
      1.5部トルエン           
  9部メチルエチルケトン        5部全成
分を攪拌し溶解した後、上質紙に凸版印刷を行ない、感
光発色性組成物を有する発色紙を得た。
この発色紙を太陽光に30秒露光すると印刷部分が赤色
に発色した。
この発色紙は臭気がなく、熱、湿度に対する耐久性があ
り、保存性がよく、しかも露光時にガスや気泡が発生せ
ず、発色感度、濃度の高いものであった。
実施例 4 Green  24P (中本化学(株)製、電子供与
性呈色性有機化合物)   0.25部トリフェニルス
ルホニウムテトラ フルオロボレート        0.5部トリフェニ
ルホスフェート     0.25部エスレックBM−
51,5部 微粉末シリカ           0.5部メチルエ
チルケトン        7部トルエン      
       2部メタノール           
 2部全成分を攪拌し溶解した後、上質紙に孔版を用い
て印刷し、感光発色性組成物を有する発色紙を得た。こ
の発色紙を高圧水銀灯に30秒間露光すると印刷部分が
緑色に発色した。
この発色紙は臭気がなく、熱、湿度に対する耐久性があ
り、保存性がよく、しかも露光時にガスや気泡が発生せ
ず、発色感度、濃度の高いものであった。
実施例 5 0P−55(山田化学(株)製、 電子供与性呈色性有機化合物)   0.25部トリフ
ェニルスルホニウムへキサフル オロホスフェート        0.5部エスレック
BX−L (種水化学(株)製、ブチラール樹脂)  
       1.5部メチルエチルケトン     
  15部メタノール            2部全
成分を撹拌し溶解した後、ポリエステルフィルムに固形
分4〜5g/m”となるように塗布して、感光発色性組
成物を有するフィルムを得た。このフィルムの裏面に粘
着剤を塗りラベルとした。このラベルを容器、文具、玩
具などにはり、太陽光に20秒間以上露光すると橙色に
発色した。
このラベルは臭気がなく、熱、湿度に対する耐久性があ
り、保存性がよく、しかも露光時にガスや気泡が発生せ
ず、発色感度、濃度の高いものであった。
実施例 6 R−DCF (保土谷化学(株)製、 電子供与性呈色性有機化合物)   0.25部トリフ
ェニルフェナシルテトラ フルオロボレー)         0.75部ソルビ
タンモノオレート      0.5部メチルエチルケ
トン       15部トルエン         
    5部全成分を攪拌し溶解した後、紙固形分3g
/rn”となるように塗布して感光発色性組成物を有す
る発色紙を得た。この発色紙を太陽光に30秒間露光す
ると赤色に発色した。
この発色紙は臭気がなく、熱、湿度に対する耐久性があ
り、保存性がよく、しかも露光時にガスや気泡が発生せ
ず、発色感度、濃度の高いものであった。
実施例 7 RLA (保土谷化学(株)製、 電子供与性呈色性有機化合物)   0.25部ジフェ
ニルヨードニウムテトラ フルオロボレート        0.75部オレイル
アルコール        0.25部メチルエチルケ
トン       15部トルエン         
   5部全成分を攪拌し溶解した後、上質紙に固形分
1〜2g/m”となるように含浸して感光発色性組成物
を有する発色紙を得た。この発色紙を太陽光に30秒間
露光すると赤色に発色した。
この発色紙は臭気がな(、熱、湿度に対する耐久性があ
り、保存性がよく、しかも露光時にガスや気泡が発生せ
ず、発色感度、濃度の高いものであった。
実施例 8 PSD−HR(新日曹化工(株)製、 電子供与性呈色性有機化合物)    0.25部トリ
フェニルスルホニウムへ−t−サ フルオロホスフェート      0.75部エチルセ
ルロース N−4(米国バーキュレス社製、セルロース
樹脂)       1部メチルエチルケトン    
    8部全成分を攪拌し溶解した後、上質紙に固形
分3〜4g/m”となるように塗布して感光発色性組成
物を有する発色紙を得た。この発色紙をネガ原稿を重ね
太陽光又はケミカルランプに20秒間露光すると白地に
露光部が赤色に発色した。
この発色紙は臭気がなく、熱、湿度に対する耐久性があ
り、保存性がよく、しかも露光時にガスや気泡が発生せ
ず、発色感度、濃度の高いものであった。
実施例9 NG−100(帝国化学(株)製、 電子供与性呈色性有機化合物)   0.25部トリフ
ェニルスルホニウムへキサ フルオロホスフェート      0.5部ベンジルア
ルコール        1.5部トルエン     
       12.5部メチルイソブチルケトン  
   12.5部全成分を攪拌し溶解した後、このイン
キを繊維ペンに充填した筆記具を得た。
この筆記具を用いて、紙、プラスチックシートに筆記す
ると、筆跡は目で判読できなかったが、太陽光に15秒
間露光すると筆記部分が青色に発色し、隠しインキとし
て有用であることが判明した。
次に、本発明の感光発色性組成物と従来の感光発色性組
成物の性能比較を示す。
試験法 臭気:人間の五感により判定する。
耐熱性:暗所で80°C115時間保存後の発色性 耐湿性:暗所で90%RH124時間保存後の発色性 保存性:室内暗所に1年間保存後の発色性(発明の効果
) 本発明の感光発色性組成物は発色色種が豊富で、しかも
熱、湿度に対する耐久性、保存性にすぐれた性能を有す
る感光発色性組成物である。
特許出願人  パイロット萬年筆株式会社手続補正書く
自発) 昭和60年 2月13日 特許庁長官  志 賀  学  殴 ■、事件の表示 昭和60年特許願第1704号 2゜発明の名称 感光発色性組成物 4、補正命令の日付   自発 昭和  年 月 日 (発送日 昭和  年 月  日) 5、補正の対象 明細書の特許請求の範囲の欄、発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 別紙の通り 66補正の内容 (1)特許請求の範囲の欄を次の通り訂正する。
「(A)電子供与性呈色性有機化合物と、(B)下記の
一般式〔I〕で表わされるスルホニウム塩、一般式[1
1)で表わされるホスホニウム塩および一般式〔III
〕で表わされるヨードニウム塩かう選ばれた少なくとも
一種の光活性剤と、(C)アルコール性水酸基を有する
化合物とを必須成分とする感光発色性組成物。
ここで、RI、R2、R1は同−又は異なり、炭素原子
4ないし13個を有する芳香族基である。Yは硫黄又は
CH,基で、nは0又は1である。X−はClO4、又
はほう素、りん、アンチモン、ひ素のいずれかとハロゲ
ンとを含有した諸イオンである。
一般式(II) ここで、R4は炭素原子1ないし8個のアルキル基、又
はそれらの置換誘導体から選ばれた1価の脂肪族基、又
は炭素原子5ないし13個の芳香放縮金環構造物、又は
芳香族基を形成する有機基である。
Xは一般式Cl)のXと同じである。
ここで、Rs 、R,は水素、ハロゲン原子、ニトロ基
、炭素原子lないし4個を有するアルキル基又はそれら
の置換誘導体から選ばれた1価の脂肪族基である。Xは
一般式(1)のXと同じである。」(2)第5頁第2〜
3行の「又はひ素と」を削除し、そこに「、ひ素のいず
れかと」を挿入する。
(3)第5頁第7〜9行の「および〜構造、」を削除し
、そこに「又はそれらの置換誘導体から選ばれた1価の
脂肪族基、又は炭素原子5ないし13個の芳香に′m合
環構造物、Jを挿入する6 (4)第5真下から第4〜3行の「および」を「又は」
と訂正する。
(5)第5真下から第3行の「脂肪族」を「脂肪族基」
と訂正する。
(6)第25真下から第3行の「テトラ」の前に「ホス
ホニウム」を挿入する。
(7)第26頁第11行のrRLA〜化学」を削除し、
そこにrRed−3P (白木化学」を挿入する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)電子供与性呈色性有機化合物と、(B)下記の一
    般式〔 I 〕で表わされるスルホニウム塩、一般式〔II
    〕で表わされるホスホニウム塩および一般式〔III〕で
    表わされるヨードニウム塩から選ばれた少なくとも一種
    の光活性剤と、(C)アルコール性水酸基を有する化合
    物とを必須成分とする感光発色性組成物。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、R_1、R_2、R_3は同一又は異なり、炭
    素原子4ないし13個を有する芳香族基である、Yは硫
    黄又はCH_2基で、nは0又は1である、X^−はC
    lO^−_4、又はほう素、りん、アンチモン、又はひ
    素とハロゲンとを含有した錯イオンである。 一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、R_4は炭素原子1ないし8個のアルキル基、
    およびそれらの置換誘導体から選ばれた1価の脂肪族基
    、又は炭素原子5ないし13個の芳香族縮合環構造、又
    は芳香族基を形成する有機基である。 X^−は一般式〔 I 〕のX^−と同じである。 一般式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、R_5、R_6は水素、ハロゲン原子、ニトロ
    基、炭素原子1ないし4個を有するアルキル基およびそ
    れらの置換誘導体から選ばれた1価の脂肪族基である、
    X^−は一般式〔 I 〕のX^−と同じである。
JP170485A 1984-09-07 1985-01-09 感光発色性組成物 Granted JPS61160740A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011053718A (ja) * 2004-02-06 2011-03-17 Rohm & Haas Electronic Materials Llc 画像形成組成物および画像形成方法

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