JPS61158029A - 磁気記録媒体の巻取方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビデオテープ、オーディオテープ、フロッピー
ディスク等の磁気記録媒体の巻取方法に関するものであ
る。

従来の技術 従来のａ気記録媒体の巻取方法に関する文献は見当らな
いが、第２図に示す様な構成であった。

第２図は従来の磁気記録媒体の巻取方法を示す概略図で
ある。第２図において、１は両面に磁性塗料を塗布した
磁気記録媒体４を弾性ロール２と共にカレンダーするメ
タルロールである。３は磁気記録媒体４を次工程に導く
ガイドロールである。

６はカレンダー終了後に磁気記録媒体４を巻取るコアで
ある。

発明が解決しようとする問題点 しかし、このような構造のものではカレンダー終了後の
磁気記録媒体４がコア６に巻かれた時に磁気記録媒体４
０両面が直接接することによシ磁性塗料がはがれてしま
い不良品を発生させていた。

これは下記の理由による。つまり磁気記録媒体４の両面
に塗布されている磁性塗料の粘着度が高いため、コア６
に巻いた磁気記録媒体４０表と裏の面が接着してしまい
ベースフィルムから磁性塗料がはがれる現象となってい
る。

そこで本発明は、コアに磁気記録媒体を巻回した時にも
磁性塗料のはがれのおさないようにするものである。

問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、
磁性塗料を塗布したベースフィルムを巻回してコアにロ
ール状に巻取る際にベースフィルムに重ねて、合成樹脂
性のフィルムを同時に巻取ることである。

作用 この技術的手段による作用は次のようになる。

すなわち、巻取時に磁性面同志が接触することがなくな
り、従って磁性面同志の接触がなく造ることにより磁性
層のはかれかなくなる。この結果両面に磁性塗料を塗布
された磁気記録媒体の巻取時における不良が少なくなる
。

実施例 以下１本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図において第２図と同一箇所には同一番号を付
している。弾性ロール１とメタルロール２によるカレン
ダ一工程を終えた磁気記録媒体４はガイドロール３によ
り導かれてコア５に巻回される。カレンダ一工程とコア
６による巻取工程の間に合成樹脂性のフィルム６を巻回
したコア７からフィルム７を供給し、磁気記録媒体４と
同時にコア５に巻取る。同時に巻取ることにより磁気記
録媒体４の表面に塗布された磁性塗料が直接磁性塗料に
触れなくなる。従って磁性塗料がその粘着力によシ磁気
記録媒体４上の磁性塗料を取ることがなくなるため、表
面はカレンダ一工程による加工をうけたままの状態とな
る。従来ではこの工程において歩留りが非常に悪く０％
に近かったが、本発明により歩留りが９０％となり太幅
に改善された。

発明の効果 本発明は両面に磁性塗料を塗布したベースフィルムをコ
アに巻取る際に、合成樹脂性のフィルムを重ねて同時に
巻取ることにより、磁性塗料同志の接触による磁性塗膜
のはがれを防止する画期的な方法であり、きわめて有益
な発明である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の磁気記録媒体の巻取方法を
示す概略図、第２図は従来の磁気記録媒体の巻取方法を
示す概略図である。 １・・・・・・メタルロール、２・・・・・・弾性ロー
ル、４・・・・・・磁気記録媒体、６・・・・・・コア
、６・・・・・・合成樹脂性フィルム。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ベースフィルムの両面に磁性層を塗布乾燥した後、カレ
   ンダー処理を施し、前記ベースフィルムを巻回してコア
   にロール状に巻取る際に、合成樹脂性のフィルムを重ね
   て同時に巻取ることを特徴とする磁気記録媒体の巻取方
   法。