JPS639023A - 磁気記録テ−プの製造方法 - Google Patents
磁気記録テ−プの製造方法Info
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- JPS639023A JPS639023A JP15314486A JP15314486A JPS639023A JP S639023 A JPS639023 A JP S639023A JP 15314486 A JP15314486 A JP 15314486A JP 15314486 A JP15314486 A JP 15314486A JP S639023 A JPS639023 A JP S639023A
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- tape
- magnetic
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Links
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Landscapes
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、磁気記録テープ、特に走行性にすぐれた磁気
記録テープの製造方法に関するものである。
記録テープの製造方法に関するものである。
従来の技術
磁気記録テープ、例えばビデオテープ、オーディオテー
プ等においては、磁性体である金属酸化物、或は金属の
、粉末を結合剤と混線分散し、高分子フィルムに塗工乾
燥させた、いわゆる塗布型テープが主流である。磁気記
録テープの磁性層全形成する磁性塗料には、磁性粉の分
散剤、或は磁気記録再生ヘッドとの潤滑剤として油成分
が含まれている。そのため、塗工後乾燥工程を隔てた後
、リールに巻き取られた磁気記録テープの磁性層を硬化
する際、磁性層の油成分が高分子フィルムの裏面に転写
される。この磁気記録テープ裏面の油成分は、摩擦係数
の点では、油成分の存在が摩擦係数を低くするため有利
と考えられていた。
プ等においては、磁性体である金属酸化物、或は金属の
、粉末を結合剤と混線分散し、高分子フィルムに塗工乾
燥させた、いわゆる塗布型テープが主流である。磁気記
録テープの磁性層全形成する磁性塗料には、磁性粉の分
散剤、或は磁気記録再生ヘッドとの潤滑剤として油成分
が含まれている。そのため、塗工後乾燥工程を隔てた後
、リールに巻き取られた磁気記録テープの磁性層を硬化
する際、磁性層の油成分が高分子フィルムの裏面に転写
される。この磁気記録テープ裏面の油成分は、摩擦係数
の点では、油成分の存在が摩擦係数を低くするため有利
と考えられていた。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、実際の走行系、例えばビデオデツキ、オ
ーディオデツキ等で走行させる場合、磁気記録テープ裏
面とデツキのポスト、磁気記録テープ裏面とテープ力セ
ントのポスト、磁気記録テープ裏面と磁気記録テープ磁
性面という様に、面接触となる。この面接触の場合、磁
気記録テープ裏面の油成分は、摩擦力とは別の粘着力を
生ずる。
ーディオデツキ等で走行させる場合、磁気記録テープ裏
面とデツキのポスト、磁気記録テープ裏面とテープ力セ
ントのポスト、磁気記録テープ裏面と磁気記録テープ磁
性面という様に、面接触となる。この面接触の場合、磁
気記録テープ裏面の油成分は、摩擦力とは別の粘着力を
生ずる。
この粘着力は、磁気記録テープ走行性の点において、例
えば磁気テープのデツキポストへの引っ掛り、テープ巻
き取りの際の空気のかみ込み等、悪影響をおよぼす。従
来の磁気記録テープでは、走付性において上記欠点を有
しており、実用面で問題があった。
えば磁気テープのデツキポストへの引っ掛り、テープ巻
き取りの際の空気のかみ込み等、悪影響をおよぼす。従
来の磁気記録テープでは、走付性において上記欠点を有
しており、実用面で問題があった。
本発明は上記問題に鑑み、走行性の問題を解決した磁気
テープを提供するものである。
テープを提供するものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために、本発明の磁気テープの製
造方法は、高分子フィルムの表面に磁性塗料を塗布、乾
燥したテープをリールに巻き取って硬化させ、硬化後テ
ープを再度巻き取る際、高分子フィルムの裏面を有機溶
剤を用いて洗浄することを特徴としたものである。
造方法は、高分子フィルムの表面に磁性塗料を塗布、乾
燥したテープをリールに巻き取って硬化させ、硬化後テ
ープを再度巻き取る際、高分子フィルムの裏面を有機溶
剤を用いて洗浄することを特徴としたものである。
作 用
本発明は、上記のように磁気記録テープの裏面に転写し
た油成分を、有機溶剤を用いて除去することにより、走
行性にすぐれた磁気記録テープを得るものである。
た油成分を、有機溶剤を用いて除去することにより、走
行性にすぐれた磁気記録テープを得るものである。
実施例
以下に、本発明の製造方法について図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第１図は本発明の一実施例に係る磁気記録テープの部分
断面図を示す。第１図で、１は磁性層、２は高分子フィ
ルムである。１の磁性層は、磁気記録媒体である金属酸
化物、或は、金属粉末を高分子バインダーで固定した層
で、記録再生の際は、再生ヘッドがこの層と接触するこ
とによシ磁気記録が再生される。この時、再生ヘッドと
磁性層との間に接触摩擦が生ずる。この摩擦抵抗を小さ
くするために、通常磁気記録テープ磁性層には、潤滑剤
（油成分）が含まれている。
断面図を示す。第１図で、１は磁性層、２は高分子フィ
ルムである。１の磁性層は、磁気記録媒体である金属酸
化物、或は、金属粉末を高分子バインダーで固定した層
で、記録再生の際は、再生ヘッドがこの層と接触するこ
とによシ磁気記録が再生される。この時、再生ヘッドと
磁性層との間に接触摩擦が生ずる。この摩擦抵抗を小さ
くするために、通常磁気記録テープ磁性層には、潤滑剤
（油成分）が含まれている。
塗布型磁気記録テープの製造工程で、高分子フィルム基
村上に磁性塗料を塗布し、乾燥させる。この乾燥は、磁
性塗料中の溶媒を蒸発させるものである。
村上に磁性塗料を塗布し、乾燥させる。この乾燥は、磁
性塗料中の溶媒を蒸発させるものである。
その後、バインダーを重合させ磁性粉を固定させる。こ
の磁性層のバインダーの重合は、テープをリールに巻き
取った状態で行われる。そのため、磁性層が高分子フィ
ルムの裏面と接触１、磁性層中の潤滑剤（油成分）がテ
ープ裏面に転写される。
の磁性層のバインダーの重合は、テープをリールに巻き
取った状態で行われる。そのため、磁性層が高分子フィ
ルムの裏面と接触１、磁性層中の潤滑剤（油成分）がテ
ープ裏面に転写される。
第２図は、従来の磁気記録テープの断面図であり、図中
３は転写された油成分である。
３は転写された油成分である。
第１図は、第２図に示すような従来の磁気記録テープの
裏面を、アセトンで洗浄後の部分断面図である。第２図
で存在していた油層３は、有機溶媒で洗浄することによ
って除去される。
裏面を、アセトンで洗浄後の部分断面図である。第２図
で存在していた油層３は、有機溶媒で洗浄することによ
って除去される。
本発明は、Ｋ１図の様な、裏面に油成分が存在しない磁
気記録テープを与えるものである。本発明の方法は、製
造工程において、磁性層を硬化させてリールに巻き取ら
れた磁気記録テープを再度巻き取る際、有機溶媒を用い
て、テープ裏面に付着している油成分を除去することに
より達成される。
気記録テープを与えるものである。本発明の方法は、製
造工程において、磁性層を硬化させてリールに巻き取ら
れた磁気記録テープを再度巻き取る際、有機溶媒を用い
て、テープ裏面に付着している油成分を除去することに
より達成される。
第３図は、磁気テープ裏面を有機溶媒で洗浄したテープ
と洗浄しない従来のテープの裏面に付着している油成分
量の差を示したもので、捧インチ巾の磁気テープについ
て長さ１ｍ当りの量をμりで示した。図から明らかな様
に、有機溶媒で洗浄することにより、テープ裏面の油成
分が除去されている。
と洗浄しない従来のテープの裏面に付着している油成分
量の差を示したもので、捧インチ巾の磁気テープについ
て長さ１ｍ当りの量をμりで示した。図から明らかな様
に、有機溶媒で洗浄することにより、テープ裏面の油成
分が除去されている。
第４図は、一定面積のテープの裏面とガラス板を接触さ
せ、テープを水平に引張った時、テープがガラス板に対
して動きだす力を、テープに垂直に加える荷重を変化さ
せて測定した結果を示すもので、面積１０朋Ｘ７５ｍの
磁気テープてついて、荷重（めに対する面接触引張強度
（のを示すものである。２は従来の磁気記録テープ、１
はそのテープの裏面から油成分を有機溶媒を用いて除去
したものの結果である。第４図から明らかな様に、従来
の磁気テープに比べ本発明による磁気テープは、面接触
てよる粘着力（０荷重時での引張力）が、大幅に減小し
ているのがわかる。また摩擦係数（グラフの傾き）は、
はとんど変化しないのがわかる。
せ、テープを水平に引張った時、テープがガラス板に対
して動きだす力を、テープに垂直に加える荷重を変化さ
せて測定した結果を示すもので、面積１０朋Ｘ７５ｍの
磁気テープてついて、荷重（めに対する面接触引張強度
（のを示すものである。２は従来の磁気記録テープ、１
はそのテープの裏面から油成分を有機溶媒を用いて除去
したものの結果である。第４図から明らかな様に、従来
の磁気テープに比べ本発明による磁気テープは、面接触
てよる粘着力（０荷重時での引張力）が、大幅に減小し
ているのがわかる。また摩擦係数（グラフの傾き）は、
はとんど変化しないのがわかる。
発明の効果
以上のように、本発明によれば、磁気記録テープ裏面に
付着する油成分を有機溶媒を用いて除去することにより
、従来のテープ裏面に油成分の存在するものと比較して
、テープ走行性が大きく改善されるという効果が発揮さ
れる。
付着する油成分を有機溶媒を用いて除去することにより
、従来のテープ裏面に油成分の存在するものと比較して
、テープ走行性が大きく改善されるという効果が発揮さ
れる。
第１図は、本発明の一実施例に係る磁気記録テープの構
造を示す断面図、第２図は従来の磁気記碌テープの断面
図、第３図は本発明品と従来品とのテープ裏面の油成分
量を示すグラフ、第４図は本発明品と従来品の摩擦及び
粘着力に関する実験結果を示すグラフである。 １・・・・・・磁性層、２・・・・・・高分子フィルム
、３・・・・・・油成分。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第
１ 図 第２図 第３図
造を示す断面図、第２図は従来の磁気記碌テープの断面
図、第３図は本発明品と従来品とのテープ裏面の油成分
量を示すグラフ、第４図は本発明品と従来品の摩擦及び
粘着力に関する実験結果を示すグラフである。 １・・・・・・磁性層、２・・・・・・高分子フィルム
、３・・・・・・油成分。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第
１ 図 第２図 第３図
Claims (1)
- 高分子フィルムの表面に磁性塗料を塗布、乾燥したテー
プをリールに巻き取って硬化させ、硬化後テープを再度
巻き取る際、高分子フィルムの裏面を有機溶媒を用いて
洗浄することを特徴とする磁気記録テープの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15314486A JPS639023A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 磁気記録テ−プの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15314486A JPS639023A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 磁気記録テ−プの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS639023A true JPS639023A (ja) | 1988-01-14 |
Family
ID=15555975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15314486A Pending JPS639023A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 磁気記録テ−プの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS639023A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6427472B1 (en) | 1996-10-01 | 2002-08-06 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Air conditioner for a vehicle |
-
1986
- 1986-06-30 JP JP15314486A patent/JPS639023A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6427472B1 (en) | 1996-10-01 | 2002-08-06 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Air conditioner for a vehicle |
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