JPS61156719A - 電解コンデンサ素子の製造方法 - Google Patents

電解コンデンサ素子の製造方法

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JPS61156719A
JPS61156719A JP28060084A JP28060084A JPS61156719A JP S61156719 A JPS61156719 A JP S61156719A JP 28060084 A JP28060084 A JP 28060084A JP 28060084 A JP28060084 A JP 28060084A JP S61156719 A JPS61156719 A JP S61156719A
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JP
Japan
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electrode foil
electrolytic capacitor
capacitor element
winding
electrolytic
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上田 健司
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Nippon Chemi Con Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電解コンデンサの改良に係り、特に、電解
コンデンサ素子の巻始め端部の巻回状態を良好にする製
造方法に関する。
〔従来の技術〕
一般の電解コンデンサは、電極箔と電解紙とを巻回して
形成した電解コンデンサ素子を電解液に含浸した後、外
装ケースに収納して製造している。
この電解コンデンサの静電容量は、陽極に用いられる電
極箔の表面積に比例する。そこで、陽極電極箔の表面は
、電解コンデンサ素子の単位体積当りの静電容量を増加
させるため、エツチング等の拡大処理が施される。特に
、大容量化を図る場合、高倍率のエツチング処理を施し
て、陽極電極箔を貫通する微細な透孔を形成している。
そのため陽極電極箔は、剛性であるとともに極端に脆弱
になり、わずかな機械的ストレスに対しても割れ、折れ
等の破損が生じてしまう。
そこで、高倍率の陽極電極箔は、先端にすり割りを備え
た巻軸により、陰極電極箔および複数の電解紙を予め巻
回した後、電解紙の間に挟み込まれるとともに、巻回さ
れていた。
〔解決しようとする問題点〕
しかし従来の巻回方法によると、陽極電極箔が剛性であ
るため、巻始め端部が予め巻回された陰極電極箔および
電解紙の曲面に馴染まず、直線状になってしまう。その
ため、電解コンデンサ素子の陽極電極箔の巻始め端部付
近には、空隙が形成され、電解コンデンサ素子の巻回状
態を乱して体積効率の低下を招く場合があった。あるい
は、陽極電極箔自体の巻回を困難にしていた。
また、陽極電極箔の巻始め端部の角部が電解紙を突き破
り、電気的短絡等の事故を誘発することもあった。
この発明の目的は、電極箔の巻始め端部の巻回状態を良
好にし、電解コンデンサ素子の体積効率の向上を図るこ
とにある。
〔問題点を解決する手段〕
先端にすり割りを備えた巻軸により、電極箔と電解紙と
を異なる位置で巻回する電解コンデンサ素子の製造方法
において、電極箔を断裁するカッタと、端面の一部に電
解コンデンサ素子の中心部付近と略同曲率の円弧が形成
された押圧部とが一体に形成された断裁刃によって断裁
された電極箔を、予め空巻きした電解紙に挟み込むとと
もに巻回することを特徴としている。
〔実施例〕
以下この発明の実施例を図面にしたがい説明する。
第1図は、この発明の実施例による電極箔のを回工程を
説明する説明図である。第2図は、実施例において使用
する断裁刃の構造を示す断面図である。
図面において電極箔1は、表面にエツチング処理を施さ
れている。更に、陽極側の電極箔1は、誘電体酸化皮膜
層が形成される。この電極箔1は、断裁刃5によって断
裁される。
断裁刃5は、第2図に示したように、電極箔1を断裁す
るカッタ6と、端面の一部に凸状円弧が形成された押圧
部7とが一体に形成された上刃5(al、およびこの上
刃5(a)に設けられた円弧と同曲率の凹状円弧の押圧
部9を備えた下刃5(b)とから構成されている。また
断裁刃5に備えられた押圧部7.9の円弧は、巻回され
る電解コンデンサ素子4の中心部付近の曲面と略同曲率
に形成されている。
この断裁刃5は、第2図に示したように、矢印Yの方向
に移送された電極箔lを断裁するとともに、押圧部7.
9によって電極箔1の先端に曲面部11を形成させる。
電極箔1が断裁されると、前工程として既に完成した電
解コンデンサ素子4が巻軸3から抜き取られ、電解紙2
が巻軸3に挟み込まれる。
巻軸3は、第1図に示したように、先端にすり割りを備
えている。このすり割りは、複数の電解紙2を挟み込む
。このとき、電解紙2の先端は、すり割りから僅かに突
出し、電解紙2の巻回を可能にする。次いで巻軸3は、
必要な回数だけ回転して電解紙2のみ空巻する。この空
巻部分は、電解コンデンサ素子4の中心部を構成するこ
とになる。
電極箔1は、第1図に示したように、チャック10によ
って把持されて、矢印Xの方向から巻軸3近傍まで移送
される。次いで、複数の電解紙2の間に引き込まれるよ
うに他方の電極箔1とともに数回巻回されて電解コンデ
ンサ素子4を完成させる。次いで、電極箔lの巻き終わ
り端部が断裁刃5によって断裁され、電解コンデンサ素
子4の巻回工程は終了する。
〔作 用〕
電極箔は、第1図に示すように、電解コンデンサ素子4
の中心部とは異なる部分から、巻回工程の途中で挿入さ
れる。
また、電極箔1の先端部は、第2図に示すような断裁刃
5によって断裁されるとともに、この断裁刃5に一体に
備えられた押圧部7.9によって押圧されるため、曲面
部11が形成されることになる。この曲面部llは、電
解コンデンサ素子4の中心部付近の曲面と略同曲率に形
成されている。
したがって、この巻回工程による電極箔1の巻始めにお
いて、既に先端部分が電解コンデンサ素子4の中心部付
近の曲面と略同曲率の曲面に形成されていることになり
、剛性のある高倍率の陽極電極箔であっても、電解コン
デンサ素子4の中心部付近に馴染み易く、良好な巻回状
態を実現させることが可能となる。
なお、この発明の実施例においては、断裁刃5として、
上刃5(a)に凸状円弧の押圧部7、下刃5fb)に凹
状円弧の押圧部9を設けたが、下刃5(b)に凸状の円
弧を設け、上刃5(a)に凹状の円弧を備えてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、先端にすり割りを備えた巻軸により、電
極箔と電解紙とを異なる位置で巻回する電解コンデンサ
素子の製造方法において、電極箔を断裁するカッタと、
端面の一部に電解コンデンサ素子の中心部付近と略同曲
率の円弧が形成された押圧部とが一体に形成された断裁
刃によって断裁された電極箔を、予め空巻きした電解紙
に挟み込むとともに巻回することを特徴としているので
、電極箔の巻始め端部が電解コンデンサ素子の中心部付
近の曲面に馴染み、電解コンデンサ素子の巻回状態を乱
すことがない。したがって、電解コンデンサ素子の体積
効率を向上させることが容易になる。
また、電極箔の巻始め端部が直線状に形成されることが
なくなるので、従来のように、高倍率の電極箔であって
も、割れ、折れ等の破損事故が発生しなくなり、電解コ
ンデンサ素子の巻回工程における歩留りを向上させるこ
とができる。
また、この発明による巻回工程自体は、従来の巻回工程
とほぼ同一であり、工程の大幅な変更をすることなく、
良好な巻回状態の電解コンデンサ素子を実現させること
ができる。
以上のように、この発明は、曲面を形成する円弧状の押
圧部を備えた断裁刃で断裁した電極箔を電解コンデンサ
素子の巻き工程の途中から挿入することにより、巻回状
態の良好な電解コンデンサ素子を実現する有益な発明で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例による電極箔の巻回工程を
説明する説明図である。第2図は、実施例において使用
する断裁刃の構造を示す断面図である。 l・・電極箔、2・・電解紙、3・・巻軸、4・・電解
コンデンサ素子、5・・断裁刃、6,8・・カッタ、7
,9・・押圧部、IO・・チャック、11・・曲面部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)先端にすり割りを備えた巻軸により、電極箔と電
    解紙とを異なる位置で巻回する電解コンデンサ素子の製
    造方法において、電極箔を断裁するカッタと、端面の一
    部に電解コンデンサ素子の中心部付近と略同曲率の円弧
    が形成された押圧部とが一体に形成された断裁刃によっ
    て断裁された電極箔を、予め空巻きした電解紙に挟み込
    むとともに巻回することを特徴とする電解コンデンサ素
    子の製造方法。
JP28060084A 1984-12-27 1984-12-27 電解コンデンサ素子の製造方法 Granted JPS61156719A (ja)

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JP28060084A JPS61156719A (ja) 1984-12-27 1984-12-27 電解コンデンサ素子の製造方法

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JPS61156719A true JPS61156719A (ja) 1986-07-16
JPH0426535B2 JPH0426535B2 (ja) 1992-05-07

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ID=17627289

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0410519A (ja) * 1990-04-27 1992-01-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd アルミ電解コンデンサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0410519A (ja) * 1990-04-27 1992-01-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd アルミ電解コンデンサ

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JPH0426535B2 (ja) 1992-05-07

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