JPS61156506A - 磁気ヘツド - Google Patents
磁気ヘツドInfo
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- JPS61156506A JPS61156506A JP27988284A JP27988284A JPS61156506A JP S61156506 A JPS61156506 A JP S61156506A JP 27988284 A JP27988284 A JP 27988284A JP 27988284 A JP27988284 A JP 27988284A JP S61156506 A JPS61156506 A JP S61156506A
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- Japan
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- core
- magnetic
- recording
- coil
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は磁気ヘッドに係り、特に記録・再生用コア(以
下R/Wコアと記す)と消去用コア(以下Eコアと記す
)を具備するものにおいて記録、再生特性を改良して記
録、再生情報信頼度を高めるのに好適な磁気ヘッドに関
する。
下R/Wコアと記す)と消去用コア(以下Eコアと記す
)を具備するものにおいて記録、再生特性を改良して記
録、再生情報信頼度を高めるのに好適な磁気ヘッドに関
する。
磁気ヘッドが記録媒体上の任意のトラックに移動するこ
とによって位置決めされる方式のもの、或いは磁気テー
プや可読性磁気ディスクのように記録媒体が交換可能で
あり、機器相互間で互換性のある方式のものにおいては
、所望の情報トラ1ツクに正確に位置決めされないこと
により、正規の情報トラックの信号に加えて、このトラ
ックに隣接した領域に記録された不要信号も再生され、
情報の信頼度の低下が問題となる。この問題を解決する
ための有力なa気ヘッド構造が特公昭51−51765
に示されている。
とによって位置決めされる方式のもの、或いは磁気テー
プや可読性磁気ディスクのように記録媒体が交換可能で
あり、機器相互間で互換性のある方式のものにおいては
、所望の情報トラ1ツクに正確に位置決めされないこと
により、正規の情報トラックの信号に加えて、このトラ
ックに隣接した領域に記録された不要信号も再生され、
情報の信頼度の低下が問題となる。この問題を解決する
ための有力なa気ヘッド構造が特公昭51−51765
に示されている。
この公知例の磁気ヘッドはR/Wコアとこれを挿みこむ
ように配設された一対のEコアを具備しており、正規の
情報の記録/再生はR/Wコアが作動し、このトラック
に隣接した領域に対しては、Eコアが作動して、不正記
録信号を消去し、不要信号が再生されないようKするこ
とで情報の信頼度を高めている。
ように配設された一対のEコアを具備しており、正規の
情報の記録/再生はR/Wコアが作動し、このトラック
に隣接した領域に対しては、Eコアが作動して、不正記
録信号を消去し、不要信号が再生されないようKするこ
とで情報の信頼度を高めている。
このようなトラック幅の両側面を消去するための磁気ヘ
ッドの構造として上述の公知例は、Eコアの脚部にバッ
クバー(横棒)が存在せず構造的に比較的単純で、製造
工程も簡略化できる特徴を有している。しかしこのよう
に磁気回路を開田路にすることは言うまでもなく空間漏
洩磁束を増大せしめ、Eコアの消去効率を低下させてし
まうと共に、特開昭54−22816に指摘されている
ようにEコアの漏洩磁束とR/Wコアの信号磁束が重畳
して記録信号を歪ませ、磁束の反転を狂わせるために、
非常に高い記録密度で用いられる磁気ヘッドに使用する
ことは困難となる。そこで前記特開昭54−22816
4Cおいてはこれを改良するためにEコアを閉磁路化し
て空間漏洩磁束を大幅に低減することにより、Eコアの
消去効率の増大とR/Wコアの信号磁束との干渉を防止
し、かくて高記録密度化を可能にしている。
ッドの構造として上述の公知例は、Eコアの脚部にバッ
クバー(横棒)が存在せず構造的に比較的単純で、製造
工程も簡略化できる特徴を有している。しかしこのよう
に磁気回路を開田路にすることは言うまでもなく空間漏
洩磁束を増大せしめ、Eコアの消去効率を低下させてし
まうと共に、特開昭54−22816に指摘されている
ようにEコアの漏洩磁束とR/Wコアの信号磁束が重畳
して記録信号を歪ませ、磁束の反転を狂わせるために、
非常に高い記録密度で用いられる磁気ヘッドに使用する
ことは困難となる。そこで前記特開昭54−22816
4Cおいてはこれを改良するためにEコアを閉磁路化し
て空間漏洩磁束を大幅に低減することにより、Eコアの
消去効率の増大とR/Wコアの信号磁束との干渉を防止
し、かくて高記録密度化を可能にしている。
しかし、記録媒体の単位面積あたりの記録容量を更に高
くしたいという市場の要求に答えるためには上述の記録
密度の増大だけでは不十分でトラック密度の増大および
R/Wコアの記録/再生ギャップと、Eコアの消去ギヤ
ツブ間寸法の低減が必要になる。前者が必要な理由は自
明であるが、後者の理由は前述のトラック隣接領域に対
する不正記録信号の消去を保証するために、記録媒体が
記録/再生ギヤ、プから消去ギャップまで走行する距離
だけ、各トラック内に情報信号を記録/再生できない領
域を設ける必要があり、ギヤツブ間寸法を低減すること
に 。
くしたいという市場の要求に答えるためには上述の記録
密度の増大だけでは不十分でトラック密度の増大および
R/Wコアの記録/再生ギャップと、Eコアの消去ギヤ
ツブ間寸法の低減が必要になる。前者が必要な理由は自
明であるが、後者の理由は前述のトラック隣接領域に対
する不正記録信号の消去を保証するために、記録媒体が
記録/再生ギヤ、プから消去ギャップまで走行する距離
だけ、各トラック内に情報信号を記録/再生できない領
域を設ける必要があり、ギヤツブ間寸法を低減すること
に 。
よってこの領域の長さも低減でき、記録容量を増大でき
るからである。
るからである。
しかし、このような高記録容量を目ざした磁気ヘッドに
おいては前記特開昭54−22816のBコア閉磁路構
造を採用しても不十分であり、Bコアの消去磁束と、F
L/Wコアの信号磁束の干渉を十分防止できず、再生波
形が非対称になる等のために記録、再生情報の信頼度が
低下し実用上問題があることが判明した。
おいては前記特開昭54−22816のBコア閉磁路構
造を採用しても不十分であり、Bコアの消去磁束と、F
L/Wコアの信号磁束の干渉を十分防止できず、再生波
形が非対称になる等のために記録、再生情報の信頼度が
低下し実用上問題があることが判明した。
本発明の目間は、かかる問題を解決し、記録再生情報の
信頼度を高め、高記録容量が冥現できる・気ヘッドを提
供するととKある。
信頼度を高め、高記録容量が冥現できる・気ヘッドを提
供するととKある。
本発明の実施例を第1−に示す。この実施例におけるE
コア1の形状を第2図(a)に、又、R/Wコア2の形
状を第2図<h>に示す。第2図(”)において、Bコ
アはフェライト材から成るL形コアSおよび工形コア4
が、ガラス5により″tS着接合されており、更に、補
強用セラミックチップ6が工形コアにガラス又は樹脂で
接合されている。L形コア5と工形コア4の接合厚さが
Eコアギャップ7を形成する。同様に第2図(J)にお
いてフェライト材から成るL形コア8および工形コア9
が、ガラス5によって溶着接合されており、更に、補強
用セラミックチップ10が1形コアにガラス又は樹脂で
接合されている。L形コアと工形コアの接合厚さがR/
Wコアギヤ、グ11を形成する、これらBコア、および
i(、/ Wコアを第5図(”)に示すように中央にR
/Wコア、その前後にEコアをガラス又は樹脂で接合し
積層体を得る。このときに記録媒体と対向させ、一定の
浮動状態域いは安定接触状態を確保するための支持スラ
イダ材(図示を略す)を前記積層と同様に接合してもよ
く、或いは前記積層後に支持スライダに接合してもよい
、仄に、これら積層体に第1図に示すようにR/Wコア
な閉磁路化するためのフェライト材から成るバックパー
12および、Eコアを同様に閉磁路化するための一対の
バックパー15を1モ意の無機又は有機接合材料で接合
する。或いはバネ材等で機械的にはさみこんで閉8路化
することも可能である。更にR/Wコア窓部にてR/W
コイ/I/14を巻線し、Eコア窓部にてEコイル15
を巻線する。これらのコイルは予めボビン上に巻線した
ものをL形コア脚部に挿入した後バックバーをとりつけ
てもよい。
コア1の形状を第2図(a)に、又、R/Wコア2の形
状を第2図<h>に示す。第2図(”)において、Bコ
アはフェライト材から成るL形コアSおよび工形コア4
が、ガラス5により″tS着接合されており、更に、補
強用セラミックチップ6が工形コアにガラス又は樹脂で
接合されている。L形コア5と工形コア4の接合厚さが
Eコアギャップ7を形成する。同様に第2図(J)にお
いてフェライト材から成るL形コア8および工形コア9
が、ガラス5によって溶着接合されており、更に、補強
用セラミックチップ10が1形コアにガラス又は樹脂で
接合されている。L形コアと工形コアの接合厚さがR/
Wコアギヤ、グ11を形成する、これらBコア、および
i(、/ Wコアを第5図(”)に示すように中央にR
/Wコア、その前後にEコアをガラス又は樹脂で接合し
積層体を得る。このときに記録媒体と対向させ、一定の
浮動状態域いは安定接触状態を確保するための支持スラ
イダ材(図示を略す)を前記積層と同様に接合してもよ
く、或いは前記積層後に支持スライダに接合してもよい
、仄に、これら積層体に第1図に示すようにR/Wコア
な閉磁路化するためのフェライト材から成るバックパー
12および、Eコアを同様に閉磁路化するための一対の
バックパー15を1モ意の無機又は有機接合材料で接合
する。或いはバネ材等で機械的にはさみこんで閉8路化
することも可能である。更にR/Wコア窓部にてR/W
コイ/I/14を巻線し、Eコア窓部にてEコイル15
を巻線する。これらのコイルは予めボビン上に巻線した
ものをL形コア脚部に挿入した後バックバーをとりつけ
てもよい。
本発明の特徴はこれらR,/Wコイル、6コイルに加え
てR/Wコアの1141部に補償コイル16を具備する
ことにあり、以下に具体的に説明する。
てR/Wコアの1141部に補償コイル16を具備する
ことにあり、以下に具体的に説明する。
従来の磁気ヘッドの構造例として記録媒体対向凹側から
みたときのコア積層構造をwJS図(旬に、又このとき
のEコアとH,/ Wコアの平面的相対位置関係を補強
用セラミックチップを省いて表わしたものを第4図(4
)に示す。この図で実線はEコア、破線はR/Wコアを
表わす。このような磁気回路構造は前記公知例にも示さ
れているように)t/WコアとEコアは分離されていて
相互のコア間の8束の干渉は少なく、消去コアの8束を
例にとるとWc4図(句の一点鎖線で示すように殆どの
磁束が消去コア内を流れて有効な消去磁界を発生するの
に寄与する。しかし記録容量ケ高めるためにトラック密
度を高めると必然的にR/Wコアのトラック幅TIR,
/WおよびEコアのトラ、り@T’ll!iは小さくな
る。又前述したように、R/WコアギャップとEコアギ
ャップ間の寸法げも低減しなければならなくなる。第5
図(4)において“l’R/W、T’Eをそれぞれ約1
/2.5.G′を約115に減じた磁気ヘッドを第5図
D)および第4図(6)に示す。ここで第3図(J!?
)の1(、/WココアよびEコアのエコア幅S几β。
みたときのコア積層構造をwJS図(旬に、又このとき
のEコアとH,/ Wコアの平面的相対位置関係を補強
用セラミックチップを省いて表わしたものを第4図(4
)に示す。この図で実線はEコア、破線はR/Wコアを
表わす。このような磁気回路構造は前記公知例にも示さ
れているように)t/WコアとEコアは分離されていて
相互のコア間の8束の干渉は少なく、消去コアの8束を
例にとるとWc4図(句の一点鎖線で示すように殆どの
磁束が消去コア内を流れて有効な消去磁界を発生するの
に寄与する。しかし記録容量ケ高めるためにトラック密
度を高めると必然的にR/Wコアのトラック幅TIR,
/WおよびEコアのトラ、り@T’ll!iは小さくな
る。又前述したように、R/WコアギャップとEコアギ
ャップ間の寸法げも低減しなければならなくなる。第5
図(4)において“l’R/W、T’Eをそれぞれ約1
/2.5.G′を約115に減じた磁気ヘッドを第5図
D)および第4図(6)に示す。ここで第3図(J!?
)の1(、/WココアよびEコアのエコア幅S几β。
Sv’はコア内磁気回路の磁気抵抗の増大を防ぐため同
一としている。このような磁気ヘッドの記録/再生特性
を調べてみると第5図に示すように連続情報信号を記録
した場合、本来は実線で示すようにΔT=Oでなければ
ならないものが破線で示すように再生波形のピーク位置
が偏位し、ΔTが数100nsにも達し、距離にすると
0.5〜1μmにも及ぶので、短波長記録の場合は大き
な問題となり、信頼度ある情報再生が困難になることが
わかった。この理由は、第4図(6)に示されるように
、G′をGに低減させた結果、Eコアのエコア部よりも
R,/Wココアエコア部の方が消去ヘッドとしての磁気
抵抗を小さくする効果があり、消去磁束の殆どがR,/
Wココア流入してしまう。この結果、例えば直流消去の
場合hs、R−/Wココア一方向にバイアス磁束を発生
させてしまう。又、R/Wコアの信号磁界を発生させる
ための磁界も同様により、R,/Wココアエコア部を流
れるよりも消去コアを流れた方が磁気抵抗が小さいので
R,/Wココアエコア部を流れる信号磁界を発生させる
ための磁束量が少くなり、上述のバイアス磁束の影響を
受けやすくなり、結果的に波形の対称性を悪くしている
ものと考えられる。更に、この磁気ヘッドはR/Wコア
、Eコアのそれぞれのギヤ、プ部が互いに相手側のコア
で側面を短絡された形になっており、ギヤ、プからの漏
洩磁界が減少する傾向があり、従って記録および消去起
磁力を増大させる欠点もある。この後者の欠点はR/W
コア、Eコアの各エコアの先端近傍のみはギャップを短
絡しない程度に狭い幅にすることにより対策できるが、
依然として波形の非対称性の問題が残る。
一としている。このような磁気ヘッドの記録/再生特性
を調べてみると第5図に示すように連続情報信号を記録
した場合、本来は実線で示すようにΔT=Oでなければ
ならないものが破線で示すように再生波形のピーク位置
が偏位し、ΔTが数100nsにも達し、距離にすると
0.5〜1μmにも及ぶので、短波長記録の場合は大き
な問題となり、信頼度ある情報再生が困難になることが
わかった。この理由は、第4図(6)に示されるように
、G′をGに低減させた結果、Eコアのエコア部よりも
R,/Wココアエコア部の方が消去ヘッドとしての磁気
抵抗を小さくする効果があり、消去磁束の殆どがR,/
Wココア流入してしまう。この結果、例えば直流消去の
場合hs、R−/Wココア一方向にバイアス磁束を発生
させてしまう。又、R/Wコアの信号磁界を発生させる
ための磁界も同様により、R,/Wココアエコア部を流
れるよりも消去コアを流れた方が磁気抵抗が小さいので
R,/Wココアエコア部を流れる信号磁界を発生させる
ための磁束量が少くなり、上述のバイアス磁束の影響を
受けやすくなり、結果的に波形の対称性を悪くしている
ものと考えられる。更に、この磁気ヘッドはR/Wコア
、Eコアのそれぞれのギヤ、プ部が互いに相手側のコア
で側面を短絡された形になっており、ギヤ、プからの漏
洩磁界が減少する傾向があり、従って記録および消去起
磁力を増大させる欠点もある。この後者の欠点はR/W
コア、Eコアの各エコアの先端近傍のみはギャップを短
絡しない程度に狭い幅にすることにより対策できるが、
依然として波形の非対称性の問題が残る。
一方、第3図(α)、第4図(α)に示す磁気へ。
ドは第5図(O)、第4図(6)とトラック@ Tw
。
。
TEおよびギャップ間隔Gを同一にしながら、R,/W
ココアEコアの各エコアがそれぞれ互いのギャップを短
絡しないようにエコア幅をS’R/W−8a/w、S’
g−+ Sgに低減させたものである。この構造の磁気
ヘッドにおいて第5図の再生波形を求めたところΔTの
値は数+n3〜百数+nsに改良されることがわかった
。この構造のIコア部を拡大すると、第4図の(a′)
図に示すように3つの領域にわけられる。kfN=はE
コアのみから構成される部分、B部はEコアとR,/W
ココア重なり合う部分、0部はR/Wコア部のみから構
成される部分である。A部では殆ど消去S束が流れ℃消
去ギャップ7におい℃有効な消去磁界を発生する。B部
では消去磁束と信号磁界を発生させるための磁界が干渉
し合うが、信号用の8束の多くは0部を流れて、信号磁
界を発生させるのに寄与するので、磁束同士の干渉の影
響は大幅に改善される。
ココアEコアの各エコアがそれぞれ互いのギャップを短
絡しないようにエコア幅をS’R/W−8a/w、S’
g−+ Sgに低減させたものである。この構造の磁気
ヘッドにおいて第5図の再生波形を求めたところΔTの
値は数+n3〜百数+nsに改良されることがわかった
。この構造のIコア部を拡大すると、第4図の(a′)
図に示すように3つの領域にわけられる。kfN=はE
コアのみから構成される部分、B部はEコアとR,/W
ココア重なり合う部分、0部はR/Wコア部のみから構
成される部分である。A部では殆ど消去S束が流れ℃消
去ギャップ7におい℃有効な消去磁界を発生する。B部
では消去磁束と信号磁界を発生させるための磁界が干渉
し合うが、信号用の8束の多くは0部を流れて、信号磁
界を発生させるのに寄与するので、磁束同士の干渉の影
響は大幅に改善される。
しかし、上述のようにΔTが10On8程度でもTが1
μs以下で用いられる場合は無視で佐ない量であり、更
にt(、/WココアEコアの個々の加工寸法のばらつき
や積層時の合わせ誤差により第4図(a′)のC領域の
幅は変動し、この部分の広狭によってΔ′rが大になっ
たり小になったりする。
μs以下で用いられる場合は無視で佐ない量であり、更
にt(、/WココアEコアの個々の加工寸法のばらつき
や積層時の合わせ誤差により第4図(a′)のC領域の
幅は変動し、この部分の広狭によってΔ′rが大になっ
たり小になったりする。
本発明は、このような場合においても一層ΔTを低減で
きる磁気ヘッド構造を提供するものである。消去ヘッド
に直流電流を印加して消去磁界を発生させているときの
消去磁束の向きが第4図(a′)の一点鎖線の矢印で与
えられているとする。上述のようにR/Wコアのギャッ
プはこの消去磁束の影響をうけて矢印の方向にバイアス
缶外が発生し、結果的に信号磁界が非対称となって記録
される磁化に歪を生じ、第5図の非対称波形を発生する
。そこで、R/WコアのIコア部に発生するバイアス磁
束と同じ大きさの直流a東を図示矢印と180度の方向
に流せば対称な信号磁界を得ることができると考えられ
る。
きる磁気ヘッド構造を提供するものである。消去ヘッド
に直流電流を印加して消去磁界を発生させているときの
消去磁束の向きが第4図(a′)の一点鎖線の矢印で与
えられているとする。上述のようにR/Wコアのギャッ
プはこの消去磁束の影響をうけて矢印の方向にバイアス
缶外が発生し、結果的に信号磁界が非対称となって記録
される磁化に歪を生じ、第5図の非対称波形を発生する
。そこで、R/WコアのIコア部に発生するバイアス磁
束と同じ大きさの直流a東を図示矢印と180度の方向
に流せば対称な信号磁界を得ることができると考えられ
る。
これを実現したものが第1図に示した補償コイA/16
である。補償コイルはR/Wコイルに隣接して配接され
、その極性は上述の通りIコア部で消去磁束と180度
の方向に磁束が流れるようにする必要がある、父、補償
コイルの起磁力は該エコア部のバイアス磁束を打ち消す
のに最適な量にする必要がある。第6図は補償コイルに
印加する起磁力とΔTの関係を2ケのサンプルについて
求めたものであり、印加起磁力Oのとき即ち補償コイル
なしの場合に比べて、起磁力を印加することにより、Δ
T=0となる最適起磁力が存在することがわかる。ここ
で起磁力の十符号はIコア部で消去磁束と180度方向
に流れる向きを表わし、補償コイルの磁束と消去磁束と
が大きさが等しくなったところで打ち消しあってΔ′r
=0になっているものと考えられる。前述のIココアな
り量のばらつきから個々の磁気へ、ドによってΔTの値
が異るため、補償コイルに印加する起磁力も異なってく
るが、例えば再生波形のΔTをモニターしながら補償コ
イルに流す電流を選択してΔT=Oに設定できるように
してもよいし、或いは補償コイルに1ケ以上の中間引出
線を設けておいて最適巻数を選択して、ΔT=Oとして
もよい。
である。補償コイルはR/Wコイルに隣接して配接され
、その極性は上述の通りIコア部で消去磁束と180度
の方向に磁束が流れるようにする必要がある、父、補償
コイルの起磁力は該エコア部のバイアス磁束を打ち消す
のに最適な量にする必要がある。第6図は補償コイルに
印加する起磁力とΔTの関係を2ケのサンプルについて
求めたものであり、印加起磁力Oのとき即ち補償コイル
なしの場合に比べて、起磁力を印加することにより、Δ
T=0となる最適起磁力が存在することがわかる。ここ
で起磁力の十符号はIコア部で消去磁束と180度方向
に流れる向きを表わし、補償コイルの磁束と消去磁束と
が大きさが等しくなったところで打ち消しあってΔ′r
=0になっているものと考えられる。前述のIココアな
り量のばらつきから個々の磁気へ、ドによってΔTの値
が異るため、補償コイルに印加する起磁力も異なってく
るが、例えば再生波形のΔTをモニターしながら補償コ
イルに流す電流を選択してΔT=Oに設定できるように
してもよいし、或いは補償コイルに1ケ以上の中間引出
線を設けておいて最適巻数を選択して、ΔT=Oとして
もよい。
第1図において予めR/Wコイル14をボビンに形成す
る場合、同一ボビン内に補償コイルを同時に配設させて
おくことにより、本発明の作業性が大幅に向上する。
る場合、同一ボビン内に補償コイルを同時に配設させて
おくことにより、本発明の作業性が大幅に向上する。
又、補償コイルをI(/Wココアバックパー12に配設
することも可能であり、その他R/Wコアの任意の脚部
に配設してもよい。
することも可能であり、その他R/Wコアの任意の脚部
に配設してもよい。
又、この磁気ヘッドの構造は直流消去でなく交流消去方
式の場合であっても消去信号と逆位相の信号を補償巻線
に印加することにより本発明の効果を同様に得ることが
できる。
式の場合であっても消去信号と逆位相の信号を補償巻線
に印加することにより本発明の効果を同様に得ることが
できる。
又0本発明の補償コイルを第5図(6)と第4図CG)
で示される構造の磁気ヘッドに適用しても同様の効果を
得ることができる。ただし、この場合は補償コイルに印
加する起磁力は第5図。
で示される構造の磁気ヘッドに適用しても同様の効果を
得ることができる。ただし、この場合は補償コイルに印
加する起磁力は第5図。
第4図(−)の場合に比べて大きくならざるを得ない。
本発明によれば記録密度、トラック密度が高く、記録/
再生ギャップ間隔が狭小な磁気ヘッドが比較的容易な構
造で実現できるので、高信頼度の大記録容量磁気記録装
置の実用化が可能になる効果がある。・
再生ギャップ間隔が狭小な磁気ヘッドが比較的容易な構
造で実現できるので、高信頼度の大記録容量磁気記録装
置の実用化が可能になる効果がある。・
第1図は本発明の実施例である磁気ヘッドの斜視図、第
2図は第1図のコア部を表わす正面図、第5図は磁気へ
9ドの記録媒体走行面側からみた平面図、第4図は第3
図のR,/WココアEコアの相対的な配列関係を表わす
説明図であり、第3.第4図における(eL)は本発明
の実施例、(4)は公知例、(6)は(a)を導(過程
で得られた構造例、第5図は再生波形、第6図は補償コ
イ、νに印加する起磁力と波形非対称の関係を表わす図
である。 1・・・・・・Eコア、 2・・・・・・l(、/Wココア 7・・・・・・Eコアギャップ、 11・・・・・・R/Wコアギャップ、12・・・・・
・T(l/Wコアバックバー、13・・・・・・Eコア
μ、、クバー、14・・・・・・R,/Wコイル、 15・・・・・・Eコイル、 16・・・・・−補償コイ/l/6 図面の浄書(内容に変更なし) 第 1 図 第20 (にL) (シ
ン(ユノ 第 5 膿 Δ丁=−)−η 丁慣丁1↑T2 第6n 手続補正書(方式) 事件の表示 昭和59 年特許願第 279882 号発明の名称
磁気へ、ド 補正をする者 購との1%l薩 特許出願人 と、 称 ’51Q1株式会社 口 立
製作折代 理 人 補正の対象 願書、妾任状、明細書全文1図面 補正の内容 別紙のとおり(願書、明細書全文および図面は浄書であ
って内容に変更なし)
2図は第1図のコア部を表わす正面図、第5図は磁気へ
9ドの記録媒体走行面側からみた平面図、第4図は第3
図のR,/WココアEコアの相対的な配列関係を表わす
説明図であり、第3.第4図における(eL)は本発明
の実施例、(4)は公知例、(6)は(a)を導(過程
で得られた構造例、第5図は再生波形、第6図は補償コ
イ、νに印加する起磁力と波形非対称の関係を表わす図
である。 1・・・・・・Eコア、 2・・・・・・l(、/Wココア 7・・・・・・Eコアギャップ、 11・・・・・・R/Wコアギャップ、12・・・・・
・T(l/Wコアバックバー、13・・・・・・Eコア
μ、、クバー、14・・・・・・R,/Wコイル、 15・・・・・・Eコイル、 16・・・・・−補償コイ/l/6 図面の浄書(内容に変更なし) 第 1 図 第20 (にL) (シ
ン(ユノ 第 5 膿 Δ丁=−)−η 丁慣丁1↑T2 第6n 手続補正書(方式) 事件の表示 昭和59 年特許願第 279882 号発明の名称
磁気へ、ド 補正をする者 購との1%l薩 特許出願人 と、 称 ’51Q1株式会社 口 立
製作折代 理 人 補正の対象 願書、妾任状、明細書全文1図面 補正の内容 別紙のとおり(願書、明細書全文および図面は浄書であ
って内容に変更なし)
Claims (1)
- 1、消去コアと記録・再生コアから成り、記録コアと再
生コアのIコア部が部分的にトラック幅方向に重なり合
う磁気ヘッドにおいて、該Iコア部において該Iコア部
における消去磁束を打ち消す方向に起磁力を印加するた
めの補償コイルを具備せることを特徴とする磁気ヘッド
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27988284A JPS61156506A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27988284A JPS61156506A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 磁気ヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61156506A true JPS61156506A (ja) | 1986-07-16 |
Family
ID=17617247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27988284A Pending JPS61156506A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61156506A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6266409A (ja) * | 1985-09-18 | 1987-03-25 | Mitsubishi Electric Corp | 磁気記録・再生用ヘツド装置 |
JPH02110011U (ja) * | 1989-02-13 | 1990-09-03 | ||
JPH0341604A (ja) * | 1989-07-07 | 1991-02-22 | Nec Gumma Ltd | フレキシブルディスク装置の磁気ヘッド |
-
1984
- 1984-12-27 JP JP27988284A patent/JPS61156506A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6266409A (ja) * | 1985-09-18 | 1987-03-25 | Mitsubishi Electric Corp | 磁気記録・再生用ヘツド装置 |
JPH02110011U (ja) * | 1989-02-13 | 1990-09-03 | ||
JPH0341604A (ja) * | 1989-07-07 | 1991-02-22 | Nec Gumma Ltd | フレキシブルディスク装置の磁気ヘッド |
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