JPH06203320A - 消去ヘッド - Google Patents

消去ヘッド

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JPH06203320A
JPH06203320A JP36096292A JP36096292A JPH06203320A JP H06203320 A JPH06203320 A JP H06203320A JP 36096292 A JP36096292 A JP 36096292A JP 36096292 A JP36096292 A JP 36096292A JP H06203320 A JPH06203320 A JP H06203320A
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JP
Japan
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JP36096292A
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Tomio Ito
富夫 伊藤
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 コイルが巻回されたセンタコア1は、高飽和
磁束密度材料からなる磁性層6と、非金属、非磁性層7
とが交互に積層されてなっている。サイドコア2、3
は、磁性層8が数μmの絶縁層9を介して積層されてな
っている。非磁性層7の厚さは50μm以下で、磁性層
6、8の厚さは50〜200 μmであり、非磁性層7の厚さ
と磁性層6、8の厚さとの比は(1:1)〜(4:1)
としている。 【効果】 磁性層6は高飽和磁束密度材料からなってい
るので、優れた消去能力を示す。センタコア1の各磁性
層6から磁気ギャップ4、4を経てサイドコア2、3に
流れる磁束MFは、フリンジングによってサイドコア
2、3の各磁性層8に均一に流れ、消去が確実になされ
る。磁性層6は非金属、非磁性層7の存在によってセン
タコア全体として電気抵抗が大きくなり、渦電流による
昇温が抑制され、磁気記録媒体にダメージを与えること
はない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消去ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録媒体(例えば磁気テープ)に記
録するに当たり、記録ヘッド又は記録/再生ヘッドによ
って記録を行うに先立って、この記録ヘッド又は記録/
再生ヘッドに対して磁気記録媒体走行の上流側に配され
た消去ヘッドを用いて、既に記録されている情報を消去
する方式が広く採用されている。
【0003】図11は消去ヘッドを示す。この消去ヘッド
は、コイル75が巻回された角柱状のセンタコア71と、セ
ンタコア71を挟むように配されたC字形を呈する一対の
サイドコア72、73とが基部で接続した構造となってい
る。サイドコア72、73のセンタコア71に対向する先端部
の端面77、78は幅狭になっていて、端面77、78とセンタ
コア71の先端側両側面との間の2箇所に磁気ギャップ7
4、74が形成されている。このようなダブルギャップ構
造の消去ヘッドは、ビデオテープレコーダ(VTR)や
一部のオーディオ用テープデッキに採用されている。
【0004】消去ヘッドの高性能化には、コア材料の磁
気特性(特に飽和磁束密度)を上げるのが有効である。
前記の装置のほかに、特定のプリンタに用いられる磁気
記録媒体は、記録保存を確実にするため、Hc(抗磁
力)の特に高いことが必要である。
【0005】このような高Hcの磁気記録媒体に記録さ
れている情報を消去するには、消去ヘッドのコア材料
に、特に2000Oe以上のHcを示す材料を使用せねばな
らず、そこで、コア材料として高飽和磁束密度の材料が
要求されることになる。
【0006】図11の消去ヘッドでは、各コア71、72、73
の材料として、例えばフェライトを用いているが、フェ
ライトのコアでは、飽和磁束密度が不充分で、上記の要
請に応えることができない。
【0007】高飽和磁束密度の磁性材料としては、セン
ダスト、非晶質磁性合金があるが、これらは金属である
ため、電気抵抗が低く、コイルに通電することによって
コア中(特にセンタコア中)に渦電流が発生し、損失が
大きく、渦電流による発熱量も大きい。従って、図11の
コア71、72、73に上記のような材料を用いると、損失が
大きいのみならず、発熱量が大きくなって装置(プリン
タ)にとって好ましくない。特に磁気記録媒体に熱によ
ってダメージを与えるという不都合をきたすようにな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みてなされたものであって、コアに高飽和磁束密度
の材料を用いて優れた消去能力を保持し、而も発熱を防
止した消去ヘッドを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、次のような構成としている。
【0010】請求項1に記載された発明は、巻線を施し
たコア部の少なくとも磁気ギャップ側の先端部が、磁性
体層と非磁性体層とが前記磁気ギャップの幅方向に沿っ
て交互に積層された積層構造からなっている消去ヘッド
に係る。
【0011】請求項2に記載された発明は、非磁性体層
の厚さが50μm以下であり、かつ、磁性体層の厚さと前
記非磁性体層の厚さとの比が(1:1)〜(4:1)で
ある、請求項1に記載された消去ヘッドに係る。
【0012】請求項3に記載された発明は、センタコア
部とサイドコア部とを有し、巻線を施したコア部が前記
センタコア部である、請求項1又は2に記載された消去
ヘッドに係る。
【0013】請求項4に記載された発明は、フロントコ
ア部とバックコア部とを有し、前記フロントコア部のセ
ンタ部分が請求項1の積層構造となっている、請求項1
又は2に記載された消去ヘッドに係る。
【0014】請求項5に記載された発明は、巻線を施し
たコア部の少なくとも磁気ギャップ側の先端部分が低損
失材料からなり、この低損失材料部分以外のコア部分が
高飽和磁束密度材料からなる消去ヘッドに係る。
【0015】請求項6に記載された発明は、フロントコ
ア部とバックコア部とを有し、前記フロントコア部のセ
ンタ部分が低損失材料からなっている、請求項5に記載
された消去ヘッドに係る。
【0016】請求項7に記載された発明は、フロントコ
ア部とバックコア部とを有し、前記フロントコア部のセ
ンタ部分が低損失材料からなっている、請求項5に記載
された消去ヘッドに係る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0018】図1は消去ヘッドの斜視図、図12は同磁気
ギャップ周辺の拡大平面図である。この消去ヘッドは、
コイル5が巻回された角柱状のセンタコア1と、センタ
コア1を挟むように配されたC字形を呈する一対のサイ
ドコア2、3とが基部で接続した構造となっている。サ
イドコア2、3のセンタコア1に対向する先端部の端面
7、8は幅狭になっていて、端面7、8とセンタコア1
の先端側両側面との間の2箇所に磁気ギャップ4、4が
形成されている。
【0019】高飽和磁束密度材料からなるコアを用いた
消去ヘッドで温度が最も上昇するのは、磁束が集中する
センタコアである。そこで、この例では、図2に示すよ
うに、センタコア1をセンダスト(5%Al、10%S
i、85%Fe)からなる磁性層6と、非金属、非磁性の
層7(ガラスの層)7とを交互に積層した構造としてい
る。
【0020】層6、7は、磁気ギャップ4、4に露呈す
るように磁気ギャップの幅方向に沿って積層させてあ
る。センダストは、高飽和磁束密度であると共に、高透
磁率で磁気異方性及び磁歪が共に零であり、コア材料と
して好適である。センダストに替えて、同様の磁気特性
を示す非晶質磁性合金を採用しても良い。非金属、非磁
性の層7は、ガラスのほか、セラミックス、マイカ、紙
からなる層としても良い。
【0021】サイドコア2、3は、磁性層8(センタコ
アの磁性層6と同じ材料からなる)を数μmという極薄
の絶縁層(例えば接着剤の層)9を介して積層してなっ
ている。
【0022】図3は、磁気ギャップ4、4でセンタコア
1からサイドコア2、3へ流れる磁束の状況を示す、図
2の部分拡大図である。センタコア1の磁性層6から出
る磁束MFは、矢印のように、対向するサイドコア2、
3の磁性層8に向うと共に、非磁性層7に対向する磁性
層8にも斜めに向う。このようにして、センタコア1の
磁性層6からの磁束MFは、サイドコア2、3の各磁性
層8へ均等に流れる。このような現象はフリンジング
(漏れ磁束)と呼ばれ、これを利用して非磁性体部分の
消去率を良好にする。
【0023】フリンジングを起こさせるには、非磁性層
7の厚さを充分に小さくする必要がある。この例では、
非磁性層7の厚さを50μm以下とし、磁性層6、8の厚
さを50〜200 μmとしている。なお、磁気ギャップ4、
4で磁気記録媒体に侵入する消去のための漏洩磁束は、
図3の紙面に垂直方向に形成されるので、同図には現れ
ていない。
【0024】センタコア1の非磁性層7を厚さ50μm以
下と十分に薄くしているので、フリンジングを効果的に
起こさせることができる。なお、サイドコア2、3の磁
性層8を厚さ数μm程度と十分に薄い絶縁層9を介して
積層している。
【0025】センタコア1の磁性層6と非磁性層7とか
らなる積層構造及びサイドコア2、3の磁性層8と絶縁
層9とからなる積層構造は、各層(特に磁性層6、8)
をスパッタリングによって成膜することによって達成さ
れる。
【0026】センタコア1を上記のような積層構造とす
ることにより、非金属の非磁性層7の存在故に、センタ
コア全体の電気抵抗が大きくなり、消去時の渦電流が減
り、これによる発熱が減少する。従って、磁気ギャップ
4、4付近の昇温が抑制される。而も、消去率は、前記
のような磁気特性を示すセンダストの磁性層6、8によ
り、前記のプリンタ用の消去ヘッドにあっても充分なも
のとなる。
【0027】センタコア1の磁性層6の厚さと非磁性層
7の厚さとの比は、(1:1)〜(4:1)の範囲内の
比とするのが良い。この比が1:1未満では、磁性体層
6の相対的総断面積が小さくなって充分な消去率が達成
されなくなる。また、上記の比が4:1を越えると、磁
性体層6の相対的総断面積が大きくなって渦電流に対す
る抵抗が小さくなり、磁気ギャップ付近での昇温を充分
には防止できなくなる。
【0028】センタコアは、磁気ギャップの側の部分だ
けを前記のような積層構造としても良い。図4及び図5
はこのようにした消去ヘッドを示す斜視図で、図4で
は、図1と共通する部分には図1の符号に「10」をプラ
スした符号を付してある。
【0029】図4の例では、センタコア11を、コイル15
が巻回される部分を含む大部分11aをサイドコア12、13
と同様の構造(図2〜図3のサイドコア2、3と同様の
構造)としてあり、磁気ギャップ14、14に面する上側部
分11bだけを図1〜図3のセンタコア1と同様の積層構
造とし、11aの部分に11bの部分を接合してセンタコア
11としている。このようにすることにより、センタコア
の製造が容易になる。
【0030】図5は、バックコアとフロントコアとから
なる消去ヘッドを示す斜視図である。
【0031】バックコア21は、山の字形を呈し、コイル
が巻回されるセンタコア部21aと、両サイドのサイドコ
ア部21b、21cとを有し、一体成形されている。フロン
トコアは、センタコア部30とサイドコア部22、23とから
なっている。バックコア21のセンタコア部21aの上端に
はフロントコアのセンタコア部30が接合され、バックコ
ア21のサイドコア部21b、21cの上端にはフロントコア
のサイドコア部22、23が夫々接合されている。
【0032】フロントコアのセンタコア部30は図2、図
3のセンタコア1と同様の積層構造としており、同サイ
ドコア22、23は図2、図3のサイドコア2、3と同様の
積層構造としてある。この例にあっては、コアの製造
が、図4の例におけるよりも一層容易になる。
【0033】以上の例は、いずれもダブルギャップタイ
プの消去ヘッドの例であるが、本発明は、1箇所に磁気
ギャップを設けたシングルギャップタイプの消去ヘッド
にも同様に適用できる。図6は、シングルギャップタイ
プの消去ヘッドを示す斜視図である。
【0034】この消去ヘッドは、一対のコの字形を呈す
るコア31、32が基部で互いに接合され、基部とは反対側
のコア端面間に磁気ギャップ34が形成され、コア全体を
構成している。一方のコア31は、コイル35が巻回される
L字形部分31aと、この部分31a上に接合された積層体
部分31bとからなっている。他方のコア32は、L字形部
分32aと、この部分32a上に接合された積層体部分32b
とからなっている。
【0035】積層体部分31bは図2、図3のセンタコア
1と同様の積層体構造としてあり、積層体部分32bは図
2、図3のサイドコア2、3と同様の積層構造としてあ
る。そして、両積層体部分31b、32b間に磁気ギャップ
34が形成される。なお、コア31及びコア32は、いずれか
一方又は双方の全体を積層構造としても良い。
【0036】以上の実施例は、いずれも、コアの少なく
とも磁気ギャップに臨む部分を積層構造とした例である
が、以下の実施例では、センタコアとサイドコアとの少
なくとも磁気ギャップに面する部分を全く異なる磁性材
料とし、渦電流による発熱を抑制し、かつ、優れた消去
率を保証するようにした例である。
【0037】図7は消去ヘッドの斜視図、図8は図7の
VIII−VIII線断面図である。この消去ヘッドでは、コイ
ル45が巻回されるセンタコア41の材料を、低損失材(こ
の例ではフェライト)とし、そして、センタコア41を挟
むC字形のサイドコア42、43は高飽和磁束密度材(この
例ではセンダスト又はアモルファス)からなっている。
図中、44、44は磁気ギャップである。
【0038】この例では、最も発熱し易い巻線部のコア
であるセンタコア41の材料に低損失材料であるフェライ
トを使用しているので、渦電流が発生することが殆どな
く、センタコア41は発熱することがなく、損失が少な
い。サイドコア42、43の材料には高飽和磁束密度材料で
あるセンダスト(又は非晶質磁性合金)を使用している
ので、消去ヘッドで最も早く磁気飽和するサイドコアの
アゴ部(ギャップ部分)が磁気飽和し難くなり、優れた
消去率が保証される。
【0039】従って、本例のヘッドは、コア全体が高飽
和磁束密度材で形成した場合と同等の高消去率と、コア
全体を低損失材で形成した場合と同等の発熱防止効果と
を両立させることができる。なお、サイドコア42、43に
は渦電流が発生してこれによる発熱が仮に生じても、セ
ンタコアが発熱する場合に較べて磁気記録媒体がダメー
ジを受ける程度は少ない。
【0040】図9及び図10は、バックコアとフロントコ
アとからなるコアを使用した消去ヘッドを示す、図8と
同様の断面図である。
【0041】図9の例では、フェライトからなるバック
コア51を山の字形とし、そのセンタコア部51aにコイル
55が巻回される。フロントコアは、フェライトからなる
センタコア部60と、センダスト(又は非晶質磁性合金)
からなるサイドコア部52、53とからなっている。
【0042】そして、バックコア51のセンタコア部51a
の上端にフロントコアのセンタコア部60が接合し、バッ
クコア51の両サイドのサイドコア部51b、51cの上端に
フロントコアのサイドコア部52、53が夫々接合される。
図中、54、54は磁気ギャップである。
【0043】図10の例では、センダスト(又は非晶質磁
性合金)からなるバックコア61を山の字形とし、そのセ
ンタコア部61aにコイル65が巻回される。フロントコア
は、フェライトからなるセンタコア部70と、センダスト
(又は非晶質磁性合金)からなるサイドコア部62、63と
からなっている。
【0044】そして、バックコア61のセンタコア部61a
の上端にフロントコアのセンタコア部70が接合し、バッ
クコア61の両サイドのサイドコア部61b、61cの上端に
フロントコアのサイドコア部62、63が夫々接合する。図
中64、64は磁気ギャップである。
【0045】図9の例、図10の例のいずれにあっても、
フロントコアのセンタコア部60、70を低損失のフェライ
ト製とし、フロントコアのサイドコア部52、53、62、63
を高飽和磁束密度のセンダスト(又は非晶質磁性合金)
製としているので、前述の図7、図8の例におけると略
同様の効果が奏せられる。
【0046】以上、本発明の実施例を説明したが、コア
を構成する各部の形状は、上述の各実施例以外の適宜の
形状として良く、コアの材料にも、他の適宜な高飽和磁
束密度材料や低損失材料を採用して良い。
【0047】
【発明の作用効果】本発明の第一の構成に基づく消去ヘ
ッドは、巻線を施したコア部の少なくとも磁気ギャップ
側の先端部が、磁性体層と非磁性体層とが磁気ギャップ
の幅方向に沿って交互に積層した構造からなっているの
で、磁気ギャップ付近において、非磁性体層の存在によ
り、磁性体層で発生する渦電流に起因する発熱が抑制さ
れ、磁気記録媒体にダメージを与えることがない。ま
た、磁性体層と非磁性体層とが交互に積層されているの
で、フリンジングが起こって磁束が均一にコア内を流
れ、消去が確実になされる。
【0048】本発明の第二の構成に基づく消去ヘッド
は、巻線を施したコア部の少なくとも磁気ギャップ側の
先端部分が低損失材料からなり、この低損失材料部分以
外のコア部分が高飽和磁束密度材料からなっているの
で、低損失材料からなる部分の存在により、磁気ギャッ
プ付近での昇温が抑制されて磁気記録媒体にダメージを
与えることがない。その上、高飽和磁束密度材料を使用
することにより、消去が確実になされて信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例による消去ヘッドの斜視図である。
【図2】同磁気ギャップ周辺の拡大平面図である。
【図3】同磁気ギャップにおける磁束の流れを説明する
ための図2の部分拡大図である。
【図4】他の実施例による消去ヘッドの斜視図である。
【図5】更に他の実施例による消去ヘッドの斜視図であ
る。
【図6】更に他の実施例による消去ヘッドの斜視図であ
る。
【図7】更に他の実施例による消去ヘッドの斜視図であ
る。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図である。
【図9】更に他の実施例による消去ヘッドの断面図であ
る。
【図10】更に他の実施例による消去ヘッドの断面図であ
る。
【図11】従来の消去ヘッドの断面図である。
【符号の説明】
1、11、41・・・センタコア 2、3、12、13、42、43・・・サイドコア 4、14、24、34、44、54、64・・・磁気ギャップ 6、8・・・高飽和磁束密度材料の層 7・・・非金属非磁性体の層 9・・・絶縁層 11b・・・センタコアの積層体部分 21、51、61・・・バックコア 22、23、52、53、62、63・・・フロントコアのサイドコ
ア部 30、60、70・・・フロントコアのセンタコア部 31、32・・・コア 31b・・・コア31の積層体部分 MF・・・磁束

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻線を施したコア部の少なくとも磁気ギ
    ャップ側の先端部が、磁性体層と非磁性体層とが前記磁
    気ギャップの幅方向に沿って交互に積層された積層構造
    からなっている消去ヘッド。
  2. 【請求項2】 非磁性体層の厚さが50μm以下であり、
    かつ、磁性体層の厚さと前記非磁性体層の厚さとの比が
    (1:1)〜(4:1)である、請求項1に記載された
    消去ヘッド。
  3. 【請求項3】 センタコア部とサイドコア部とを有し、
    巻線を施したコア部が前記センタコア部である、請求項
    1又は2に記載された消去ヘッド。
  4. 【請求項4】 フロントコア部とバックコア部とを有
    し、前記フロントコア部のセンタ部分が請求項1の積層
    構造となっている、請求項1又は2に記載された消去ヘ
    ッド。
  5. 【請求項5】 巻線を施したコア部の少なくとも磁気ギ
    ャップ側の先端部分が低損失材料からなり、この低損失
    材料部分以外のコア部分が高飽和磁束密度材料からなる
    消去ヘッド。
  6. 【請求項6】 フロントコア部とバックコア部とを有
    し、前記フロントコア部のセンタ部分が低損失材料から
    なっている、請求項5に記載された消去ヘッド。
  7. 【請求項7】 フロントコア部とバックコア部とを有
    し、前記フロントコア部のセンタ部分が低損失材料から
    なっている、請求項5に記載された消去ヘッド。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001343205A (ja) * 2000-03-28 2001-12-14 Toshiba Corp 渦電流損失測定センサ、膜厚測定装置、膜厚測定方法および記録媒体

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JP2001343205A (ja) * 2000-03-28 2001-12-14 Toshiba Corp 渦電流損失測定センサ、膜厚測定装置、膜厚測定方法および記録媒体

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