JPH0333924Y2 - - Google Patents

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JPH0333924Y2
JPH0333924Y2 JP7004788U JP7004788U JPH0333924Y2 JP H0333924 Y2 JPH0333924 Y2 JP H0333924Y2 JP 7004788 U JP7004788 U JP 7004788U JP 7004788 U JP7004788 U JP 7004788U JP H0333924 Y2 JPH0333924 Y2 JP H0333924Y2
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magnetic
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magnetic recording
pole
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は、垂直磁化記録する磁気ヘツドに関す
るものである。
従来技術と問題点 磁気ヘツド、磁気デイスク、磁気テープ等の磁
気記録媒体に対する記録密度を向上して、大容量
の記憶装置を構成することが要望されている。し
かし、従来の磁気ヘツドによる記録方式は、磁気
記録媒体の面に対して水平方向に磁化して記録す
るものであり、ビツト密度としては4000BPI
(1600ビツト/cm)程度であつた。これに対して
垂直磁化記録方式は、垂直方向に磁化容易軸を有
する磁気記録媒体に垂直方向に磁化して記録する
ものであるから、水平磁化記録方式に比較して数
倍のビツト密度にすることが容易となる利点があ
る。
第1図は垂直磁化記録用の磁気ヘツドとして、
先に本出願人により提案された構成を示すもので
あり、同図aは正面図、bは側面図である。磁気
ヘツドの鉄心1はフエライト等の磁性材料からな
るU字形を有するもので、コイル4が巻回されて
いる。又鉄心1の先端部2,3は第1図bに示す
ように磁気記録媒体10の移動方向に沿つた方向
の長さは短くされている。磁気記録媒体10は垂
直方向に磁化容易軸を有する磁性薄膜6が基板7
上に塗布、蒸着等により形成され、矢印11方向
に移動される。磁気ヘツドの鉄心1の先端部2,
3は磁気記録媒体10と間隔5を介して対向さ
れ、コイル4に情報書込用電流を流すことにより
磁束9が発生して、磁性薄膜6に情報8a,8b
が矢印方向の磁化により記録される。又読出時
は、垂直方向磁化による情報8a,8bからの磁
束9が鉄心1を通ることによりコイル4に信号が
誘起される。
この場合、単位面積当りの記憶容量を増加する
には、トラツク幅Wを狭くすることが必要になる
が、トラツク幅Wを狭くすることは、鉄心1の先
端部2,3間の間隔gを狭くすることであり、間
隔gを狭くすると、磁界の垂直成分が先端部2,
3間の漏洩磁束の為に小さくなる。従つてトラツ
ク幅Wを狭くすることには限度があり、トラツク
密度を向上することは容易でなかつた。
考案の目的 本考案は、垂直磁化記録のトラツク幅を狭くし
ても、磁界の垂直成分を大きくすることができる
ようにし、高密度記録を可能とすることを目的と
するものである。以下実施例について詳細に説明
する。
実施例 第2図a,bは本考案の一実施例の正面図及び
側面図であり、鉄心21の複数の先端部のうちの
一つの先端部22を主磁極とし、他の先端部23
を補助磁極としそれぞれ磁気記録媒体面と対向さ
せ、磁気記録媒体10に対向する主磁極としての
先端部22の面積を小さくすると共に、磁気記録
媒体10の矢印11で示す移動方向に沿つた方向
の磁気記録媒体対向面の長さを短くし、磁気記録
媒体10に対向する補助磁極としての先端部23
の面積を主磁極としての先端部22の面積に比較
して十分大きくし、且つ磁気記録媒体10の移動
方向に沿つた方向の磁気記録媒体対向面の先端部
23の長さを先端部22の長さに比較して十分長
くしたものであり、更に先端部23の磁気記録媒
体10に対向沿端部に丸みをもたせたものであ
る。又磁気記録媒体10との間隔5に比較して先
端部22と先端部23との間の間隔gを十分大き
くしたものである。
情報書込用電流をコイルに流すと、磁束9が発
生して主磁極としての先端部22には集中し、補
助磁極としての先端部23には、その面積が大き
いことと沿端部に丸みが形成されていることとに
より、分散して通るので、先端部22の磁界強度
が大きくなつて、磁性薄膜6に情報8aが記録さ
れ、その幅即ちトラツク幅Wは先端部22の幅と
なる。又補助磁極としての先端部23の磁界強度
は小さくなるので、既に記録された情報があつて
も、先端部23直下の記録情報は変化しないもの
となる。
又読出時には、記録情報8aに主磁極としての
先端部22が対向することにより、その記録情報
8aからの磁束9が先端部22を通り、補助磁極
としての先端部23側は複数の記録情報に対向す
るので、複数の記録情報による磁束の方向がラン
ダム的となり、結局先端部22が対向する記録情
報が読出されることになる。
第3図a,bは本考案の他の実施例の正面図及
び側面図であり、主磁極としての先端部22の両
側に補助磁極としての先端部231,232を形成
した構成を有する場合についてのものである。こ
の補助磁極としての先端部231,232も前述の
実施例の補助磁極と同様に、主磁極としての先端
部22の面積及び磁気記録媒体10の移動方向に
沿つた方向の長さに比較して、補助磁極としての
先端部231,232の面積及び長さを十分大きく
し、磁気記録媒体10に対向する沿端部に丸みを
もたせたものであり、且つ主磁極としての先端部
と補助磁極としての先端部との間隔を、磁気記録
媒体10との間隔5に比較して十分大きくしたも
のである。それにより鉄心21に巻回したコイル
に情報書込用電流を供給すると、磁束9が発生
し、基板7上に形成した磁性薄膜6に垂直磁化に
よる情報8aが記録されることになる。
磁気記録媒体10の基板7をアルミニウム等に
より構成した場合に、その磁気記録媒体10を挾
んで磁気ヘツドと磁性体とを配置し、基板7上の
磁性薄膜6に垂直方向に磁束が通るようにするこ
とが好適であり、又基板7の一部を磁性体で構成
した場合は、磁気ヘツドと対向する磁性体を省略
しても、磁性薄膜6に垂直方向に磁束が通り、磁
界の垂直成分を大きくすることができる。このよ
うな磁気記録媒体に対して本考案の実施例の磁気
ヘツドを用いることにより、少ない情報書込用電
流で大きい書込磁界強度を発生させることがで
き、情報の書込みを容易にすることができる。又
このような書込磁界強度が大きい場合にも、補助
磁極としての先端部23,231,232直下の磁
界強度は小さいものとなるから、他の記録情報を
変化させるような悪影響を与えることはない。
考案の効果 以上説明したように、本考案は、鉄心21の複
数の先端部22,23,231,232の一つ22
を主磁極とし、他の先端部を補助磁極とし、前記
主磁極の磁気記録媒体10に対向する面の面積及
び前記磁気記録媒体10の矢印11に示す移動方
向に沿つた方向の長さを小さくし、前記補助磁極
の前記磁気記録媒体10に対向する面の面積及び
前記磁気記録媒体10の移動方向に沿つた方向の
長さを前記主磁極の面積及び前記磁気記録媒体1
0の移動方向に沿つた長さに比較して十分大きく
すると共に、前記磁気記録媒体に対向する補助磁
極の面の沿端部に丸みをもたせ、前記主磁極と前
記補助磁極との間隔を前記磁気記録媒体10に対
する間隔に比較して十分大きくしたものであり、
垂直方向に磁化容易軸を有する磁気記録媒体に対
して主磁極による一方向の磁界強度を大きくし
て、垂直磁化記録を行うことができ、補助磁極は
主磁極から離れており、又面積が大きく且つ磁気
記録媒体10に対向する沿端部に丸みをもたせて
いるので、沿端部に磁束の集中が生じることもな
く、補助磁極による磁界強度は小さくなり、主磁
極による垂直磁化記録情報に悪影響をあたえるこ
とがない。又主磁極の磁気記録媒体の移動方向の
長さを短くしてビツト密度を向上し、更にトラツ
ク幅Wは主磁極の幅で決るものであるから、トラ
ツク幅Wを狭くすることも容易であるから、高密
度記録を可能にすることができる利点がある。
しかも主磁極および補助磁極の磁気記録媒体走
行方向の長さが、磁気記録媒体対向面から少なく
とも両磁極の中間部までは、磁気記録媒体対向面
における主磁極および補助磁極の磁気記録媒体走
行方向の長さより短くないように構成しているの
で、両磁極における磁気抵抗が小さくなり、効率
が良くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは先に提案された磁気ヘツドの正
面図及び側面図、第2図a,b及び第3図a,b
はそれぞれ本考案の実施例の正面図及び側面図で
ある。 1,21は鉄心、2,3,22,23,231
232は先端部、4はコイル、5は間隔、6は磁
性薄膜、7は基板、8a,8bは記録された情
報、9は磁束、10は磁気記録媒体である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 垂直方向に磁化容易軸を有する磁気記録媒体に
    垂直磁化記録を行う磁気ヘツドであつて、 該磁気記録媒体に対向して記録および再生を行
    う主磁極と磁気記録媒体に対向して磁束の帰路を
    形成する一つ以上の補助磁極とが磁気記録媒体と
    の間に両磁極と磁気記録媒体との間隔より十分大
    きい間隔を形成する中間部を介して接続されてお
    り、 前記補助磁極の前記磁気記録媒体に対向する面
    の面積および前記磁気記録媒体の移動方向に沿つ
    た方向の前記磁気記録媒体対向面の長さを前記主
    磁極の磁気記録媒体対向面の面積および前記磁気
    記録媒体の移動方向に沿つた前記磁気記録媒体対
    向面の長さに比較して十分大きくするとともに、 前記磁気記録媒体に対向する前記補助磁極の面
    の沿端部に丸みを持たせ、 さらに前記主磁極および補助磁極の磁気記録媒
    体走行方向の長さが磁気記録媒体対向面から少な
    くとも前記両磁極の中間部までは磁気記録媒体対
    向面における主磁極および補助磁極の磁気記録媒
    体走行方向の長さより短くないことを特徴とする
    磁気ヘツド。
JP7004788U 1988-05-27 1988-05-27 Expired JPH0333924Y2 (ja)

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JP7004788U JPH0333924Y2 (ja) 1988-05-27 1988-05-27

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JP7004788U JPH0333924Y2 (ja) 1988-05-27 1988-05-27

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JPH0166606U JPH0166606U (ja) 1989-04-28
JPH0333924Y2 true JPH0333924Y2 (ja) 1991-07-18

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JPH0166606U (ja) 1989-04-28

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