JPS61156159A - カラ−複写装置 - Google Patents

カラ−複写装置

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JPS61156159A
JPS61156159A JP59274696A JP27469684A JPS61156159A JP S61156159 A JPS61156159 A JP S61156159A JP 59274696 A JP59274696 A JP 59274696A JP 27469684 A JP27469684 A JP 27469684A JP S61156159 A JPS61156159 A JP S61156159A
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JP
Japan
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gear
gears
photoreceptor
photoreceptor drum
same
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JP59274696A
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English (en)
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Hideya Furuta
古田 秀哉
Yutaka Koizumi
豊 小泉
Mitsuru Mamizuka
馬見塚 満
Yoshihiro Sakai
良博 堺
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0142Structure of complete machines
    • G03G15/0178Structure of complete machines using more than one reusable electrographic recording member, e.g. one for every monocolour image
    • G03G15/0194Structure of complete machines using more than one reusable electrographic recording member, e.g. one for every monocolour image primary transfer to the final recording medium
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 圧丘光瓦 本発明は複数個の感光体ドラムに照明露光装置により各
分解した原稿の光像を夫々個別に形成し、各感光体ドラ
ムに形成した顕像を1枚の複写紙に重ね転写するカラー
複写装置に関するものである。
l米艮亙 複数個の感光体ドラムと;各感光体ドラムに付設された
帯電装置、集束性光伝送体アレイ等を含む等倍照明露光
光学系、現像装置、転写装置を備え、カラー原稿の色分
解された光像を各感光体ドラムに形成し、各感光体ドラ
ムの顕像を1枚の複写紙に重ね転写するカラー複写装置
は例えば特開昭57−85066号公報により公知であ
る。
複数の感光体ドラムを用いるカラー複写装置においては
各感光体ドラムの対応する位置が正確に複写紙の所定位
置に合わないと色ずれの現象を生じる。各種機械部品の
精度は或程度高めることができるが、組込んで作動する
際夫々の運動にばらつきを生ずることが避けられない。
例えば3個の感光体ドラムを回転駆動するとき、駆動速
度を夫々同一にすることができるが、例えばドラムの1
回転に際し、1回転の速度としては3個のドラム共に同
一であるとしても、1回転の途中における速度のばらつ
きは避けられない。そのため同一速度で回転している筈
のものが実際には複写紙には色ずれの画像として現われ
ることがある。
従来の複写装置では複数個の感光体ドラムの夫々の速度
変動の周期がばらばらであるため、最も速度の遅い位置
と最も遅い位置とにある画像ではどうしてもずれを生じ
る。
1阿 本発明は上記の従来の複数の感光体ドラムを有する複写
装置における位置ずれの問題を解決した複写装置を提供
することを目的としている。
1底 本発明は上記の目的を達成させるため、各感光体ドラム
の駆動手段の速度変動の周期、振幅がほぼ同じであり、
位相が感光体ドラム間隔により定まる所定の相対関係に
選定された複写装置を特徴としている。
より具体的には駆動手段には同−型成形品又は一体間時
加工成形品である同一径の歯車を用い、各歯車の成形時
の対応位置を第1感光体の歯車に対し第3感光体の歯車
は同位相に第2及び場合によって第4感光体は180°
位相ずれに配置した歯車伝動装置を用いる。
以下、本発明の一実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図において、原8%1は透明な原稿台2の上に画像
面を下に向けて載置する。複写作業を行わない待機状態
においては原稿台2は実線で示す待機位置Wに待機して
おり、複写作業の開始とともに矢印Aの如く図の左方へ
移動して鎖線Sで示すスタート位置へ移行する。スター
ト位置へ移行した原稿台2は次いで矢印Bに示す如(図
の右方へ移動し、鎖線Rで示すリターン位置に達した後
移動方向をA方向へ転じ、最終的に上記の待機位置Wへ
戻る。尚、図では分かり易くするためにスタート位置S
及びリターン位置Rを実際の原稿台2の移動路の上方に
示しである。
原稿台2の移動路の下方には、互いに間隔をおいて左か
ら順に第1感光体3a、第2感光3b、及び第3感光体
3Cが配置されており、更にそれらの各感光と原稿台2
の移動路との間には第1露光装置4a、第2露光装置4
b、及び第3露光装置4cが配置されている。第1〜第
3感光体3a〜3Cはいずれもドラム状に形成されてお
り、又各ドラム軸間距離はドラム周長の2になっている
各露光装置4a〜4Cは夫々ランプ5a、5b、5c及
び集束性光伝送体6を備えているが、第1露光装置のラ
ンプ5aはレッド光を生し、第2露光装置のランプ5b
はグリーン光を生じ、そして第3露光装置のランプ5c
はブルー光を生ずるようになっている。白色光を用いフ
ィルターを通すこともできる。
原稿台2がスタート位置SからB方向へ移動する間、そ
の原稿台上の原稿1は順次に第1ランプ5a、第2ラン
プ5b、第3ランプ5cで照明され、その時の原稿1か
らの反射光はそれぞれの露光装置4a〜4cに設けられ
ている集束性光伝送体アレイ6を通して個々の感光体に
照射され、この照射光により各感光体が露光される。こ
の場合、第1、第2、第3の各ランプはそれぞれレッド
、グリーン、そしてブルーに発光するから、原稿2から
の反射光はそれぞれの色成分に分解されている。従って
、各感光体は各色成分に分解された光像、いわゆる色分
解光像によって露光されることになる。
集束性光伝送体アレイ6によって感光体3a〜3cに結
像される像は、原稿台2の上の原稿1の画像に対して鏡
像の関係、すなわち原稿の移動方向(B方向)に関して
は像が反転しない関係にあるので、各感光体3a〜3C
上に正常に連続する像を結像するためには、それらの感
光体のうち露光位置にある部分が原稿と同方向に移動し
なければならない。従って、第1図において各感光体3
a〜3cはいずれも時計方向に回転駆動されることにな
る。
第2図は各感光体3a〜3cを回転駆動するための駆動
手段の一例である。この例では、各感光体3 a 〜3
 cの回転軸?a、7b、7cの軸上に互いに径の等し
い歯車8a、8b、8cを取付け、それらの歯車と同径
の中間歯車9a、9bによってそれらの歯車8a〜8c
を互いにかみあい連結し、1つの歯車系を形成する。そ
して第3感光体3cに付設された歯車8cに噛み合う、
駆動歯車10によってこれらの歯車8a〜8c及び中間
歯車9a、9bを駆動している。駆動歯車10を第2図
中の反時計方向に回転すれば、感光体に付設される歯車
8a〜8cはいずれも時計方向に回転し、これに応じて
感光体3a〜3Cも時計方向に回転する。
時計方向に回転する感光体3a〜3Cは、第1図におい
て、露光装置4a〜4cによって色分解光像の露光をう
けるに先立って、露光位置の上流側(図の左側)に配置
された帯電チャージャ11によって一様に帯電される。
こうして帯電した感光体3a〜3cが露光装置4a〜4
cによる画像露光を受けると当該部に静電潜像が形成さ
れ、その潜像は感光体3a〜3Cの時計方向回転に従っ
て移動して現像装置12a、12b、12cに対向する
位置まで運ばれる。これらの現像装置のうち、レッド光
で露光される第1感光体3aに対応する現像装置12a
にはレッド光と補色関係にあるシアン色の現像剤13a
が収容され、グリーン光で露光される第2感光体3bに
対応する現像装置12bにはグリーン光と補色関係にあ
るマゼンタ色の現像剤13bが収容され、そしてブルー
光で露光される第3感光体3cに対応する現像装置12
Cにはグルー光と補色関係にあるイエロー色の現像剤1
3Cが収容されている。従って、各現像装置12a〜1
2cを通過する静電潜像はシアン、マゼンタ、イエロー
の各色で個別に現像され、その結果、第1感光体3a上
には原稿画像のうちのシアン色成分の顕像が形成され、
第2感光体3b上にはマゼンタ色成分の顕像が形成され
、そして第3感光体3c上にはイエロー色成分の顕像が
形成される。
以上の説明では個々の感光体3a〜3cについての帯電
、露光、現像の各作業の流れを述べたが、各感光体にお
けるこれらの作業は同一のタイミングで行われるもので
はない。すなわち、露光装置4a〜4Cによる各感光体
3a〜3cへの画像露光は、原稿1が各露光装置の照明
位置La、Lb、Lcに達した時点で行われるのである
から、各感光体3a〜3Cへの画像露光は原稿2の移動
方向(B方向)に関して上流側に配置されている感光体
、すなわち第1感光体3aから順々に行われる。
又、その場合の露光タイミングの遅れ時間は、原稿が位
置Laから位置Lbへ移動するのに要する時間及び位置
Lbから位置Lcへ移動するのに要する時間に等しい。
このような各感光体間での露光タイミングの遅れに応じ
て帯電、現像等の他の作業のタイミングも各感光体間で
違ってくる。
本実施例では、予め各照明位置La、Lb、LC間の距
離を感光体3a〜3Cの軸間距離と同様に、感光体周長
の半分にしである。従って、原稿2が第1照明位置La
に達して第1感光体3aに対して露光が行われた後、原
稿2が更に第2照明位置Lbへ移動して第2感光体3b
に対する露光が始まった時、第1感光体3a上の潜像の
先端は既に半回転し、その際、現像位置12aによる現
像が行われて潜像は顕像となっている。同様にして、原
稿2が第2照明位置Lbから第3照明位置Lcまで移動
して第3感光体3Cに対し露光が始まるときには、第1
感光体3a上の顕像の先端へは既に1回転を終わり、第
2感光体3b上の顕像の先端は既に半回転している。こ
の結果、第1感光体3a、第2感光体3b、及び第3感
光体3Cにはこの順番で且つ感光体半周長分だけ遅れた
タイミングで静電潜像が形成され、同様に遅れたタイミ
ングで顕像が形成されることになる。
各感光体3a〜3Cの下方にはポリエステルフィルム等
の薄板材からなる転写ベルト14が配置されている。こ
の転写ベルト14は図の右側の駆動ローラ15及び左側
の従動ローラ16の間に張設され、駆動ローラ15の軸
に固定される歯車35が遊び歯車36を介して前記駆動
歯車10とかみあっている。駆動歯車10をモータ17
により駆動することにより転写ベルト14は矢印Cの方
向に移動する。転写ベルト14の右側に配置された給紙
力セント18内に収容された複写紙、すなわち転写紙1
9は給紙ローラ20及びレジストローラ21によって転
写ベルト14の上に送り出され、転写ベルト14により
矢印Cの方向に搬送される。搬送途中に転写紙19は第
3感光体3C2第2感光体3b、第1感光体3aの順に
感光体に接し、転写チャージ−w22c、22b、22
aの作用下で重ね転写される。
感光体の回転方向に関し、各転写チャージャ22c〜2
2aの上流位置に配置されている転写前除電ランプ24
C124b、24aは、転写に先立ち各感光体の電位を
下げるものである。又、各転写チャージャ22C〜22
aの下流位置に配置されている除電ランプ25c、25
b、25aば転写後の各感光体の残留電位を除去して、
後続するクリーニング作業に備えるためのものである。
本実施例におけるクリーニング作業は、現像装置12C
〜12a内の現像スリーブ26c、26b、26aのバ
イアス電圧を現像時のバイアス電圧から切替えることに
よって行っている。
第1感光体3aからの像転写を終えた転写紙は、従動ロ
ーラ16の曲率の作用により、いわゆる曲率分離の状態
で転写ベルト14から分離し、定着ローラ対31へ送ら
れる。定着ローラ対31によって定着作業を受けること
により転写紙上に所望のカラー複写像が定着される。そ
の後、その転写紙ば排紙ローラ23によって機外へ排出
される。
レジストローラ21は、給紙ローラ20によって送り出
された転写紙を一時停止させておき、その後、第3感光
体3c上に形成される静電潜像とのタイミングを見図ら
って、第3感光体3C上に作られる顕像の先端が転写紙
の所望先端位置に合致するように転写紙を転写ベルト1
4の方向へ送り出す。これにより、第3感光体3Cの転
写位置(転写チャージャ22Gによる転写が行われる位
置)において転写紙の所望位置に像が転写される。
前述した通り、各感光体3a〜3Cには第1感光体3a
から順に感光体の半周長分だけ遅れて静電潜像が形成さ
れるから、各現像装置123〜12cによって得られる
顕像も同様の遅れを持っている。この場合、このような
各感光体相互間の顕像の遅れを第3感光体3Cから第2
感光体3b、そして第1!3光体3aの順に見ると、こ
の遅れは取りも直さす各顕像が感光体の半周長分だけ進
んでいることに他ならない。しかも、各感光体の転写位
置間の距離も感光体半周長分に保たれているので、各感
光体30〜3aからの転写像はずれることなく正確に重
ね合わされる。
このように、本実施例に係るカラー複写機では、画像露
光は第1感光体3a、第2感光体3b、及び第3感光体
3cの順で行い、各感光体上に形成された顕像の転写は
逆の順番、すなわち第3感光体3cから第1感光体3a
に向けて行っている。
従って、従来のように集束性光伝送体アレイと感光体と
の間に1枚の鏡を挿入して光像の進行方向を反転し、更
に感光体の顕像を一旦中間転写体に写し取るといった複
雑な作業を行う必要もない。
よって機構が簡単になり、更に複写機全体を小型に出来
る。
以上の説明から判るように、第1感光体3aから露光作
業が始まって最終的に第1感光体3aの顕像が転写され
るに至るまでに、各感光体3a〜3cはいずれも4回転
することになる。そして、第1感光体3aは1回転目に
露光及び現像が行われた後、第2感光体3b及び第3感
光体3cについての転写が終わるまで顕像を保持しなが
ら回転を続ける。又第2感光体3bは1〜2回転目にか
けて露光及び現像が行われた後、第3感光体3cについ
ての転写が終わるまで顕像を保持しながら回転する。こ
のように顕像を保持しながら回転する感光体が光に曝さ
れてはまずいので、各感光体に対する露光作業が終わる
と同時に、各感光体の露光位置に配置されたシャッター
27a、27b、27Cが第3図に示すように集束性光
伝送体アレイ6からの光路を遮ぎる位置に回動する。尚
、第3感光体3Cについては、露光によって形成した潜
像を現像した後、直ぐに転写を行うことができるので、
上記のように顕像を保持する必要がなくなり、よって、
必ずしもシャッター27cを作動させなくとも良い。
又善感光体3a〜3Cと転写ベルト14とは、転写時に
おいては互いに接触しながら移動する必要がある、しか
しながら上記のように感光体が顕像を保持しながら回転
する場合には、両者が接触するようでは好ましくない。
そこで本実施例では、第1感光体3aに対する転写チャ
ージャ22a及び転写ベルト14を支持する従動ローラ
16を複写機の機枠(図示せず)に固定した軸28のま
わりに回動可能なアーム29によって支持し、このアー
ム29を図の反時計方向にわずかに回動することにより
第4図の実線で示すように第1感光体3aと転写ベルト
14とを非接触の状態に保持できるようにしている。又
、第2感光体3bに対する転写チャージャ22bの左側
に上下に移動可能な軸30を設けておき、転写時にはこ
の軸3oを上位置に置くことによってベルトと感光体と
の接触を保持し、それ以外の時にはこの軸3oを鎖線の
下位置に置くことにより鎖線りの如くして第2感光体3
bと転写ベルト14とを非接触の状態に保持するように
している。。
尚、上記の実施例では原稿照明位置L a % L b
、Lc間の距離、各感光体3a〜3cの軸間距離、そし
て転写チャージャ22a〜22c間の距離をいずれも感
光体周長の半分として、各感光体上の顕像を重ねて転写
する際の各像間の整合を図っているが、これらの距離は
実施例の値に限定されるものでなく、各像間の整合がう
まくとれる範囲内で種々の値に設定できる。例えば、上
記の各距離が感光体の1周長であっても差支えない。
更に、感光体の数も3個に限らない、例えば、実施例に
示した3つの感光体以外に黒色複写のために更にもう1
つの同様の作用を成す感光体を設けた複写機があるが、
この形式の複写機についても本発明に係る複写方法を適
用することができる。
3個又は4個の感光体3a〜3Cに回転速度変動を生ず
るのを避けることができない。しかもこの速度により転
写ベルト14により搬送される転写紙と各感光体の対応
する位置の各転写位置への到達時間にずれを生じて、画
像位置が相対的にずれることになる。画像位置ずれを防
止するためには駆動モータから各感光体への伝動系統及
び転写ベルトを駆動する駆動ローラへの伝動系統は例え
ば歯車列のように確実に動きを伝達する機構を用いるの
がよい。
金歯車列を用いたとしても各歯車の製作過程に生じる誤
差を皆無にすることはできない。したがって各歯車の偏
心等により歯車1回転の間にも各回転角度位置における
周速の変動は避けられない。
歯車の斯かる誤差を考慮しないと各感光体3a〜3cは
夫々独自の速度変動を生じ、転写位置がずれてくる。
仮に各感光体に速度変動があったとしても、夫々転写位
置を基準にして、各感光体の速度変動が一致しておれば
画像の位置ずれはなくなる。
各感光体の速度変動を一致させるためには歯車に生ずる
誤差を同じにする必要がある。そこで本発明では各感光
体の軸に取付けられる歯車8a〜8c並びに中間歯車9
a、9bを同−型を用いて同一成形により形成するか、
同時に一体加工成形した同一形状すなわち同一径の歯車
を用いる。これにより偏心等の誤差があっても全歯車に
ついて同じであるようにする。
このような同一形状の歯車を用いたとしても相対位置関
係を無視して組み付けたのでは速度変動を一致させるこ
とはできない。
各感光体上の一点の速度変動を考えると、偏心による影
響が最も大きく、周期的変動を生じ、第5図に示すよう
な変動曲線が得られる。第5図(a)は第1感光体、第
5図(c)は第2感光体、第5図(e)は第3感光体の
夫々の速度偏差の変動を示し、夫々横軸は回転角度、縦
軸は速度偏差の変動量を表わす。第5図(b)は第1感
光体、第5図(d)は第2感光体、第5図(f)は第3
感光体の夫々の速度変動がない場合に到達すべき位置と
のずれで示す変位量を示し、夫々横軸は回転角度、縦軸
は変位量を表わす。
第り感光体3aは上記の例では露光後2.5回転したと
きに転写位置に達し、第2感光体3bは1゜5回転した
ときに転写位置に達し、第3感光体3は0.5回転した
ときに転写位置に達する。そこで各感光体の各点が転写
位置に到達するときの速度偏差量と変位量が同じであれ
ば画像位置ずれが生じない。このようにするためには丁
度第5図に示すように各感光体の速度変動の周期、振幅
、位相関係を選定すればよい。すなわち第5図(a)、
(b)のA1点で第ト感光体の露光を行い、2.5であ
る。このときβは最大速度偏差量(%) 、Vc、。
は第1感光体の平均周速m/sec 、 fは速度変動
の周波数(Hz)を示す、第5図(c )、(d )で
はA2点で第2感光体の露光を行い、1.5回転した8
2点で転写位置に達するようにする。このとき速度偏差
は零であり、変位は最大量″″ヨー であ る。V22は第2感光体の平均周速tm / s eC
を示し、ここでは■CAL ”” vO/である。第5
fffl(e)、(f)ではA3点で第3感光体の露光
を行い、0.5回転後の83点で転写位置に達するよう
にする。83点では速度偏差は零であり、変位量は最大
値のβ43 でである。VO2は第3感光体の平均周速を示し、コノ
場合v、3= v、、 = v、、 テある。
第5図に示すような周期、振幅、位相関係になるように
各感光体の相対回転位置及び歯車駆動等の構成を考慮す
ると、画像の位置ずれは生じないことになる。上記のよ
うに同時一体加工もしくは同−型による成形で得られた
同一形状の歯車を用いることにより速度変動の周期及び
振幅を第5図に示すように調整することができる。ここ
で問題になるのが位相を第5図に示すように設定するこ
とである。
第2図において、駆動歯車1oのピッチ円の平均半径を
Ro、第1感光体3aの軸に固定した第1歯車8aのピ
ッチ円の平均半径をR1、第2感光体3bの軸に固定し
た第2歯車8bのピッチ円の平均半径をR2、第3感光
体3cの軸に固定した第3歯車8cのピッチ円の平均半
径をR3とし、第1歯車8aと第2歯車8bとにかみあ
う第1中間歯車9aのピッチ円の平均半径をR4、第2
歯車8bと第3歯車8cとにかみあう第2中間歯車9b
のピッチ円の平均半径をR5とし、各歯車のピッチ円の
振れすなわち偏心量を駆動歯車がro、第】歯車がrl
、第2歯車がr2、第3歯車がr3、第1中間歯車がr
4、第2中間歯車がr5とする。
駆動歯車10の角速度ω0=一定とし、各歯車の周速を
みる。第2図の歯車列では駆動歯車1゜が第3歯車7c
にかみあっているのに対し、説明の簡単なため駆動歯車
10が第1歯車7aにかみあう例について説明する。
駆動歯車と第1歯車のがみあい点において駆動歯車と第
1歯車の周速は 周速V a 1°=ωIRL ’ =(JJI L/ 
2周速V a 2 = (IJ4 R4’ =tJj(
4−T、 μOJ、t7q)て 周速”a2 ’ =ω2 R2’ =ω2fL/2第2
fL歯車と第3歯車とのかみあい点において周速VAa
=皓?/、ω2C(ヤ珍−−冷)第3感光体の周速VE
13は VF6 = VCllとなる。
第1!5光体の露光位置がθ=ωt=5π(2,5回転
)の間に移動する距離L1’ の理論的移動路回転)(
第1!3光体の露光後θ=πから転写時θ=4πまで)
の間に移動する距離i2”の理論的れはΔi、−、=Δ
文1−Δ立2 第1−Δ立2露光位置がθ=ωt=π(0,5回転)(
第1感光体の露光後θ=2πの位置から転写時θ=3π
まで)の間に移動する距離立3”の置ずれ4ノ1−)1
才 4メ、う2鴎−祐 第2感光体と第3感光体の画像の転写紙上での位置ずれ
Δ立2−2は Δ立2−1=Δ文2−Δ文3 となる。これより位置ずれは回転位相により定まる。
第1〜第3歯車と第1〜第2中間歯車の偏心量の半分が
rlであり、駆動歯車の偏心量の半分がrOとして、各
歯車の偏心位相を変えて実験したところ第6図の如き結
果が得られた。第6図(a)に歯車の最大偏心位置を黒
丸印で表したA−Cの3通りの偏心位相の組合せについ
て実験し夫々第6図(e)の直線A、B、Cで示す結果
が得られた。図で横軸にrlの価額を縦軸に第1感光体
と第2感光体の位置ずれの量鶴を表し、直線AはAの歯
車配列、直線BはBの歯車配列、直線CはCの歯車配列
の結果を示す。これによりAの配列が一番位置ずれが少
ないことが判明した。
図は第1と第2感光体について示したが、同様のことが
第2と第3感光体の間についてもいえる。
歯車の最大偏心位置にマーク32を第2図に示すように
記入したとすると各歯車の偏心位相は第2図に示すよう
に配置するのが最も位置ずれが少なくてすむ。上記の説
明と第2図では駆動歯車と第1感光体との関係が異なる
ため、第1中間歯車の位相が180゛ずれているが、駆
動歯車よりの駆動順序にしたがって第6図の結果が得ら
れているのでこれをあてはめると第2図の如くなる。駆
動歯車側から順次最初の歯車とそれにかみあう中間歯車
の偏心位相を同じにし、次の歯車とそれにかみあう次の
中間歯車とは180゛位相をずらし、次の歯車は更に1
80゛位相をずらす。感光体を4藺用いるときは次の中
間歯車は三番目と同じ位相にし最後の歯車は更に180
゛位相をずらす、感光体が更に増えれば同様に順次位相
を定めることができる。
各歯車には同じ偏心位置に目印のマークをつけることに
より組立時に相対位相を選定することができ、上記のよ
うに必ずしも最大偏心位置にマークを付す必要はない。
同−成型又は同時加工時に同じ位置にマークを付せばよ
い。
図に示す実施例は感光体間隔を感光体ドラムの周長の2
に選定しであるが、周長と同じ長さに配置するこもでき
る。この場合は第2図のように180”の位相ずれで歯
車の偏心位相を配置するのではなく同一位相位置になる
ように配置する。これにより各感光体の速度変動位相が
同しになる。
盈来 本発明により駆動系の歯車の成形配置を考慮するという
簡単な手段により複数の感光体の画像位置ずれの問題を
解消することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカラー複写装置の一実施例の断面
略説明図、第2図は感光体駆動手段の一例の説明図、第
3図は露光光学系の略説明図゛、第4図は転写ベルトと
感光体の関係を示す説明図、第5図は各感光体の速度偏
差と位置ずれを示す変位量の変化曲線を示す図、第6図
は感光体駆動歯車系の偏心位相と位置ずれの関係を示す
図である。 3a、3b、3cm−−感光体 4a、4b、4 c−露光装置 5 a、  5 b、  5 C・・−ランプ6・・・
集束性光伝送体 8a、8b、8c=−歯車 9a、9b・・・中間歯車 10・・・駆動歯車 11・−・帯電チャージ+(帯電装置)12a、12b
、12cm現像装置 17・・・モータ 22a、22b、22c・−転写チャーシャ(転写装置
) 第6図 キ゛ヤ西ど!どイ1置ス゛しく冨1μ)ムと$2)−y
Wr1渭g@:;5のタルで×うて mm)手続補正書 昭和60年 4月16日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数個の感光体ドラムと各感光体ドラムに付設さ
    れた帯電装置、集束性光伝送体を用いた照明露光装置、
    現像装置、転写装置を備え、原稿の色分解された光像を
    各感光体ドラムに形成し、1枚の複写紙に各感光体ドラ
    ムの顕像を重ね転写するカラー複写装置において、第1
    〜第3の3個の感光体ドラムを感光体ドラム周長の1/
    2の間隔で順次配置し、各感光体ドラムの軸に固定され
    る歯車と隣り合う感光体ドラムの歯車の間にかみあい配
    置された各1個の中間歯車とよりなる歯車列と、該歯車
    列の1つの歯車に直接又は間接的に連結されるモータと
    よりなる駆動手段を設け、前記歯車列の歯車を全て同一
    形状の歯車として同一型によりもしくは一体同時加工に
    より成形し、同一位置にマークを付し、第1と第3感光
    体ドラムの歯車はマークが同一位相に、第2感光体ドラ
    ムの歯車は第1感光体ドラムの歯車に対して180°位
    相ずれ状態に夫々組付けられることを特徴とするカラー
    複写装置。
  2. (2)複数個の感光体ドラムと各感光体ドラムに付設さ
    れた帯電装置、集束性光伝送体を用いた照明露光装置、
    現像装置、転写装置を備え、原稿の色分解された光像を
    各感光体ドラムに形成し、1枚の複写紙に各感光体ドラ
    ムの顕像を重ね転写するカラー複写装置において、第1
    〜第3の3個の感光体ドラムを感光体ドラム周長の1/
    2の間隔で順次配置し、各感光体ドラムの軸に固定され
    る歯車と隣り合う感光体ドラムの歯車の間にかみあい配
    置された各1個の中間歯車とよりなる歯車列と該歯車列
    の1つの歯車に直接又は間接的に連結されるモータとよ
    りなる駆動手段を設け、前記歯車列の歯車を全て同一形
    状の歯車として同一型によりもしくは一体同時加工によ
    り成形し、同一位置にマークを付し、第1と第3感光体
    ドラムの歯車はマークが同一位相に、第2感光体ドラム
    の歯車は第1感光体ドラムの歯車に対して180°位相
    ずれ状態に夫々組付けられることと、更に第4感光体ド
    ラムを第3感光体ドラムに対し感光体ドラムの周長の1
    /2の間隔で配置し、第4感光体ドラムに取付けた歯車
    と該歯車と第3感光体ドラムに取りつけた歯車との間に
    かみあい配置される中間歯車が第1感光体ドラムの歯車
    と同様に形成されかつ第1感光体ドラムの歯車に対し1
    80°位相ずれ状態に組付けられることを特徴とするカ
    ラー複写装置。
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