JPS61155314A - 口腔用組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は安定性及び使用感が良好で、しかも可溶性アル
ミニウム化合物が安定して配合される口腔用組成物に関
し、特に象牙質知覚過敏症の予防又は治療に好適に使用
することができる口腔用組成物に関する。

従来技術 象牙質知覚過敏症とは臨床症状に因んだ疾患名であつて
、歯の５蝕、咬耗、磨耗などの原因により、或〜・は歯
肉の退縮などの原因により、歯のエナメル質又はセメン
ト質が消失して象牙質が露出し、この象牙質に温熱的、
化学的、機械的、物理化学的、電気的などの種々の外来
的な刺激が与えられることによって非常に不快な痛みを
一過性に生ずるものであり（誘発痛）、例えば砂糖を多
く含む食品や酸味の強い果物等を摂取した時、冷たい水
を飲んだ時、歯を磨く時などに経験する一過性の痛みで
あるが、これらの痛みは日常の食生活、口腔衛生の保持
に少なからず悪影響を与えるものである。

この象牙質における痛みの発現機構としては、上記の電
気的刺激や化学的刺激などの誘発因子が（１）直接象牙
質内にある象牙細管を経て、歯髄の神経を刺激するとい
う考え方と（２）象牙質に存在する象牙細管において、
これら誘発因子の刺激が象牙細管内に存する象牙細管液
を移動させ、神経を刺激するという考え方があり、現在
では、（２）の考え方が主流を占めている。即ち、ヒト
臼歯における象牙細管はエナメル側には直径が約１．０
μｍ程度のものが２〜３万個、または歯髄側には直径が
約３、０μｍ程度のものが３〜４万個分布しているが、
エナメル質又はセメント質が消失した場合、外来の刺激
が露出象牙質の表面に加わることによって象牙細管内の
体液の移動を引き起こし、この体液の移動によって歯髄
の知覚神経を興奮させ、痛みとして感じるというもので
ある。

従って、知覚過敏症の痛みを緩和、除去し、或いは予防
するには、歯髄神経を鈍麻するよりも、この象牙細管の
入口を封鎖、狭窄することによって刺激の伝達を抑制、
阻止することが有効である。

従来、象牙質知覚過敏症を予防又は治療するための有効
成分としては、歯髄神経を鈍麻する有効成分として硝酸
カリウムやクエン酸ナトリウムが使用され、また象牙細
管を封鎖する有効成分として塩化ストロンチウムが使用
されているが、従来のこの種の有効成分は必ずしも十分
な効果がなく。

更に効果の高〜・有効成分が望まれる。

発明が解決しようとする問題点 本発明者らは、このため神経の鈍麻作用を利用した間接
的な技術に依らず、象牙質内の象牙細管を狭窄又は閉塞
することによって象牙質知覚過敏症を予防、治療するこ
とカーできるより効果の高い有効成分につき検討したと
ころ、乳酸アルミニウム等の可溶性アルミニウム化合物
が優れた象牙細管封鎖作用を有し、象牙質知覚過敏症の
予防、治療に極めて有効であることを知見したが、可溶
性アルミニウム化合物を口腔用組成物に配合した場合、
組成物の安定性に問題が生じるものであった。

即ち、乳酸アルミニウム等の可溶性アルミニウム化合物
を練歯磨等の口腔用組成物に配合する場合、粘結剤とし
てアニオン系の粘結剤であるカルボキシメチルセルロー
スナトリウムを使用すると、カル〆キシメチルセルロー
スナ）　＋Ｊウムがアルミニウムイオンと反応し、組成
物中の有効アルミニウムイオン濃度が低下すると共に、
組成物に液分離、肌荒れ等が生じ、特に長期間保存した
ときにこのような傾向が顕著になる問題が生じた。また
、アニオン系の粘結剤であるカラゲナンの場合は、カル
ボキシメチルセルロースナトリウムとは異なり、アルミ
ニウムイオンを失活させる問題はないものであったが、
組成物の安定性（特に液分離や肌荒れ等）が劣るもので
あった。一方、ヒドロキシエチルセルロースなどの耐塩
性に優れて〜・るといわれている粘結剤においては、ア
ルミニウムイオンを安定に配合させるものの、組成物の
成型性、曳糸性などに問題があり、またヌルヌルした感
じを与え、使用感が悪いものでおった。

このような組成物の安定性、使用感の悪さ、アルミニウ
ムイオンの失活は実際に製品化する場合に非常な問題と
なるものであり、それ故この点の解決が求められた。

問題点を解決するための手段 本発明者らは、上記事情に鑑み、組成物中で可溶なアル
ミニウム化合物を含有する口側用組成物の安定性、使用
感を良好なものＫし、かつ可溶性アルミニウム化合物を
安定配合することＫついて更に検討を進めた結果、乳酸
アルミニウム等の可溶性アルミニウム化合物を含有する
口腔用組成物の粘結剤としてヒドロキシアルキルセルロ
ースとカラビナンとを併用することにより、上記目的が
達成されることを知見した。

即ち、本発明者らの検討によれば、可溶性アルミニウム
化合物を含有する口腔用組成物においては、意外にもそ
れ単独では組成物の安定性、使用感に問題を生じさせる
ヒドロキシアルキルセルロースとカラゲナンとを併用し
た場合、組成物の成型性、液分離、肌荒れ、曳糸性が改
善され、組成物の安定性が向上すると共に、ヌルヌルし
た感じがなく、使用感が良好になり、更に有効アルミニ
ウムイオンの失活も少なく、可溶性アルミニウム化合物
が安定して配合されることを見い出し、本発明をなすに
至ったものである。

従って、本発明は可溶性アルミニウム化合物とヒドロキ
シアルキルセルロースとカラゲナントヲ含有してなる口
腔用組成物を提供するものである。

ここで、可溶性アルミニウム化合物としては。

組成物に可溶なものであればいずれのものも使用し得る
（なお本発明において可溶状態とは、上記の成分が口腔
用組成物中に全部可溶化されている場合のみに限られず
、一部沈澱状態にある場合も包含する）が、特に象牙質
知覚過敏症の予防又は治療のための有効成分としては、
アルミニウムに対するカルボン酸根のモル比が０．３〜
６の化合物（以下、カルピン酸アルミニウムという）並
びにアルミニウムクロルヒトロール及びそのプロピレン
グリコール錯体、塩化アルミニウム、硝酸アルミニウム
が好ましく用いられる。これらのなかでは、特にアルミ
ニウムクロルヒトロール及ヒソのプロピレングリコール
錯体が効力の点で好ましい。

この場合、カルピン酸アルミニウムとしては、乳酸アル
ミニウム、グルコン酸アルミニウム、グリ１コール酸ア
ルミニウム等のモノカルピン酸アルミニウム、マロン酸
アルミニウム、グルタル酸アルミニウム、リンゴ酸アル
ミニウム、酒石酸アルミニウム等のジカルボン酸アルミ
ニウム、クエン酸アルミニウム等のトリカル♂ン酸アル
ミニウムなどが挙げられる。これらのうちでは、特にヒ
ドロキシル基を有するカルピン酸アルミニウムが好まし
く、なかでも乳酸、グリコール酸、グルコン酸等のヒド
ロキシモノカルボン酸アルミニウムが好ましい。なお、
アルミニウム又はカルボン酸を過剰モルとする場合は、
Ａｔ（ＮＨ４）（ＳＯ４）２．　ｋｔｃｔ、。

Ａｔｖ、　、　Ａｚ（ｏＨ）５　、　〔Ａｔ（ＯＨ）２
Ｃｔ：ｌｘ、　Ａｔ（Ｎｏ３）、　。

ＫＡｔ（ＳＯ４）２．　ＮａＡＺ（ＳＯ４）ｚ　、　Ａ
ｔ２（８０４）３゜Ａｔ（ＳｉＦ２）、などのアルミニ
ラ塩又はモノ、ジ、トリカルボン酸及びそのアルカリ金
属塩などを配合できる。

上述シたカルピン酸アルミニウムは、アルミニウムに対
するカルボン酸根のモル比が０．３〜６であるものが好
ましく、換言するとアルミニウム１モルに対しカルボン
酸を０．３　／　ｎ〜６　／　ｎモル（但し、ｎはカル
ボン酸根の数を示す。即ち、モノカルボン酸の場合はｎ
＝ｌ、・ノカルゲン酸の場合はｎ　＝　２、トリカルボ
ン酸の場合はｎ　＝　３である）、特に、モノカルボン
酸の場合０．７〜５、特に１〜４、ジカルゲン酸の場合
０．２〜２．５．特Ｋ　Ｏ，３〜２、トリカルボン酸の
場合０．１〜２、特に０．２〜１．５モルである。

本発明においては、可溶性アルミニウム化合物はその１
種を単独で用いてもよく、２種以上を併用してもよい。

また、可溶性アルミニウム化合物の含有量は必ずしも制
限されないが、アルミニウムとして可溶化されたものが
組成物全体の０．０１〜１０％（重量％、以下同じ）、
特にＯ，１〜５％であることが好ましい。

なお、本発明組成物を象牙質知覚過敏症の予防又は治療
の目的で使用する場合、可溶性アルミニラム化合物に加
え、更にリン酸化合物を配合することができ、これによ
シ象牙質知覚過敏症の予防、治療効果を更（改善するこ
とができる。ここで、リン酸化合物としては、正リン酸
、グリ七ロリン酸、−ロリン酸、トリポリリン酸、ヘキ
サメタリン酸、フィチン酸、エタン−１−ヒドロキシ−
１，１−ソホスホン酸及びこれらのナトリウム塩、カリ
ウム塩、アンモニウム塩、カルシウム塩などが挙げられ
、これらの１種又は２種以上が使用し得る。こｎらリン
酸化合物も溶解状態で口腔用組成物に含有させるもので
あり、その含有量は可溶化されたものが組成物全体の０
，０１〜１０％、特に０．１〜５チとすることが好まし
い。

また、可溶性アルミニウム化合物、特にヒドロキシカル
ピン酸アルミニウムをシュウ酸化合物と併用することに
よってもリン酸化合物を配合した場合と同様の効果が得
られ、従ってシュウ酸化合物と可溶性アルミニウム化合
物、特にヒドロキシカルピン酸アルミニウムとを併用す
ることが有効である。この場合、シュウ酸化合物として
は、シュウ酸及びそのナトリウム塩、カリウム塩、アン
モニウム塩などが挙げられ、これらの１種又は２種以上
が使用し得、その口腔用組成物中における含有量は可溶
化されたものがシュウ酸根として０．０７〜５％、特に
０．１〜３％であることが好ましい。

本発明の口腔用組成物は、上述した可溶性アルミニウム
化合物ヲヒドロキシアルキルセルロース及びカラゲナン
と併用するもので、これにより組成物の安定性、使用感
、可溶性アルミニウム化合物の組成物中での安定性を顕
著に改善したものである。

ココテ、ヒドロキシアルキルセルローストシてハ、ヒド
ロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
スが有効に使用されるが、これらのウチではエチレンオ
キサイドの平均付加モル数カ１．３〜２．５のヒドロキ
シエチルセルロース、プロピレンオキサイドの平均付加
モル数カ３．０〜４．０であるヒドロキシプロピルセル
ロースヲ使用することが好ましく、これＫよシ組成物の
安定性をより良好に改善する。これらヒドロキシアルキ
ルセルロースの平均付加モル数が上記範囲よシ少ない場
合は肌を悪くすることがあシ、上記範囲を越える場合は
成型性、曳糸性を悪くすることがある。更に、ヒドロキ
シアルキルセルロースとしては、１％水溶液の粘度が２
〜６０００ｃｐｓが好まし〜）。

また、カラゲナンとしては、組成物の肌を良好にする点
からラムダカラｒナンが好ましく使用される。この場合
、カラゲ９ナンとして他のｌ、に−カラデナンをラムダ
カラゲナンの性質を損なわない程度に含んでいても差支
えなく、例えばｌ、に−カラゲナンをカラゲナン全量の
５０チ程度まで含んでいても差支えない。

ヒドロキシアルキルセルロースとカラゲナンとを併用す
る場合、その配合比率は重量比として１０：１〜ｉ：ｔ
ｏ、特に３：１〜１：５とすることが好ましく、またヒ
ドロキシアルキルセルロースとカラゲ９ナンとの合計配
合量が組成物全体の０．１〜１０％、特に０．５〜５％
となるように配合することが好ましい。ヒドロキシアル
キルセルロースを上記配合比率を越えて過剰に配合する
場合、或いは合計配合量が上記範囲を越える場合には、
曳糸性、使用感を悪くすることがあり、また力ラデナン
を上記配合比率を越えて過剰に配合する場合、或いは合
計配合量が上記範囲より少ない場合には、液分離、肌の
状態を悪くすることがある。

なお、本発明においては、このように粘結剤としてヒド
ロキシアルキルセルロースとカラｌ’ｆンとを併用する
ものであるが、′この場合必要により本発明の目的を損
なわない範囲で他の粘結剤、例えばカルボキシメチルセ
ルロースナトリウム、メチルセルロース、カル？キシメ
チルヒドロキシエチルセルロースナトリウムナトのセル
ロース訪導体、アルギン酸ナトリウムなどのアルカリ金
属アルギネート、アルギン酸プロピレングリコールエス
テル、キサンタンガム、トラガカントがム、カラヤガム
、アラビアガムなどのガム類、ポリビニルアルコール、
ポリアクリル酸ナトリウム、カル〆キシビニルポリマー
、ポリビニルピロリドンなどの合成粘結剤、ケ°ル化性
シリカ、ケ゛ル化性アルミニウムンリカ、ビーがム、ラ
ポナイトなどの無機粘結剤等の１種又は２種以上を配合
して差支えない。

本発明に係る口腔用組成物は、練歯磨、潤製歯磨等の歯
磨類、液状又はダル状の塗布剤、洗口剤、デンタルフロ
ス、オーラルバンドなどとして用いられるものであるが
、本発明の口腔用組成物のその他の成分としては、その
種類、使用目的等に応じた適宜な成分が用いられる。

例えば、歯磨類の場合には、第２リン酸カルシウム・２
水和物及び無水物、第１１Ｊン酸カルシウム、第３リン
酸カルシウム、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム
、酸化チタン、アルミナ、水酸化アルミニウム、沈降性
シリカ、その他のシリカ系研肯剤、ケイ酸アルミニウム
、不溶性メタリン酸ナトリウム、不溶性メタリン酸カリ
ウム、第３リン酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫
酸カルシウム、ベントナイト、ケイ酸ジルコニウム、合
成樹脂等の１種又は２種以上を配合し得る（配合量通常
３〜９９チ、練歯磨の場合ＫＶｉ５〜５０チであるが、
ＲＤＡ値が１０〜１００程度、特に；３０〜６０程度に
なるように研磨剤、その配合量す選定することが好まし
℃・）。

この場合、これらの研磨剤のうちでは、組成物の安定性
をより良好に改善し、可溶性アルミニウム化合物を組成
物中により安定に配合させる点から水酸化アルミニウム
が好ましく、また特に水酸化アルミニウムとしては水酸
化アルミニウムを酸又はその塩、特にリン酸又はその塩
で処理することによって得られた改質水酸化アルミニウ
ムが好適に使用される。

この改質水酸化アルミニウムにつき更に詳述すると、水
酸化アルミニウムの改質に用いる酸や塩としては、無機
酸、有機酸及びそれらの塩を使用し、その水溶液中に水
酸化アルミニウムを懸濁することＫよって行なうことが
できる。無機酸及びその塩としてはリン酸、硫酸、塩酸
及びそれらの塩等が例示され、有機酸及びその塩として
は酢酸、シュウ酸、酒石酸、コ・・り酸及びそれらの壇
等が例示されるが、これらのなかではリン酸及びその塩
が好ましい。

この場合、リン酸及びその塩としては、オルトリン酸（
Ｈ３Ｐ０４）、−〇リン酸（Ｈ４Ｐ２０．　）、メタリ
ン酸（ＨＰＯ４）、三リン酸（Ｈ５Ｐ！５０１０　）　
’四すン酸（Ｈ６Ｐ４０１３）、？リメタリン酸（（Ｈ
ＰＯρｒｌ）などの縮合リン酸及びこれらのアルカリ金
属塩などが挙げられ、これらの１種又は２種以上を組合
せて用いることができる。なお、アルカリ金属塩として
はリン酸水素−アルカリ金属塩（Ｍｔ（２ＰＯ４）、リ
ン酸水素ニアルカリ金属塩（Ｍ２）ＩＰＯ４，）、リン
酸三アルカリ金属塩（Ｍ３ＰＯ４）などが挙げられる。

特にオル）　ＩＪン酸又はそのアルカリ金属塩で処理す
ることによって得られたものが好適であり、このリン酸
又りその塩で改質されたものは粒子表面Ｋ　ＩＪン酸ア
ルミニウム含有層が形成されているものである。この種
の改質水酸化アルミニウムを使用する場合、表面のリン
酸アルミニウム含有層が全てリン酸アルミニウムで形成
されているものを用いても良く、水酸化アルミニウムと
リン酸アルミニウムとが共存しているものを用いても良
いが、ＥＳＣＡ　（Ｅｌｅｃｔｒｏｎ　５ｐｅｅｔｒｏ
ｓｃｏｐｙ　ｆｏｒ　ＣｈｓｍｉｃａｌＡｎａｌｙｓｉ
ｓ）　Ｋより表面分析を行なった場合Ｋ　ＩＪン酸アル
ミニウム含有層中のリン原子が０１〜１０チの存在を示
すものを用いることが好ましい。また、リン酸アルミニ
ウム含有層の厚さが１０〜１０００にのものが好ましく
、更に改質水酸化アルミニウム中のＰ２Ｏ５分が０．０
１〜０．５％であるものが好ましい。なおまた、改質水
酸化アルミニウムとしては、これを水に１０重量％の割
合で！濁したスラリーの声が５〜８であシ、銅板研磨値
が１〜１０ダであるものを用いることが好ましい。ここ
で、鋼板研磨値は、改質水酸化アルミニウムを５０％配
合した通常の処方の練歯磨を作成し、これを５０ｇとり
、４０ｇの６０チグリセリンに分散させて傾斜型研磨試
験機（ｐｅｐｓｏｄｅｎｔ　ｔｙｐｅ　）を用いて２万
ストロ一ク行なった場合の研磨性である〔［最近化粧品
科学Ｊ（薬事日報社：昭和５５年４月１０日）第１８４
頁参照］。

更に、歯磨類、その他の液状、−１！−スト状口腔用組
成物の製造において、粘稠剤としてソルビット、クリセ
リン、エチレングリコール、プロピレングリコール、１
，３−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、
ホ＋）−１”ロピレングリコール、キシリット、マルチ
ット、ラフチット等の１種又は２種以上を配合し得る（
配合量歯磨の場合通常１０〜７０％）。

これらのうちで、ポリエチレングリコール、特に常温で
液状のもの、なかでも平均分子量が２００〜４００のポ
リエチレングリコールを使用すると、粘結剤としてヒド
ロキシアルキルセルロースを使用してもヒドロキシアル
キルセルロースがｔｔこにならず、取扱い性に優れ、更
に組成物の安定性をより向上させるため、ポリエチレン
グリコールをヒドロキシアルキルセルロースの分散剤と
して好適に用いることができる。

また、口腔用組成物中には、ラウリル硫酸ナトリウム、
ミリスチル硫酸ナトリウム等のアルキル基の炭素数が８
〜１８である高級アルキル硫酸エステルの水溶性塩、水
素化ヤシ油脂肪酸モノグリセリドモノ硫酸ナトリウム等
の水溶性の高級脂肪酸モノグリセリドモノ硫酸塩、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム等のアルキルアリー
ルスルホン酸塩、高級アルキルスルホン酸塩、１，２−
ジヒドロキシプロパンスルホン酸塩の高級脂肪酸エステ
ル、Ｎ−ラウロイル、Ｎ−ミリストイル又はＮ−ｔ４ル
ミトイルデルコシンのナトリウム、カリウム又はエタノ
ールアミン塩等の低級脂肪族アミノカルゲン酸化合物の
実質的に飽和の高級脂肪族アシルアミドなどのアニオン
活性剤、ラウロイルジェタノールアミド等のアルキロイ
ルエタノールアミド、ショ糖モノ及びジラウレート等の
脂肪酸基の炭素数が１２〜１８であるショ糖脂肪酸エス
テル、ラクトース脂肪酸エステル、ラクチトール脂肪酸
−ｒ−ステル、マルチトール脂肪酸エステル。

ステアリン酸モノグリセライド、Ｉリオキシエチレンン
ルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタ
ンモノステアレート、ポリオキシエチレン（１０，２０
，４０，６０，８０，１００モル）硬化ヒマシ油、エチ
レンオキサイドとプロピレンオキサイドの重合物及びポ
リオキシエチレンポリオキシゾロピレンモノラウリルエ
ステル等のポリエチレンオキサイドと脂肪酸、脂肪アル
コール、多価アルコール及びポリプロピレンオキサイド
との縮合生成物などのノニオン活性剤、ベタイン系、ア
ミノ酸系などの両性活性剤といった１種または２種以上
の界面活性剤（配合量通常Ｏ〜７チ、好ましくは０．２
〜５チ）を配合し得る。

これらのうちでは、可溶性アルミニウム化合物の収れん
感を改善し得る点から脂肪酸基の炭素数１０〜１６、特
ｌｌ′ｃ１２〜１４であり、かツアルカノール基の炭素
数が２又は３である脂肪酸アルカノールアミドが好適に
用いられる。なお、脂肪酸は飽和でも不飽和でもよく、
また直鎖でも分枝鎖を有するものでもよく、更に混合脂
肪酸であってもよい。具体的には、カプリン酸モノエタ
ノールアミド、ラウリン酸ジェタノールアミド、ミリス
チン酸ジェタノールアミド、・々ルミチン酸ゾエタノー
ルアミド、ヤシ油脂肪酸ジェタノールアミド、牛脂脂肪
酸ジェタノールアミド、ラウリン酸モノイソプロ・２ノ
ールアミド等が挙げられ、なかでもラウリン酸ジェタノ
ールアミド、ミリスチン酸ジェタノールアミドが好まし
く用いられる。

本発明の口腔用組成物には、更にサッカリンナトリウム
、ステビオサイド、ネオヘスベリジルジヒドロカルコン
、グリチルリチン、ヘリラルチン、タウマチン、アメ／
４ラチルフエニルアラニンメチルエステル、ｐ−メトキ
シシンナミックアルデヒド、乳糖、果糖、サッカリンナ
トリウムなどの甘味剤（０〜ｌチ、好ましくは０．０１
〜０．５％）、ｐ−ヒドロキシメチルベンゾイックアシ
ド、ｐ−ヒドロキシエチルベンゾイックアシド、ｐ−ヒ
ドロキシゾロビルベンゾイックアシド、ｐ−ヒＰロキシ
ブチルペンゾイックアシド、安息香酸ナトリウム、低級
脂肪酸モノグリセライドなどの防腐剤、ｔ−メントール
、カルダン、アネトール、オイゲノール、メチルサリシ
レート、゛ウィンターグリーン油、スペアミント油、−
２／＃−ミント油、す、サフラス油、丁字油、ユーカリ
油などの香料（これらのうちでは、可溶性アルミニウム
化合物の収れん感を改善する点からｔ−メントール、べ
・臂−ミント油が好適に用いられる）、ゼラチン、４７
’）ン、アルギニン塩酸塩、アルブミン、カゼイン、増
白剤、シリコーン、色素、その他の成分を配合し得、例
えば練歯磨の場合には上記した所望の成分を適量の水と
練合することにより製造し得る。

また、他の口腔用組成物を製造する場合も通常用いられ
ている適宜な成分を使用し、常法に従って製造すること
ができる。

なおまた、本発明においては、イプシロンアミノカプロ
ン酸、トラネキサム酸、デキストラナーゼ、アミラーゼ
、プロテアーゼ、ムタナーゼ、リゾチーム、溶菌酵素、
リテックエンザイム等の酵素、モノフルオロリン酸ナト
リウム、モノフルオロリン酸カリウムなどのアルカリ金
属モノフルオロホスフェート、フ、化ナトリウム、フッ
化アンモニウム、フッ化第１錫等のフッ化物、クロルヘ
キシノン塩類、ジヒドロコレステロール、グリチルリチ
ン塩類、グリチルレチン酸、クロロフィル、カワ４デタ
イド、ビタミン類、歯石防止剤、抗菌剤、歯垢阻止剤、
硝酸カリウムなどの公知の知覚過敏症鈍麻剤等の有効成
分を１種又は２種以上配合し得る。

本発明の口腔用組成物は、上述した成分を適宜選択使用
して調製し得るが、この場合組成物のｐｉ（は５〜１０
、特１ｃ６〜８とすることが好ましく、これにより組成
物の収れん感を改善させることができる。

なお、このように組成物の−を５〜１０とすることによ
り、上述したように可溶性アルミニウム化合物含有口腔
用組成物の使用感を改善し得るものであるが、更にこの
一範囲において可溶性アルミニウム化合物の象牙細管封
鎖効果が有効に発揮される。

本発明組成物の−を５〜１０に調整する場合。

必要に応じて一調整剤を添加することができ、−調整剤
としては水酸化す）　ＩＪウム、水酸化カリウム、炭酸
水素ナトリウム、炭酸ナトリウム等の水酸化アルカリ、
炭酸水素アルカリ、炭酸アルカリなどを使用することが
できるが、炭酸塩や尿素などを用いた場合にはガスが発
生したシ、濁りが生じたり、声調整能が低い等の問題が
生じるおそれがあるので、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウムを使用することが好ましい。なお、組成物の声を
下げる場合には適宜な無機酸、有機酸を用いることがで
きる。

発明の効果 本発明の口腔用組成物は、可溶性アルミニウム化合物に
粘結剤としてとドロキシエチルセルロースとカラゲナン
とを併用して配合しているため、組成物が安定であシ、
また使用感が良好であると共Ｋ、可溶性アルミニウム化
合物が組成物中に安定配合されるものである。

次に実験例を示し、本発明の効果を具体的に説明する。

〔実験例〕

第１表に示す処方の練歯磨を調製し、これをチューブに
充填し、５０℃の恒温槽に１か月保存した後、歯磨中の
可溶性アルミニウム化合物（乳酸アルミニウム）の残存
率、歯磨の成型性、液分離、肌荒れ、曳糸性、使用感を
それぞれ下記基準に基〜・て官能評価した。結果を第１
表に併記する。

成型性（チューブから押し出して見た時）○：ｍブラシ
に乗せやすい適度なかだちΔ：　　ｌ　やや乗せにくい ×：　　Ｉ　乗せにくい 液分離（チューブから押し出して見た時）０：液のしみ
出しがない Δ：液のしみ出しがわずかにおる ×；液のしみ出しが多い 肌荒れ（チューブから押し出して見た時）Ｏ：良好な線
肌を保っている Δ：やや肌荒れがある ×：肌荒れが著しい 曳糸性（チューブから押し出して見た時）Ｏ：糸引きが
なく、練切れがよい Δ：やや糸引きがある Ｘ：糸引きがあり練切れが悪い ０：８０〜ｉｏｏ％ △　：　６０〜８０　％ ×：６０チ未満 使用感（ヌルヌル感）・・・（通常の方法で使用した時
）Ｏ；ヌルヌル感がなく、すりきシしているΔ：ややヌ
ルヌルする ×：強いヌルヌル感がある 可溶性アルミニウム化合物残存量定量性練歯磨５．Ｏｙ
を精製水１００ｄに分散し、１０．０００　ｒｐｍ、　
１０分間、遠心分離を行い、上澄液１０ｇを採取した後
、ＥＤＴＡ　＠定によシ定量を行った。

第１表の結果よシ、粘結剤としてヒドロキシエチルセル
ロースとカラゲナンとを併用した場合に歯磨安定性、使
用感に優れ、かつ可溶性アルミニウム化合物を安定に配
合し得ることが知見された。

また、研磨剤としては水酸化アルミニウムが歯磨安定性
を向上させ、可溶性アルミニウム化合物を安定配合する
ことが認められた。

以下、実施例を示す。

〔実施例１〕練歯磨 ポリエチレングリコ−ルナ３００　　　　　　　１０％
グリセリン　　　　　　　　　　　　　　　　２５ヒド
ロキシエチルセルロース　　　　　　　　　　１．０カ
ラケ９ナン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０
．５水酸化アルミニウム　　　　　　　　　　　　　５
０ラウリル硫酸ナトリウム　　　　　　　　　　　　　
１．０ラウロイルサルコシン酸ナトリウム　　　　　　
　０．３ε−アミノカプロン酸　　　　　　　　　　　
　　０．０１クエン酸アルミニウム　　　　　　　　　
　　　　４．０ＮａＯＨ１，０ メチルノｆう４ン　　　　　　　　　　　　　　　　　
　０６１す、カリンナトリウム　　　　　　　　　　　
　　　０．１香料　　　　　　　　　　１．０ １００．０％ ｐＨ：　　７．０ 〔実施例２〕練歯磨 ポリエチレングリコ−ルナ４００　　　　　　５　　％
７″′・　ト　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　２５ヒドロキシエチルセルロース
　　　　　　　　　０．７カラゲナン　　　　　　　　
　　　　　　　　１．０リン酸改質水酸化アルミニウム
　　　　　　４５ラウリル硫酸ナトリウム　　　　　　
　　　　０．５ラウリン酸ジエタノールアミド　　　　
　　　０．３塩酸クロルヘキシジン　　　　　　　　　
　　　０．０１乳酸アルミニウム　　　　　　　　　　
　　　　２．０ＮａＯＨ０，５ プチルノ平ラペン　　　　　　　　　　　　　　　０．
０２サツカリンナトリウム　　　　　　　　　　　　０
．１香料　　　　　　　　　１．０ 精製水　　　　　　　　　　　　　　　　　　残１００
．０％ 、ｌ（：　　６．５ 〔実施例３〕練歯磨 ぼりエチレングリコール＄３００　　　　　　　６％ソ
ルビ、ト１５ グリセリン　　　　　　　　　　　　　　１５ヒドロキ
シエチルセルロース　　　　　　　　１．５カラゲナン
　　　　　　　　　　　　　　　　　０．５水酸化アル
ミニウム　　　　　　　　　　　４５ラウリル硫酸ナト
リウム　　　　　　　　　　　０．３ラウロイルサルコ
シン酸ナトリウム　　　　　０．５酢酸トコフエロール
　　　　　　　　　　　　０．１モノフルオロリン酸ナ
トリウム　　　　　　　　０．７６乳酸アルミニウム　
　　　　　　　　　　　　１０．０Ｎａ２ＨＰＯ４０，
２ ＫＯＩ（０，３ ブチルパラベン　　　　　　　　　　　　　　　０．１
サツカリンナトリウム　　　　　　　　　　　　０．１
香料　　　　　　　　　１．０ 精製水　　　　　　　　　　　　　　　　　　　残１０
０．０％ Ｐ）（：　　７．０ 〔実施例４〕練歯磨 ポリエチレングリコール≠２００　　　　　　５　　％
グリセリン　　　　　　　　　　　　　３０ヒト９０キ
シエチルセルロース　　　　　　　　２．５カラゲナン
　　　　　　　　　　　　　　　　１．０水酸化アルミ
ニウム　　　　　　　　　　　　４０アルミナ　　　　
　　　　　　　　　　　　　　１．０ラウリル硫酸ナト
リウム　　　　　　　　　　２．０トラネキサム酸　　
　　　　　　　　　　　　　　０．０５乳酸アルミニウ
ム　　　　　　　　　　　　　　７．０ＮａＯＨ０，８ エチルパラベン　　　　　　　　　　　　　　０．０２
サツカリンナトリウム　　　　　　　　　　　　０．１
香料　　　　　　　　　１．０ １００．０チ ｐ）ｌ　：　７．５ 〔実施例５〕練歯磨 ポリエチレングリコ−ルナ３００　　　　　　８％ンル
ビット　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０グリ
セリン　　　　　　　　　　　　　　２０ヒドロキシエ
チルセルロース　　　　　　　　０．５カラゲナン　　
　　　　　　　　　　　　　　　１．５水酸化アルミニ
ウム　　　　　　　　　　　４５ラウリル硫酸ナトリウ
ム　　　　　　　　　　　１．５ラウロイルサルコシン
酸ナトリウム　　　　　０．２塩酸クロルヘキシジン　
　　　　　　　　　　０．０１アルミニウムクロルヒト
ロ一ルプロピレンダリコールｇ　　　　３．０ＮａＯＨ
０，６ エチル／臂ラベン　　　　　　　　　　　　　　０・０
５サツカリンナトリウム　　　　　　　　　　　　０．
１香料　　　　　　　　　１．０ ｉｏｏ、ｏ％ ｐＨニア、０ 〔実施例６〕練歯磨 ポリエチレングリコール＋２００　　　　　　７　　％
ソルピ、ト３０ ヒドロキシエチルセルロース　　　　　　　　３．０カ
ラｒナン　　　　　　　　　　　　　　　　１．０水酸
化アルミニウム　　　　　　　　　　　３０不溶性メタ
リン酸ナトリウム　　　　　　　　２．０ラウリル硫酸
ナトリウム　　　　　　　　　　０．３ラウリン酸ジエ
タノールアミド　　　　　　　０．７β−ダリチルレチ
ン酸　　　　　　　　　　　　０．０１フツ化第１錫　
　　　　　　　　　　　　　　０．４乳酸アルミニウム
　　　　　　　　　　　　　１．ＯＮａ　２ＨＰＯ４０
，３ ＮａＯＨＯ，２ メチルノ々ラペン゛　　　　　　　　　　　　　　０．
２サツカリンナトリウム　　　　　　　　　　　　０．
１香料　　　　　　　　　１．０ １００．０チ ｐＨ：　６．５ 〔実施例７〕練歯磨 ポリエチレングリコ−ルナ３００　　　　　　５　　％
ソルビット２０ ヒドロキシエチルセルロース　　　　　　　　０．２カ
ラゲナン　　　　　　　　　　　　　　　　１．０水酸
化アルミニウム　　　　　　　　　　　５０ラウリル硫
酸ナトリウム　　　　　　　　　　０．７酢酸トコフエ
ロール　　　　　　　　　　　０．１酒石酸アルミニウ
ム　　　　　　　　　　　　　５．０ＮａＯＨＯ，７ エチルノ臂ラペン　　　　　　　　　　　　　　　０．
１サツカリンナトリウム　　　　　　　　　　　　０．
１香料　　　　　　　　　１・Ｏ ｐＨ：　７．０ 〔実施例８〕練歯磨 ホリエチレングリコール＋４００　　　　　　７　　％
プロピレングリコール　　　　　　　　　　　　１グリ
セリン　　　　　　　　　　　　　　２５ヒドロキシエ
チルセルロース　　　　　　　　　０．４カラゲナン　
　　　　　　　　　　　　　　　　２．０水酸化アルミ
ニウム　　　　　　　　　　　４０ラウリル硫酸ナトリ
ウム　　　　　　　　　　１，０グルコン酸クロルヘキ
シノン　　　　　　　　０．０１乳酸アルミニウム　　
　　　　　　　　　　　　５．０ＫＯＨＯ，５ メチルノ母ラペン　　　　　　　　　　　　　　　０．
１サツカリンナトリウム　　　　　　　　　　　　０．
１香料　　　　　　　　　１．０ １００．０％ ｐ）Ｉ　：　７．０ 〔実施例９〕練歯磨 ４リエチレングリコール◆４００　　　　　　　８　　
％ソルビット２５ ヒドロキシエチルセルロース　　　　　　　　　３．５
カラゲナン　　　　　　　　　　　　　　　　１．５ア
ルギン酸ナトリウム　　　　　　　　　　　０．２水酸
化アルミニウム　　　　　　　　　　　　２５無水ケイ
酸　　　　　　　　　　　　　　　　２．０ラウリル硫
酸ナトリウム　　　　　　　　　　２．０ミリスチン酸
ジエタノールアミド　　　　　　　０．３モノフルオロ
リン酸ナトリウム　　　　　　　　０．７６クエン酸ア
ルミニウム　　　　　　　　　　　　５．０ＮａＯＲ０
，３ メチル／＃ラペン　　　　　　　　　　　　　　　０．
０５サツカリンナトリウム　　　　　　　　　　　　０
．１香料　　　　　　　　　１．０ 精製水　　　　　　　　　　　　　　　　　　残ｉｏｏ
、ｏ％ ｐＨ：　　６．０ 〔実施例１０〕練歯磨 ポリエチレングリコ−ルナ４００　　　　　　３　％ソ
ルビット　　　　　　　　　　　　　　　　　１５グリ
セリン　　　　　　　　　　　　　　２０ヒドロキシエ
チルセルロース　　　　　　　　１．２カラゲナン　　
　　　　　　　　　　　　　０．５水酸化アルミニウム
　　　　　　　　　　　４５無水ケイ酸　　　　　　　
　　　　　　　　　０．５シ、糖ラウレート　　　　　
　　　　　　　　　２．０トラネキサム酸　　　　　　
　　　　　　　　０．０５乳酸アルミニウム　　　　　
　　　　　　　　　７．０ＫＯＨ０，６ プチルパラベン　　　　　　　　　　　　　　　０．０
５サツカリンナトリウム　　　　　　　　　　　０．１
香料　　　　　　　　　１．０ １００．０チ ｐＨ：　６．５ 〔実施例１１〕練歯磨 ポリエチレングリコ−ルナ４００　　　　　２０　　％
グリセリン　　　　　　　　　　　　　　１５ヒドロキ
シエチルセルロース　　　　　　　　　２．０カラゲナ
ン　　　　　　　　　　　　　　　　０．８水酸化アル
ミニウム　　　　　　　　　　　４０ラウリル硫酸ナト
リウム　　　　　　　　　　１．５フツ化ナトリウム　
　　　　　　　　　　　　０．２リンゴ酸アルミニウム
　　　　　　　　　　　　５．０Ｎａ２ＨＰＯ４０，４ ＮａＯＨ１，０ ブチル・母うベン　　　　　　　　　　　　　　０．２
す、カリンナトリウム　　　　　　　　　　　０．１香
料　　　　　　　　　１．０ １００．０％ ＰＨ：　ｓ、。

〔実施例１２〕練歯磨 ポリエチレングリコ−ルナ４００　　　　　　　４　　
％ソルビット　　　　　　　　　　　　　　　　　　３
０ヒドロキシエチルセルロース　　　　　　　　Ｏ５５
カラゲナン　　　　　　　　　　　　　　　　　１．０
リン酸改質水酸化アルミニウム　　　　　　４５ラウリ
ル硫酸ナトリウム　　　　　　　　　　０．５ラウロイ
ルサルコシン酸ナトリウム　　　　　０．２ラウリン酸
ジエタノールアミド　　　　　　　０，５乳酸アルミニ
ウム　　　　　　　　　　　　　　３．０Ｎａ２ＨＰＯ
４０，３ ＮａＯＨ０，３ メチルパラベン　　　　　　　　　　　　　　　　０．
０５サツカリンナトリウム　　　　　　　　　　　０．
１香料　　　　　　　　　１．０ １００．０チ ｐＨ：　７．０ 〔実施例１３〕練歯磨 ソルビット　　　　　　　　　　　　　　　　　　１５
　チグリセリン　　　　　　　　　　　　　　　２５ヒ
ドロキシエチルセルロース　　　　　　　　３．０カラ
ｒナン　　　　　　　　　　　　　　　　１．０カルデ
キシメチルセルロースナトリウム　　　０．２水酸化ア
ルミニウム　　　　　　　　　　　３０ビロリン酸カル
シウム　　　　　　　　　　　　２，０アルキル硫酸ナ
トリウム＊１．０ モノフルオロリン酸ナトリウム　　　　　　　　０．７
６アルミニウムクロルヒドロール　　　　　　　３．０
ＫＯＲ０，３５ メチルノ２ラペン　　　　　　　　　　　　　　　０．
１サツカリンナトリウム　　　　　　　　　　　０．１
香料　　　　　　　　　１．０ １００．０％ ｐＨ：　５．５ ＊アルキル基炭素数分布（下記のものが全炭素数分布の
うち９８チ以上含ｔ） ｃ　　’ｏ〜２０チ、Ｃ１２：５０〜８０％Ｃ°　１０
〜３０チ、　Ｃ１６：　０〜１５チ１４　。

〔実施例１４）練歯磨 ポリエチレングリコール＋４００　　　　　　１０％プ
ロピレングリコール　　　　　　　　　　　２グリセリ
ン　　　　　　　　　　　　　　２０ヒドロキシエチル
セルロース　　　　　　　　　０．８カラゲナン　　　
　　　　　　　　　　　　　　０．５水酸化アルミニウ
ム　　　　　　　　　　　　４５アルキル硫酸ナトリウ
ム＊１．５ 酒石酸アルミニウム　　　　　　　　　　　　　６，０
ＮａＯＨＯ，８ エチルノ々ラペン　　　　　　　　　　　　　　　０．
２サツカリンナトリウム　　　　　　　　　　　０．１
香料　　　　　　　　　１，０ ｉｏｏ、ｏ％ ｐＨ：　６．５ ＊アルキル基炭素数分布：実施例１３のものと同じ〔実
施例１５）口腔用バンド カル？キシメチルセルロースナトリウム　　　０．２％
カラゲナン　　　　　　　　　　　　　　　　０．３ポ
リビニルアルコール　　　　　　　　　　　０．５ヒド
ロキシプロピルセルロース　　　　　　　９．０ポリエ
チレングリコ−ルナ４０００　　　　　　１．０香料　
　　　　　　　　０．０５ 乳酸アルミニウム　　　　　　　　　　　　　２．０リ
ン酸二ナトリウム　　　　　　　　　　　　　０．５計
　　　　　　　　　　　　　　　　　１００．０％−＝
７（水酸化ナトリウムで調整） 上記成分を混合し、ｐＨ７に調整した後、公知の方法に
より乾燥する。

〔実施例１６〕ロ腔用ノスタ とドロキシエチルセルロース　　　　　　　　　２．０
％力ラうナン　　　　　　　　　　　　　　　　　２．
０プロピレングリコール　　　　　　　　　　　５．０
グリセリン　　　　　　　　　　　　　　１５ソルビツ
ト　　　　　　　　　　　　　　　　　２５香料　　　
　　　　　　１．０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、可溶性アルミニウム化合物とヒドロキシアルキルセ
   ルロースとカラゲナンとを配合してなることを特徴とす
   る口腔用組成物。 ２、可溶性アルミニウム化合物がアルミニウムに対する
   カルボン酸根のモル比が０．３〜６のものである特許請
   求の範囲第１項記載の口腔用組成物。 ３、可溶性アルミニウム化合物がアルミニウムクロルヒ
   トロール又はそのプロピレングリコール錯体である特許
   請求の範囲第１項記載の口腔用組成物。 ４、可溶性アルミニウム化合物の配合量がアルミニウム
   として可溶化しているものが組成物全体の０．０１〜１
   ０重量％である特許請求の範囲第１項乃至第３項いずれ
   か記載の口腔用組成物。 ５、ヒドロキシアルキルセルロースがヒドロキシエチル
   セルロース又はヒドロキシプロピルセルロースである特
   許請求の範囲第１項乃至第４項いずれか記載の口腔用組
   成物。 ６、ヒドロキシエチルセルロースのエチレンオキサイド
   の平均付加モル数が１．３〜２．５である特許請求の範
   囲第５項記載の口腔用組成物。 ７、ヒドロキシプロピルセルロースのプロピレンオキサ
   イドの平均付加モル数が３．０〜４．０である特許請求
   の範囲第５項記載の口腔用組成物。 ８、カラゲナンがラムダカラゲナンである特許請求の範
   囲第１項乃至第７項いずれか記載の口腔用組成物。 ９、ヒドロキシアルキルセルロースとカラゲナンとの配
   合比率が重量比として１０：１〜１：１０である特許請
   求の範囲第１項乃至第８項いずれか記載の口腔用組成物
   。 １０、ヒドロキシアルキルセルロースとカラゲナンとの
   合計配合量が組成物全体の０．１〜１０重量％である特
   許請求の範囲第１項乃至第９項いずれか記載の口腔用組
   成物。 １１、研磨材として水酸化アルミニウムを配合した特許
   請求の範囲第１項乃至第１０項いずれか記載の口腔用組
   成物。