JPS6115524A

JPS6115524A - 突入電流抑制回路

Info

Publication number: JPS6115524A
Application number: JP59136768A
Authority: JP
Inventors: 川原　竹志
Original assignee: Nippon Electric Co Ltd
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1984-07-02
Filing date: 1984-07-02
Publication date: 1986-01-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は、電源装置においてスイッチ投入時に流れる突
入電流を軽減する突入電流抑制回路に関する。

（従来技術）無線装置等の電子装置では、−次電源から直流電力を受
は電圧を変換して直流電力を出力する直流電源装置が多
用される。この直流電源装置において、入力スイッチが
投入され、−次電源の電圧が入力端子に加えられると、
入力部に設けである平滑コンデンサに大きな電流が突入
しようとする。

このように、電源装置において人力スイッチ投入直後に
流入する大きい電流を突入電流と呼ぶ。この突入電流が
特に多い場合に電源装置に電力全供給する一次電源の容
量が少ないと、−次電源の電圧がスイッチ投入時に低下
し電源装置が正常に動作するのに時間がかかる。又最悪
の場合には一次電源電圧が低下したまま正常に回復しな
くなり、電源装置も正常に動作をしなくなることがある
。

第１図は従来の突入電流抑制回路を備えた電源装置の入
力部の回路図である。この電源装置では、互いに並列に
接続された抵抗９及びサイリスタ１２並びに電圧変換ト
ランス８の出力を利用したサイリスタ駆動回路よりなる
突入電流抑制回路が平滑コンデンサー３．４の前段に設
けである。スイッチ２投入後、平滑コンデンサ３．　４
ＶＣ流れる電流は抵抗９１Ｃよって制限される。次に、
平滑コンデンサー３．４が充分に充電された後にサイリ
スタ１２を駆動し抵抗９を流れる電流をサイリスタ１２
によりバイパスさせることにより、抵抗９に発生する損
失を低減している。しかし、この従来の突入電流抑制回
路には電圧変換トランス８にサイリスタ１ｚのトリガ用
の補助巻線Ｎ３が設けであるので、電圧変換トランス８
が高価になる。又突入電流抑制抵抗９をバイパスする素
子としてサイリスタ１２を使用しているので、抵抗９に
発生する損失よりは少ないが、定常的にサイリスタ１２
に発生する損失は電源装置としては無視できない値とな
る。

（発明の目的）本発明の目的ζ・ユ、電力損失が小さく、安価な突入電
流抑制回路の提供にある。

（発明の構成）本発明の構成は、電源電圧が入力端子に印加されたとき
に平滑コンデンサに突入する電流を抑制する突入電流抑
制回路において、前記入力端子と前記平滑コンデンサと
の間に接続してある突入電流抑制抵抗と、励起したとき
接点が前記突入電流抑制抵抗を短絡するリレーと、一端
が前記入力端子に接続してある抵抗とこの抵抗の他端と
接地導体との間に接続してあるコンデンサとからなる時
定数回路と、前記リレーに励磁電流を供給し、前記コン
デンサの充電電圧が所定値に達っしたとき前記リレーを
感動させるリレー駆動回路と、前記リレーが感動した後
に定電流を流出する定電流回路と、この定電流を受け、
前記リレー駆動回路が供給する前記励磁電流を前記感動
電流より小さい保持電流に低減する励磁電流低減回路と
からなることを４？徴とする。

（実施例）次に実施例を挙げ本発明の詳細な説明する。

第２図は本発明の実施例のブロック図、第３図はその第
２図の主要なブロック金具体化して示すその実施例の回
路図である。これらの図において、１は１次電源、２は
スイッチ、３．４は平置クイルタ用）コンデンサー、５
は平滑（フィルター用）千ヨークコイル、６はスイッチ
ングトランジスタ、７はスイッチングトランジスタ６の
駆動回路、８は電ＩＥ７＆換用トランス、９は突入電流
抑制用の抵抗、１３はリレー、１３−１はリレー１３の
コイル部、１３−２はリレー１３の接点部、１４及び１
５、〜１そ７Ｌぞれ時定数回路５０を構成する抵抗及び
コンデンサー、５０はリレーに励磁電流を供給するリレ
ー駆動回路、５１はリレー駆動回路５０が動作すること
により動作する定電流１１路、５２は定電流回路５１よ
り供給される電流によ怜動作しリレー駆動回路５０より
リレー１３に供給する電流を制限するように動作するノ
くイアス回路（発明の構成の項における励磁電流低減回
路に相当）である。

次にこの実施例の動作を説明する。

まず、スイッチ２を投入すると抵抗９を介してコンデン
サ３，４に制限された充電電流が流れる。

この時コンデンサー１５には電圧が発生していないので
リレー駆動回路５０は動作せずリレー１３も動作しない
。時定数回路５０によって設定された時間後コンデンサ
ー１５の両端電圧が所定値にまで上昇するとリレー駆動
回路５０が動作し、リレー１３のコイル部１３−１に感
動可能な電圧が印加される（この時リレー駆動回路５０
はリレー１３を定電圧駆動する）。そこで、リレー１３
が感動し接点部１３−２が閉じると、その接点部１３−
２が抵抗９をバイパスして、接点部１３−２’ｔ−介し
て電源装置の動作電流が流れる。時定数回路５３０時定
数はコンデンサー３．４に流れる充電電流が充分減少し
た後にリレー駆動回路５０を動作させるように設定して
ある。

次にリレー駆動回路５０が動作することにより定電流回
路５１が動作を開始し、バイアス回路５２に電流を供給
する。バイアス回路５２は、電流を電圧に変換し、設定
された時間後コンデンサ１５の両端電圧を当初（リレー
駆動回路５０の動作を開始させた当初）より低い値の一
定電圧値にし、リレー駆動回路５０にバイアス電圧とし
て供給する。リレー駆動回路５０は、初期動作状態であ
る定電圧駆動から定電流駆動に動作状態を変化し、リレ
ーコイル部１３−１に流れる電流全減少させリレー１３
のコイル部１３−１に発生する損失を軽減する。リレー
駆動回路５０の定電流動作時の電流値は、リレー１３の
保持電流よりは多く、感動電流より少なく設定してある
。

このように、前述の実施例では、電圧変換用トランス８
に補助巻線を要しないから、電圧変換用トランス８が安
価であり、ひいてはこの実施例も安価になる。また、こ
の実施例では、突入電流抑制用抵抗９の短絡ｆ　＋ル−
の接点で行うから、定常動作時の電力損失が少ない。

（発明の効果）以上の如く、本発明によれば、電力損失が小さく、安価
な突入電流抑制回路が提供できる。そこで、本実施例を
備えた電源装置はスイッチ投入時より正常に動作するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の突入電流抑制回路を示す回路図、第２図
は本発明の一実施例を示すブロック図、第３図は第２図
の主要なブロックを具体化した回路図である。１・・・・・・１次電源、２・・・・・・スイッチ、３
，４・・・・・−平滑コンデンサ、５・・・・・・コイ
ル、６・・・・−・スイッチングトランジスタ、７・・
・・・−スイッチングトランジスタ駆動回路、８・・・
・・・電圧変換トランス、９・・・・・−突入電流抑制
抵抗、１０・・・・・・ダイオード、１１・・・・・・
コンデンサ、１２・・−・−・サイリスタ、１３・・・
・・・リレー、１４・・・・・・抵抗、１５・・・・・
・コンデンサ、１６・・・・・・トランジスタ、１７・
−・・−抵抗、１８・・・・・・ツェナーダイオード、
１９・・・・・・トランジスタ、２ｏ・・・・・・ツェ
ナーダイオード、２１・・・・・・抵抗、２２・・・・
・・コンデンサー、２３・・・・・・トランジスタ、２
４・・・・・・抵抗、５０・・・・・・リレー駆動回路
、５１・・・・・・定電流回路、５２・・・・−・バイ
アス回路。Ｙ／図ｚ３図

Claims

【特許請求の範囲】

電源電圧が入力端子に印加されたときに平滑コンデンサ
に突入する電流を抑制する突入電流抑制回路において、
前記入力端子と前記平滑コンデンサとの間に接続してあ
る突入電流抑制抵抗と、励起したとき接点が前記突入電
流抑制抵抗を短絡するリレーと、一端が前記入力端子に
接続してある抵抗及びこの抵抗の他端と接地導体との間
に接続してあるコンデンサからなる時定数回路と、前記
リレーに励磁電流を供給、前記コンデンサの充電電圧が
所定値に達っしたとき前記リレーを感動させるリレー駆
動回路と、前記リレーが感動した後に定電流を流出する
定電流回路と、この定電流を受け、前記リレー駆動回路
が供給する前記励磁電流を前記感動電流より小さい保持
電流に低減する励磁電流低減回路とからなることを特徴
とする突入電流抑制回路。