JPS61155232A - 積層体及び安全ガラス - Google Patents
積層体及び安全ガラスInfo
- Publication number
- JPS61155232A JPS61155232A JP27407484A JP27407484A JPS61155232A JP S61155232 A JPS61155232 A JP S61155232A JP 27407484 A JP27407484 A JP 27407484A JP 27407484 A JP27407484 A JP 27407484A JP S61155232 A JPS61155232 A JP S61155232A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- safety glass
- plastic film
- laminated
- laminate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「技術分野」
本発明は、衝突時の皮膚損傷が少なく、耐貫通性にも優
れ、更に耐熱性、耐水性及び光学特性にも優れた安全ガ
ラス用積層体及び安全ガラス、特に自動車窓の安全カラ
ス用として最適な積層体及びかかる積層体色猟いた安全
ガラスに関するものである。
れ、更に耐熱性、耐水性及び光学特性にも優れた安全ガ
ラス用積層体及び安全ガラス、特に自動車窓の安全カラ
ス用として最適な積層体及びかかる積層体色猟いた安全
ガラスに関するものである。
「従来技術及びその問題、点」
2枚のガラス板にポリビニールブチラール膜(以下PV
B膜と略称する。)を介在させて積層し、熱圧着して一
体化した合せガラスは、従来より自動車の風防窓に広く
使用されているが、かかる従来の合せガラスの安全性、
特に衝突時の皮膚損傷の改良されたものとして、単板の
ガラス板、あるいは合せガラス板の室内側にポリエチレ
ンテレフタレート等のプラスチック・フィルムをPVB
膜により貼り付けた安全ガラスが、例えば特開昭53−
19314号公報等に提案されている。かかる安全ガラ
スは、室内側に非破砕性の高いプラスチック・フィルム
が配されているため、ガラス板が破損した場合にも、ガ
ラス破片が搭乗者の人体を傷つける危険性を低減できる
という利点が発揮されるものの、各種試験を行なった結
果法のような難点が見い出された。即ち、PVB膜を使
ってプラスチック・フィルムをガラス板あるいは合Qラ
ス板に接触したものは、ボイリング試験を行なうとPV
B膜に発泡が生じたり、プラスチック・フィ難点、加熱
するとプラスチック・フィルム表面が凹凸になり光学特
性が悪くなるという難点が見い出された。かかる難点は
PVB膜が耐水性に劣るためとPVB膜が熱可塑性であ
るため60°C程度で軟化しはじめるため等により発生
すると考えられる。
B膜と略称する。)を介在させて積層し、熱圧着して一
体化した合せガラスは、従来より自動車の風防窓に広く
使用されているが、かかる従来の合せガラスの安全性、
特に衝突時の皮膚損傷の改良されたものとして、単板の
ガラス板、あるいは合せガラス板の室内側にポリエチレ
ンテレフタレート等のプラスチック・フィルムをPVB
膜により貼り付けた安全ガラスが、例えば特開昭53−
19314号公報等に提案されている。かかる安全ガラ
スは、室内側に非破砕性の高いプラスチック・フィルム
が配されているため、ガラス板が破損した場合にも、ガ
ラス破片が搭乗者の人体を傷つける危険性を低減できる
という利点が発揮されるものの、各種試験を行なった結
果法のような難点が見い出された。即ち、PVB膜を使
ってプラスチック・フィルムをガラス板あるいは合Qラ
ス板に接触したものは、ボイリング試験を行なうとPV
B膜に発泡が生じたり、プラスチック・フィ難点、加熱
するとプラスチック・フィルム表面が凹凸になり光学特
性が悪くなるという難点が見い出された。かかる難点は
PVB膜が耐水性に劣るためとPVB膜が熱可塑性であ
るため60°C程度で軟化しはじめるため等により発生
すると考えられる。
「発明の概要」
本発明は、−ト記したような難点のない単板のガラス板
あるいは合せガラス板等のガラス板の室内側にプラスチ
ック・フィルムを合せ中間膜により接合したタイプの安
全ガラスを提供することを目的として研究の結果発明さ
れたものであり、その第1の発明は、プラスチック・フ
ィルムとエチレン−酢酸ビニル共重合体に熱硬化剤又は
光増感剤とを混合してなる熱硬化性又は光硬化性樹脂組
成物からなるEVA系合せ中側膜とを積層してなること
を特徴とする安全ガラス用積層体に関するものであり、
その第2の発明はガラス板とプラスチック・フィルムと
をエチレン−酢酸ビニル共重合体に熱硬化剤又は光増感
剤とを混合してなる熱硬化性又は光硬化性樹脂組成物か
らなるEVA系合せ中間膜を介在させて積層し、接着し
てなることを特徴とする安全ガラスwII腸−に関する
ものである。
あるいは合せガラス板等のガラス板の室内側にプラスチ
ック・フィルムを合せ中間膜により接合したタイプの安
全ガラスを提供することを目的として研究の結果発明さ
れたものであり、その第1の発明は、プラスチック・フ
ィルムとエチレン−酢酸ビニル共重合体に熱硬化剤又は
光増感剤とを混合してなる熱硬化性又は光硬化性樹脂組
成物からなるEVA系合せ中側膜とを積層してなること
を特徴とする安全ガラス用積層体に関するものであり、
その第2の発明はガラス板とプラスチック・フィルムと
をエチレン−酢酸ビニル共重合体に熱硬化剤又は光増感
剤とを混合してなる熱硬化性又は光硬化性樹脂組成物か
らなるEVA系合せ中間膜を介在させて積層し、接着し
てなることを特徴とする安全ガラスwII腸−に関する
ものである。
「発明の構成」
以下、本発明を図面を参照しながら更に詳細に説明する
。
。
第1,2図は、本発明に係る安全ガラス用積層体の横断
面図を示したものであり、第3〜6図は本発明に係る安
全ガラスを示したものである。図において、lは安全ガ
ラス用積層体、2はプラスチックeフィルム、3はEV
A系合せ中間膜、4は表面硬化被膜、5はガラス板、6
は安全ガラス、7は合せガラスタイプのガラス板を構成
するガラス板、8はこの合せガラス構成4iる合せ中間
膜を示す。
面図を示したものであり、第3〜6図は本発明に係る安
全ガラスを示したものである。図において、lは安全ガ
ラス用積層体、2はプラスチックeフィルム、3はEV
A系合せ中間膜、4は表面硬化被膜、5はガラス板、6
は安全ガラス、7は合せガラスタイプのガラス板を構成
するガラス板、8はこの合せガラス構成4iる合せ中間
膜を示す。
本発明において、安全ガラス用積層体を構成するプラス
チック・フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレー
トフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリアミドフ
ィルム、ポリウレタンフィルム、等の透明性が高く、平
滑性に優れ、光学的性能が良好で、化学的耐久性が高い
ものが好ましく使用できる。中でもポリエチレンテレフ
タレートフィルムは透明性が高くて曇りがなく、光学歪
が少なく、又適度の強靭性を有し、かつガラス板への合
せ時の100〜150℃の高温にも充分耐えるので最適
である。かかるプラスチック・フィルムの厚さは、曲面
状のガラス板への合せ加重も容易で、かつ搭乗員の脳障
害を起すほどには剛性が高くならず、しかし容易には砕
けないように、50 ILm−1000JL m、更に
好ましくは5QILm〜5QOp、m程度の厚さを有す
るものが最適である。例えばポリエチレンテレフタレー
トフィルムの場合には8011.m〜2007tmが最
適である。かかるプラスチック・フィルムの露11jJ
側には、ひっかき傷や摩耗に対する抵抗性を高めるため
に、表面硬化被膜を施したり、あるいは、ひっかき傷が
修復するように自己修復性表面被膜を施したりするのが
好ましい。前者の表面硬化被膜としては、例えば、有機
ポリシロキサンの硬化被膜、無機シリカ被膜、無機シリ
カと有機ポリシロキサンとの複合被膜等が挙げられる。
チック・フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレー
トフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリアミドフ
ィルム、ポリウレタンフィルム、等の透明性が高く、平
滑性に優れ、光学的性能が良好で、化学的耐久性が高い
ものが好ましく使用できる。中でもポリエチレンテレフ
タレートフィルムは透明性が高くて曇りがなく、光学歪
が少なく、又適度の強靭性を有し、かつガラス板への合
せ時の100〜150℃の高温にも充分耐えるので最適
である。かかるプラスチック・フィルムの厚さは、曲面
状のガラス板への合せ加重も容易で、かつ搭乗員の脳障
害を起すほどには剛性が高くならず、しかし容易には砕
けないように、50 ILm−1000JL m、更に
好ましくは5QILm〜5QOp、m程度の厚さを有す
るものが最適である。例えばポリエチレンテレフタレー
トフィルムの場合には8011.m〜2007tmが最
適である。かかるプラスチック・フィルムの露11jJ
側には、ひっかき傷や摩耗に対する抵抗性を高めるため
に、表面硬化被膜を施したり、あるいは、ひっかき傷が
修復するように自己修復性表面被膜を施したりするのが
好ましい。前者の表面硬化被膜としては、例えば、有機
ポリシロキサンの硬化被膜、無機シリカ被膜、無機シリ
カと有機ポリシロキサンとの複合被膜等が挙げられる。
又、後者の自己修復性表面被膜としては、部分的に架橋
した脂肪族ポリウレタン等の熱硬化性ウレタン、あるい
は特定処理を施した熱可塑性ウレタン等が挙げられる。
した脂肪族ポリウレタン等の熱硬化性ウレタン、あるい
は特定処理を施した熱可塑性ウレタン等が挙げられる。
かかるウレタン・フィルムの場合には10ILm〜10
00#Lm程度の厚みが適当である。
00#Lm程度の厚みが適当である。
又、かかるプラスチック・フィルムの露出面、あるいは
内側面には、必要に応じて熱線反射被膜、電導性被膜、
着色被膜や装飾被膜を形成することもできる。
内側面には、必要に応じて熱線反射被膜、電導性被膜、
着色被膜や装飾被膜を形成することもできる。
本発明において用いられるEVA系合せ中間性樹脂組成
物を成」司でなるものであって、かかるEVA系合せ中
間膜をガラス板とプラスチック・フィルム間に介在させ
て積層した後、熱又は光を加えるにより、更に必要に応
じて圧力を加えることにより、EVA系合せ中間膜がガ
ラス板とプラスチック・フィルムとに接着するようにし
たものである。かかるエチレン−酢酸ビニル共重合体の
酢酸ビニルの量は、重駿比で10〜50%、更に好まし
くは15〜40%のものが好ましい。酢酸ビニルの量が
上記した10%より小では透明性が悪くなり透明性が要
求される安全ガラスの合せ中間膜として不適当であり、
又酢酸ビニルの量が上記した50%より大では破断強度
が低くなるとともに伸びがtooox以上となり合せ中
間膜として不適当となり、又合せ中間膜としての成膜が
困難となり好ましくない。
物を成」司でなるものであって、かかるEVA系合せ中
間膜をガラス板とプラスチック・フィルム間に介在させ
て積層した後、熱又は光を加えるにより、更に必要に応
じて圧力を加えることにより、EVA系合せ中間膜がガ
ラス板とプラスチック・フィルムとに接着するようにし
たものである。かかるエチレン−酢酸ビニル共重合体の
酢酸ビニルの量は、重駿比で10〜50%、更に好まし
くは15〜40%のものが好ましい。酢酸ビニルの量が
上記した10%より小では透明性が悪くなり透明性が要
求される安全ガラスの合せ中間膜として不適当であり、
又酢酸ビニルの量が上記した50%より大では破断強度
が低くなるとともに伸びがtooox以上となり合せ中
間膜として不適当となり、又合せ中間膜としての成膜が
困難となり好ましくない。
又、エチレン−酢酸ビニル共重合体に加えられる熱硬化
剤又は光増感剤の割合としては、エチレン−酢酸ビニル
共重合体100重量部に対し、0.2〜5重量部とする
のが適当である。かかる熱硬化剤としては、約1積以上
の温度で分解してラジカルを生ずるものであればいずれ
も使用可能であるが例えば、メチルエチルパーオキサイ
ド、シクロヘキサノンパーオキサイド等のケトンパーオ
キサイド類、t−ブチルパーオキサイド、クメンハイド
ロパーオキサイド等のハイドロパーオキサイド類、ジ−
t−ブチルパーオキサイド、エチル−3,3−ジ(t−
ブチルパーオキシ)ブチレート等のジアルキルパーオキ
サイド類、アセチルパーオキサイド、プロピオニルパー
オキサイド等のジアシルパーオキサイド類、t−ブチル
パーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシイソブチ
レート等のパーオキシエステル類等の有機過酸化物等が
用いられ、又、光増感剤としては光の照射により直接、
間接にラジカルを発生するものであればいかなるもので
あるが、例えばベンゾイン、ベンゾフェノン、ベンゾイ
ンメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾ
インイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエー
テル、ジベン1゜ ゾジル、5−ニトロアセトナフテン−z、jiミキサク
ロロシクロペンタジェンバラニトロジフェニル、バラニ
トロアニリン、2,4,84リニI・ロアニリン、1.
2−ベンゾアントラキノン、3−メチル−1,3−ジア
ゾ−1,9−ペンザンスロン等が用いられる。
剤又は光増感剤の割合としては、エチレン−酢酸ビニル
共重合体100重量部に対し、0.2〜5重量部とする
のが適当である。かかる熱硬化剤としては、約1積以上
の温度で分解してラジカルを生ずるものであればいずれ
も使用可能であるが例えば、メチルエチルパーオキサイ
ド、シクロヘキサノンパーオキサイド等のケトンパーオ
キサイド類、t−ブチルパーオキサイド、クメンハイド
ロパーオキサイド等のハイドロパーオキサイド類、ジ−
t−ブチルパーオキサイド、エチル−3,3−ジ(t−
ブチルパーオキシ)ブチレート等のジアルキルパーオキ
サイド類、アセチルパーオキサイド、プロピオニルパー
オキサイド等のジアシルパーオキサイド類、t−ブチル
パーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシイソブチ
レート等のパーオキシエステル類等の有機過酸化物等が
用いられ、又、光増感剤としては光の照射により直接、
間接にラジカルを発生するものであればいかなるもので
あるが、例えばベンゾイン、ベンゾフェノン、ベンゾイ
ンメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾ
インイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエー
テル、ジベン1゜ ゾジル、5−ニトロアセトナフテン−z、jiミキサク
ロロシクロペンタジェンバラニトロジフェニル、バラニ
トロアニリン、2,4,84リニI・ロアニリン、1.
2−ベンゾアントラキノン、3−メチル−1,3−ジア
ゾ−1,9−ペンザンスロン等が用いられる。
又、上記したEVA系合せ中間膜においては、該合せ中
間膜とガラス板及び該合せ中間膜とプラスチック・フィ
ルムとの接着性を向−1ニさせるために、γ−クロロプ
ロピルトリメトキシシラン、ビニルトリクロロシラン、
ビニルトリエトキシシラン、ビニル−トリス−(β−メ
トキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロピル
メトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシ
ル)エチル−トリメトキシシラン、γ−グリシドプロピ
ルトリメトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、
γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−アミ
ノプロピルトリエトキシシラン等のシランカップリング
剤をエチレン−酢酸ビニル共重合体100重量部に対し
、5重量一部以下の割合で添加するのが−tIIi=1
ましい。
間膜とガラス板及び該合せ中間膜とプラスチック・フィ
ルムとの接着性を向−1ニさせるために、γ−クロロプ
ロピルトリメトキシシラン、ビニルトリクロロシラン、
ビニルトリエトキシシラン、ビニル−トリス−(β−メ
トキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロピル
メトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシ
ル)エチル−トリメトキシシラン、γ−グリシドプロピ
ルトリメトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、
γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−アミ
ノプロピルトリエトキシシラン等のシランカップリング
剤をエチレン−酢酸ビニル共重合体100重量部に対し
、5重量一部以下の割合で添加するのが−tIIi=1
ましい。
又、本発明のEVA系合せ中間膜たるエチレン−酢酸ビ
ニル樹脂の初期モジュラスを向」−シて物体が衝突した
際の物体の貫通を防1hする耐貫通性能を高めるために
、アクリロキシ基又はメタクリロキシ基含有化合物を添
加することができる。この目的に供される化合物として
はアクリル酸又はメタクリル酸誘導体例えばそのエステ
ル及びアミドが最も一般的である。
ニル樹脂の初期モジュラスを向」−シて物体が衝突した
際の物体の貫通を防1hする耐貫通性能を高めるために
、アクリロキシ基又はメタクリロキシ基含有化合物を添
加することができる。この目的に供される化合物として
はアクリル酸又はメタクリル酸誘導体例えばそのエステ
ル及びアミドが最も一般的である。
又、エチレン−酢酸ビニル共重合体には、更に可塑剤、
老化防止剤、紫外線吸収剤、架橋助剤、着色剤等を目的
に応じ適宜添加することもできる。このようなEVA系
合せ中間膜の厚さとしては、安全ガラスに物体が衝突し
た際の物体の貫通を防lにする酎貫通性が充分となり、
かつガラス板が破損した際にもその破片がEVA系合せ
中間膜に保持されるように0.05mm〜2mm程度と
するのが好ましい。このEVA系合せ中間膜の表面は、
ガラス板との接着性を改善する1ま た9情、梨地加圧等の表面凹凸加工を施してもよい。又
、かかるEVA系合せ中間膜は耐貫通性、衝突安全性等
の点から、その抗張力が100〜500kg/cm2.
100Xモジユラスが30〜100kg/4+wl)の
ものが最適である。なお、−1−記値はEVA系合せ中
間膜の硬化後の値を示す。
老化防止剤、紫外線吸収剤、架橋助剤、着色剤等を目的
に応じ適宜添加することもできる。このようなEVA系
合せ中間膜の厚さとしては、安全ガラスに物体が衝突し
た際の物体の貫通を防lにする酎貫通性が充分となり、
かつガラス板が破損した際にもその破片がEVA系合せ
中間膜に保持されるように0.05mm〜2mm程度と
するのが好ましい。このEVA系合せ中間膜の表面は、
ガラス板との接着性を改善する1ま た9情、梨地加圧等の表面凹凸加工を施してもよい。又
、かかるEVA系合せ中間膜は耐貫通性、衝突安全性等
の点から、その抗張力が100〜500kg/cm2.
100Xモジユラスが30〜100kg/4+wl)の
ものが最適である。なお、−1−記値はEVA系合せ中
間膜の硬化後の値を示す。
本発明の安全ガラス用積層体は、上記したプラスチック
番フィルムとEVA系合せ中間膜とが積層され、EVA
系合せ中間膜の粘着性又は接着性により、あるいは熱を
加え、あるいは圧着されて接合一体化され、ガラス板へ
の接合が容易にされたものである。かかる安全ガラス用
積層体の全体厚みとしては、上記した酎貫通性、耐衝撃
吸収性等の点から0.1mm〜2.5m+w程度とする
のが最適である。なお、EVA系合せ中間膜のガラス板
との接合面側は、必要に応じてガラス板との接着性を改
善するためにシランカップリング剤やブライマーのコー
ティングを施してもよい。
番フィルムとEVA系合せ中間膜とが積層され、EVA
系合せ中間膜の粘着性又は接着性により、あるいは熱を
加え、あるいは圧着されて接合一体化され、ガラス板へ
の接合が容易にされたものである。かかる安全ガラス用
積層体の全体厚みとしては、上記した酎貫通性、耐衝撃
吸収性等の点から0.1mm〜2.5m+w程度とする
のが最適である。なお、EVA系合せ中間膜のガラス板
との接合面側は、必要に応じてガラス板との接着性を改
善するためにシランカップリング剤やブライマーのコー
ティングを施してもよい。
本発明において、安全ガラス用積層体に積層されるガラ
子鴬としては、第3.5図に示したように中板ガラスで
あってもよいし、あるいは又第4.6図に示したように
2枚のガラス板をポリビニールブチラール、ポリウレタ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等からなる合せ中間
膜により挟んで積層し、合せ加工した合せガラス板であ
ってもよいし、あるいは複層ガラスであってもよい。か
かるガラス板は平板であってもよいし、所望の形状に曲
げ加工してもよいし、又必要に応じ早強化加工、全面強
化加工、又は部分強化加工を施してもよい。特に第3゜
5図に示したような中板ガラス板を利用する場合には、
用途に応じて所望の程度の強化加工を施すのが効果的で
ある。上記したガラス板は、通常、フロート法、その他
者種板ガラス製造方法により製造された透明性のソーダ
ライムシリケートガヴス板、例えば普通ガラス板、熱線
吸収ガラス板等である。第3.5図に示した中板タイプ
のガラス板の場合には2〜6mmの厚さが適当であり、
又、第4,6図に示した合せガラスタイブのガラス板−
筒金には3.5〜7tmの厚さが適当である。
□・ 又、上記ガラス板には必要に応じ、熱線反射被膜、通電
加熱用透明性電導膜、透明性着色被膜、不透明着色被膜
、通電加熱用導電プリント線、アンテナ締等を部分的番
と、あるいは全面的に形成してもよいし、あるいは又装
飾加工やその他品種の加工等を施してもよい。
子鴬としては、第3.5図に示したように中板ガラスで
あってもよいし、あるいは又第4.6図に示したように
2枚のガラス板をポリビニールブチラール、ポリウレタ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等からなる合せ中間
膜により挟んで積層し、合せ加工した合せガラス板であ
ってもよいし、あるいは複層ガラスであってもよい。か
かるガラス板は平板であってもよいし、所望の形状に曲
げ加工してもよいし、又必要に応じ早強化加工、全面強
化加工、又は部分強化加工を施してもよい。特に第3゜
5図に示したような中板ガラス板を利用する場合には、
用途に応じて所望の程度の強化加工を施すのが効果的で
ある。上記したガラス板は、通常、フロート法、その他
者種板ガラス製造方法により製造された透明性のソーダ
ライムシリケートガヴス板、例えば普通ガラス板、熱線
吸収ガラス板等である。第3.5図に示した中板タイプ
のガラス板の場合には2〜6mmの厚さが適当であり、
又、第4,6図に示した合せガラスタイブのガラス板−
筒金には3.5〜7tmの厚さが適当である。
□・ 又、上記ガラス板には必要に応じ、熱線反射被膜、通電
加熱用透明性電導膜、透明性着色被膜、不透明着色被膜
、通電加熱用導電プリント線、アンテナ締等を部分的番
と、あるいは全面的に形成してもよいし、あるいは又装
飾加工やその他品種の加工等を施してもよい。
本発明の安全ガラスの製造方法としては、本発明の安全
ガラス用積層体をガラス板に重ね、あるいはガラス板と
EVA系合せ中間膜とプラスチック会フィルムとを順に
重ね、あるいはプラスチック・フィルムの上に更にカバ
ーガラス板を重ね、これを真空袋内に入れて脱気して予
備圧着し、予備圧着された積層体をエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体の結晶め融点以」;の温度に例えば60〜t
eo℃に加熱して所定時間、例えば10分〜1時間保持
しく必要に応じて更に加圧して)、」二記エチレンー酢
酸ビニル共重合体を架橋し、ガラス板とEVA系合せ中
間膜とプラスチック・フィルムとを接着一体zすする方
法、あるいは光増感剤め添加されたEVA系合せ中間膜
を使用する場合にはガラス板とEVA系合せ中間膜とプ
ラスチック会フィルムとの積層体を真空袋等に入れて脱
気を行なって予備圧着し、次いで予備圧着された積層体
に光を照射して、又場合によっては光の照射と加熱とを
加えて上記中間膜を架橋させる方法等が代表的な例とし
て挙げられる。上記した光架橋光源としては、紫外〜可
視、領域の光を発光するもの例えば、超高圧水銀灯、高
圧水銀灯、低圧水銀灯、ケミカルランプ、キセノンラン
プ、ハロゲンランプ、水銀キセノンランプ、カーボンア
ーク灯、太陽光、白熱灯などが挙げられる。照射時間は
ランプの種類、光源の強さによって一概には決められな
いが、数十秒〜数十分程度である。
ガラス用積層体をガラス板に重ね、あるいはガラス板と
EVA系合せ中間膜とプラスチック会フィルムとを順に
重ね、あるいはプラスチック・フィルムの上に更にカバ
ーガラス板を重ね、これを真空袋内に入れて脱気して予
備圧着し、予備圧着された積層体をエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体の結晶め融点以」;の温度に例えば60〜t
eo℃に加熱して所定時間、例えば10分〜1時間保持
しく必要に応じて更に加圧して)、」二記エチレンー酢
酸ビニル共重合体を架橋し、ガラス板とEVA系合せ中
間膜とプラスチック・フィルムとを接着一体zすする方
法、あるいは光増感剤め添加されたEVA系合せ中間膜
を使用する場合にはガラス板とEVA系合せ中間膜とプ
ラスチック会フィルムとの積層体を真空袋等に入れて脱
気を行なって予備圧着し、次いで予備圧着された積層体
に光を照射して、又場合によっては光の照射と加熱とを
加えて上記中間膜を架橋させる方法等が代表的な例とし
て挙げられる。上記した光架橋光源としては、紫外〜可
視、領域の光を発光するもの例えば、超高圧水銀灯、高
圧水銀灯、低圧水銀灯、ケミカルランプ、キセノンラン
プ、ハロゲンランプ、水銀キセノンランプ、カーボンア
ーク灯、太陽光、白熱灯などが挙げられる。照射時間は
ランプの種類、光源の強さによって一概には決められな
いが、数十秒〜数十分程度である。
[実施例]
以下、本発明の実施例について説明する。
実施例1
ポリエチレンテレフタレートフィルム(帝°)。
人@袈、厚さ125μm)と第1表のNb l QjE
VA系合せ中間膜(厚さ0.5mm )とが積層され
た安全ガラス用積層体と、フロートガラス板(未強化品
、厚さ3 mm)とを重ね、更に−1−記安全ガラス用
積層体のプラスチック・フィルム−1−にカバーガラス
板(厚さ2 mm)を重ね、これを予備圧着真空袋内に
入れて10mm1gまで減圧し、80℃で10分間保持
して予備圧着を行ない、その後オートクレーブ槽内に入
れ、145℃、15気圧で30分間本圧着を行ない、オ
ートクレーブ槽から取り出し、」二記真空袋から積層体
を取り出すとともにカバーガラス板を外し、サンプルl
の安全ガラスを得た。こめサンプル1の性能評価試験を
行なった結果を第2表に示す。
VA系合せ中間膜(厚さ0.5mm )とが積層され
た安全ガラス用積層体と、フロートガラス板(未強化品
、厚さ3 mm)とを重ね、更に−1−記安全ガラス用
積層体のプラスチック・フィルム−1−にカバーガラス
板(厚さ2 mm)を重ね、これを予備圧着真空袋内に
入れて10mm1gまで減圧し、80℃で10分間保持
して予備圧着を行ない、その後オートクレーブ槽内に入
れ、145℃、15気圧で30分間本圧着を行ない、オ
ートクレーブ槽から取り出し、」二記真空袋から積層体
を取り出すとともにカバーガラス板を外し、サンプルl
の安全ガラスを得た。こめサンプル1の性能評価試験を
行なった結果を第2表に示す。
実施例2
ポリシロキサン系の表面硬化被膜(厚さ:5JLm)が
表面に形成されたポリエチレンテレフタレートフィルム
(東し■製、商品名「タフトツブ」、厚さIDOgm)
と第1表(7)NO2(7)EVA系合せ中間膜(厚さ
0.2mm )とが積層された安全ガラス用積層体と、
2.3m簡の2枚のガラス板を0.78m■のポリビニ
ルブチラール合せ中間膜により挟んで熱圧着した通常の
合せガラスとを重ね、更に上記安全ガラス用積層体のプ
ラスチック・フィルム上にカバーガラス板を重ね(厚さ
2 mm)を重ね、これを予備圧着装に入れてlOm+
s)1gまで減圧し、80℃で10分間保持して予備圧
着を行ない、その後オートクレーブ槽内に入れ、130
°C115気圧で30分間本圧着を行ない、オートクレ
ーブ槽から取り出し、カバーガラス板を外し、サンプル
2の安全ガラスを得た。このサンプル2の性能評価試験
を行なった結果を第2表に示す。
表面に形成されたポリエチレンテレフタレートフィルム
(東し■製、商品名「タフトツブ」、厚さIDOgm)
と第1表(7)NO2(7)EVA系合せ中間膜(厚さ
0.2mm )とが積層された安全ガラス用積層体と、
2.3m簡の2枚のガラス板を0.78m■のポリビニ
ルブチラール合せ中間膜により挟んで熱圧着した通常の
合せガラスとを重ね、更に上記安全ガラス用積層体のプ
ラスチック・フィルム上にカバーガラス板を重ね(厚さ
2 mm)を重ね、これを予備圧着装に入れてlOm+
s)1gまで減圧し、80℃で10分間保持して予備圧
着を行ない、その後オートクレーブ槽内に入れ、130
°C115気圧で30分間本圧着を行ない、オートクレ
ーブ槽から取り出し、カバーガラス板を外し、サンプル
2の安全ガラスを得た。このサンプル2の性能評価試験
を行なった結果を第2表に示す。
実施例3
ポリシロキサン系の表面硬化被膜(厚さ=5um)が表
面に形成されたポリエチレンテレフタレートフィルム(
東し■製、商品名「タフトツブ」、厚さloOpm)と
第1表のNO3のEVA系合せ中間膜(厚さ0.2ma
+ )とが積層された安全ガラス用積層体と、2.3H
の2枚のガラス板を0.78mm(7) p1iリビニ
ルプチラール合せ中間膜により挟んで熱圧着した通常の
合せガラスとを重ね、更に]1記安全ガラス用積層体の
プラスチック・フィルムI−にカバーガラス板を重ね(
厚さ2 mm)を重ね、これを予備圧着装に入れてlO
nmHgまで減圧し、80℃で10分間保持して予備圧
着を行ない、その後オートクレーブ槽内に入れ、145
°C115気圧で30分間本圧着を行ない、オートクレ
ーブ槽から取り出し、カバーガラス板を外し、サンプル
2の安全ガラスを得た。このサンプル2の性能評価試験
を行なった結果を第2表に示す。
面に形成されたポリエチレンテレフタレートフィルム(
東し■製、商品名「タフトツブ」、厚さloOpm)と
第1表のNO3のEVA系合せ中間膜(厚さ0.2ma
+ )とが積層された安全ガラス用積層体と、2.3H
の2枚のガラス板を0.78mm(7) p1iリビニ
ルプチラール合せ中間膜により挟んで熱圧着した通常の
合せガラスとを重ね、更に]1記安全ガラス用積層体の
プラスチック・フィルムI−にカバーガラス板を重ね(
厚さ2 mm)を重ね、これを予備圧着装に入れてlO
nmHgまで減圧し、80℃で10分間保持して予備圧
着を行ない、その後オートクレーブ槽内に入れ、145
°C115気圧で30分間本圧着を行ない、オートクレ
ーブ槽から取り出し、カバーガラス板を外し、サンプル
2の安全ガラスを得た。このサンプル2の性能評価試験
を行なった結果を第2表に示す。
実施例4
ポリシロキサン系の表面硬化被膜(厚さ=5um)が表
面に形成されたポリエチレンテレフタレートフィルム(
東し輛製、商品名「タフトツブ」、厚さ10100uと
第1表のNo4のEVA系合せ中間膜(厚さ0.2mm
)とが積層された安全ガラス用積層体と、2.3■の
2枚のガラス板をO,?8a+mのポリビニルブチラー
ル合せ中間膜により挟んで熱圧着a痛常の合せガラスと
を重ね、更に−1−記安全ガラス用積層体のプラスチッ
ク・フィルム上に゛カバーガラス板を重ね(厚さ2 m
m)を重ね、これを予備圧着装に入れて110ff1I
IIHまで減圧し、80°Cで10分間保持して予備圧
着を行ない、これを」―配置空袋か−ら取り出し、カバ
ーガラス板を取り外し、その後直ちに4KW、IJV照
射装置にて15cmの距離で片面30秒ずつ合計1分間
紫外線を照射して本圧着を行なった。このようにして製
造されたサンプル4の性能評価試験を行なった結果を第
2表に示す。
面に形成されたポリエチレンテレフタレートフィルム(
東し輛製、商品名「タフトツブ」、厚さ10100uと
第1表のNo4のEVA系合せ中間膜(厚さ0.2mm
)とが積層された安全ガラス用積層体と、2.3■の
2枚のガラス板をO,?8a+mのポリビニルブチラー
ル合せ中間膜により挟んで熱圧着a痛常の合せガラスと
を重ね、更に−1−記安全ガラス用積層体のプラスチッ
ク・フィルム上に゛カバーガラス板を重ね(厚さ2 m
m)を重ね、これを予備圧着装に入れて110ff1I
IIHまで減圧し、80°Cで10分間保持して予備圧
着を行ない、これを」―配置空袋か−ら取り出し、カバ
ーガラス板を取り外し、その後直ちに4KW、IJV照
射装置にて15cmの距離で片面30秒ずつ合計1分間
紫外線を照射して本圧着を行なった。このようにして製
造されたサンプル4の性能評価試験を行なった結果を第
2表に示す。
比較例1
実施例2のEVA系合せ中間膜(No3)の代りに第1
表のNo4のEVA系合せ中間膜(厚さ0.2mm )
を用いたほかは実施例2と同様にして安全ガラスを製造
した。この安全ガラス(サンプル5)について性能評価
試験を行なった結果を第2表に示す。
表のNo4のEVA系合せ中間膜(厚さ0.2mm )
を用いたほかは実施例2と同様にして安全ガラスを製造
した。この安全ガラス(サンプル5)について性能評価
試験を行なった結果を第2表に示す。
比較例2
実施例2のEVA系合せ中間膜(No3)の代りにポリ
ビニルブチラールE V qli合せ中間膜(nu P
ont社製、商品名「ブタサイト」厚さ0.36℃mm
)を用いたほかは実施例2と同様にして安全ガラスを製
造した。この安全ガラス(サンプル6)について性能評
価試験を行なった結果を第2表に示す。
ビニルブチラールE V qli合せ中間膜(nu P
ont社製、商品名「ブタサイト」厚さ0.36℃mm
)を用いたほかは実施例2と同様にして安全ガラスを製
造した。この安全ガラス(サンプル6)について性能評
価試験を行なった結果を第2表に示す。
へ
尿 斗
も −=−8
人 人人羽
二 全II −−−
〜 已ト、ト 制
i )全。 回 回 1七 コ匂
八 も六〇
1rXl コ
ヘ トム
[作用・効果1
上記した各実施例及び各比較例から明らかなよに、ガラ
ス板とプラスチック−フィルムとをポリビニルブチラー
ル合せ中間膜あるいは従来のエチレン−酢酸ビニル合せ
中間膜にて接合した接合した安全ガラスは、耐熱性試験
を行なった後、合せ中間膜が発泡し、またプラスチック
・フィルム表面に凹凸が生じたが、本発明の安全ガラス
は、合せ中間膜に発泡が生じたリブラスチック・フィル
ム表面に凹凸が生じたりすることがなかった。又、ガラ
ス板とプラスチック・フィルムとをポリビニルブチラー
ル合せ中間膜あるいは従来のエチレン−酢酸ビニル共重
合体合せ中間膜にて接合した安全ガラスは爪で軽く押し
ただけで凹状の変形傷として後が残ったが、本発明の安
全ガラスはこのような変形傷もわずかであった。
ス板とプラスチック−フィルムとをポリビニルブチラー
ル合せ中間膜あるいは従来のエチレン−酢酸ビニル合せ
中間膜にて接合した接合した安全ガラスは、耐熱性試験
を行なった後、合せ中間膜が発泡し、またプラスチック
・フィルム表面に凹凸が生じたが、本発明の安全ガラス
は、合せ中間膜に発泡が生じたリブラスチック・フィル
ム表面に凹凸が生じたりすることがなかった。又、ガラ
ス板とプラスチック・フィルムとをポリビニルブチラー
ル合せ中間膜あるいは従来のエチレン−酢酸ビニル共重
合体合せ中間膜にて接合した安全ガラスは爪で軽く押し
ただけで凹状の変形傷として後が残ったが、本発明の安
全ガラスはこのような変形傷もわずかであった。
本発明のEVA系合せ中間膜は硬化前は可塑性を示すの
で、ガラス板への積層が容易で、予備圧着等の工程も容
易であるが、熱硬化処理、又は光硬化処理を行な−LI
′tAj後は、EVA系合せ中間膜の架橋が進み、熱硬
化性樹脂としての性質を有するようになるため、熱可塑
性の性質が低下し、−1−記したような押し込み変形傷
の発生が少なくなると考えられる。又、本発明の安全ガ
ラスの発泡の低下は、本発明に用いるEVA系合せ中間
膜自身の耐湿性と、硬化処理によりEVA系合せ中間膜
の架橋が進み、#湿性及び耐熱性が向」−するためと考
えられる。又、本発明の安全ガラスは耐衝撃性は充分で
あり、又耐湿性が高いため線内濁化することがなく、又
、接着力の低下もなく又、衝撃破壊性能、特に耐貫通性
能の低温での低下が少なく、更に衝撃により合せガラス
に破壊が生じた場合にも合せ中間膜とガラス板との間の
剥離が生ずることがないのでガラス破片の飛散を極力防
止することができる。本発明の安全ガラスは自動車その
他各種の窓用ガラス板、あるいは人体が衝突する危険性
のある建造物の窓用ガラス板と最適である。本発明の安
全ガラスはプラスチック・フィルム側を、、′!ji+
内側に配し、ガラス板を車外側に配することで、衝突時
の搭乗員の人体の皮膚損傷、脳障害を少なくすることが
でき、高い安全性が得られる。
で、ガラス板への積層が容易で、予備圧着等の工程も容
易であるが、熱硬化処理、又は光硬化処理を行な−LI
′tAj後は、EVA系合せ中間膜の架橋が進み、熱硬
化性樹脂としての性質を有するようになるため、熱可塑
性の性質が低下し、−1−記したような押し込み変形傷
の発生が少なくなると考えられる。又、本発明の安全ガ
ラスの発泡の低下は、本発明に用いるEVA系合せ中間
膜自身の耐湿性と、硬化処理によりEVA系合せ中間膜
の架橋が進み、#湿性及び耐熱性が向」−するためと考
えられる。又、本発明の安全ガラスは耐衝撃性は充分で
あり、又耐湿性が高いため線内濁化することがなく、又
、接着力の低下もなく又、衝撃破壊性能、特に耐貫通性
能の低温での低下が少なく、更に衝撃により合せガラス
に破壊が生じた場合にも合せ中間膜とガラス板との間の
剥離が生ずることがないのでガラス破片の飛散を極力防
止することができる。本発明の安全ガラスは自動車その
他各種の窓用ガラス板、あるいは人体が衝突する危険性
のある建造物の窓用ガラス板と最適である。本発明の安
全ガラスはプラスチック・フィルム側を、、′!ji+
内側に配し、ガラス板を車外側に配することで、衝突時
の搭乗員の人体の皮膚損傷、脳障害を少なくすることが
でき、高い安全性が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1.2図は、本発明に係る安全ガラス用積層体の横断
面図を示し、第3〜6図は、本発明に係る安全ガラスの
横断面図を示す。 1:安全ガラス積層体、2ニブラスチツク・フィルム、
3+EVA系合せ中間膜、4:表面硬化被膜、5ニガラ
ス板、6:安全ガラス手続補正書 昭和60年δ2月 /■
面図を示し、第3〜6図は、本発明に係る安全ガラスの
横断面図を示す。 1:安全ガラス積層体、2ニブラスチツク・フィルム、
3+EVA系合せ中間膜、4:表面硬化被膜、5ニガラ
ス板、6:安全ガラス手続補正書 昭和60年δ2月 /■
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)プラスチック・フィルムとエチレン−酢酸ビニル
共重合体に熱硬化剤又は光増感剤とを混合してなる熱硬
化性又は光硬化性樹脂組成物からなるEVA系合せ中間
膜とを積層してなることを特徴とする安全ガラス用積層
体。 (2)プラスチック・フィルムがポリエチレンテレフタ
レート・フィルムであることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の安全ガラス用積層体。 (3)プラスチック・フィルムの表面に表面硬化被膜が
被覆されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の安全ガラス用積層体。 (4)EVA系合せ中間膜に含まれる硬化剤が過酸化物
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の安
全ガラス用積層体。 (5)EVA系合せ中間膜の膜厚が0.05mm〜2m
mであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
安全ガラス用積層体。 (8)プラスチックの膜厚が0.05mm〜1.0mm
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の安
全ガラス用積層体。 (7)ガラス板とプラスチック・フィルムとをエチレン
−酢酸ビニル共重合体に熱硬化剤又は光増感剤とを配合
してなる熱硬化性又は光硬化性樹脂組成物からなるEV
A系合せ中間膜を介在させて積層し接着してなることを
特徴とする安全ガラス。 (8)ガラス板が、未強化ガラス板、強化ガラス板、部
分強化ガラス板、合せガラス板及び複層ガラス板の群か
ら選ばれた1つあるいは2つ以上の組み合せであること
を特徴とする特許請求の範囲第7項記載の安全ガラス。 (9)プラスチック・フィルムがポリエチレンテレフタ
レート・フィルムであることをを特徴とする特許請求の
範囲第7項記載の安全ガラス。 (10)プラスチック・フィルムの表面に表面硬化被膜
が被覆されていることをを特徴とする特許請求の範囲第
7項記載の安全ガラス。 (11)EVA系合せ中間膜に含まれる硬化剤が過酸化
物であることをを特徴とする特許請求の範囲第7項記載
の安全ガラス。 (12)EVA系合せ中間膜厚が0.05mm〜2mm
であることをを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の
安全ガラス。 (13)プラスチックの膜厚が0.05mm〜0.5m
mであることをを特徴とする特許請求の範囲第7項記載
の安全ガラス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27407484A JPS61155232A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 積層体及び安全ガラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27407484A JPS61155232A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 積層体及び安全ガラス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61155232A true JPS61155232A (ja) | 1986-07-14 |
Family
ID=17536607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27407484A Pending JPS61155232A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 積層体及び安全ガラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61155232A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6436443A (en) * | 1987-07-31 | 1989-02-07 | Sekisui Seikei Kogyo Kk | Manufacture of reinforced glass and reinforcement sheet |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1984
- 1984-12-27 JP JP27407484A patent/JPS61155232A/ja active Pending
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