JPS61152731A - 紙塗工用樹脂の製造方法 - Google Patents

紙塗工用樹脂の製造方法

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JPS61152731A
JPS61152731A JP27342884A JP27342884A JPS61152731A JP S61152731 A JPS61152731 A JP S61152731A JP 27342884 A JP27342884 A JP 27342884A JP 27342884 A JP27342884 A JP 27342884A JP S61152731 A JPS61152731 A JP S61152731A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規にして有用なる紙塗工用樹脂の製造方法
に関するものである。
(産業上の利用分野) 近年、印刷はよシ高速、精密になシ、また多色化が進行
し、コート紙およびアート紙に対しよシ一層の表面強度
、ならびに印刷インキの受理性の向上が要求されている
。本発明による樹脂はこれらコート紙およびアート紙の
塗工用組成物の添加剤として以下に述べるように十分有
益なものである。
(従来の技術) 従来よシ、顔料、接着剤、分散剤およびその他の助剤か
らなる種々の紙用塗工組成物に対して耐水性を付与する
目的で、あるいはインキ受理性を向上させる目的で、メ
ラミン−ホルムアルデヒド樹脂、尿素−ホルムアルデヒ
ド樹脂もしくはポリアミド−尿素−ホルムアルデヒド樹
脂などのホルムアルデヒド系樹脂、またはポリアミド−
エピハロヒドリン樹脂などの如きカチオン性工Iキシ変
性Iリアミド樹脂を使用する事は公知である。
(本発明が解決しようとする問題点) しかしながら最近特にインキ受理性を向上させたいとい
う要求が高まるにつれ上記の樹脂ではもはや十分とはい
えなくなシ新規な樹脂を開発する必要性に迫られている
(本発明の効果及び問題点を解決するための手段)本発
明者らは鋭意検討の結果、耐水性はもちろんのこと特に
インキ受理性に優れた紙塗工用樹脂を開発するに至った
以下、本発明の詳細な説明する。
すなわち、本発明は1個の1級アミノ基を含有するアミ
ノ化合物訃よび/または一塩基性カルざン酸あるいはそ
の誘導体の存在下ないしは不存在下に、ポリアルキレン
ポリアミンおよび/またはIリアルキレンポリ尿素と二
塩基性カルボン酸あるいはその誘導体とを反応させて得
られるポリアミドポリアミンおよび/または−り尿素ポ
リアミドと、尿素との間で脱アンモニア反応させ、次い
で水溶液中で、エビハロヒドリン、ホルムアルデヒドお
よびジアルデヒドのうちの少なくとも1種類以上の架橋
性試剤とく記の一般式(1) 、 (II) bよび(
至) で示されるカチオン化剤とを反応させるかもしくは前記
架橋性試剤と反応させた後、前記一般式(■)。
Ql) 、 GO)に記載のカチオン化剤を混合する事
を特徴とする紙塗工用樹脂水溶液の製造方法を提供する
ものである。
かかる本発明方法を実施するに当って、まずポリアルキ
レンポリアミンおよび/iたはポリアルキレンポリ尿素
と二塩基性カルボン酸あるいはその誘導体、さらには1
個の1級アミノ基を含有するアミノ化合物および/また
は一塩基性カルポン酸あるいはその誘導体とを反応せし
めるさいに用いられる、ポリアルキレンポリアミンまた
はポリアルキレンIり尿素とは、分子中に少なくとも2
個の1級アミノ基と、少なくとも1個の2級アミン基(
イミノ基)とをイする化合物を相称するものであって、 それぞれ一般式 %式% または一般式 H2N−R−NHCONH−R−NH2(Vlで表示さ
れる。
以下において、これらポリアルキレンポリアミンとポリ
アルキレンポリ尿素とを一括して、一般式 %式%) で表示することもある。
ここにおいて、前記ポリアルキレンポリアミンとして代
表的なものを挙げればポリエチレンチリアミン、ポリプ
ロピレンポリアミンまたはポリブチレンポリアミンなど
であるが、そのうちでもポリエチレンポリアミンが好ま
しく、就中、ジエチレントリアミン、トリエチレンテト
ラミンまたはテトラエチレンペンタミンが最も好適であ
る。
他方、前記ポリアルキレンポリ尿素として代表的なもの
には、翅掲された如きポリアルキレンポリアミンと尿素
とからの脱アンモニア反応生成物がちる。
これらポリアルキレンポリアミンまたはポリアルキレン
ポリ尿素は共に、一種類のみでありても、二種以上の併
用であってもよいことは勿論であシ、そしてこれら相互
の併用であってもよい。また、エチレンジアミン、プロ
ピレンジアミンまたはへキサメチレンジアミンなどの如
き脂肪族ジアミン類を50モルチ以下の範囲で、これら
ポリアルキレンポリアミンおよび/またはポリアルキレ
ンポリ尿素と併用することを何ら妨げるものではない。
前記した二塩基性カルボン酸あるいはその誘導体とは、
分子中に2個のカル?キシル基を有するれらの酸無水物
をも包含して総称するものであって、かかるカル?ン酸
の代表的なものにはコハク酸、グルタ詠酸、アジピン酸
もしくはセパチン酸またはマレイン酸もしくはフマル酸
などの脂肪族二塩基性カルボン酸とそれらのエステル類
、あるいはイソフタル酸もしくはテレフタル酸などの芳
香族二塩基性カルボン酸とそれらのエステル類、さらに
は無水コハク酸もしくは無水マレイン酸などの如き酸無
水物があるが、これらは一種類のみでも、二種類以上の
併用でもよいことは勿論である。
また前記した1個の1級アミノ基を含有するアミノ化合
物とは、分子中に1級アミノ基を1個有する化合物を相
称するものであるが、このさいにさらに2級アミノ基(
イミノ基)または3級アミノ基を1個以上含んでいるも
のであってもよい。
該アミノ化合物として代表的なものにはラウリルアミン
、ステアリルアミン、モノエタノールアミン、ジエチル
アミノエチルアミン、メチルアミノゾロビルアミンもし
くはN−アミノエチルピイラジンなどの如き脂肪族アミ
ン類、またはベンジルアミンもしくはフェネチルアミン
などの如き芳香族アミン類などがある。
さらに、前記したー塩基性カルゼン酸あるいはその誘導
体とは、分子中にカル?キシル基を1個有する化合物お
よびそれらのエステル類を総称するものであシ、そのう
ちでも代表的なものには蟻酸、酢酸、もしくはラウリン
酸などの如き脂肪族カルボン酸とそれらのエステル、ま
たは安息香酸もしくはフェニル酢酸などの如き芳香族カ
ルボン酸とそれらのエステルなどがある。
本発明方法における第一段目の反応ともいうべき前記の
ポリアミドポリアミンまたはポリ尿素ポリアミドを調製
する工程は、以上に記述された如きポリアルキレンポリ
アミンおよび/またはポリアルキレンポリ尿素(μ下、
これらを化合物(、)として表示することもある。)と
、二塩基性カル?ン酸あるいはその誘導体(以下、これ
を化合物軸)として表示することもある・)とを、1個
の1級アミノ基を含有するアミノ化合物(以下、これを
化合物(c)として表示することもある。)および/ま
たは一塩基性カルボン酸あるいはその誘導体(以下、こ
れを化合物(d)として表示することもある。)の存在
下ないしは不存在下に脱水縮合せしめる反応であって、
下記の如き反応式〔■〕、〔■〕または〔■〕に従って
進行するものである。
H2N −A −NH2+ HOOC−RC00H(a
)         (b) 一一→÷詔−A −NHCO−R”−CO+L(■〕(
e) 一一一+HN−A−NHCO−R”−CO+nNH−R
”  CM[:1(f) 一一→R12−CO→NH−A−NHCO−R”−Co
六−〔■〕(g) こうした反応を遂行するに当って、前記ポリアルキレン
ポリアミンおよび/またはポリアルキレン4す尿素〔化
合物(a)〕の使用量は前記二塩基性カルゲン酸あるい
はその誘導体〔化合物(b)〕の1モルに対して0.5
〜5.0モル、好ましくは1.0〜3、0モルなる範囲
が適当であシ、また前記1個の1級アミノ基を含有する
アミノ化合物〔化合物(C)〕および/または一塩基性
カルゴン酸あるいはその誘導体〔化合物(d)〕の使用
量は化合物(b)の1モルに対して0〜2.0モル、好
ましくは0〜1.0モルの範囲が適当である。
また、このさいの反応温度は100〜300℃、好まし
くは140〜220℃なる範囲が適当であシ、生成する
水を系外に除去しながら1〜10時間なる範囲で反応を
行なって、前掲の反応式〔■〕。
〔■〕および/または〔■〕で示されるポリアミドポリ
アミンおよび/またはポリ尿素プリアミドが得られる。
次いで第二段目ともいうべき反応では、前述された如き
、いわゆる第一段目の反応(脱水縮合反応)において得
られたポリアミドポリアミンおよび/またはポリ尿素ポ
リアミド(e) # (f) e (g)と尿素との間
で、後記する如き反応式(X)に従って脱アンモニア反
応が行われる。この反応のさいの尿素の量は、第一段目
の反応において得られたポリアミドポリアミンおよび/
またはポリ尿素ポリアミド(e) # (f) t (
g)中の1級および2級アミノ基1モルに対して0.1
〜3.0モル、好ましくは0.2〜1.5モルなる範囲
である。反応温度は90〜160℃、好ましくは110
〜140℃であシ、この温度で0.5〜10時間に亘っ
て、発生するアンモニアを系外に除去しながら反応を行
う。
(e)、(f)および/または(1)+ H2N −C
−NH2−一→本発明方法における第三段目の反応とも
いうべき工程は、いわゆる第二段目の反応によシ得られ
た脱アンモニア化生成物(h)を水に溶解せしめ、次い
でこれにエピハロヒドリン、ホルムアルデヒドおよびジ
アルデヒドのうちの少なくとも1種類以上の架橋性試剤
と前掲の一般式〔I〕、〔■〕あるいは〔■〕に記載の
カチオン化剤のうちの少なくとも1種以上を反応せしめ
るか、もしくは前記架橋性試剤と反応させた後、前記カ
チオン化剤を混合するものである。
エピハロヒドリンとしてはエビクロロヒドリンまたはエ
ビブロモヒドリンが代表的なものであシ、カチオン化剤
と合わせて、化合物(h)を合成するために使用した化
合物(、)および化合物(c)中のアミノ基の総和1尚
量に対し4当量以下の範囲で添加する事が好ましい。ま
たホルムアルデヒドおよびジアルデヒドの量は合わせて
、化合物(h)を合成するために使用した全尿素1当量
に対し2当量以下が適当である。
これらエピハロヒドリン、ホルムアルデヒド、ジアルデ
ヒドおよびカチオン化剤の添加順序は特に限定されるも
のではなく、任意の順番で逐次に添加してもよくまた同
時に添加してもよいが、エピハロヒドリンとホルムアル
デヒドおよびジアルデヒドのうちから選ばれた一種以上
の試剤およびカチオン化剤のうちより選ばれた一種以上
の試剤を添加する事が必須である。
またこのさいの反応は濃度20〜80重量%、好ましく
は30〜60重量−の水溶液中で、3〜12なる範囲の
−で反応温度を40〜90℃として0.5〜10時間行
う。ここで架橋性試剤としてエピクロロヒドリンとホル
マリン、またカチオン化剤として3−クロロ−2−ヒド
ロキシグロピルトリメチルアンモニウムクロライド(商
品名二重ピノックス5C−60ディックφバーキュレス
社製)を用いて反応を行なった場合を例にとれば、下記
反応式〔期の如くにして、カチオン性樹脂(i)を得る
(i)       ・・・l〕 かくして本発明の方法によシ得られた樹脂は耐水性のみ
ならず特にインキ受理性にすぐれ、紙塗工用組成物とし
て極めて有用なものである。
(塗工用樹脂の製造およびその効果) 次に本発明を実施例、比較例および応用例により具体的
に説明するが、以下において部およびチは特に断わシの
ない限シは、すべて重量基準であるものとする。
〈実施例1〜6.比較例1〜6〉 実施例1 温度計、還流冷却器および撹拌棒を備えた四つロフラス
コに、ジエチレントリアミン206g(2モル)とモノ
エタノールアミン12.2.9 (0,2モル)とを仕
込み、さらにアジピン酸1461(1モル)を加えて1
60〜170℃で2〜4時間縮合反応を行ない、発生す
る水を系外に除去した。次いで、これを120℃まで冷
却した後、尿素176.9(2,94モル)を加えて1
20〜140℃で2〜4時間脱アンモニア反応を行なっ
た。しかるのち、これに水を加えて50%ポリアミドポ
リ尿素の水溶液を得た。次に3−クロロ−2−ヒドロキ
シプロピルトリメチルアンモニウムクロライドの60%
水溶液(商品名:エビノックス5C−60デイツク・バ
ーキュレス社製)263.9(0,84モル)と50%
水酸化ナトリウム水溶液67、li+(0,84モル)
を加えて80℃で2時間反応させた後さらにエビクロロ
ヒドリン78 N(0,84モル)を加えてさらに70
〜80℃で1時間反応を続けた。しかるのち、30℃ま
で冷却して37チホルマリン51!i(0,63−モル
)を加え、50チ硫酸水溶液にて−を5に調節し、60
〜70℃に3時間保ちつつ攪拌した。
さらに水を加えて固型分50%の水溶性樹脂を得た。以
下この樹脂水溶液を「i−1」と略記する。
実施例2 実施例1と同様の反応容器に、ジエチレントリアミン1
03.9(1モル)、トリエチレンテトラミン146N
(1モル)および尿素6oy(1モル)を仕込み、攪拌
しながら130〜160℃で2〜4時間、脱アンモニア
反応を行なった。次いで、これを100℃まで冷却して
からアジピン酸102#(0,7モル)と安息香酸37
,9(0,3モル)とを加えて160〜170℃で2〜
4時間縮合反応を行ない、発生する水を系外に除去した
次いで、これを120℃まで冷却した後、尿素238N
(3,96モル)を加えて110〜140℃で1〜4時
間脱アンモニア反応を行なった。しかるのち、これに水
を加えて50%ポリアミドポリ尿素の水溶液を得た。
次にグリシジルトリメチルアンモニウムクロライド10
0#(0,66モル)を加えて80℃で2時間反応させ
た後30℃まで冷却して37%ホルマリン268.!i
+(3,3モル)を加え、30チ水酸化ナトリウム水溶
液にて−を11に調整し60〜80℃で2〜5時間攪拌
下に保持した0さらに水を加えて固型分30%の水溶性
樹脂を得た。以下この樹脂水溶液をr i −,2Jと
略記する。
実施例3 実施例1と同様の反応容器にトリエチレンテトラミン2
19J9(1,5モル)およびアジピン酸73F(0,
5モル)と無水マレイン酸49.9(0,5モル)とを
加えて160〜170℃で2〜4時間縮合反応を行ない
、発生する水を系外に除去した。
次いでこれを120℃まで冷却した後、尿素216#(
3,6モル)を加えて120〜140℃で2〜4時間脱
アンモニア反応を行なった。しかるのち、これに水を加
えて60%ポリアミドポリ尿素の水溶液を得た。
次にエビクロロヒドリン3ブ1I(0,4モル)ヲ加え
て60〜80℃で1〜3時間反応させた後、40%グリ
オキザール水溶液58.9(0,4モル)とあらかじめ
50%ノエチルアミン水溶液59y(0,4モル)とエ
ビクロロヒドリン37.9(0,4モル)および水酸化
ナトリウム16N(0,4モル)を反応せしめて得られ
たグリシジルジエチルアミンとを同時に加えて60〜8
0℃で2〜6時間攪拌下に保持した。
次に50%硫酸水溶液にて−を4に調節しさらに60〜
80℃で2〜6時間保持しつつ攪拌し水を加えて固型分
40%の水溶性樹脂を得た。以下この樹脂水溶液をri
−34と略記する。
実施例4 実施例1と同様の反応容器にトリエチレンテトラミン2
92F(2モル)とアジピン酸146y(1モル)とを
加えて160〜170℃で2〜4時間縮合反応を行ない
、発生する水を系外に除去した。次いでこれを120℃
まで冷却した後、尿素216.9(3,6モル)を加え
て120〜140℃で2〜4時間脱アンモニア反応を行
なった。しかるのちこれに水を加えて50チポリアミド
ポリ尿素水溶液を得た。次に50チ水酸化ナトリウム水
溶液192i(z、4モル)と2−クロロエチルアミン
塩酸塩70.9 (0,6モル)とN−(2−クロロエ
チル)tノエチルアミン塩酸塩103 g(0,6モル
)を加えて60〜80℃で2〜6時間反応させた後、さ
らにエビクロロヒドリン56.9(0,6モル)を加え
てさらに60〜80℃で2〜4時間反応を続けた。水を
加えて固型分3(lの水溶性樹脂を得た。以下この樹脂
水溶液をri−4」と略記する。
実施例5 実施例1と同様の反応容器にジエチレントリアミン10
3g(1モル)とトリエチレンテトラミン146F(1
モル)を仕込み、さらに無水コノ・り酸120J(1,
2モル)を加えて160〜180℃で2〜4時間縮合反
応を行ない、発生する水を系外に除去した。次いでこれ
を120℃まで冷却したのち尿素221.9(3,68
モル)を加えて120〜130℃で2〜4時間脱アンモ
ニア反応を行なった。しかるのちこれに水を加えて60
%ポリアミドポリ尿素水溶液を得た。次に40チグリオ
キデ一ル水溶液133g(0,92モル)を加えて30
%水酸化ナトリウム水溶液でpH9に調節した後80℃
で1〜3時間攪拌した。30℃に冷却した後エビノック
ス5C−60577Ii(1,84モル)を混合し、さ
らに水を加えて固型分50%の樹脂水溶液を得た。以下
この樹脂水溶液を「i−5」と略記する。
実施例6 実施例1と同様の反応容器に、ジエチレントリアミ73
10I!(3モ#)と尿素60 fI(1モ#)を仕込
み、攪拌しながら130〜160℃で2〜4時間、脱ア
ンモニア反応を行なった。次いで、これを100℃まで
冷却してからコハク酸94J(O,Sモル)イソフタル
酸ジメチルエステル螺3911 (0,2モy)とを加
えて160〜200℃で2〜6時間縮合反応を行ない、
発生する水およびメタノールを系外に除去した。次いで
、これを120℃まで冷却した後、尿素q360.9(
6モル)を加えて120〜140℃で2〜4時間脱アン
モニア反応を行なった。しかるのち、これに水を加えて
50チポリアミドIり尿素水溶液を得た。
次ニエビクロロヒドリン46II(0,5モル)、37
チホルマリン122.9(1,5モル)、40%グリオ
キザール水溶液145J(1モル)および2−クロロエ
チルアミン塩酸塩58F(0,5モル)とグリシジルト
リメチルアンモニウムクロライド76F(0,5モル)
とを同時に添加して60〜80℃で2〜8時間攪拌下に
保持した。さらに水を加えて固型分40%の水溶性樹脂
を得た。以下この樹脂水溶液をri−6」と略記する。
比較例1 エビノックス5C−60および50%水酸化ナトリウム
水溶液による反応を欠如した以外は実施例1と同様の反
応を行ない、固型分50%の水溶性樹脂を得た。以下こ
の樹脂水溶液をr r−IJと略記する。
比較例2 グリシジルトリメチルアンモニウムクロライドによる反
応を欠如した以外は実施例2と同様の反応を行ない、固
型分30チの水溶性樹脂を得た。
以下この樹脂水溶液を「r−2Jと略記する。
比較例3 グリシジルジエチルアミンを欠如した以外は、実施例3
と同様の反応を行ない、固型分40%の水溶性樹脂を得
た。以下この樹脂水溶液をrr−3Jと略記する。
比較例4 50%水酸化ナトリウム水溶液、2−クロロエチルアミ
ン塩酸塩、およびN−(2−クロロエチル)ジ%チルア
ミン塩酸塩による反応を欠如した以外は実施例4と同様
の反応を行ない、固型分30チの樹脂水溶液を得た。以
下この樹脂水溶液をrr−4」と略記する。
比較例5 エビノックス5C−60の混合を欠如した以外は実施例
5と同様の反応を行ない、固型分50%の樹脂水溶液を
得た。以下この樹脂水溶液を「r−5」と略記する。
比較例6 2−クロロエチルアミン塩酸塩とグリシジルトリメチル
アンモニウムクロライドを欠如した以外は実施例6と同
様の反応を行ない、固型分40チの樹脂水溶液を得た。
以下この樹脂水溶液を「r−6」と略記する。
く応用例1〜6および比較応用例1〜7〉実施例1〜6
および比較例1〜6で得られた各樹脂水溶液を、下記に
示す如き塗工液配合割合に従って、印刷適性向上剤とし
て配合せしめたのち、濃度が55チとなるように水を加
え、さらに30チ水酸化ナトリウム水溶液によりpH1
1に調整して各種の紙用塗工組成物を調製した。なお印
刷適性向上剤を配合しない紙用塗工組成物も同様に調製
した。
「ウルトラ・ホワイト90 J      85部(米
国エンダルハルト・ミネラルズ社111り1/−)「カ
ービタル90 j           10#(富士
カオリン(株)製炭酸カルシウム)「サテンホワイト」
51 (硫酸アルミニウムと水酸化カルシウムより調整)r 
JSR−0692j                
 4 #(日本合成ゴム(株)製ラテックス) 「玉子エースCJ           10#(玉子
コーンスターチ(株)製澱粉) 「アロンT−40J         0・4′(東亜
合成化学工業(株)製分散剤) 印刷適性向上剤           0.51注)上
記の「部」数はいずれも固形分重量である。
上記の塗工組成物を、アプリケーターを使用となるよう
に片面コートさせた。その後直ちに100℃で1分間、
熱風乾燥機中で乾燥させてから温度50℃、線圧80に
97cmなる条件で2回カレンダー処理した。得られた
片面コート紙は20℃、65%R,H,なる条件下で2
4時間コンディショニングを行なったのち、塗工紙の耐
水性およびインキ受理性を測定した。これらの測定結果
を第1表に示す。なお、各試験方法は次のとおシである
1)インキ受理性 RI試験機を使用し、コート面を給水ロールで湿潤させ
たのち印刷をしてインキの受理性を肉眼で観察し、優5
〜劣1に至る等級を段階的に判定した。
2)耐水性 RI試験機を利用し、コート面を給水ロールで湿潤させ
たのち印刷をして、紙むけ状態を肉眼で観察し、「耐水
性優5〜劣1」の判定を行った。
11)ウェット・ラブ(We t rub )法コート
面上にイオン交換水を約Q、 l m1滴下し、指先で
3回、5回、10回、15回および20回摩耗して、そ
れぞれの回数に応じた溶出部を黒紙に移行させ、そのさ
いの溶出量を肉眼で観察し、「耐水性優5〜劣1」の判
定を行った。
3) ドライ・ピック(Dry pick)RI試験機
で印刷して紙むけ状態を肉眼で観察し、「ドライ・ピッ
ク抵抗優5〜劣1」の判定を行った0 4)塗工液の粘度 BM型粘度計を利用し、A3のローターを用いて60 
rpmにて塗工液調製直後および室温で24時間静置後
の塗工液の粘度をすべて25℃で測定した。
手続補正書(自発) 昭和60年6月4&3日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、二塩基性カルボン酸あるいはその誘導体1モルに対
    して、1個の1級アミノ基を含有するアミノ化合物およ
    び/または一塩基性カルボン酸あるいはその誘導体を0
    〜2.0モル、およびポリアルキレンポリアミンおよび
    /またはポリアルキレンポリ尿素を0.5〜5.0モル
    なる範囲で反応させて得られるポリアミドポリアミンお
    よび/またはポリ尿素ポリアミドと、該樹脂中の1級お
    よび2級アミノ基の1モルに対して0.1〜3.0モル
    なる量の尿素との間で脱アンモニア反応させ、次いで水
    溶液中で、エピハロヒドリン、ホルムアルデヒド、およ
    びジアルデヒドのうちの少なくとも1種類以上の架橋性
    試剤とカチオン化剤とを反応させるか、もしくは前記架
    橋性試剤と反応させた後、カチオン化剤を混合する事を
    特徴とする紙塗工用樹脂の製造方法。 2、前記カチオン化剤が一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼あるいは▲数式、化
    学式、表等があります▼ 〔 I 〕 (ただしR^1、R^2、R^3はそれぞれ炭素数1〜
    6個の一価の脂肪族基を表し、Xはハロゲン原子をまた
    Yはハロゲン原子もしくは1/2SO_4、CH_3S
    O_4を表す。) で示されるグリシジル基もしくはハロヒドリン部分を有
    する4級アンモニウム塩である特許請求の範囲第1項記
    載の紙塗工用樹脂。 3、前記カチオン化剤が一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼あるいは▲数式、化
    学式、表等があります▼ 〔II〕 (ただしR^4、R^5はそれぞれ炭素数1〜6個の一
    価の脂肪族基または水素原子を表し、Xはハロゲン原子
    を表す。) で示されるグリシジル基もしくはハロヒドリン部分を有
    する1級、2級もしくは3級のアミンである特許請求の
    範囲第1項記載の紙塗工用樹脂。 4、前記カチオン化剤が一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼あるいは▲数式、化
    学式、表等があります▼〔III〕 (ただしR^1、R^2、R^3はそれぞれ炭素数1〜
    6の一価の脂肪族基を、R^4、R^5はそれぞれ炭素
    数1〜6個の一価の脂肪族基もしくは水素原子を、R^
    6は二価の脂肪族基もしくは芳香族基を表わし、Xはハ
    ロゲン原子を、またYはハロゲン原子もしくは1/2S
    O_4、CH_3SO_4を表わすものとする。)で示
    されるハロゲンを有する4級アンモニウム塩、もしくは
    1級、2級、3級のアミンである特許請求の範囲第1項
    記載の紙塗工用樹脂。 5、前記ジアルデヒドがグリオキザールまたはグルタル
    アルデヒドである特許請求の範囲第1項記載の紙塗工用
    樹脂。 6、前記カチオン化剤と架橋性試剤のうちのエピハロヒ
    ドリンとを合わせた量が、前記1個の1級アミノ基を含
    有するアミノ化合物およびポリアルキレンポリアミンお
    よび/またはポリアルキレンポリ尿素中のアミノ基の総
    和1当量に対し4当量以下である特許請求の範囲第1項
    記載の紙塗工用樹脂。 7、前記架橋性試剤のうちのホルムアルデヒドあるいは
    ジアルデヒド等アルデヒド化合物の量が該樹脂を合成す
    るために使用した尿素1当量に対し2当量以下である特
    許請求の範囲第1項記載の紙塗工用樹脂。
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