JPS6115239Y2 - - Google Patents

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JPS6115239Y2
JPS6115239Y2 JP2906381U JP2906381U JPS6115239Y2 JP S6115239 Y2 JPS6115239 Y2 JP S6115239Y2 JP 2906381 U JP2906381 U JP 2906381U JP 2906381 U JP2906381 U JP 2906381U JP S6115239 Y2 JPS6115239 Y2 JP S6115239Y2
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JP
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bench lily
small bench
small
lily
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JP2906381U
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JPS57144262U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は気化器の小ベンチユリを本体に固定す
る方法に係り、特に小ベンチユリの固定と共に、
本体と小ベンチユリの燃料通路のシールも兼ねた
機能を持つ気化器に関する。
従来のこの種の小ベンチユリの固定方法として
は特開昭53−14236号公報にあるように単にねじ
だけで小ベンチユリを本体に押しつける方法と、
特開昭54−147328号公報にあるように小ベンチユ
リと本体の間に適当な間隙を設けてこの間隙に弾
性体を挿入しこの弾力によつて小ベンチユリを本
体に固定する方法が考案されまた実施されてい
る。ところが前者はねじ、小ベンチユリ共剛体で
あるため、振動や冷熱サイクルの影響を受け易
く、材料のクリープ現象などによりねじの固定力
が弱くなることと、このねじの締付トルクの管理
がむずかしく、比較的薄肉の小ベンチユリの場合
はこれを変形させてしまう問題があつた。また後
者は小形化された気化器においては弾性体を入れ
る間隙を十分とることができず、弾性体が小ベン
チユリを押しつける荷重のばらつきが大きくな
り、この荷重が小さいときは振動の影響で小ベン
チユリが縦方向に動いてしまう欠点があつた。
本考案の目的は固定用のねじと小ベンチユリの
間に圧縮ばねを介在させ、かつこの圧縮ばねを本
体側と小ベンチユリの同一軸線上に設けられた両
方の穴にまたがつて具備させることにより、ばね
を入れる間隙を十分設けてばねの荷重をばらつき
を小さくすると共に、振動などで小ベンチユリが
縦方向に動くのを防止するストツパの役目をこの
圧縮ばねに持たせようとするものである。
以下に図面を用いて一実施例を詳細に説明す
る。第1図において気化器本体1の浮子室2に送
られた燃料3はメーンジエツト4、メーンウエル
5を通つてメーンエアブリード6から入る空気と
混合し、ノズル7から給気筒8に噴出する。ノズ
ル7は小ベンチユリ9に圧入されていて一体とな
つており、小ベンチユリ9の燃料入口と気化器本
体1との接面部にはシール性を保つため0リング
10が設けてある。またこの0リング10を圧縮
するためと小ベンチユリ9を保持するための目的
で、無頭ねじ11が締付けられている。この無頭
ねじ11はゆるみ防止のためねじ部に接着剤を塗
布したり頭部をかしめたりしている。しかし従来
のこの方法は小ベンチユリ9の材質が亜鉛ダイカ
ストのことが多く、クリープ現象を起こし易いの
で0リング10を圧縮する力が弱くなつたり、無
頭ねじ11がゆるむという欠点があつた。また第
2図、第3図のように小ベンチユリ9と気化器本
体1の間に弾性体12や圧縮ばね13を設ける方
法は上記の欠点には有効であるが、これらを設け
る間隙が十分とれないため、適度な弾性荷重を得
るのがむずかしく、その荷重のばらつきも大きく
なるため、小さい荷重のときは小ベンチユリ9が
振動によつて縦方向に動いてしまう欠点があつ
た。
本考案はこのような欠点をなくすため第4図、
第5図のように小ベンチユリ9′にも気化器本体
1に設けられたねじ穴と同一軸線上に、圧縮ばね
13′の外径より少し大きな穴を設けたもので、
この目的は圧縮ばね13′の入る間隙を大きく設
けばね常数をできるだけ小さくし、圧縮ばね1
3′のセツト長さのばらつきによる荷重のばらつ
きを小さくするためと小ベンチユリ9′が振動に
よつて縦方向に動こうとするとき、この圧縮ばね
13′にストツパの役目を持たそうとするもので
ある。第5図は締付ねじ14の一部に圧縮ばね1
3′の内径より少し小さい案内部を設けたもので
小ベンチユリ9′が縦方向に動くのを防止する力
を増すと共に圧縮ばね13′の座屈を防ぐ目的も
持つている。
このように本考案によれば、小ベンチユリが薄
肉であつても、これを締付けるねじの力によつて
小ベンチユリを変形させるおそれはなく、しかも
振動に対して十分な保持力が得られ、作業が簡単
で安価な気化器を提供できる。また締付ねじ1
4,14′の代りに圧入またはかしめによるプラ
グによつてもこの目的を果たせることはいうまで
もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の小ベンチユリ保持構造を持つ気
化器の縦断面図、第2図、第3図は従来案の小ベ
ンチユリと気化器本体の間に弾性体を設けた気化
器給気筒部の縦断面図、第4図、第5図は本考案
による改良された小ベンチユリを保持する方法を
示すベンチユリ部の縦断面図である。 1……気化器本体、2……浮子室、3……燃
料、4……メーンジエツト、5……メーンウエ
ル、6……メーンエアブリード、7……ノズル、
8……給気筒、9……小ベンチユリ、10……0
リング、11……無頭ねじ、12……弾性体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも二重収上のベンチユリを持ち、大ベ
    ンチユリは気化器本体と一体に構成され、小ベン
    チユリは本体に組付ける構造となつている気化器
    において、この小ベンチユリの固定方法としてね
    じまたはプラグと圧縮ばねを使用し、小ベンチユ
    リのばね荷重を受ける部分に圧縮ばねの外径より
    少し大きい穴を本体側の穴と同軸線上に設けるこ
    とにより、このばねの力で小−ベンチユリの燃料
    出入口のシール性を保つと共に、小ベンチユリが
    振動などで動かないよう固定したことを特徴とす
    る気化器。
JP2906381U 1981-03-04 1981-03-04 Expired JPS6115239Y2 (ja)

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JP2906381U JPS6115239Y2 (ja) 1981-03-04 1981-03-04

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JP2906381U JPS6115239Y2 (ja) 1981-03-04 1981-03-04

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Publication Number Publication Date
JPS57144262U JPS57144262U (ja) 1982-09-10
JPS6115239Y2 true JPS6115239Y2 (ja) 1986-05-12

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ID=29826681

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JPS57144262U (ja) 1982-09-10

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