JPH0227744Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0227744Y2 JPH0227744Y2 JP1985006135U JP613585U JPH0227744Y2 JP H0227744 Y2 JPH0227744 Y2 JP H0227744Y2 JP 1985006135 U JP1985006135 U JP 1985006135U JP 613585 U JP613585 U JP 613585U JP H0227744 Y2 JPH0227744 Y2 JP H0227744Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing
- seal
- needle valve
- pusher
- valve stem
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 29
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 5
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
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Landscapes
- Details Of Valves (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、スプレーガン等において流体の流出
を外部より操作するため、その操作端が外部へ突
出したニードル弁棒の貫通孔からの流体洩れを防
止する装置に用いられるものである。特に、ニー
ドル弁棒が頻繁に往復摺動するような場合に有効
である。
を外部より操作するため、その操作端が外部へ突
出したニードル弁棒の貫通孔からの流体洩れを防
止する装置に用いられるものである。特に、ニー
ドル弁棒が頻繁に往復摺動するような場合に有効
である。
従来の技術
従来のこの種のパツキン装置は、第3図に示す
如く、皮製のパツキン1が3〜4枚挿入され、外
側よりパツキン押し2によつて適度に締め込まれ
てニードル弁3とのスキマから流体が洩れるのを
防止していた。この場合パツキン1は、パツキン
押しの締め込み具合によつて、その軸方向長さは
一定せず、また、使用が継続するとシール効果が
低下するためパツキン押し2で締め増しする必要
があり、そのためパツキン1を挿入する孔には、
長めにネジ4が設けられている。
如く、皮製のパツキン1が3〜4枚挿入され、外
側よりパツキン押し2によつて適度に締め込まれ
てニードル弁3とのスキマから流体が洩れるのを
防止していた。この場合パツキン1は、パツキン
押しの締め込み具合によつて、その軸方向長さは
一定せず、また、使用が継続するとシール効果が
低下するためパツキン押し2で締め増しする必要
があり、そのためパツキン1を挿入する孔には、
長めにネジ4が設けられている。
したがつて、パツキン1は、このネジ部に喰い
込む結果となつていた。これをさけるためパツキ
ン押しの先端を伸した第4図の如き例も考えられ
ているが、スプレーガンの如き手持式のものでコ
ンパクト化が要求される場合には採用しがたい構
造となつている。
込む結果となつていた。これをさけるためパツキ
ン押しの先端を伸した第4図の如き例も考えられ
ているが、スプレーガンの如き手持式のものでコ
ンパクト化が要求される場合には採用しがたい構
造となつている。
考案が解決しようとする問題点
本考案は上記の如き、従来のパツキン装置が有
していたパツキンのネジ部喰い込みによる問題点
を解決し、かつ、コンパクトに製作できるように
したものである。
していたパツキンのネジ部喰い込みによる問題点
を解決し、かつ、コンパクトに製作できるように
したものである。
すなわち、パツキン挿入部にパツキン押し用の
メネジが位置するため、パツキンは締め込み時、
ネジ部にはみ出しニードル弁に対する面圧が不充
分、不均等となり、パツキン効果が不安定とな
る。
メネジが位置するため、パツキンは締め込み時、
ネジ部にはみ出しニードル弁に対する面圧が不充
分、不均等となり、パツキン効果が不安定とな
る。
このため、パツキンの調整に手間を要するのみ
ならず、パツキンの取付、取外し等のメンテナン
スにも問題を有していた。
ならず、パツキンの取付、取外し等のメンテナン
スにも問題を有していた。
問題点を解決するための手段
以上、述べた従来技術の問題点を解決するため
本考案は、パツキン押しの内部に円筒部を形成
し、この円筒部にパツキン材を挿入、さらに、こ
のパツキン材を保持するパツキン受けを圧入し、
パツキン装置として一体化をはかつた。パツキン
受けの先端は、パツキン押しの円筒部端部より突
出し、かつ、シート部を形成させることによつて
本体のパツキン挿入孔に挿入した時、外側への洩
れを防止するようにした。
本考案は、パツキン押しの内部に円筒部を形成
し、この円筒部にパツキン材を挿入、さらに、こ
のパツキン材を保持するパツキン受けを圧入し、
パツキン装置として一体化をはかつた。パツキン
受けの先端は、パツキン押しの円筒部端部より突
出し、かつ、シート部を形成させることによつて
本体のパツキン挿入孔に挿入した時、外側への洩
れを防止するようにした。
作 用
パツキン押しに挿入されたパツキン受けの外端
は、前述のように本体とのシール機能をもち、か
つ、挿入された内端は、同じく圧入されたパツキ
ンを押え、ニードル弁とのシールを保つ。
は、前述のように本体とのシール機能をもち、か
つ、挿入された内端は、同じく圧入されたパツキ
ンを押え、ニードル弁とのシールを保つ。
したがつて、パツキン押しが本体にネジ込ま
れ、また、締め増しされる場合には、その分パツ
キン受けが円筒部に入り込み、パツキンはパツキ
ン押し内部にてニードル弁への締め込みが増加し
シール効果が高められる。
れ、また、締め増しされる場合には、その分パツ
キン受けが円筒部に入り込み、パツキンはパツキ
ン押し内部にてニードル弁への締め込みが増加し
シール効果が高められる。
実施例
本考案の詳細を以下図面により説明する。
第1図は、本考案に係るパツキン装置をスプレ
ーガンに組み込んだ時のスプレーガンの断面を示
す。また、第2図は、パツキン装置部の拡大断面
図である。
ーガンに組み込んだ時のスプレーガンの断面を示
す。また、第2図は、パツキン装置部の拡大断面
図である。
ニードル弁5は、塗料通路6より本体7を貫通
し、外部へ突出している。外部はニードル弁5の
操作のため引金8が設けられ、これを引いて先端
のバルブシートを開放すると共に、引金を戻した
時にバネによつて戻る構造となつている。パツキ
ン9は、パツキン押し10に設けた円筒部11に
挿入されており、さらに、パツキン受け12によ
つて押えられている。パツキン受け12は、樹脂
で形成され、円筒部11に圧入されているおり、
その外端はシート面13を形成し、パツキン押し
10の端部14より突き出て、本体7のパツキン
挿入孔15の奥部に当接し、ネジ部16への洩れ
を防いでいる。
し、外部へ突出している。外部はニードル弁5の
操作のため引金8が設けられ、これを引いて先端
のバルブシートを開放すると共に、引金を戻した
時にバネによつて戻る構造となつている。パツキ
ン9は、パツキン押し10に設けた円筒部11に
挿入されており、さらに、パツキン受け12によ
つて押えられている。パツキン受け12は、樹脂
で形成され、円筒部11に圧入されているおり、
その外端はシート面13を形成し、パツキン押し
10の端部14より突き出て、本体7のパツキン
挿入孔15の奥部に当接し、ネジ部16への洩れ
を防いでいる。
本実施例では、、パツキン9として、薄板のパ
ツキン材9Aを2枚と、その中間に座金9Bを組
み合わせたものを使用している。また、パツキン
受け12は、材質を限定する必要はないが、金属
の場合、パツキン押し10を締め込むと、直接パ
ツキン9が締め込まれるが、先端シートのシール
効果が加工精度に影響されやすい。又、柔い樹脂
を使用すると先端シートのシール効果は十分であ
るが、パツキン9の締め込み力が不足する。した
がつて、好ましくは適当な強度(硬さ)をもつた
工業用合成樹脂類を使用すると良い。
ツキン材9Aを2枚と、その中間に座金9Bを組
み合わせたものを使用している。また、パツキン
受け12は、材質を限定する必要はないが、金属
の場合、パツキン押し10を締め込むと、直接パ
ツキン9が締め込まれるが、先端シートのシール
効果が加工精度に影響されやすい。又、柔い樹脂
を使用すると先端シートのシール効果は十分であ
るが、パツキン9の締め込み力が不足する。した
がつて、好ましくは適当な強度(硬さ)をもつた
工業用合成樹脂類を使用すると良い。
更に、パツキン受け12は、円筒部11に圧入
することによつて密着させると共に、パツキン押
し10と一体化を保つている。
することによつて密着させると共に、パツキン押
し10と一体化を保つている。
効 果
以上により、パツキン9の挿入部は円筒面とな
り、従来のようなネジ部へのはみ出しや喰い込み
がないため、ニードル弁5にかかる面圧は安定し
ており、性能安定性、耐久性が向上する。また、
パツキン9を内蔵したパツキン装置として一体化
されたため本体へのセツトが極めて簡単になる。
り、従来のようなネジ部へのはみ出しや喰い込み
がないため、ニードル弁5にかかる面圧は安定し
ており、性能安定性、耐久性が向上する。また、
パツキン9を内蔵したパツキン装置として一体化
されたため本体へのセツトが極めて簡単になる。
また、パツキン9の交換をする場合にもネジ部
に引つかかることなく、かつ、本体7から外して
行うので容易に作業が行なえる効果を有する。
に引つかかることなく、かつ、本体7から外して
行うので容易に作業が行なえる効果を有する。
第1図は、本考案のパツキン装置を用いたスプ
レーガンの断面図。第2図は、そのパツキン装置
部分の拡大断面図を示す。第3図、第4図は従来
のパツキン装置の例を示している。 5……ニードル弁、7……本体、9……パツキ
ン、10……パツキン押し、11……円筒部、1
2……パツキン受け、13……シート面。
レーガンの断面図。第2図は、そのパツキン装置
部分の拡大断面図を示す。第3図、第4図は従来
のパツキン装置の例を示している。 5……ニードル弁、7……本体、9……パツキ
ン、10……パツキン押し、11……円筒部、1
2……パツキン受け、13……シート面。
Claims (1)
- 軸方向の摺動を頻繁に繰り返すニードル弁棒と
該ニードル弁棒が外部に突出する本体部からの洩
れを防止するパツキン装置において、パツキンを
締め込むパツキン押しの内部に円筒部を形成し、
該円筒部にパツキン材を挿入、更に該パツキン材
を内側で押し込み、外側端部がパツキン押しの端
部より突出してシート部が形成されたパツキン受
けを圧入し一体化してなるニードル弁棒のパツキ
ン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985006135U JPH0227744Y2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985006135U JPH0227744Y2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61122477U JPS61122477U (ja) | 1986-08-01 |
JPH0227744Y2 true JPH0227744Y2 (ja) | 1990-07-26 |
Family
ID=30483298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985006135U Expired JPH0227744Y2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0227744Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0543878Y2 (ja) * | 1987-08-06 | 1993-11-05 | ||
JPH0540379Y2 (ja) * | 1988-11-18 | 1993-10-13 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5910578B2 (ja) * | 1978-11-28 | 1984-03-09 | 株式会社不二精機製造所 | リ−ドフレ−ム仕上装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5910578U (ja) * | 1982-07-14 | 1984-01-23 | 株式会社宮入パルプ製作所 | グランドパツキン |
-
1985
- 1985-01-18 JP JP1985006135U patent/JPH0227744Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5910578B2 (ja) * | 1978-11-28 | 1984-03-09 | 株式会社不二精機製造所 | リ−ドフレ−ム仕上装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61122477U (ja) | 1986-08-01 |
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