JPS61152215A - コンバインの刈取穀稈供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、コンバインの刈取穀稈供給装置に関するも
のである。

発明が解決しようとする問題点 前部の刈取装置で刈取った穀稈を移送装置で移送しなが
ら後部の脱穀装置へ供給するコンバインあ、っては、こ
の移送装置から脱穀装置の穀稈供給口部に至る間の行程
で塵埃や穀粒等が飛散し易く、コンバインを操縦する者
にとって不衛生となるため、これらの穀稈移送行程の］
二部を透明のカバーで、被覆することによってこのよう
なことを防止しようとしても、完全な塵埃飛散防止を行
なうこと−はできがたいため、この透明なカバーのに面
に藁屑を含む塵埃が停滞して、このカバーの透明度を減
退して内部の移送装置における穀稈の移送供給の状態を
明視できがたい。

問題点を解決するための手段 この発明は、操縦席（１）の側部に位置して前部の刈取
装置（２）から後部の脱穀装置（３）の穀稈供給口部（
４）に向けて刈取穀稈を移送供給すべく設けた穀稈移送
装置（５）の上方部に、この穀稈移送部上を傾斜被覆す
る透視カバー（６）を設けてなるコンバインの刈取穀稈
供給装置の構成とする。

発明の作用、および効果 操縦者が操縦席（１）に座ってコンバインを運転操縦す
ると、刈取装置（２）で刈取られた穀稈は、移送装置（
５）によって移送之れで脱穀装置（３）の穀稈供給口部
（４）からこの脱穀装置（３）内へ供給されて脱穀処理
され、この間に移送装Ｍ（５）や穀稈供給口部（４）等
から飛散する穀粒、藁屑、及び塵埃等は上側のカバー（
６）によって防止されるが、このカバー（６）の外周部
や開口部等から外部に飛散する藁屑等がこのカバー（６
）の上面に載せられても、このカバー（６）は傾斜して
いるために、コンバイン機体前進に伴い振動等を受て藁
屑等の滑落を容易にして、このカバー（６）面での停滞
を少なくすることができ、カバー（６）の透視状態を良
好に維持でき、内部の移送装置（５）による穀稈移送、
および供給状態を正確に透視しうる。

実施例 なお、図例において、コンバインはクローラ（＋３）を
有する車台（１４）の上部に脱穀装置（３）を、この穀
稈供給１１部（４）を前側に向けて搭載し、この脱穀装
置（３）の前側に刈取装置（２）及び移送装置（５）を
設け、操縦席（１）はこの移送装置（５）の略横部に設
けている。この操縦席（１）の後側で該脱穀装置（３）
の横部にはこの脱穀装置（３）で脱穀された穀粒を収容
する穀粒タンク（ｊｌ）を設けている。

、刈取装置（２）は、刈刃（１５）、穀稈引起装置（＋
ｅ）、及び穀稈掻込装置（１７）等からなり、又、穀稈
移送装置（５）は、この掻込装置（１７）で掻込まれる
穀稈の株元を挟持移送する株元移送チェノ（１８）や穀
稈の穂先部を係合して掻上げる掻込ラグ（１８）等から
なり、車台（１４）上の横軸（２０）によって枢支され
た刈取機枠（２１）に設けられ、油圧シリンター（２２
）によって昇降しうるべく設けられている。脱穀装置（
３）は、脱穀胴を回転自在に内装した脱穀室の前側の穀
稈供給口部（４）に供給漏斗（２３）を設け、この外側
で前後方向に沿って該移送装置（５）から受継いだ穀稈
を挟持移送する穀稈移送装置（２４）を設け、下方には
脱穀物を受で選別する選別装置を設け、この選別装置で
選別Ｘれた穀粒を取り出す揚穀装置（２５）の」下端を
前記穀粒タンク（１１）上に臨ませている。

操縦席（１）の前側から該移送装置（５）偏には操縦装
置（７）を設け、各種操作機構（２Ｂ）を配設している
。この操縦装置（７）の操縦機枠（８）の移送装置（５
）側部には、該移送装置（５）上を刈取装置（２）上方
から供給口部（４）上に亘って覆う囲枠状の取付枠（９
）の−側部を取り付け、この後側部を脱穀装置（３）の
機枠に取り付け、この取付枠（９）上に透明のカバー（
６）を取付る。このカバー（６）は後側路半分を、着脱
自在、又は枢支部（２７）を支点にして上方へ起立状態
、乃至は開放状態に回動自在に設け、この開閉するカバ
ー（６）の後端部で供給漏斗（２３）上方に対応して開
口部（１０）を凹状に設けている。これら取付枠（９）
に固定した前部、及び後部の閉鎖時のカバー（６）の上
面は前下り傾斜に構成している。なお、この傾斜方向は
後下り傾斜、乃至横丁り傾斜とするもよい。

穀粒タンク（１１）の後端には、穀粒排出用の揚穀機（
２８）を立設し、この揚穀機（２８）の上端に水平方向
に回動自在の排出筒（１２）を設けて、この排出、筒（
１２）の先端部を該起立姿勢のカバー（６）の開口部（
ｌＯ）に嵌合させた状態にしうるべく設けている。

コンバイン作業時には、穀稈引起装置（１６）により引
起された穀稈は、掻込装置（１７）で掻込案内されて、
株元部を刈刃（１５）で刈取って移・送装置（５）で移
送しながら供給口部（４）へ移送供給し、移送装置（２
４）で受継移送しながら脱穀装置（３）で脱穀する。該
移送装置（５）から供給口部（４）へ移送される間には
、藁屑等を含む塵埃が飛散するが、上部はカバー（６）
で覆われているため操縦席（１）部への飛散は少ないが
、このカバー（６）の周辺部や開口部（１０）などから
上部へ飛散する藁屑等の塵埃がこのカバー（６）の上面
に載せられても、このカバー（６）の上面が傾斜してい
るために、このカバー（６）の傾斜面に沿っ□て振動や
風圧等を受ながら滑落ちし易く、従って塵埃がカバー（
６）上に停滞しないため、カバー（６）の透明度が良好
に維持され、操縦者の穀稈移送状態の透□視を容易にす
る。このコンバイン作業中に既に枕刈取等により、刈取
してある穀稈を直接脱穀装置（３）に供給１７て脱穀す
るときは、前記カバ−（６）を開いて穀稈を移送装置（
２４）　、及び供給１１部（４）から供給すればよい。

又、このカバー（６）の開に１部（ｌＯ）から穀粒を４
−１着した穂切れ等を投入することもできる。

又、このカバー（６）を起立させた状態では、排出筒（
１２）の先端部をこの開口部（１０）に位置させること
によって、このカバー（６）を倒して閉鎖しない限り、
排出筒（１２）は左右いずれの方向へも回動できないた
め、この排出筒（１２）が不意に回動して操縦席（１）
の操縦者に当るような危険性がない。

カバー（６）を前下り傾斜にしている場合は移送装置（
５）の傾斜と同方向に傾斜させることとなり前部を低く
して内部の移送装置（５）に接近できて透視が容易であ
り、傾斜角度も大きくできる。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図は側面
図、第２図はその一部の平面図、第３図は一部の正断面
図である。 図中、符号（１）は操縦席、（２）は刈取装置、（３）
は脱穀装置、（４）は穀稈供給口部、（５）は穀稈移送
装置、（６）はカバーを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 操縦席（１）の側部に位置して前部の刈取装置（２）か
   ら後部の脱穀装置（３）の穀稈供給口部（４）に向けて
   刈取穀稈を移送供給すべく設けた穀稈移送装置（５）の
   上方部に、この穀稈移送部上を傾斜被覆する透視カバー
   （６）を設けてなるコンバインの刈取穀稈供給装置。