JPS58165710A

JPS58165710A - コンバイン

Info

Publication number: JPS58165710A
Application number: JP8221382A
Authority: JP
Inventors: 友彦市川; 隆夫杉山; 間中　正雄
Original assignee: Institute of Agricultural Machinery
Current assignee: Institute of Agricultural Machinery
Priority date: 1982-05-14
Filing date: 1982-05-14
Publication date: 1983-09-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、稲麦はもとより、豆類、雑穀等、広い範囲の
作物の収穫作業に用いられるコンバインに関し、特に脱
穀９選別機構の選別部を改良したコンバインに関するも
のである。

従来周知の、走行車体に装備され、圃場に植立している
作物を引起して刈取る刈取機構と、刈取機構で刈取られ
た作物を受継いで脱穀１選別機横に向４フ搬送し供給す
る搬送機構と、搬送機構により供給された作物を脱穀１
選別処理する脱穀２選別機描とを有するコンバインにお
いては、その月凭穀１選別機構の選別部に、通常、揺動
選別棚を有しており、このため、その駆動機構が複雑と
なるうえ、機体全体が揺動による振動の影響を受Ｇノで
ゆるみを生じたり破損したりして、性能および耐久性が
悪くなるばかりでなく、操縦者の疲労度も大きい等の問
題があった。

そこで本発明は、選別部を、従来の揺動式に代えて、脱
穀部の下側に、スクリューオーガおよびこのオーガの受
樋部分に設けた選別受網により構成することにＪ：って
、機体振動を少くし、選別性能おにび耐久性を向上し、
機構の簡素化が図れ、ざらに操縦者の疲労も軽減でき、
前記従来の問題点を解消するコンバインを提供しようと
するものである。

以下、図示の実施例を参照して本発明を説明する。

第１図おにび第２図において、荷吊１はクローラ形式の
走行車輪２を有する車台で、この車台１の前部に、圃場
に植立している作物を分草する分草体３、作物を引起す
引起し体４および作物の株元を刈取る刈刃５等からなる
刈取ＷｉＩＭ　６が装着されている。刈取機構６の後部
には、刈取機構で刈取られた作物を受継いで後述するｌ
１ｌａ殺９選別機構８に向は挾持、搬送する搬送機構７
が設【プられている。

脱穀９選別機構８は、上部に扱室９を設り、この扱室９
内に扱胴１０が車台１の走行方向に軸心を有してほぼ水
平に軸架され、また、扱室９の下部には受網１１が設け
られている。扱室９の側部には、前記搬送機構７で搬送
された作物を受継いでその穂先側を扱室９に供給して扱
胴１０の軸線方向に移送するフィートチエン１２が設け
られている。扱室９の下方および後方には選別室１３が
設けられ、この選別室１３内には、前記受網１１の直下
に、第２図にも示すようにスクリューオーガ１４．１５
が、選別室１３の終端まで延びるように良く配設されて
いる。

このオーガ１４．　Ｔ５の下側の受樋部分には、選別部
受網１６．１７が配設されており、この受網１６．１７
の終端部は開放されている。スクリューオーガ１４゜１
５の移送方向のほぼ前半部に対応する選別部受網１６、
１７の下方には、第１図で左から右へ搬送を行なうベル
トコンベア１８が設けられ、このコンベア１８の搬送Ｐ
Ｊ端上下方は７番口のオーガ１９が段Ｃノられ、選別部
受網１６．１７の後半部下方には２番口のＡ−ガ２０が
設けられている。２番口のオーガ２０の　　　　　１搬
送終端には２番還元スロワ２１が設けられ、扱室９の後
端部に連通されている。また、選別室１３には、コンベ
ア１８の下方に位階して唐みファン２２、扱室９の後方
でスクリューオーガ１４．１５の終端部」：方に吸引フ
ァン２３および上部排塵口２４．２番口のＡ−ガ２０の
後方に下部排塵口２５がそれぞれ段（プられている。

このように構成されたコンバインにおいては、機体の前
進走行ど共に、圃場に植立している作物の殻稈が分草体
３で分草され、引起１）体４で梳き起すようにして掻き
込み、刈刃５で刈取る。ぞして、刈取った殻稈を搬送機
構７で挾持して脱穀。

選別機構８に向は搬送し、フィートチエン１２に継送さ
せる。フィートチエン１２では、殻稈の株九部を挾持し
て殻稈穂先側を扱室９内に臨、１：ｆ！て移動し、この
移動の間に扱胴１０によって穀稈穂部が脱穀される。扱
室９内で脱穀された脱穀物の大半ば受網１１を漏下して
スクリューオーガ１６．１７の前半部上に落下し、また
、扱室９内に残ったチャノは受網１１の終端開口から放
出され、穂句粒など比重のΦいものはスクリューオーガ
１６．１７上に落下し比重の軒い短稈、塵埃等は、唐み
ファン２２、吸引５− ファン２３により風選されて上部排塵口２４がら機外に
排出される。

受網１１を漏下した被選別物のうち、ψ粒化された穀粒
は、選別受網１８．１７の前半部を漏下してベル１〜コ
ンベヤ１８上に落下し、その搬送終端から順次落下させ
て唐みファン２２の選別用で選別されて精粒のみが一番
口にもたらされ、オーガ１９にＪ：って容器等に収容さ
れる。選別受網１６．１７の前半部を漏下せずに残った
被選別物は、主として枝梗付着粒、穂切粒、穂軸粒等で
あり、スクリューオーガ１４．１５の旋回、移送によっ
て脱粒、選別処理が行われ、選別受網１６．１７の後半
部を漏下したものは２番口にもたらされ、オーガ２０．
２番３！元スロワ２１を介して扱室９に還元されて再６
５１穀される。

また、選別受網１６．１７の後半部から落下した被選別
物のうち、比重の軽い茎稈、塵埃等は、店みファン２２
の選別風により下部排塵口２５から機外に排出される。

前記実施例においては、２番還元スロワ２１を扱室９に
連通したものを示したが、これをスクリコ６− −オーガ１４．１５の良さ方向中間位置に連通させてス
クリ、：Ｉ−Ａ−ガ１４．１５で再処理でるようにして
もよいものである。

また、スクリコーオ−ＩＪ１４，１５には、第３図おに
び第４図に示づ−ように、スクリコー歯のピッチ間に、
拡散体２６を架は渡したり、拡散体２７を設【プたすし
てもよく、この場合には、選別受網１６．１７の目詰り
が防止され、また、被選別物の螺旋運動がより良好とな
り、選別、処理性能が高くなる。

なお、拡散体、拡散体等の拡散部月の設＠場所設買個数
および組合せ等は、当然のことながらこぎ室から漏下Ｊ
−る被選別物の内容、作物の種類等に応じて適宜変えて
もよいものである。また、スクリューオーガは、前記実
施例のように２本のものに限らず、１本、または２本以
」ニにしてもよいものである。さらに、選別受網１６．
１７を、第５図に示すように、その後半部の２番口のオ
ーガ２０に対応Ｊ゛る部分の網目の大きさを・、前半部
の網目の大ぎざより太きく１６ａ　　（１７ａ　）のよ
うにすることによって、扱室９での枝梗付着粒、穂切粒
等が多発Ｊる場合に、二番口のＡ−ガ２０への漏下がよ
くなり、詰りを生ずることなく能率よ（処理される。

なお、受網１１の網目の大きさは、選別受網１６．１７
の網目の大きさよりやや大きくなっている。

第６図に示す本発明の他の実施例においては、第１図に
示すコンバインが自１（）型であったのに対し、刈取っ
た殻稈全部を脱穀９選別１１ＮＭ８に供給して処理する
全量供給型にしたもので、刈取機構６には、リール４ａ
、掻込みオーガ２８等を設け、搬送機構７ａによって刈
取られた穀稈の仝醋を脱穀。

選別機構８に供給するようにし、フィードヂエンを省略
している。脱穀９選別機構８は、扱室９ａ内にらせんこ
ぎ歯２９おにび放射こぎ歯３０を周面に設けた扱胴１０
ａを脱穀９選別機構８の艮ざいっばいに設【プ、当然な
がら受網１１ａも長くし、この受網１１ａの後端部、即
ち扱室９ａの後端下部は開放されて１ノ１稈ロ３１とな
っている。また、選別室１３には、スクリューオーガ１
４．１５の後端部を開放して排塵ｊ。

口２５ａどし、２番口のオーガ２０の後方にも排塵口２
５ｂを設け、２番還元スロワ２１を扱室９ａの長さ方向
中間位置に連通させたほかは、第１図の実施例のものと
同様である。なお、扱胴１０ａは、らせ／Ｖこぎ歯２９
、放射こぎ歯３０を設けたものに限らず、例えば、従来
周知の扱歯に後方への送り機能を持たせたものでもよい
。

この実施例においては、麦、豆類、雑穀類など刈取った
殻稈の全量を脱穀１選別Ｉ　Ｍ４−８で脱穀処理する場
合に特に適しており、扱室９ａで発生する大量の排稈は
排稈口３１から放出され、扱室９ａが長く形成されるこ
とによって脱穀性能が向上し、選別作業し良好に行われ
る。

以」−説明したように本発明のコンバインによれば、脱
穀１選別機構を、軸流形式の自説型または全量供給型の
脱穀部と、このｌｌ１２穀部の下側に配設されたスクリ
ューオーガおよびこのスクリューオーガの受樋部分に設
【プられる網体からなる選別部とで構成したので、稲麦
等の穂部脱穀はもとより豆類、雑穀などの全量脱穀も可
能であり、従来のコンバインのように揺動選別装置が設
【プられていないところから、機構が簡素化されて機体
の振動９− が少くなって、機体の庁命が長くなり、また、操縦者の
疲労が軽減される等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すコンバイン全体の概略側
面図、第２図は要部の縦断正面図、第３図おにび第４図
はスクリューオーガの変形例を示す側面図、第５図は選
別部受網の変形例を示Ｊ側面図、第６図は本発明の他の
実施例を示Ｊコンバイン全体の概略側面図である。１・・・車台、２・・・走行車輪、３・・・刈取機構、
７・・・搬送機構、８・・・脱穀１選別機構、９・・・
扱室、１０・・・扱胴、１１・・・受網、１３・・・選
別室、１４．１５・・・スクリューオーガ、１６．１７
・・・選別部受網、１８・・・ベル１〜コンベア、１９
・・・１番口のオーガ、２０・・・２番口のオーガ２１
・・・２番還元スロワ、２２・・・唐みファン、２３・
・・吸引ファン、２４．２５・・・排塵口、２９・・・
らせ／υこぎ歯、３０・・・放射こぎ歯、３１・・・排
稈口。１０− 才ヨ旦

Claims

【特許請求の範囲】（＋）　　走行車体に装備され、圃場に植立している作
物を刈取る刈取機構と、刈取られた作物を受継いで搬送
する搬送機構と、搬送機構から供給される作物を脱穀２
選別処理する脱穀２選別機構とを具備するコンバインに
おいて、前記１；２穀９選別機構は、軸流脱穀形式の扱
胴および扱室からなる脱穀部と、この脱穀部の下側に配
設されたスクリコーオーガおよびこのスクリコーオーガ
の受樋部分に設りられた網体からなる選別部とを備えて
なることを特徴とするコンバイン。（２）　　箭記脱穀部への被脱穀物の供給方式を、フィ
ートチエンを用いた自説型にしたことを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載のコンバイン。（３）前記脱穀部への被脱穀物の供給方式を、刈取り物
の全部を供給する全量供給型としたことを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載のコンバイン。（４）　前記スクリューオーガを、１連または複数連と
したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のコン
バイン。