JPS61150845A - シ−トクツシヨン取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明に、車体フロアに固定されるシートクッションの
取付構造に関する。

従来の技術 従来、車両用シートのシートクッション取付構造として
は、＠５図に示したものが提案されている（実開昭５６
−３６５３１号）。すなわちシートクッションｌの下面
には、クッションフレーム２に固着されたセットロッド
３が垂設されており、該セットロッド３の中央部には、
セット板ばね４の端部が外嵌されている。このセット板
ばね４には略水平段５５が形成されており、車体フロア
６に形成された組付孔７の周部下面：：＃配路水平段部
５を係着して、シートクッションｌを固持スるものであ
る。

発明が解決しょうとする問題点 しかしながら、かかる従来の構造にあっては、セット板
はね４はセットロッド３の下端部：：外嵌されるととも
に、端部４ａを下方に突出された構造となっていや。一
方シートクッションｌの取付に際しては、第６図に示し
た工うに、後＠部を車体フロア６１：係止後、前側部を
下降させて、セット板ハね４をセットロッド３とともＩ
：取付孔７に挿入する作業にエリ行なわれる。このため
前記作業に際して、シートクッションｌの位置ずれ等に
工り、セット板ばね４と取付孔７とが合致しない場合Ｃ
二ｉ、！７図に示したようζ二端部４ａが孔７、　　局
部（−当接し、該端部４ａがシートクッションｌより受
ける荷重によって、押し広げられ、セット板ばね４がセ
ットロッド３工り離脱してしまう不具合が生ずる。かか
る不具合を解消し得るものとして、同公報に開示され、
第８図に示したようにセット板ばね８の下端部８ａを側
方に指向させた構造も提案されている。しかしこの構造
Ｃ二あっては、セット板ばね８は上端部８ｂをもクッシ
ョンフレーム２に係止され、第９図に示されているよう
に、中央部の膨出変形に工って、略水平段部９を前記孔
７周部下面に係着する構造である。このため孔７の開口
径に、セット板ばね８の膨出時の幅Ｈ以下であって、直
状時の幅り工りやや大きい程度であることが必須である
とされている。したがってこの工うに開口径が制限され
ている組付孔７にセット板ばね８をセットロッド３とと
もに挿入する作業は容易なものではなく、組付孔７にセ
ットロッド３とともにセット板ばね８を誘導する際、該
セット板ばね８の端部８ａが車体フロア６やフロアカー
ペラ）　１０に当接して引掻傷等が生じてしまう不具合
が懸念されるものであった。

本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされるもの
であり、組付が容易でシートクッションを係止する部材
と組付孔が不一致となった場合や、両者を一致させるた
めの誘導作業において前述した不具合の発生を解消した
シートクッション取付構造を提供するものである。

問題点を解決するための手段 前記問題点を解消するために本発明にあっては、車両用
シートのシートクッション下面にＵ字状１１＆ｌＩ部を
突設し、該脚部に対し側刀工り脚部の周面を債うように
クリップ本体を嵌着するとともに、該クリップ本体の略
虫央部に弾性フック片を斜伏に立設し、該フック片の自
由端部に操作用取手部を延設する一方、車体フロア所定
部位に組付孔を形成し、該組付孔に前記脚部とともにク
リップ本体を挿入して、孔周部下面に前記フック片を係
着しである。

作用 したがって、組付孔に脚部とともにクリップ本体を挿入
する際に、クリップ本体が組付孔局部に当接しても、ク
リップ本体はＵ字状の脚部周面を槍う工うに嵌着されて
いることから、脚部１り離脱する工うなことはない。又
Ｕ字状の脚部周面ばクリップ本体に覆われていることか
ら、前記当接によって組付孔周部側損傷が生ずる工うな
ことはなく、円滑にクリップ本体等を組付孔に誘導して
、迅速に組付作業を行なうことができる。

実施例 以下本発明の一実施例；：ついて、図面に従って説明す
る。すなわち、＠１図に示した工うｌ”ｌ−１車両用シ
ートのシートクッション１６二は、下面１ａに脚部１１
が突設されており、該脚部１１の上端部は、図示しない
シートクッションフレームに固持されている。前記脚部
１１は、両直部１１ＪＬ、１１＆と、核内１！ｆ！ｔｌ
ｓｌｌａ、ｌｌａの下端部に架橋された曲部１１　ｂと
からなるＵ字状であって、ワイヤにニジ成形されている
。この脚Ｉｇ１１には硬質樹脂製のクリップ本体１２が
嵌着されており、該クリップ本体１２には前記両直部１
１ｊＬ、１ＩＬｔ−ｆｉう直枠部１２Ｌ、１２ＪＬと、
前記曲部１１　ｂを榎う曲枠部１２　ｂとが一体に形成
されており、さらに直枠部１２１，１２１にの上端部に
は、ベース部１２′ｅが一体に成形されている。前記各
枠部１２ｍ　、　１２ａ　、　１２ｂ　ｌ：Ｈ１第２，
３図に示した＝うに、脚部１１の径Ｌ２と同径の溝１３
が設けられており、該溝１３には、前記径Ｌ２よりやや
小径の口径Ｌ１工りなる開口１３　＆が設けられている
。そして前記１ｇ１部１１の各部１１ａ　、　ｉｉａ　
、　１ｌｂｉ、開口１３　ａ工り圧入されて、１１１！
１３内に位置している。この工うにして脚部１１に嵌着
されたクリップ本体１２の曲枠部１２　ｂには、ヒンジ
１４を介して弾性フック片１５が一体に成形されている
。該フック片１５ハ、クリップ本体認に対して斜状に立
設されており、段１１５ａを有するとともに、第３図に
二点鎖線で示した工うに前記ヒンジ１４に工す起立する
方向の弾性変形領域を備え、自由端部には水平力向に操
作用取手部１６が延設されている。−号車体フロアロ１
：は、１ｐ１９１１　＋＝嵌着されたクリップ本体１２
に対応する部位に、該クリップ本体１２を遊挿可能な組
付孔７が設けられており、該組付孔７の縁部には、フラ
ンジ７ａが垂設されている。

以上の構成に係る本実施例において、シートクッション
１の組付に際しては、予めクリップ本体１２を前述の工
うにして、脚部１１にアッセンブリし、該脚部１１とと
もＣ：クリップ本体１２を組付孔７内に挿入する。この
とき組付孔７の位置とクリップ本体１２の挿入方向とが
不一致となった場合には、クリップ本体１２の白枠部１
２ｂ下面が組付孔７周部に当接する。しかし前記クリッ
プ本体１２は、前述の工うに各枠部１２ｊＬ　、　１２
＆　、　１２ｂに前記両直部１１Ｌ。

１１　ＪＬと曲部１１　ｂを圧入させて、脚部１１　（
：　１！ｌＩＣ着されていることから、前記一部の当慶
に工っでクリップ本体比が脚部１１エリ離脱してしまう
工うなことはない。又脚部１１の曲部１１　ｂは、樹脂
製クリップ本体１２の白枠部１２ｂにりつて被覆されて
いることから、ワイヤで成形されている脚部１１が直接
車体フロア６上面！＝当歴する工うなことにない。１つ
て車体フロア６に引掻傷を付けることなく脚部１１をク
リップ本体比とともに組付孔７に騨導することができる
。

この工うにクリップ本体１２が取付孔７に誘導されると
、該クリップ本体１２ハ脚ｓ１１とと％Ｃニシートクツ
ションエより受ける荷重（ニエリ、自然に取付孔７内に
挿入される。このとき斜状に立設している弾性フック片
１５は、第３図に一点＠線に示される工うに、フランジ
７ａに摺接して起立する方向に変位し、前記クリップ本
体１２等の取付孔７内への挿入を許容する。そして弾性
フック片１５は、フランジ７＆を乗り超える位置までク
リップ本体１２が挿入されると、ヒンジ１４に付勢され
て、斜状に復元し段部１５１をフランジ７ａの下面に係
着させる。よってクリップ本体１２は固持され、該クリ
ップ本体１２が嵌着されている脚部１１を介してシー　
　　２′ニ ドクッションｌを車体フロア６に固定することができる
のである。次（ニシートクッションｌを車体フロア６エ
り取り外す場合に框、操作用嘔手部１６を第３図矢示方
向に押圧する。これに工って弾性フック片１５は、起立
方向に変位し、段部１５　ａは、フクンジ７ａ下面より
解離する。この状態でシートクッション１を上方に持ち
上げれば、クリップ本体比を脚部１１とともに取付孔７
エり引き出すことができるのである。

第４図は、本発明の他の実施例を示すものであり、フッ
ク片１５の内側面１５　ｂ　（：Ｚは、凹部１７　、１
７が対向して形成されている。

前記内側面１５ｂｌ：［、補強プレートたる板ばね１８
が、両端部の突片１９　、１９を前記凹部１７　、１７
に係合させて取り付けられている。かかる実施例によれ
ば、前記板ばね１８の反力に裏って弾性フック片１５の
ばね力を補強し得ることから、取付孔７：；対しクリッ
プ本体１２をさらに確実に係止することができ、又シー
ト取り外し作業を頻繁に行なう様な場合において、弾性
フック片１５のばね力←疲幣を抑制することができるも
のである。

発明の詳細 な説明した二うに本発明に、シートクッション下面に突
設されたＵ字状脚部に、周面を覆うクリップ本体を嵌着
し、該クリップ本体に設けられた弾性フック片を、車体
フロアに設けられた組付孔７部下面に係着して、シート
クッションを固持するようにした。工ってシートクッシ
ョンヲ車体離脱したり、孔周部に傷を付けることなく前
記脚部をクリップ本体とともに組付孔に誘導することが
でき、迅速なシートクッション取付作業を行なうことが
できるのである。

【図面の簡単な説明】

Ｉ！１図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、第２図
は組付状態における第１図■−■線断面図、第３図は、
組付状態における第１図１−１線断面図、＠４図は本発
明の他の実施例を示す要部斜視図、ｗｃＳ図は従来のシ
ートクッション取付構造ヲ示す断面図、第６図はシート
クッションの取付作業を示す説明図、第７図は、従来の
シートクッション取付構造の車体フロアとの当接状態を
示す説関口、第８図は他の従来のシートクッション取付
構造を示す断面図、第９図は同シートクッション取付構
造の作用な示す断面図である。 ｌ・・・シートクッション％ＩＪＬ’・°（シートクッ
ションの）下面、６・・・車体フロア、７・・・組付孔
、１１・・・（Ｕ字状）脚部、１２・・・クリップ本体
、１５・・・弾性フック片、１６・・・操作用取手部。 外　２名 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、車両用シートのシートクツシヨン下面にＵ字状脚部
   を突設し、該脚部に周面を覆うクリップ本体を嵌着する
   とともに、該クリップ本体の略中央部に弾性フック片を
   斜状に立設し、該フック片の自由端部に操作用取手部を
   延設する一方、車体フロア所定部位に組付孔を形成し、
   該組付孔に前記脚部とともにクリップ本体を挿入して、
   孔周部下面に前記フック片を係着したことを特徴とする
   シートクツシヨン取付構造。 ２、前記フック片の内側面には、補強プレートを装着し
   たことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のシート
   クツシヨン取付構造。