JPH0212959Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0212959Y2 JPH0212959Y2 JP2695483U JP2695483U JPH0212959Y2 JP H0212959 Y2 JPH0212959 Y2 JP H0212959Y2 JP 2695483 U JP2695483 U JP 2695483U JP 2695483 U JP2695483 U JP 2695483U JP H0212959 Y2 JPH0212959 Y2 JP H0212959Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- skin
- seat skin
- bent part
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 claims 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Special Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、シートフレームに対するシート表皮
の止着構造に関するものである。
の止着構造に関するものである。
従来シート表皮１′の端末をシートフレーム
２′に止着するにあたつては、第１図示の如くシ
ートフレーム２′の略下向きＵ字状に折曲成形し
たフランジ部２′ａの縁辺より内側にシート表皮
１の端末を巻込み、その端末に設けた比較的硬質
の抜止めプレート３′をフランジ部２′ａの隙間
２′ｂ内に嵌込み係止することが行なわれている。
然し、この表皮の止着構造では、座者の負荷重で
シート表皮１′を介して表皮端末の止着部に引張
力が加わると、抜止めプレート３′がフランジ部
２′ａの隙間２′ｃから抜外されてしまう虞れがあ
る。そのため、第２図示の如く抜止めプレート
３′をフランジ部２′ａの隙間２′ｂ内に嵌込んだ
後にフランジ部２′ａの開放端側を狭間に押曲げ
て抜止めプレートを挟持することも行なわれてい
る。然し、これでは座者の荷重が加わる毎にシー
ト表皮１′とフランジ部２′ａの縁辺とが接触する
ことになるため、その接触個所が摩擦で切れてし
まうようになる。
２′に止着するにあたつては、第１図示の如くシ
ートフレーム２′の略下向きＵ字状に折曲成形し
たフランジ部２′ａの縁辺より内側にシート表皮
１の端末を巻込み、その端末に設けた比較的硬質
の抜止めプレート３′をフランジ部２′ａの隙間
２′ｂ内に嵌込み係止することが行なわれている。
然し、この表皮の止着構造では、座者の負荷重で
シート表皮１′を介して表皮端末の止着部に引張
力が加わると、抜止めプレート３′がフランジ部
２′ａの隙間２′ｃから抜外されてしまう虞れがあ
る。そのため、第２図示の如く抜止めプレート
３′をフランジ部２′ａの隙間２′ｂ内に嵌込んだ
後にフランジ部２′ａの開放端側を狭間に押曲げ
て抜止めプレートを挟持することも行なわれてい
る。然し、これでは座者の荷重が加わる毎にシー
ト表皮１′とフランジ部２′ａの縁辺とが接触する
ことになるため、その接触個所が摩擦で切れてし
まうようになる。
本考案は、シート表皮の摩擦切れを生ずること
なく端末の確実な止め付けを可能にするシート表
皮の止着構造を提供すること、を目的とする。
なく端末の確実な止め付けを可能にするシート表
皮の止着構造を提供すること、を目的とする。
即ち、本考案に係るシート表皮の止着構造にお
いては、略Ｕ字状の折曲部とその折曲部の一辺よ
り上方に連続する相対的に広幅な下向きＵ字状の
折曲部とよりなる止め具でシート表皮の端末をシ
ートフレームに止着するもので、略Ｕ字状折曲部
の自由辺にシート表皮の端末を固定して止め具を
シート表皮に取付け、その自由辺をシートフレー
ムの略下向きＵ字状のフランジ部隙間内に差込み
係止すると共に、止め具の略下向きＵ字状折曲部
をシートフレームのフランジ部上側に掛止めるこ
とにより、シート表皮の端末がシートフレームの
フランジ部から抜外れるのを防止できるよう構成
されている。
いては、略Ｕ字状の折曲部とその折曲部の一辺よ
り上方に連続する相対的に広幅な下向きＵ字状の
折曲部とよりなる止め具でシート表皮の端末をシ
ートフレームに止着するもので、略Ｕ字状折曲部
の自由辺にシート表皮の端末を固定して止め具を
シート表皮に取付け、その自由辺をシートフレー
ムの略下向きＵ字状のフランジ部隙間内に差込み
係止すると共に、止め具の略下向きＵ字状折曲部
をシートフレームのフランジ部上側に掛止めるこ
とにより、シート表皮の端末がシートフレームの
フランジ部から抜外れるのを防止できるよう構成
されている。
以下、これを第３図示実施例に基づいて説明す
れば、次の通りである。
れば、次の通りである。
図示実施例はシートクツシヨンを構成するもの
で、シート表皮１の端末がシートフレーム２のフ
ランジ部２ａに止着されている。そのシートフレ
ーム２のフランジ部２ａは略下向きＵ字に折曲成
形されており、このフランジ部２ａの隙間２ｂ内
にシート表皮１の端末が巻込み挿置されるように
なつている。
で、シート表皮１の端末がシートフレーム２のフ
ランジ部２ａに止着されている。そのシートフレ
ーム２のフランジ部２ａは略下向きＵ字に折曲成
形されており、このフランジ部２ａの隙間２ｂ内
にシート表皮１の端末が巻込み挿置されるように
なつている。
そのシート表皮１の端末には、止め具３が取付
けられている。この止め具３は、略Ｕ字状の折曲
部３ａと、その一辺より上方に連続した相対的に
広幅な略下向きＵ字状の折曲部３ｂとよりなる横
断面略の字状の形状を有するものである。その止
め具３は、略Ｕ字状の折曲部３ａの一辺にシート
表皮１を外側に位置させて表皮端末を縫着するこ
とによりシート表皮１に取付けられている。ま
た、この止め具３は樹脂或いは金属板材を所定形
状に折曲することにより形成でき、それをシート
表皮１の全周縁に沿つて取付け或いは一定間隔毎
に取付けるよう配置することができる。
けられている。この止め具３は、略Ｕ字状の折曲
部３ａと、その一辺より上方に連続した相対的に
広幅な略下向きＵ字状の折曲部３ｂとよりなる横
断面略の字状の形状を有するものである。その止
め具３は、略Ｕ字状の折曲部３ａの一辺にシート
表皮１を外側に位置させて表皮端末を縫着するこ
とによりシート表皮１に取付けられている。ま
た、この止め具３は樹脂或いは金属板材を所定形
状に折曲することにより形成でき、それをシート
表皮１の全周縁に沿つて取付け或いは一定間隔毎
に取付けるよう配置することができる。
この止め具３を用いては、略Ｕ字状の折曲部３
ａでシート表皮１の端末を固定した片側の自由辺
部を３シートフレーム１のフランジ部２ａに差込
み、また折曲部３ａのフランジ部２ａの外側に位
置する他辺部より上方に連続する略下向きＵ字状
の折曲部３ｂをフランジ部２ａの上側に掛止める
よう取付け配置する。このように止め具３をシー
トフレーム２のフランジ部２ａに取付けると、シ
ート表皮１の端末は止め具３の折曲部３ａと共に
フランジ部２ａの隙間２ｂ内に差込み挿置される
ことになり、その表皮端末に対しフランジ部２ａ
の隙間２ｂから抜外れる方向に引張力が作用して
も、止め具３の折曲部３ａから上方に連続した略
逆Ｕ字状の折曲部３ｂがフランジ部２ａの上側に
係合してストツパとなるため、シートフレーム２
からのシート表皮１の離脱を防止することができ
る。また、シートフレーム２のフランジ部２ａは
その縁辺が止め具３の略Ｕ字状折曲部３ａの凹部
内に位置することでシート表皮１と直接接しない
ため、シート表皮１の摩擦切れも防止することが
できる。
ａでシート表皮１の端末を固定した片側の自由辺
部を３シートフレーム１のフランジ部２ａに差込
み、また折曲部３ａのフランジ部２ａの外側に位
置する他辺部より上方に連続する略下向きＵ字状
の折曲部３ｂをフランジ部２ａの上側に掛止める
よう取付け配置する。このように止め具３をシー
トフレーム２のフランジ部２ａに取付けると、シ
ート表皮１の端末は止め具３の折曲部３ａと共に
フランジ部２ａの隙間２ｂ内に差込み挿置される
ことになり、その表皮端末に対しフランジ部２ａ
の隙間２ｂから抜外れる方向に引張力が作用して
も、止め具３の折曲部３ａから上方に連続した略
逆Ｕ字状の折曲部３ｂがフランジ部２ａの上側に
係合してストツパとなるため、シートフレーム２
からのシート表皮１の離脱を防止することができ
る。また、シートフレーム２のフランジ部２ａは
その縁辺が止め具３の略Ｕ字状折曲部３ａの凹部
内に位置することでシート表皮１と直接接しない
ため、シート表皮１の摩擦切れも防止することが
できる。
以上の如く、本考案に係わるシート表皮の止着
構造に依れば、止め具のシートフレームに対する
簡単な取付けでシート表皮の確実な止め付けを可
能にししかもシート表皮の摩擦切れをも防止でき
るようになる。
構造に依れば、止め具のシートフレームに対する
簡単な取付けでシート表皮の確実な止め付けを可
能にししかもシート表皮の摩擦切れをも防止でき
るようになる。
第１及び２図は従来例に係わるシート表皮の止
着構造を示す一部拡大側断面図、第３図は本考案
に係わるシート表皮の止着構造を示す一部拡大側
断面図である。 １：シート表皮、２：シートフレーム、２ａ：
フランジ部、３：止め具、３ａ：略Ｕ字状の折曲
部、３ｂ：略下向きＵ字状の折曲部。
着構造を示す一部拡大側断面図、第３図は本考案
に係わるシート表皮の止着構造を示す一部拡大側
断面図である。 １：シート表皮、２：シートフレーム、２ａ：
フランジ部、３：止め具、３ａ：略Ｕ字状の折曲
部、３ｂ：略下向きＵ字状の折曲部。
Claims (1)
- シートフレームの略下向きＵ字状に形成したフ
ランジ部内にシート表皮の端末を巻込み挿置させ
てシート表皮をシートフレームに止着するシート
表皮の止着構造において、略Ｕ字状の折曲部と、
その折曲部の一辺から上方に連続成形した相対的
に広幅な略下向きＵ字状の折曲部とからなる止め
具を略Ｕ字状の折曲部の自由辺側でシート表皮の
端末に取付け、このシート表皮の端末を取付けた
折曲部の自由辺側をシートフレームのフランジ部
隙間内に差し込むと共に、その折曲部から上方に
連続成形した略下向きＵ字状の折曲部をシートフ
レームのフランジ部上側に掛止め配置させてシー
ト表皮をシートフレームに止着したことを特徴と
するシート表皮の止着構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2695483U JPS59132599U (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | シ−ト表皮の止着構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2695483U JPS59132599U (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | シ−ト表皮の止着構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59132599U JPS59132599U (ja) | 1984-09-05 |
| JPH0212959Y2 true JPH0212959Y2 (ja) | 1990-04-11 |
Family
ID=30157855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2695483U Granted JPS59132599U (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | シ−ト表皮の止着構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59132599U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2575997Y2 (ja) * | 1993-01-28 | 1998-07-02 | 池田物産株式会社 | 車両用シートにおける表皮材端末固定構造 |
-
1983
- 1983-02-25 JP JP2695483U patent/JPS59132599U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59132599U (ja) | 1984-09-05 |
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