JPH0623480Y2 - シ−トベルト連結具の保持部材 - Google Patents

シ−トベルト連結具の保持部材

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JPH0623480Y2
JPH0623480Y2 JP1986101708U JP10170886U JPH0623480Y2 JP H0623480 Y2 JPH0623480 Y2 JP H0623480Y2 JP 1986101708 U JP1986101708 U JP 1986101708U JP 10170886 U JP10170886 U JP 10170886U JP H0623480 Y2 JPH0623480 Y2 JP H0623480Y2
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JP
Japan
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tongue
mounting plate
hooking
holding member
seat
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986101708U
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English (en)
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JPS637051U (ja
Inventor
昌裕 須崎
裕幸 吉田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、シートベルト連結具をシート表面に保持固定
するシートベルト連結具の保持部材に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来から、一対のシートベルトに設けられたタングとバ
ックルとからなるシートベルト連結具をシート表面に保
持固定する方法としては、シートバックの表面に収納凹
部を形成し、収納凹部の底部には磁石又はワイヤを設
け、シートベルトの不使用時には、この収納凹部にシー
トベルトに設けられたシートベルト連結具としてのバッ
クル若しくはタングを収納し、バックル若しくはタング
の金属部分を磁石に吸着させたり又はワイヤにて保持さ
せようとするものがある(実開昭58-139259号公報参
照)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような方法にあっては、シートバッ
クの表面に収納凹部を形成し、底部に磁石又はワイヤを
設けるので、シートバックの構造が複雑になり、シート
バックの製造に手間がかかるという問題があった。
(考案の目的) 本考案は、上記問題点に着目して考案されたものであ
り、シート形状を複雑にすることなく簡単な構成でシー
トベルト連結具を保持することの出来るシートベルト連
結具の保持部材を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案にかかるシートベルト
連結部の保持部材は、シート表面に配設固定される取付
板部とシートベルトのタングに開口されたバックル着脱
用孔に挿入されて前記タングに掛止する掛止部とを前記
タングの厚さよりやや広い程度の間隔で対向配設し、前
記掛止部の下部に前記取付板部と一体に連設されて前記
タングを掛止する連設部を設け、前記掛止部の左右両側
部の幅を前記連設部よりも大きく設定すると共に、前記
掛止部の先端部の前記取付板部に対向する面に掛止突起
を設け、前記掛止部と前記取付板部との間に前記タング
のバックルに挿入する先端部とバックル着脱用孔との間
の開口縁部を挟持する挟持空間を形成したことを特徴と
する。
(作用) 本考案にかかるシートベルト連結具の保持部材では、シ
ート表面に取付板部を配設固定し、タングのバックル着
脱用孔に掛止部を挿入し、タングの先端部とバックル着
脱用孔との間の開口縁部を掛止部と取付板部の間の挟持
空間に位置させると、タングが連設部に係止されてシー
ト表面にタングを保持出来ると共に、タングの先端部が
掛止部の左右両側部及び係止突起と係合してタングの抜
け落ちが防止される。
(実施例) 以下、本考案にかかるシートベルト連結具の保持部材の
実施例を第1図〜第12図を参照にして説明する。
第1図〜第5図は本実施例のシートベルト連結具の保持
部材を示しており、本実施例では、保持部材1は、自動
車用シートのシートバックSに取付けられている。この
保持部材1は、掛止部2、シートバックSのシート表面
1に配設固定される取付板部3、掛止部2と取付板部
3と一体に連設する連設部4とから概略構成されてい
る。
掛止部2は、本実施例では、略四角形状に形成され、第
7図、第8図に示すシートベルト20の連結具としてのタ
ング6に開口されたバックル着脱用孔6aに挿入される大
きさに形成されている。掛止部2の一端部2aには連設部
4が形成され、掛止部2の他端部2bの取付板部3側の対
向面には係止突起5が取付板部3に向かって突出するよ
うに形成されている。
掛止部2と取付板部3とはタング6の厚さよりやや広い
程度の間隔で対向しており、掛止部2と取付板部3との
間にタング6を挟持する挟持空間7が形成されている。
掛止部2の連設部4から係止突起5までの間隔は、タン
グ6の先端部6bからバックル着脱用孔6aまでの開口縁部
6cを保持し得る間隔とされ、バックル着脱用孔6aの内周
面に連設部4が当接するとき、タング6の先端部6bが係
止突起5に略当接してタング6の先端部6bが係止突起5
により脱落しないように係止され、タング6が挟持空間
7に収まって掛止部2と取付板部3とで挟持されるよう
になっている。
掛止部2の両側部2c,2cは、掛止部2の一端部2a及び他
端部2bの幅より広くなるように両側に突出しており、第
9図、第10図に示すように、この両側部2c,2cは、シー
トベルト20の連結部としてのバックル8の裏面8aに形成
された一対の係止爪8b,8bによって挟持されるものであ
り、一対の係止爪8b,8bが係止突起5と取付板部3との
間から挟持空間7に進入して連設部4に当接すると、連
設部4と係止突起5との間に係止爪8b,8bが位置して掛
止部2を挟持するようになっている。
取付板部3は、掛止部2より大きな円形状に形成されて
おり、取付板部3の裏面側には、本実施例では、シート
バックSに貫通形成された挿通孔9の開口部9aに配設固
定されている。取付板部3のシート表面S1に固定され
る側の面には、挿通孔9に挿通される挿通軸部3aが突設
され、挿通軸部3aの先端部にはフック部10が形成されて
いる。フック部10には、一端部がシート裏面S2側のク
リップ11に連結された係止紐12の他端部が係止されてお
り、係止紐12によって挿通軸部3aがシート表面S1側か
ら裏面S2側に引張され、保持部材1がシート表面S1
復元力に抗してシート裏面S2から一定の距離を保持し
ており、シート表面S1に保持部材1の大きさの凹部が
形成されるようになっている。
シート裏面S2側には、シートのクッション部分S3を支
承するシートフレームパネル13が設けられており、シー
トフレームパネル13には挿通孔9より大径の孔13aが開
口され、孔13aの開口部はクッション部分S3内に突出す
る掛止部13bとされている。挿通孔9のシート裏面S2
の開口縁部9bには、掛止部13bを収納する環状溝14が形
成されており、挿通孔9と環状溝14との間に保護層15が
設けられている。保護層15は掛止部13bと係止紐12との
当接による係止紐12の損傷、切断を防止している。挿通
孔9の開口縁部9bには、第6図に示す形状のクリップ11
が配設され、係止紐12はこのクリップ11の係止爪11aに
係止されている。
(考案の効果) 本考案にかかるシートベルト連結具の保持部材は、以上
説明した構成から明らかなように、シート表面に取付板
部を配設固定し、タングのバックル着脱用孔に掛止部を
挿入し、タングの先端部とバックル着脱用孔との間の開
口縁部を掛止部と取付板部の間の挟持空間に位置させる
と、タングが連設部に係止されると共に、タングの先端
部が係止突起に係合されてタングの抜け落ちが防止さ
れ、シート形状を複雑にすることなく簡単な構成でシー
トベルト連結具をシート表面に保持出来るという効果を
奏する。更に、タングが下部に配設される連設部に懸吊
され、掛止部の先端部に掛止突起が形成され、更に、掛
止部の左右両側部が連設部の幅より大きく設定されてい
るから、乗員が着座中に動いてタングが上方に変位して
も、左右両側部にひっかかりができるためすぐには外れ
ない。このため、保持部材をコンパクトにできることと
なるとともに、掛止部が平坦にできているから、車両シ
ートに座った乗員の背中に異物感を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第12図は、本考案にかかるシートベルト連結具
の保持部材の実施例を示しており、第1図は第1実施例
の保持部材の斜視図、第2図は第1実施例の保持部材の
正面図、第3図は第1実施例の保持部材の平面図、第4
図は第1実施例の保持部材の側面図、第5図は第1実施
例の保持部材をシートバックに組みつけた状態を示す断
面図、第6図はクリップの斜視図、第7図は保持部材の
掛止部をタングのバックル着脱用孔に挿入した状態を示
す説明図、第8図は保持部材にタングを係止した状態を
示す説明図、第9図、第10図は保持部材にシートベルト
連結具としてのバックルを係止したときの状態を示す説
明図、である。 1……保持部材、2……掛止部 3……取付板部、4……連設部 5……係止突起、6……タング 6a……バックル着脱用孔、6b……タングの先端部 6c……タングの開口縁部、7……挟持空間 8……バックル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート表面に配設固定される取付板部とシ
    ートベルトのタングに開口されたバックル着脱用孔に挿
    入されて前記タングに掛止する掛止部とを前記タングの
    厚さよりやや広い程度の間隔で対向配設し、前記掛止部
    の下部に前記取付板部と一体に連設されて前記タングの
    開口縁部を掛止する連設部を設け、前記掛止部の左右両
    側部の幅を前記連設部よりも大きく設定すると共に、前
    記掛止部の先端部の前記取付板部に対向する面側であっ
    て前記連結部に掛けたときに前記タングの上端が位置す
    る部位に、前記連結部と共働して前記タングを挟持する
    掛止突起を設け、前記掛止部と前記取付板部との間に前
    記タングのバックルに挿入する先端部とバックル着脱用
    孔との間の開口縁部を挟持する挟持空間を形成したこと
    を特徴とするシートベルト連結具の保持部材。
JP1986101708U 1986-07-02 1986-07-02 シ−トベルト連結具の保持部材 Expired - Lifetime JPH0623480Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS637051U JPS637051U (ja) 1988-01-18
JPH0623480Y2 true JPH0623480Y2 (ja) 1994-06-22

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JP1986101708U Expired - Lifetime JPH0623480Y2 (ja) 1986-07-02 1986-07-02 シ−トベルト連結具の保持部材

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JPH0450201Y2 (ja) * 1986-05-29 1992-11-26

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