JPS6115076Y2 - - Google Patents

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JPS6115076Y2
JPS6115076Y2 JP13987578U JP13987578U JPS6115076Y2 JP S6115076 Y2 JPS6115076 Y2 JP S6115076Y2 JP 13987578 U JP13987578 U JP 13987578U JP 13987578 U JP13987578 U JP 13987578U JP S6115076 Y2 JPS6115076 Y2 JP S6115076Y2
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JP
Japan
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cylindrical tube
strands
mesh cylindrical
mesh
thick
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JP13987578U
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JPS5559736U (ja
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は暗渠排水用に供される屈曲可能な熱可
塑性樹脂製網目円筒管に関する。
古くから田圃・グランド等の地下水位の調節に
は暗渠排水管を埋設することにより解決してい
た。暗渠排水管を埋設する場合、従前では先ず人
力あるいはトレンチヤー等で暗渠排水管埋設用溝
を堀削し、その後でこの溝内へ一定長の暗渠排水
管を継手類で連結しながら埋設していた。しかし
ながら最近工期の短縮化、工数の削減化のために
コルゲート管と称する管をコイル状に巻き、これ
をトレンチヤーに取り付け、トレンチヤーで埋設
溝を堀削しながら同時にしかも連続して埋設する
ようになつてきた。
本考案は上記の事状を考慮し、トレンチヤーに
取り付け可能程度のコイル状に巻回できるように
従来、屈曲性の乏しかつた熱可塑性樹脂製網目円
筒管に屈曲性を具備させるとともに、コイル状に
巻回したとき、管自体の扁平を少なくし、更に該
管を土中に埋設したとき、土圧に十分耐えうる耐
圧強度を有する熱可塑性樹脂製網目円筒管を提案
するに到つた。
ここで従来の屈曲性の乏しかつた熱可塑性樹脂
製網目円筒管とは、熱可塑性樹脂一体押出成形網
目円筒管であり、この網目円筒管は太いストラン
ドが内外とも各5〜6条からなり、各太いストラ
ンド間には細いストランドが複数条配され、各内
外側のストランドは長手方向に80゜〜90゜に交差
融着結合すべくそれぞれ異方向に螺旋状に配され
てなる網目円筒管であつた。又、上記熱可塑性樹
脂製一体押出成形網目円筒管とは、円形回転ダイ
押出装置において、相互に摺動可能に接触してい
る内外の円形回転ダイを同軸に備え、その両接触
円形面に吐出溝を設け、両円形回転ダイを相互に
逆回転させ、吐出溝より溶融状態の樹脂を連続的
に押出し交差融着結合させた網目円筒管である。
又、太いストランドと細いストランドとからなる
網目円筒管とは、上記回転ダイに適宜大小の吐出
溝を設けて成形した網目円筒管を言う。
本考案者は前記従来の網目円筒管に屈曲性を具
備させるために網目円筒管を構成するストランド
のうち、太いストランドを少なくし、且つ各スト
ランドの長手方向の交差角度を従来よりも大きく
し、各ストランドにより形成される網目を長手方
向に短い菱目状にした。
すなわち本考案の構成は、内外側とも太いスト
ランドと細いストランドとからなり、こられ各内
外側のストランドがそれぞれ異方向に螺旋状に配
され交差融着結合してなる熱可塑性樹脂製網目円
筒管において、太いストランドは内外とも多くと
も4条からなり、各太いストランド間には疎水材
の通過を実質的に阻止する程度の網目を形成する
ように細いストランドを配し、且つ各ストランド
が長手方向に110゜以上に相互に交差融着結合し
てなる屈曲可能な熱可塑性樹脂製網目円筒管であ
る。
以下図面を参照して本考案を説明する。
本考案の網目円筒管1は太いストランド2が内
外とも各4条からなり、太いストランド2,2間
には細いストランド3,3……を配し、相互に交
差融着結合して小さな菱目状の網目を形成してい
る(第1図参照)。この網目円筒管1に屈曲性を
具備させることを考慮してポリエチレン樹脂で形
成するのが好ましいが、その他半硬質のポリ塩化
ビニル樹脂でも良い。又、網目円筒管1を構成す
る太いストランド2は管の口径により異なるが約
20〜40mmの間隔で長手方向に螺旋状に配されてお
り、太いストランド2の太さは約2〜5mmφであ
る。又細いストランド3の太さは約1.0〜1.5mmφ
であり、太いストランド2,2間に配されてい
る。この細いストランド3,3……により形成さ
れる菱目状の網目4,4……の大きさは、この網
目円筒管1を暗渠排水管として使用するとき、管
周囲は籾殻等の疎水材で被覆されるため、これら
疎水材の通過を実質的に阻止するような網目にし
てある。具体的にこの網目4の大きさは籾殻の大
きさを考慮して約3.0mm2以下にしてある。
更に該網目円筒管1に屈曲性を具備させ、且つ
屈曲時の扁平度を抑え、しかも該網目円筒管1を
土中に埋設したとき、土圧に十分耐えるべき耐圧
強度を保持するために網目円筒管1を構成するス
トランドの長手方向の交差角度θ(第1図参照)
を約120゜に設定した。
又、本考案において屈曲性を具備させるとは、
これら網目円筒管を長手方向に沿つて彎曲させた
とき、彎曲し易いことを言う。本考案の実施例
(第1図参照)のごとく、網目円筒管1を構成す
る各ストランドの交差角度を約120゜に設定した
ことにより、該網目円筒管1の網目形状は長手方
向に短い菱目状になつている。この結果、該網目
円筒管1は屈曲時、扁平を抑える力が生じる網目
形状になつている。
網目円筒管を構成する各ストランドの交差角度
を大きくする手段は、前記円形回転ダイ押出装置
において、円形回転ダイの回転を上げることによ
り達成される。
続いて本考案の網目円筒管と従来の網目円筒管
とを比較して本考案の効果を説明する。
本考案の網目円筒管と従来の網目円筒管との比
較は、両者ともポリエチレン樹脂で成形し、同じ
口径、この場合外径が5.5cmのもので、しかも網
目円筒管を構成するストランドが略同一の太さの
もので行つた。この時、本考案の網目円筒管は従
来の網目円筒管と比較して、太いストランドが少
なくなつているので、単位長さ当り約20%軽くな
つている。それにもかかわらず、耐圧強度は従来
の網目円筒管が180Kg/mであるのに対し、本考
案の網目円筒管は280Kg/mと約1.5倍になつてい
る。但しこの耐圧強度は50%扁平時の数値であ
る。
又、屈曲性については網目円筒管を長手方向に
沿つて彎曲させたとき、網目円筒管の曲率半径が
25cmになるとき網目円筒管自体がどの程度扁平す
るかで比較した。その結果、従来の網目円筒管の
扁平率が約20%であるのに対し、本考案の網目円
筒管のそれは約2%と極めて扁平が小さかつた。
更に従来の網目円筒管は曲率半径が25cm以下に彎
曲させると、扁平が著しく大きくなり、腰折状態
となり弧状に彎曲できなかつたが、本考案の網目
円筒管は曲率半径が7〜8cmまで彎曲しても扁平
率が10%以下と管の変形が小さかつた。
従つて本考案の網目円筒管はトレンチヤーに取
り付け可能程度にコンパクトなコイル状に巻回で
きるようになつた。その結果、トレンチヤーで埋
設溝を堀削しながら同時に埋設できるようにな
り、しかも連続的に埋設施工ができ、継手類の連
結部材も節減できるようになつた。又、コイル状
に巻回したとき網目円筒管自体の扁平も少なく、
埋設時には元の円筒形に復元しており、暗渠排水
管として供するには極めて有効な網目円筒管であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の網目円筒管の平面概略図であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内外側とも太いストランドと細いストランドと
    からなり、これら各内外側のストランドがそれぞ
    れ異方向に螺旋状に配され交差融着結合してなる
    熱可塑性樹脂製網目円筒管において、太いストラ
    ンドは内外とも多くとも4条からなり、各太いス
    トランド間には疎水材の通過を実質的に阻止する
    程度の網目を形成するように細いストランドを配
    し、且つ各ストランドが長手方向に110゜以上に
    相互に交差融着結合してなる屈曲可能な熱可塑性
    樹脂製網目円筒管。
JP13987578U 1978-10-11 1978-10-11 Expired JPS6115076Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13987578U JPS6115076Y2 (ja) 1978-10-11 1978-10-11

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JP13987578U JPS6115076Y2 (ja) 1978-10-11 1978-10-11

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Publication Number Publication Date
JPS5559736U JPS5559736U (ja) 1980-04-23
JPS6115076Y2 true JPS6115076Y2 (ja) 1986-05-10

Family

ID=29114331

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JP13987578U Expired JPS6115076Y2 (ja) 1978-10-11 1978-10-11

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002181258A (ja) * 2000-12-19 2002-06-26 Dainippon Plastics Co Ltd 網目状円筒体、その製造装置及び製造方法
JP4756266B2 (ja) * 2005-10-25 2011-08-24 森村興産株式会社 合成樹脂立体網状排水材
US9601624B2 (en) 2014-12-30 2017-03-21 Globalfoundries Inc SOI based FINFET with strained source-drain regions
WO2016132916A1 (ja) * 2015-02-19 2016-08-25 東京インキ株式会社 網目状樹脂成形品

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JPS5559736U (ja) 1980-04-23

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