JPS6115066Y2 - - Google Patents

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JPS6115066Y2
JPS6115066Y2 JP1981109798U JP10979881U JPS6115066Y2 JP S6115066 Y2 JPS6115066 Y2 JP S6115066Y2 JP 1981109798 U JP1981109798 U JP 1981109798U JP 10979881 U JP10979881 U JP 10979881U JP S6115066 Y2 JPS6115066 Y2 JP S6115066Y2
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JP
Japan
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weir
rubber
flexible membrane
downstream
piece
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JP1981109798U
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English (en)
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JPS5816217U (ja
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Priority to JP10979881U priority Critical patent/JPS5816217U/ja
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Publication of JPS6115066Y2 publication Critical patent/JPS6115066Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、農業用水の取水のために河川等を
横切つて敷設される通常ゴム堰と称せられている
可撓性膜堰に関するものである。
空気、水等の流体の送入、排出により膨張、収
縮するゴム堰では、施工が簡単でコストが安く、
農業用水の取水等に広く用いられるようになつて
きた。
しかしながら、ゴム堰の収縮時には、河床を転
がる転石は、収縮して重ねられたゴム堰の上面を
転がり、ゴム堰下方の河床コンクリートとの間で
収縮ゴム堰は強く加撃され、収縮ゴム堰の上流側
部片の上面が傷付けられた。
またゴム堰の膨張起立時でも比較的比重の小さ
な石が越流水流とゝもにゴム堰を越えることがあ
るが、この場合、第1図に図示されるように、ゴ
ム堰表面に沿つて流れる水流によりゴム堰aの先
端より上流側に巻き込まれ、第2図に図示される
ように、ゴム堰倒伏時に転石dが河床コンクリー
トcとゴム堰aの下流側部片bの外面とに挾ま
れ、収縮ゴム堰の上面を転がる転石や水の圧力に
より、ゴム堰aの下流側部片bの外面たる下面が
傷付けられた。
この考案はこのような不都合を解消した可撓性
膜堰の改良に係り、河川等を横切つて敷設され、
流体の送入により起立し、排出により倒伏する可
撓性膜堰において、同可撓性膜堰の下流側部片の
外面の少なくとも一部にスポンジゴムや発泡プラ
スチツクの如き可撓性柔軟材を設けたことを特徴
とするもので、その目的とする処は、転石の多い
個所に敷設されても、損傷を受け難い可撓性膜堰
を供する点にある。
この考案は、河川等を横切つて敷設され、流体
の送入により起立し、排出により倒伏する可撓性
膜堰において、同可撓性膜堰の下流側部片の外面
の少なくとも一部にスポンジゴムや発泡プラスチ
ツクの如き可撓性柔軟材を設けたゝめ、前記可撓
性膜堰の倒伏時に、河床等と同可撓性膜堰の下流
側部片の外面とに転石等の異物が介在しても、前
記可撓性膜堰の下流側部片の外面が可撓性柔軟材
で保護され、前記転石等の異物による前記可撓性
膜堰の下流側部片外面の損傷が阻止される。
またこの考案においては、前記可撓性膜堰の倒
伏時に、転石等が同可撓性膜堰の上流側部片の外
面を激しく加撃しても、同上流側部片の下方に重
ねられている下流側部片の外面に設けられている
可撓性柔軟材で、前記衝撃が充分に緩衝され、前
記可撓性膜堰の上流側部片の外面の損傷が防止さ
れる。
このようにこの考案においては、倒伏時におけ
る前記可撓性膜堰の外面の損傷が充分に防止され
る。
以下第3図ないし第4図に図示されたこの考案
の一実施例について説明する。
1は可撓性膜堰の一種たるゴム堰で、同ゴム堰
1は、綿、合成繊維等からなる帯状織布または繊
維コード等よりなる補強層に生ゴムを含浸し、こ
れを加硫成形した帯状ゴムシートを主要構成部材
としている。
また前記ゴム堰1の上流側部片2と下流側部片
3とは一側縁を介して相互に一体に接合されて突
条4に成形されており、ゴム堰1の膨張時には斜
上方に指向して同ゴム堰1を越流する水流を同ゴ
ム堰1の表面より剥離する機能を前記突条4は有
している。
さらに前記ゴム堰1の下流側部片2の突条4寄
りの外面に、比較的厚いスポンジゴム6が接着剤
等で一体に貼着されている。
さらにまた前記ゴム堰1の重ね合せ側縁5が川
上に突条4が川下に位置した状態で、河床コンク
リート7の頂面8およびその河川両岸に隣接した
法面(図示されず)とに亘り張設され、同ゴム堰
1の重ね合せ側縁5の上面全長に亘り押え金9が
当てられ、河床コンクリート7に植設されたアン
カーボルト10で前記ゴム堰1重ね合せ側縁5お
よび押え金9が貫通され、同アンカーボルト10
にナツト11が螺合緊締される。
第3図ないし第4図に図示の実施例は前記した
ように構成されているので、ゴム堰1の起立時
に、ゴム堰1を越流した水流とゝもに流下した石
12は、同水流の渦流によりゴム堰1よりはるか
下流側に停止することなく、膨張ゴム堰1の突条
4の直下の河床コンクリート頂面8上に滞留し、
第4図に図示されるようにゴム堰1の収縮倒伏時
に、石12の上方にゴム堰1の突条4寄りの部分
が位置しても、ゴム堰1の下流側部片3の突条4
寄り下面にスポンジゴム6が貼着されている結
果、河床コンクリート頂面8上に滞留した石には
前記スポンジゴム6で包み込まれ、ゴム堰下流側
部片3の下面には石12が直接接触することな
く、同ゴム堰下流側部片3は前記スポンジゴム6
で保護される。
またゴム堰1の収縮倒伏時に、石12がゴム堰
上流側部片2の上面を転がり、その衝撃がゴム堰
1の上流側部片2の上面に加わつても、前記スポ
ンジゴム6により緩衝され、同ゴム堰上流側部片
2の上面は転石12による摩耗が著しく緩和され
る。
このように第3図ないし第4図に図示の実施例
では、ゴム堰1の上流側部片2および下流側部片
3の外面の損傷が未然に防止される。
第3図ないし第4図に図示の実施例では、ゴム
堰下流側部片3においてその突条4寄りの外面に
スポンジゴム6を貼着したが、第5図に図示する
ように、ゴム堰下流側部片3の外面全面に亘つて
スポンジゴム6を貼着してもよく、あるいは、河
床コンクリート頂面8に転石12が滞留し易い個
所に対応する部分のみのゴム堰下流側部片3の外
面にスポンジゴム6を貼着してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のゴム堰の膨張、起立状態を図示
した横断側面図、第2図はその収縮、倒伏状態を
図示した横断側面図、第3図は本案に係る可撓性
膜堰の一実施例における膨張、起立状態を図示し
た横断側面図、第4図はその収縮、倒伏状態を図
示した横断側面図、第5図は他の実施例の膨張、
起立状態を図示した横断側面図である。 1……ゴム堰、2……上流側部片、3……下流
側部片、4……突条、5……重ね合せ側縁、6…
…スポンジゴム、7……河床コンクリート、8…
…その頂面、9……押え金、10……アンカーボ
ルト、11……ナツト、12……石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 河川等を横切つて敷設され、流体の送入により
    起立し、排出により倒伏する可撓性膜堰におい
    て、同可撓性膜堰の下流側部片の外面の少なくと
    も一部にスポンジゴムや発泡プラスチツクの如き
    可撓性柔軟材を設けたことを特徴とする可撓性膜
    堰。
JP10979881U 1981-07-25 1981-07-25 可撓性膜堰 Granted JPS5816217U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10979881U JPS5816217U (ja) 1981-07-25 1981-07-25 可撓性膜堰

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10979881U JPS5816217U (ja) 1981-07-25 1981-07-25 可撓性膜堰

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5816217U JPS5816217U (ja) 1983-02-01
JPS6115066Y2 true JPS6115066Y2 (ja) 1986-05-10

Family

ID=29904164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10979881U Granted JPS5816217U (ja) 1981-07-25 1981-07-25 可撓性膜堰

Country Status (1)

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JP (1) JPS5816217U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5323021A (en) * 1976-08-13 1978-03-03 Mitsubishi Electric Corp Protective device electrical car

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5137878Y2 (ja) * 1972-11-16 1976-09-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5323021A (en) * 1976-08-13 1978-03-03 Mitsubishi Electric Corp Protective device electrical car

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5816217U (ja) 1983-02-01

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