JPS61254710A - 可撓性膜堰 - Google Patents
可撓性膜堰Info
- Publication number
- JPS61254710A JPS61254710A JP9595485A JP9595485A JPS61254710A JP S61254710 A JPS61254710 A JP S61254710A JP 9595485 A JP9595485 A JP 9595485A JP 9595485 A JP9595485 A JP 9595485A JP S61254710 A JPS61254710 A JP S61254710A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- weir
- rubber sheet
- protective
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Barrages (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
先Ll立三■史1
本発明は農業用水の取水のための堰等に用いられる通常
ゴム堰と称せられる可撓性膜堰に関するものである。
ゴム堰と称せられる可撓性膜堰に関するものである。
支え1皿
第11図に図示されるような外周面が滑らかな表面をな
したゴム堰01においてはゴム堰を越流した水流は、ゴ
ム堰の下流側表面の低い箇所A迄付着し、この箇所A付
近でゴム堰表面から剥離していた。
したゴム堰01においてはゴム堰を越流した水流は、ゴ
ム堰の下流側表面の低い箇所A迄付着し、この箇所A付
近でゴム堰表面から剥離していた。
そしてこの水流の剥離点A付近ではゴム堰の表面に働ら
く外圧力は負圧として作用するので堰高により上流側水
位が高くなり、ゴム履を越流した水流が有するエネルギ
ーが大きくなると、その負圧が大きくなるとともに、僅
かな流れの乱れによる剥離点Aの位置変動が生じ、ゴム
堰が振動した。
く外圧力は負圧として作用するので堰高により上流側水
位が高くなり、ゴム履を越流した水流が有するエネルギ
ーが大きくなると、その負圧が大きくなるとともに、僅
かな流れの乱れによる剥離点Aの位置変動が生じ、ゴム
堰が振動した。
また第12図に示すように倒伏時に折り曲げ部分が盛り
上り、転石等により局部的に損(誌、摩耗する欠点があ
った。
上り、転石等により局部的に損(誌、摩耗する欠点があ
った。
そこで2枚のゴムシートを上下重ね合わせ、その側縁を
上下一体栽型した板状袋体をなすゴム堰が考えられた。
上下一体栽型した板状袋体をなすゴム堰が考えられた。
これは倒伏時には折り曲げによる盛り上がりがなく、起
立時には第13図に示すように一体成型された側縁が回
申方向に亘って突条02を形成し、ゴム堰01を越流し
た水流は常に同文条02より強制的にゴム堰01から剥
離されるので剥離点の変動によるゴム堰の振動も防止す
ることができる。
立時には第13図に示すように一体成型された側縁が回
申方向に亘って突条02を形成し、ゴム堰01を越流し
た水流は常に同文条02より強制的にゴム堰01から剥
離されるので剥離点の変動によるゴム堰の振動も防止す
ることができる。
°し 〜と る。 −
しかし突条02が水流によって受ける力は相当大きいの
でそれなりの強度を必要とする。
でそれなりの強度を必要とする。
特に突条02はゴム堰自体が大型化すると他の本体部に
比べ弱く補強の何らかの工夫を必要とした。
比べ弱く補強の何らかの工夫を必要とした。
また従来のゴム堰は本体が直接水流にさらされるので、
転石、流木等の衝突を直接受け、耐摩耗および耐衝撃に
問題があった。
転石、流木等の衝突を直接受け、耐摩耗および耐衝撃に
問題があった。
本発明はかかる点に鑑みなされたものでその目的とする
処は、可撓性膜堰に、表面に突条を備えた別個の可撓性
膜構造物をかぶせることによりゴム堰の振動を防止する
とともに突条の強化および可撓性膜構造物の損傷を防止
することができる可撓性膜堰を供する点にある。
処は、可撓性膜堰に、表面に突条を備えた別個の可撓性
膜構造物をかぶせることによりゴム堰の振動を防止する
とともに突条の強化および可撓性膜構造物の損傷を防止
することができる可撓性膜堰を供する点にある。
。 を ′ た の ゛
一本発明は、河川を横切って布設され流体の送入によ
り起立し、排出により倒伏する可撓性膜堰において、可
撓性膜構造物とは別′の表面に突条を備えた可撓性膜構
造物をもって可撓性膜構造物をカバーしたものである。
一本発明は、河川を横切って布設され流体の送入によ
り起立し、排出により倒伏する可撓性膜堰において、可
撓性膜構造物とは別′の表面に突条を備えた可撓性膜構
造物をもって可撓性膜構造物をカバーしたものである。
したがって転石および流木等による損傷を本体に直接受
けず、構造的に強度な可撓性膜構造物を選ぶことにより
耐摩耗性、耐衝撃性に強くまた突条部の強化を図ること
ができ、かつ振動防止の効果も有する。
けず、構造的に強度な可撓性膜構造物を選ぶことにより
耐摩耗性、耐衝撃性に強くまた突条部の強化を図ること
ができ、かつ振動防止の効果も有する。
尖Jul
以下第1図ないし第5図に図示した本発明に係る実施例
について説明する。
について説明する。
本実施例におけるゴム堰1はその本体とするところの袋
状ゴムシート2を表面に突起4を備えた保護用ゴムシー
ト3で覆い(第2図参照)、各々の端縁部2a、3aを
一括して河床面に固定したものである。
状ゴムシート2を表面に突起4を備えた保護用ゴムシー
ト3で覆い(第2図参照)、各々の端縁部2a、3aを
一括して河床面に固定したものである。
ゴム堰を布設する河床にはコンクリートが打ち込まれて
おり同コンクリート河床5の頂面5aとその河川両岸に
隣接した法面5bとに亘り第3図に示すようにゴムシー
ト2および保護用ゴムシート3の端縁部2a、3aを上
流側に向けて配置し、同端縁部に押え金6を当てかいア
ンカーボルト7を打ち込んでナツト8で固定し一括して
コンクリート層に固着せしめる。
おり同コンクリート河床5の頂面5aとその河川両岸に
隣接した法面5bとに亘り第3図に示すようにゴムシー
ト2および保護用ゴムシート3の端縁部2a、3aを上
流側に向けて配置し、同端縁部に押え金6を当てかいア
ンカーボルト7を打ち込んでナツト8で固定し一括して
コンクリート層に固着せしめる。
ゴムシート2本体内部は気水密に保たれ、流体の送入に
よって起立し、排出によって倒伏するようになっている
。
よって起立し、排出によって倒伏するようになっている
。
ゴムシート2と保護用ゴムシート3との間には若干余裕
をもたせ、ゴムシート2の膨張時に保護用ゴムシー1−
3には張力がかからないようにする。
をもたせ、ゴムシート2の膨張時に保護用ゴムシー1−
3には張力がかからないようにする。
ゴム堰本体であるゴムシート2は綿、合成繊維等からな
る複数枚の織布または繊維コードなどによりなる補強f
f09に生ゴムを含浸し、これを加硫成形した構造をし
ている(第4図参照)。
る複数枚の織布または繊維コードなどによりなる補強f
f09に生ゴムを含浸し、これを加硫成形した構造をし
ている(第4図参照)。
したがってゴムシート2内に流体が送入され、膨張した
ときに補強層9によって引張力に強い構造となっている
。
ときに補強層9によって引張力に強い構造となっている
。
なおこの補強層9のゴムシート2に占める割合は大きく
抗張力に優れたものとしている。
抗張力に優れたものとしている。
これに対し保護用ゴムシート3は抗張力は余り問題とさ
れず合成繊維等からなる補強層10の占める割合は小さ
くてよく(第5図参照)、ゴムシート2を保護して転石
あるいは流木等による直接の摩耗衝撃等から保護するこ
とができるものである。
れず合成繊維等からなる補強層10の占める割合は小さ
くてよく(第5図参照)、ゴムシート2を保護して転石
あるいは流木等による直接の摩耗衝撃等から保護するこ
とができるものである。
また保護用ゴムシート3自体、耐摩耗、耐衝撃に優れた
ものとするため、第6図に示すように保護用ゴムシート
3の表面に近い処にワイヤーチップ11を入れて一体成
型することで上記性能を向上させることができる。
ものとするため、第6図に示すように保護用ゴムシート
3の表面に近い処にワイヤーチップ11を入れて一体成
型することで上記性能を向上させることができる。
特にいたずらによるナイフカット等の通常致命的な損傷
に対しても強く、その他転石、流木等の衝突による損傷
に耐え、ゴムシート2を堅固に保護することができる。
に対しても強く、その他転石、流木等の衝突による損傷
に耐え、ゴムシート2を堅固に保護することができる。
したがって第7図に示すようにゴム堰の倒伏時に下流側
の折り曲がり部が若干盛り上がった状態にあって転石等
の衝突があっても十分ゴムシート2を保護することが可
能である。
の折り曲がり部が若干盛り上がった状態にあって転石等
の衝突があっても十分ゴムシート2を保護することが可
能である。
また第8図および第9図に示すように保護用ゴムシート
3内にワイヤー12を水の流れる方向に指向して挿入し
一体成型することも考えられる。
3内にワイヤー12を水の流れる方向に指向して挿入し
一体成型することも考えられる。
このように水の流れる方向にワイヤー12を挿入するこ
とにより衝7に強くなるとともに剛性が増すので突起4
は強固となり、ゴム堰が大型化して流山が多い場合にも
その水流に耐えることができる。
とにより衝7に強くなるとともに剛性が増すので突起4
は強固となり、ゴム堰が大型化して流山が多い場合にも
その水流に耐えることができる。
さらに保護用ゴムシート3全体の剛性が増すので振動防
止により効果的に作用する。
止により効果的に作用する。
なお以上の実施例ではゴムシート2および保護用ゴムシ
ート3のコンクリート河床5への固定をゴムシート2、
保護用ゴムシート3の各端縁部を一括して固着したが(
第1図参照)、第10図に示すように保護用ゴムシート
3の一方の端縁部3aを上流側に固定し他方の保護用ゴ
ムシート3の一方の端縁およびゴムシー1〜2の両端縁
2aを一括して下流側に固定するようにしてもよい。
ート3のコンクリート河床5への固定をゴムシート2、
保護用ゴムシート3の各端縁部を一括して固着したが(
第1図参照)、第10図に示すように保護用ゴムシート
3の一方の端縁部3aを上流側に固定し他方の保護用ゴ
ムシート3の一方の端縁およびゴムシー1〜2の両端縁
2aを一括して下流側に固定するようにしてもよい。
保護用ゴムシート3の端縁3aを固定する方法も同端縁
3aを押え金13とともにアンカーボルト14により貫
通しコンクリート河床5に埋め込み、ナツト15で固a
するものである。
3aを押え金13とともにアンカーボルト14により貫
通しコンクリート河床5に埋め込み、ナツト15で固a
するものである。
このようにゴム堰本体のゴムシート2の固定部分のさら
に上流側に保護用ゴムシート3の固定部分を有すること
で、転石による衝撃をゴム堰本体の固定部分に直接受け
ないようにして同固定部分の保護を図ることができる。
に上流側に保護用ゴムシート3の固定部分を有すること
で、転石による衝撃をゴム堰本体の固定部分に直接受け
ないようにして同固定部分の保護を図ることができる。
1班五匁浬
本発明はゴム堰本体を表面に突条を備えた保護用の可撓
性膜構造物によって覆う構造とすることでゴム堰が大型
化した場合でも振動防止用の突条を堅固に維持すること
が可能である。
性膜構造物によって覆う構造とすることでゴム堰が大型
化した場合でも振動防止用の突条を堅固に維持すること
が可能である。
また転石、流木の衝突からゴム堰本体を保護し、耐久性
を向上させることができる。
を向上させることができる。
さらにナイフカット等の損傷からゴム堰本体を保護する
ことができる。
ことができる。
第1図は本発明に係る実施例の起立時のゴム堰の断面図
、第2図は同実施例のゴ11堰本体に保護用のゴムシー
トを組合わせる様子を示す図、第3図は同ゴム堰の倒伏
時の様子を示す一部欠銭斜睨図、第4図は同ゴム堰の本
体のゴムシートの構造を示す断面図、第5図は同ゴム堰
の保護用ゴムシートの構造を示す断面図、第6図は別の
実施例における保護用ゴムシートの構造を示す断面図、
第7図は同実施例におけるゴム堰の倒伏時の様子を示す
断面図、第8図は別の実施例における保護用ゴムシート
のm造を示す断面図、第9図は同実施例の起立時の様子
を示す斜視図、第10図は別の実施例におけるゴム堰の
河床面への固定の様子を示ず断面図、第11図、第12
図、第13図は従来のゴム堰の断面図である。 “ 1・・・ゴム堰、2・・・ゴムシート、3・・・保
護用ゴムシート、4・・・突起、5・・・コンクリート
河床、6・・・押え金、7・・・アンカーボルト、8・
・・ナツト、9.10・・・補強層、11・・・ワイA
7−チップ、12・・・ワイヤー、13・・・押え金、
14・・・アンカーボルト、15・・・ナツト。
、第2図は同実施例のゴ11堰本体に保護用のゴムシー
トを組合わせる様子を示す図、第3図は同ゴム堰の倒伏
時の様子を示す一部欠銭斜睨図、第4図は同ゴム堰の本
体のゴムシートの構造を示す断面図、第5図は同ゴム堰
の保護用ゴムシートの構造を示す断面図、第6図は別の
実施例における保護用ゴムシートの構造を示す断面図、
第7図は同実施例におけるゴム堰の倒伏時の様子を示す
断面図、第8図は別の実施例における保護用ゴムシート
のm造を示す断面図、第9図は同実施例の起立時の様子
を示す斜視図、第10図は別の実施例におけるゴム堰の
河床面への固定の様子を示ず断面図、第11図、第12
図、第13図は従来のゴム堰の断面図である。 “ 1・・・ゴム堰、2・・・ゴムシート、3・・・保
護用ゴムシート、4・・・突起、5・・・コンクリート
河床、6・・・押え金、7・・・アンカーボルト、8・
・・ナツト、9.10・・・補強層、11・・・ワイA
7−チップ、12・・・ワイヤー、13・・・押え金、
14・・・アンカーボルト、15・・・ナツト。
Claims (1)
- 河川等を横切つて布設され流体の送入により起立し、排
出により倒伏する可撓性膜堰において、可撓性膜堰本体
とは別の表面に突条を備えた可撓性膜構造物をもって可
撓性膜堰本体をカバーしたことを特徴とする可撓性膜堰
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60095954A JPH0742690B2 (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 可撓性膜堰 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60095954A JPH0742690B2 (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 可撓性膜堰 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61254710A true JPS61254710A (ja) | 1986-11-12 |
JPH0742690B2 JPH0742690B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=14151639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60095954A Expired - Lifetime JPH0742690B2 (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 可撓性膜堰 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742690B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58160924U (ja) * | 1982-04-16 | 1983-10-26 | 日本自動機工株式会社 | 防護装置付ゴム袋体起伏堰 |
-
1985
- 1985-05-08 JP JP60095954A patent/JPH0742690B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58160924U (ja) * | 1982-04-16 | 1983-10-26 | 日本自動機工株式会社 | 防護装置付ゴム袋体起伏堰 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0742690B2 (ja) | 1995-05-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2688896B2 (ja) | 損傷防護可撓性膜堰 | |
US4657433A (en) | Shoreline erosion control mat and method of use therefor | |
KR100273922B1 (ko) | 가요성막 둑 | |
US4430955A (en) | Flexible floating boom comprising transverse stiffeners of variable stiffness | |
JPS61254710A (ja) | 可撓性膜堰 | |
CN210797464U (zh) | 气盾坝止水防护结构 | |
JP3619312B2 (ja) | フィルダム堤体の免震構造 | |
US6588978B2 (en) | Block assembly for protecting embankment | |
US4260285A (en) | Oil boom | |
KR200413712Y1 (ko) | 파손방지 가요성 고무댐의 보강구조 | |
JPS61282508A (ja) | 振動防止可撓性膜堰 | |
EP0524805A1 (en) | Mounting structure for a flexible membrane weir | |
JPS6115066Y2 (ja) | ||
US5975796A (en) | Vertical flow diversion mat system | |
JPS6389713A (ja) | ゴム堰 | |
JP3028554U (ja) | ゴム堰 | |
JPS5919202B2 (ja) | 振動防止可撓性膜堰 | |
JP2576890B2 (ja) | 可撓性膜堰 | |
JPH01295908A (ja) | 可撓性膜堰 | |
JPS6235685Y2 (ja) | ||
JPH02490B2 (ja) | ||
JP2001098526A (ja) | 半透水性土木シート及び堤防強化工法 | |
JP2596428B2 (ja) | 可撓性膜堰用強力ゴム引布 | |
JP4437070B2 (ja) | 起伏堰 | |
JPS5844811B2 (ja) | 可撓性膜製起伏堰 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |