JPS6389713A - ゴム堰 - Google Patents

ゴム堰

Info

Publication number
JPS6389713A
JPS6389713A JP23329886A JP23329886A JPS6389713A JP S6389713 A JPS6389713 A JP S6389713A JP 23329886 A JP23329886 A JP 23329886A JP 23329886 A JP23329886 A JP 23329886A JP S6389713 A JPS6389713 A JP S6389713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
thickness
dam
elastic body
damage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23329886A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2515515B2 (ja
Inventor
Mamoru Takasaki
守 高崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP61233298A priority Critical patent/JP2515515B2/ja
Publication of JPS6389713A publication Critical patent/JPS6389713A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2515515B2 publication Critical patent/JP2515515B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Barrages (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 LIL立五■ユ1 本発明は農業用水を取入れるための堰、高潮時の防潮堤
または河口での海水堰止めなどに用いるゴム堰に関する
ものである。
支釆且韮 一般に用いられているゴム堰は帯状体のゴムを二つ折れ
とし、開放側部を緊密に固定するか、あるいは同形状の
2枚の帯状体を重ね合わせ一側部を接合し開放側部を緊
締に固定するもので、いずれにしても、袋状に形成され
たゴムシートの厚さは全体に亘って均等であった。
しかし実際に使用した場合、流木等によりあるいは特に
倒伏時に転石等によりカットおよび摩耗が生じ易いのは
上側のゴムシートで先に損傷を起し摩耗が激しい。
そこで従来において上側のゴムシートを下側のゴムシー
トより厚くした例(特開昭60−62314号)がある
同側はゴムシート本体の川の流れ方向に沿う[1]方方
向半部の肉厚が他の半巾部の肉厚に比しJ’J<され、
厚さの変化覆る肉厚段部を境にして二つ折れとし重ね合
せ端縁を気密に封じて河床に固定するようにしたもので
ある。
第5図に該ゴム堰の断面図を示す。
実線が倒伏時のもので、破線が起立時のゴム堰の状態を
示す。
ゴムシート01は二つ折りにされ重ね合せ端縁をバー0
2およびアンカーボルト03で気密に封じられ袋状に形
成されている。
同ゴムシート01の上側の部分01aの方が下側の部分
01bより厚くなっている。
特に損傷を受は易い上側ゴムシートの肉厚を厚くするこ
とで摩耗および損傷事故を防止している。
” し    と    ロ   − しかし回倒における倒伏時のゴムシート本体の状態をみ
ると、第5図に示すように肉厚の異なる段部で折り曲げ
ているとはいえ、完全に平坦にすることは不可能で折り
曲げ部01cに形成される盛り上がりにより転石等によ
る損傷を受は易い状態にある。
またゴム堰の起立・倒伏の繰り返しにより同折り曲げ部
01Cの疲労は激しく耐久性が他の部分に比べ著しく劣
る欠点がある。
さらに水切り用の突条がないためゴム堰の振動を生じ易
い。
本発明はかかる点に鑑みなされたものでその目的とする
処は、ゴム堰本体の上側の肉厚を厚くして摩耗・損傷に
耐えるようにするとともに倒伏時に弛緩状態で完全に平
坦に倒伏できるゴム堰を供する点にある。
。    °するための  および 本発明は、板状かつ長尺物の弾性体であって長手方向の
一側部を残してそれ以外に剥離層を有し同剥離層による
開放側側部を取付金具によって河床および河岸に緊密に
固定し剥i層への気体または液体の給排によって起立・
倒伏を行うゴム堰において、剥離層より上側の弾性体の
肉厚を下側の弾性体の肉厚より厚くするとともに、剥離
層以外の側部弾性体を下面より測り適当な薄い肉厚に形
成したゴム堰である。
上側弾性体の肉厚を下側弾性体肉厚より即くすることで
、流木、転石等による摩耗・損傷に対する耐久性を増し
、倒伏時には弛緩状態で完全に平坦となるので、部分的
に伸びを生じずかつ転石等による損傷を受けにくく耐久
性を維持することができる。
また起立時にはゴム堰本体の表面に長手方向に指向して
突条が形成されるが同部分弾性体の肉厚を薄クシたこと
で起立時に突条が下側にひきつけられるのを防止して水
切り作用を効果的に行い撮動を防止することができる。
夫JLJI 以下第1図ないし第3図に図示した本発明に係る一実施
例について説明する。
第1図は本実施例のゴム+1本体1の斜視図である。
ゴム堰本体1は素材生ゴムシート中に適当に補強材たる
帆布3を埋設して予め2つに折り返しさらにその上に折
り返し部1aを除いて素材生ゴムシー1−を重ね、折り
返して重ね合わされた部分に離型材を挿入した状態で一
体成型加硫したものである。
成型時に折り返し部1aの下面からの厚さを他の部分よ
り薄くするように成型している。
このようにして形成されたゴム堰本体1は離型材により
形成された剥離層7より上側のゴムシートの肉厚が下側
のそれより厚く、特にゴム堰本体1の表層を形成するカ
バーゴム層5は下側で3〜5Bであるのに対し上側のカ
バーゴム層5は15〜20#III程度ある。
これは特に急傾斜地の転石の多い河川等に使用するとぎ
に必要とされる厚さである。
このゴム堰本体1を河床および河岸に固定した断面図を
第2図に示す。
ゴム堰本体1の剥Ilt層7の開放側側部1bを上流側
に向けて位置させ、予め河床9に埋設したアンカーボル
ト11にその開放側側部1bに設けた孔を嵌合させ、そ
してその上に押え板13を当接させてナツト15で締め
付は気密に固定する。
第2図に示すようにゴム堰本体1は加硫成型されたまま
の状態が倒伏の状態であり、折り返し部1aに盛り上が
りがなく、上面は偏平となっている。
したがって転石等は滑らかに通過し、ゴム堰本体1の上
面の損傷、摩耗を極力避けることができる。
しかもゴム堰本体1の上側の肉厚は厚くしているのでカ
ット等の損傷に強く、耐久性を著しく向上させている。
また折り返し部la)、を第2図に示す偏平状態に成型
され、偏平状態が弛緩状態であるので折り返し部1aに
無理な力が加わらないので同部分の耐久性も高い。
次にゴム堰本体1の剥離層7に空気または水等の液体を
注入し、ゴム堰本体1を膨張起立させた状態の断面図を
第3図に示す。
川の流れが直接光る上流側が肉厚の厚いゴムシートとな
っているので、流木等の衝突による損傷および摩耗に対
して耐久性を有する。
また折り返し部1aはゴム堰本体1の長手方向に指向し
た突条を形成し、ゴム堰本体1の頂部を越流した水を同
突条部で水切れさせ、下流側ゴムシートに水がまわりこ
むことにより生じる振動を防止して安定した堰止め効果
を発揮することができる。
この際折り返し部1aの肉厚を薄してゴム堰本体1の起
立時に形成される突条がゴムシート表面からほぼ垂直に
突出するようにして水切れ作用を効果的に行っている。
すなわち上記のように折り返し部1aの肉厚を薄クシな
いときは、上側ゴムシートが厚いため、ゴム堰本体1の
起立時に突条が下方に向いて水切れを悪くすることにな
る。
その信士側ゴムシートを厚く、下側ゴムシートを薄くす
ることで全体として使用するゴムの檄は通常のゴム堰と
あまり変わりなく、製造も容易でコスト面でそれ程差は
生じない。
以上の実施例では上側ゴムシートのカバーゴム層5は対
カット防止材としての帆布等を混入させていなかったが
、第4図に示すようにスチールワイヤー17を混入させ
てより損傷に対して強くすることもできる。
なお対カット防止材としてはスチールワイヤーのばかケ
ブラーチップ、ブレーカ等を混入してもよい。
R」Jυ弧里 本発明はゴム堰倒伏時に弛緩状態で完全に偏平に倒伏す
るので損傷、摩耗が少なくかつ損傷、摩耗を受は易い上
側弾性体が下側弾性体より肉厚が厚いので耐久性に優れ
たものとするとともにコストも従来程度とすることがで
きる。
また起立時にも上流側となる上側弾性体の肉厚が厚いの
で、流木等の損傷にも強いものとすることができ、さら
に表面に突条が形成され水切り作用を効果的に果し、振
動を防止して安定した堰止めをすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例のゴム堰本体の斜視図、
第2図は同ゴム壇本体を河床および河岸に固定し倒伏し
た状態での断面図、第3図はゴム堰起立時の状態を示し
た断面図、第4図はカバーゴム層にスケールワイヤーを
混入したゴム堰本体の断面図、第5図は従来のゴム堰の
断面図である。 1・・・ゴム堰本体、1a・・・折り返し部、1b・・
・開放側側部、3・・・帆布、5・・・カバーゴム層、
7・・・剥離層、9・・・河床、11・・・アンカーボ
ルト、13・・・押え板、15・・・ナツト、17・・
・スチールワイヤー。 第 57

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 板状かつ長尺物の弾性体であって長手方向の一側部を残
    してそれ以外に剥離層を有し同剥離層による開放側側部
    を取付金具によって河床および河岸に緊密に固定し剥離
    層への気体または液体の給排によって起立・倒伏を行う
    ゴム堰において、剥離層より上側の弾性体の肉厚を下側
    の弾性体の肉厚より厚くするとともに、剥離層以外の側
    部弾性体を下面より適当な薄い肉厚に形成したことを特
    徴とするゴム堰。
JP61233298A 1986-10-02 1986-10-02 ゴム堰 Expired - Lifetime JP2515515B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61233298A JP2515515B2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02 ゴム堰

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61233298A JP2515515B2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02 ゴム堰

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6389713A true JPS6389713A (ja) 1988-04-20
JP2515515B2 JP2515515B2 (ja) 1996-07-10

Family

ID=16952913

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61233298A Expired - Lifetime JP2515515B2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02 ゴム堰

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2515515B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6467999B2 (en) * 2000-03-28 2002-10-22 Bridgestone Corporation Internal pressure regulating system for flexible bag body, flexible membrane dam using the same, and method for regulating internal pressure in the flexible membrane dam
CN107152011A (zh) * 2017-06-01 2017-09-12 烟台华卫橡胶科技有限公司 一种带有内胆的气囊
CN112681353A (zh) * 2020-12-23 2021-04-20 胡铁山 一种水利工程施工用挡水装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112030902A (zh) * 2020-09-10 2020-12-04 安徽金川活动坝科技有限公司 一种基于plc控制的自动升降的液压活动挡水坝

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6467999B2 (en) * 2000-03-28 2002-10-22 Bridgestone Corporation Internal pressure regulating system for flexible bag body, flexible membrane dam using the same, and method for regulating internal pressure in the flexible membrane dam
CN107152011A (zh) * 2017-06-01 2017-09-12 烟台华卫橡胶科技有限公司 一种带有内胆的气囊
CN112681353A (zh) * 2020-12-23 2021-04-20 胡铁山 一种水利工程施工用挡水装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2515515B2 (ja) 1996-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100273922B1 (ko) 가요성막 둑
US4836713A (en) Flexible sheet dams
JPS6389713A (ja) ゴム堰
JP2717564B2 (ja) ラバーダム
US6102620A (en) Rubber dam and method of application thereof
JPS6027140Y2 (ja) ゴム堰
JP2004068323A (ja) ゴム製袋体とその製造方法
JP3423408B2 (ja) 可撓性膜堰
EP0138259A2 (fr) Massif filtrant et procédé de réalisation d'un talus de digue renforcé
JP3630869B2 (ja) ゴム堰群
JPS5930038Y2 (ja) ゴム堰
JP2576890B2 (ja) 可撓性膜堰
JPS5814889B2 (ja) ゴム堰
KR850002924Y1 (ko) 가요성 막제 기복언
JPS61282508A (ja) 振動防止可撓性膜堰
JP2576885B2 (ja) 可撓性膜堰
JPS627694Y2 (ja)
JPS5933733B2 (ja) ゴム堰
JPS6062315A (ja) ゴム堰
JPS6062314A (ja) ゴム堰
JPS5912268Y2 (ja) ゴム複堰
JPS6322941A (ja) 構造物間の密封材
KR910001397Y1 (ko) 해양 오염 방지막
JP4060463B2 (ja) 可撓性膜堰
JP3623553B2 (ja) 袋状構造体

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term