JPS61149312A - 無機質セメント板の製造法 - Google Patents

無機質セメント板の製造法

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JPS61149312A
JPS61149312A JP27703684A JP27703684A JPS61149312A JP S61149312 A JPS61149312 A JP S61149312A JP 27703684 A JP27703684 A JP 27703684A JP 27703684 A JP27703684 A JP 27703684A JP S61149312 A JPS61149312 A JP S61149312A
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健一 松井
坪内 邦彦
慎一 富内
雅春 藤井
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野1 本発明は、水硬性セメントを主たるバイングーとする無
機質セメント板の製造法に関するものである。
【背景技術J X*質セメント板は、通常ハチニック抄造法や長網抄造
法などの抄造方式によるか、あるは押出し成形法や注型
法によるかのいずれがで製造されている。このうち20
議■程度以下の肉厚の比較的薄いものは生産性が非常に
優れているため抄造方式によって製造される場合が、多
い、しかし抄造方式によっては深い口凸撲様を付与する
ことは困難である。−刃厚内のものは押出し成形法や注
型法によって製造されることが多(、この方法によれば
比較的深い5凸横様を形成することができる。
暑−すpl、−If+1);喝□ を−爛I渠 暑  
iシ喜タンヒ、1−ツー÷ヒ荊ンヒL ル メに〃トが
非常に悪いものである。
[発明の目的1 本発明は、上記の点に鑑みて為されたものであり、生産
性に優れた抄造方式によって深−1凹凸模様を形成する
ことができる無機質セメント板の製造法を提供すること
を目的とするものである。
[発明の開示1 しかして本発明に係る無機質セメント板の製造法は、水
硬性セメントと水とを主成分とするスラリーを抄造方式
で賦形し、この50%以上の含水率を有する未硬化賦形
物の表面に、水硬性セメントと繊m類とを含有し吸水性
を有する軽量骨材が全固形分の10〜50重量%配合さ
れ水分が全固形分に対して40重量%以下に調整された
比較的乾いた散布用混合材料を散布し、これを加圧して
表面の散布層に凹凸模様を成形し、次いで養生硬化させ
ることを特徴とするものである。
すなわち本発明は、通常採用されている抄造方式によっ
て製造される無機質セメント板の製造工程の中において
、長網抄造法においては抄造された直後のものとして、
))チェック抄造法におり1てはノーキングロールから
切り出された直後のグリーンシートとしてそれぞれ得ら
れる比較的厚みが薄くかつ含水率が50〜100%と高
い板状未硬化賦形物の表面に、これとは別の水分量が少
なくかつ繊維を含有させて嵩高く、さらに水分を吸収す
る軽量骨材を配合した散布用混合材料を散布し、次ぎに
加圧成形によって彫りの深い凹凸模様を散布用混合材料
による嵩^い散布層に付与させ、同時に成形時に吸水性
の軽量骨材によって水分を未硬化賦形物から散布層へと
移動させて全体として均一な含水率を有する厚肉の無機
質セメント板を得ることができるようにしたものである
以下本発明の詳細な説明する6本発明においてン 製造される無機質セメント板の構成のうち、下層を形成
させることになる未硬化賦形物は抄造方式によって賦形
されるもので、その材料スラリーは水硬性セメントを主
体とし補強用繊IAMなどが配合されている□水分散物
であれば十分であり、特にその組成は限定されず、未硬
化賦形物の密度も何等限定されない。しかし未硬化賦形
物の含水率は50%以上にllIg!!される必要があ
る。長網式抄造法で未硬化賦形物を得る場合には、特に
手を加える必要なく通常の操作で50〜100%の含水
率のものを得ることができる。しかしハチニック抄造法
にあっては、スラリーを吸引シリンダーで抄き上げてこ
れを抄造ベルトに転写してサクション装置で水分を吸引
させ、さらにメーキングロールに所定厚みまで巻き付け
たグリーンシートを切り出すことによって未硬化賦形物
として使用されるものであり、この場合には含水率が5
0%を下回ることもある。そこでこの場合にはサクシタ
ン装置の吸引力を緩めたりメーキング線圧を緩めたりす
る調整が必要となる。
一方、未硬化賦形物の表面に散布され上層となる散布層
を形成させる散布用混合材料は、水硬性セメントと繊維
類と吸水性を有する軽量骨材と水とを配合してこれらを
十分分散混合することによって調製されるもので、吸水
性を有する軽量骨材としてはそのままで吸水性を有する
ものかあるいは加圧成形の際に一部が破壊されて吸水性
を有することになるものいずれであってもよい。
そしてこのような軽量骨材としては通常、パーライト、
シラスバルーン、プライアッシュ系バルーン、〃ラスバ
ルーンなど中空形状を有するものが好ましく用いられる
。もちろんこれ以外の軽量骨材で中空形状を有していな
いものも使用することが可能であり、軽量骨材は1種あ
るいは2種以上の併用で用いられる。軽量骨材の使用量
は、目的とする製品の重量によって変動はあるが、散布
用混合材料の全固形分に対して10〜50重量%に設定
される。10重量%未満であれば散布用混合材料に嵩高
さが出ないことになって散布時に均一供給することが困
難になって製品の比重むらを生じる原因となる。逆に5
0重量%を超えるとバイングーである水硬性セメントの
量が相対的に減少し、製品の強度が不足してくると共に
製品の表面硬度や耐久性に欠陥が生じ易くなる。また軽
量骨材の量が多くなればなる程材料の均一な混合がおこ
ない難くなる傾向も生じるものである。例えば軽量骨材
として嵩比重が0.2のパーライトを用いる場合にあっ
て、水硬性セメントとして普通ポルトランドセメントを
繊維類として木質パルプを5重量%使用するときには、
パーライトの配合量を20〜40重量%に設定すること
が散布用混合材料の散布性や加圧成形時の5凸模様付加
性において好ましい結果が出ている。
また、この散布用混合材料における水分量は、抄造方式
で作成された未硬化賦形物の水分量よりも極めて少量に
する必要があり、最大限でも40重量%以下すなわち固
形分100重量部に対して40重量部以下に設定する必
要がある。もちろん配合される軽量骨材の量に対して水
分量は適宜調整されるもので、一般的に軽量骨材の重量
%と同程度の水を配合するようにするのが好ましい、水
分が40重量%を超えるとこの散布用混合材料を分散混
合する工程において併用する繊維類が綿状に粒状化し、
散布がおこない難くなると同時に、成形後に粒状の界面
が製品表面に残る傾向が大きくなる。散布用混合材料は
比較的乾いた状態のものとして散布されるが、水分量の
下限は10重量%程度である。
散布用混合材料にはさらに補強用繊維類が配合されるが
、繊維の種類や形態、配合量は特に限定されるものでは
ない。繊維の種類としては木質パルプ、アスベスト、ポ
リプロピレン繊維、ビニロン繊維、ナイロンam、アク
リル繊維、ポリエチレン繊維、ガラス繊維、炭素W1.
J1、金属繊維などが挙げられ、2種以上の併用も可能
である。配合量は繊維が可燃繊維の場合は固形分全量の
5重量%以下が好ましく、不燃繊維の場合は5重量%以
上配合しても差し支えないが、製品に不燃性能が要求さ
れる場合や散布の作業性を考慮すると10重量%以下が
好ましいと考えられる。
散布用混合材料にはこれらの他に必要とあらば、有機質
の添加剤、すなわち水硬性セメントの分散剤や減水剤、
増粘剤、あるいは水硬性セメントに急結性や半硬化性を
付与せしめるようなケイ酸ナトリウム、アルミン酸ケイ
酸塩、トリエタノールアミン、塩化カルシウム等の有機
質や無機質の添加剤を配合することができる。さらに着
色顔料やシリコーン系や脂肪酸系の防水剤、もしくは水
溶性樹脂なども併せて配合して使用することも可能であ
る。
この散布用混合材料は比較的乾いた状態で使用されるも
のであり、このものの混合操作を説明する。すなわち散
布用混合材料は水分を40重量%以下にして比較的乾い
て湿った状態で、且つ嵩高い状態で使用されることが、
彫りの深い凹凸横様を形成できる条件であるため、一般
的にセメントやコンクリートの分野で用いられる水の多
い場合の混合とは繰作が若干異なるのである。まず水硬
性セメント等の比較的粒子の細かい材料にあっては予め
乾燥状態のままで混合分散したらのを用意し、また同時
に木質パルプや収束した形態を有するガラス繊維や有機
繊維はそのもの自体を乾燥状態のままでヘンシェルミキ
サーやフラッシュミキサーのような高速回転混合機によ
ってドライ7ラツク状に分繊しておく。そしてこのドラ
イ7ラツクj全を二5h名た罎磁に★葎檎セメント霊め
W鉢的峙半の細かい材料を加えて上記と同様な混合機に
よって十分混合したのち、ここに軽量骨材を添加し、同
時にまたはその復水を供給しながら混合するのである。
しかして上記のようにして調I!−れな散布用混合材料
を、前記抄造方式で抄造された直後で含水率の高いシー
ト状未硬化賦形物の上に散布する。
このように散布された散布層の厚み調整をおこなったの
ち、模様付は用の金型を取り付けたプレス装置によって
加圧成形をおこない、適宜養生硬化させて無機質セメン
ト板を得るものである。ここで、散布層は水分が少なく
繊維類が配合されて嵩の高い状態となっており、携様付
は用の金型が散布層に深く食い込むことができるもので
あり、彫りの深い凹凸横様を形成させることができるこ
とになる。また未硬化賦形物と散布層とは水分含量が大
きく異なっているが、散布層内の吸水性を有する軽量骨
材の作用で未硬化賦形物内の余剰の水分が加圧成形の際
に散布層内へと移動され、全体としてほぼ均一な含水率
にならされることになる。そして散布用混合材料の散布
供給量をコントローlしすることによって、所望の肉厚
の製品を効率よく得ることができる−とになる。
そして抄造によって形成される未硬化賦形物で構成され
る下層と散布用混合材料の散布によって形成される散布
層で構成される上層との厚みの比は特に限定されるもの
ではないが、単に深い凹凸横様を付与することだけが目
的であれば、上層を5凸模様を形成できるだけの厚みに
設定されるように形成させるようにすればよい。一方深
い凹凸慎様付けもさることながら、20曽−厚や30+
*m厚のような厚内の製品を得たい場合には、当然なが
ら上層を厚く形成させるようにする必要がある。
この場合には上層を構成する部分が製品の全体としての
物性に及ぼす影響が大きくなることになり、上層を構成
する散布用混合材料による賦形硬化物が優れた物性を発
揮することが必要になる。
本発明者等はこの点について検討した結果、散布用混合
材料における軽量骨材としてパーライト、シラスバルー
ン、プライアッシュ、もしくは〃ラスバルーンのような
中空状軽量骨材の中から1種もしくは2種以上選択し、
これに7工ロシリコン製造時に副産物として生成される
シリカヒユーム(シリカダストや微粉末シリカとも称さ
れる)を併用して配合することによって、この散布用混
合材料を散布賦形して得られる比較的厚内の板状体が強
度と耐凍害性及び反りの点で特に優れた性能を発揮する
ことを見出だした。シリカヒユームをセメント製品やコ
ンクリート製品に応用する効果についてはすでに公知で
あるが、本発明におけるように下層を抄造方式で形成す
る材料がパーライトやシラスバルーン等のような軽量骨
材を含有しない組成から成っていて、軽量骨材を含有し
散布によって形成される上層よりも密度が大なるもので
ある場合に、上層を形成する散布用混合材料にシリカヒ
ユームを併用することによって、得られた厚肉の製品に
おいて強度と耐凍害性、及び水分変化によって生じる反
りの低減に極めて優れることを見出だしたのである。す
なわち、抄造によって形成され下層となる未硬化賦形物
をそのまま養生硬化させた場合には比重力11.3−2
.0の範囲tこ入る場合に(この場合通常は軽量骨材が
配合されてない)、その上側に散布される散布混合材料
の配合が、軽量骨材(パーライトやシラスバルーン、フ
ライアッシュなどから選ばれる)が10〜50重量%、
シリカヒユームが5〜30重量%、水硬性セメント及び
繊維類が30〜65重量%、水がこれら固形分に対して
10〜40重量%の組成であるとき、上記のような優れ
た物性を得ることができるのである。
シリカヒユームは平均粒径が通常0.1〜0.5μ鋤と
非常に細かい粒子であるため、その使用量が30重量%
を超えると加圧成形時に散布層で形成される上層自体の
透水抵抗が増大し、上層の表面にまで抄造で形成される
含水率の高い下層から移動してくる水分が到達し難くな
って、表面部が硬化不十分になったり、あるいはこのよ
うに透水抵抗が大きいのに無理に加圧成形することにな
って上層の内部に水分の移動し難い部分が生じ、硬lレ
ナ無lゆ 、シifl襄に騒講f十 亀 か^ごμ シ
 t−ス ◆ シ 嶋Cχ集庄 するものである、一方
シリカヒユームの使用量が5重量%未満の場合は、散布
用混合材料を散布して形成される上層にはパーライトな
どの軽量骨材を多量に含むのに対して、抄造方式で形成
される下層には軽量骨材を含まず比重が上層より高いた
めに硬化後に水分の移行速度に大きな差が生じ、これが
原因で反りが発生することがある。また、散布用混合材
料に加える水分量は、シリカヒユーム自体が比表面積が
大きいため、10〜40重量%を必要とする。すなわち
10%より少ないと用いた繊維類が湿った状態にならな
くなって、水硬性セメントやシリカヒユームのような粉
体と繊維類とが分離してしまう欠点が生じることになる
のである。40重量%を超えると既述したように粒状化
が生じ易くなる。
次に本発明を実施例によって具体的に説明する6K(涯
しユ影 第1表の「下層配合」における配合量で調製したスラリ
ーを抄造することによって、未硬化賦形物を得た。第1
表の「下層製造条件」の[製法Jに未硬化賦形物の抄造
方式を、「含水率」に未硬化賦形物の含水率を、「厚み
」に未硬化賦形物の厚みをそれぞれ示す。次に第1表の
「上層配合」における配合量で調製した散布用混合材料
を抄造直後の未硬化賦形物の上に散布して散布層を積層
させた。この未硬化賦形物(下層)と散布層(上層)と
の厚み構成を第1表の「積層物の構成」に示す。
次にこの積層物を第3表の「金型エンボス深さ」に示す
深さのエンボスを有するプレス金型を用い、第3表の「
成形圧力」にしめす圧力で加圧成形した。
加圧後の上層と下層との厚み構成を第3表の「板厚」の
「加圧後」に示す、そしてこの成形物を60℃、95%
RHの条件下3日間促進養生したのち、乾燥して含水率
が10±2%にllf整された製品を得た。この製品の
特性を第3表に示す、第3表における凍結融解サイクル
テストはASTM−A法に準拠しておこない、また反り
テストは加圧成形した積層物製品を300−階×60−
の長方形に切断し、これを上記のような乾燥をおこなわ
ず、養生した後の高い含水率のままこれを屋外に1週問
放置して最大反りの矢高をダイヤルデーノで測定してお
こなった。
Xlを目二二り 未硬化賦形物用のスラリーを軽量骨材を用いることなく
調製し、散布用混合材料にシリカヒユームを配合するよ
うにした他は上記「実施例1〜5」におけると同様にし
て製品を作成し、同様にして特性の試験をおこなった。
灸(肚 散布用混合材料による上層を形成させず、抄造による下
層のみで製品を作成するようにした他は上記「実施例1
〜5」におけると同様にして製品を作成し、同様にして
特性の試験をおこなつた。
ルffi !@2表の配合に従う他はほぼ上記「実施例1〜5]に
おけると同様にして製品を作成し、同様に(11表) 第3表の結果、実施例1〜5のものにあっては良好に深
い凹凸模様を形成させることができることが確認され、
またシリカヒユームを用いるようにした実施例6〜8の
ものにあっては良好に深い凹凸模様を形成させることが
できると共に、「曲げ強度」の欄に見られるように優れ
た強度を得ることができ、さらに「凍結融解サイクルテ
スト」の欄に見られるように耐凍害性に優れることが確
認される。一方、本発明のような散布用混合材料による
上層を形成しなかった従来例のものでは高い成形圧力を
加えても深い凹凸模様を形成させることができないこと
が確認される。また散布用混合材料による上層の軽量骨
材の配合量が少ない比較例1のものでは深い凹凸模様の
形成がで訃ず、散布用混合材料による上層の軽量骨材の
配合量が多すぎる比較例2のものでは表面の硬化が進行
し難くなり、散布用混合材料による上層の水の配合量が
多すぎる比較例3のものでは粒状物の跡が製品表面に残
るものであった。さらに散布用混合材料による上層のシ
リカヒユームの配合が多すぎる比較例4のものは粒状物
の跡が残ると共に表面の硬化が進行し難く、抄造による
下層に軽量骨材が配合されず且つ散布用混合材料による
上層にシリカヒユームが配合されない比較例5のもので
は大きな反りが発生するものであった。
[発明の効果1 上述のように本発明にあっては、水硬性セメントと水と
を主成分とするスラリーを抄造方式で賦形し、この50
%以上の含水率を有する未硬化賦形物の表面に、水硬性
セメントと繊維類とを含有し吸水性を有する軽量骨材が
全固形分の10〜50重量%配合され水分が全固形分に
対して40重量%以下にlll整された比較的乾いた散
布用混合材料を散布し、これを加圧して表面の散布層に
凹凸模様を成形するようにしたので、散布層は水分が少
なく繊m類が配合されて嵩の高い状態となっており、加
圧成形の最の模様付は用の金型が散布層に深く食い込む
ことができるものであって、抄造方式によって製造の装
置などに大きな変更を必要とすることな(彫りの深い凹
凸模様を形成させた無8!貿セメント板を製造すること
ができものである。また未硬化賦形物と散布層とはこの
ように水分含量が大きく異なっているが、散布層内の吸
水性を有する軽量骨材の作用で未硬化賦形物内の余剰の
水分が加圧成形の際に散布層内へと移動され、全体とし
てほぼ均一な含水率にならされることになるものである
。そして散布用混合材料の散布供給量をコントロールす
ることによって、全体として所望の肉厚の製品を製造す
ることがでさるものである。加えて散布層は水分の含有
量が少ないために、全体としての脱水量が少なくて済む
ことになるものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水硬性セメントと水とを主成分とするスラリーを
    抄造方式で賦形し、この50%以上の含水率を有する未
    硬化賦形物の表面に、水硬性セメントと繊維類とを含有
    し吸水性を有する軽量骨材が全固形分の10〜50重量
    %配合され水分が全固形分に対して40重量%以下に調
    整された比較的乾いた散布用混合材料を散布し、これを
    加圧して表面の散布層に凹凸模様を成形し、次いで養生
    硬化させることを特徴とする無機質セメント板の製造法
  2. (2)軽量骨材がパーライト、シラスバルーン、フライ
    アッシュなど中空形状を有する骨材から1種以上選ばれ
    て使用され、軽量骨材と共にシリカフュームが全固形分
    の5〜30重量%配合されて散布用混合材料が調製され
    、散布用混合材料の水分は全固形分に対して10〜40
    重量%である特許請求の範囲第1項記載の無機質セメン
    ト板の製造法。
JP27703684A 1984-12-24 1984-12-24 無機質セメント板の製造法 Granted JPS61149312A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0395231U (ja) * 1990-01-18 1991-09-27
JP2018034403A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 ケイミュー株式会社 調湿建材の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0395231U (ja) * 1990-01-18 1991-09-27
JP2018034403A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 ケイミュー株式会社 調湿建材の製造方法

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