JPS61148137A - ジハロアルカノンの製造法 - Google Patents

ジハロアルカノンの製造法

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JPS61148137A
JPS61148137A JP26915284A JP26915284A JPS61148137A JP S61148137 A JPS61148137 A JP S61148137A JP 26915284 A JP26915284 A JP 26915284A JP 26915284 A JP26915284 A JP 26915284A JP S61148137 A JPS61148137 A JP S61148137A
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halogen
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dihaloalkanone
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Mitsushi Senuma
瀬沼 光四
Ryoji Sato
良治 佐藤
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Zeon Corp
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Nippon Zeon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はジハロアルカノンの新規な製造法に関し、さら
に詳しくは、下記一般式CI〕で表わされるアセチレン
化合物から簡単な操作で効出よく下記一般式〔■〕で表
わされるジハロアルカノンを製造する方法に関する。
R1−C2C−R2・・・・・・CI”IX (式中、Rt * R2は同種または異種の低級アルキ
ル基、Xはハロゲン原子を表わす。) (従来の技術) 3.3−ジクロル−2−ブタノンに代表される上記一般
式(U)で示される化合物は反応性に富む有用な化合物
で、例えば加水分解くより食品添加物や工業的原料とし
て有用なビシナルジケトンを容易に生成する。
かかるジハロアルカノンの製造法として、例えばアルカ
ノンをハロゲン化する方法が考えられるが、その場合に
はハロホルム反応、開裂反応等が生じ好ましい方法とは
云いがたい。
そこで本発明者らは新規な合成法を開発すべく鋭意検討
の結果、上記一般式CI)で表わされるアセチレン化合
物を、出発物質とすることに工9一段で上記一般式(I
I)で表わされるノ/%ロアルカノンを工業的に製造し
得る方法を見出し、本発明を完成するに到った。
(問題点を解決するための手段) かくして本発明によれば、下記一般式[13で表わされ
るアセチレン化合物を(A)無機塩基の水溶液中でハロ
ダンで酸化するか、またid (B)次亜ノ)ロダン酸
化合物で酸化することを特徴とする下記一般式(II)
で表わされるジノヘロアルカノンの製造法ヨR1−CT
C−R2・・・・・・(11x (式中、R、* R2は同Sまたは異極の低級アルキル
基、又はハロダン原子を我わす。)が提供されるうさら
に詳しく本発明の内容を述べると、上記一般式〔I〕で
表わされるアセチレン化合物と無機塩基の水溶液とから
成る系にノ・口ダンを供給し、該アセチレン化合物を酸
化すること圧より、目的とするジハロアルカノンが合成
される。同様の結果が得られろ酸化剤としては次亜ノ・
ロダン酸化合物があシ、上記一般式[1)で表わされる
アセチレン化合物と、次亜I・ロダン酸化合物の水溶液
とを接触させることによシゾハロアルカノンを合成する
ことができる。
原料として用いられるアセチレン化合物の具体例として
は、例えばブチン−2、ペンチン−2などが挙げられ、
とくにブチン−2が常用される。
合成反応における反応温度は通常−10℃〜100℃、
好ましくは0〜50℃、反応圧力は0.5〜50気圧、
好ましくは1〜5気圧から選ばれ、原料としてのアセチ
レン化合物の沸点を勘案して適宜決定される。原料とし
てのアセチレン化合物1モルを基準とした場合、無機塩
基の使用量は通常0、3〜10モル、好ましくは0.6
〜3モルでちゃ、これを溶解するのに必要な水を添加し
て無機塩基の水溶液とするが、所要の水量は温度に応じ
て予め設定することが可能であシ、好ましくはやや過剰
量の水を加えて所望の水溶液を得ることができるつ反応
の途上において経時的に無機塩類の析出を見るようなこ
とがありても反応にはとくに悪影響は見られないが、攪
拌等に操作上の支障が生じないようにする必要がある。
用いられる無機塩基の具体例としては、例えば炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリ
ウムなどのごとき弱塩基、水酸化リチウム、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化マ
グネシウムなどのごとき強塩基が例示され、なかでも反
応性の点で弱塩基、とくに炭酸塩または重炭酸塩が常用
される。
酸化剤としてのハロダン(例えば塩素、臭素など)は、
原料としてのアセチレン化合物1モルに対し通常2モル
以上を用いるが、その使用量の上限は、未反応ハロダン
の後処理や多ハロrノ化物の副生物の生成などの不利益
を考慮して適宜限定すればよい。
酸化剤として次亜ハロダン酸化合物(すなわち次亜ハロ
ダン酸または次亜ハロダン酸塩)を用いる場合には、ア
セチレン化合物と次亜ハI:Iダン酸化合物の水溶液を
接触させることによりて反応が行われる。次亜ノ10ダ
ン酸化合物の使用量は、通常、アセチレン化合物1モル
に対し2モル以上である。
反応用の装置としては、ノ・口ダン、次亜ノ・ロダン酸
及び次亜ハロダン酸塩の水溶液に耐食性があればよく、
回分式、連続式、1型、基型等々の当該分野で常用され
る形式のものであれば十分である。
(発明の効果) かくして本発明によれば、前記一般式Cl0)で表わさ
れるジハロアルカノンの合成に関し、極めて容易で実用
性のある方法が提供される。
以下に実施例によってさらに本発明の詳細な説明する。
なお、実施例中の部数はとくに付言しない限り重量部を
示す。
実施例1 ゾチンー2.54部と炭酸ナトリウム水溶液1160部
(炭酸ナトリウム140部を含む)とを攪拌機つきの四
つロフラスコに入れ、水浴中に浸し、内容物の温度O℃
の状態で攪拌しながら塩素ガスを徐々に供給した。反応
液の−が次第に低下するとともに炭酸ガスの発生が見ら
れたので、これをフラスコに付した冷却還流器を通して
系外へ導き放出した。
反応が進行するとともに不溶部分の析出が見られるが、
攪拌を継続し、系の−が6〜7からさらに低下しようと
する近辺で反応を停止した。
反応液は、静置後、水相を除き、引続き水洗してから有
機相を取シ出して塩化カルシウムで乾燥した。この有機
相をガラス製精留装置(理論段7段)で減圧下(100
日HII)、還流比20で分留し、初留は除いて52〜
54℃の留分80.7部を得た。ガスクロマトグラフに
より分析した結果、この留分は96チの3,3−ジクロ
ルブタノンと1−の2.3−ジクロルブテン−2及び高
沸分3チから成ることがわがシ、仕込みブチン〜2に対
する3、3−ジクロルブタノンの単離収率は55慢であ
った。
実施例2 実施例1で用いた、炭酸す) IJウム水溶液にかえて
炭酸カリウム184部を含む水溶液1190部を用いる
こと以外は実施例1と同様にして反応を行い、精留前の
有機相を直接ガスクロマトグラフで分析した結果、3.
3−ジクロルブタノン−2の収率はブチン−2に対して
70−であった。
実施例3 実施例1で用いた炭酸す) IJウム水溶液にかえて、
重炭酸ナトリウム水溶液1170部(重炭酸ナトリウム
170部を含む)を用いること以外は実施例1と同様に
して反応させ、精留前の有機相な分析して3,3−ジク
ロルブタノン−2の収率な求めたところ、原料ブチン−
2に対して3596でめりた・ 実施例4 ブチン−254部と水200部を四つロフラスコ中で攪
拌混合しながら、次亜塩素酸ナトリウム10重量%の水
溶液1510部を約4時間で逐次的に添加した。反応系
の温度はO℃〜5℃に保った0反応終了後、有機相をガ
スクロマトグラフで分析した結果、3,3−ジクロルブ
タノンの収率は原料ブチン−2に対し48%でありた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式〔 I 〕で表わされるアセチレン化合物
    を(A)無機塩基の水溶液中でハロゲンで酸化するか、
    または(B)次亜ハロゲン酸化合物で酸化することを特
    徴とする下記一般式〔II〕で表わされるジハロアルカノ
    ンの製造法。 R_1−C≡C−R_2・・・〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔II〕 (式中、R_1、R_2は同種または異種の低級アルキ
    ル基、Xはハロゲン原子を表わす。)
JP26915284A 1984-12-20 1984-12-20 ジハロアルカノンの製造法 Granted JPS61148137A (ja)

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