JPH03109359A - ジアルキルカルボネートの製法 - Google Patents

ジアルキルカルボネートの製法

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JPH03109359A
JPH03109359A JP2211748A JP21174890A JPH03109359A JP H03109359 A JPH03109359 A JP H03109359A JP 2211748 A JP2211748 A JP 2211748A JP 21174890 A JP21174890 A JP 21174890A JP H03109359 A JPH03109359 A JP H03109359A
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JP
Japan
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copper
formula
reaction
solvent
urea
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Pending
Application number
JP2211748A
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English (en)
Inventor
Klaus Joerg
クラウス・ヨルク
Rudolf Kummer
ルドルフ・クンマー
Franz-Josef Mueller
フランツ―ヨーゼフ・ミユラー
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BASF SE
Original Assignee
BASF SE
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C68/00Preparation of esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C68/01Preparation of esters of carbonic or haloformic acids from carbon monoxide and oxygen

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一数式I: 1 R璽−0−C−0−R1” ) E式中R1はC1〜Cl0−アルキル基を表わすJのジ
アルキルカルボネートを、アルコールRIOHを、−酸
化炭素/M素−ガス混合物と、銅触媒および共溶媒の存
在で、高められた温度および高められた圧力で反応させ
ることにより製造する方法に関する。
従来の技術 サエグサ(Saegusa )その他(J、Org。
Chew、35. 2976〜2978 (1970年
))は−酸化炭素、酸素およびメタノールからのジメチ
ルカルボネートの、塩化(メトキシ)銅−触媒反応され
た製造を記載している。
特公昭45−11129号公報によりこの目的のために
ハロゲン化銅(I[)を使用する。
西ドイツ国特許出願公開第2743690号明細書では
ジメチルカルボネートの製造のために一価の銅の単純塩
を使用し、西ドイツ国特許出願公開第2110194号
明細書はこれに対しピリジン、ジピリジルまたはフェナ
ントロリンのような窒素含有複素環との銅錯体の使用が
有利である。この種の窒素含有複素環はまた米国特許第
4761467号明細書にも炭酸エステルの製造のだめ
の塩化(メトキシ)銅との結合で使用され、それに対し
て西ドイツ国特許出頭公開第2334736号明細書は
この反応の際の銅のための錯化剤としてトリアリールホ
スフィンオキシト、有機ホスファイト、ホスフェートま
たはホスホネートを要求している。炭酸エステルの製造
の際の銅イオン用錯化剤としての窒素塩基は米国特許第
4370275号明細書の対象である。
有機反応媒体中で難溶性の銅触媒の可溶化のための他の
方法は米国特許第4636576号明細書および米国特
許第4638076号明細書に記載されている。古典的
な錯形成剤の代わりに反応媒体に、環状アミド、たとえ
ばN−メチルピロリドンまたはカプロラクタム、ないし
はリン酸アミド、たとえばヘキサメチルリン酸トリアミ
ドまたはトリ(ペンタメチレン)リン酸トリアミドのよ
うな難揮発性共溶媒を添加する。
ジアルキルカルボネートの製造のための、記述された多
数の公知方法は、そのつど宣伝された溶液でなお不十分
な空時収率、反応混合物の加工の際の問題、腐蝕問題お
よび毒性錯形成剤または共溶媒の使用に関連する問題の
ような多数の欠点を示す。
発明が解決しようとする問題点 本発明は従って、これまでの方法の欠点を有しない、ジ
アルキルカルボネートの製法を見出すことを課題とした
問題点を解決するための手段 それに相当して一般式1: %式% [式中R1はct”cto−アルキル基を表わす1のジ
アルキルカルボネートを、アルコールR10Hの、−酸
化炭素/酸素−ガス混合物との、銅触媒および共溶媒の
存在での高められた温度および高められた圧力での反応
により製造する方法が見出され、これは共溶媒として一
数式■: ]の環状原素を使用することを特徴とする。
共溶媒として本発明による方法で一数式■の環状尿素を
使用し、式中nは2,3または4の数を表わし、R2は
水素またはメチル−エチル−プロピル−またはブチル基
を表わす。基R2は同じかまたは異なり、直鎖または分
校であってよい。特にしかし基R2が同じおよび直鎖の
アルキル基である、環状尿素を使用する。
特に有利な共溶媒は弐■: のジメチルエチレン尿素(DMEU)および式: E式中nは2,3または4の数を表わし、R2は水素ま
たはC1−C4−アルキル基を表わすもちろん種々の環
状尿素の混合物も共溶媒として使用できる。
反応式(1): により図示される、ジアルキルカルボネートrの製造の
l;めに、反応すべきアルカノールヲ環状尿素および銅
触媒と一緒に反応器中に装入する。その際一般にアルカ
ノール:環状尿素:銅塩のモル比はl : 0.1〜l
:o、ol〜0.1、有利にl:0.2〜0.6:0.
03〜0.07および殊に1:0.4〜0.5:0.0
4〜0.06である。
一般に本発明による方法により、C1〜Cl0−アルカ
ノールが相当するジアルキルカルボネートに変換される
。より高級な類縁体の反応が同様に可能であり、しかし
経済的には重要でない。反応すべきアルコールは直鎖ま
たは分枝であってよい。特に本発明による方法によりc
1〜C4−アルカノール ボネートの製造が特に有利である。
銅触媒として本発明による方法が一般にハロゲン化銅の
ような単純な銅塩、有利に塩化銅(I)、臭化# (1
)またはヨウ化#i (I)のようなハロゲン化銅(■
)、硫酸鋼または銅(メトキシ)クロリド、銅(エトキ
シ)クロリド、銅(プロポキシ)クロリド、銅(ブトキ
シ)クロリドまたは銅(メトキシ)プロミドのような銅
(アルコキシ)ハロゲニドを使用する。触媒としての銅
(アルコキシ)ハロゲニドの使用の際、さもなければ混
合されたジアルキルカルボネートが生じ、これは一般に
所望でないので、反応すべきアルカノールに相当するア
ルコキシ成分を選択するのが有利である。
反応式(1)による反応が銅塩から触媒活性化されたレ
ドックス反応であるので、反応の途中で反応混合物中に
銅(I)−および銅(n)−塩の均衡が形成され、これ
はたとえば使用物質としてハロゲン化@ (1)または
銅(アルコキシ)ハロゲニドから出発するかどうかには
依存しない。
反応は、−酸化炭素/酸素−ガス混合物を反応混合物中
へ導入することにより始める。このガス混合物の組成は
広い範囲で任意に選択され、有利にしかしその酸素含量
が、爆発可能なガス混合物を形成できないほどわずかに
保たれかつその酸素含量が、それにもかかわらず満足な
変換率およびそれにより良好な空−時一収率を保証する
のに十分大きい、ガス混合物で作業する。一般に1:0
.05〜0.I5、特にI:0。
05〜0.10、殊にl:0.06〜0.08の1規定
CO102−モル比を適用する。
反応ガスーー酸化炭素および酸素−を反応器中に存在す
る液体中へ導入する。反応ガスのより良い分散のために
液状反応混合物を反応器中で付加的に機械的に撹拌する
。反応器タイプとして有利に気泡反応器を選択し、これ
は加熱できかつ所望により付加的に撹拌装置を装えてい
る。
反応は有利に高められた圧力下に、一般に1〜100、
特に10〜50、特に有利に20〜30バールの圧力で
実施する。反応は一般に70〜150、有利に80〜1
30、殊に90〜120℃である。
反応は連続的または非連続的に実施する。連続的作業方
法の際反応ガスは反応媒体を通して、未反応の一酸化炭
素/酸素−廃ガス、形成されたジアルキルカルボネート
が、反応水および低瀦点の三成分共沸物の形成のために
必要な量のアルカノールと一緒に流れながら、即ちそれ
が生じるように反応混合物からストリップされるという
ふうに導かれる。この効果は一般に反応器中に銅触媒と
して存在する銅g当りlO〜50、有利に15〜35、
殊に20〜3ONICo102−ガス流を液状反応混合
物を通して導くことにより達成される。銅触媒および共
溶媒はこの条件下に反応器中に残留する。
ガス状反応器排出物を引続き冷却器中でその室温でガス
状の一酸化炭素−書び酸素−および液状−ジアルキルカ
ルボネート、反応水およびアルカノール−成分に分解す
る。反応原ガスは有利にその一酸化炭素−および酸素含
量の補足後このガスの消費の割り合いに応じて再び反応
中へ戻される。分離装置に除去される液状成分を蒸留し
、ジアルキルカルボネートを単離しかつアルカノールを
所望により再び反応器中へ導く。
チャージに応じた操作で、本発明による方法によりジメ
チルカルボネート−収率が80〜90%の高さで達成さ
れる。
実施例 例  1 無水メタノールl O5i? 、CuOMeCI  1
4.0g (0,11モル)およびDMPU (ジメチ
ルプロピレン尿素、沸点246°Cり409を0.3Q
腐蝕安定オ一トクレーブ中30分間にわたって90℃お
よび35バールのC〇−圧で反応させた。反応混合物の
放圧および冷却後排出物はガスクロマトグラフィー分析
により90%までのジメチルカルボネート(使用される
Cu−塩に対し)を有した。選択性は99%であっtこ
 。
例  2 無水メタノール105g、CuC110,5g (0,
11モル)およびDMEU (ジメチルエチレン尿素、
沸点225℃)40gをまず15分間にわたって90°
Cおよび8バールのo2−圧で反応させI;。引続き0
2をGoに代え、30分間にわたって35バールでメタ
ノールをジメチルカルボネート(DMC)に変換させた
DMCの収率はGC−分析により76%(使用されるC
u−塩に対し)であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中R^1はC_1〜C_1_0−アルキル基を表わ
    す]のジアルキルカルボネートを、アルコールR^1O
    Hの、一酸化炭素/酸素−ガス混合物との、銅触媒およ
    び共溶媒の存在で、高められた温度および高められた圧
    力での反応により製造する方法において、共溶媒として
    一般式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中nは2、3または4の数を表わし、R^2は水素
    またはC_1〜C_4−アルキル基を表わす]の環状尿
    素を使用することを特徴とする、ジアルキルカルボネー
    トの製法。
JP2211748A 1989-08-12 1990-08-13 ジアルキルカルボネートの製法 Pending JPH03109359A (ja)

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DE3926710A DE3926710A1 (de) 1989-08-12 1989-08-12 Verfahren zur herstellung von dialkylcarbonaten
DE3926710.5 1989-08-12

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US5151541A (en) 1992-09-29
EP0413217B1 (de) 1994-06-08
DE3926710A1 (de) 1991-02-14
EP0413217A2 (de) 1991-02-20
ES2054176T3 (es) 1994-08-01
EP0413217A3 (en) 1992-02-12
DE59006008D1 (de) 1994-07-14

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