JPS61147894A - 電気亜鉛メツキ方法 - Google Patents
電気亜鉛メツキ方法Info
- Publication number
- JPS61147894A JPS61147894A JP26936684A JP26936684A JPS61147894A JP S61147894 A JPS61147894 A JP S61147894A JP 26936684 A JP26936684 A JP 26936684A JP 26936684 A JP26936684 A JP 26936684A JP S61147894 A JPS61147894 A JP S61147894A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plating
- steel plate
- current density
- ferrous ions
- crystal
- Prior art date
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- Pending
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- Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、電気亜鉛メツ士方法に関するものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)電気
亜鉛連続メツ+における厚メツ牛においては、ラインス
ピードを低下させメツ士時間を長くとる方法と、電流密
度を高くして極力高ラインスピードでメツ士する方法が
ある。しかし、前者の場合は生産性を低下し、又後者の
場合は表面のメツ+金属が柱状晶化し、又メツ+焼けと
称するバラタ−状のメツ牛が生じて商品価値が著しく低
下する。即ち、柱状晶の間隙に化成処理が十分行き渡ら
ず、化成処理後の品質性能が劣化したり、成形加工時に
メツ中層にクラ・ンクが生じ易く、かつタイスへの転着
も起こり易い問題がある。一方、同一メッ士ラインで複
数回通板して所定の庫メツ牛を施す方法もあるが、これ
も生産性を低下させる欠点を伴うものである。
亜鉛連続メツ+における厚メツ牛においては、ラインス
ピードを低下させメツ士時間を長くとる方法と、電流密
度を高くして極力高ラインスピードでメツ士する方法が
ある。しかし、前者の場合は生産性を低下し、又後者の
場合は表面のメツ+金属が柱状晶化し、又メツ+焼けと
称するバラタ−状のメツ牛が生じて商品価値が著しく低
下する。即ち、柱状晶の間隙に化成処理が十分行き渡ら
ず、化成処理後の品質性能が劣化したり、成形加工時に
メツ中層にクラ・ンクが生じ易く、かつタイスへの転着
も起こり易い問題がある。一方、同一メッ士ラインで複
数回通板して所定の庫メツ牛を施す方法もあるが、これ
も生産性を低下させる欠点を伴うものである。
本発明は、このような従来技術の欠点を有利に解決する
ためになされたものである。
ためになされたものである。
(問題を解決するための手段)
一般に約120jL/d−以上の高電流密度になると前
記のごとく、メツ士金属が柱状晶化してくる。そこで本
発明は、電気亜鉛メツ士浴中に鉄族イオンを0.5〜1
0 t/l添加することを特徴とする電気亜鉛メツ牛方
法にある。
記のごとく、メツ士金属が柱状晶化してくる。そこで本
発明は、電気亜鉛メツ士浴中に鉄族イオンを0.5〜1
0 t/l添加することを特徴とする電気亜鉛メツ牛方
法にある。
即ち、メツ牛浴中に鉄族イオンとして、鉄、ニッケル、
コバルトを例えば塩化物、硫酸塩、炭酸塩、酸化物、水
酸化物、亜鉛との合金、又は単体の粒子もしくは粉末で
、イオンとして1種又は281以上を溶解することで鉄
族イオンを添加し、この作用によりメツ+金属の結晶の
粗大化な妨げ、結晶の微細化とメツ中表面の平坦化を実
現し、メツ牛外観、化成処理性、成形性に有利なメツ中
鋼板を製造するものである。
コバルトを例えば塩化物、硫酸塩、炭酸塩、酸化物、水
酸化物、亜鉛との合金、又は単体の粒子もしくは粉末で
、イオンとして1種又は281以上を溶解することで鉄
族イオンを添加し、この作用によりメツ+金属の結晶の
粗大化な妨げ、結晶の微細化とメツ中表面の平坦化を実
現し、メツ牛外観、化成処理性、成形性に有利なメツ中
鋼板を製造するものである。
本発明方法によるメツ牛の例を第1図(イ)、第2図(
イ)、0%Q9に示すが、メツ中表面は顕微鏡写真のご
とく平坦化され、結晶が微細化している。、第1図0及
び第2図口は従来例の表面を示す。但し、メツ中条件は
本発明は実施例11従来例は比較例で実施したものであ
る。
イ)、0%Q9に示すが、メツ中表面は顕微鏡写真のご
とく平坦化され、結晶が微細化している。、第1図0及
び第2図口は従来例の表面を示す。但し、メツ中条件は
本発明は実施例11従来例は比較例で実施したものであ
る。
なお本発明は従来よく使用される硫酸系浴、塩化物系浴
いずれにも有効で、Zn イ尤V濃度に関係なく効果
があるが、Zn”+濃度やメツ十浴温は高い方がより効
果的である。このように本発明によれば高電流密度にも
かかわらず、メツ牛金属表面の平坦化と、j;、+!ッ
牛金金属結晶微細化により耐食性に優れた電気亜鉛厚メ
ツ十の製造が可能である。
いずれにも有効で、Zn イ尤V濃度に関係なく効果
があるが、Zn”+濃度やメツ十浴温は高い方がより効
果的である。このように本発明によれば高電流密度にも
かかわらず、メツ牛金属表面の平坦化と、j;、+!ッ
牛金金属結晶微細化により耐食性に優れた電気亜鉛厚メ
ツ十の製造が可能である。
このような本発明は、電流密度80〜300Vdm %
メツ牛i16017m以上で十分効果がある。鉄族イ
オン濃度は総量で0.5〜t Ot/lで良好なメツ牛
が得られ、0.5 f/13未満では効果が殆どなく、
iop、’g超ではメツ牛外観が黒ずみ不適となる上に
、メツ士層中の鉄族金属濃度が増大しZnメ・ν十の特
性を失なう欠点がある。
メツ牛i16017m以上で十分効果がある。鉄族イ
オン濃度は総量で0.5〜t Ot/lで良好なメツ牛
が得られ、0.5 f/13未満では効果が殆どなく、
iop、’g超ではメツ牛外観が黒ずみ不適となる上に
、メツ士層中の鉄族金属濃度が増大しZnメ・ν十の特
性を失なう欠点がある。
上記範囲においてメツ牛浴中に鉄族イオンを添加するこ
とによりメツ牛外観が向上するのは、Znの電析反応に
おいて鉄族イオンが結晶核の生成を促進させて電析結晶
を微細化することによる。そのメカニズムについては以
下のごとく考えられる。即ち、高電流密・度でのZnの
電析反応は陰極表面でpHが上昇するためZn(OH)
2として沈殿し、陰極表面の活性点に吸着する。
とによりメツ牛外観が向上するのは、Znの電析反応に
おいて鉄族イオンが結晶核の生成を促進させて電析結晶
を微細化することによる。そのメカニズムについては以
下のごとく考えられる。即ち、高電流密・度でのZnの
電析反応は陰極表面でpHが上昇するためZn(OH)
2として沈殿し、陰極表面の活性点に吸着する。
次いで脱水反応、放電反応によりZnの結晶格子が形成
されると考えられ、一旦Znの結晶核が形成されると、
鋼板表面に電析するがH2過電圧の大きいZn結晶上に
電析することがより有利のため結晶の成長が促進される
ことになり、結晶が巨大化してゆくものと考えられる。
されると考えられ、一旦Znの結晶核が形成されると、
鋼板表面に電析するがH2過電圧の大きいZn結晶上に
電析することがより有利のため結晶の成長が促進される
ことになり、結晶が巨大化してゆくものと考えられる。
ところが鉄族イオンが添加されると同様に鉄族イオンの
水酸化物が形成され、陰極表面の活性点に゛ 吸着す
る。この吸着点がZnの結晶核となるため結晶核生成が
促進されて、鋼板表面で結晶が微細かつ平滑に成長する
ことになると考えられる。
水酸化物が形成され、陰極表面の活性点に゛ 吸着す
る。この吸着点がZnの結晶核となるため結晶核生成が
促進されて、鋼板表面で結晶が微細かつ平滑に成長する
ことになると考えられる。
なおZn−Fe合合金メツ温浴異常型電析として知られ
℃おり、高電流密度においてはFeの電析よりhの電析
が起こり易いため、本発明の如き0.5〜10 f/l
の鉄族イオン濃度範囲ではほとんど鉄族元素は共析せず
、メツ牛層中の鉄族元素濃度は1%以下であり、実質的
には合金メツ牛ではなく、znメツ牛に属する。従って
本発明は従来知られているFe−Zn合金やZn−Ni
合金メツ士等とは根本的に異なるもので、通常の電気Z
nメツ牛により得られるメツ牛製品と比較して品質、特
性は同様で、その他のメツ牛品質は損なわれない利点を
有する。
℃おり、高電流密度においてはFeの電析よりhの電析
が起こり易いため、本発明の如き0.5〜10 f/l
の鉄族イオン濃度範囲ではほとんど鉄族元素は共析せず
、メツ牛層中の鉄族元素濃度は1%以下であり、実質的
には合金メツ牛ではなく、znメツ牛に属する。従って
本発明は従来知られているFe−Zn合金やZn−Ni
合金メツ士等とは根本的に異なるもので、通常の電気Z
nメツ牛により得られるメツ牛製品と比較して品質、特
性は同様で、その他のメツ牛品質は損なわれない利点を
有する。
なおメツ牛浴中にその他の添加剤、例えば電導度付与の
ためNa 、NH4、Kなどの各種イオンを添加しても
有効で、更にpH調整剤としてのH2SO4、HOIな
どが添加されても本発明の有効性は損なわれない。更に
本発明はその他の有機系光沢剤と併用しても有効である
。
ためNa 、NH4、Kなどの各種イオンを添加しても
有効で、更にpH調整剤としてのH2SO4、HOIな
どが添加されても本発明の有効性は損なわれない。更に
本発明はその他の有機系光沢剤と併用しても有効である
。
(実施例)
次に本発明の実施例を比較例とともに挙げる。
上記のごとく本発明によればメツ士結晶を微細化し、表
面を平滑化することができる。
面を平滑化することができる。
(本発明の効果)
高電流密度においても結晶が微細に析出するため、表面
が平滑美麗で、メツ+外観に優れており、かつ化成処理
性、塗装耐食性などの改善効果がある上に、成形性の向
上効果があり、品質特性に優れたメツ牛製品が得られる
。
が平滑美麗で、メツ+外観に優れており、かつ化成処理
性、塗装耐食性などの改善効果がある上に、成形性の向
上効果があり、品質特性に優れたメツ牛製品が得られる
。
第1図(イ)、Oは、本発明例と従来例のメツ牛鋼板表
面を示す顕微鏡写真(6000倍)、第2回頭、tl)
S(/N、■は実施例及び比較例のメツ中鋼板断面の顕
微鏡写真(400倍)である。
面を示す顕微鏡写真(6000倍)、第2回頭、tl)
S(/N、■は実施例及び比較例のメツ中鋼板断面の顕
微鏡写真(400倍)である。
Claims (1)
- 電気亜鉛メッキ浴中に鉄イオン、ニッケルイオン、コバ
ルトイオンの一種又は二種以上を総量で0.5〜10g
/lを添加することを特徴とする電気亜鉛メッキ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26936684A JPS61147894A (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | 電気亜鉛メツキ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26936684A JPS61147894A (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | 電気亜鉛メツキ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61147894A true JPS61147894A (ja) | 1986-07-05 |
Family
ID=17471382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26936684A Pending JPS61147894A (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | 電気亜鉛メツキ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61147894A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0394092A (ja) * | 1989-09-05 | 1991-04-18 | Ebara Yuujiraito Kk | 電気めっき製品の製造法 |
-
1984
- 1984-12-20 JP JP26936684A patent/JPS61147894A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0394092A (ja) * | 1989-09-05 | 1991-04-18 | Ebara Yuujiraito Kk | 電気めっき製品の製造法 |
JPH0570717B2 (ja) * | 1989-09-05 | 1993-10-05 | Ebara Udylite Kk |
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