JPS61146526A - 積層導電フイルムの製造方法 - Google Patents

積層導電フイルムの製造方法

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JPS61146526A
JPS61146526A JP26843084A JP26843084A JPS61146526A JP S61146526 A JPS61146526 A JP S61146526A JP 26843084 A JP26843084 A JP 26843084A JP 26843084 A JP26843084 A JP 26843084A JP S61146526 A JPS61146526 A JP S61146526A
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JP
Japan
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conductive film
transparent conductive
resin
top coat
film
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JP26843084A
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Junji Tanaka
順二 田中
Kyuichi Hirano
平野 久一
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は高分子に金属および/または金属酸化物を主成
分とする導電膜を付与した耐擦過傷性に優れた透明導電
性フィルム回路板の製造方法に関するものである。
[従米枝術1 従来、透明導電フィルムは主にポリエステルフィルムを
ベースとし、エレクトロルミネッセンスディスプレイや
エレクトロミックディスプレイの透明電極、デイフロス
タ、透明ヒータ等の面発熱体やタッチパネル等の面スィ
ッチ、赤外線反射膜、及び透明フレキシブル回路等に広
く用いられてきたが、最近は液晶表示素子への適用も検
討されている。
透明導電性フィルムは、フィルム状の回路板電極を使用
することにより素子を薄型化できる点、生産工程におい
て取り扱い易く打ち抜き加工等も可能である点、フィル
ム状素材から連続生産が可能であり、コスト面でも有利
になるという点等より注目されている。
透明導電性フィルムの用途が拡大されてくるにつれて、
その要求性能も過酷なものが増大してきた。
特にタッチパネル等に使用するためには、耐擦過傷性が
非常に重要である。
耐擦過傷性を向上させるためには、フィルム基材の上に
半無機ポリマー(珪素樹脂等)や有機化合物等を形成さ
せ、更にその上に導電性層を形成させる方法(特開昭5
6−10450号公報)や、導電性膜の上に硬質の有機
化合物や無機化合物の層を保護層として設けることが試
みられて来たが透明導電性フィルムはパターン加工し回
路板としてから使用することが通常である。
しかしながらこのような絶縁物を用いたトップコートの
場合、トップコート層の厚みがある値以上になると急激
に接触抵抗が増大するため回路板電極としての機能をは
なさなくなる。
一方当然のことながら耐擦過傷性を向上するためにはト
ップフート層は厚い方がよい。
そこで本出願者等は従来の発想を全く変え導電性を有す
る塗料をトップコート層としてを付与することに着目し
た。
[発明の目的1 本発明は、従来の方法では得られなかった耐擦過傷性に
優れ、かつ透明性に優れた透明導電フィルムを得んとし
て研究した結果、透明でかつ導電性を有する塗料を導電
膜上にトップコートすれば要求性能をすべて満足する透
明導電性フィルムが得られるとの知見を得、更にこの知
見に基づト種々研究を進めて本発明を完成するに到った
ものである。
[発明の構成1 本発明は導電性を有する透明な塗料をトップコートする
ことを特徴とする透明導電性フィルムの製造方法である
本発明に用いる高分子フィルムは、真空蒸着、イオンプ
レーティング又はスパッタ法等で導電性膜を形成するた
めに耐熱性のある高分子フィルムが用いられ、ポリイミ
ド、ポリアミドイミド、ポリアミド、ポリスルホン、ポ
リエーテルスルホン をはじめとしポリエステル系樹脂、芳香族ポリアミド系
樹脂等があげられる。
・ もちろんこれ等はホモポリマー、コポリマーとして
単独又はブレンドして使用しても何等さしつかえはない
又導電性膜素材である金属および/金属酸化物としては
、金、銀、ジルコニウム、インジウム、スズ、チタン等
や又は酸化スズ、酸化インジウム、スズ−カドミウム酸
化物等を使用すること力咄米る。
当然該導電性膜を高分子フィルムに付与するには、真空
蒸着法、スパッタ法等の物理堆積法や化学メッキ法、気
相法等の化学堆積法で導電性膜を付与しでも何らさしつ
かえはない。
又これ等の導電性膜を高分子フィルムに付与するのに、
その密着性等を向上させるために高分子フィルムと導電
性膜の間に第3層を形成させたものであっても何らさし
されりはなく、むしろ高分子フィルムと導電性膜の密着
性をあげるということは、その透明導電性フィルムの回
礼性や加工性を向上させるために望ましいものである。
高分子フィルムに導電性膜を付与し、その上にトップコ
ートする。
トップコートとして用いる透明導電性塗料は、フィラー
として摩電性素材である金属および/又は金属酸化物と
して金、銀、ジルコニウム、インジウム、スズ、チタン
等や又は酸化スズ、酸化インジウム、スズ−カドミウム
酸化物等の粉末を用いる。
透明導電性塗料のバインダーとしてはアクリル樹脂、ス
チレン樹脂、酢酸ビニル樹脂などの熱可塑性樹脂を用い
てもよいし、エポキシ樹脂、フェノール樹脂などの熱硬
化性樹脂を用いてもよい。
もちろんこれらはホモポリマーとして用いてもよいしコ
ポリマーとして用いても何らさしつかえない。
この導電性塗料を導電性膜上にコーティングする。
これは導電性膜をパターン加工する前でも後でも何らさ
しつかえない。
尚、通常市販されている導電性塗料としては神東塗料(
株)のシントロン等があるが、単独で厚み2μmにコー
ティングした場合表面抵抗値が105Ω/口、可視光の
光線透過率が85%という性能を有しているが、タッチ
パネル等の電極として用いるには表面抵抗値が103Ω
/口以下好ましくは102Ω/口以下であることが必要
であるためこれらの市販の導電性塗料を単独で電極とし
て用いることは困難である。
一方真空蒸着法、イオンプレーティング法やスパッタリ
ング法で作製した導電性薄膜は透明性、導電性は非常に
優れているが耐擦過傷性に乏しくタッチパネル用電極等
には使用できないという欠点を有している。
これらの各々の欠点を相おぎない、従来者えられなかっ
た耐擦過傷性、透明性及び導電性に優れた積層導電フィ
ルムが得られる。
[発明の効果1 本発明は導電性膜上に、透明導電性塗料をコーティング
したものであり、絶縁物を用いてトップコートしたもの
に比べて充分に厚い保護層を付与し得ることにより従来
得られなかった耐擦過傷性を持ち、かつ高透明性の透明
導電性フィルムが得られるものできわめて優れたもので
ある。
[実施例] 実施例 ポリエーテルスルホンフィルムを基板とし、真空蒸着法
にて厚さ300人にインジウムを主成分とした透明導電
膜を形成した。
この透明導電性フィルムにパターン加工を施こし、これ
に導電性塗料(神東塗料(株)製シントロンC−442
3)を2μmになるようにコーティングした。
このようにして作製した透明導電性フィルムはシート抵
抗310Ω/口、可視光の透過率81%であった。
また、100g/cm2の荷重をかけたが一ゼで10万
回摩擦したが抵抗値の変化はまったく見られなかった。
比較例 実施例と同一の条件で導電膜を形成し、トップコートを
形成しなかった。
シート抵抗値は300Ω/口、可視光の透過率は83%
であった。
また、100g/cI112の荷重をかけたガーゼで5
千回摩擦すると、シート抵抗値力弓OKΩ/口になり、
耐擦過傷性が不良であった。
以上の理由で本発明の透明導電性フィルムは優れたもの
であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高分子フィルムに真空蒸着法、イオンプレーティング法
    、あるいはスパッタリング法にて金属および/または金
    属酸化物の薄膜を導電層として形成し、更に導電性を有
    する塗料をトップコート層としてを形成することを特徴
    とする透明導電フィルムの製造方法。
JP26843084A 1984-12-21 1984-12-21 積層導電フイルムの製造方法 Granted JPS61146526A (ja)

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WO2009057637A1 (ja) * 2007-10-31 2009-05-07 Sumitomo Metal Mining Co., Ltd. フレキシブル透明導電フィルム及びこれを用いたフレキシブル機能性素子
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