JPS61145254A - 樹脂組成物 - Google Patents

樹脂組成物

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JPS61145254A
JPS61145254A JP26724484A JP26724484A JPS61145254A JP S61145254 A JPS61145254 A JP S61145254A JP 26724484 A JP26724484 A JP 26724484A JP 26724484 A JP26724484 A JP 26724484A JP S61145254 A JPS61145254 A JP S61145254A
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Masanori Sakurai
桜井 正憲
Toshikazu Umemura
俊和 梅村
Yoshihei Mizutani
善平 水谷
Toshikatsu Kawada
川田 利勝
Rikizo Kobashi
小橋 力三
Shigeyuki Takase
高瀬 茂之
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NOF Corp
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、(メタ)アクリル酸誘導体の共重合体で表面
処理した、改良された熱安定性、分散性を有する、有機
又は無機顔料を配合してなる熱可塑性樹脂組成物に関す
る。
〔従来の技術〕
各種熱可塑性樹脂に有機又は無機顔料を配合して、着色
したり、耐候性や導電性のような機能性を与えることは
、広く行われている。
しかし、すべてのrn料が、どのような熱可塑性樹脂に
も適用できるという訳ではなく、顔料によっては、著し
く樹脂の熱安定性を劣化させたり、機械的強度の低下を
招くものもあり、又、マトリックス樹脂への分散性が悪
く、配合時に強力な機械的混練や分散剤の添加を必要と
するものも多い。
一般に、顔料分散剤としては、多価アルカリ土類金属脂
肪酸塩、脂肪酸アミド、低分子量ポリエチレンワックス
、パラフィン類、シリコーンオイル等が使用されるが、
これらは成形品表面のフローマーク、銀条、スキン層の
膨れ等の現象又は変色等の原因となることも多く、無制
限に用いることはできない。
又、成形温度が200℃以上では、顔料分散剤自体の分
解が生じることが多く、その使用量は、マトリックス樹
脂に対して0.5重量%以下、好ましくは0.2重量%
以下に制限されるべきであるが、逆に0.5重量%以下
では、ドライカラー等の着色方法の場合・顔料の分散不
良を生じることも多い       ・、5、ため、実
際」−1使用量を0.5重量%以下に制限することは困
難である。
一方、顔料分散剤の使用量を低減するために、顔料を表
面処理することにより、分散性を改良することも知られ
ている。
例えば、前記顔料分散剤で予め顔料表面を処理する方法
があるが、成形温度が200°C以上ではやはり、熱安
定性の低下の原因となる。又、無機顔料を有機チタネー
トやシラン処理剤で処理する(特開昭5l−12261
)ことも行われるが、有機顔料には効果が少なく、又、
カーボンブラックのような比表面積の大きな顔料では処
理が難しい。
更に、カーボンブラックにビニル化合物をグラフトさせ
て分散性を改良する試み(特公昭52−3669、特開
昭5O−24147)も行われているが、この方法は、
酸化チタンや酸化鉄のような無機顔料及び殆どの有機顔
料には適用できず、又、カーボンブラックの樹脂の熱安
定性に対する悪影響を防止するにも充分と言えない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように、従来公知の方法は、いずれも無機及び有機
顔料に広く適用出来ず、特に、顔料によって分子量低下
を受は易い、ポリエステル、ポリアセクール、ポリアミ
ド等や、成形温度が高いため顔料分散剤の使用が制限さ
れる、変成ポリフェニレンエーテルに適用できる方法は
ない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、一
般式(N 9貫 で示されるポリオキシアルキレンアルコールエーテル(
メタ)アクリル酸エステル1〜99重量%、好ましくは
10〜90重景%と重 量bl一般式(IT) で示される高級アルコール(メタ)アクリル酸エステル
99〜1重量%、好ましくは90〜10重量% との共重合体で表面処理した有機又は無機顔料を熱可塑
性樹脂に分散させてなる樹脂組成物である。
前記一般式CI)で示されるポリオキシアルキレンアル
コールエーテル(メタ)アク+)ルfaXステル(以下
上ツマ−(alと略記する。)は、1〜6価のアルコー
ル類又はフェノール類のアルキレンオキシド付加物のア
クリル酸エステル又はメタクリル酸エステルで、遊離の
ヒドロキシル基が残っていてもよく、アルキレンオキシ
ドの付加モル数は、2〜1000であり、好ましくは5
〜100である。
このエステルを構成するアルコール類としては、メタノ
ール、エタノール、プロパツール、イソプロパツール、
ブタノール、イソブタノール、第三ブタノール、ヘキサ
ノール、オクタツール、2−エチルヘキサノール、イソ
ノナノール、デカノール、ドデカノール、イソトリデカ
ノール、テトラデカノール、ヘキサデカノール、オクタ
デカノール、イソステアリルアルコール、アイコサノー
ル、ドコサノール、アリルアルコール、オレイルアルコ
ール、エルシルアルコール、ヘンシルアルコール等の一
価アルコール、エチレングリコール、プロピレンクリコ
ール、フチレンゲリコール、ヘキシレングリコール、オ
クタンジオール、ドデカンジオール、ヘキサデカンジオ
ール、オクタデカンジオール、グリセリン、ポリグリセ
リン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン
、エリスリトール、ペンタエリスリトール、ジペンタエ
リスリトール、ソルビタン、ソルビト−ル、グルコース
、ショ糖等の多価アルコールがある。フェノール類とし
ては、フェノール、クレゾール、ブチルフェノール、オ
クチルフェノール、ノニルフェノール、ドデシルフェノ
ール、ジノニルフェノール等がある。
アルキレンオキシドとしては、エチレンオキシド、プロ
ピレンオキシド、ブチレンオキシド、テトラヒドロフラ
ン等の炭素数2〜4のアルキレンオキシドが用いられる
。これらのアルキレンオキシドは、前記アルコール類又
はフェノール類に1種又は2種以上が付加されるが、2
種以上の付加の場合は、ランダム状でもブロック状でも
よい。
アルコール類又はフェノール類のアルキレンオキシド付
加物は、アクリル酸又はメタクリル酸によってエステル
化されるが、多価アルコールのアルキレンオキシド付加
物の場合は、一部のヒドロキシル基が遊離の形で残って
いてもよい。
一方、前記一般式(II)で示される高級アルコール(
メタ)アクリル酸エステル(以下上ツマ−(blと略記
する。)は、炭素数6〜22の飽和又は不飽和アルコー
ル類のアクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルで
ある。
このエステルを構成するアルコール類としては、ヘキサ
ノール、イソヘプタツール、オクタツール、2−エチル
ヘキサノール、イソノナノール、デカノール、ドデカノ
ール、イソトリデカノール、テトラデカノール、ヘキサ
デカノール、オクタデカノール、イソステアリルアルコ
ール、アイコサノール、ドコサノール等の飽和アルコー
ル類、アリルアルコール、オレイルアルコール、エルシ
ルアルコール等の不飽和アルコール類、これらの混合物
であるヤシ油アルコール、牛脂アルコール、硬・化牛脂
アルコール等がある。
斯かるモノマー(81とモノマー(blとからの共重合
体で有機又は無機顔料を表面処理する方法としては、予
めモノマー(alとモノマー(blとを共重合させて得
られた共重合体と顔料とを混合して表面を共重合体で被
覆する方法と、モノマーfa+とモノマー(b)とを、
必要に応じて、溶媒、重合開始剤を用いて、顔料表面で
共重合させる方法とがあり、対象の顔料の種類により適
宜選択される。
即ち、重合開始剤により色調の変化等の影響を受けない
ものにはいずれの方法も適用し得るが、有機顔料等の、
重合開始剤により色調の変化等の影響を受は易いものや
、吸着量の多い微粉のカーボンブラック等には、予め重
合させた共重合体で被覆する方法が好ましい。
前記モノマーfa)とモノマーfblとの共重合比率は
、対象とする熱可塑性樹脂及び顔料の種類並びにrn料
の配合比率に影響されるが、基本的には、樹脂との相溶
性が悪い場合には、モノマー(1))の量を多くし、カ
ーボンブラックのように、表面にカルボニル基やケトン
基を多く含むものの場合には、千ツマ−(δ)の量を多
くするのが好ましい。
本発明に用いる有機顔料は、例えば、フタロシアニン系
、アンスラキノン系、キナクリドン系、アゾ系、イソイ
ンドリノン系、キノフタロン系、ペリノン系、ペリレン
系等であり、無機顔料は、例えば、酸化チタン、酸化亜
鉛、酸化鉄、カーボンブラック、三酸化アンチモン、群
青等である。
顔料に対する共重合体の使用比率は、5〜1゜0重量%
が適当であり、特に、10〜50重景%が重量しい。
以−ヒの如くして得られた、表面処理された顔料は、滑
性、分散性、熱安定性等に優れたものであり、各種熱可
塑性樹脂の着色用顔料として、又は耐候性、導電性等を
付与する目的で、幅広く使用しうる。
熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、
ポリスチレン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリア
セタール、変成ポリフェニレンエーテル、ポリメチルメ
タクリレート、ABS樹脂、スチレン−アクリロニトリ
ル共重合体等を挙げることが出来るが、酸性又は塩基性
顔料により熱分解の生じ易いポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリアセタール、ポ
リアミドや成形温度の高い変成ポリフェニレンエーテル
に対して特に有用である。
あ1ユ、イ。□9□よ才力いユ。わ、7.□よ。。、゛
”合割合は、熱可塑性樹脂樹脂10〜99.995重量
%、表面処理された顔料90〜0.005重量%の比率
が適当であり、特に、熱可塑性樹脂樹脂50〜99.9
9重量%、表面処理された顔料50〜0.01重量%の
比率が好ましい。
熱可塑性樹脂樹脂と表面処理された顔料との配合の方法
としては、樹脂ペレットに表面処理された顔料の必要量
を分散させて、そのまま射出成形するトライブレンド法
や、押出機により、樹脂と表面処理された顔料とを溶融
混練して、一旦、高濃度の顔料を含むマスターバッチを
製造し、これを希釈して用いる方法等が適用し得る。
本発明の樹脂組成物に於いては、顔料分散剤は特に必要
ではないが、使用しても差支えなく、その場合、マトリ
ックス樹脂に対し0.5重量%以下の使用で充分であり
、0.2重量%以下の使用でも実質上、分散不良を示さ
ない。
〔作用及び発明の効果〕
本発明に於ける顔料の表面処理の作用機構がどのような
ものであるかは、明らかではないが、表面処理により、
樹脂に対する相溶性、密着性が改善されると共に、顔料
表面の酸性または塩基性の活性点を不活性化することに
より、マトリックス樹脂の熱安定性、均一性への影響を
抑制し得たものと考えられる。
更に、アゾ系顔料の場合、熱可塑性樹脂に配合して射出
成形すると、金型を汚染すると言う問題があったが、本
発明の表面処理を施したアゾ顔料では、斯かる問題は著
しく軽減される。
又、カーボンブラックの表面に存在する、カルボキシル
基、ケトン基、フェノール性水酸基は、マトリックス樹
脂の分解を促進することが知られており、特に、カーボ
ンブラックの表面を酸化処理したものは、カルボキシル
基とフェノール基が増え、樹脂への分散性は良いものの
、熱分解や分子量低下を招くことがあるが、このような
カーボンブラックに対しても本発明の表面処理を施すこ
とにより、斯かる不都合を解消することが出来る。
又、従来カーボンブラックのカサ密度は低く、チャンネ
ルブラックで100〜200g#!、ファ−ネスブラッ
クで400〜600g/j!であるが、本発明の表面処
理を施すことにより、カサ密度は400〜600B/7
!となり、更に顆粒状に造粒することも可能であり、極
めて取扱が容易となり、高濃度のマスターハツチを製造
する際にも、押出操作が容易である。
〔実施例〕
以下、実施例及び比較例により、本発明を更に詳細に説
明する。
実施例1〜17及び比較例1〜5 第1表に示した種類及び使用量のモノマー+al及びモ
ノマー(blから得られた共重合体で、カーボンブラッ
ク(三菱化成工業@製・#950)を表面処理した。
表面処理法を「重合体処理」と表示した場合は、カーボ
ンブラックに対し、第1表に示した種類及び使用量の千
ツマ−(al及びモノマー(b)を通常の溶液重合法で
重合して得た、第1表に重合体分子量として示した分子
量の重合体の50%イソプロパツール溶液とエタノール
溶媒とを、重合体のカーボンブラックに対する配合比率
が第1表に記載した量となる割合で、混合して得られた
混合液を加えて均一とした後脱溶媒し、乾燥を100〜
120℃で4時間行い、次いで粉砕して、100メツシ
ユの篩をim遇するように調製した。
一方、表面処理法を「千ツマー処理」と表示した場合は
、カーボンブラックに対し、第1表に示した種類及び使
用量の千ツマ−fa+及びモノマー(b)を、モノマー
に対して1〜5%の)1)常の重合開始剤と共に、エタ
ノール溶媒に溶解させた溶液を、重合体のカーボンブラ
ックに対する配合比率が第1表に記載した量となる割合
で、加えて均一とした後脱溶媒し、乾燥を100〜12
0“Cで4時間行う間にキュアさせ、次いで粉砕して、
100メツシユの篩を1ffl過するように調製した。
このようにして表面処理したカーボンブラックを、ポリ
アセクールコポリマー(三菱瓦斯化学(株製・ユピター
ルF2O−01)に対し0.3重量%配合し、押出機に
より熔融混練した。得られたぺレットを射出成形機にて
樹脂温度250℃で滞留成形し、その際に銀条の発生ず
るまでの時間を求めた。
その結果は、第1表に示した如くである。
又、比較のため、全く表面処理を行わないカーボンブラ
ック又は本発明の表面処理以外の表面処理を施したカー
ボンブラックを使用して、実施例1〜17と同様に実施
した場合の結果を、比較例1〜5として第1表に示した
尚、表中「配合比率」は、カーボンブラックに対する処
理剤の使用比率を、「試験結果」は、250℃での滞留
成形試験における銀条発生までの時間を、各々示してい
る。
C)1.=CC0(OC,1)6) 701)CHz=
CCO(OCH3(4,) 90HC1)□−CCO(
OCzlln)qOc+5ToqCIl□−CCO(0
(、+1I6) q (OCzllt) JICH*C
tlz=CCO(OC2H5)q。OCI+3(aL7
    GHz=CIlCO(OCzlln) tot
1(al −12ポリオキシエチレン(16)ポリグリ
セリン(6量体)トリメククリレート CH2=CC00CI stl+。
CI(z=ccOOc+ zHzs CHz=CCOOCJ+ 7 CIl□=CC00C+slh+ (bL5   GHz=CHCOOC+5HsqCIl
□−CCOOC+ atlas (不飽和基を1つ含む
)(bL7   CH2=CC00CI zlhs(尚
、比較例4で使用している処理剤及び(al −12の
記載で、ポリオキシエチレンの後の括弧内の数字は、オ
キシエチレン基の数を示す。)実施例18〜22及び比
較例6〜10 顔料の種類を変えた以外は、実施例2の表面処理法と全
く同様に実施し、表面処理した顔料を得た。
この表面処理した顔料を、ポリアセタールホモポリマー
(旭化成工業■製・テナツク4010)に対し、第2表
に示した量配合し、押出機により溶融混練した。 得ら
れたペレットを射出成形機にて樹脂温度230°Cで滞
留成形し、その際に銀条の発生する迄の時間を求めた。
その結果は、第2表に実施例18〜22として示した如
くである。
又、比較のため、顔料に対して表面処理を全く行わない
以外は、実施例18〜22と全く同様に行った場合の結
果を、比較例6〜10として第2表に示した。
第  2 表 但し II : 230℃滞留成形試験における銀条発
生までの時間 *2:石層産業例製・タイベークCR−60*3:戸田
工業側製・R160M *4:日本精鉱■製・ATOX  F *5:本荘ケミカル■製・導電性酸化亜鉛*6:第一化
成■製・3000A 実施例23〜24及び比較例1)〜12顔料の種類を酸
化チタン(石層産業側製・CR−90)又はカーボンブ
ラック(キャボット社製・VUT、CAN  9)に変
えた以外は、実施例2の表面処理法と全く同様に実施し
、表面処理した顔料を得た。
この表面処理した酸化チタンをガラス繊維強化ポリエチ
レンテレフタレート(奇人■製・FR’−PET  B
5030)に対して1重量%配合して押出混練した。得
られたペレットを射出成形して引張試験片及びアイゾツ
ト試験片を得た。
それらの試験片について、試験をした結果、引張強さは
1240 kg/cl、アイゾツト衝撃強さは7、0 
kg−cm/cA、であった。
比較のため、表面処理を施さない以外は、全く同様に行
った場合、引張強さは1080 kg/cJ。
アイゾツト衝撃強さは4.5 kg−cm / cl、
であった。
同様に、表面処理したカーボンブラックをガラス繊維強
化ポリブチレンテレフタレート(帝し■製・1)010
30)に対して1重量%配合した場合の結果は、引張強
さは1350 kg/cl、アイゾツト衝撃強さは7.
0 kg−cm / cJ、であった。
比較のため、表面処理を施さない以外は、全く同様に行
った場合、引張強さは1)20 kg/ca、アイゾツ
ト衝撃強さは5.5 kg−cm / cf 、であっ
た。
実施例25〜28及び比較例13〜16顔料の種類を第
3表に示した各種の有機顔料に変えた以外は、実施例2
の表面処理法と全く同様に実施し、表面処理した顔料を
得た。
この表面処理した有機顔料を、第3表に示した各種の熱
可塑性樹脂に、第3表に示した量配合し、更に、顔料分
散剤として、エチレンビスステアラミドを0.1璽璽%
添加してトライブレンドし、射出成形機で直接成形して
、厚さ2璽璽、直径100酊の円板を得た。
この時の成形品の表面への顔料の凝集の有無及び金型へ
の顔料の転写が見られる迄のショツト数を調べたところ
、第3表に実施例25〜28として示した結果が得られ
た。
比較のため、表面処理を施さない以外は、実施例25〜
28と全く同様に行った場合の結果は、比較例13〜1
6として、第3表に示した如くであった。
第  3  表

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 R^1はH又はCH_3、 R^2とR^4はC_2H_4、C_3H_6またはC
    _4H_8、R^3はOH又は1〜6価のアルコール類
    若しくはフェノール類の残基、 m≧1、n≧0、且つm+n=1〜6、 a≧0、b≧0、且つm・a+n・b=2〜1000で
    ある。 で示されるポリオキシアルキレンアルコールエーテル(
    メタ)アクリル酸エステル1〜99重量%と (b)一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 R^5はH又はCH_3 R^6は炭素数6〜22のアルキル基又はアルケニル基
    である。 で示される高級アルコール(メタ)アクリル酸エステル
    99〜1重量%との共重合体で表面処理した有機又は無
    機顔料を熱可塑性樹脂に分散させてなる樹脂組成物
  2. (2)共重合体で表面処理する方法が、共重合体で有機
    又は無機顔料を被覆するか、又は有機又は無機顔料の表
    面でモノマーを共重合させる方法である、特許請求の範
    囲第(1)項の樹脂組成物
  3. (3)有機顔料がフタロシアニン系、アンスラキノン系
    、キナクリドン系、アゾ系、イソインドリノン系、キノ
    フタロン系、ペリノン系又はペリレン系である特許請求
    の範囲第(1)項の樹脂組成物
  4. (4)無機顔料が酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、カー
    ボンブラック、三酸化アンチモン又は群青である特許請
    求の範囲第(1)項の樹脂組成物
  5. (5)熱可塑性樹脂が、ポリエチレンテレフタレート、
    ポリブチレンテレフタレート、ポリアセタール、ポリア
    ミド、変成ポリフェニレンエーテルである特許請求の範
    囲第(1)項の樹脂組成物
  6. (6)熱可塑性樹脂10〜99.995重量%と共重合
    体で表面処理した有機又は無機顔料90〜0.005重
    量%からなり、且つ有機又は無機顔料に対する共重合体
    の使用量が5〜100重量%である特許請求の範囲第(
    1)項の樹脂組成物
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01237502A (ja) * 1988-03-17 1989-09-22 Canon Inc カラーフイルター
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US6270905B1 (en) 1999-02-16 2001-08-07 Ppg Industries Ohio, Inc. Multi-component composite coating composition and coated substrate
US6953825B1 (en) 1995-11-22 2005-10-11 Cabot Corporation Treated carbonaceous compositions and polymer compositions containing the same
WO2018173901A1 (ja) * 2017-03-24 2018-09-27 東洋インキScホールディングス株式会社 被覆顔料、および顔料水性分散体、ならびにその用途、ならびにその製造方法

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