JPS61145152A - N−アミノアルキル置換(メタ)アクリルアミド類の製造方法 - Google Patents

N−アミノアルキル置換(メタ)アクリルアミド類の製造方法

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JPS61145152A
JPS61145152A JP26738884A JP26738884A JPS61145152A JP S61145152 A JPS61145152 A JP S61145152A JP 26738884 A JP26738884 A JP 26738884A JP 26738884 A JP26738884 A JP 26738884A JP S61145152 A JPS61145152 A JP S61145152A
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JP
Japan
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meth
substituted
acrylic acid
aminoalkyl
acrylamides
Prior art date
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Pending
Application number
JP26738884A
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English (en)
Inventor
Yasumasa Tanaka
泰雅 田中
Yuji Sugiura
杉浦 雄次
Shigehiro Nishimura
西村 繁廣
Sadanori Sano
佐野 禎則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、凝集剤、増粘剤、接着剤、エポキシ樹脂硬化
剤、イオン交換樹脂の原料、繊維や紙の改質剤として有
用な化合物であるN−アミノアルキル置換(メタ)アク
リルアミド類の製造方法に関するものであるつ(従来の
技術) N−アミノアルキル置換(メタ)アクリルアミド類の製
造方法として、従来 (1)(メタ)アクリル酸あるいはそのエステルとアミ
ンを有機錫等の触媒の存在下で反応させる方法(例えば
特開昭56−131555号)。
(2)(メタ)アクリル酸あるいはそのエステルのミカ
エル伺加物とアミンを反応させた後、高温に加熱して二
重結合を再生する方法(例えば西ドイツ特許28365
20.  米国特許4287363 )等がある。
しかしながら、(1)の方法では必ず副生成物として重
合性不飽和二重結合をもたないミカエル付加物が生じ、
その分離が困難で収率も低く、各種用途の原料として制
限をうける。また、(2)の方法では反応工程が数段に
および、さらに高温で二重結合を再生するため分層・重
合等の反応が生じ、その結果低収率となる。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は従来技術の有していた上記問題点を解消するも
のであり、したがって、N−アミノアルキル置換(メタ
)アクリルアミド類を短時間に高収率で製造する方法を
提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段および作用)即ち本発明
は、(メタ)アクリル酸とジアルキルアミノアルキルア
ミンとからN−アミノアルキル置換(メタ)アクリルア
ミド類を得るに際して、 一般式R1O−CO−X (但し、R1は炭素数1〜2
0の炭化水素基、Xはハロゲン原子を示す。)で表わさ
れるハロゲン化炭酸エステル(A)および塩基性物質(
B)の共存下に、(メタ)アクリル酸(C)とジアルキ
ルアミノアルキルアミンの〉とを反応させることを4?
命とする下記一般式(1)で表わされるN−アミノアル
キル置換(メタ)アクリルアミド類の製造方法に関する
ものである。
 H (但し、R2は水素又はメチル基を示し% R”及びR
4はそれぞれ独立に炭素数1〜4のアルキル基を示し、
nは1〜3の整数である。)本発明に用いられる前記一
般式で表わされるハロゲン化炭酸エステル(A)の式中
、R1に相当する炭素数1〜20の炭化水素基としては
、 直鎖状もしくは分枝状のアルキル基、(アルキル)
アリール基、(アルキル)水添アリール基、(アルキル
)アラルキル基等を挙げることができる。
ハロゲン化炭酸エステル(A)の具体例としては、クロ
ロ炭酸メチルエステル、クロロ炭酸エチルエステル、ク
ロロ炭酸n −70ピルエステル、クロロ炭酸イングロ
ビルエステル、クロロ炭酸イソブチルエステル、クロロ
炭酸2−エチルヘキシルエステル、フルオロ炭酸エチル
エステル、フルオロ炭酸イソブチルエステル等のハロゲ
ン化炭酸アルキルエステル類:クロロ炭酸フェニルエス
テル、フルオロ炭酸フェニルエステル、クロロ炭酸シク
ロヘキシルエステル等のハロゲン化炭酸(水添)アリー
ルエステル類;クロロ炭酸ベンジルエステル、フルオロ
炭酸ベンジルエステル等のハロゲン化炭酸アラルキルエ
ステル類を挙げることができる。中でも、入手の容易な
りコロ炭酸エステル類が好ましく、更に、副生アルコー
ルの除去等精製操作の容易さの点から低級アルキルエス
テル類が好ましい。
本発明に用いられる塩基性物質(J3)としては、(メ
タ)アクリル! (C)と塩を形成しかつ活性水素を有
しないものであれば、いずれも制限なく用いられる。中
でもトリアルキルアミン、ピリジンおよびアルカリ金属
もしくはアルカリ土類金属の水酸化物や炭酸(水素)塩
からなる群より選ばれた少なくとも1攬のものを用いれ
ば、N−アミノアルキル置換(メタ)アクリルアミド類
の収率をよシ高くすることができ好ましい。
不発8AK用いられる(メタ)アクリル& (C)は、
アクリル酸もしくはメタクリル酸である。
本発明に用いられるジアルキルアミノアルキルアミンめ
)は、一般式 R4はそれぞれ独立に炭素数1〜4のアルキル基を示し
、nは1〜3の整数である。)で表わされるジアミン類
であり、具体例を挙げれはジメチルアミンエチルアミン
、ジメチルアミンプロピルアミン、ジエチルアミノエチ
ルアミン、ジエチルアミノプロビルアミン、ジブチルア
ミノプロビルアミン勢がある〇 本発明における(メタ)アクリル酸(C)とジアルキル
アミノアルキルアミン(D)との反応を実施するには、
(メタ)アクリルff (C)に対し、好ましくは当量
のハロゲン化炭酸エステル囚と当量以上の塩基性物質(
B)の共存下に、適宜希釈剤を併用して、(メタ)アク
リル酸(C)とジアルキルアミノアルキルアミン■を混
合し、必要により加温もしくは冷却し女から反応を行え
ばよい。
反応温度は特に限定されないが、反応の制御の容易さを
考慮すれば一50〜50℃であシ、より好ましくは一2
0〜20℃である。希釈剤としては、原料成分と反応す
ることがなく、原料成分を溶解あるいは分散するもので
あればよく特に制限はない。また、予め(メタ)アクリ
ル酸C)と塩基性物質(B)との塩を*aしておき、こ
れを原料とすることも自由である。
反応で得られた反応生成物よfiN−アミノアルキル置
換(メタ)アクリルアミド類を得るには、副生ずる塩を
濾過等の手段で除去した後、減圧下に溶媒等の低沸点成
分を除去すればよい。
(発明の効果) 生成物を生ずることなく、短時間のうちに高収率で合成
することができる。
以下に実施例をあげて本発明を具体的に説明するが、こ
れらによシ本発明は伺ら限定を受けるものではない。
実施例 l 塩化メチレン50?中に、メタクリル酸8.612とト
リエチルアミン10.12 fを加え混合し    ゛
た後、−5℃まで冷却し、クロロ炭酸イソブチルエステ
ル13.669を添加した。1o分間攪拌した後、ジメ
チルアミンエチルアミン8.812を加え室温で4時間
攪拌した。得られた反応生成物からトリエチルアミン塩
酸塩を濾過して除去し、さらに溶媒を減圧除去してN、
 N−ジメチルアミノエチルメタクリルアミド14.5
4 tを得た。収率は化学量論的収量に対して93.2
憾であった。
実施例 2 テトラヒドロフラン50?中に、メタクリル酸8.61
 fと水酸化ナトリウム4.Ofを加え混合した後、−
5℃まで冷却し、クロロ炭酸エチル10.86 tを添
加した。20分間攪拌した後、ジエチルアミノエチルア
ミン11.41 fを加え室温で4時間攪拌した。得ら
れた反応生成物に実施例1と同様の操作をくり返して、
N、N−ジ憾であった。
実施例 3 塩化メチレン50f中にアクリル酸ナトリウム9.41
5’を加え、0℃に冷却した後、クロロ炭酸イソブチル
13.66 fを添加した。20分間攪拌した後、ジメ
チルアミノプロピルアミン10.22 ?を加え室温で
4時間攪拌した。得られた反応生成物に実施例1と同様
の操作を〈シ返して、N、N−ジメチルアミノプロピル
アクリルアミド13.92 fを得た。収率は化学量論
的収量に対して89.11であった。
比較例 1 メタクリル酸メチル300.3 Fにジプチル錫ジラウ
レート触媒6.39およびフェノチアジン52を加え、
100℃に加熱レジメチルアミノエチルアミン88.1
9を滴下した。滴下後3時間反応を続けた。反応によシ
副生ずるメタノールをメタクリル酸メチルとの共沸物と
して留去した後、過剰のメタクリル酸メチルおよび未反
応物を除去し、反応生成物104.4 fを得た。
この反応生成物をガスクロマトグラフィーによシ分析し
た結果、ジメチルアミンエチルメタクリルアミドが15
.7t、ジメチルアミノエチルアミンのメタクリル酸メ
チルへのミカエル付加物が88.79生成していること
がわかった。ジメチルアミンエチルメタクリルアミドの
化学量論的収量に対するジメチルアミノエチルメタクリ
ルアミドの収率は10.1 %であった。
特許出願人  日本触媒化学工業株式会社−740凸−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(メタ)アクリル酸とジアルキルアミノアルキルア
    ミンとからN−アミノアルキル置換(メタ)アクリルア
    ミド類を得るに際して、一般式R^1O−CO−X(但
    し、R^1は炭素数1〜20の炭化水素基、Xはハロゲ
    ン原子を示す。)で表わされるハロゲン化炭酸エステル
    (A)および塩基性物質(B)、の共存下に、(メタ)
    アクリル酸(C)とジアルキルアミノアルキルアミン(
    D)とを反応させることを特徴とする下記一般式( I
    )で表わされるN−アミノアルキル置換(メタ)アクリ
    ルアミド類の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、R^2は水素又はメチル基を示し、R^3及び
    R^4はそれぞれ独立に炭素数1〜4のアルキル基を示
    し、nは1〜3の整数である。)2、塩基性物質(B)
    がトリアルキルアミン、ピリジンおよびアルカリ金属も
    しくはアルカリ土類金属の水酸化物や炭酸(水素)塩か
    らなる群より選ばれた少なくとも1種のものである特許
    請求の範囲第1項記載のN−アミノアルキル置換(メタ
    )アクリルアミド類の製造方法。
JP26738884A 1984-12-20 1984-12-20 N−アミノアルキル置換(メタ)アクリルアミド類の製造方法 Pending JPS61145152A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110319564A1 (en) * 2010-06-24 2011-12-29 Larry Steven Corley Epoxy systems for composites

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110319564A1 (en) * 2010-06-24 2011-12-29 Larry Steven Corley Epoxy systems for composites
US9751973B2 (en) 2010-06-24 2017-09-05 Hexion Inc. Epoxy systems for composites
US9920161B2 (en) * 2010-06-24 2018-03-20 Hexion Inc. Epoxy systems for composites

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