JPS61144007A - 電磁装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は閉磁路コアを用いたインダクタ、トフンス等の
電磁装置に関する。

〔背景技術〕

トロイダルコアなどの閉磁路コアを用いた電磁装置はた
とえばプリント基板などく取り付けられて多くの電気機
器に使用されておシ、本発明者らも種々の構成を提案し
ている＠ 第４図はそれらの一例で、トロイダル状の閉磁路コア１
に１次巻線２及び２次巻線３を各々分離して巻回して、
トフンス本体Ａｆ：形成し２、このトランス本体Ａを絶
縁材から成る平板状の端子台Ｂ上に、上記コアｌの軸方
向が端子台Ｂの上向に平行になるように載置している。

端子台Ｂの背面にはコア１の軸と垂直方向に４本の端子
５〜８が突出して設けられておシ、１次巻線２０両端は
端子５．６に、２次巻線３の両端は端子７．８に、各々
接続されている。ここで、１次巻線２及び２次巻線３は
、同図（ロ）に示すように、各々端子台ＢＫ最も近い側
から巻き始められ、端子台Ｂに最も遠い所（図示イ点）
で折り返して巻回され、端子台Ｂに最も近い側で巻き終
わるようにコアｌに巻回され、等他回路的には同図（ハ
）のようなトランスを形成している。そして、各巻き始
め端２ａ、３ａは各々端子５．７に接続され各巻き終わ
シ端２ｂ、３ｂは各々端子６．８に接続されている。

第４図のものは上記のようく形成されてコンパクトで構
成簡単な電磁装置が得られるものであるが、各巻線２．
３０巻き始め端２λ、３３と巻き終わシ端２ｂ、３ｂと
が互いに接近することになるので、レアーシ目−トが起
こる恐れがあシ、あｔ、ｂ高圧の回路には使用できない
という欠点があった０ これに対し本発明者らは第５図に示すような電磁装置を
提案している。即ち、端子台Ｂを単に平板状にするので
はなく平板部４龜からコアｌの背面に沿って立板部４ｂ
を形成したＬ字形状の保護部材４とし、巻線２．３の各
巻き始め端２λ、３λが平板５４ａＫ鍛も近い側にくる
ようにして各々内側の端子６．７に接続し、巻き終わシ
端２ｂ。

３ｂが平板部４＠から最も遠い側（図示イ点）に来るよ
うにしている。この各巻き終わ）端２ｂ。

３ｂは立板部４ｂの背面に沿って平板部４λの下端に達
するまで略垂直に延びておシ、平板ｓ４＠の下端に達し
て後方向を変えて外側の端子５．８にまで延び各々結線
される。

このような構成を採ると、巻き始め端２ａ、３ａと巻き
終わシ端２ｂ、３ｂとの間の絶縁性能は先に示した第４
図のものに比べて一応向上するが、第５図（Ｉ：Ｉ）に
示すように巻き始め端２ａ、３λと巻き終わシ端２ｂ、
３ｂとの絶縁距離ｉｓは端子間距＊２よシも必然的に短
くなってしまうので、巻線端の絶縁被覆をあｔシ長い距
離にわたって剥離することができず、なお絶縁性能は充
分とはいえない。辷れは巻き終わヤ端２ｂ、３ｂが立板
部４ｂ背面を斜めに延びる場合でも同様である。なお、
巻き終わシ端２ｂ、３ｂを極力外側から延ばすようにす
ることも可能であるが、断線の恐れも生じ、またターン
数もあま９多くすることができなくなる。

〔発明の目的コ 本発明は上述の欠点に鑑みて為され九もので、絶縁性能
を向上させた構成簡単な小型の電磁装置を提供すること
を目的とする。

〔ＬＮｊ１＃３Ａの開示〕 第１図は本発明の実施例を示すもので、トロイダル状の
コア１は、たとえばパーマロイをトロイダル状に打ち抜
いたものを積層しさらに６ナイロンのトロイダμケース
に収納して形成され、１次巻線２及び２次巻線３は、た
とえば２ＶＥＷ、’ＭＭｏ２１５麿の線を各々１００タ
ーン巻回して形成される。保護部材４はたとえば６−６
ナイロン製で、紙面に一列に配列された端子５〜８が植
設され、端子５〜８はたとえば１　’ｇ径のＣＰ線で形
成される。保護部材４は、平板部４λと、一端が平板部
４ｚの端子５〜８＆！列方向の一端部に一体的に結合さ
れ他端が平板部４轟の他端部の係子孔すに係止される弾
性を有した外側周被覆部４Ｃとから構成され、巻線２．
３の巻回されたトランス本体Ａが平板部４ａ上に載置さ
れ九′後、外側周被覆部４Ｃがトランス本体Ａの外側周
に沿ってトランス本体Ａｔ１ｍめ付は固定するように平
板部４１に係止される。そして各巻線２．３０巻き終わ
シ端２ｂ、３ｂは、平板部４為に最も遠い図示イ点側か
ら外側周被覆部４Ｃの外周に沿って平板部４ａの下端ま
で延び、各々平板部４３の端子配列方向の両端から最も
外側端子５．８に延び、絶縁被覆が適宜剥離されて接続
される。

このようＫすれば、巻き始め端２＠、３＠と巻き終わシ
端２ｂ、３ｂとの間の絶縁距Ｐａ１ｌは端子間距離ｌと
略等しくなるので、絶縁距、離が稼げ、電磁装置の耐圧
設計時などにも端子間距１１ｉｌｌにさえ注意すれば足
プることとなる。またトランス本体Ａの外側周が保護部
材４で保護されるので、外部からの衝撃にも耐え得る構
造となる。なお、保護部材４の平板部４飄や外側周被覆
部４Ｃの外周部分Ｋ、巻！Ｉ２．３の沿わされる溝を設
けてやれば、外周部分に巻線が門出することがなく、巻
線の保護もよシ完全である。

第２図は本発明の他の実施例を示すもので、保護部材４
は中央部にトランス本体＾を収納する収納孔４０を有す
る略半円形状で、下端に端子５〜・８が植設され、上端
近くに巻線２．３の巻き終わシ端２ｂ、３ｂを保護部材
４の外方へ引き出す挿通孔４１．４２が穿設されている
。

本例においても絶縁距離１１を端子間距離ｌに略等しく
とることができる。

なお、保護部材４は、必ずしも一体物に形成されずとも
よく、たとえば第３図に示すように、端子５〜８が一列
に植設された平板部４２と、この平板部４１にトランス
本俸Ａを載置した後トランス本体Ａの外周に貼着される
耐熱性絶縁テープで形成される外側周被覆部４Ｃとから
形成されるものであっても勿論構わない。

なお、上記各実施例ではトランスを例に挙げたが、電磁
装置本体はたとえば１巻線のみのインダクタでも構わな
い。その場合には端子が２本となるのでいずれも本発明
でいう外側端子となる。また、上記各９！施例では、巻
き始め端を最も平板部４ａ側とし、巻き終わシ端を平板
部４ａから最も遠い側としたが、本発明では、巻線の少
なくとも一端が外側周波ＷｆｆｌＳ４Ｃの外周を遡れば
足シ、巻き始め端や巻き終わり端の位置は上紀夫施例に
限るものではなく、どこから引き出しても構わない。さ
らにまた、保護部材４は少なくとも平＆郡４ａ及び外側
周波Ｗ＃４　Ｃとを有しておれは足如、電磁装置本体の
全ての露出部分を４１ような形状であってもよい。

〔発明の効果」 以上のように本発明は、電磁装置本体の外側周を覆う外
側Ｍ１仮覆部を設け、この外側周被覆部の外周を造って
端子配列方向から＠縁端を外側の端子に１ｉｎするよう
にし九ので、絶縁性能を充分高くとれ、また装置本体の
保護もできる構成量率な電磁装置を得ることができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示し、同図（イ）は斜視図、
同図（口〕は要部斜視図、同図ぐ→は投影図でるり、第
２図は本発明の別の実施例を示し、同図ビ）は斜視図、
同図（ｇ）は投影図であシ、第３図は本発明のさらに他
の実施例を示し、同図ビ）は斜視図、同図（ロ）は要部
斜視図、同図（ハ）は妊ｌｊＤ図であプ、第４図は従来
例を示し、同図（イ）は斜視図、同図（ロ）は巻線方法
を示す模式図、同図（ハ）は等価回路図であり、第５図
は他の従来例を示し、同図（イ）は斜視図、同図−）は
投影図、同図ｅ埼は巻線方法を示す模式図である。 ｌ・・・コア　２．３・・・巻線　４．・・・保護部材
　４ｍ・・・平板部　４Ｃ・・・外側周被覆部　５〜８
・・・端子Ａ・・・トランス本体

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）閉磁路を形成するコア及びこのコアに巻回された
   巻線で成る電磁装置本体と、 上面に電磁装置本体がコアの軸方向と上記上面とを略平
   行にして載置され下面に上記軸方向と略直角方向に配列
   して複数の端子が植設された絶縁性の平板部、及び、こ
   の平板部に載置された電磁装置本体の外側周露出部分を
   覆う絶縁性の外側周被覆部を少なくとも有する保護部材
   と、 を備え、 上記巻線の少なくとも一端が、外側周被覆部の外周を通
   って端子配列方向から、最も外側の端子に結線されたこ
   とを特徴とする電磁装置。