JPS61142987A - 直流無整流子モ−タの駆動装置 - Google Patents

直流無整流子モ−タの駆動装置

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JPS61142987A
JPS61142987A JP59263854A JP26385484A JPS61142987A JP S61142987 A JPS61142987 A JP S61142987A JP 59263854 A JP59263854 A JP 59263854A JP 26385484 A JP26385484 A JP 26385484A JP S61142987 A JPS61142987 A JP S61142987A
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利夫 稲治
Yoshifumi Shimogaki
好文 下垣
Yoshiaki Igarashi
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/10Arrangements for controlling torque ripple, e.g. providing reduced torque ripple

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  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は直流無整流子モータの駆動装置に関するもので
ある。
従来の技術 最近の直流無整流子モータには回転子の回転位置の検出
素子として、その手軽さから磁電変換素子、とりわけホ
ール素子が多用されているが、良く知られているように
ホール素子は感度のばらつきが大きく、このため、従来
からホール素子の感度のばらつきを回路技術によって吸
収しようとする試みが盛んに行なわれてきた。
特開昭58−86892号公報(以後、文献1と略記す
る)にはその代表的な技術が開示されており、その駆動
回路の具体的な構成の説明は省略するが、その動作ポイ
ントは前記文献1に示されているように、3個のホール
素子の出力を線形増幅して得られた電機子コイルへの印
加電圧vU。
vv、vwのなかで、第1の基準値VCよりも高論電圧
の和と、第2の基準値VDよりも低い電圧の和をとって
、これらの電圧の和が、制御信号VIに比例する値に常
時一致するようにホール素子のバイアス電圧を制御する
ことにある(文献1の第4頁右上欄第18行目から左下
欄第2行目参照)。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前記文献1に示された駆動装置の構成に
よれば、電機子コイルへの供給電圧あるいは供給電流の
和が常に制御入力電圧VIに比例する値に一致するよう
に制御されるためで、3個のホール素子のそれぞれに感
度ばらつきが生じていても、それを吸収するように回路
が動作するのでホール素子の出力信号の基本波成分の周
波数に−対してはトルクリップルの抑制効果を有するが
、より高次のトルクリップル成分についてはほとんど抑
制効果を有さない。
例えば、3相全波駆動の直流無整流子モータについて論
じると、各固定子巻線に誘起される発電電圧波形が純粋
な正弦波であって、しかも各固定子巻線に正弦波電流を
流すならば、モータの出力トルクTは次式で示されるよ
うに一定となる。
T=(sinθ)2+(sin(θ−2−π/3))2
+(sin(θ−4・π/3))2 =1.5                (1)なお
、(1)式においてθは回転電気角である。
ところが、一般にはモータの効率を高めるために回転子
の永久磁石にはより強い着磁が施され、その結果、ホー
ル素子の出力信号波形ならびに発電電圧波形のいずれに
も3次成分をはじめとする奇数次の高調波成分が含まれ
る。
このため、前記文献1に示された装置においては、ホー
ル素子の感度ばらつきに起因するトルクリップルを抑制
できても、高次のトルクリップルについては抑制しきれ
ないという問題点があった。
問題点を解決するための手段 前記した問題点を解決するために本発明の直流無整流子
モータの駆動装置は、ホール素子をはじめとする複数の
磁電変換素子の出力を増幅してそれぞれに対応した固定
子巻線に電流を供給する複数の増幅手段と、前記増幅手
段から前記固定子巻線への流出電流の和と前記固定子巻
線から前記増幅手段への流入電流の和を検出してそれら
が等しくなるように流出電流と流入電流の比率を調節す
る出力バランス調節手段と、前記流出電流の和と前記流
入電流の和の少なくとも一方が制御入力電圧もしくは制
御入力電流に依存するように前記増幅手段の出力電流の
大きさを調節する出力電流調選手段を具備するものであ
る。
作  用 本発明では前記した構成によって、基本波成分だけでな
く、より高次のトルクリップルをも抑制することが可能
となる。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図は本発明の一実施例における直流無整流子モータ
の駆動装置の回路構成図を示したものである。
第1図においてホール素子1.2.3は固定子(図示せ
ず)上に互いに12oOの間隔を保って配置されており
、前記ホール素子1,2.3の出力はそれぞれ電流出力
型の前置増幅器1oO9200,300の入力端予知供
給され、前記前置増幅器100.200,300の出力
はそれぞれ抵抗4,5.6の一端に供給されるとともに
電流出力型のパワー増幅器400.500,600の非
反転入力端子に供給されている。前記パワー増幅器40
0,500,600の両方向出力端子400a 、50
0a 、600aはそれぞれ星形結線された固定子巻線
7,8.9の一端に接続され、前記両方向出力端子40
0a 、500a 、600aを介して前記パワー増幅
器400.500,600に流入する電流に比例した電
流を吸い込む流入端子400b 、500b 、eoo
bは互いに共通接続されて一端がプラス側給電端子10
に接続された抵抗11の他端に接続されるとともに比較
器700と比較器800のそれぞれの非反転入力端子に
も接続され、前記両方向出力端子400 a +600
a 、600aを介して前記パワー増幅器400.50
0,600から流出する電流に比例した電流を流し出す
流出端子400G 、500c。
600Cは互いに共通接続されてカレントミラー回路9
00の入力端子に接続され、前記カレントミラー回路9
00の出力端子は一端がプラス側給電端子10に接続さ
れた抵抗12の他端に接続されるとともに前記比較器7
000反転入力端子に接続されている。
一方、制御電圧入力端子20には電流出力型の増幅器1
00oの非反転入力端子が接続され、前記増幅器100
0の流入端子は一端がプラス側給電端子10に接続され
た抵抗13の他端に接続されるとともに前記比較器SO
Oの反転入力端子に接続され、前記比較器800の出力
は増幅度の制御信号として前記前置増幅器−100、2
00。
300に供給されている。
また、抵抗14.16によって給電電圧を分圧して作ら
れた一定の電圧がバッフ1回路1100を介して前記ホ
ール素子1.2.3に供給され、同じ抵抗値の抵抗16
.17によって給電電圧を分圧して作られた給電電圧の
半分の電圧がバック7回路1200を介して前記抵抗4
,6.6のそれぞれの他端と、前記増幅器10000反
転入力端子と絶対値増幅器13oOの一方の入力端子に
供給され、前記比較器700の出力は前記パワー増幅器
400,500,600の反転入力端子と前記絶対値増
幅器1300の他方の入力端子に供給されている。
以上のように構成された直流無整流子モータの駆動装置
について、第1図および第2図、第3図ならびに第4図
を用いてその動作を説明する。
なお、説明に先立ってモータの回転子を構成する永久磁
石の磁束をホール素子で検出したときには基本波に対し
て3次高調波、6次高調波、7次高調波、9次高調波が
それぞれ、17 、77%。
6.68チ、2.16チ、0.79チの割合で含まれて
いるものとする。また、発電電圧波形には3次高調波、
5次高調波がそれぞれ、8.30%。
0.75%の割合で含まれているがそれ以上の高次の高
調波は含まれていないものとする。これらの数値は永久
磁石としてフェライト系の素材を用いた場合の実測値に
基いており、発電電圧波形がホール素子の出力電圧波形
に比べて高次の高調波の含有率が低くなっているのは実
際の固定子巻線の形状が扇形のワンターンコイル状では
なく、ある程度の巻幅を有する円形に近くなっているこ
とに起因する。
まず、第2図は第1図の比較器700と比較器800に
よる制御ループをいずれも開放状態にしたときの信号波
形を示したもので、第2図Aがホール素子1.2.3の
差動出力電圧波形であり、第2図Bが抵抗12の両端に
現われる信号波形であり、第2図Cが抵抗11の両端に
現われる信号波形であり、第2、図りは給電電圧の2分
の1の電位を基準にしたときの比較器700の出力電圧
波形である。
すなわち、パワー増幅器400,500,600は、後
に説明するように固定子巻線7,8.9に供給する出力
電流のうち、流出電流の200分の1の電流を流出端子
400c 、500c 、600cから流し出し、流入
電流の200分の1の電流を流入端子4oob 、5o
ob 、eoobから吸収する構成になっているので、
抵抗12の両端には第2図Aの電圧波形の中間電位より
も上側の電圧を中間電位との差分だけ加え合わせた値に
比例しだ電圧が現われ、抵抗11の両端には第2図Aの
電圧波形の中間電位よりも下側の電圧を中間電位との差
分だけ符号を反転して加え合わせた値に比例した電圧が
現われ、比較器700の出力端子には両者の差に比例し
た電圧波形が現われる。
第2図B、Cの信号波形を比較すればわかるように、パ
ワー増幅器400,500,600から固定子巻線7,
8.9に供給される電流のうち、流出電流の総和と流入
電流の総和が一致せず、このままではパワー増幅器40
0.500,600の出力電流のバランスがとれなくな
る。
つぎに、第3図は比較器700による制御ループを動作
させたときの信号波形を示したもので、第3図Aがパワ
ー増幅器400,500,600の出力電流波形であシ
、第3図Bが抵抗12の両端に現われる信号波形であり
、第3図Cが抵抗11の両端に現われる信号波形であり
、第3図りはモータを回転させたときに固定子巻線7,
8.9に誘起される発電電圧波形である。
すなわち、第2図DK示した比較器700の出力によっ
てパワー増幅器400.500.600の反転入力端子
の電位が変調を受け、その結果、パワー増幅器400.
500,600の出力電流波形は第3図Aに示すように
、第2図Aの信号波形から3次高調波成分を取り除いた
波形となり、抵抗12の両端に現われる電圧波形と抵抗
11の両端に現われる電圧波形が同じ形になる。
なお、ここでは比較器子ooの比較ゲインは十分に大き
いものとしておりその出力信号波形は依然として第2図
りのままである。
一方、固定子巻線7,8.9には第3図りに示したよう
な発電波形が現われるから、モータが発生するトルクは
第3図Aに示されるal、a2゜a3の電流値と第3図
りに示されるdl、d2゜d3の電圧値の積に比例する
ちなみに、それぞれの積を求めて(a1xd1+a2X
d2+a3Xd、3 )を計算すると、トルクリップル
はほぼ8.5%p−p  となシ、その最大値は第3図
の回転電気角が300.90°、160°。
210o、・・・・・・の点に現われ、最小値はoO1
600゜1200.180°、・・・・・・の点に現わ
れる。
このトルクリップルを抑制する属は第3図Bあるいは第
3図Cの信号波形の交流分だけ取り出して逆相にした上
でホール素子1,2.3の給電電圧または前置増幅器1
00..200.300のバイアス電流に変調をかけれ
ば良い。
また、第3図Bあるいは第3図Cの電圧波形の平均値は
モータの出力トルクに比例した値となるので、ホール素
子1 、2、.3がそれぞれ感度のばらつきを有してい
る場合、それに起因するトルクリップルを抑制するには
第1図の制御電圧入力端子20に印加される電圧に比例
した電圧と第3図Bあるいは第3図Cの電圧波形の平均
値とを比較して両者が常に等しくなるようにホール素子
1゜2.3への給電電圧あるいは前置増幅器1oO22
00,300の増幅度を調節すれば良い。
第1図に示した直流無整流子モーフの駆動装置において
、この両方の調節を行なっているのが比較器800と絶
対値増幅器130oと、前記絶対値増幅器130oの出
力電流と増幅器1000の出力電流が合成される抵抗1
3によって構成された出力電流調節ループである。
すなわち、絶対値増幅器130oの基準側の入力端子に
は第2図りの信号波形の中間電位が印加され、他方の入
力端子には第2図りの信号波形が供給されるので、その
出力電流波形は第2図りの信号波形を全波整流した波形
、つまり、第3図Bの信号波形から直流分だけを差し引
いた波形となり、一方、増幅器1000の出力電流は一
般にはリップル成分を含まないので、比較器80oによ
る制御ループを作動させたとき、ループゲインが十分に
大きければ、抵抗130両端の電圧波形と抵抗11の両
端の電圧波形が同じになるように前置増幅器100.2
00,300の増幅度が調節される。つまり、抵抗11
0両端の電圧波形のリップル含有率が、抵抗13に流れ
る平均電流に対する絶対値増幅器1300の出力電流の
比率に一致するように制御ループが動作する。なお、絶
対値増幅器13oOの出力電流の混合比率は、パワー増
幅器400.500.600.増幅器1000゜絶対値
増幅器1300の伝達コンダクタンスによって一義的に
定まる。
第4図は、第1図の装置において抵抗11の両端の電圧
波形のリップル含有率が13.3%になるように、抵抗
13を流れる電流の合成比率を設定したときの信号波形
を示したものであり、第4図Aがパワー増幅器400.
500.60017)出力電流波形であり、第4図Bが
抵抗12の両端に現われる信号波形であり、第4図Cが
抵抗110両端に現われる信号波形であり、第4図りは
第3図りに示した発電電圧波形と第4図Aの出力電流波
形の積から得られるトルクリップルの波形を示したもの
である。なお、このときのトルクリップルの大きさは約
2−6’16p−p  である。
ところで、永久磁石の着磁波形の高調波の含有率が先に
述べた値と異なる場合には、それに適した合成比率を設
定することによってトルクリップルの大きさを最小にす
ることができ、着磁波形が正弦波に近づく程トルクリッ
プルは小さくなる。
まだ、ホール素子1.2.3が・それぞれ感度ばらつき
を有していてもそれらに起因するトルクリップルは実用
上支障ない程度にまで抑制されるのはいうまでもない。
このように、第1図に示した直流無整流子モータの駆動
装置は回路に特別な演算を行なわせることなく容易にト
ルクリップルを低減させることができる。
500、らoOも同一の構成となる。
第6図においてトランジスタ401.402 。
403.404.406によって構成された差動段の伝
達コンダクタンスqmは、定電流源410の出力電流を
Isとし、ボルツマン定数をkとし、電子の電荷をq、
接合温度をTとしたとき次式によって与えられる。
gm= l51Iq/2− k −T        
  (2)また、トランジスタ401のコレクタから流
出端子Poまでと、トランジスタ402のコレクタから
流出端子Noまでとはいずれもカレントミラー回路で連
結され、電流増倍率は50に設定されているので、入力
端子IN+−IN−間から流出端子Poあるいは流出端
子NOまでの伝達コンダクタンスGMsは次式によって
与えられる。
GMS:25−13−q/kIIT       (3
)一方、トランジスタ406に対する出力トランジスタ
407のエミッタ面積の倍率と、トランジスタ408に
対する出力トランジスタ407のエミッタ面積の倍率は
いずれも200に設定されてぬるので、入力端子、IN
+−IN−間から出力端子BOまでの伝達コンダクタン
スGMBは次式によって与えられる。
GMB = 50011I S・q/kIIT    
 (4)ところで、(3)式あるいは(4)式で表わさ
れる伝達コンダクタンスは、定電流源410の出力電流
Isに温度依存性がない場合には、両式からもわかるよ
うに接合部の絶対温度に反比例するが、良く知られたバ
ンドギャップ基準電圧源などによって、絶対温度に比例
した精度の良い電流を作りだせば全温度範囲にわたって
伝達コンダクタンスを一定にすることもできる。
つぎに、第1図の前置増幅器100 、200 。
300についても第6図の回路と同様の構成で実現する
ことができる。勿論、大きな電力を必要としないのでカ
レントミラー回路による電流の増倍は不要であり、増幅
器の増幅度、すなわち伝達コンダクタンスを調節するに
は定電流源4.10の出力電流が第1図の比彰器800
の出力電圧によって変化するように構成すれば良い。
また、第1図の絶対値増幅器13oOについても第6図
の回路構成がそのまま利用できる。すなわち、第6図の
トランジスタ411のコレクタを切シ離してトランジス
タ412のコレクタに接続し、さらにトランジスタ41
3のコレクタから出力電流を取シだすように変更すれば
良い。
さて、第6図は本発明の第2の実施例における直流無整
流子モータの駆動装置の回路構成図を示したものであり
、第1図と同一の箇所については同一図番にて示してい
る。
第6図の装置の基本的な動作は第1図の装置と同じであ
るが、第1図の装置では比較器800の出力によって前
置増幅器100.200.300の増幅度を調節してい
たのに対して、比較器SOOの出力をホール素子1.2
.3にバイアス電圧として供給した点が異なり、これに
伴ってバッファ回路1100と抵抗14,15が削除さ
れている。
このように第6図の装置では第1図の装置に比べてブロ
ック構成が簡略化された形になっているが、一方では不
都合な面もある。例えば、ホール素子1.2.3の出力
信号を固定子巻線7,8゜9への通電のためKだけでは
なく、回転速度や回転方向の判別のためにも用いたい場
合などには、第6図の回路構成ではホール素子1,2.
3の出力信号の振幅が変化するので好ましくない。
しかしながら、回路部分をワンチップ集積回路(rc)
化して、同一のICで異なる種類のホール素子を使いわ
ける場合には第6図に示した回路構成の方が都合が良い
。なぜならば、第1図の構成ではホール素子1.2.3
へのバイアス電圧が、抵抗14.15による分圧比で一
義的に定まってしまうのに対して、第6図の構成によれ
ば、使用するホール素子の種類が変更されたとしても、
比較器800と絶対値増幅器1300.抵抗13によっ
て構成された出力電流調節ループがホール素子に対して
必要な電圧あるいは電流を供給するように動作するから
である。
発明の効果 以上に示したように、本発明の直流無整流子モータの駆
動装置は、固定子上に配置されて回転子磁石による磁界
を検出する複数の磁電変換素子と、前記各磁電変換素子
の出力を増幅してそれぞれに対応する固定子巻線に電流
を供給する複数の増幅手段と、前記増幅手段による前記
固定子巻線への流出電流の和と前記固定子巻線からの流
入電流の和を検出してそれらが等しくなるように流出電
流と流入電流の比率を調節する出力バランス調節手段と
、前記流出電流の和と前記流入電流の和の少なくとも一
方が制御電圧入力端子に印加される制御入力電圧もしく
は制御入力電流に依存するように前記増幅手段の増幅度
あるいは前記磁電変換素子へのバイアス電圧を調節する
出力電流調選手段を備えたことを特徴とするものであり
、このように2通りの調節ループを介在させることによ
って、磁電変換素子の感度ばらつきと永久磁石の着磁波
形の両方に起因するモータのトルクリップルを実用上支
障ないレベルにまで抑制することができ、極めて大なる
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における直流無整流子モータ
の1駆動装置の回路構成図、第2図、第3図、第4図は
第1図の装置の動作を説明するだめの信号波形図、第6
図はパワー増幅器の具体例を示す回路結線図、第6図は
本発明の別の実施例における直流無整流子モータの駆動
装置の回路構成図である。 1.2.3・・・・・・ホール素子、7,8.9・・・
・・・固定子巻線、13・・・・・・抵抗、100.2
00,300・・・・・前置増幅器、400.500.
600・・・・・・パワー増幅器、700,800・・
・・・・比較器、13oO・・・・・・絶対値増幅器。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 C/  −−一一一一−−−−−−−−−−−−−−−
一一−−−−−−−−−−−−−−−−−一一第3図 第4図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定子上に配置されて回転子磁石による磁界を検
    出する複数の磁電変換素子と、前記各磁電変換素子の出
    力を増幅してそれぞれに対応した固定子巻線に電流を供
    給する複数の増幅手段と、前記増幅手段から前記固定子
    巻線への流出電流の和と前記固定子巻線から前記増幅手
    段への流入電流の和を検出してそれらが等しくなるよう
    に流出電流と流入電流の比率を調節する出力バランス調
    節手段と、前記流出電流の和と前記流入電流の和の少な
    くとも一方が制御入力電圧もしくは制御入力電流に依存
    するように前記増幅手段の増幅度を調節する出力電流調
    選手段を具備してなる直流無整流子モータの駆動装置。
  2. (2)磁電変換素子の出力を増幅する第1の増幅器と、
    前記第1の増幅器の出力が非基準側の入力端子に供給さ
    れる第2の増幅器によって増幅手段を構成し、一方の入
    力端子に基準電圧が印加され、他方の入力端子に出力バ
    ランス調節手段を構成する第1の比較器の出力が供給さ
    れる絶対値増幅器と、前記絶対値増幅器の出力と、制御
    入力に依存した電圧もしくは電流を合成する合成回路と
    、前記合成回路によって合成された電圧もしくは電流と
    、前記第2の増幅器の出力に依存した電圧もしくは電流
    を比較する第2の比較器によって出力電流調節手段を構
    成し、前記第1の比較器の出力を前記第2の増幅器の基
    準側の入力端子に供給し、前記第2の比較器の出力によ
    って前記第1の増幅器の増幅度を調節するように構成し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の直流無
    整流子モータの駆動装置。
  3. (3)固定子上に配置されて回転子磁石による磁界を検
    出する複数の磁電変換素子と、前記各磁電変換素子の出
    力を増幅してそれぞれに対応した固定子巻線に電流を供
    給する複数の増幅手段と、前記増幅手段から前記固定子
    巻線への流出電流の和と前記固定子巻線から前記増幅手
    段への流入電流の和を検出してそれらが等しくなるよう
    に流出電流と流入電流の比率を調節する出力バランス調
    節手段と、前記流出電流の和と前記流入電流の和の少な
    くとも一方が制御入力電圧もしくは制御入力電流に依存
    するように前記磁電変換素子のバイアス電圧を調節する
    出力電流調節手段を具備してなる直流無整流子モータの
    駆動装置。
  4. (4)磁電変換素子の出力を増幅する第1の増幅器と、
    前記第1の増幅器の出力が非基準側の入力端子に供給さ
    れる第2の増幅器によって増幅手段を構成し、一方の入
    力端子に基準電圧が印加され、他方の入力端子に出力バ
    ランス調節手段を構成する第1の比較器の出力が供給さ
    れる絶対値増幅器と、前記絶対値増幅器の出力と、制御
    入力に依存した電圧もしくは電流を合成する合成回路と
    、前記合成回路によって合成された電圧もしくは電流と
    、前記第2の増幅器の出力に依存した電圧もしくは電流
    を比較する第2の比較器によって出力電流調節手段を構
    成し、前記第1の比較器の出力を前記第2の増幅器の基
    準側の入力端子に供給し、前記第2の比較器の出力によ
    って磁電変換素子のバイアス電圧を調節するように構成
    したことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の直流
    無整流子モータの駆動装置。
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