JPS61141214A - 電流分配回路 - Google Patents

電流分配回路

Info

Publication number
JPS61141214A
JPS61141214A JP59263386A JP26338684A JPS61141214A JP S61141214 A JPS61141214 A JP S61141214A JP 59263386 A JP59263386 A JP 59263386A JP 26338684 A JP26338684 A JP 26338684A JP S61141214 A JPS61141214 A JP S61141214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current mirror
current
output
circuit
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59263386A
Other languages
English (en)
Inventor
Retsu Yamakawa
烈 山川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
Priority to JP59263386A priority Critical patent/JPS61141214A/ja
Publication of JPS61141214A publication Critical patent/JPS61141214A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の要点 この発明は、1つの入力電流からこれと同じ大きさまた
は適当な定数が乗じられた大きさの複数の出力電流を生
成するためのN流分配回路において、常に所望の値の出
力電流を発生させるようにしたものである。
この発明は次の目次にしたがって、以下詳細に説明され
る。
(1) 発明の背景 (1,1)  技術分野 (1,2)  トランジスタで構成されるN流分配回路
における問題点 (1,2,1)  II流の入出力形態(1,2,2)
  マルチ中コレクタ・トランジスタとその誘導形 (1,2,3)  マルチ・コレクタ・トランジスタの
飽和 (2) 発明の概要 (2,1)  発明の目的 (2,2)  発明の構成と効果 (3) 実施例の説明 (3,1)  第1実施例 (3,2)  第2実施例(ファジィ論理回路)(3,
2,1)  ファジィ論理の基本演算(3,2,2) 
 限界差回路 (3,2,3)  論理和回路 (3,2,4)  絶対差回路 (1)発明の背景 (1,1)  技術分野 この発明は、電流モードで動作する演算回路、たとえば
、多値論理回路、ファジィ論理回路、通常のアナログ演
算回路等において不可欠な電流分配回路、すなわち1つ
の電流からこれと同じ大きさまたは適当な定数が乗じら
れた大きさの複数の出力電流を生成するための回路に関
する。
(1,2)  トランジスタで構成される電流分配回路
における問題点 (1,2,1)  電流の入出力形態 電流モードで動作する演算回路における電流の入出力形
態について簡単に説明しておく。
第1図において、演算回路(1)の入力電流がliで、
出力電流がIOでそれぞれ表わされている。(a)は、
入力電流Iiが回路(1)に向って流れ込み、出力電流
■0が回路(1)から流出する入出力形態を示している
。これを、吸い込み入力、吐き出し出力と名付ける。(
b)は、入力電11iが回路(1)から流出し、出力電
流■0が回路(1)に流入する吐き出し入力、吸い込み
出力の形態を示している。同様にして、(C)は吸い込
み入力、吸い込み出力を、(d)は吐き出し入力、吐き
出し出力をそれぞれ示している。演算回路を多段(カス
ケード)に接続する場合には、第1図(a)または(1
))の形態を採用することが好ましい。第1図は1人力
、1出力の例であるが、多入力、多出力の回路において
も電流の入出力形態は変わらない。
電流モードで動作する回路は、抵抗を必要としない、加
算、減算を信号ラインを結線するだけで容易に実現でき
る(ワイヤード・サメイション、ワイヤード・サブトラ
クション)、回路構成が簡単となる等の特徴をもってい
る。
(1,2,2)  マルチ・コレクタ・トランジスタと
   1その誘導形 第2図および第3図はマルチ・コレクタ・トランジスタ
とその誘導形を示している。第2図はnpnタイプのも
の、第3図はpnpタイプのものである。
両図において、(a)は電流利得βをもつマルチ・コレ
クタ・トランジスタを示している。
マルチ・コレクタ・トランジスタとは、相互に独立した
複数のコレクタと共通のベースおよびエミッタをもつト
ランジスタをいう。これは一基板上に容易に集積化して
製作することができる。
同図(b)は、2コレクタ・トランジスタを示しており
、一方のコレクタがベースに接続されている。出力電流
(コレクタ電流)Ioは次式から求まる。
IO−βIi/(1+β)   川(1)もしβ)1で
あれば、第(1)式よりIo−Iiとなる。したがって
、同図(b)の2コレクタ・トランジスタはβ)1のと
き電流ミラーとなる。この回路は、電気モードで動作す
る回路において信号電流の方向を変えるのに用いられる
同様の考えにより、同図(C)に示されるようにマルチ
(多)出力電流ミラーを得ることができる。1つのコレ
クタのみがベースに接続されている。多数の出力電21
110の値はすべて等しい。ただし、すべてのコレクタ
の面積が等しくかつβ)1であることを条件とする。マ
ルチ出力電流ミラーは、1つの入力電流から多数の出力
電流を生成するときに用いられる。
同図(d)は、重みつきマルチ出力電流ミラーを示して
いる。n番目のコレクタの面積がベースに接続されたコ
レクタの面積のkn倍でかつβ)1とすれば、n番目め
出力電流は1on−kn−1iとなる。kn〉1の回路
は電流増幅器として作用し、電流モード回路システムの
出力段として有用となる。kn≦1の回路は、あらかじ
め定められた論理値を表わす電流の発生器として用いら
れる。たとえば、ファジィ論理回路は0から1までの区
間の連続的な値〔0゜1〕を扱う論理である。入力電流
1iを論理値1に対応させれば(たとえば10μA)、
あらかじめ定めた任意の論理値を表わす出力matOn
を発生させることができる。
第2図および第3図の(b)、(C)および(d)に示
す回路は周囲温度とウェハ・プロセスの条件に無関係の
電流利得を有する。したがって、これらの回路は、ファ
ジィまたは多値論理回路システムやアナログ演算回路シ
ステムを設計するのに極めて便利である。標準的12 
L構造ではβ)1という条件を満たすことはできないが
、これらの回路は標準的なバイポーラ構造でβ)1とい
う条件を満たしかつ容易に実現することができる。
(1,2,3)  マルチ・コレクタ・トランジスタの
飽和 マルチ・コレクタ・トランジスタはバイポーラ・トラン
ジスタであり少数キャリアの拡散を利用しているので、
コレクターエミッタ間の電圧が小さくなるとベース領域
で少数キャリアの飽和が生ずる。
第4図は5コレクタ・トランジスタを用いて構成した4
出力電流ミラーを示している。コレクタC1は1lii
電圧+VE  (1,OV)に直接に接続されている。
コレクタC2、C3およびC4はスイッチSW1、SW
2およびSW3を介してそれぞれ電源に接続されている
。コレクタC5はベースに接続されている。
第5図は、スイッチSW1〜SW3のオン、オフ状態を
パラメータとして、この4出力電流ミラーの入力電流(
iとコレクタC1に流れる出力電[101との関係を示
している。
スイッチSW2〜SW4のすべてがオン(短絡)ですべ
てのコレクタC1〜C4が電源に接続されている場合に
は。出力電流101は入力電流1iに等しい。しかしな
がら、スイッチSW2〜SW4がオフ(開放)されると
、101−Iiの関係が崩れる。これはコレクタ02〜
C4に飽和が生じるからである。出力電流I01にお 
  1ける誤差は、飽和したコレクタの数が多くなるほ
ど大きくなる。
マルチ出力電流ミラーにおいて、その1つ以上のコレク
タが飽和すると、そのことが他のコレクタ電流に影響を
及ぼし、もはや電流ミラーとしては動作せず、その誤差
はファジィ論理回路、その他の演算回路において許容し
がたい大きさとなる。
もう1つの具体例についてみてみよう。第6図において
、pnpおよびnpnのマルチ出力電流ミラー(10)
および(2G)がある。電流ミラー(10)のエミッタ
は電源電圧子VEに接続され、この電流ミラー(10)
には吐き出し入力電流■1が与えられている。この電流
ミラー(10)の吐き出し出力電流を■11〜114と
する。他方の電流ミラー(20)には吸い込み入力型1
12が与えられ、その吸い込み出力電流を121〜12
4とする。
出力電流111が流れるコレクタと出力’1PEI21
が流れるコレクタとが接続され、この接続点(31)に
次段の回路の電流ミラー(30)のベースが接続されて
いる。この電流ミラー(30)は正の吸い込み入力電流
に対しては低抵抗として、負の吸い込み入力型FIL(
すなわち正の吐き出し入力電流)に対して高抵抗として
それぞれ作用する。
第6図の回路は、2つのマルチ出力電流ミラー (1G
)、(20)の出力電流111.121の差の電流(1
11−121)が次段の入力トランジスタ(30)をド
ライブする形となっている。11≧I2の場合には、1
3−111−121−11−12なる電流がトランジス
タ(30)に流れ込み、VBE=0゜7(v)がマルチ
出力電流ミラー(20)のコレクターエミッタ間に印加
されることになり、マルチ出力電流ミラー(10)のコ
レクターエミッタ間には(VE−0,7)(V)の電圧
が印加されるのでこれらのマルチ出力電流ミラー(10
)(2G)が飽和をすることはなく、したがって次段の
回路への入力電流は(11−12)となる。
ところが11 < 12  (111< 121)の場
合には、マルチ出力電流ミラー(20)の電流I21の
流れるべきコレクタがあたかも開放された状態となり、
電流ミラー(20)のこのコレクタが飽和する。したが
って、マルチ出力電流ミラー(20)の他のコレクタ電
流はI22、I23.124<I2となり、この回路(
20)はもはやマルチ出力1流ミラーとして動作しなく
なる。
(2)発明の概要 (2,1)  発明の目的 この発明の目的は、マルチ・コレクタ・トランジスタを
含む電流分配回路において、そのコレクタにおける飽和
の発生を防止し、常に誤差のない所望の出力1!流が得
られるようにすることにある。
(2,2)  発明の構成と効果 この発明による電流分配回路は、複数のコレクタとこれ
らに共通のベースおよびエミッタとからなり、1つのコ
レクタがベースに接続されている集積化されたマルチ出
力ii流ミラー、ならびにこのマルチ出力電流ミラーの
他のコレクタに接続されたそれぞれ独立した低い入力抵
抗をもつ回路から構成されることを特徴とする。
マルチ出力電流ミラーのベースに接続されたコレタ以外
のコレクタには低い入力抵抗をもつ回路が接続されてい
るから、コレクタに飽和が生じない程度のコレクターエ
ミッタ間電圧を常に確保することができる。したがって
、マルチ出力電流ミラーからは常に誤差のない所望の値
の出力電流を得ることができる。また、コレクタに接続
される回路は相互に独立しているから、その1つが電流
ミラーであってこれに飽和が生じたとしても、この飽和
したvIi流ミラーがマルチ出力電流ミラーの他のコレ
クタに影響を及ぼすことはない。
(3)実施例の説明 (3,1)  第1実施例 第7図は、第6図の回路をこの発明によって改良した回
路を示している。第6図に示すものと同一物には同一符
号が付けられている。 第6図におけるnpnマルチ出
力電流ミラー(20)が、npnll流ミラー(26)
、pnpvルチ出力電流ミラー(25)およびnpn電
流ミラー(21)〜   □(24)によって置きかえ
られている。電流ミラー(26)は入力電流■2の向き
を反転させるものであり、そのコレクタはマルチ出力電
流ミラー (25)のベースに接続されている。マルチ
出力電流ミラー(25)のエミッタは電源電圧+VEに
接続されている。このマルチ出力電流ミラー(25)の
ベースに接続されたコレクタを除く4つのコレクタに電
流ミラー(21)〜(24)が接続されている。そして
、電流ミラー(21)のコレクタが接続点(31)に結
ばれている。
この図において、電流ミラー(26)の負荷とし働くマ
ルチ出力電流ミラー(25)の入力抵抗は小さく、また
マルチ出力’mlミラー(25)の負荷として働く電流
ミラー(21)(22)(23)および(24)の入力
抵抗も小さいので、電流ミラー(26)およびマルチ出
力電流ミラー(25)はいずれも飽和を生ずることはな
い。lt電流ミラー21)はI1くI2(111< I
 21)の場合に、第6図の回路と同じ理由で飽和を生
ずる。しかしながら、電流ミラー(21)は他の電流ミ
ラー(22)〜(24)とは別個の電流ミラーであるの
で、電流ミラー(21)の飽和は他のN流ミラー(22
)〜(24)には影響を及ぼさない。したがって、It
<12のときでも122− I23− I24− I2
となる。また電流ミラー(21)の飽和により121=
111−11となるから次段の回路への入力電流はO(
A)となる。これにより、接続点(31)では、11≧
12(111≧I21)の場合にその差に等しい電流l
3−II−1,2吐き出し出力電流として出力され、か
っ11 <I2  (111<121)の場合には出力
電流■3が零となるという、後述する限界差の演算が誤
差なく達成される。
第8図は、次段の回路の入力トランジスタ(32)がp
np形の場合に適用される回路を示している。このトラ
ンジスタ(32)のベースには吐き出し入力電流I3が
与えられなければならない。
すなわち、接続点(31)の出力電流は吸い込み出力と
なる。したがってII > 12  (111> I2
1)の場合にマルチ出力電流ミラー(1G) (第6図
参照)に飽和が生じる。
そこで、第8図の回路では、マルチ出力電流ミラー(1
0)に代えて、npnマルチ出力電流ミラー(15)と
4つのpnp電流ミラー(11)〜(14)が用いられ
ている。マルチ出力IJEミラー(15)に吸い込み入
力電流11が与えられ、その4つのコレクタはN流ミラ
ー(11)〜(14)のベースに接続されている。電流
ミラー(11)〜(14)のエミッタはtm電圧十VE
に接続されている。電流ミラー(11)のコレクタが接
続点(31)に接続される。入力電流11として吐き出
し入力電流を与える必要がある場合には、マルチ出力電
流ミラー (15)の前段にpnp電流ミラー(16)
を接続すればよい。
第8図の回路において、接続点(31)で、I2≧■1
の場合に13−121−111−12−11の演算が行
なわれ、12<11の場合に■3が0となることは容易
に理解できよう。また、電流ミラー(11)に飽和が生
じても、他の電流ミラー (12)〜(14)の出力は
) 12−113麿114− ) 1となる。
(3,2)  第2実施例(ファジィ論理回路)(3,
2,1)  ファジィ論理回路の基本演算ファジィ集合
Xはメンバーシップ関数μ真によって特性づけられる。
メンバーシップ関数とはその変数がファジィ集合Xに属
している度合いを表わすものであり、この度合いはOか
ら1までの区間の連続的な値(0,1)によって表わさ
れる。したがって、メンバーシップ関数はその変数を(
0,1)に変換するものであるということができる。フ
ァジィ集合Yも同様にメンバーシップ関数μVによって
特性づけられる。
ファジィ論理とは、あいまいさをファジィ集合の形で表
わし、これを用いて、通常の論理をあいまいさを取扱う
ことができるように拡張したものである。ファジィ論理
の基本演算には、限界差、論理積、限界和、限界積、論
理和、論理積、絶対差、含意および対等がある。これら
の9の基本演算は限界差と算術和によって表わすことが
できる。このことは、ファジィ論理の基本演算の最小単
位が限界差と算術和であることを意味している。
ファジィ情報処理システムにおいて用いられる(0.1
)の連続的な値は、電流モード・ファジィ論理回路にお
いては、たとえばO(A)〜10(μA)の連続的な信
号電流で表わされることになる。この実施例では、β)
1なるマルチ・コレクタ・トランジスタをモノリシック
に構成できる標準的バイポーラIC技術で実現されるい
くつかのファジィ論理回路にこの発明を適用した例につ
いて述べる。
(3,2,2)  限界差回路 ファジィ論理回路の基本形は限界差回路であるから、フ
ァジィ限界差回路について説明しておく。
ファジィ集合X、Yに対して、限界差は、それらのメン
バーシップ関数μX、μyにより次のように定義される
XeY仲μxey 三μxeμy =0■(μX−μy)   ・・・(2)ここでeは限
界差、■は論理和(WaX)  (大きい方を選択する
こと)、−は算術上の引算(算術差)をそれぞれ表わし
ている。ファジィ論理では負の値は使用しないから、第
(2)式において、(μX−μV)が負の値になった場
合には論理和■によって限界差は0となる。すなわち、
第(2)式は具体的に次の関係を表わしている。
・・・(3) 第9図に限界差回路が示されている。この図において、
一方の入力電流μy (減数)を電流ミラー(41)の
入力側に加え、その出力ll流μyを他の入力電流μX
 (被減数)から差引く。この引算は単に結線するだけ
で達成される(接続点(42)、ワイヤード・サブトラ
クション)。差電流(μX−μV)はダイオード(43
)を通って出力11iμ2として吐き出される。
第10図は、上の限界差回路における入力電流μXをパ
ラメータとした入出力特性の測定結果を示している。極
めてよい線形性が得られていることがわかる。
(3,2,3)  論理和回路 ファジィ集合X、Yに対して、論理和はそれらのメンバ
ーシップ関数μX、μyにより次のように定義される。
X U Y#μguy 三μxyμy       ・・・(4)論理和Vはμ
×、μyのいずれか大きい方を選択することを意味して
いるから、第(4)式は次のように書きなおすことがで
きる。
第(4)式は次のように変形することが可能である。
μxVμy諺(μXθμV)十μy −(μyeμX)十μX ・・・(6) 第(6)式は次のようにして証明される。
(μxeμy)十μy三(X eV ) +1− [O
V (x −V)] +y =  (V  +O)  V  (V  +(X−V)
)y  vx 三μyVμX     ・・・(7) 第(6)式より、論理和の演算は限界差回路とワイヤー
ド・サムとにより実現できることが分かる。
第11図は、論理和回路を示している。この図におむ\
て、第9図に示されたものと同じ限界差回路(4G)と
算術和(ワイヤード・サム)をとるための接続点(53
)とが示されている。この限界差回路(40)および接
続点(53)にμyの電流を供給するために3コレクタ
・トランジスタを用いた2出力電流ミラー(51)が設
けられている。
また、与えられる吸い込み人力1!流μVの向きを反転
させるために、2出力電流ミラー(51)の前段に電流
ミラー(52)が接続されている。
電流ミラー(52)の負荷であるマルチ出力電流ミラー
(51)の入力抵抗は小さい。また、マルチ   ゛□
出力電流ミラー(51)の負荷となる次段の論理回路の
入力抵抗および同じようにマルチ出力電流ミラー(51
)の負荷となる電流ミラー(41)の入力抵抗も小さい
。したがって、電流ミラー(52)およびマルチ出力電
流ミラー(51)は飽和を生じない。これにより、限界
差回路(40)の入力電流(すなわち電流ミラー(41
)の入力電流)も、接続点(53)の一方の入力電流も
μyに等しくなる。
たとえμxくμVの場合でも、電流ミラー(41)が飽
和するだけで接続点(53)に流入する′R流μVには
影響を及ぼさず、誤差のない演算が可能となる。
第12図は、第11図の論理和回路の入出力特性の測定
結果を示している。誤差が生じていないことが分るであ
ろう。
なお、第11図の回路において、入力電流μXとμyと
を交換しても同じ結果が得られるのはいうまでもない。
(3,2,4)  絶対差回路 ファジィ集合X、Yに対して、絶対差は、それらのメン
バーシップ関数μ×、μ■により次のように定義される
l X−Y l蟲μ1x−y% 三1μX−μy1 ・・・ (8) 第(8)式は次のように変形することが可能である。
μmに−y1−(μxeμy)+(μVθμX)・・・
(9) 第(9)式は次のようにして証明される。
(μx euy ) + (μyeμX)三(Xθy)
+(yθX) −(x ey ) + [OV (V −X ) ]−
[(x ey )+01V [(xθy)+(V−Xl
l −[[0V(x−y)]+O]V [[0V(x−y)]+(y−x)] −[(0+O) V (0+x −y ) ] V[(
y −x +O)V (x −y +y −X ) ]
=OV(x−y)V(y−X)VO −(X  −V  )  V  (V  −x  )三
(μX−μy)V(μV−μ×)・・・(10)第(9
)式より絶対差の演算は、2つの限界差回路と1つのワ
イヤード・サムにより実現できることが分る。ただし、
2つの限界差回路において減数入力と被減数入力とを交
換しなければならない。
第13図は絶対差回路を示している。上述した限界差回
路(4G)に加えて、入力電流μXとμVが交換された
もう1つの限界差回路(60)が設けられ、これらの出
力側がそれらの出力′R流の算術和をとるために接続さ
れている(接続点(73))。
2つの限界差回路(4G)(6G)に入力電流μyを供
給するために、上述したものと同じ電流ミラー (52
)とマルチ出力電流ミラー(51)が設けられている。
同様に2つの入力電流lxを生成するために電流ミラー
(72)およびマルチ出り電流ミラー(71)が設けら
れている。
電流ミラー(52)の負荷であるマルチ出力電流ミラー
(51)の入力抵抗は小さく、またマルチ出力電流ミラ
ー(51)の負荷となる次段の論理回路の入力抵抗およ
び電流ミラー(41)の入力抵抗も小さいので電流ミラ
ー(52)およびマルチ出力電流ミラー(51)は飽和
を生じない。同様にして電流ミラー(12)およびマル
チ出力電流ミラー(11)も飽和を生じない。したがっ
て、電流ミラー(41)とダイオード(43)からなる
限界差回路(40)および電流ミラー(61)とダイオ
ード(63)からなる限界差回路(60)の入力抵抗に
は誤差が生じない。
これにより、出力電流μ2はμ   に等しくx−yl なる。
この絶対差回路における入出力特性の測定結果が第14
図に示されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は電流の入出力形態の説明図である。 第2図および第3図は・フルチ°0レクダ    、ト
ランジスタとその誘導形を示すもので、第21図はnp
nタイプのもの、第3図はpnpタイプのものを表わし
ている。 第4図および第5図は、マルチ出力電流ミラーにおいて
1のトランジスタの飽和が他のトランジスタに及ぼす影
響を説明するためのものであり、第4図は接続図、第5
図は入出力特性を示すグラフである。 第6図は、マルチ出力電流ミラーの飽和により誤差が生
ずる回路の例を示す結線図である。 第7図は、この発明の第1実施例を示すもので、第6図
の回路を改良した回路の結線図である。 第8図は、変形例を示す結線図である。 第9図から第14図はこの発明の第2実施例を示してい
る。 第9図は限界差回路の結線図、第10図はその入出力特
性を示すグラフである。 第11図は論理和回路の結線図、第12図はその入出力
特性を示すグラフである。 第13図は絶対差回路の結線図、第14図はその入出力
特性を示すグラフである。 (15025)(51)(62)・・・マルチ出力電流
ミラー、(11)〜(14)(21)〜(24H41)
(61)・・・電流ミラー。 以  上 第9図 と 第10図 fif ()AA) 第11図 、Mx(ハA) 7X (μA)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数のコレクタとこれらに共通のベースおよびエミッタ
    とからなり、1つのコレクタがベースに接続されている
    集積化されたマルチ出力電流ミラー、ならびに このマルチ出力電流ミラーの他のコレクタに接続された
    それぞれ独立した低い入力抵抗をもつ回路、 からなる電流分配回路。
JP59263386A 1984-12-13 1984-12-13 電流分配回路 Pending JPS61141214A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59263386A JPS61141214A (ja) 1984-12-13 1984-12-13 電流分配回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59263386A JPS61141214A (ja) 1984-12-13 1984-12-13 電流分配回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61141214A true JPS61141214A (ja) 1986-06-28

Family

ID=17388766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59263386A Pending JPS61141214A (ja) 1984-12-13 1984-12-13 電流分配回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61141214A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0227806A (ja) 相互コンダクタンス回路
JPH0770935B2 (ja) 差動電流増幅回路
JPS61141214A (ja) 電流分配回路
JPS6154286B2 (ja)
JPH10276049A (ja) トランスリニアマルチプライヤ
US4250461A (en) Current mirror amplifier
US4947103A (en) Current mirror have large current scaling factor
JPH04268810A (ja) 遅延回路
JPS5941321B2 (ja) 電圧比較回路
JP2679402B2 (ja) オフセット補償回路およびそれを用いた増幅器
US4345216A (en) Compensation of base-current-related error in current mirror amplifier circuitry
US6744306B2 (en) Filter circuit
JPH11177353A (ja) 電圧電流変換回路
JPH01292906A (ja) 電流検出回路
JPS62295187A (ja) トランジスタ回路
JPH0715250A (ja) 増幅回路
JPS61247111A (ja) 増幅回路
JP2573279B2 (ja) 電流変換回路
JP2797322B2 (ja) 増幅器
JPS6037809A (ja) 相補b級シングルエンデイツドプツシユプル増幅回路
JPH0476714A (ja) 定電圧発生回路
JPS61153778A (ja) アナログ演算回路
JPH08307228A (ja) 信号選択スイッチ回路
JPH03117008A (ja) 電流ミラー回路
JPS62220010A (ja) スイツチング電流発生回路