JPS61136A - 多重層容器 - Google Patents

多重層容器

Info

Publication number
JPS61136A
JPS61136A JP59112039A JP11203984A JPS61136A JP S61136 A JPS61136 A JP S61136A JP 59112039 A JP59112039 A JP 59112039A JP 11203984 A JP11203984 A JP 11203984A JP S61136 A JPS61136 A JP S61136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
multilayer
thickness
polyethylene terephthalate
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59112039A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0436934B2 (ja
Inventor
白野 健二
邦彦 島村
石井 敏典
金光 利昌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP59112039A priority Critical patent/JPS61136A/ja
Publication of JPS61136A publication Critical patent/JPS61136A/ja
Publication of JPH0436934B2 publication Critical patent/JPH0436934B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A 本発明の技術分野 本発明は多重層容器に関するものである。詳しくけ、外
観およびガスバリヤ−性に優れた多重層容器に関するも
のである。
B 従来技術およびその問題点   ′従来、エチレン
−酢酸ビニル共重合体のけん化物(以下EVOH樹脂と
記す)は、ガスバリヤ−性に優れた熱可塑性樹脂として
、食品、その他の包装用途に広く用いられている。たと
えば、 EVOH樹脂とポリプロピレン樹脂よシ成形さ
れた多層容器は、ガスバリヤ−性容器として、マヨネー
ズ等に多数使用されている。しかしながら、現在使用さ
れている多層容器中のEVO)I樹脂層には多数の縦筋
があシ、透明性が要求される容器においてはこの筋が欠
点となる。
ポリエチレンテレフタレート樹脂の2軸延伸7’リ ローボトルはその透明性、軽量性、ガスバ年ヤー性が優
れているため、近年炭酸飲料等の容器として利用される
ようになって来たが、炭酸ガスバリヤ−性はまだ十分で
はなく、ガスバリヤ−性を改良した透明容器が望まれて
いる。
この改良方法の一つとして特開昭53−108’162
号公報にみられるように、ポリエチレンテレフタレート
樹脂とEVOH樹脂からなる多層容器が提案されている
けれども、通常市販されているEVOHII脂を使用し
たポリエチレンテレフタレート樹脂/EVOH/ポリエ
チレンテレフタレート樹脂の多層容器ではプロー成形後
のボトルに縦筋が視察され、外観の良好なボトルを得る
ことはむづかしい。縦筋のあるボトルを分析するとEV
OH樹脂層に多数の筋が発生していることが観察される
。これは、EVOH樹脂のプロー延伸が均一に行なわれ
ずに縦筋状に延伸斑を生じるためであり、外観を向上す
るためにはこの縦筋を無くすることが必要である。
また特開昭58−71130号公報にみられるように、
EVOH樹脂などのガスバリヤ一層を多層管状体の表面
に近い位置に設けた多層管状体も知られているが、単に
通常のEVOH樹脂を多層管状体の表面に近い位置に設
け、これをプロー成形しても縦筋の少ないボトルを得る
ことは゛むづかしい。
このことは後述する比較例1からも明らかである。
C本発明の構成、目的および作用効果 本発明はこれらの欠点を解消したもので、少なくトモポ
リエチレンテレフタレー)樹脂層/!チレン含含量2御
〜55 ん化度が96t4以上のエチレン・−酢酸ビニル共重合
体けん化物層/ポリエチレンテレフタレート樹脂層の三
層構造を有する多重層容器に訃いて、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体けん化物の190℃におけるメルトフロー
インデックスが0.1〜2.0g/10分以下であり、
エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層が多重層管の
外面から全層厚さの1/2〜1/4内側に位置すること
を特徴とする多重層容器である。
本発明の多重層容器はEVO)1樹脂のメルトフローイ
ンデックスが0.1〜2.0f/10分であり、またF
VO)l樹脂層が多重層容器の外面から全層厚さの17
2〜1/4内側に位置しているので、縦筋あるいは斑が
なく外観が優れ、さらにガスバリヤ−性、とくに水性物
を充填したときのガスバリヤ−性が一段と改善されてい
る。このような優れた作用効果はEVO)l樹脂のメル
トフローインデックスとEVO)l樹脂の位置をたくみ
に組合せたことにより得られたものである。
本発明において,EVO)l樹脂の190℃でのメルト
フローインデックスが2.0f/10分以上の場合には
、プロー成形あるいは深絞り成形時にEVOHがポリエ
チレンテレ7タレート樹脂と共延伸されることから、E
VOH樹脂層に小さな破れによる穴が生じたり、縦方向
に筋が発生したシして外観およびガスバリヤ−性の良好
な多9重層容器を得ることがむづかしい。またEVO)
l樹脂の190℃でのメルトフローインデックスがo.
if/10分以下の分合下はポリエチレンテレフタレー
ト樹脂との押出し成形性が低下する。特に多重層管の製
造およびプロー成形多重層容器の外観の点からは,EV
O)1樹脂のメルトフローインデックスは0.4〜1.
5g/10分の範囲にあることがより望ましく、最良に
は0.4〜1.0f/10分である。
樹脂層の位置によって決まるが、EVO)1層が外面か
ら見て内側に配置されるほど外面からの冷却が困、難に
なり,EVOI(樹脂層の結晶化が進行しプロー成形性
が低下し、1*得られる多重層容器のガスバリヤ−性も
改善されない。またブロー成形性の低下を避け、かつガ
スバリヤ−性、とくにの凹凸などの欠陥が生じ、これが
EVOH樹脂層に凹凸等の欠陥部を生じるためプロー成
形しても外観の良好な多重層容器は得られない0したが
ってEVAL樹脂層の好適な位置は,多重層容器の外面
から全層厚さの1/2〜1/4内側であり、この位置に
EVOfi層を配置するとEVOH樹脂層の均一なブロ
ー延伸が可能となって外観の優れた多重層容器を得るこ
とが出来る。さらに驚くべきことに、EVOH樹脂層の
均一延伸のために局所的に薄膜化した部分が無く、これ
までの多重層容器に使用されているEVOH樹脂層の平
均厚さと同じ層厚さにしても、得られる多重層容器のガ
スバリヤ−性は一段と改善される。
本発明に用いられるEVOH樹脂は、エチレン含i25
〜55モル係、酢酸ビニル成分のけん化度96モモル係
上の樹脂であり、本発明の効果はエチレン含量の低い領
域においてより大きいが、エチレン含量25モル係未満
になると成形加工性が低下し、満足な成形加工が困難と
なる。またエチレン含量か55モル係を越えるとエチレ
ン含量の増加に起因してガスバリヤ−性が低下し、満足
(するバリヤー性を維持することができ々くなる。
またけん化度が96モル係未満となるとガスバリヤ−性
が劣り、本発明に好適に使用することができなくなる。
EVOH樹脂には、エチレンビニルアルコール、酢酸ビ
ニルの単位以外の第3成分等をバリヤー性、成形性に著
しい影響を及はさない範囲で含ませることが出来る。
本発明に用いられるポリエチレンテレフタレート樹脂と
は、エチレングリコールとテレフタル酸を主体としたポ
リエステル樹脂で、酸成分の80モル係以上、好ましく
は90モル係以上がテレフタル酸であり、グリコール成
分の80モモル係上、好ましく祉90モル係以上がエチ
レングリコールであるポリエステル樹脂であり、他の酸
成分としてはフタル酸、ナフタレン1,4−または2,
6−ジカルボン酸、ジフェニルエーテル4.4′−ジカ
ルボン酸、ジフェニルジカルボン酸およびジフエノキシ
エタンヨ目3臣ジカルボン酸のごとき芳香族ジカルボン
酸類、アジピン酸、セパチン酸、アゼライン酸およびデ
カン1,10−ジカルボン酸のごとき脂肪酸ジカルボン
酸類、シク□ロヘキサンジカルボン醗のごとき脂環族ジ
カルボン酸類を例示できる。これらは単独あるいは2穐
以上混合して酸成分の20モモル係満の範囲でテレフタ
ル酸に混合して使用することができる。
他のグリコール成分としては、プロピレングリコール、
トリメチレングリコール、テトラメチレンクリコール、
ジエチレングリコール、ポリエチレンクリコール、ポリ
プロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール
、ヘキサメチレングリコール、ドデカメチレングリコー
ルおよびネオベンテールグリコールのごとき脂肪族グリ
コ−k類、シクロうキサンジメタツールのごとき脂環族
グリコール類、2.2−ビス(4′−β−ヒドロ中レジ
エトキシフェニルプロパン、その他の芳香族ジオール類
を例示できる。これらのグリコールは、グリコール成分
内の20モル係未満の量で含有させることができる。
本発明に使用されるポリエテレンテレフタレー)12(
脂U、  )リメチロールプロパン、ペンタエリスリト
ール、トリメリット酸、トリメシン酸のごとき多官能基
成分を5モル係、好ましくは3モル係未満共重合させて
もよい。また着色剤、酸化防止剤、紫外線防止剤、帯電
防止剤、抗菌剤、滑剤等の添加剤を必要に応じて適量含
有することができる。
本発明で使用するポリエチレンチルフタレート樹脂は、
270℃におけるメルトフローインデックスが3.0g
/10分〜0.14/10分の範囲にあることが好適で
ある。メルトフローインデックスが3.Or/10分以
上においては、ポリマーの溶融粘度が小さく多重層管体
を押出成形するのが困難となるので好ましくない。0.
11/10分以下においては、ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂の溶融粘度とEVOH樹脂の溶融粘度との差が
大きくなり押出時に多重層管状体に筋が発生し、プロー
成形した多重層容器に筋が残り、外観が悪くなるので好
ましくない。なおここでポリエチレンテレフタレート樹
脂のメルトフローインデックスは多重層容器におけるポ
リエチレンテレフタレート樹脂のメルトフローインデッ
クスを意味し、また測定するポリエステルサンプケは測
定直前に真壁乾燥または熱風乾燥により水分率を30 
ppm以下としたものである。
本発明においては内外層のポリエチレンテレフタレート
樹脂層と中間層のEVOH層の間に接着剤を設けること
が好ましい場合が多く、この場合接着剤としては両者に
対して接着性を有するものを用いることができ、たとえ
ばカルボキシ基女性ポリオレフィン、カルボキシル基変
性エチレン−アクリル酸エチル共重合体、カルボキシル
基変性エチレン−酢酸ビニル共重合体、変性スチレン−
ブタジェン共重合体ラテックス、ポリアクリレート、ポ
リウレタン、さらには特願昭57−225426号に記
載のアルミニウム元素およびモノカルボン酸の結合した
ポリエステルを用いることができる。
本発明においてはこれらのポリエチレンテレフタレート
樹脂、EVO)i、さらには接着剤を多重射出成形、ま
たは共押出成形するこ七により、まず多重層管またはシ
ートを得る。この多重層管またはシートのEVO)i樹
脂層の厚さは50〜1000μ、好適には100〜80
0μ丁あり、また外層のポリエチレンテレフタレート樹
脂層の厚さは200〜4000μ間、好適には500〜
3000μ調、内層のポリエチレンテレフタレート樹脂
層の厚さは200〜4000μ鰭、好適には500〜3
000μ調である。また各接着剤層の原書は5〜200
μ、好適には20〜100μである。さらに多層層管の
全層厚さは900〜9000μ、好適には2000〜5
000μである。
次にこの多重層管またはシートから本発明の目的とする
多重層容器を製造する方法としては、多重射出成形法に
よってポリエチレンテレフタレート樹脂とEVOH樹脂
を順次射出して複層パリソンを成形し、その稜複層パリ
ンンをブロー成形する方法、共押出成形法によって少な
くともポリエチレンテレフタレート樹脂層/E V O
H樹脂層/ポリエチレンテレフタレート樹脂層よりなる
多重層管体を作製し、この管悴をボトルの大きさに適し
た長さに切断し、口部と底部を加工し有底パリソンとし
その後二軸延伸ブロー成形する方法、少なくトモポリエ
チレンテレフタレート樹脂層/EV(J)l樹脂層/ポ
リエチレンテレフタレートm脂層よりなる複層シートを
成形し、真空成形法、真空圧空成形法あるいはプラグア
シスト真空圧空成形法で多重層容器を成形する方法等が
あるが、このうち多重層管をブロー成形してボトルを製
造する方法が、外観の良好な容器を収・率良く得ること
が日米るので好ましい。
ここで二軸延伸ブロー成形する方法としては逐次延伸ブ
ロー成形、あるいは同時延伸ブロー成形のような公知の
方法を採用することができる。たとえば逐次延伸ブロー
成形の場合は、パリソンの内側に押出し棒を挿入しなが
ら、比較的小さい圧力で流体を吹込みながら、軸方向に
延伸し、次いで比較的大きい圧力で流体を吹込みながら
、容器の周方向へ延伸を行なう方法を用いることができ
る。また同時延伸プロー成形の場合には、大きい圧力で
流体を吹込みながら、同方向と軸方向への延伸を同時に
行なう方法を用いることができる。
ここで軸方向への延伸はたとえばパリソンの口部を金型
とマンドレルで挾持し、パリソン底部の内面に延伸棒を
あてがい、延伸棒を伸張させることにより容易に行なう
ことができる。
このようにして得られた本発明の多重層容器のEVO)
i樹脂層の厚さは7〜100μの厚さであることが望ま
しい。EVOH樹脂層の厚さが7μより薄い場合、その
ガスバリヤ−性の改善度合が小さくなることと、EVO
H樹脂層に小孔が生じる割合が高くなることのため、多
重層容器のEVOH樹脂層の厚さとしては適当でない。
逆にBYOH樹脂層の厚さを100μ以上にする場合に
は多重層容器に成形する前のパリソンを構成するEVO
)L樹脂層の厚さを1000μ程度にしておく必要があ
り、そうすると相対的にポリエチレンテレフタレート樹
脂層の厚さが薄くなり、EVOH樹脂層の均一延伸が困
難になると共に成形した多重層容器の強度が不十分とな
り、これも適当でない。
外観の優れた、ガスバリヤ−性の良好な多重層容器が得
られるより好適な範囲は10〜30μである。またEV
OH樹脂層の厚さは全層厚さの3〜30%であることが
好、適で、さらには5〜20ヂが最良である。
本発明の多重層容器のポリエチレンテレフタ−レート樹
脂層からなる内外層には必要に応じ、その上にさらに他
の樹脂層などを設けることもできるが、機械的強度、外
観の美麗さなどから、ポリエチレンテレフタレート樹脂
層を最内外層とすることが好ましい。
本発明により得られる容器は前記したとおり、縦筋など
のない、外観の優れた、しかもガスバリヤ−性、とくに
水性物を充填した場合のガスバリヤ−性の優れた容器で
あるので、炭酸ガスバリヤ−性の要求される食品、飲料
水、アルコール類、とくに炭酸飲料水、ビールなどの水
性物の充填用容器として、またその他医薬、化粧品など
の充填用容器として好適に用いられる。
以下実施例にもとづいて本発明の詳細な説明するが、本
発明の範囲を限定するものではない。
実施例1 f    、j?!Ji’F−L/7f−L/7*1.
−−)1i[W(270’CTのメルトフローインデッ
クス0.5 f/10分、融点265℃)とエチレン含
量32モル係、酢酸ビニル成分のけん化度99.5%、
190℃でのメルトフローインデックスが0.5g/1
0分であるの、BVOH樹脂および接着性樹脂として酢
酸ビニル含量24重量%無水マレイン酸変性度1.1重
量%の変性エチレン−酢酸ビニル樹脂を3台の押出機に
供給し、EVOH樹脂は220℃ポリエチレンテレフタ
レート樹脂はz゛78℃、接着性樹脂社215℃の温度
条件下に溶融混練し、温度250℃の多重層管状体ダイ
を用いてポリエチレンテレフタレート樹脂(1,O襲)
/接着性樹脂(0,1藺)/EVOH樹脂(0,3ff
JI)/接着性樹脂(0,1悶)/ポリエチレンテレフ
タレーNl脂(2,0間)!シなる管径25.0 yの
3種5層のパイプ(全層厚3、5 rul)を押し出し
た。なおこのパイプのEVOH層は全層厚に対して約8
.5%の平均厚さを有している。
得られた多層パイプを長さ13.0cIILに切断し、
一端を封じて他端にキャップ取付は可能な首部を成形し
て多層プリフォームとした。この多層プリフォームを1
05℃に加熱し、金型中で空気を吹込み、容量IIの多
層ボトルに成形した。得られた多層ボトルを切断し胴部
のEVOH樹脂層の厚さを円周方向に等間隔に16点測
定して得た平均厚さは30μで最大厚さは33μ、最小
厚さは27μであシ多層ボトルの胴部には、実質上EV
O)I樹脂層の延伸斑による縦筋は無かった。
得られた多層ボトルに20℃で4気圧の蒸気圧をもつ飽
和炭酸ガス水を1に充填し、放置(22℃、湿度80%
)シ、炭酸ガスロスが15%に達するまでの時間を測定
したところ27週であった。
実施例2 ポリエチレンテレフタレート樹脂(270℃でのメルト
フローインデックスが1.0g/10分、融点265℃
)と、エチレン含量32モル%、酢酸ビニル成分のけん
化[99,816の190℃でのメルトフローインデッ
クスが0.5f/10分であ爵 るEVOH樹脂および独着性樹脂としてアルミニウム元
素およびモノカルボン酸の結合したポリエステルを3台
の押出機に供給してポリエチレンテレフタレート樹脂は
280℃で、EVOH樹脂は220℃で、接着性樹脂は
200℃で溶融混練して、250℃の多重層管状体ダイ
を用いて、ポリエチレンテレフタレート樹111(1,
0+ra)/接着性樹BW (0,1w ) / ’E
 V OH樹脂(0,’3 y ) /接着性樹脂(0
,1m ) /ポリエチレンテレフタレート樹脂(2,
5wts )よシなる全層厚さ3.5ms、管径25、
 Oasの3種5層パイプを押し出した。このノくイブ
のgvou樹脂層は、全層厚に対して約7.5チの平均
厚さを有している0 得られた多層パイプを長さ13.0αに切断し、一端を
封じて、他端にキャップ取付は可能な首部を成形して多
層プリフォームとした0この多層プリフォームを105
℃に加熱し、金型中で、空気を吹込み、容量IIの多層
ボトルに成形した。
得られた多層ボトルを切断し、胴部のEVOH樹脂層の
厚さを円周方向に等間隔に16点測定して得た平均厚さ
は30μで、最大厚さは32μ最小厚さは28μであり
、多層ボトルの胴部には実質上EVOH樹脂層の延伸斑
による縦筋は無かった0 実施例1と同様に、得られた多層ボトルに炭酸ガスを溶
解した液をII充填し、炭酸ガスロスが15%に達する
までの期間を測定したところ29週であった。比較例1
に比べてシェルフライフが長い。
比較例1 ポリエチレンテレフタレート樹脂(270℃でのメルト
フローインデックス0.5g/10分、融点265℃)
と、エチレン含量32モルチ酢酸ビニル成分のけん化度
99.5%の190℃でのメルトフローインデックスが
3.0g/10分であるEVOH樹脂および酢酸ビニル
含量24重量%、無水マレイン酸変性度1.1重量−の
変性エチレン−酢酸ビニル樹脂を3台の押出機に供給し
て、3種5層の管状体用ダイを用いてポリエチレンテレ
フタレート樹脂(厚さ1.0 m ) /エチレンー酢
酸ビニル樹脂(厚さ0.1 ** ) / E V O
H樹脂(厚さ0.3mg ) /エチレンー酢酸ビニル
el脂(厚すo、i朋)/ポリエチレンテレフタレート
樹脂(厚さ2.0 m )の管径25.01111の多
層パイプ(全層厚3.5 ms )を成形した。実施例
1と同様にして多層プリフォームを作、9.1.OJの
多層ボトルを得た。得られた多層ボトルの胴部に縦筋が
認められた。胴部のEVOR樹脂層の平均厚さは30μ
で゛あったが、筋部以外の最大厚さが48μで最小厚さ
は12μで厚さ斑が大であった。ボトルのシェルフライ
フは23週であった。
比較例2 ポリエチレンテレフタレート樹脂(270℃でのメルト
フローインデックス0.5f/10分、融点265℃)
とエチレン含量32モル%、酢酸ビニル成分のけん化度
99.596の190℃でのメルトフローインデックス
が0.5f/10分であるEVOH樹脂および実施例1
記載のエチレン酢酸ビニル樹脂から3種5層の管状体用
ダイを用いて外層からポリエチレンテレフタレート樹脂
(厚さ2.0+=a ) /エチレンー酢酸ビニル樹脂
(厚さ0.1 +u )/EVOH樹脂(厚さ0.31
u) /エチレンー酢酸ビニルIt脂(厚さ0゜1 m
 ) /ポリエチレンテレフタレート樹脂(厚さ1.0
 w+ )の管径25.0+uφの多層パイプ(全層厚
3.5 wa )を成形し、これよシ実雄側1と同様に
して1.OJの多層ボトルを得ね得られたボトルには比
較例1と同様に縦方向に筋が観察されボトルの一部には
銀白色の縦筋も認められた。切断してその部分のEVO
)I樹脂の厚さを測定したところ、4μ程度しかな(、
EVOH樹脂層の偏肉が大であった0 比較例3 ポリエチレンテレフタレート樹脂(270℃のメルトフ
ローインテックス0.5g/10分、融点265℃)と
エチレン含量32モルチ酢酸ビニル成分のけん化度99
.8%の190℃でのメルトフローインデックスが2.
0g/10分であるE■OH樹脂および実施例1記載の
エチレン−酢酸ビニル樹脂から3種5層の管状体用ダイ
を用いて、外層からポリエチレンテレフタレート樹脂(
厚さ1.5m ) /エチレンー酢酸ビニル樹脂(厚さ
0.1 +u )/EVO)I樹脂(厚す0.3 wt
s ) / 工f V ンー酢酸ビニル樹脂(厚さo、
 1m ) /ポリエチレンテレフタレート樹脂(厚さ
i、s藺)の管径25.01の3種5層パイプ(全層厚
3.5 zm )を成形し、これよシ実雄側1と同様に
して1.0Iの多層ボトルを成形した。
得られたボトルには、比較例2と同様に縦方向に筋が観
察されボトルの一部には銀白色の縦筋も認められた。切
断してその部分のEVOH樹脂の厚さを測定したところ
5μ程度しかなく筋合外のEVOH樹脂の平均厚さは3
0μ程度でEVOH樹脂の偏肉が大であった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリエチレンテレフタレート樹脂層/エチレン含
    量25〜55モル%、酢酸ビニル成分のけん化度が96
    %以上のエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層/ポ
    リエチレンテレフタレート樹脂層の少なくとも三層構造
    を有する多重層容器において、エチレン−酢酸ビニル共
    重合体けん化物の190℃におけるメルトフローインデ
    ックスが0.1〜2.0g/10分であり、エチレン−
    酢酸ビニル共重合体けん化物層が多重層容器の外面から
    全層厚さの1/2〜1/4内側に位置することを特徴と
    する多重層容器。
  2. (2)エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物の190
    ℃におけるメルトフローインデックスが0.4〜1.5
    g/10分である特許請求の範囲第1項記載の多重層容
    器。
  3. (3)エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層の平均
    厚さが全層厚さの3%ないし30%である特許請求の範
    囲第1項に記載の多重層容器。
JP59112039A 1984-05-30 1984-05-30 多重層容器 Granted JPS61136A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59112039A JPS61136A (ja) 1984-05-30 1984-05-30 多重層容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59112039A JPS61136A (ja) 1984-05-30 1984-05-30 多重層容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61136A true JPS61136A (ja) 1986-01-06
JPH0436934B2 JPH0436934B2 (ja) 1992-06-17

Family

ID=14576479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59112039A Granted JPS61136A (ja) 1984-05-30 1984-05-30 多重層容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61136A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2561936Y2 (ja) * 1993-10-01 1998-02-04 株式会社吉川国工業所 磁石の保持構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0436934B2 (ja) 1992-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4741936A (en) Laminate preform for a multi-layer polyester bottle
EP0109305B1 (en) Laminates and their use in making containers
US4451512A (en) Multi-layer plastic vessel
US5118743A (en) Methylene-vinyl alcohol copolymer composition
US20040043169A1 (en) Multilayer structures of poly(1,3-propane 2,6 naphthalate) and poly(ethylene terephthalate)
WO2005099996A1 (ja) 多層二軸延伸ブローボトル及びその製造方法
EP0218245B1 (en) Injection stretch blow container
KR19990028447A (ko) 식품 및 음료수용의 몰딩된 플라스틱용기 및그 제조방법
EP0118227B1 (en) Process for drawing plastic laminates
GB2141970A (en) Multi-layer drawn polyester bottle
JPS61136A (ja) 多重層容器
JP2004043022A (ja) 共射出延伸ブロー成形容器
JP3010758B2 (ja) 積層体
JP2898330B2 (ja) 多層延伸中空容器及びその製法
JPH0323336B2 (ja)
JPS61137A (ja) 延伸ブロ−多層ボトルおよびその製法
JPS60157826A (ja) 多層延伸ボトルの製造法
JP3846974B2 (ja) 多層構造体
JPH0427097B2 (ja)
JPS61152542A (ja) 延伸成形プラスチツク容器
JPS61279513A (ja) 延伸ブロ−成形用多層プリフオ−ムの製造方法
JPH02113940A (ja) 多層容器
JPS60147306A (ja) 延伸成形用多層パイプの製造法
JPS6211624A (ja) 延伸ブロ−成形用プリフオ−ム及びその製法
JPS63120644A (ja) 共射出中空成形多層容器

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term