JPS61136857A

JPS61136857A - 板材減速装置

Info

Publication number: JPS61136857A
Application number: JP25686384A
Authority: JP
Inventors: Kinji Minami; 南　謹二; Isamu Oku; 奥　勇
Original assignee: Sumitomo Heavy Industries Ltd
Current assignee: Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date: 1984-12-05
Filing date: 1984-12-05
Publication date: 1986-06-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、シャライン等から連続的に高速で送られてく
る板材を減速させてパイラに積載する場合く使用される
板材減速装置に関する。

板材（以下シートと称する）のパイリングにおいて、高
速で送られてくるシートラそのままパイラに送シ込むと
パイラのエンドストッパテ（ｉｌ撃的に停止させられ、
シートの損傷を生ずる。したがつてパイラに送り込む前
段で減速する必要がある。

この場合の減速装置としては種々の形式のものが開発さ
れており、例えば送給ラインの最終段に上下（隔置され
た電磁石を配置し、リニアモータの原理で減速させるも
の、あるいは電磁石を備え九吸着コンベヤで一旦シート
を持ち上げ先後、ラッピングコンベヤ上に先後端をラッ
プさせて落し。

パイラへ送シ出す装置等がある。しかしこれらの装置は
送給ライン上のシート速度が高速になると確実に減速あ
るいはラップさせることができず、またこれらて適用す
る１！龜石は一般に高価であり。

設備費および減速区間のスペースが大きくなるといった
欠点があつな。またシートがアルミ材などの場合は適用
できない。

本発明は上述の欠点をなくシ、高速で送給されてくるシ
ートを、ピンチロールの手段てより、ライン上で大きな
スペースをとらず（、所望の速度に確実に減速させるこ
とのできる板材減速装置を提供することを目的とする。

本発明による板材減速装置は、送給コンベヤとパイラと
の開く配置された可動ピンチロール装置と、前記可動ピ
ンチロール装置の上下のピンチロールの間隔を開閉する
ようにピンチロールヲ板材（対して垂直方向に移動させ
る上下動駆動機構と、前記可動ピンチロール装置を所望
速度で回転させる回転駆動装置とを有して構成される。

以下１本発明を、図面を参照しながら、実施例くついて
説明する。

第１図は本発明の実施例の側面図であり、第２図は第１
図に示す板材減速装置の正面図である。

本発明の減速装置は、コンベヤプーリ３．コンベヤベル
ト２８．ベルト受け２９等を含むシート送給装置と、パ
イリングされたシートの積載台車４゜エンドストッパ５
．バックプレート６を含むパイラとの間に、可動ピンチ
ロール装置が設けられている。可動ピンチロール装置は
、この実施例では、パスラインよシも若干上側に上ピン
チロール１が軸支され、その下側に上下動可能な下ピン
チロール２が、後述する上下動駆動装置のリンク２３の
先端に軸支され、これらの両ピンチロール１，２がロー
ル軸端の歯車１０，１１によって連結されている。上ピ
ンチロール１の軸受部９は第２図のようにばね８によっ
て上方から押し付けられている。なお、歯車１０．１１
は、第３図に部分的に示すように、歯たけが大きく形成
され、下ピンチロールが最下位１１１Ｖｃあるときでも
かみ合いが外れないようになっている。同図で１１′は
下ピンチロールが最上位置（第１図の符号２′の位置）
Ｋきたときの歯車１１のかみ合い位置を表わす。

可動ピンチロールの上下動駆動機構は、第１図に示すよ
うに、片端部が固定部分に枢着されたシリンダ２６と、
シリンダ２６のピストン棒の先端にクレビス２５と介し
て枢着された一対のリンク２３．２４とにより構成され
、下側のリンク２４の先端は固定部分に枢着され、上側
のリンク２３の先端には前述した如く上下動可能な下ピ
ンチロール２が軸受部９を介して軸支されている。ピス
トンの前後進によりシリンダ２６は前記片端部を中心え
して上下に揺動するが、下ピンチロール２はピストンの
最後退位置（図示実線位＃）および最前進位置で最下位
置即ち下死点となって上ピンチロールから離れ、中間位
置ではリンク２３゜２４が一直線状となって上死点（符
号２′で示す）へ押し上げられる。上死点位置では下ピ
ンチロール２′は前記ばね８て抗して上ピンチロール１
を若干上方へ押し上げるように作用し、これによって送
給ラインを走行してき九シート２０′を充分な押圧力で
両ピンチロール１，２′によりピンチする。

第２図（示すように、下ピンチロール２は、ブローティ
ングカップリング１２および連結軸１３を介して歯車１
４Ｖｃ連結され、この歯車１４とかみ合う歯車１５を介
してモータ１７により回転駆動される。モータ１７には
速度検出器１８が、また歯車１４の軸にはパルス発信器
２７がそれぞれ取り付けられている。なお、７はパルス
発信器。

１６は歯車１５の軸とモータ１７とを連結するカップリ
ング、２２は歯車１４．１５を軸支している軸受である
。上下ピンチロール１．２は、モータ１７によりシート
を減速させたい周速度ｖ２（パイリング速度）で回転す
る。なお、シート送給装置のコンベヤベルト２８は、Ｖ
ｌ）Ｖ、の関係にあるシート送給速度ｖ１でシート１９
．２０を連続的〈送っている。

こあような構成において、下ピンチロール２が上ピンチ
ロール１から下方へ離れている状態で送給装置上の先行
するシート２０は、その先端が上下ピンチロール間を速
度ｖ１で通過し、尾端が検出器２１で検出されると、シ
リンダ２６の作動によシ下ピンチロール２が上死点２′
位置へ上昇し、シート２０の尾端が上下ピンチロール１
，２’によシピンチされる。これによってシート２０は
ピンチロールの周速ｖ２に減速されて該ピンチロールか
らパイラ上へ放出され、パイリング速度ｖ２でパイリン
グされる。シート２０の放出後は両リンクは２３’　、
　２４’の位置にきている。後続するシート１９は先行
シート２０と同様に速度ｖ１で上下ピンチロール１，２
を通過した後、尾端が検出器２１で検出されると、シリ
ンダ２６は前述と反対側に作動し、リンク２３’　、　
２４’は元の２３．２４の位置へ戻る。この戻る途中で
下ピンチロール２は開離状態がら上死点２′の位置をと
り、シート１９０尾端をピンチし、該シート１９を速度
ｖ２に減速し、放出する。先行シート２０と同様にシー
ト１９はパイリング速ＫＶ、でパイラ内のシート２０上
ニノ＜イリングされる。

第４図は本発明の減速装置によるシートの速度変化を示
した図である。送給速度ｖ、で流れてきたシートは尾端
がピンチされた時点ａからｂの時点まで減速され、ｂ−
ｃの時間パイリング速度ｖ２となってピンチロールから
放出され、速度ｖ２でエンドストッパ５（第１図）に衝
突し、Ｃ時点からｄ時点まで速度が自然降下しｄ時点で
パイリングが完了する。ピンチロールの速度はパルス発
信器２７で検出し、モータ１７の制御を行う。

本発明によれば、送給されてくるシートを開離した上下
のピンチクールの間に通し、シートの尾端位置でピンチ
ロールを圧接するように可動させるので、シートの減速
開始時点が正確となり、またピンチロールでピンチした
後はこのピンチロールの周速によってシートの送り速度
が決まるので、送給ライン上でのシート速度が高速であ
っても所望の速度に確実に減速することができる。なお
、上述の実施例では、ピンチロールは下ロールを上下さ
せる場合について述べたが、上ロールのみまたは上下の
両ロールを同時（上下動させてもよい。

シリンダ２６Ｖｉ空圧作動、油圧作動いずれでもよく、
またピンチロールを上下動させる機構としてはリンクお
よびシリンダの機構に限定されるものでなく、カムを用
いた機構でもよく、カム軸の駆動源として電動機、油圧
モータ、シリンダおよびラック・ビニオンの組み合せな
ど種々の手段を用いることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の側面図、第２図は第１図に示
す減速装置の正面図、第３図は本発明に適用されるピン
チロールの歯車のかみ合い状態を示した図、第４図は本
発明における７−トの速度変化？示した図である。１・・・上ピンチクール、　　２…下ピンチロール、４
・・・積載台車、　　　　　５・・・エンドストッパ、
１０．１１，１４．１５・・・歯車、１２・・・７０−ティングカップリング、１７・・・モ
ータ、　　１９．２０・・・シート（板材）、２１・・
・尾端検出器、２３．２４・・・リンク％　　２６・・・シリンダ、２
８・・・送給装置のコンベヤベルト。復代理人　弁理士　染川利吉第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

送給コンベヤとパイラとの間に配置された可動ピンチロ
ール装置と、前記可動ピンチロール装置を板材に対して
垂直方向に移動させる上下動駆動機構と、前記可動ピン
チロール装置を所望速度で回転させる回転駆動装置とを
有し、前記上下動駆動機構は、上下のピンチロールの間
隔を開閉させるように可動側のピンチロールに連結され
ることを特徴とする板材減速装置。