JPS61136528A - グラスラン - Google Patents

グラスラン

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Publication number
JPS61136528A
JPS61136528A JP59259726A JP25972684A JPS61136528A JP S61136528 A JPS61136528 A JP S61136528A JP 59259726 A JP59259726 A JP 59259726A JP 25972684 A JP25972684 A JP 25972684A JP S61136528 A JPS61136528 A JP S61136528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass run
base material
polymeric material
rubber
paint
Prior art date
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Pending
Application number
JP59259726A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Murachi
村知 達也
Shoichi Nakane
中根 正一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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Priority to DE19853535497 priority patent/DE3535497A1/de
Publication of JPS61136528A publication Critical patent/JPS61136528A/ja
Priority to US07/058,624 priority patent/US4748212A/en
Pending legal-status Critical Current

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  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は耐摩耗性を改良した自動車用グラスランに関す
るものである。
(従来の技術) 自動車の窓枠には窓ガラスとの接触部位に、ゴム、ある
いは樹脂などの高分子材料を基材とするグラスランが使
用されている。このグラスランには耐熱性、耐候性ある
。いは、とりわけ耐摩耗性など、特殊雰囲気中の苛酷な
条件下における種々の性能が要求されている。
従来、グラスランに耐摩耗性を賦与する手段としては、
基材表面に塗料を塗布する方法が一般的であった。
具体的にはポリアクリル酸エステル、ポリ酢酸ビニル、
エポキシ、ポリビニルアセクールあるいは、塩化ビニル
系などの塗料であるが、これらの塗料を塗布してもなお
、熱老化後の耐摩耗性、耐候後の耐摩耗性および、高温
雰囲気中の耐摩耗性は充分とはいえないのが現状である
一方、近年ポリオレフィン系加硫ゴム、例えばエチレン
−プロピレン−ジエン三元共重合ゴム(EPDM) 、
エチレン−プロピレン共重合ゴム(EPM)、が従来の
合成ゴムに比べ耐候性、耐老化性、あるいは耐オゾン性
に優れていることから、多方面で使用されるようになっ
た。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記ポリオレフィン系加硫ゴムは耐摩耗性に劣
るため、グラスランの基材として用いる際には、その表
面にウレタン塗料などを塗布しなければならない。
ところが、同加硫ゴムはその構成分子の主鎖中に不飽和
結合や極性基を含まないことから、塗料を塗布しても生
じた塗膜は剥離し易く、同加硫ゴムへの塗装は困難を橿
めているのが現状である。
上記問題の解決を目的として、本発明者らは合成樹脂製
、およびポリオレフィン系加硫ゴム製のグラスランに塗
布する塗料の研究をおこない、塗料を塗布したグラスラ
ンの状態を各種の試験により調べた。
その結果、自動車用グラスランにおいては、基材に塗布
する塗料、とりわけ塗料の密着力を強化するプライマー
が、その性能の良否を左右する最大の要因であることを
つきとめ、合成樹脂製、およびポリオレフィン系加硫ゴ
ム製のグラスラン基材に対する充分な密着力を備えたプ
ライマー組成物を見出した。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 即ち、本発明は高分子材料を基材とするグラスランの前
記基材表面に、末端に少なくとも1個の水酸基−を備え
た主鎖が飽和もしくは部分的に飽和C−N− 結合(Xはハロゲン)を備えた化合物とからなるプライ
マ一層および、ウレタン塗料からなる塗膜層を設けた。
(作用) 上記プライマー組成物の構成成分である炭化水素系ポリ
マーとは、その構成分子の主鎖が飽和もしくは部分的に
飽和した炭化水素系ポリマーである。しかも、その主鎖
中に水酸基を備えているたためウレタン塗料に対する密
着性も良好である。
この炭化水素系ポリマーにさらに分子中に−C−N−結
合(Xはハロゲン)を備えた化合物を配合したプライマ
ー組成物は、各種高分子材料に対し極めて強固な密着性
を示す。
従って、上記プライマー組成物を介してウレタン塗料を
塗布したグラスランの耐熱後の耐摩耗性、耐候後の耐摩
耗性および高温雰囲気中の耐摩耗性は著しく改善される
ことになる。
(実施例) 以下、本発明の自動車用グラスランを構成する基材、プ
ライマー組成物、およびウレタン塗料につき、具体例を
あげて説明する。
自動車用グラスランを構成する基材には一般に塩化ビニ
ル樹脂、あるいは合成ゴムが使用されている。殊に、ポ
リオレフィン系加硫ゴムは従来の合成ゴムに比較して耐
候性、耐老化性、耐オゾン性などに卓越した性能を備え
ていることから、グラスランのみならず自動車用各種ゴ
ム製品に広く使用されるようになった。
従って、本発明においても塩化ビニル樹脂、およびポリ
オレフィン系加硫ゴムによってグラスラン基材を構成し
た。
このポリオレフィン系加硫ゴムとは具体的には、エチレ
ン−プロピレン−ジエン三元共重合ゴム(EPDM) 
、エチレン−プロピレン共重合ゴム(EPM)などであ
る。また、これ、ら共重合ゴムの特性を損なわない範囲
の量で、他のゴム成分を配合したものも例示できる。即
ち、天然ゴム(NR)、スチレン−ブタジェン共重合ゴ
ム(SBR)、ポリブタジェンゴム(BR)、アクリロ
ニトリル−ブタジェンゴム(NBR)、ポリイソプレン
ゴム(IR)、クロロブレンゴム(CR)、あるいはブ
チルゴム(IIR)などが上記ポリオレフィン系加硫ゴ
ムの1/2重量部以下配合されたものを使用してもよい
次に、プライマー組成物の構成は末端に少なくとも1個
の水酸基を備えた主鎖が飽和もしくは部分的に飽和した
炭化水素系ポリマー(以下、炭化水素系ポリマーという
)と、分子中に 物とを配合したものである。
この炭化水素系ポリマーは具体的には、1分子中に1個
以上、好ましくは1.8〜5個の水酸基を備え、かつそ
の主鎖が飽和もしくは部分的に飽和した平均分子量50
0〜50万、好ましくは1000〜2万のポリヒドロキ
シポリブタジェンポリマー(特開昭5O−142695
)である゛。
さらには、分子末端に水酸基を備えた平均分子1100
0〜5000のポリヒドロキシポリオレフィン(商標:
三菱化成工業型、「ポリテールH」、「ポリテールHA
J)も例示できる。
また、分子中に 物とは例えば、N−ブロムスクシンイミドなどのハロゲ
ン化スクシンイミドやトリクロロイソシアヌル酸、ジク
ロロイソシアヌル酸などのハロゲン化インシアヌル酸、
あるいはジクロロヒダントインなどのハロゲン化ヒダン
トインである。
これらの化合物を上記炭化水素系ポリマー100重量部
に対し100重量部以下、好ましくは50重量部以下の
割合で配合し、溶剤で希釈してプライマー組成物を調整
する。
このとき使用する溶剤とはベンゼン、トルエン、キシレ
ンなどの芳香族炭化水素、ジオキサン、テトラヒドロフ
ランなどのエーテル類、酢酸エチル、酢酸プロピルなど
のエステル類、あるいはメチルエチルケトンなどのケト
ン類である。
上記プライマー組成物をこれらの溶剤で希釈するときは
、その濃度が30%以下であることが好ましく、30%
を越えると固形分として析出するおそれがある。
次に、本発明で使用する塗料は以下に詳述するウレタン
プレポリマーを主成分とするウレタン塗料である。
この塗料の組成は、 (A)Cz 〜C6飽和炭化水素ジオールとC2〜C6
有機ジカルボン酸とから合成した分子量1000〜30
00のポリエステルポリオール0.6〜0.95モルに
対し、有機ジイソシアネート1モルの割合で反応させて
得た末端水酸基を備えたウレタンプレポリマーと、 このウレタンプレポリマー(A)100重量部に対し、 (B)低分子ポリオールと有機ジイソシアネートとを反
応させて得た、末端イソシアネート基を備えたウレタン
プレポリマー1〜100重量部(C)フッ素樹脂 2〜
100重量部 (D)シリコーンオイル 5〜100重量部により構成
されたものである。
上記Ct  −Ch ft1和炭化水素ジオールとは具
体的には、プロピレングリコール、ブタンジオール、ベ
ンタンジオール、ヘキサンジオールなどであり、C,〜
C6有機ジカルボン酸とはアジピン酸、コハク酸などで
ある。
また、低分子ポリオールとはグリセリン、トリメチロー
ルプロパンなどが、を機ジイソシアネートとは4,4′
−ジフェニルメタンジイソシアネート、あるいは4.4
′−ジフェニルエーテルジイソシアネートなどが例示で
きる。
さらに、フッ素樹脂の例としては四フフ化エチレンー六
フッ化プロピレン共重合樹脂、三フフ化塩化エチレン樹
脂、フン化ビニリデン樹脂などがあり、シリコーンオイ
ルの例としてジメチルシリコーン、塩化メチルシリコー
ン、メチルフェニルシリコーン、フルオロシリコーンな
どをあげることができる。
上記塗料組成物には必要に応じて、さらにヒマシ油ポリ
オール、シリカ、タルク、クレー、炭酸カルシウム、塩
素化ポリプロピレン、!素化ポリエチレン、あるいはナ
イロン繊維、ガラス繊維などの無機および有機添加剤を
加えることもある。
゛ また、同塗料組成物の調整時、もしくはこれを基材
に塗布する際にうレタン化反応の促進剤として一般に使
用されているジブチルスズジアセテート、ジブチルスズ
ジアセテート、ジブチルスズジラウレート、トリブチル
スズアセテート、トリブチルスズオフテート、トリブチ
ルスズラウレート、ジオクチルスズジアセテート、ジオ
クチルスズジラウレート、ジオクチルスズオレエート、
あるいはモノメチルスプレオレエートのいずれかを添加
してもよい。− 上記塗料組成物の調整時に使用する溶剤は、アセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、酢酸メチル、酢酸エチル、酢
酸イソプロピル、トリクロルエチレン、1,1.1−1
−リクロルエタソ、あるいはジメチルホルムアミドなど
から適宜選択して用いる。
上記プライマー組成物、およびウレタン塗料をグラスラ
ン基材に塗布するに際しては、何ら特殊な設備を必要と
しない。
即ち、上記溶剤にて粘度調整したプライマー組成をディ
ッピング、へヶ塗り、スプレーコートなど通常の塗装方
法にて塗布し、室温で数時間もしくは、180″C以下
、好ましくは100°C以下の温度で数分間加熱すれば
よい。
このプライマー組成物は1液型のため、可使時間が非常
に長く、溶剤の蒸発により粘度が上昇した場合は、再度
溶剤を加え粘度調整すればよい。
また、ウレタン塗料も上記した塗装方法により塗布すれ
ばよい。
次に、以下の実施例により本発明の効果を具体的に説明
する。
先ず、各実施例で使用するグラスラン基材を次のように
調整した。(以下に記載の部はすべて重量部である) 基材−(1): 表−1の組成からなる配合物を130°〜140′Cで
押出成形し、塩化ビニル樹脂製の基材を製造した。
基材−(2): 表−2の組成からなるEPDM配合物を押出成形後、1
60℃で30分加硫してグラスランを製造した。
次に、ウレタン塗料の主成分である前記ウレタンプレポ
リマー(A)、(B)を次のように調整した。
ウレタンプレポリマー(A): 表−3の組成物を乾燥窒素ガス中で80℃、3時間反応
させプレポリマーを得た。
ウレタンプレポリマー(B): 表−4の組成物を乾燥窒素ガス中で80℃、3時間反応
させプレポリマーを得た。
以下に、各実施例で用いた基材、プライマー組成物およ
びウレタン塗料を記載する。
プライマー組成物はディッピング法により基材に塗布し
、1時間風乾後、ウレタン塗料を塗布して室温で24時
間硬化させた。
実施例−1 基材・・・・ (1) 実施例−2 基材・・・・ (2) プライマー組成物: 実施例−1と同じ。
ウレタン塗料: 実施例−1と同じ。
実施例−3 基材・・・・ (1) プライマー組成物: 実施例−1のトリクロロイソシアヌル酸に代え、N−ブ
ロムスクシンイミドを使用した。
実施例−4 基材・・・・ (2) プライマー組成物、およびウレタン塗料は実施例−3と
同じ。
実施例−5 基材・・・・ (2) プライマー組成物: 実施例−1のトリクロロイソシアヌル酸の量を0.5部
とした。その他は同じ。
ウレタン塗料: 実施例−1と同じ。
実施例−6 基材・・・・ (1) プライマー組成物: 実施例−1のトリクロロイソシアヌル酸の量を2.0部
とした。その他は同じ。
ウレタン塗料: 実施例−1と同じ。
実施例−7 基材・・・・ (1) ウレタン塗料: 実、施例−1と同じ。
以下の比較例−1〜6は従来、グラスラン基材に、塗布
されている塗料の固形分組成例である。
前記実施例で用いた基材−(1)に上記各比較例の塗料
組成物を溶剤で希釈して塗布し、室温で24時間乾燥さ
せた。
次いで、これら各実施例、および各比較例の基材表面の
耐摩耗性を以下の試験方法で調べた。
試験機二   KI型摩耗試験機 〔試験条件〕 摩耗子       ガラス(厚さ=5mm)荷重  
          3 ktr摩耗子サイクル   
   60回/分摩耗子ストローク     145m
m〔試験方法〕 基材を上記試験機に取付け、上記の条件で塗装面を摩耗
した。
試験−(1):熱老化後の耐摩耗性 試料を80℃の恒温器に入れ200時間放置後、室温で
摩耗した結果を表−15に示す。
○・・・・良好(基材の露出なし) ×・・・・不良(記載回数にて基材露出)試験−(2)
:耐候後の耐摩耗性 試料をカーボンアーク灯2基からなるウエザオメーター
に200時間曝露した後、室温で摩耗した結果を表−1
6に示す。
試験−(3):高温雰囲気中での耐摩耗性基材を60℃
雰囲気中で摩耗した結果を表−17に示す。
以上の試験結果から、上記各実施例のプライマー組成物
を介してウレタン塗料を塗布したグラスラン基材の熱老
化後の耐摩耗性、耐候後の耐摩耗性および高温雰囲気中
の耐摩耗性はいずれの場合においても、従来の処理を施
した基材に比べ、著しく向上したことが分かる。
発明の効果 ° 以上詳述したように、高分子材料からなるグラスラ
ン基材、とりわけポリオレフィン系加硫ゴムからなる基
材に本発明のプライマー組成物を介してウレタン塗料を
塗布することにより、その耐摩耗性は著しく向上し、自
動車用グラスランに用いて充分なる効果を奏した。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高分子材料を基材とするグラスランの前記基材表
    面に、末端に少なくとも1個の水酸基を備えた主鎖が飽
    和もしくは部分的に飽和した炭化水素系ポリマーと、分
    子中に▲数式、化学式、表等があります▼結合(Xはハ
    ロゲン)を備えた化合物とからなるプライマー層および
    、ポリウレタン塗料からなる塗膜層を設けたことを特徴
    とするグラスラン。
  2. (2)高分子材料はポリオレフィン系加硫ゴムであるこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載のグラス
    ラン
JP59259726A 1984-10-04 1984-12-08 グラスラン Pending JPS61136528A (ja)

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JP59259726A JPS61136528A (ja) 1984-12-08 1984-12-08 グラスラン
DE19853535497 DE3535497A1 (de) 1984-10-04 1985-10-04 Klebstoffzusammensetzung
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