JPS61136524A - 導電性ゴムの混練方法 - Google Patents

導電性ゴムの混練方法

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JPS61136524A
JPS61136524A JP25663584A JP25663584A JPS61136524A JP S61136524 A JPS61136524 A JP S61136524A JP 25663584 A JP25663584 A JP 25663584A JP 25663584 A JP25663584 A JP 25663584A JP S61136524 A JPS61136524 A JP S61136524A
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rubber
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bentonite
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Kozo Yuge
弓削 孝三
Tatsuya Kitamikado
北御門 達弥
Takumi Kido
城戸 巧
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、導電性ゴムの混練方法に関する。
天然ゴム又は合成ゴム等の高分子ポリマーは電気絶縁体
であるが一般であり、静電気帯電による塵埃の耐着や帯
電した静電気が放電するときのスパーりによる事故など
問題があるために、導電性を付与することが行われて来
た。また、これら高分子物質のもつ弾性、耐候性その他
種々の各々の特性機能を生かしながら導電性を付与して
機能を追加することにより新しい分野への材料適用へと
発展して来た。
従来、高分子ポリマーの導電性付与組成物として最も一
般的に行われているのは、カーボンブランクを添加した
組成物であり、その他、種々の薬剤を添加したものが知
られている。これらは、いずれも10”−10@Ω−c
程度の電気抵抗を必要とする分野で使用される材料、一
般に半導電性材料と呼ばれるものである。カーボンブラ
ンクを添加した高分子ポリマーは、この分野でよく実用
されている導電性高分子組成物であるが、色調が黒色で
明色ないし淡色ができないこと、およびカーボン粒子の
連らなりによって導電効果が得られているために、組成
物は伸張によって急激に導電性を減すると云う欠点を有
し、伸張されたり屈曲される個所に用いるには電気抵抗
の不測の変化を覚悟せねばならなかった。一方、高分子
ポリマーに界面活性剤やそれに類する帯電防止剤等の薬
剤を添加して導電性組成物としたものは、色調が淡色の
組成物とすることが出来るが、界面活性剤は人体に多少
の毒性を有するものがあり、また、組成物を水等に曝す
と界面活性剤等の薬剤が流失して導電性が減じると云う
欠点を有していた。
本出願人は先に、高分子ポリマーに導電性を付与して半
導電性材料を提供することを目的とし、併せて、従来の
欠点を改良しようとして、特願昭58−170936号
を出願した。
前記出願は、高分子ポリマーにマグネシウム、カルシウ
ム、又は亜鉛のうち少なくとも一種の金属の酸化物、同
種の金属の塩化物及び水とを、夫々単体で、又は三者以
上の反応物として添加することを特徴とする導電性高分
子組成物を要旨しする発明である。
ここで、マグネシウム、カルシウム、亜鉛の塩化物は、
含水化合物も含まれる。
本出願人による前記出願の導電性高分子組成物により半
導電性材料即ち10”−10”Ω−■程度の電気抵抗を
有する淡色で、水に曝しても、導電性が減少しない高分
子材料を得ることができた。
上記のような高分子材料のうちでも、天然ゴム又は合成
ゴム等は、練りロール機(以下、「ロール」という)に
よって混練が行われ、その工程に於て、加硫剤、加硫促
進剤、加硫促進助剤、老化防止剤、軟化剤、充填剤、補
強剤等の各種ゴム配合剤並びにマグネシウム、カルシウ
ム、亜鉛のうちの少なくとも一種の金属の酸化物、カル
シウム、マグネシウム、亜鉛のうちの少なくとも一種の
金属塩化物、水等の導電性付与する薬剤が添加される。
この場合、例えば、ロールで混練を行う時、前記各種配
合剤並びにマグネシウム、カルシウム、亜鉛の酸化物等
は、従来実施されていた方法により、ロールに巻付いて
いる素線ゴム上に添加されると、容易に均一に分散され
る。
しかしながら、カルシウム、マグネシウム、亜鉛等の塩
化物は、結晶状であるため、相当注意して時間をかけて
ロールに巻ついている素線ゴム上に添加しても均一に分
散しにりく、又、水は、少量づつ添加しないと、ロール
に巻付いている素線ゴム上から下に流れ落ち、所定量を
正確に添加することができず、何れにしても混練に時間
を要するのみならず、所望の電気抵抗を有する半導電性
材料も得ることができなくなる。
この場合、先ず考えられることは、水に極めて溶解し易
い潮解性の前記塩化物を、先ず水に溶解し、その溶液を
ロールに巻付いている素線したゴム上に添加するように
すると、前記結晶状の塩化物を別個に添加する手間だけ
は省けるけれども、その溶液は極めて流動性に冨んでい
るため、実質上は水を添加する場合と全く同じであり、
ロールに巻付いている素線したゴム上に注意して少量づ
つ添加しなければならないことには変りはなく、又、下
に流れ落ちるのを防止することもできず、何れにしても
根本的解決とはなり得なかった。
本発明は、上記のような事情に鑑み発明されたものであ
り、前記塩化物の水溶液の流動性をな(し泥状とし、特
別な注意も払う必要もなく父上に流れ落ちることもない
ようにし、導電性ゴムの混練を容易にすることを目的と
するものであり、係る目的は、素線した天然ゴム又は合
成ゴムに、所要のゴム配合剤、マグネシウム、カルシウ
ム、亜鉛のうちの少なくとも一種の金属の酸化物、カル
シウム、マグネシウム、亜鉛のうちの少なくとも一種の
金属の酸化物、水の夫々を添加する導電性ゴムの混練法
において、カルシウム、マグネシウム、亜鉛のうちの少
なくとも一種の金属の塩化物と水とは、ベントナイトに
より泥状とし、泥状物の状態で素線した天然ゴム又は合
成ゴムに添加することを特徴とする、導電性ゴムの混練
方法によって達成されたのである。
前記混練方法において使用されるベントナイトは、三層
構造型のサンモリナイトからなり、このようなベントナ
イトは、カルシウム、マグネシウム、亜鉛のうちの少な
くとも一種の金属塩化物を溶解した水溶液に添加される
と、ベントナイトの層間に水溶液が入って格子間隙が広
がり、いわゆる膨潤現象を起し泥状体となる。
前記水溶液中ヘベントナイトを添加すると、このような
膨潤現象を起すが、その添加は、ただ攪拌するだけの極
めて簡単な操作で行なうことかでき、その添加量は、水
に対し、重量比で3倍以上、特に3〜5倍が最適である
そして、混合体は、ベントナイトが3〜5倍のときは泥
状体であるので、乾燥した他の粉末のように、ロールに
巻付いている素線ゴム上に添加するときに、空中に浮遊
したり飛散したりすることはなく、極めてスムーズに素
線ゴム中に練り込まれ、又、ベントナイトの量が5倍を
趨えても湿気は十分であるので、空気に浮遊したり飛散
したりすることはなく、若干下に落ち易くはなっても直
ぐに全部集めて添加することができ、混練操作を何ら支
障なく実行することが可能で、確実に混練工程を終える
ことができる。
実施例 隘1 阻2 阻3 隘4 阻5 磁6 隘7ゴムI  
  100 100 100 100 100  − 
 −ゴムn     −−−−−100− ゴムDI    −−−−−−100 硫黄     2222222 ネフイトカーネン     30    30    
30    30    30    30    3
0ポリエチレン        2222222グリコ
ール 亜鉛革    5555555 ステアリシ 酸      1111111加硫促進剤
10.25 0.25 0.25 0.25 0.25
 0.25 0.25加硫促進剤■1゜25 125 
1.25 1.25 1.25 1.25 1.25加
硫促進剤I[0,250゜25 0.25 0.25 
0.25 0.25 0.25酸化マグネシウム   
15    15    15    15    1
5    15    15塩化マグネシウム   1
5    15    15    15    15
    15    15水      888888
8 ベントナイト       −10204050303
0上記配合に於て、ゴムIはスチレンブタジェン共重合
ゴム、ゴム■は天然ゴム、ゴム■はアクリロニトソルブ
タジエン共重合ゴム、加硫促進剤Iは2−メルカプトベ
ンゾチアゾール、加硫促進剤■は2−ペンゾチアゾリル
ジサルファイド、加硫促進剤■はジフェニルグアニジン
を用い、そして、塩化マグネシウム、水、ベントナイト
の王者は、塩化マグネシウムを水に溶解し、その溶液に
ベントナイトを攪拌しながら添加し、泥状体として用い
た。
ここで、配合!lhlは対照例とした。
先ず、ロール(8インチ二本ロール)でゴムを素線し、
亜鉛革、ステアリン酸、加硫促進剤、酸化マグネシウム
を添加混合し、次いで、補強剤とポリエチレングリコー
ルの約半量を添加混合し、更に配合磁1には塩化マグネ
シウムを水に溶解した溶液を、配合11m2〜m7には
前記溶液にベントナイトを加えた泥状体を、それぞれ添
加混合し、その後に、残った約半量の補強剤、ポリエチ
レングリコールを添加混合し、最後に硫黄を添加混合し
た。
この混練工程において、その混練性及び混練時間を調べ
た。この混練物を使用しプレス型加硫を行ない試片を作
り、体積固有抵抗Rを測定した。
寛l 寛2 階3 寛4 隘5 隘6 磁7混練性  
  XOO○  ○  ○  O尚、上表中、X印は極
めて流動性に富んだ溶液を添加しなければならないため
、混練が容易でなかったことを示し、O印は混練が極め
て容易に実施できたことを示す。
本実施例に於ては、上表にその結果を示すように、対照
例は、塩化マグネシウムを水に溶解した溶液をロール上
の素線ゴムに注意しながら時間をかけて少量づつ加えな
ければならなかったが、配合11h2〜N17は泥状の
ものを添加したので、ゴム中に直ぐ練り込まれ、特別に
注意しなくても、混練がスムーズに短時間のうちに行な
われた。
又、体積固有抵抗も、配合隘2〜11h7のものは、対
照例に比べ何ら遜色はなく、むしろ若干減少気味であっ
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 素練した天然ゴム又は合成ゴムに、所要のゴム配合剤、
    マグネシウム、カルシウム、亜鉛のうちの少なくとも一
    種の金属の酸化物、マグネシウム、カルシウム、亜鉛の
    うちの少なくとも一種の金属の塩化物、水の夫々を添加
    する導電性ゴムの混練方法において、 カルシウム、マグネシウム、亜鉛のうちの少なくとも一
    種の金属の塩化物と水とは、ベントナイトにより泥状と
    し、泥状物の状態で素練した天然ゴム又は合成ゴムに添
    加することを特徴とする、導電性ゴムの混練方法。
JP25663584A 1984-12-04 1984-12-04 導電性ゴムの混練方法 Granted JPS61136524A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014175186A1 (ja) * 2013-04-23 2014-10-30 横浜ゴム株式会社 金属表面接着性ゴム組成物、ゴム組成物金属積層体、加硫ゴム製品、及び加硫ゴム製品の製造方法
JP2014214188A (ja) * 2013-04-23 2014-11-17 横浜ゴム株式会社 金属表面接着性ゴム組成物、ゴム組成物金属積層体、加硫ゴム製品、および加硫ゴム製品の製造方法
JP2014214189A (ja) * 2013-04-23 2014-11-17 横浜ゴム株式会社 金属表面接着性ゴム組成物、ゴム組成物金属積層体、加硫ゴム製品、および加硫ゴム製品の製造方法

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US10047251B2 (en) 2013-04-23 2018-08-14 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Rubber composition adhesive to metal surface, laminated body of rubber composition and metal, vulcanized rubber product, and method of producing vulcanized rubber product

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Publication number Publication date
JPH0428007B2 (ja) 1992-05-13

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