JPH11181311A - 導電性高分子組成物およびそれを用いた導電性部品 - Google Patents
導電性高分子組成物およびそれを用いた導電性部品Info
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- JPH11181311A JPH11181311A JP35798397A JP35798397A JPH11181311A JP H11181311 A JPH11181311 A JP H11181311A JP 35798397 A JP35798397 A JP 35798397A JP 35798397 A JP35798397 A JP 35798397A JP H11181311 A JPH11181311 A JP H11181311A
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Abstract
かも環境条件の変動に対しても安定な導電性高分子組成
物または導電性部品を提供すること。 【解決手段】 イオン導電性を有する高分子と透湿性の
少ない高分子からなる導電性高分子組成物であって、イ
オン導電性を有する高分子は動的加硫により粒状の不連
続相とし、透湿性の少ない高分子を連続相としたことを
特徴とする導電性高分子組成物または前記高分子組成物
を用いた導電性部品
Description
物に関し、特に複写機等の感光体まわりの導電性部品、
すなわち帯電ロール、転写ベルト、転写ロール等に好適
な導電性高分子組成物に関するものである。
リンター、普通紙ファクシミリなどの電子写真装置にお
いては、印刷紙を感光体に接触させてトナーを転写させ
るとともに、静電力によって印刷紙を搬送する転写ベル
トが使用されている。かかる転写ベルトを用いると、印
刷紙の種類や搬送速度などの影響を比較的受けずに、ト
ナー像の転写を良好に行うことができ、かつ、転写後の
印刷紙を強制的に感光体から分離させて、保持、搬送す
ることができる。
って搬送されてきた印刷紙をトナー像を形成した感光体
の表面に接触させてトナー像を印刷紙の表面に転写させ
る転写ロールやトナーを感光体に吸着させるために感光
体に接触回転して電荷を与える帯電ロールが知られてい
る。転写ベルト、転写ロール、帯電ロール等は体積固有
抵抗が104 〜1012Ω・cm程度の導電性を有してい
る必要がある。転写ベルトの場合、体積固有抵抗が上記
の範囲を下回ると、リーク、紙汚れなどの画像上の問題
が発生する。一方、体積固有抵抗が上記の範囲を超える
と、転写効率が悪く、実用に適さなくなる。転写ロール
や帯電ロールの場合も上記の電気抵抗範囲からはずれる
と同様に問題が生じる。
剤であるカーボンブラックを配合した導電性のゴム組成
物から形成された導電性ベルトが、転写ベルトとして用
いられていた。転写ロールや帯電ロールも同様である。
ところが、上記のごとく電子導電性付与剤を添加して導
電性を調節した場合、言い換えれば電子導電性付与剤に
よる電子伝導のみでゴムに導電性を付与した場合には、
当該電子導電性付与剤の配合量のわずかな変化や、電子
導電性付与剤の分散状態によって電気抵抗が大きくばら
ついたり、導電性が経時的に不安定になったりするなど
の問題が生じ、かかる構成の導電性ベルトを転写ベルト
として、また、かかる構成の導電性ロールを転写ロール
や帯電ロールとして使用して印刷を行っても、安定した
画像が得られないおそれがあった。
れば、電気抵抗の印加電圧への依存性が大きくなり、一
定の電気抵抗を得るために精密な印加電圧制御装置が必
要になるという問題や、ゴム組成物の加工性が低下する
という問題も生じた。そのため、イオン導電性ポリマー
もしくはゴムにイオン導電性付与剤を添加して、ゴムや
ポリマーの体積固有抵抗を前述の範囲に調整することも
なされるようになったが、経時変化が少ない長所はある
が、温度や湿度といった周囲の環境の影響を受けやす
く、容易に体積抵抗値が102 程度変化してしまう問題
が残っている。
題を解決して、電気抵抗のばらつきや経時変化が少な
く、しかも環境条件の変動に対しても安定な導電性高分
子組成物を提供することである。
に、本発明者らが鋭意検討した結果、イオン導電性を有
する高分子(ポリマーA)の微細粒子を透湿性の小さい
高分子(ポリマーB)中に分散させて得られる導電性高
分子組成物においては、環境変動に対して影響をほとん
ど受けず、かつイオン導電の長所である電気抵抗のばら
つきや経時変化が少ないという特徴はそのまま保持させ
ることができることを見いだした。
有する高分子(ポリマーA)の微細粒子により発現し、
これらを隔てている高分子は透湿性が少ないので、イオ
ン導電性を有する高分子の微細粒子に水分の影響がほと
んど及ばないことによると考えられる。導電性高分子組
成物は、イオン導電性を有する高分子(ポリマーA)の
微細粒子の島相及び海相を形成する透湿性の少ない高分
子(ポリマーB)からなり、ポリマーB自身が有する導
電性と場合によってはポリマーBに添加される主として
電子導電性付与剤により、全体として十分な導電性を与
えられる。
全体において、透湿性の小さい高分子(ポリマーB)の
導電性の寄与が大きくなりすぎると、添加されている導
電性充填剤の影響で抵抗のばらつきや経時変化が大きく
なる短所があるので、イオン導電性を有する高分子(ポ
リマーA)の配合量が多い方が好ましい。具体的にはポ
リマーA/ポリマーBの配合量(重量)の比は90/1
0〜20/80がよいが、好ましくは85/15〜40
/60、さらに好ましくは80/20〜50/50が良
い。イオン導電性を有する高分子(ポリマーA)が90
を越えると、導電性高分子において安定に島相として存
在させることが困難になる。また20より少なくなる
と、透湿性の少ない高分子(ポリマーB)の影響が大き
くなりすぎるからである。導電性高分子組成物の導電性
の主体をイオン導電性として、導電性を安定化させるに
は前述したようにポリマーAが80〜50であることが
最も望ましい。
リマーA)を透湿性の少ない高分子(ポリマーB)中に
分散させるためには、動的加硫の手法を用いる。ポリマ
ーAとポリマーBを単純にブレンドすると、ポリマーA
が必ずしも粒子状にならず、そのためポリマーAの連続
相の一部が表面に出て湿度等の環境変化の影響を大きく
受けるため、動的加硫の手法を用いて環境変化の影響を
防止しているのである。また、ポリマーAの粒子はでき
るだけ微細な粒子として分散させることが好ましい。こ
れは微細な粒子として分散するほど電気抵抗が安定しや
すくなるためである。
れているように、ポリマーAとポリマーBを高温で混練
しているときに、その混練物にポリマーAのみを架橋さ
せる薬品を添加して、ポリマーAを加硫させながらポリ
マーB中に微分散させる手法である。混練りは100〜
250°C、好ましくは140〜220°C程度の混練
温度で行われる。
子のサイズは50μm以下、好ましくは20μm以下、
さらに好ましくは10μm以下であるのが良い。ポリマ
ーAの粒子サイズは、ポリマーAとポリマーBの親和
性、混練り方法、混練り温度により変化し、特に親和性
がよくなると、ポリマーAの粒子サイズは小さくなる。
相溶化剤の添加量を調節して親和性を調整することが可
能である。
リマーA)は架橋可能な高分子で、ポリマーAの体積固
有抵抗をRA としたときのlog10RA が12以下でな
ければならない。イオン導電性を有し、かつこのような
架橋可能な高分子(ポリマーA)としては、ポリエピク
ロルヒドリン、ポリエチレンオキサイド−エピクロルヒ
ドリン共重合体(以下ECOという)、アリルグリシジ
ルエーテル−エチレンオキサイド−エピクロルヒドリン
共重合体(以下EGCOという)、アリルグリシジルエ
ーテル−ポリプロピレンオキサイド−エピクロルヒドリ
ン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、
ポリクロロプレン、アクリルゴム、ウレタンゴム等のゴ
ムやスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体
およびこの水添したもの、スチレン−ブタジエン−スチ
レン共重合体およびこの水添したもの等の熱可塑性エラ
ストマーが単独または組み合わせて好適に用いられる。
また、それ自体がイオン導電性を有しないポリマーで
も、後述するようなイオン導電性付与剤を添加すること
によりポリマーAとして用いることができる。
を加硫させポリマーBを加硫させないものを選択するこ
とが必要であるが、ポリマーAやポリマーBの種類によ
って使用する加硫剤が変わるのは当然である。このよう
な点を考慮して、本発明では加硫剤としては硫黄、硫黄
含有物質、有機過酸化物、トリアジン類等が使用でき
る。
ルフィド、アルキルフェノール・ジスルフィド、高分子
多硫化物、テトラメチルチウラム・ジスルフィド等が使
用できる。有機過酸化物としては、ターシャリブチルハ
イドロパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ジタ
ーシャリブチルパーオキサイド、n−ブチル−4,4−
ビス(ターシャリブチルパーオキシ)バレレート等が使
用できる。
メルカプト−1,3,5−トリアジン等が使用できる。
更に具体的には、例えばポリマーAにポリエチレンオキ
サイド−エピクロルヒドリン共重合体を、ポリマーBに
EPDMを選択したときは、ポリマーAの加硫系はトリ
アジンを使用するのが望ましい。
て加硫促進剤や加硫促進助剤を併用することができる。
加硫促進剤としては、グアニジン類、チオウレア類、ジ
チオカルバメート類、チウラム類の各種加硫促進剤を使
用することができるが、より具体的にはジフェニルグア
ニジン、メルカプトベンゾチアゾール、ジベンゾチアジ
ルジスルフィド、テトラエチルチウラムジスルフィド等
が使用できる。
グネシウム、鉛丹、鉛白、ステアリン酸、オレイン酸、
トリエタノールアミン等が使用できる。本発明で用いる
透湿性の少ない高分子(ポリマーB)は、透水試験によ
り求めた水蒸気透過係数P(g/cm・hr)が1.5
×10-5(g/cm・hr)以下であるのがよい。好ま
しくは水蒸気透過係数P(g/cm・hr)が5.5×
10-6(g/cm・hr)以下、さらに水蒸気透過係数
P(g/cm・hr)が3.5×10-6(g/cm・h
r)以下の値がより好ましい。
ン化ブチルゴム、アルキルスチレンとイソブチレンの共
重合体の臭素化物、エチレン−プロピレン共重合体およ
びその変性物、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体
(EPDM)、塩素化ポリエチレン(CPE)、クロロ
スルホン化ポリエチレン、スチレン−ブタジエンゴム、
ポリイソプレン、ポリノルボルネンゴム、ポリクロロプ
レン等のゴム、およびポリエチレン、ポリプロピレン、
ナイロン、ウレタン、ポリビニルクロライド、ポリビニ
リデンクロライド、ポリカーボネート、スチレン−イソ
プレン−スチレン共重合体およびこの水添物、スチレン
−ブタジエン−スチレン共重合体およびこの水添物等の
熱可塑性樹脂が好適に使用できるが、この中でも特にブ
チルゴム、ハロゲン化ブチルゴム、アルキルスチレンと
イソブチレンの共重合体の臭素化物、エチレン−プロピ
レン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体
が水蒸気の透過係数が低く、好ましい。
ときは、動的加硫後に必要に応じて導電性付与物質を添
加して導電性高分子組成物を得、その後成形して製品を
得ることが出来る。導電性付与物質としては、カーボン
ブラック、金属粉、カチオン系界面活性剤、第四級アン
モニウム塩、脂肪酸エステル類等が使用できる。
はポリマーAの動的加硫後に、必要に応じて導電性付与
物質を添加し、さらにポリマーBを架橋させる加硫系薬
品を添加し混練後に導電性高分子組成物を得、その後成
形、プレスすることによって導電性部品を得ることが出
来る。本発明においては、必要に応じて、イオン導電性
付与剤を添加することも可能である。イオン導電性付与
剤としては、過塩素酸リチウムのようなイオン導電性物
質を溶解またはブレンドした可塑剤、オリゴマー、樹脂
等が挙げられる。イオン導電性付与剤の具体的例として
は、イオン導電性物質を溶解させたタイプの三建化工株
式会社製のUS70改2や住友化学工業株式会社製のス
ミエード600等が挙げられる。US70改2は可塑剤
をベースにしたものであり、スミエードは側鎖にポリオ
キシエチレンを有するポリエチレン構造のオリゴマーに
過塩素酸リチウムを含有させた物である。
リマーAとブレンドしておくこともできるし、動的加硫
時にポリマーA、ポリマーBと同時にブレンドすること
もできるが、前者の方が望ましい。イオン導電性付与剤
の添加量はポリマーAが望ましい導電性をもつように添
加する。添加量はポリマーA100phrに対してイオ
ン導電性付与剤を50phr以下、好ましくは30ph
r以下、より好ましくは20phr以下である。多すぎ
ると、場合によってブリードする恐れがあるからであ
る。
ウムの他にも塩化リチウム(LiCl)、臭化リチウム
(LiBr)、ヨウ化リチウム(LiI)、硝酸リチウ
ム(LiNO3 )、チオシアン酸リチウム(LiSC
N)、チオシアン酸ナトリウム(NaSCN)、トリフ
ルオロメチル硫酸リチウム(LiSO3 CF3 )、臭化
ナトリウム(NaBr)、ヨウ化ナトリウム(Na
I)、チオシアン酸ナトリウム(NaSCN)、過塩素
酸ナトリウム(NaClO4 )、トリフルオロメチル硫
酸ナトリウム(NaSO3 CF3 )、ヨウ化カリウム
(KI)、チオシアン酸カリウム(KSCN)、過塩素
酸カリウム(KClO4 )等や、これらの亜鉛塩、カル
シウム塩、マグネシウム塩等が使用できる。
導電性付与剤のブレンド物の導電性は、前述したように
例えば複写機用の導電性部品に用いることを考慮する
と、103 〜1011である必要がある。これは導電性の
劣るポリマーBと組み合わせるために、イオン導電性高
分子部分はより導電性が高いことが求められるからであ
る。
体としての導電性が低くなってしまう問題点がある。逆
にポリマーBの導電性がポリマーAよりも高くなると、
電気は主としてポリマーBを通過していくため、経時変
化や電気抵抗のばらつきが大きくなる問題がある。従っ
てポリマーBの導電性はポリマーAの導電性より少し低
いレベルにある必要がある。具体的にはポリマーAの抵
抗log10RA とポリマーBの抵抗log10RB の差が
5以内であることが望ましく、3以内であることがより
望ましい。即ち、ポリマーAの体積固有抵抗値をRA 、
ポリマーBの体積固有抵抗値をRB として
には電子導電性付与物質をポリマーBに添加することが
望ましい。電子導電性付与物質としてはカーボンブラッ
クが主として使用される。カーボンブラックの中でも、
導電性の高いアセチレンブラックが特に好適に使用でき
る。電子導電性付与物質の量は、前記(1)式を満足さ
せるような導電性に合わせて決定する必要があるが、ポ
リマーB100phrに対して100phr以内、好ま
しくは50phr以内である。
中に分散させることが望ましい。そのため、動的加硫時
にポリマーAがポリマーB中に十分に分散し、加硫した
後に電子伝導性付与物質を添加することが望ましい。ポ
リマーAがポリマーB中に十分に分散し、加硫したこと
は、動的加硫時の混練に要するトルクを観察することで
わかる。すなわち混練当初はゴムが可塑化されてトルク
が減少するが、その後ポリマーAがポリマーB中に分散
し、加硫が進むと混練りに要するトルクが増大を始め、
極大になる。この点をすぎてからカーボンブラックを添
加しても加硫したポリマーA中にはカーボンブラックは
入りにくくなり、ポリマーBに主として分散するように
なる。これに反して混練当初からカーボンブラックを投
入すると、ポリマーBばかりでなくポリマーAにもカー
ボンがかなりの割合で入り込み、ポリマーAが電子伝導
性を有し電気抵抗のばらつきが大きくなったりや経時変
化を受ける恐れがある。またポリマーBに必要な電子導
電性を付与できなくなるおそれもある。
すぎる場合、ポリマーAがポリマーB中にうまく分散せ
ず、導電性が不安定となる。そのためポリマーAとポリ
マーBの間の相溶性を高めて、ポリマーAがポリマーB
中に微分散させる必要がある。ポリマーAとポリマーB
の相溶性を調べるのは、通常用いられる溶解度パラメー
ター、すなわちSP値(単位[cal1/2 ・cc-1/2]
を用いるのが簡便である。ポリマーAとポリマーBのS
P値の差が2以上ある場合は、相溶性に問題が出てくる
可能性がある。このような場合は、ポリマーAとポリマ
ーBの両成分を一分子中に有するような物質、もしくは
ポリマーAとポリマーBの間のSP値を持つ物質を動的
加硫時に添加すると良い。このようにポリマーAとポリ
マーBの相溶性を改善する物質を相溶化剤と呼ぶ。SP
値の差が2以上ある場合には、相溶化剤を添加すること
によって、相溶化剤のない場合にはポリマーAがポリマ
ーB中に微分散しない系でも、微分散させることがで
き、導電性を安定かつ良好に保つことが出来る。
Bの種類により変わるのは当然であるが、相溶化剤の使
用量はポリマーAとポリマーBの合計100phrに対
して、おおよそ30phr以下、好ましくは20phr
以下である。相溶化剤は1種類、もしくは2種類以上使
用することが出来る。ポリマーAとポリマーBのSP値
の差が大きい場合は、相溶化剤をたとえば2種用いる
と、ポリマーAと相溶化剤1のSP値の差を2以内に、
また相溶化剤1と相溶化剤2のSP値の差を2以内に、
相溶化剤2とポリマーBのSP値の差を2以内にするこ
とによって、全体の相溶化を図れると共に、相溶化剤全
体の量を減らすことができる。
くはポリマーBに老化防止剤、シリカ、クレー、炭酸カ
ルシウム等の充填剤、ミネラルオイル等の軟化剤、ジオ
クチルフタレート(DOP)、ジオクチルアジペート
(DOA)等の可塑剤、酸化チタン、ベンガラ、等の無
機顔料や有機顔料などを必要に応じて添加できる。
に具体的に説明する。本発明はその要旨を超えない限
り、以下の実施例に限定されるものではない。 実施例1〜8、比較例1〜8 ポリマーA、ポリマーB及び各種配合剤を表1〜4に示
す配合量で配合した。配合量の単位は重量部である。
方法の欄に記載したa、b、c、dは下記の方法を用い
て混練り加工したことを示している。 a:混練り機の設定温度を約180゜Cにして、ポリマ
ーAを含むマスターバッチAとポリマーBを含むマスタ
ーバッチBを混練りしながら、ポリマーAのみを加硫さ
せる薬品を添加して、ポリマーAを動的に加硫させる。
その後、ファイナル練りの加硫剤および添加剤を添加し
て、約100゜Cで混練りしたものを混練り機から取り
出してプレスで成形する。
して、ポリマーAを含むマスターバッチAとポリマーB
を含むマスターバッチBを混練りしながら、ポリマーA
のみを加硫させる薬品を添加して、ポリマーAを動的に
加硫させる。その後、ファイナル練りの添加剤を添加し
て、約100゜Cで混練りしたものを混練り機から取り
出してプレスで成形する。
して、マスターバッチAを素練りした後一旦混練り機か
ら取り出して冷却する。その後、混練り機内で加硫剤を
添加して約100゜Cで混練りを行ったものを取り出し
て、プレスで成形する。 d:混練り機の設定温度を約180゜Cにして、マスタ
ーバッチA及びマスターバッチBを混練りする。その
後、混練り機内で加硫剤を添加して約100゜Cで混練
りを行ったものを取り出して、プレスで成形する。 また、表1〜表4で注を付したものの詳細は以下の通り
である。
ダイソー株式会社製のエピクロマーCG102を用い
た。SP値11であり、体積固有抵抗をRA1としたと
きのlog10RA1が8.2である。 *2:ポリマーA2としてEGCOであるダイソー株式
会社製のエピクロマーCGを用いた。SP値11であ
り、体積固有抵抗をRA2としたときのlog10RA2
が8.5である *3:イオン導電性付与剤1としてとして住友化学株式
会社製のスミエード600を用いた。(オリゴマー) *4:イオン導電性付与剤2として三建化工株式会社製
のUS−70改2を用いた。(可塑剤) *5:相溶化剤1として塩素化ポリエチレン(CPE)
であるダイソー株式会社製のダイソラックRA140を
用いた。SP値は9.1である。CPEはポリマーBと
しても使用できるが相溶化剤としても使用できる。
ン(CPE)であるダイソー株式会社製のダイソラック
G245を用いた。SP値9.3である。CPEはポリ
マーBとしても使用できるが相溶化剤としても使用でき
る。 *7:界面活性剤として松本油脂株式会社製のノニオン
系界面活性剤アクチノールC−5を用いた。
会社製の軽質炭酸カルシウムを用いた。 *9:ポリマーB1としてアルキルスチレンとイソブチ
レンの共重合体の臭素化物であるエクソン化学株式会社
製EXXPRO MDX90−10を用いた。SP値は
7.7であり、透水試験により求めた水蒸気透過係数が
5×10-7g/cm・hrである。
る住友化学株式会社製のエスプレン553を用いた。S
P値は8であり、透水試験により求めた水蒸気透過係数
が3.1×10-6g/cm・hrである。 *11:ポリマーB3としてスチレン系熱可塑性エラス
トマー(TPE)である株式会社クラレ製セプトン20
02を用いた。SP値は8であり、透水試験により求め
た水蒸気透過係数が5×10-6g/cm・hrである。
チレン(CPE)である昭和電工株式会社製のエラスレ
ンTRを用いた。SP値は8.6である。 *13:動的加硫のため加硫促進剤1として大内新興化
学工業株式会社製のジベンゾチアジルジスルフィドで商
品名ノクセラーDMを用いた。 *14:動的加硫のため加硫促進剤2として大内新興化
学工業株式会社製のテトラメチルチウラムモノスルフィ
ドで商品名ノクセラーTSを用いた。
るユニケマオーストラリア社製の4931を用いた。 *16:動的加硫時の加硫剤1として鶴見化学社製の粉
末硫黄を用いた。 *17:動的加硫時の加硫剤2としてダイソー株式会社
製の2,4,6−トリメルカプト−1,3,5−トリア
ジンで商品名OF−100を用いた。
充填剤1として電気化学工業株式会社製のアセチレンブ
ラックで商品名デンカブラックを用いた。 *19:東邦亜鉛社製の亜鉛華1号を用いた。亜鉛華
は、実施例1、実施例6、実施例7、比較例3、比較例
4、比較例5、比較例6及び比較例8に配合されている
EXXPRO MDX90−10に対してはステアリン
酸とともに配合されて加硫剤として作用し、その他の場
合には加硫促進助剤として作用する。
進剤3として大内新興化学工業株式会社製のジペンタメ
チレンチウラムテトラスルフィドで商品名ノクセラーT
RAを用いた。 *21:ファイナル練りで添加する加硫促進剤4として
大内新興化学工業製のジブチルジチオカルバミン酸亜鉛
で商品名ノクセラーBZを用いた。
進剤5として大内新興化学工業株式会社製のテトラメチ
ルチウラムモノスルフィドで商品名ノクセラーTSを用
いた。 *23:ファイナル練りで添加する加硫剤3として鶴見
化学社製の粉末硫黄を用いた。
4としてダイソー株式会社製の2,4,6−トリメルカ
プト−1,3,5−トリアジンで商品名OF−100を
用いた。 *25:受酸剤2として協和化学製の塩化アルミニウム
マグネシウムカーボネートハイドレートであるDHT−
4A−2を用いた。
チレン(CPE)であるダイソー株式会社製G235を
用いた。SP値は8.9であり、透水試験により求めた
水蒸気透過係数が5×10-6g/cm・hrである。 *28:ポリマーA3としてパラメチルスチレンとイソ
ブチレンの共重合体の臭素化物であるエクソン化学株式
会社製EXXPRO MDX90−10を用いた。SP
値は7.7であり、比較例8のマスターバッチAに示さ
れている通りアセチレンブラックを添加した場合の体積
固有抵抗をRA 3としたときのlog10RA 3が6.6
である。
剤2として電気化学工業株式会社製のアセチレンブラッ
クで商品名デンカブラックを用いた。 *30:ポリマーB5としてポリエチレンオキサイド−
エピクロヒドリン共重合体(ECO)であるダイソー株
式会社製エピクロマーHを用いた。SP値は10であ
り、透水試験により求めた水蒸気透過係数が3.5×1
0-5g/cm・hrである。
て大内新興化学工業株式会社製のジエチルジチオカルバ
ミン酸亜鉛で商品名ノクセラーEZを用いた。 *32:ファイナル練りで添加する加硫促進剤7として
大内新興化学工業株式会社製のジベンゾチアジルジスル
フィドで商品名ノクセラーDMを用いた。 本発明の高分子組成物は、株式会社東洋精機製作所製の
250ml小型バンバリー型ラボプラストミルにより混
練した。
mの高速回転下で、2〜3分素練りを行った後、必要時
間行った。この時間は先に述べたように混練に要するト
ルクを観察することにより決定した。尚、相溶化剤や界
面活性剤、イオン導電性付与剤、受酸剤等を必要とする
場合はそれらを含むマスターバッチAまたはマスターバ
ッチBをあらかじめオープンロール等を用いた混練によ
り作製してから動加硫を行った。
成形した後、プレス成形機により、適正温度で最適時間
プレスを行った。プレス後、表面を研磨し2mm厚にし
た後導電性高分子組成物の体積固有抵抗Rを測定し、体
積固有抵抗値log10Rを求めた。表5、表6、表7、
表8に各実施例及び比較例の評価結果を示した。
のゴム厚を0.50±0.05mmとなるように研磨し
た後、必要に応じてウレタン樹脂等のコート剤を厚みが
約10μmになるように塗布、焼成する。必要に応じて
コート剤を塗布、焼成するのは、転写ロール等でも同様
であるが、コート層を持たせる場合はそのコート層も含
めた製品としての体積固有抵抗値R0 が先に述べたよう
な104 〜1012(Ω・cm)となることが望ましい。
ート剤によるコート層をもうけた場合、上記のゴム厚
0.50±0.05mmの転写ベルトでは、製品として
の体積固有抵抗は約0.5〜1乗程度上昇する。
911「熱硬化性プラスチック一般試験方法」記載の体
積抵抗率の測定方法に準拠して行った。得られたサンプ
ルについて、体積固有抵抗log10Rを算出した。体積
固有抵抗のばらつき、経時変化および環境依存性の測定
方法は以下の通りである。 2)体積固有抵抗のばらつき 各実施例及び比較例で得たサンプルを各々8個用意し、
各8個のサンプルの体積固有抵抗を測定し、その最大値
と最小値との差Δlog10R1 を求めた。この差が大き
いほど、体積固有抵抗のばらつきが大きいことになる。 3)体積固有抵抗の経時変化 各実施例及び比較例で得たサンプル8個ずつを用意し、
室温下で4週間放置した。そして、サンプリング直後、
1週間後、2週間後、3週間後、4週間後の計5回にわ
たって各サンプルの体積固有抵抗を測定し、各々の時点
において各実施例・比較例毎の各8個の平均値を求め、
この平均値の最大値と最小値との差Δlog10R2 を求
め、サンプル8個の平均値を求めた。この差が大きいほ
ど、体積固有抵抗の経時変化が大きいことになる。 4)体積固有抵抗の環境依存性 温度10°C、相対湿度15%の環境下及び温度32.
5°C、相対湿度90%の環境下に、各実施例および比
較例で得たサンプル8個ずつをそれぞれ24時間放置
し、それぞれの環境下での体積固有抵抗の平均値を求
め、得られた2つの平均値の差Δlog10R3 を求め
た。 5)ブリード性の測定方法 サンプルを温度23゜Cで湿度55%の雰囲気下で1週
間放置し、材料表面に液状のにじみが出現しているかど
うかを目視、触感および濾紙を用いて次の3段階に分け
て評価する。
てべたつきが感じられるとき △:目視でにじみだしが確認されず、手で触ってみてべ
たつきが感じられないが、サンプルに濾紙を当ててこす
るとイオン導電性付与剤等の液状物が濾紙へ移行してい
るのが確認できるとき。
触ってみてべたつきが感じられず、更にサンプルに濾紙
を当ててこすっても液状物が濾紙へ移行しているのが確
認されないとき。 6)log10RA 及びlog10RB の測定方法 各実施例および比較例におけるlog10RA またはlo
g10RB は、次のようにサンプルを作成して求めた。
硫促進剤、加硫剤、加工助剤を後述の配合量で添加し、
混練りして得られた組成物をプレス成形機により適正温
度で最適時間プレスを行った。プレス後表面を研磨し2
mm厚にした後RA を測定し、体積固有抵抗値log
10RA を求めた。なお、動的加硫用の加硫促進剤、加硫
剤、加工助剤の配合量は、表1〜4に示されているこれ
らの添加剤の各配合量に、各実施例または比較例におけ
る(ポリマーA+ポリマーB)/ポリマーAの重量比を
かけあわせた量を添加した。
用の導電性充填剤剤、助剤(亜鉛華)、加硫剤、加硫促
進剤を後述の配合量で添加し、混練りして得られた組成
物をプレス成形機により適正温度で最適時間プレスを行
った。プレス後表面を研磨し2mm厚にした後RB を測
定し、体積固有抵抗値log10RB を求めた。なお、フ
ァイナル練り用の導電性充填剤剤、助剤(亜鉛華)、加
硫剤、加硫促進剤の配合量は、表1〜4に示されている
これらの添加剤の後の各配合量に、各実施例または比較
例における(ポリマーA+ポリマーB)/ポリマーBの
重量比をかけ合わせた量を添加した。 7)水蒸気透過係数Pの測定方法 ポリマーBの水蒸気透過係数P(g/cm・hr)は、
JIS Z0208に準拠して求めた透湿度M(g/m
2 ・24hr)を(2)式により1時間、透湿面積1c
m2 および試験片の厚み1cmあたりに換算して得られ
た値である。すなわち、試験片の厚みT(cm)、とし
たとき
性の少ないポリマーBを動的加硫により、ポリマーAを
ポリマーB中に分散、加硫させることにより、環境依存
性が少なく、かつ電気抵抗の安定した、経時変化の少な
い導電性高分子組成物を得ることが出来る。
Claims (2)
- 【請求項1】イオン導電性を有する高分子であるポリマ
ーAと透湿性の少ない高分子であるポリマーBからなる
導電性高分子組成物であって、ポリマーAは動的加硫に
より粒状の不連続相とし、ポリマーBを連続相としたこ
とを特徴とする導電性高分子組成物 - 【請求項2】イオン導電性を有する高分子であるポリマ
ーAと透湿性の少ない高分子であるポリマーBからなる
導電性高分子組成物であって、ポリマーAは動的加硫に
より粒状の不連続相とし、ポリマーBを連続相とした導
電性高分子組成物を用いたことを特徴とする導電性部品
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35798397A JPH11181311A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 導電性高分子組成物およびそれを用いた導電性部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35798397A JPH11181311A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 導電性高分子組成物およびそれを用いた導電性部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11181311A true JPH11181311A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18456954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35798397A Pending JPH11181311A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 導電性高分子組成物およびそれを用いた導電性部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11181311A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1997
- 1997-12-25 JP JP35798397A patent/JPH11181311A/ja active Pending
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