JPS6113466B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6113466B2
JPS6113466B2 JP52038196A JP3819677A JPS6113466B2 JP S6113466 B2 JPS6113466 B2 JP S6113466B2 JP 52038196 A JP52038196 A JP 52038196A JP 3819677 A JP3819677 A JP 3819677A JP S6113466 B2 JPS6113466 B2 JP S6113466B2
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JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
reaction
carried out
carbon atoms
manufacturing
Prior art date
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Expired
Application number
JP52038196A
Other languages
English (en)
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JPS52122331A (en
Inventor
Aroruto Heruman
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPS52122331A publication Critical patent/JPS52122331A/ja
Publication of JPS6113466B2 publication Critical patent/JPS6113466B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C319/00Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides
    • C07C319/14Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides of sulfides

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、殺虫活性を示す化合物の合成中間体
として使用され得るアルキルチオメチルフエノー
ル(このうちのいくつかは公知である)の新規製
造方法に関する。 アリール−またはアルキル−チオメチルナフト
ールは、たとえばβ−ナフトールをホルムアルデ
ヒドおよびアリール−またはアルキル−メルカプ
タンと反応させることによるマンニツヒ反応で製
造され得ることが公知である(F.Poppelsdorf、
S.J.Holt、J.Chem.Soc.1954、書1124頁以下を参
照)。しかしながら、この方法は、満足な収率を
得るためには約6日間の反応時間が必要とされる
という欠点を有している。さらに、この反応をフ
エノールに適用すると、単一反応物がつくられず
に異性体および同族体を含む混合物が得られる。 ジアルキルアミノメチルフエノールをアルキル
メルカプタンと反応させることによりアルキルチ
オメチルフエノールの混合物が得られることも公
知である。{米国特許第2417118号(1947年)を参
照されたい}。しかしながら、この方法は、必要
とされる高い反応温度のため、かなりの技術的努
力(オートクレーブ中での加圧下の反応)なくし
ては低分子量のアルキルメルカプタンには適用さ
れ得ず、また、そ上異性体および同族体のアルキ
ルチオメチルフエノールの混合物がこの反応で生
成するという欠点を有している。この方法のもう
1つの欠点は、必要な反応時間が35ないし60時間
であり、このことが収量に付加的な減少をもたら
すことであり、なぜなら、出発化合物としてのジ
アルキル−アミノメチルフエノールが必要な反応
温度で熱に対して不安定でかつ長い反応時間の間
に部分的に樹脂化するためである。 本発明は、 一般式 (式中、R1は、炭素原子数1ないし12の任意には
置換されていてもよいアルキルを示すかまたは任
意には置換されていてもよいフエニルを示し、n
は、1、2または3を示し、そしてR2およびR3
は、同一であつても異なつていてもよく、それぞ
れ、水素、1ないし5個の炭素原子を有するアル
キル、ハロゲンまたはニトロを示すか、または
R2とR3とが一緒になつてベンゼン環を形成す
る) のアルキルチオメチルフエノールの製造方法にお
いて、 一般式 (式中、R2、R3およびnは、前記の意味を有し、
そしてR4およびR5は、同一であつても異なつて
いてもよく、それぞれ、炭素原子数1ないし6の
アルキルを示すかまたはR4とR5とが隣接窒素原
子と一緒になつて5員または6員の複素環構造を
つくつている)のジアルキルアミノメチルフエノ
ールを、一般式 (式中、R1は、前記の意味を有し、そしてR6は、
水素または1ないし4個の炭素原子を有するアル
キルを示す)のチオカルボン酸S−エステルと反
応させることを特徴とする前記製造方法を提供す
る。 式()のアルキルチオメチルフエノールが本
発明に従う方法により好収量で得られることが驚
異的なこととみなされるのは、本分野の状態に従
えば、所望の生成物への変換は、強塩基の存在下
で求め得られるにすぎなくかつ低収量であるから
である。 本発明に従う方法は、いくつもの利点を有す
る。本発明に従う方法によれば、反応は、チオア
ルキ基に1ないし4個の炭素原子を有するアルキ
ルチオ誘導体を製造するときでも、いずれの場合
も過圧を伴なうことなく実施され得、かつ反応
は、高い空間/時間収率で、希釈剤なしでも進行
する。もう1つの利点は、反応が付加的な塩基の
使用を伴なわずに実施され得ることである。 本発明に従う方法では、排水、排ガス生成物が
生じない。本方法で副生物として生成するカルボ
ン酸ジアルキルアミドは、塩酸ガス中を通じ次に
別した後、塩酸塩として沈澱させられるかまた
は蒸留により除去され得る。 たとえば、o−ジメチルアミノフエノールおよ
びチオ酢酸S−エチルエステルを使用した場合、
反応の進行は、次式により示され得る: 前記の式()で、R2およびR3は、好ましく
は、水素、C1〜C4−アルキルまたはハロゲン、
特に塩素を示し、そしてR4およびR5は、好まし
くは、C1〜C4−アルキルまたはC4またはC5−シ
クロアルキルを示し、そして式()では、R1
は、好ましくはC1〜C6−アルキルまたはアルコ
キシで置換されたアルキル、フエニル、ベンジル
またはアルキルでおよび/またはハロゲンで置換
されたフエニルを示し、そしてR6は、好ましく
はC1〜C4−アルキルを示す。 出発物質として本発明に従つて使用され得るチ
オカルボン酸S−アルキルエステルおよびジアル
キルアミノメチルフエノールは、よく知られてお
り、公知の方法と同様にして製造され得る。 本発明に従う方法を実施する場合、ジアルキル
アミノメチルフエノール1モルを、好ましくは、
0.5ないし3モル、特に0.9ないし1.5モルのチオカ
ルボン酸S−エステルと反応させる。 反応は、温度70゜ないし170℃好ましくは100゜
ないしは150℃で実施され得る。 反応は希釈剤の使用を伴なうことなく実施され
得る。希釈剤の使用は有意義な利点をもたらすこ
とはない。 反応は、触媒なしで実施され得るが、好ましく
は触媒としてフエノール0.1ないし40%が使用さ
れる。 反応は、常圧下で実施され得る。反応は高めら
れた圧力下で実施され得るが、有意義な利点をも
たらすことはない。 生成するアルキルチオメチルフエノールは、こ
れを生成するカルボン酸ジアルキルアミドから公
知の方法により分離することができる。 本発明に従う方法により製造され得るアルキル
チオメチルフエノールは、植物保護剤、特に殺虫
活性化合物、たとえば2−エチルチオメチルフエ
ニルN−メチルカルバメート、の合成の中間体と
して使用され得る(独国特許公開明細書第
1910588号参照)。 例 1 o−ジメチルアミノメチルフエノール151g
(1モル)と、チオ酢酸S−エチルエステル108g
(1.04モル)と、フエノール3gとの混合物を、
常圧で、撹拌しつつ10時間145℃に加熱した後、
室温まで冷却した。 2−エチルチオメチルフエノール153g(理論
値の91%)が慣用の方法により分離され得た。 次に示す表中の例は、同様にして行なわれ、例
1に比較して反応温度および反応時間の変更が反
応の実施の際可能であつた。 【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、R1は、炭素原子数1ないし12の任意には
    置換されていてもよいアルキルを示すかまたは任
    意には置換されていてもよいフエニルを示し、
    R2およびR3は、同一であつても異なつていても
    よく、それぞれ、水素、1ないし5個の炭素原子
    を有するアルキル、ハロゲンまたはニトロを示す
    か、またはR2とR3とが一緒になつてベンゼン環
    を示し、そしてnは1、2または3を示す) のアルキルチオメチルフエノールの製造方法にお
    いて、一般式 (式中、R2、R3およびnは、前記の意味を有し、
    そしてR4およびR5は、同一であつても異なつて
    いてもよく、それぞれ、炭素原子数1ないし6の
    アルキルを示すかまたはR4とR5とが隣接窒素原
    子と一緒になつて5員または6員の複素環構造を
    つくつている) のジアルキルアミノメチルフエノールを、一般式 (式中、R1は、前記の意味を有し、そしてR6は、
    水素または1ないし4個の炭素原子を有するアル
    キルを示す) のチオカルボン酸S−エステルと反応させること
    を特徴とする前記製造方法。 2 R1がC1〜C6−アルキル、アルコキシアルキ
    ルまたはベンジルであるか、またはアルキル基お
    よびハロゲンから選択された1種またはそれ以上
    の置換基を有していてもよいフエニルであり、そ
    してR2およびR3がそれぞれ水素、C1〜C4−アル
    キルまたは塩素を示すことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の製造方法。 3 R4およびR5が、それぞれC1〜C4アルキル、
    シクロブチルまたはシクロペンチルを示すことを
    特徴とする特許請求の範囲第1または2項に記載
    の製造方法。 4 R6が、C1〜C4アルキルを示すことを特徴と
    する特許請求の範囲第1、2または3項に記載の
    製造方法。 5 反応が溶剤なしで実施されることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1ないし4項のいずれかに記
    載の製造方法。 6 反応が、常圧下で行われることを特徴とする
    特許請求の範囲第1ないし5項のいずれかに記載
    の製造方法。 7 反応が、70゜ないし170゜の温度で実施され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1ないし5
    項のいずれかに記載の製造方法。 8 反応が100゜ないし150℃の温度で実施される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の
    製造方法。 9 反応が、触媒としてフエノールを使用して実
    施されることを特徴とする特許請求の範囲第1な
    いし8項のいずれかに記載の製造方法。 10 チオカルボン酸S−エステル0.5ないし3
    モルが、ジアルキルアミノメチルフエノール1モ
    ルに対して使用されることを特徴とする特許請求
    の範囲第1ないし9項のいずれかに記載の製造方
    法。 11 チオカルボン酸S−エステル0.9ないし1.5
    モルが、ジアルキルアミノメチルフエノール1モ
    ルに対し使用されることを特徴とする特許請求の
    範囲第10項に記載の製造方法。
JP3819677A 1976-04-06 1977-04-05 Process for preparing alkyl thiomethyl phenol Granted JPS52122331A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2614875A DE2614875C2 (de) 1976-04-06 1976-04-06 Verfahren zur Herstellung von Alkyl- bzw. Arylthiomethylphenolen

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JPS52122331A JPS52122331A (en) 1977-10-14
JPS6113466B2 true JPS6113466B2 (ja) 1986-04-14

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ID=5974597

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3819677A Granted JPS52122331A (en) 1976-04-06 1977-04-05 Process for preparing alkyl thiomethyl phenol

Country Status (13)

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US (1) US4091037A (ja)
JP (1) JPS52122331A (ja)
AT (1) AT348982B (ja)
BE (1) BE853302A (ja)
BR (1) BR7702207A (ja)
CH (1) CH628027A5 (ja)
DE (1) DE2614875C2 (ja)
DK (1) DK141581C (ja)
FR (1) FR2347345A1 (ja)
GB (1) GB1530767A (ja)
IL (1) IL51806A (ja)
IT (1) IT1075308B (ja)
NL (1) NL7703803A (ja)

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NL7703803A (nl) 1977-10-10
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IT1075308B (it) 1985-04-22
US4091037A (en) 1978-05-23
DE2614875C2 (de) 1978-06-15
FR2347345A1 (fr) 1977-11-04
CH628027A5 (de) 1982-02-15
DE2614875B1 (de) 1977-10-13
IL51806A0 (en) 1977-06-30
ATA233177A (de) 1978-08-15
GB1530767A (en) 1978-11-01
DK152377A (da) 1977-10-07
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