JPS61123116A - 多連形可変抵抗器 - Google Patents
多連形可変抵抗器Info
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- JPS61123116A JPS61123116A JP24498584A JP24498584A JPS61123116A JP S61123116 A JPS61123116 A JP S61123116A JP 24498584 A JP24498584 A JP 24498584A JP 24498584 A JP24498584 A JP 24498584A JP S61123116 A JPS61123116 A JP S61123116A
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- gear
- rotary
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- switch
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は2組以上の回転式可変抵抗器を1個の操作軸で
別々に操作できる多連形可変抵抗器の構造に関するもの
であり、特に高級カーオーディオセント等のように小形
セットであVながら多くの操作機能を必要とする場合に
非常に有利な多連形可変抵抗器を提供するものである。
別々に操作できる多連形可変抵抗器の構造に関するもの
であり、特に高級カーオーディオセント等のように小形
セットであVながら多くの操作機能を必要とする場合に
非常に有利な多連形可変抵抗器を提供するものである。
従来例の構成とその問題点
いくつかの単機能可変抵抗器を組合せた多連形可変抵抗
器を使用する最も代表的な機器はカーオーディオであり
、その一般的な機能は、音量調整・バランス調整・音質
調整および電源スイッチ接断てあり、このうち電源スィ
ッチの接断操作は音量を最小に絞った位置で行われるの
が普通である。
器を使用する最も代表的な機器はカーオーディオであり
、その一般的な機能は、音量調整・バランス調整・音質
調整および電源スイッチ接断てあり、このうち電源スィ
ッチの接断操作は音量を最小に絞った位置で行われるの
が普通である。
これらの総ての機能を一個の可変抵抗器で行お ゛うと
する場合に一般的に用いられる回転式多連形可変抵抗器
の例を示すのが〔第1図〕であり、図においてlは音質
調整用の2蓮可変抵抗器、■は音量調整用の2連可変抵
抗器、■は電源接断用のスイッチ、■はベランス調整用
の単動可変抵抗器である。そして、音質調整用の2連可
変抵抗器Iは軸受1に回転可能に支持された中空円筒状
外軸2により回転駆動されるが、■〜■は何れも上記外
軸2の中を貫通した内軸3によジ回転駆動される。その
駆動方法は、内軸3の中間部に外径に山形ローレットを
有するセレーンヨン状キャー4が取付けられており、こ
のギヤー4が通常状態で可変抵抗器■の回転体5の中心
孔部に設けられた内周ギヤー6と噛合うよう円筒スプリ
ング7により付勢されている。そしてこの可変抵抗器■
の回転体6は筺体20の突部21と係合して可変抵抗器
■の回転動作角度を規制するストッパー用突部22を外
周に有すると共に、スイッチ■の回転体8と連動して回
転動作するように円筒保合部9によジ連結されている。
する場合に一般的に用いられる回転式多連形可変抵抗器
の例を示すのが〔第1図〕であり、図においてlは音質
調整用の2蓮可変抵抗器、■は音量調整用の2連可変抵
抗器、■は電源接断用のスイッチ、■はベランス調整用
の単動可変抵抗器である。そして、音質調整用の2連可
変抵抗器Iは軸受1に回転可能に支持された中空円筒状
外軸2により回転駆動されるが、■〜■は何れも上記外
軸2の中を貫通した内軸3によジ回転駆動される。その
駆動方法は、内軸3の中間部に外径に山形ローレットを
有するセレーンヨン状キャー4が取付けられており、こ
のギヤー4が通常状態で可変抵抗器■の回転体5の中心
孔部に設けられた内周ギヤー6と噛合うよう円筒スプリ
ング7により付勢されている。そしてこの可変抵抗器■
の回転体6は筺体20の突部21と係合して可変抵抗器
■の回転動作角度を規制するストッパー用突部22を外
周に有すると共に、スイッチ■の回転体8と連動して回
転動作するように円筒保合部9によジ連結されている。
従って、この状態、で内軸3を回転させると可変抵抗器
Hの回転体5が回転することにより、摺動子10.11
が抵抗エレメント12.13上を回転摺動して可変抵抗
器nの抵抗値が変化すると共に、回転式スイッチ■の回
転体8も回転して可変抵抗器■の回転角度終端部におい
て、その突起部14によりスイッチの可動接点部15を
駆動しスイッチ■の切替えを行い、その終端位置で可変
抵抗器■の回転体5の外周突部22が筐体2oの突部2
1と当接することにより、回転体5およびスイッチ■の
回転体8の回転は止まる。
Hの回転体5が回転することにより、摺動子10.11
が抵抗エレメント12.13上を回転摺動して可変抵抗
器nの抵抗値が変化すると共に、回転式スイッチ■の回
転体8も回転して可変抵抗器■の回転角度終端部におい
て、その突起部14によりスイッチの可動接点部15を
駆動しスイッチ■の切替えを行い、その終端位置で可変
抵抗器■の回転体5の外周突部22が筐体2oの突部2
1と当接することにより、回転体5およびスイッチ■の
回転体8の回転は止まる。
また、スプリング7の付勢力に抗して内軸3を押すこと
により、セレーション状ギヤー1;を可f抵抗器■の回
転体6の内周ギヤー6との噛合いを離れ、可変抵抗器■
の回転体16の内周ギヤー17と噛合い、その状態で(
内軸3に押し力を加えながら)内軸3を回転させると上
記回転体16が回転し、それに伴い摺動子18が抵抗エ
レメント19上を回転摺動して可変抵抗器■の抵抗値が
変化する1つそして内軸3に加えていた押圧力を除くと
、セレーション状ギヤー4t/i可変抵抗器■の回転体
16内周ギヤー17との噛合いを離れ、再び可変抵抗器
■の回転体5内周ギヤー6との噛合い状態に戻る構成と
なっている。
により、セレーション状ギヤー1;を可f抵抗器■の回
転体6の内周ギヤー6との噛合いを離れ、可変抵抗器■
の回転体16の内周ギヤー17と噛合い、その状態で(
内軸3に押し力を加えながら)内軸3を回転させると上
記回転体16が回転し、それに伴い摺動子18が抵抗エ
レメント19上を回転摺動して可変抵抗器■の抵抗値が
変化する1つそして内軸3に加えていた押圧力を除くと
、セレーション状ギヤー4t/i可変抵抗器■の回転体
16内周ギヤー17との噛合いを離れ、再び可変抵抗器
■の回転体5内周ギヤー6との噛合い状態に戻る構成と
なっている。
本タイプ多連形可変抵抗器の場合、通常状態において内
11J3で操作される音量調整用可変抵抗器■および同
期して動作する電源スイッチ■部の使用頻度が最も高い
。そして、音量用可変抵抗器■の音量を最も小さく絞っ
た回転角度の終端で操作される電源スイッチ■の動作ト
ルクは可変抵抗器の回転トルクよりも数倍大きく設定さ
れているため、スイッチ■の切替え時にはこの切替トル
クが前記円筒係合部9を介して内軸3に取付けられたセ
レーション状ギヤー4と可変抵抗器Hの回転体5内周ギ
ヤー6との噛合い部に加わることになり、この噛合いギ
ヤー部の摩耗による内軸3の遊び角(回転ガタッキ)を
生じ易い。
11J3で操作される音量調整用可変抵抗器■および同
期して動作する電源スイッチ■部の使用頻度が最も高い
。そして、音量用可変抵抗器■の音量を最も小さく絞っ
た回転角度の終端で操作される電源スイッチ■の動作ト
ルクは可変抵抗器の回転トルクよりも数倍大きく設定さ
れているため、スイッチ■の切替え時にはこの切替トル
クが前記円筒係合部9を介して内軸3に取付けられたセ
レーション状ギヤー4と可変抵抗器Hの回転体5内周ギ
ヤー6との噛合い部に加わることになり、この噛合いギ
ヤー部の摩耗による内軸3の遊び角(回転ガタッキ)を
生じ易い。
また、電源スィッチ■を操作する際、特にスイッチを切
る場合に操作軸3に大きな力を加えすぎて、このセレー
ション状ギヤー4と回転体6内周ギヤー6との噛合い部
が破損するという事故を起こすことがあった。
る場合に操作軸3に大きな力を加えすぎて、このセレー
ション状ギヤー4と回転体6内周ギヤー6との噛合い部
が破損するという事故を起こすことがあった。
尚、バランス用単動可変抵抗器■の操作時は内軸3に押
圧力を加えながら回転させるので内軸3に大きな力を加
えることは難しく、従って上記のような破損事故は無い
。
圧力を加えながら回転させるので内軸3に大きな力を加
えることは難しく、従って上記のような破損事故は無い
。
発明の目的
本発明は以上の如き回転形多連可変抵抗器の問題を解決
し、最も使用頻度の高い音量調整用可変抵抗器および電
源スイツチ操作時におけるギヤー噛合い部の摩耗防止と
強度向とを目的としたものである。
し、最も使用頻度の高い音量調整用可変抵抗器および電
源スイツチ操作時におけるギヤー噛合い部の摩耗防止と
強度向とを目的としたものである。
発明の構成
上記目的を達成するために本発明は同一軸線上に配置さ
れた2個(または3個)の回転式可変抵抗器および第1
の可変抵抗器と同期して回転角の終端で動作する回転式
スイッチの夫々の回転体外周部に筐体の突部と係合して
回転角度を児制するストッパーを設けると共に各回転体
中心部に同一径・同一歯数の内周ギヤーを設け、これら
可変抵抗器およびスイッチの中央を貫通する操作軸に一
定の間隔をおいて設けられた同一径・同一歯数02個の
セレーション状ギヤーを、通常は第1の可変抵抗器およ
びスイッチの回転体内周ギヤーに噛合わせておき、この
操作軸を押しまたは引くことによりこれら2個のセレー
ション状ギヤーは夫々の内周ギヤーとの噛合いがはずれ
て1個のギヤーは第2(または第3)の可変抵抗器の回
転体内周ギヤーと噛合い、もう1個のギヤーは空転する
多連形可変抵抗器の構成に関するものである。
れた2個(または3個)の回転式可変抵抗器および第1
の可変抵抗器と同期して回転角の終端で動作する回転式
スイッチの夫々の回転体外周部に筐体の突部と係合して
回転角度を児制するストッパーを設けると共に各回転体
中心部に同一径・同一歯数の内周ギヤーを設け、これら
可変抵抗器およびスイッチの中央を貫通する操作軸に一
定の間隔をおいて設けられた同一径・同一歯数02個の
セレーション状ギヤーを、通常は第1の可変抵抗器およ
びスイッチの回転体内周ギヤーに噛合わせておき、この
操作軸を押しまたは引くことによりこれら2個のセレー
ション状ギヤーは夫々の内周ギヤーとの噛合いがはずれ
て1個のギヤーは第2(または第3)の可変抵抗器の回
転体内周ギヤーと噛合い、もう1個のギヤーは空転する
多連形可変抵抗器の構成に関するものである。
実施例の説明
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。−1第
2図は本発明の多連形可変抵抗器の一実施例を示すもの
である。
2図は本発明の多連形可変抵抗器の一実施例を示すもの
である。
図における各可変抵抗器部の機能は従来例と同様、1は
音質調整用2連可変抵抗器、■は音電調整用2連可変抵
抗器、■は電源接断用スイッチ、■はバランス調整用単
動可変抵抗器であり、Iが軸受31に支持された外軸3
2により回転駆動される点も同じである。しかし、■〜
■を駆動する内軸33には外径に山形ローレットを有す
る2個のセレーション状ギヤー34.35が取付けられ
ており、これらセレーション状ギヤー34 、35は同
一径・同一歯数を有しその角度位置も一致するように設
定されると共に、(従来例と同様に)同期して回転する
音量用可変抵抗器■および回転式電源スィッチ■の夫々
の回転体36.37の内周ギヤー38.39の配列と同
間隔で配列され、円筒スプリング4oの付勢力により噛
合状態を保っている。そして、これら可変抵抗器■の回
転体36および回転式スイッチ■の回転体37は何れも
その中心部に上記セレーション状ギヤー34゜35と噛
合う内周ギヤー38および39を有すると共に両者の回
転角度位置が一致して連動できるように円筒係合部41
により連結されており、更にその外周には夫々回転動作
角度規制用のストッパー突部42,43を有し、夫々の
筐体44゜45の内側突起46.47と係合して回転体
36と37が全く同じ角度範囲で回転動作するよう設定
されている。また、上記円筒係合部41の内径はセレー
ション状ギヤー34.35よりも少し大きく設、定され
ている。
音質調整用2連可変抵抗器、■は音電調整用2連可変抵
抗器、■は電源接断用スイッチ、■はバランス調整用単
動可変抵抗器であり、Iが軸受31に支持された外軸3
2により回転駆動される点も同じである。しかし、■〜
■を駆動する内軸33には外径に山形ローレットを有す
る2個のセレーション状ギヤー34.35が取付けられ
ており、これらセレーション状ギヤー34 、35は同
一径・同一歯数を有しその角度位置も一致するように設
定されると共に、(従来例と同様に)同期して回転する
音量用可変抵抗器■および回転式電源スィッチ■の夫々
の回転体36.37の内周ギヤー38.39の配列と同
間隔で配列され、円筒スプリング4oの付勢力により噛
合状態を保っている。そして、これら可変抵抗器■の回
転体36および回転式スイッチ■の回転体37は何れも
その中心部に上記セレーション状ギヤー34゜35と噛
合う内周ギヤー38および39を有すると共に両者の回
転角度位置が一致して連動できるように円筒係合部41
により連結されており、更にその外周には夫々回転動作
角度規制用のストッパー突部42,43を有し、夫々の
筐体44゜45の内側突起46.47と係合して回転体
36と37が全く同じ角度範囲で回転動作するよう設定
されている。また、上記円筒係合部41の内径はセレー
ション状ギヤー34.35よりも少し大きく設、定され
ている。
この状態で内軸33を回転させると、セレーション状ギ
ヤー34により可変抵抗器Hの回転体36が回転させら
れ摺動子48.49が抵抗ニレメン)50.51上を回
転摺動じて可変抵抗器■の抵抗値が変化すると共に、セ
レーション状ギヤー35により回転式スイッチ■の回転
体37も連動して回転させられ、可変抵抗器■の回転角
度終端部においてその駆動用突起部52によりスイッチ
■の可動接点部53を駆動してスイッチ切替を行うこと
は従来例と同様であるが、スイッチ■切替動作角度の終
端即ち可変抵抗器Iの回転動作角度の終端においては夫
々の回転体37.36のストッパー用突部43,42が
夫々の筐体45゜440内側突起47.48に当接する
ことにより、これら回転体36.37の回転は止められ
る。
ヤー34により可変抵抗器Hの回転体36が回転させら
れ摺動子48.49が抵抗ニレメン)50.51上を回
転摺動じて可変抵抗器■の抵抗値が変化すると共に、セ
レーション状ギヤー35により回転式スイッチ■の回転
体37も連動して回転させられ、可変抵抗器■の回転角
度終端部においてその駆動用突起部52によりスイッチ
■の可動接点部53を駆動してスイッチ切替を行うこと
は従来例と同様であるが、スイッチ■切替動作角度の終
端即ち可変抵抗器Iの回転動作角度の終端においては夫
々の回転体37.36のストッパー用突部43,42が
夫々の筐体45゜440内側突起47.48に当接する
ことにより、これら回転体36.37の回転は止められ
る。
また、第3図に示す如く、内軸33を円筒スプリング4
0の付勢力に抗して押すことによりセレーション状ギヤ
ー34は可変抵抗器■の回転体36の内周ギヤー38と
の噛合いを離れ可変抵抗器■の回転体64の内周ギヤー
66と噛合い、もう1個のセレーション状ギヤー35は
スイッチ■の回転体37の内周ギヤー39との噛合いを
離れ前記2個の回転体36.37を連結する円筒保合部
41内に留まる。そして、この状態で内軸33に押圧力
を加えながら内軸33を回転させると、セレーション状
ギヤー34により可変抵抗器■の回転体54が回転させ
られ、それに伴い摺動子56が抵抗エレメント67上を
回転摺動して可変抵抗器Hの抵抗値が変化する。この間
もう1個のセレーション状ギヤー36は前記円筒保合部
41内で空転する。
0の付勢力に抗して押すことによりセレーション状ギヤ
ー34は可変抵抗器■の回転体36の内周ギヤー38と
の噛合いを離れ可変抵抗器■の回転体64の内周ギヤー
66と噛合い、もう1個のセレーション状ギヤー35は
スイッチ■の回転体37の内周ギヤー39との噛合いを
離れ前記2個の回転体36.37を連結する円筒保合部
41内に留まる。そして、この状態で内軸33に押圧力
を加えながら内軸33を回転させると、セレーション状
ギヤー34により可変抵抗器■の回転体54が回転させ
られ、それに伴い摺動子56が抵抗エレメント67上を
回転摺動して可変抵抗器Hの抵抗値が変化する。この間
もう1個のセレーション状ギヤー36は前記円筒保合部
41内で空転する。
この後、内軸33に加えていた押圧力を除くと、円筒ス
プリング4oの付勢力によりセレーション状ギヤー34
は可変抵抗器■の回転体54内周ギヤー55との噛合い
を離れ、再び可変抵抗器Hの回転体36の内周ギヤー3
8との噛合い状態に、もう−個のセレーション状ギヤー
35も再び回転式スイッチ■の回転体37の内周ギヤー
39との噛合い状態となV第2図の状態に戻る。
プリング4oの付勢力によりセレーション状ギヤー34
は可変抵抗器■の回転体54内周ギヤー55との噛合い
を離れ、再び可変抵抗器Hの回転体36の内周ギヤー3
8との噛合い状態に、もう−個のセレーション状ギヤー
35も再び回転式スイッチ■の回転体37の内周ギヤー
39との噛合い状態となV第2図の状態に戻る。
本発明の多連形可変抵抗器は以上の如く構成されており
、カーオーディオセントにおいて最も使用頻度の高い操
作部である音量調整用可変抵抗器■および同期して動作
する電源スイッチ■の操作時において、可変抵抗器■お
よび回転式スイッチ■夫々の回転体36および37に対
して内軸に設けられた2個のセレーション状ギヤー34
、35が噛合った状態(通常状態)で操作されるので
回転スイッチ■の操作時にもその大きな動作トルクは主
としてスイッチの回転体37に噛合ったギヤー35の部
分で受けることになる。従って、2個の回転体36.3
7の円筒保合部41および可変抵抗器側の回転体36と
ギヤー34の噛合い部への影響は殆んどなく、この部分
の摩耗による内軸33の遊び角(回転ガタッキ)は生じ
難い。
、カーオーディオセントにおいて最も使用頻度の高い操
作部である音量調整用可変抵抗器■および同期して動作
する電源スイッチ■の操作時において、可変抵抗器■お
よび回転式スイッチ■夫々の回転体36および37に対
して内軸に設けられた2個のセレーション状ギヤー34
、35が噛合った状態(通常状態)で操作されるので
回転スイッチ■の操作時にもその大きな動作トルクは主
としてスイッチの回転体37に噛合ったギヤー35の部
分で受けることになる。従って、2個の回転体36.3
7の円筒保合部41および可変抵抗器側の回転体36と
ギヤー34の噛合い部への影響は殆んどなく、この部分
の摩耗による内軸33の遊び角(回転ガタッキ)は生じ
難い。
また、通常状態における回転操作角度終端の回転市め部
の破損に対しても、内軸33に取付けられた上記2個の
セレーション状ギヤー34 、35が噛合った夫々の回
転体36,3了の両方にストッパー用突部42.43が
設けられているのでその強度は従来品に比して倍加され
ている。
の破損に対しても、内軸33に取付けられた上記2個の
セレーション状ギヤー34 、35が噛合った夫々の回
転体36,3了の両方にストッパー用突部42.43が
設けられているのでその強度は従来品に比して倍加され
ている。
この場合、スイッチmの回転体3アの突部43に当接す
るスイッチ筐体45の突起47をスイッチ基板に設けて
も同様の効果が得られることは勿論である。
るスイッチ筐体45の突起47をスイッチ基板に設けて
も同様の効果が得られることは勿論である。
他の実施例として、第4図に示す如く、操作軸61に取
付けられた2個のセレーション状ギヤー62.63が通
常状態で噛合っている音質調整用可変抵抗器■および回
転式スイッチ■の回転体64.65の内周ギヤー部66
.67を何れも貫通形とすることにより、通常状態から
操作軸61を押すことにより2個のセレーション状ギヤ
ーのうち62は・〈ランス調整用単動可変抵抗器■の回
転体68内周ギヤー69と噛合い(この時もう1個のセ
レーション状ギヤー63は円筒保合部7゜内で空転する
)、更に通常状態から操作軸61を引くことによりセレ
ーション状ギヤー63u 音質調整用可変抵抗器lの回
転体71内周ギヤー72と噛合う(この時もう1個のセ
レーション状ギヤー62は円筒保合部7o内で空転する
)構成とすることができ、1個の操作軸で3組の可変抵
抗器と回転式スイッチを操作する小形1軸多連可変抵抗
器を容易に提供できる。
付けられた2個のセレーション状ギヤー62.63が通
常状態で噛合っている音質調整用可変抵抗器■および回
転式スイッチ■の回転体64.65の内周ギヤー部66
.67を何れも貫通形とすることにより、通常状態から
操作軸61を押すことにより2個のセレーション状ギヤ
ーのうち62は・〈ランス調整用単動可変抵抗器■の回
転体68内周ギヤー69と噛合い(この時もう1個のセ
レーション状ギヤー63は円筒保合部7゜内で空転する
)、更に通常状態から操作軸61を引くことによりセレ
ーション状ギヤー63u 音質調整用可変抵抗器lの回
転体71内周ギヤー72と噛合う(この時もう1個のセ
レーション状ギヤー62は円筒保合部7o内で空転する
)構成とすることができ、1個の操作軸で3組の可変抵
抗器と回転式スイッチを操作する小形1軸多連可変抵抗
器を容易に提供できる。
発明の効果
以上のように本発明の多連形可変抵抗器は構成されるた
め、摩耗によるガタッキの発生のおそれもなく、強度の
点でも優れたものとなり、品質的に優れたものとなり工
業的価値の大なるものである。
め、摩耗によるガタッキの発生のおそれもなく、強度の
点でも優れたものとなり、品質的に優れたものとなり工
業的価値の大なるものである。
第1図は従来の多連形可変抵抗器の側断面図、第2図は
本発明の一実施例における多連形可変低抗器の通常状態
における側断面図、第3図は本発明の多連形可変抵抗器
の内軸を押した状態の側断面図、第4図は本発明の他の
実施例の1軸多連形可変抵抗器の側断面図である。 I ・・・音質調整用2連可変低抗器、■・・・・・・
ざ・量調整用2連可変抵抗器、■−・・電源接断用スイ
ッチ、■・・・・バランス調整用単動可変抵抗器、31
・・・・・軸受、32−・・・・・外軸、33・・・・
・・内軸、34゜35・・・・・セレーション状キャー
、36.37・・・・・・回転体、38.39・・・・
・・内周ギヤー、40・・・・・・円筒スプリング、4
1・・・・・・円筒係合部、42 、43・・・ストッ
パー突部、44.45・・・・・・筐体、46゜47・
・・・内側突起、48.49・・・・・・摺動子、60
゜Sl・・・・・・抵抗エレメント、52・・・・・・
駆動用突起部、53−・・・・可動接点部、54・・・
・・・回転体、56・・−・・・内周ギヤー、66・・
・・・・摺動子、5了・・・・・・抵抗エレメント。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第3
図 第4図
本発明の一実施例における多連形可変低抗器の通常状態
における側断面図、第3図は本発明の多連形可変抵抗器
の内軸を押した状態の側断面図、第4図は本発明の他の
実施例の1軸多連形可変抵抗器の側断面図である。 I ・・・音質調整用2連可変低抗器、■・・・・・・
ざ・量調整用2連可変抵抗器、■−・・電源接断用スイ
ッチ、■・・・・バランス調整用単動可変抵抗器、31
・・・・・軸受、32−・・・・・外軸、33・・・・
・・内軸、34゜35・・・・・セレーション状キャー
、36.37・・・・・・回転体、38.39・・・・
・・内周ギヤー、40・・・・・・円筒スプリング、4
1・・・・・・円筒係合部、42 、43・・・ストッ
パー突部、44.45・・・・・・筐体、46゜47・
・・・内側突起、48.49・・・・・・摺動子、60
゜Sl・・・・・・抵抗エレメント、52・・・・・・
駆動用突起部、53−・・・・可動接点部、54・・・
・・・回転体、56・・−・・・内周ギヤー、66・・
・・・・摺動子、5了・・・・・・抵抗エレメント。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第3
図 第4図
Claims (5)
- (1)同一軸線上に配置された2個(第1、第2)の回
転式可変抵抗器および第1の可変抵抗器と同期して該可
変抵抗器回転角の終端で動作する回転式スイッチの各回
転体中心部に同一径・同一歯数の内周ギヤーを設け、こ
れら可変抵抗器およびスイッチの中央を貫通する操作軸
の外周に一定の間隔をおいて設けられた同一径・同一歯
数の2個のセレーション状ギヤーを、通常は第1の可変
抵抗器およびこれと同期して動作するスイッチの回転体
内周ギヤーに噛合わせておき、該操作軸を押しまたは引
くことによりこれら2個のセレーション状ギヤーは夫々
の内周ギヤーとの噛合いがはずれて、1個のギヤーは第
2の可変抵抗器の回転体内周ギヤーと噛合い、もう1個
のギヤーは空転する構成とした多連形可変抵抗器。 - (2)同期して回転動作する第1の可変抵抗器およびス
イッチの回転体同志を中空円筒部で連結して両者の回転
角度位置を合わせると共に、セレーション状ギヤーがこ
の円筒部内で空転できる構成とした特許請求の範囲第1
項記載の多連形可変抵抗器。 - (3)操作軸外周に設けられた2個のセレーション状ギ
ヤーが通常状態では第1の可変抵抗器およびこれと同期
して動作する回転式スイッチの回転体内周ギヤーに夫々
噛合う様、操作軸に引きまたは押し方向の付勢力をもた
せた特許請求の範囲第1項記載の多連形可変抵抗器。 - (4)同期して回転する第1の可変抵抗器およびスイッ
チの夫々の回転体外周に、筐体(または基板)の突部と
係合して回転動作角度を規制するストッパー用突部を設
ける構成とした特許請求の範囲第1項記載の多連形可変
抵抗器。 - (5)操作軸の外周に一定の間隔をおいて設けられた2
個のセレーション状ギヤーが通常状態で噛合つている第
1の回転式可変抵抗器および回転式スイッチの回転体内
周ギヤー部を何れも貫通形とし、操作軸を通常状態から
押す(または引く)ことにより2個のセレーション状ギ
ヤーの1個は第2の回転形可変抵抗器の回転体内周ギヤ
ーと噛合い他の1個のギヤーは空転し、更に通常状態か
ら操作軸を逆方向に引く(または押す)ことによつても
2個のセレーション状ギヤーの1個は第3の回転形可変
抵抗器の回転体内周ギヤーと噛合い他の1個のギヤーは
空転する構成とした特許請求の範囲第1項記載の多連形
可変抵抗器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24498584A JPS61123116A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 多連形可変抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24498584A JPS61123116A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 多連形可変抵抗器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61123116A true JPS61123116A (ja) | 1986-06-11 |
JPH043650B2 JPH043650B2 (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=17126869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24498584A Granted JPS61123116A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 多連形可変抵抗器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61123116A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5847681U (ja) * | 1981-09-28 | 1983-03-31 | 株式会社小糸製作所 | パワ−ウインドレギユレ−タ |
-
1984
- 1984-11-20 JP JP24498584A patent/JPS61123116A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5847681U (ja) * | 1981-09-28 | 1983-03-31 | 株式会社小糸製作所 | パワ−ウインドレギユレ−タ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH043650B2 (ja) | 1992-01-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |