JP2926926B2 - モーター駆動可変抵抗器 - Google Patents

モーター駆動可変抵抗器

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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、主に音響機器に用いられるモーター駆動お
よび手動操作可能な遠隔操作に適したモーター駆動可変
抵抗器に関するものである。
従来の技術 従来の技術を第3図〜第6図のモーター駆動可変抵抗
器により説明する。
まず第3図、第4図により全体構成を説明すると、1
は枠体2と対向して配置された取付板であり、この取付
板1には操作軸3aを有する回転形可変抵抗器3が取付け
られ、操作軸3aの先端にはコイルバネ7を介して駆動ギ
ヤ5が遊嵌され、またその背面には後述する駆動体6が
装着されている。また枠体2は中央モーター4のウォー
ムギヤ4aを挿通する穴2fを設けた側面板2aと、これから
垂直に伸びる上面板2bと下面板2dより構成され、上面板
2bの端部には略直角状に折曲げられた支持部2cが設けて
あり、この支持部2cに切欠き係合凹部2eが形成され、下
面板2dにも同じく切込み2fが設けられ、8,10はそれぞれ
頭部8a,10aを有する支柱でこの支柱8,10はそれぞれ枠体
2の穴2g,2hに挿入され、更に管状スペーサ9,11をそれ
ぞれ挿通し、その先端部は、取付板1の対応穴1a,1bに
挿入されたあと、かしめなどによって固定され、枠体2
と取付板1とを結合している。15bは枠体2の上下の小
孔2jに挿入され、モーター4を枠体2に固定するための
ビスである。12は第1の歯車体で一端部12cは枠体2の
下面板2dの切込み2fに係合され、他方の端部12dは枠体
の上面板2bの小穴2Lに挿入され、ギヤ12bがモーター4
のウォームギヤ4aと噛合う状態で枠体の上下面板2b,2d
間に回転可能に支承される。13は第2の歯車体でその一
端部13dは枠体2の小孔2iに、他端部13cは枠体2の支持
部2cに設けられた切欠き係合凹部2eに支承され、スペー
サ11に巻回されたバネ14の一端部14aによって、第6図
に示すように常時上記凹部2eの内方に押圧されて抜止め
されている。この状態で第2の歯車体13のギヤ部13a
は、第1の歯車体12のギヤ部12aと噛合、さらにギヤ部1
3bは、可変抵抗器3の操作軸3aに装着した駆動ギヤ5と
噛合する。
44は導電板取付台であり、導電板43を保持し、可変抵
抗器3に固着されている。42はLED取付板であり、LED40
bとLED通電のためのLED接触子41を保持しており、操作
軸3aに固着されている。
軸3aを回転させた時、LED40bは共に回転するが、LED4
0bに接続されたLED接触子41が導通板43上を摺動して、L
ED40bへの通電を可能としている。
第5図によって、駆動ギヤ5とその背面の凹部5a内に
在ってこれと摩擦係合する合成樹脂等よりなるディスク
状駆動体6の機構部分の詳細を説明すると、可変抵抗器
3の操作軸3aには取付板1の背面において駆動体6のス
ペーサ6aが嵌合されて、操作軸3とは反対の端部には、
スピードナット28が圧入されて、駆動体6は回転可能に
操作軸3に取付けられる。また駆動ギヤ5と取付板1の
間にはコイルバネ7が張架され、駆動体6と駆動ギヤ5
との摩擦係合を図っているものである。
次に上記モーター駆動可変抵抗器の動作を説明する
と、モーター4を回転させると、この回転がウォームギ
ヤ4a、第1の歯車体12、第2の歯車体13に伝達しギヤ部
13bによって、駆動ギヤ5が回転する。そして、これと
摩擦係合された駆動体6が同時に回転し、可変抵抗器3
の操作軸3aを回転させ、可変抵抗器3の抵抗値を可変す
るものである。
手動で可変抵抗器の抵抗値を可変する場合には、操作
軸3aを回転操作することにより駆動ギヤ5と駆動体6と
の間でスリップを発生させ、可変抵抗器3のトルクと駆
動ギヤ5、駆動体6との摩擦抵抗がプラスされて適度な
回転トルクの感触を得つつ可変抵抗器の抵抗値を可変す
るものである。
なお、第7図は上記LED点灯機構の他の従来技術であ
り、LED40aは後付けされ、このLEDの光は操作軸3eに設
けられた貫通穴を通して操作軸3eの先端に導かれるもの
である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のモーター駆動可変抵抗器
は、駆動部の構造が複雑であり、コスト低減が困難で、
また部品寸法のバラツキや組合わせ方により、特性にバ
ラツキが発生するという問題があるとともに、更にLED
点灯可能な構成にすることによって、組立工数の増加と
大形化が避けられなかった。
課題を解決するための手段 本発明は、モーターのモーター軸に取付けられたピニ
オンギヤに対し、上記ピニオンギヤと噛合いその周囲を
遊星運動する遊星ギヤを配し、さらに内歯部分が上記遊
星ギヤの一部に噛合うように配された摩擦ギヤおよび、
上記摩擦ギヤとは異なる歯数の内歯を備え、その内歯が
上記遊星ギヤに、摩擦ギヤが噛合っている部分とは異な
る部分で噛合うように配された内歯ギヤを対向状態に配
設すると共に、上記内歯ギヤの中央部にLEDを固定し、
上記モーター軸の軸線上で上記内歯ギヤが結合される可
変抵抗器の操作軸の中心にLED光の導出経路としての貫
通穴を設けるようにしたものである。
作用 上記構成により簡単な構造で大きな減速比を得るとと
もに、小形化が可能となり、部品材料及び組立工数の低
減が図れるものである。
実施例 本発明を第1図(a)〜第2図の一実施例であるモー
ター駆動可変抵抗器により説明する。
16は可変抵抗器であり、中心に貫通穴16gを設けた操
作軸16a、接触子16b、抵抗体16c、可変抵抗器取付板16
d、軸受16e及びカバー16fにより構成される。
17は内歯ギヤであり、操作軸16aの一端部に取付けら
れている。18はLEDであり、このLED18に通電するための
LED刷子19は内歯ギヤ17に取付けられており、内歯ギヤ1
7を回転させた時のLED18への通電は、LED18に接続され
ているLED刷子19が連結板20に固着された端子部21aを有
する導電板21上を摺動することにより行われる。
上記内歯ギヤ17とは歯数の異なる内歯を備えた摩擦ギ
ヤ22は上記内歯ギヤ17に対向して設けられ、バネ23等に
よりモーター取付金具24に安定して押付けられ、グリス
等により回転トルクを大きく保っている。25はエラスト
マー等の弾性体よりなる遊星ギヤで、内歯ギヤ17及び摩
擦ギヤ22と同時に噛合い、さらにモーター26のモーター
軸26aに取付けたピニオンギヤ27の間で遊星運動する。
またモーター取付金具24と可変抵抗器16及び連結板20は
かしめ部24bにより結合される。なお、上記遊星ギヤ25
を弾性体で形成したため、内歯ギヤ17、摩擦ギヤ22の製
作誤差を吸収できるものである。
なお、LED18はLED用の導電板21、LED刷子19を介して
外部電源(図示せず)から電源供給されて点灯表示し、
第2図に示すように、その光は可変抵抗器16の操作軸16
aに設けた貫通孔16gから識別できるものである。
次にモーター回転時の動作について説明すると、モー
ター軸26aが回転することにより、モーター軸26aに取付
けられたピニオンギヤ27が回転し、上記ピニオンギヤ27
と噛合った遊星ギヤ25が遊星運動する。遊星ギヤ25は外
側で摩擦ギヤ22及び内歯ギヤ17と同時に噛合っている。
この時摩擦ギヤ22と内歯ギヤ17は歯数が若干異なるため
回転ずれを生じる。例えば摩擦ギヤ22の歯数を100、内
歯ギヤ17の歯数を101とすれば、遊星ギヤ25の1まわり
に対し1歯ずれることになり1/100の減速が得られる。
この時摩擦ギヤ22の回転トルクは十分に大きく回転しな
い。またピニオンギヤ27の歯数を20とすれば、遊星ギヤ
25の回転はモーター軸26aの回転に対し1/6の減速とな
り、トータルで1/600の減速を得ることができる。
次に操作軸16aをマニュアル操作するときの動作につ
いて説明する。操作軸16aを回転すると内歯ギヤ17が回
転する。この時遊星ギヤ25及び摩擦ギヤ22も同時に回転
するが、摩擦ギヤ22はモーター取付金具24との間に十分
重い回転トルクがあるため、操作軸16aの操作に際し、
良好な操作フィーリングが得られる。
発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、操作軸に装
着した内歯ギヤと上記内歯ギヤと対向して設けられた内
歯を有する摩擦ギヤと上記2つの内歯部分に噛合う遊星
ギヤと上記遊星ギヤと噛合うモーター軸に取付けられた
ピニオンギヤとからなる簡単な構成で大きな減速比を得
ることができるとともに、LEDを内歯ギヤに取付け、操
作時の貫通穴から外方へ点灯表示するようにしたので、
部品材料及び組立工数の低減が図れるとともに、操作軸
とモーター軸を略同一線上に配置できることも相まって
スペースも少なくなり、セットへの取付自由度が向上で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例であるモーター駆動可
変抵抗器の主要部分を説明する分解斜視図であり、第1
図(b)は同要部である内歯ギヤの内歯状態を説明する
斜視図であり、第2図は同要部の側断面図であり、第3
図は従来のモーター駆動可変抵抗器の分解斜視図であ
り、第4図は同側面図であり、第5図は同要部である摩
擦駆動部を説明する部分断面図であり、第6図は同要部
である駆動部の説明図であり、第7図は他の従来のモー
ター駆動可変抵抗器の側面図である。 16……可変抵抗器、16a……操作軸、16g……貫通孔、17
……内歯ギヤ、18……LED、19……LED刷子、20……連結
板、21……導電板、22……摩擦ギヤ、24……モーター取
付金具、25……遊星ギヤ、26……モーター、26a……モ
ーター軸、27……ピニオンギヤ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モーターと、上記モーターに取付けられた
    モーター取付金具と、上記モーターのモーター軸に取付
    けられたピニオンギヤと、上記ピニオンギヤと噛合いそ
    の周囲を遊星運動する遊星ギヤと、内歯部分が上記遊星
    ギヤの一部に噛合うと共に、所定の回転トルクよりも小
    さい回転トルクでは停止状態を維持できるように上記モ
    ーター取付金具に押付けられて配されている摩擦ギヤ
    と、上記摩擦ギヤとは異なる歯数の内歯を備え、その内
    歯が上記遊星ギヤに、摩擦ギヤが噛合っている部分とは
    異なる部分で噛合うように配された内歯ギヤと、上記内
    歯ギヤの中央部に固定されたLEDと、上記LEDの端子と電
    気的に接続された状態になるように上記内歯ギヤに装着
    されたLED刷子と、上記LED刷子が弾接する部分に上記LE
    Dへの給電用の導電板が固着された連結板と、上記モー
    ター軸の軸線上で操作軸に上記内歯ギヤが結合されると
    共に、その操作軸の中心にLED光の導出経路としての貫
    通穴を有する可変抵抗器からなるモーター駆動可変抵抗
    器。
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JP2959295B2 (ja) * 1992-09-22 1999-10-06 松下電器産業株式会社 モータ駆動式可変抵抗器
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