JPS5934082Y2 - 可変抵抗器の駆動機構 - Google Patents

可変抵抗器の駆動機構

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Publication number
JPS5934082Y2
JPS5934082Y2 JP17765279U JP17765279U JPS5934082Y2 JP S5934082 Y2 JPS5934082 Y2 JP S5934082Y2 JP 17765279 U JP17765279 U JP 17765279U JP 17765279 U JP17765279 U JP 17765279U JP S5934082 Y2 JPS5934082 Y2 JP S5934082Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
variable resistor
worm wheel
motor
worm
housing
Prior art date
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Expired
Application number
JP17765279U
Other languages
English (en)
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JPS5694007U (ja
Inventor
典行 地頭所
忠 三原
長男 内田
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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Publication of JPS5694007U publication Critical patent/JPS5694007U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可変抵抗器をリモートコントロールする場合の
可変抵抗器の駆動機構に関するものを提供するものであ
る。
例えばステレオセットの音響調整、音質調整、バランス
調整等をリモートコントロールする場合の手段として、
従来より可変抵抗器をモータと、そのモータの回転を減
速する機構の構成で駆動するものが知られている。
一般的にモータの回転数は数100Orpmと高く、多
段のギアが必要となり、そのギヤ同志のバックラッシュ
(ギヤ間のガタによる伝達の遅れ)のために、微調整の
際に不都合が生じていた。
また、可変抵抗器の操作軸と減速部を摩擦連結せしめ、
手動(マニュアル)操作を可能にしたものにおいても、
減速部のギアのバックラッシュのために、手動操作時に
操作軸の回転方向のガタとなって、特に高級品セットに
使用された場合、不都合が生じていた。
本考案は、上記の欠点を改善するためのものである。
以下、本考案の一実施例を図面により説明する。
図において、可変抵抗器1は後部にも突出した操作軸2
を有している。
この操作軸2の後部側には第1のウオームホイール4が
回転可能に摩擦連結されており、その摩擦力は上記可変
抵抗器1の単体操作力より大きく、上記操作軸2の手段
操作の際に第1のウオームホイール4が回転することな
く操作できるように調整されている。
上記第1のウオームホイール4は第1のウオームギア6
と噛み合っており、第1のウオームギア6が回転しない
限り第1のウオームホイール4は回転できない構造にな
っている。
第1のウオームギヤ6は第2のウオームホイール7と一
体であり、この第2のウオームホイール7は上記操作軸
2と主軸が軸方向を同一にして筐体3に取付けられたモ
ータ9の主軸に圧入された第2のウオームギア8と噛み
合つている。
上記第1のウオームギア6と第2のウオームホイール7
の一体物を複合ギア部5と称すると、複合ギア部5は筐
体3の上記操作軸2と直交し対向する面に設けられた穴
部11と切り込み溝部12に回転可能に挿入され、筐体
3の切り込み溝部12側に一端を後述する押圧方向に折
曲げられて上記筐体3に支持された直線状バネ10(第
2図の如く筐体3に設けられたL字状切り込み部13に
よって支持される)により複合ギア部5の第1のウオー
ムギヤ6が第1のウオームホイール4をわずかに押圧し
、同時に複合ギア部5は矢印Aに示す筐体3の穴部11
を有する面の方向へも押圧されて回転可能に支持されて
いる。
また、上記可変抵抗器1は操作軸2を回転させることに
より、それに取付けられた刷子取付体(図示せず)が共
回りし、その刷子取付体に固着された刷子が抵抗体(と
もに図示せず)上を摺動することにより、刷子と電気的
に導通している接触子(図示せず)と抵抗体との間で可
変抵抗値を取出す一般的な構成を有している。
ここで、上記直線状バネ10は別設直線状でなくともよ
く、要は上記2つの方向に複合ギア部5を押圧するもの
であればよい。
つぎに、その動作について説明する。
今、モータ9に直流電圧が印加され、主軸に圧入した第
2のウオームギア8が回転したとすると、回転は複合ギ
ア部5を経て第1のウオームホイール4に伝達される。
すると第1のウオームホイール4は操作軸2と可変抵抗
器1の単体操作力より大きい摩擦力で連結されているた
め、第1のウオームホイール4の回転は可変抵抗器1に
伝達される。
また、モータ9への直流印加電圧を逆方向に印加すると
、可変抵抗器1は逆転して回転することになる。
すなわち、可変抵抗器1は抵抗値が増減されることにな
る。
この時、複合ギア部5は直線状バネ10により第1のウ
オームホイール4および筺体3の穴部11を有する面の
方向に押圧されているため、複合ギア部5はスラスト方
向のガタッキが無くなっており、モータ9の直流印加電
圧が小きざみにON、OFFされたり、あるいは正、逆
に印加さても、ギヤによるバックラッシュは生じない。
また、操作軸2を手動で操作する場合においても、回転
操作方向のガタに関係する第1のウオームホイール4と
第1のウオームギア6間、また複合ギア部5のスラスト
方向のガタッキは、綿状バネ10により極めて小さくな
っている。
この時、操作軸2の手動操作により第1のウオームホイ
ール4は上述したように回転しなく、また複合ギア部5
および第2のウオームギア8も回転することはない。
以上のように本考案は構成されているものであり、可変
抵抗器のリモートコントロールに使用した場合、円滑な
制御が可能なばかりでなく、手動操作時においても回転
方向のガタッキがなく、セットの高級品イメージを落す
ことがないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案に係る可変抵抗器の駆動機構の
一実施例を示す概略構成図である。 1・・・・・・可変抵抗器、2・・・・・・操作軸、3
・・・・・・筐体、4・・・・・・第1のウオームホイ
ール、5・・・・・・複合ギア部、6・・・・・・第1
のウオームギア、7・・・・・・第2のウオームホイー
ル、8・・・・・・第2のウオームギア、9・・・・・
・モータ、10・・・・・・バネ(直線バネ)、11・
・・・・・穴部、12・・・・・・切り込み溝部、13
・・・・・・L字状切り込み部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作軸が後部に突出している可変抵抗器と、この可変抵
    抗器の後部に取付けられ上記操作軸と直交する対向面に
    穴部と切込み溝部をそれぞれ有する筐体と、上記操作軸
    の後部に上記可変抵抗器の単体操作力よりも大きな摩擦
    力でもって回転可能に連結された第1のウオームホイー
    ルと、上記筐体の対向する面の穴部と切込み溝部に回転
    可能に挿入され、上記第1のウオームホイールと噛み合
    う第1のウオームギヤを有し、かつ上記筐体に上記操作
    軸と主軸が軸方向を同一にして取付けられたモータの上
    記主軸に固着または一体に設けられた第2のウオームギ
    ヤと噛み合う第2のウオームホイールを有する複合ギヤ
    部と、この複合ギア部を回転可能に支持するとともに上
    記筐体の穴部を有する面および上記第1のウオームホイ
    ールの方向にわずかに押圧するべく上記筐体の上記切り
    込み溝部側に支持されたバネとより構成されることを特
    徴とする可変抵抗器の駆動機構。
JP17765279U 1979-12-20 1979-12-20 可変抵抗器の駆動機構 Expired JPS5934082Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17765279U JPS5934082Y2 (ja) 1979-12-20 1979-12-20 可変抵抗器の駆動機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17765279U JPS5934082Y2 (ja) 1979-12-20 1979-12-20 可変抵抗器の駆動機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5694007U JPS5694007U (ja) 1981-07-25
JPS5934082Y2 true JPS5934082Y2 (ja) 1984-09-21

Family

ID=29688229

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17765279U Expired JPS5934082Y2 (ja) 1979-12-20 1979-12-20 可変抵抗器の駆動機構

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JPS5694007U (ja) 1981-07-25

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