JP2720011B2 - 減速機付電動機 - Google Patents
減速機付電動機Info
- Publication number
- JP2720011B2 JP2720011B2 JP6023532A JP2353294A JP2720011B2 JP 2720011 B2 JP2720011 B2 JP 2720011B2 JP 6023532 A JP6023532 A JP 6023532A JP 2353294 A JP2353294 A JP 2353294A JP 2720011 B2 JP2720011 B2 JP 2720011B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- intermediate shaft
- electric motor
- speed reducer
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H1/00—Toothed gearings for conveying rotary motion
- F16H1/02—Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion
- F16H1/04—Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members
- F16H1/12—Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members with non-parallel axes
- F16H1/16—Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members with non-parallel axes comprising worm and worm-wheel
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は減速機付電動機、特に発
生トルクを複数に選択できるコンデンサ誘導電動機と、
減速装置とを結合した減速機付電動機に関するものであ
る。
生トルクを複数に選択できるコンデンサ誘導電動機と、
減速装置とを結合した減速機付電動機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図2,図3は従来の減速機付電動機を示
し、1は減速機付コンデンサ誘導電動機、2はその主巻
線、3は補助巻線、4は固定子、5は空隙、6は電動機
1のフレーム、7は上記固定子4に空隙5を介して対向
配置した回転子、8は回転子7に固定した回転子軸、9
は減速機、10は減速出力軸、11は中間軸、12は上
記電動機1のフレーム6に固定した減速機ギヤケース、
13は上記回転子軸8と共に回転するように結合した第
1のウオームギヤ、14は上記中間軸11に固定され、
上記第1のウオームギヤ13に噛合した第1のウオーム
ホイール、15は同じく上記中間軸11と共に回転する
ように結合した第2のウオームギヤ、16は上記減速出
力軸10に固定され、上記第2のウオームギヤ15に噛
合する第2のウオームホイール、17はギヤカバー、1
8は上記中間軸11を支持するすべり軸受、19は上記
すべり軸受18の当接面である。
し、1は減速機付コンデンサ誘導電動機、2はその主巻
線、3は補助巻線、4は固定子、5は空隙、6は電動機
1のフレーム、7は上記固定子4に空隙5を介して対向
配置した回転子、8は回転子7に固定した回転子軸、9
は減速機、10は減速出力軸、11は中間軸、12は上
記電動機1のフレーム6に固定した減速機ギヤケース、
13は上記回転子軸8と共に回転するように結合した第
1のウオームギヤ、14は上記中間軸11に固定され、
上記第1のウオームギヤ13に噛合した第1のウオーム
ホイール、15は同じく上記中間軸11と共に回転する
ように結合した第2のウオームギヤ、16は上記減速出
力軸10に固定され、上記第2のウオームギヤ15に噛
合する第2のウオームホイール、17はギヤカバー、1
8は上記中間軸11を支持するすべり軸受、19は上記
すべり軸受18の当接面である。
【0003】このような従来の減速機付電動機において
は、図4に示すように電動機の補助巻線3にタップ20
を設け、これに電源21を切換スイッチ22により選択
的に切り換え接続することにより、図5のHとLで示す
ようなトルク曲線を得ることができ、破線で示すような
負荷トルクがあるとこれとトルク曲線の交点の回転速度
NH またはNL で運転することができる。
は、図4に示すように電動機の補助巻線3にタップ20
を設け、これに電源21を切換スイッチ22により選択
的に切り換え接続することにより、図5のHとLで示す
ようなトルク曲線を得ることができ、破線で示すような
負荷トルクがあるとこれとトルク曲線の交点の回転速度
NH またはNL で運転することができる。
【0004】すなわち、切換スイッチ22がHに接続さ
れているときはコンデンサ誘導電動機1の主巻線2は電
源21により直接的に、補助巻線3はコンデンサ23を
介して励磁され、このときのトルクは図5にHで示すよ
うに大きくなる。
れているときはコンデンサ誘導電動機1の主巻線2は電
源21により直接的に、補助巻線3はコンデンサ23を
介して励磁され、このときのトルクは図5にHで示すよ
うに大きくなる。
【0005】一方切換スイッチ22を切り換えてLに接
続すると、主巻線2と補助巻線3の一部が電源21より
直接励磁され、コンデンサ23を介して電流の流れる補
助巻線3は上記の残りの部分すなわち図4においてタッ
プ20から上の部分となり、電動機の発生トルクは図5
のLで示した曲線のように小さな値となる。
続すると、主巻線2と補助巻線3の一部が電源21より
直接励磁され、コンデンサ23を介して電流の流れる補
助巻線3は上記の残りの部分すなわち図4においてタッ
プ20から上の部分となり、電動機の発生トルクは図5
のLで示した曲線のように小さな値となる。
【0006】このためタップ20に切換スイッチ22が
接続されているときは、始動トルクTStL も小さな値に
なる。このようにトルクをLの曲線まで下げないと、図
5に示す破線の負荷曲線に対応する十分低い回転数で、
負荷トルクとバランスして回転させることができない。
接続されているときは、始動トルクTStL も小さな値に
なる。このようにトルクをLの曲線まで下げないと、図
5に示す破線の負荷曲線に対応する十分低い回転数で、
負荷トルクとバランスして回転させることができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記従来
の減速機付電動機においては、電動機1に結合する減速
機9をウオームギヤとウオームホイールで構成している
ため、ギヤ歯面の摩擦力とウオームギヤで発生する軸方
向推力により中間軸11を支承するすべり軸受18にも
推力が加わり、すべり軸受摩擦抵抗が増大する。従っ
て、電動機1の回転速度をNL と低く設定したときは始
動トルクTStL が小さくて電動機1が起動不能になって
機能を達成できなくなる。
の減速機付電動機においては、電動機1に結合する減速
機9をウオームギヤとウオームホイールで構成している
ため、ギヤ歯面の摩擦力とウオームギヤで発生する軸方
向推力により中間軸11を支承するすべり軸受18にも
推力が加わり、すべり軸受摩擦抵抗が増大する。従っ
て、電動機1の回転速度をNL と低く設定したときは始
動トルクTStL が小さくて電動機1が起動不能になって
機能を達成できなくなる。
【0008】また、中間軸11とすべり軸受18の間に
は軸方向の遊びSが生じており、減速出力軸10の負荷
が変動した場合には、ウオームギヤで発生する推力も変
動して、これにより中間軸11がその軸受18に相対的
に移動し振動や騒音を発生することになる。
は軸方向の遊びSが生じており、減速出力軸10の負荷
が変動した場合には、ウオームギヤで発生する推力も変
動して、これにより中間軸11がその軸受18に相対的
に移動し振動や騒音を発生することになる。
【0009】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の減速機付電動機
は、電動機の回転子軸と減速出力軸間を中間軸とウオー
ムギヤとウオームホイールとを介して連結した減速機付
電動機において、上記中間軸の両端部を玉軸受を介して
ギヤケースによって回転自在に支承せしめると共に、こ
の玉軸受の端面とギヤケース間にばねを介挿し、上記中
間軸をその軸方向中央に向かって常時押圧せしめるよう
にした。
は、電動機の回転子軸と減速出力軸間を中間軸とウオー
ムギヤとウオームホイールとを介して連結した減速機付
電動機において、上記中間軸の両端部を玉軸受を介して
ギヤケースによって回転自在に支承せしめると共に、こ
の玉軸受の端面とギヤケース間にばねを介挿し、上記中
間軸をその軸方向中央に向かって常時押圧せしめるよう
にした。
【0011】また、本発明の減速機付電動機は、上記電
動機が主巻線と、タップを有する補助巻線と、コンデン
サと、上記タップ切換スイッチとを有するコンデンサ誘
導電動機であり、上記切換スイッチの切り換えによりそ
のトルク特性が変えられる。
動機が主巻線と、タップを有する補助巻線と、コンデン
サと、上記タップ切換スイッチとを有するコンデンサ誘
導電動機であり、上記切換スイッチの切り換えによりそ
のトルク特性が変えられる。
【0012】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0013】本発明においては図1に示すように中間軸
11の両端部を回動自在に支持する軸受を玉軸受24と
し、ウオームギヤの推力を大きく受けるこの玉軸受24
の端面とギヤケース12間にばね25を挿入し、常に中
間軸11を軸方向中央に向かって押圧するようにし、そ
の結果、減速出力軸10に結合した負荷に変動があった
場合、上記ばね25がたわむようにする。
11の両端部を回動自在に支持する軸受を玉軸受24と
し、ウオームギヤの推力を大きく受けるこの玉軸受24
の端面とギヤケース12間にばね25を挿入し、常に中
間軸11を軸方向中央に向かって押圧するようにし、そ
の結果、減速出力軸10に結合した負荷に変動があった
場合、上記ばね25がたわむようにする。
【0014】本発明の減速機付電動機においては、中間
軸11の両端が玉軸受24によって支承されているので
減速系の摩擦損失を低減でき、電動機の発生トルクの小
さいところでの起動不能を防止できると共に、減速出力
軸の負荷変動により中間軸11がうける推力の変動によ
る中間軸11の軸方向の運動がばね25で緩衝されるの
で、振動および騒音の発生が防止されるようになる。
軸11の両端が玉軸受24によって支承されているので
減速系の摩擦損失を低減でき、電動機の発生トルクの小
さいところでの起動不能を防止できると共に、減速出力
軸の負荷変動により中間軸11がうける推力の変動によ
る中間軸11の軸方向の運動がばね25で緩衝されるの
で、振動および騒音の発生が防止されるようになる。
【0015】
【発明の効果】本発明の減速機付電動機は上記のように
中間軸11を、玉軸受24によって支承するようにした
ので、軸受の摩擦力が低減されるようになり、また、中
間軸11は軸方向に遊びがなくバランスするようになる
ので、少ない起動トルクで始動が可能であると共に、減
速出力軸10の負荷が変動して、中間軸11が軸方向に
移動しようとしても、この移動がばね25の緩衝作用で
阻止され、振動および騒音の発生を防止できる等大きな
利益がある。
中間軸11を、玉軸受24によって支承するようにした
ので、軸受の摩擦力が低減されるようになり、また、中
間軸11は軸方向に遊びがなくバランスするようになる
ので、少ない起動トルクで始動が可能であると共に、減
速出力軸10の負荷が変動して、中間軸11が軸方向に
移動しようとしても、この移動がばね25の緩衝作用で
阻止され、振動および騒音の発生を防止できる等大きな
利益がある。
【図1】本発明の減速機付電動機の減速機部の内部を示
す縦断側面図である。
す縦断側面図である。
【図2】従来の減速機付電動機の縦断正面図である。
【図3】従来の減速機付電動機の減速機部の内部を示す
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図4】コンデンサ誘導電動機の回路図である。
【図5】コンデンサ誘導電動機のトルク曲線図である。
1 減速機付コンデンサ誘導電動機 2 主巻線 3 補助巻線 4 固定子 5 空隙 6 フレーム 7 回転子 8 回転子軸 9 減速機 10 減速出力軸 11 中間軸 12 減速機ギヤケース 13 第1のウオームギヤ 14 第1のウオームホイール 15 第2のウオームギヤ 16 第2のウオームホイール 17 ギヤカバー 18 すべり軸受 19 当接面 20 タップ 21 電源 22 切換スイッチ 23 コンデンサ 24 玉軸受 25 ばね
Claims (2)
- 【請求項1】 電動機の回転子軸と減速出力軸間を中間
軸とウオームギヤとウオームホイールとを介して連結し
た減速機付電動機において、上記中間軸の両端部を玉軸
受を介してギヤケースによって回転自在に支承せしめる
と共に、この玉軸受の端面とギヤケース間にばねを介挿
し、上記中間軸をその軸方向中央に向かって常時押圧せ
しめるようにしたことを特徴とする減速機付電動機。 - 【請求項2】 上記電動機が主巻線と、タップを有する
補助巻線と、コンデンサと、上記タップ切換スイッチと
を有するコンデンサ誘導電動機であり、上記切換スイッ
チの切り換えによりそのトルク特性が変えられることを
特徴とする請求項1記載の減速機付電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6023532A JP2720011B2 (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | 減速機付電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6023532A JP2720011B2 (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | 減速機付電動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07222399A JPH07222399A (ja) | 1995-08-18 |
JP2720011B2 true JP2720011B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=12113071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6023532A Expired - Fee Related JP2720011B2 (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | 減速機付電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2720011B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018122984A1 (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 株式会社ミツバ | 減速機構付モータ |
WO2018122983A1 (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 株式会社ミツバ | 減速機構付モータ |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007116788A1 (ja) * | 2006-04-12 | 2007-10-18 | Mikuni Corporation | 電動アクチュエータ |
JP2010130840A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Imasen Electric Ind Co Ltd | モータユニット装置 |
CN110994872A (zh) * | 2019-12-05 | 2020-04-10 | 安徽德科电气科技有限公司 | 一种成型线圈低压发电机 |
-
1994
- 1994-01-27 JP JP6023532A patent/JP2720011B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018122984A1 (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 株式会社ミツバ | 減速機構付モータ |
WO2018122983A1 (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 株式会社ミツバ | 減速機構付モータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07222399A (ja) | 1995-08-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |