JP2003050639A - 手動入力装置 - Google Patents
手動入力装置Info
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- JP2003050639A JP2003050639A JP2001239504A JP2001239504A JP2003050639A JP 2003050639 A JP2003050639 A JP 2003050639A JP 2001239504 A JP2001239504 A JP 2001239504A JP 2001239504 A JP2001239504 A JP 2001239504A JP 2003050639 A JP2003050639 A JP 2003050639A
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Abstract
手動入力装置の提供。 【解決手段】 サンギア32と、3つのプラネットギア
52と、出力軸11にサンギア32が固定されるモータ
10と、内周面にリングギア62が一体に設けられるリ
ングギアケース60と、プラネットギア52の公転に伴
い回転するキャリア50と、このキャリア50に設けら
れるキャリア軸51と、キャリア50にプラネットギア
52を挟んで対向する規制部材40と、このキャリア軸
51に固定されるノブ80と、サンギア32と一体のコ
ード板31と、発光部35と、受光部36と、この受光
部36による検出信号を出力するコネクタ37と、これ
ら35,36,37を接続した基板34と、本体ケース
70と、この本体ケース70にモータを固定するブラケ
ット20と、受光部36からの検出信号に応じてモータ
10を制御する制御装置100とを備えるものにした。
Description
載された電気機器の操作に用いられ、ノブなどの手動操
作される操作部材の回転量や回転方向に応じて、その操
作部材を操作する操作者に操作感触を与えることができ
る手動入力装置に関する。
ン、ラジオ、テレビ、オーディオなどの電気機器が搭載
されている。これらの電気機器をそれぞれ異なる操作手
段によって操作しようとすると、自動車の運転に支障を
きたすことがある。そこで、運転の妨げにならないよう
に、例えばエアコンの温度調節、ラジオのチューナの調
節、テレビ、ラジオおよびオーディオの音量や音質の調
節などを1つの手動入力装置で行えるようになってい
る。この種の手動入力装置には、手動操作させる操作部
材、例えばノブの回転量や回転方向に応じて操作者が把
持するノブに所定の操作感触を与え、これにより、ノブ
の操作性を向上させているものがある。
説明する。
す説明図である。
ブ80と、このノブ80の回転方向および回転量に応じ
て所定の操作感触を与えるモータ10と、このノブ80
の回転量を検出する検出手段と、この検出手段による検
出結果に応じてモータ10を制御する制御手段とを備え
ている。
定される大プーリ200と、小プーリ201と、大プー
リ200と小プーリ201とに巻き掛けられるベルト2
02と、エンコーダ30とによって構成されている。
い複数のスリットが設けられ、小プーリ201と一体的
に回転するコード板31と、このコード板31を挟んで
対向する発光部35および受光部36とを備えている。
受光部36はノブ80の回転方向および回転量に相当す
る検出信号をモータ10の制御手段である制御装置10
0に出力する。
検出信号が入力される入力部101と、予め検出信号に
対応するモータ10の制御信号をテーブルの形で記憶し
ている記憶部103と、検出信号に応じて記憶部103
に記憶されている制御信号を読み出す演算部102と、
演算部102で読み出された制御信号をモータ10に出
力する出力部104とを備えている。
では、ノブ80を回転させると、大プーリ200および
小プーリ201を介してコード板31が回転する。そし
て、受光部36は、スリットを通過した発光部35から
の光を受けて、検出信号を制御装置100の入力部10
1に出力する。演算部102では、この検出信号に応じ
て記憶部103から制御信号が読み出される。この制御
信号は、出力部104からモータ10に出力される。こ
れにより、モータ10はノブ80の回転量や回転方向に
応じて、その出力軸11を介してノブ80に回転力を伝
える。
は、例えば、ラジオの音量が調節される際に、操作者が
音量の上がる方向にノブ80を回転させると、その回転
方向に対抗する方向の回転力がモータ10によってノブ
80に与えられ、これにより、操作者に抵抗感が与えら
れる。逆に、操作者が音量の下がる方向にノブ80を回
転させると、その回転方向と同方向の回転力がモータ1
0によってノブ80に与えられ、これにより、操作者に
加速感が与えられる。
入力装置では、小型化・軽量化を図る際、大プーリ20
0と小プーリ201が並列していることから、これら大
プーリ200および小プーリ201を小さくすることが
考えられる。しかし、小プーリ201を小さくし過ぎる
と、ベルト202との接触面積が小さくなり、大プーリ
200からの回転の伝達効率が低下する。したがって、
小プーリ201を小さくするには限界がある。また、ノ
ブ80の回転をある程度の分解能を高めて検出する場
合、その分解能は、小プーリ201の径寸法と大プーリ
200の径寸法との比率で決定されるので、小プーリ2
01を小さくできないことに伴って、大プーリ200も
大きくなりがちである。
る程度大きなものにすると、そのノブ80に直結される
モータ10は、そのノブ80の大きさに見合ったトルク
を出力できなければならない。このため、モータ10も
大きくなりやすい。
は小型化・軽量化が困難であり、したがって、自動車内
などの限られたスペースに設けるには、好適なものでは
なかった。
もので、その目的は、小型化・軽量化が可能な手動入力
装置を提供することにある。
めに、本発明の手動入力装置は、手動操作され、その手
動操作による回転方向および回転量に応じた信号を送出
させる操作部材と、この操作部材に、前記手動操作によ
る回転方向および回転量に応じて所定の操作感触を与え
るモータとを備えるとともに、サンギア、プラネットギ
ア、リングギア、キャリアおよびキャリア軸を有する遊
星歯車機構と、この遊星歯車機構の前記リングギアを固
定する固定部材と、前記モータの出力軸の回転を検出す
る検出手段と、この検出手段による検出結果に応じて前
記モータの回転を制御する制御手段とを備え、前記モー
タの出力軸を前記サンギアに一体的に設け、前記操作部
材を前記遊星歯車機構の前記キャリア軸に一体的に設け
た構成にしてある。
作部材を例えば時計回りに回転させると、この操作部材
と一体のキャリア軸、すなわちキャリアが時計回りに回
転する。このとき、リングギアが固定部材によって常に
固定されいるので、各プラネットギアは、反時計回りに
自転しながらサンギアを中心に時計回りに公転する。そ
して、サンギアにプラネットギアの回転が伝達され、サ
ンギアは時計回りに回転する。
リングギアとの歯数比に応じて、操作部材の回転に対し
て増速されたものとなる。これにより、操作部材の回転
量の分解能が高められる。検出手段では、このように回
転するサンギアの回転、すなわちサンギアが固定される
モータの出力軸の回転が検出される。
結果に応じてモータに回転力を出力させる。モータから
出力された回転力、例えば反時計回りの回転力は、サン
ギアからプラネットギアに伝達される。このとき、リン
グギアが固定部材によって常に固定されているので、各
プラネットギアには、時計回りに自転しながらサンギア
を中心に反時計回りに公転する方向の回転力が与えられ
る。これに伴って、キャリア、すなわちキャリア軸に
は、反時計回りの回転力が与えられる。
ングギアの歯数比に応じて、サンギアの回転力、すなわ
ちこのサンギアと一体的に回転するモータの出力軸の回
転力に対して増大されたものである。操作部材には、こ
の増大された反時計回りの回転力が与えられる。これに
より、操作者は操作部材を時計回りに回転させたときに
操作感触として抵抗感を得ることができる。なお、この
とき、モータを時計回りに回転させれば、操作部材には
回転方向と同方向に回転力が与えられ、操作者は操作感
触として加速感を得ることができる。
に所定の操作感触を与えることができ、したがって従来
と同様の優れた操作性を有するものである。これに加え
て、モータ、遊星歯車機構、検出手段および操作部材と
を同軸上に配置できるので、手動入力装置全体をコンパ
クトにまとめることができる。したがって、小型化・軽
量化が可能である。
するときに、遊星歯車機構によって操作部材の回転量の
分解能を高めることができる。また、操作部材に回転力
を与えるときに、遊星歯車機構によってモータから出力
されたトルクを増大して操作部材に回転力を与えること
ができる。すなわち、遊星歯車機構を利用することによ
って、モータから出力されるトルクを増大させること
と、操作部材の回転量の分解能を高めることとを、コン
パクトな構造で行うことができる。したがって、この点
においても小型化・軽量化が可能である。
て、前記操作部材をその軸方向に移動可能に支持するガ
イド手段と、前記操作部材を軸方向に付勢する付勢手段
と、前記操作部材の前記付勢手段に抗する移動に応じて
所定のスイッチを作動させるスイッチ操作部とを備える
構成としてもよい。
作部材は常に付勢手段によって軸方向に付勢され、所定
位置に保持されている。このように保持された操作部材
は、付勢手段に抗して押圧されると、ガイド手段にガイ
ドされながら移動する。これに伴って、スイッチ操作部
が所定のスイッチに接触し、このスイッチが作動する。
そして、操作部材が押圧から開放されると、操作部材は
付勢手段によって上述の所定位置に戻され、スイッチ操
作部がスイッチから離れ、これにより、スイッチが作動
しなくなる。
を押圧することによってスイッチを作動させるにしたの
で、操作部材を押しボタンスイッチとして利用できる。
これにより、1つの手動入力装置によって扱える機器数
を増やすことができる。
態を図に基づいて説明する。
図、図2は本実施形態の要部を示す横断面図、図3は図
2のII−II断面図、図4は図2に示す要部の分解斜視図
である。
に、例えば自動車に搭載されるエアコン、ラジオ、テレ
ビ、オーディオなどの電気機器をそれぞれ異なる操作手
段によって操作しようとすると、自動車の運転に支障を
きたすことがあるので、運転の妨げにならないように、
例えばエアコンの温度調節、ラジオのチューナの調節、
テレビ、ラジオおよびオーディオの音量や音質の調節な
どを1つの手動入力装置で行うことを可能にした手動入
力装置である。
作され、その手動操作による回転方向および回転量に応
じた信号を送出させる操作部材、例えばノブ80と、こ
のノブ80に、手動操作による回転方向および回転量に
応じて所定の操作感触を与えるモータ10とを備えてい
る。また、サンギア32、プラネットギア52、リング
ギア62、キャリア50およびキャリア軸51を有する
遊星歯車機構と、モータ10の出力軸11の回転を検出
する検出手段、すなわちエンコーダ30と、このエンコ
ーダ30のによる検出結果に応じてモータ10の回転を
制御する制御手段、すなわち制御装置100とを備えて
いる。また、遊星歯車機構のサンギア32は、モータ1
0の出力軸11に一体的に設けてあり、ノブ80は遊星
歯車機構のキャリア軸51に一体的に設けてある。
えられているものと同様のものである。この制御装置1
00について、重複するが再度説明する。
力された検出信号が入力される入力部101と、予め検
出信号に対応する制御信号をテーブルの形で記憶してい
る記憶部103と、検出信号に応じて記憶部103に記
憶されている制御信号を読み出だす演算部102と、演
算部102で読み出された制御信号をモータ10に出力
する出力部104とを備えている。
に、コード板31と、発光部35、受光部36および上
述の制御装置100に接続されるコネクタ37と、これ
ら発光部35、受光部36およびコネクタ37が設けら
れる基板34とから構成してある。コード板31には、
円周に沿って複数のスリット33を設けてある。受光部
36は、発光部35の光がスリット33を通過した光を
受けて、ノブ80の回転方向および回転量に相当する検
出信号を出力する。
上述のサンギア32、プラネットギア52、リングギア
62、キャリア50およびキャリア軸51とを備えてい
る。サンギア32とリングギア62の歯数比は、例えば
1:5に設定してある。
軸上で一体に設けてある。プラネットギア52は規制部
材40とキャリア50との間に3つ配置してある。キャ
リア50には、各プラネットギア52を回転可能に支持
する3つのプラネットギア軸53と、キャリア軸51
と、規制部材40と結合させるための結合部54とを設
けてある。規制部材40は、円盤状の部材に、サンギア
32を挿通する挿通穴41と、各プラネットギア軸53
を支える支持穴43と、キャリア50の各結合部54に
対応する結合部42とを備え、キャリア50と結合した
状態でプラネットギア52の軸方向の移動を規制するも
のである。
5を設けてあり、この結合部42の下部には嵌合穴44
を設けてある。そして、キャリア50の係合部54に
は、係合穴45に係合する爪55と、嵌合穴44と嵌合
する嵌合突部56とを設けてある。すなわち、規制部材
40とキャリア50とは、軸方向の相対的な移動を規制
し合った状態で、スナップ結合されるようにしてある。
に、このリングギア62を常に固定する固定部材、すな
わち円筒状のリングギアケース60内に設けてある。す
なわち、リングギア62はこのリングギアケース60の
内周面に一体に設けてある。このリングギアケース60
内には、上述の規制部材40、プラネットギア52およ
びキャリア50が収納される。また、このリングギアケ
ース60には、キャリア軸51を挿通するキャリア軸挿
通部61を設けてある。
に、円筒状の部材の外周部に図示しないねじを挿通する
ねじ挿通部72と、上述のキャリア軸挿通部61ととも
にキャリア軸51を挿通するキャリア軸挿通部71と、
上述の基板34を収納する基板収納部73とを備えてい
る。また、本体ケース70の開口を形成する周縁部の各
ねじ挿通部72付近には、突起部74を設けてある。
挿通部72に挿通された上述のキャリア軸51に一体的
に設けてある。
出力軸11を上述のサンギア32に固定された状態で、
ブラケット20を介して本体ケース70に固定してあ
る。ブラケット20には、本体ケース70の各ねじ挿通
部72に対応する締結部22を設けてあり、この締結部
22にはねじ挿通穴23と、上述の各突起部74が挿入
される小穴24を設けてある。また、このブラケット2
0には、上述の基板24を取付ける取付部25,26を
設けてある。
うに、ノブ80をその軸方向に移動可能に支持するガイ
ド手段と、ノブ80を軸方向に付勢する付勢手段と、ノ
ブ80の付勢手段に抗する移動に応じて所定のスイッ
チ、すなわちプッシュスイッチ90を作動させるスイッ
チ操作部94とを備えている。
すように、上述の基板34のノブ80側に設けてある。
ングギアケース60の外周面の4箇所に軸方向に沿って
設けれるスライド凸部92と、本体ケース70の内周面
の各スライド凸部92に対応する位置に設けられるスラ
イド凹部93とによって構成した。
リア50とサンギア32間に配置され、キャリア50を
介してノブ80を付勢する復帰ばね91から成ってい
る。
60の外周面に設けられ、この外周面から突出した板状
部分から成っている。
をリングギアケース60のキャリア軸挿通部61に挿通
し、さらにケース本体70のキャリア軸挿通部71にキ
ャリア軸51とキャリア軸挿通部61とを挿通した状態
で、キャリア軸51の溝96にリングピン95を取付け
てあり、これにより、キャリア軸51の軸方向の移動を
規制させてある。
において、ノブ80を例えば時計回りに回転させると、
すなわちA方向に回転させると、このノブ80と一体的
に回転するキャリア軸51、すなわちキャリア50が時
計回りに回転する。このとき、リングギア62がリング
ギアケース60に常に固定されいるので、各プラネット
ギア52は、反時計回りに自転しながらサンギア32を
中心に時計回りに公転する。そして、サンギア32にプ
ラネットギア52の回転が伝達され、サンギア32は時
計回りに回転する。なお、ノブ80が反時計回り、すな
わちB方向に回転したのであれば、サンギア32は反時
計回りで回転する。
ア32とリングギア62との歯数比に応じて、キャリア
軸51、すなわちキャリア軸51と一体的に回転するノ
ブ80の回転に対して増速されたものとなる。これによ
り、ノブ80の回転量の分解能が高められる。エンコー
ダ30では、スリット33を通過した発光部35からの
光を受光部36が受け、サンギア32と一体のコード板
21の回転に基づいてモータ10の出力軸11の回転が
検出される。なお、本実施形態では、サンギア32とリ
ングギア62との歯数比を1:5に設定してあるので、
ノブ80の回転量の分解能は5倍に高められる。
して検出した回転方向および回転量に相当する検出信号
が出力され、この検出信号が制御装置100の入力部1
01に入力される。演算部102では、検出信号に応じ
た制御信号が記憶部103から読み出される。この制御
信号は出力部104からモータ10に出力され、これに
より、モータ10の出力軸11から回転力が出力され
る。
た例えば反時計回りの回転力は、サンギア32からプラ
ネットギア52に伝達される。このとき、リングギア6
2がリングギアケース60に常に固定されているので、
各プラネットギア52には、時計回りに自転しながらサ
ンギア32を中心に反時計回りに公転する方向に回転力
が与えられる。これに伴って、キャリア50、すなわち
キャリア軸51には、反時計回りの回転力が与えられ
る。
32とリングギア62との歯数比に応じて、サンギア3
2の回転力、すなわちサンギア32と一体的に回転する
モータ10の出力軸11の回転力に対して増大されたも
のとなる。ノブ80には、このように増大された反時計
回りの回転力が与えられる。なお、モータ10の出力軸
11の回転力が時計回りであれば、ノブ80には時計回
りの回転力が与えられる。
は、例えば、ラジオの音量が調節される際に、操作者が
音量の上がるA方向にノブ80を回転させると、ノブ8
0にはA方向に対抗する方向の回転力がモータ10によ
って与えられ、これにより、操作者に抵抗感を与えるこ
とができる。逆に、音量の下がるB方向にノブ80が回
転されると、ノブ80にはB方向と同方向の回転力がモ
ータ10によって与えられ、これにより、操作者に加速
感を与えることができる。したがって、操作者は、ノブ
の80の回転方向および回転量に応じた操作感触を得る
ことができる。
ンギア32とキャリア50間に配置された復帰ばね91
のばね力によって、キャリア50が常にノブ80側に付
勢されている。このキャリア50は、キャリア50とキ
ャリア軸51の境目部分をリングギアケース60に押し
付けられ、これに伴って、リングギアケース60は本体
ケース70のノブ80側の内壁面に押し付けられてい
る。これにより、ノブ80は、常にC方向に付勢されて
いる。
と、キャリア50が復帰ばね91に対抗して移動する。
このとき、キャリア軸51に取付けたリングピン95
が、リングギアケース60のキャリア軸挿入部61の端
部を押圧し、これにより、リングギアケース60は、ス
ライド凸部92およびスライド凹部93にガイドされな
がら、キャリア50と一体的に移動する。このようにリ
ングギアケース60が移動すると、リングギアケース6
0と一体のスイッチ操作部94が移動し、これにより、
プッシュスイッチ90がスイッチ操作部94に押圧さ
れ、スイッチが作動する。
ア50は復帰ばね91に押されて、リングギアケース6
0とともにもとの位置に戻る。このとき、プッシュスイ
ッチ90からスイッチ操作部94が離れ、スイッチが作
動しなくなる。
転方向および回転量に応じて、ノブ80に同方向、また
は反対方向のモータ10から回転力が伝えられるので、
操作者に抵抗感や加速感などの所定の操作感触を与える
ことができ、自動車などの運転中のように目が離せない
場合に、ノブ80でどのような操作を行っているかを目
視せずに把握できる。したがって、優れた操作性を得る
ことができる。
歯車機構、エンコーダ30およびノブ80とを同軸上に
配置できるので、手動入力装置全体をコンパクトにまと
めることができる。これにより、小型化・軽量化が可能
である。特に小型化が可能なことから、自動車内などの
限られたスペースに設けるのに好適である。
軸11に伝達されるときに、遊星歯車機構によってノブ
80の回転量の分解能を高めることができる。また、ノ
ブ80を駆動させるときに、遊星歯車機構によってモー
タ10から出力されたトルクを増大してノブ80に回転
力を与える。すなわち、遊星歯車機構を利用することに
よって、モータ10から出力されるトルクを増大させる
ことと、ノブ80の回転量の分解能を高めることとを、
コンパクトな構造で行うことができる。したがって、こ
の点においても、小型化・軽量化が可能である。
を介して増大してノブ80に伝えられることに伴って、
そのモータ10の回転力を前述の従来技術の1/2以下
にできたことを発明者は確認している。したがって、前
述の従来技術よりも小型のモータを設けることができ
る。
施形態では、前述の従来技術と比較して体積は1/2以
下に、重量は1/4以下にすることができたことを発明
者は確認している。したがって、自動車内などの限られ
たスペースに設けるのに好適である。
よってプッシュスイッチ90を作動させるようにしたの
で、ノブ80を押しボタンスイッチとして利用でき、こ
れにより、1つの手動入力装置によって扱える機器数を
増やすことができる。
0としたが、本発明はこれに限るものではなく、レバー
などでもよい。
感触を与えることによって優れた操作性が得られるとと
もに、モータ、遊星歯車機構、検出手段および操作部材
とを同軸上に配置できるので、本実施形態全体をコンパ
クトにまとめることができる。したがって、小型化・軽
量化が可能である。特に小型化が可能なことから、限ら
れたスペースに設けるのに好適である。
遊星歯車機構によって操作部材の回転量の分解能を高め
ることができる。また、操作部材を駆動させるときに、
遊星歯車機構によってモータから出力されたトルクを増
大して操作部材に回転力を与えることができる。すなわ
ち、遊星歯車機構を利用することによって、モータから
出力されるトルクを増大させることと、操作部材の回転
量の分解能を高めることとを、コンパクトな構造で実現
でき、したがって、この点においても小型化・軽量化が
可能である。
を示す説明図である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 手動操作され、その手動操作による回転
方向および回転量に応じた信号を送出させる操作部材
と、 この操作部材に、前記手動操作による回転方向および回
転量に応じて所定の操作感触を与えるモータとを備える
とともに、 サンギア、プラネットギア、リングギア、キャリアおよ
びキャリア軸を有する遊星歯車機構と、 この遊星歯車機構の前記リングギアを固定する固定部材
と、 前記モータの出力軸の回転を検出する検出手段と、 この検出手段による検出結果に応じて前記モータの回転
を制御する制御手段とを備え、 前記モータの出力軸を前記サンギアに一体的に設け、 前記操作部材を前記遊星歯車機構の前記キャリア軸に一
体的に設けたことを特徴とする手動入力装置。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、前記操作部材
をその軸方向に移動可能に支持するガイド手段と、前記
操作部材を軸方向に付勢する付勢手段と、前記操作部材
の前記付勢手段に抗する移動に応じて所定のスイッチを
作動させるスイッチ操作部とを備えることを特徴とする
手動入力装置。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
JP2001239504A JP3920599B2 (ja) | 2001-08-07 | 2001-08-07 | 手動入力装置 |
DE60200502T DE60200502T2 (de) | 2001-08-07 | 2002-07-31 | Manuelle Eingabevorrichtung mit Kraftrückkopplungsfunktion |
EP02016914A EP1283534B1 (en) | 2001-08-07 | 2002-07-31 | Manual imput device capable of imparting manipulation feeling |
US10/210,332 US6710565B2 (en) | 2001-08-07 | 2002-08-01 | Manual inputting device capable of imparting manipulation feeling |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2003050639A5 JP2003050639A5 (ja) | 2005-04-07 |
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JP2001239504A Expired - Fee Related JP3920599B2 (ja) | 2001-08-07 | 2001-08-07 | 手動入力装置 |
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JP (1) | JP3920599B2 (ja) |
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