JP2894107B2 - 照光式回転操作形電子部品 - Google Patents
照光式回転操作形電子部品Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01C—RESISTORS
- H01C10/00—Adjustable resistors
- H01C10/14—Adjustable resistors adjustable by auxiliary driving means
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01C—RESISTORS
- H01C10/00—Adjustable resistors
- H01C10/30—Adjustable resistors the contact sliding along resistive element
- H01C10/38—Adjustable resistors the contact sliding along resistive element the contact moving along a straight path
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Adjustable Resistors (AREA)
- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主にオーディオ機器に用
いられ、LED等の発光素子を内蔵し、この発光素子の
光によってつまみの操作位置等を明確に視認できる照光
式回転操作形電子部品に関するものである。
いられ、LED等の発光素子を内蔵し、この発光素子の
光によってつまみの操作位置等を明確に視認できる照光
式回転操作形電子部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の照光式回転操作形電子部品を図5
〜図8のモータ駆動される照光式回転操作形可変抵抗器
により説明する。同図によると、モータ駆動される照光
式回転操作形可変抵抗器は、可変抵抗器部1、減速歯車
機構部2、モータ3とで構成されていて、可変抵抗器部
1は、収納凹部4を有する金属製の軸受5と、貫通孔6
を有する長寸円筒部7、その後端の鍔部8およびその外
周の一端に設けられた突部9、更にその後端の弓形連形
部10まで一体に形成され、上記軸受5によって回転自
在に支承された回転操作軸11、および駆動体12の係
合突起12Aを介して上記弓形連結部10に連結された
摺動子受13、更にこの摺動子受13に装着された摺動
子14が摺接する抵抗基板15上に形成された抵抗体と
集電体等から成る可変抵抗機能部と、軸受5の収納凹部
4内で、回転操作軸11の貫通孔6後端部に配置された
発光素子であるLED16およびこれを保持するホルダ
ー17とで構成される照光機能部で構成されている。
〜図8のモータ駆動される照光式回転操作形可変抵抗器
により説明する。同図によると、モータ駆動される照光
式回転操作形可変抵抗器は、可変抵抗器部1、減速歯車
機構部2、モータ3とで構成されていて、可変抵抗器部
1は、収納凹部4を有する金属製の軸受5と、貫通孔6
を有する長寸円筒部7、その後端の鍔部8およびその外
周の一端に設けられた突部9、更にその後端の弓形連形
部10まで一体に形成され、上記軸受5によって回転自
在に支承された回転操作軸11、および駆動体12の係
合突起12Aを介して上記弓形連結部10に連結された
摺動子受13、更にこの摺動子受13に装着された摺動
子14が摺接する抵抗基板15上に形成された抵抗体と
集電体等から成る可変抵抗機能部と、軸受5の収納凹部
4内で、回転操作軸11の貫通孔6後端部に配置された
発光素子であるLED16およびこれを保持するホルダ
ー17とで構成される照光機能部で構成されている。
【0003】尚、回転操作軸11の回動範囲を規制する
ストッパーは、上記軸受5の収納凹部4の底部に設けら
れた突起18に、回転操作軸11の前記突部9が当接す
ることにより構成されている。
ストッパーは、上記軸受5の収納凹部4の底部に設けら
れた突起18に、回転操作軸11の前記突部9が当接す
ることにより構成されている。
【0004】更に、上記可変抵抗器部1の基板保持体1
9の後部には、前記減速歯車機構部2の収納ボックス2
0およびモータ3が接合されると共に、前述の軸受5と
基板保持体19およびこの収納ボックス20の三者は、
モータ3にねじ止めされたコの字状枠体21によって一
体化結合されており、モータ3の回転力が減速歯車機構
2を介して可変抵抗器部1の駆動体12に伝えられる構
成となっている。
9の後部には、前記減速歯車機構部2の収納ボックス2
0およびモータ3が接合されると共に、前述の軸受5と
基板保持体19およびこの収納ボックス20の三者は、
モータ3にねじ止めされたコの字状枠体21によって一
体化結合されており、モータ3の回転力が減速歯車機構
2を介して可変抵抗器部1の駆動体12に伝えられる構
成となっている。
【0005】従って、モータ3に給電して回転させる
と、その回転力が減速歯車機構2で減速されて可変抵抗
器部1の駆動体12の係合突起12Aに伝わり、この部
分に連結された摺動子受13が抵抗基板15に対して回
転することによって摺動子14が抵抗基板15上を摺接
して抵抗値の調整が行われる。
と、その回転力が減速歯車機構2で減速されて可変抵抗
器部1の駆動体12の係合突起12Aに伝わり、この部
分に連結された摺動子受13が抵抗基板15に対して回
転することによって摺動子14が抵抗基板15上を摺接
して抵抗値の調整が行われる。
【0006】この時、端子22を介してLED16に給
電して発光させると、その光は回転操作軸11の貫通孔
6を通って外部に達し、回転操作軸11の先端に装着さ
れたつまみ(図示せず)の表示部を照光する。
電して発光させると、その光は回転操作軸11の貫通孔
6を通って外部に達し、回転操作軸11の先端に装着さ
れたつまみ(図示せず)の表示部を照光する。
【0007】更に、減速歯車機構部2の減速最終段歯車
23と駆動体12の係合突起12Aの間の回転力の伝達
は、板ばね24による摩擦クラッチ部25を介して伝達
する構成となっており、回転操作軸11を手で回して可
変抵抗器部1を回転操作する場合には、このクラッチ部
25がスリップするようになっている。
23と駆動体12の係合突起12Aの間の回転力の伝達
は、板ばね24による摩擦クラッチ部25を介して伝達
する構成となっており、回転操作軸11を手で回して可
変抵抗器部1を回転操作する場合には、このクラッチ部
25がスリップするようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の照光式回転操作形可変抵抗器では、回転操作軸11
として、貫通孔6を有する長寸円筒部7と後端の鍔部8
およびその外周の突部9そして後端の弓形連結部10ま
で一体に形成されており、金属ダイカスト等の成形加工
で作る必要があるため、操作軸11の長さ、操作部11
Aの径、つまみを挿入した時のつまみの回転方向の位置
決めを行うカット部11Bの方向等の変更に対して、複
雑な金型を作る必要があり容易に対応できない構成とな
っていた。
来の照光式回転操作形可変抵抗器では、回転操作軸11
として、貫通孔6を有する長寸円筒部7と後端の鍔部8
およびその外周の突部9そして後端の弓形連結部10ま
で一体に形成されており、金属ダイカスト等の成形加工
で作る必要があるため、操作軸11の長さ、操作部11
Aの径、つまみを挿入した時のつまみの回転方向の位置
決めを行うカット部11Bの方向等の変更に対して、複
雑な金型を作る必要があり容易に対応できない構成とな
っていた。
【0009】そして、回転操作軸11の後端部に鍔部8
等軸受5の嵌合支承部よりも直径の大きい部分が一体に
形成されているため、これらを組合わせる際に、軸受5
の支承部後方から挿入する構成となるので、操作部11
につまみを挿入する時等に、前方から操作軸11を強く
押す力が加わると、抵抗基板15等の内部の部品が損傷
を受ける危険性があり、また、回転操作軸11の回動範
囲を規制するストッパーは、ダイカスト等金属製軸受5
の凹部4の突起18にダイカスト等金属製操作軸11の
突部9が当接することで形成されているが、これは金属
同志の当接であるために当接音があり、特にオーディオ
機器用の電気部品においては好ましくない現象とされる
ものであった。
等軸受5の嵌合支承部よりも直径の大きい部分が一体に
形成されているため、これらを組合わせる際に、軸受5
の支承部後方から挿入する構成となるので、操作部11
につまみを挿入する時等に、前方から操作軸11を強く
押す力が加わると、抵抗基板15等の内部の部品が損傷
を受ける危険性があり、また、回転操作軸11の回動範
囲を規制するストッパーは、ダイカスト等金属製軸受5
の凹部4の突起18にダイカスト等金属製操作軸11の
突部9が当接することで形成されているが、これは金属
同志の当接であるために当接音があり、特にオーディオ
機器用の電気部品においては好ましくない現象とされる
ものであった。
【0010】更に、発光素子であるLED16の光の通
路となる回転操作軸11の貫通孔6が細くて長いため、
指光性の強いLEDを使っても照光すべきつまみの表示
部に達する光量が少なくなり、また製品間で明るさにバ
ラツキを生じ易いという課題を有するものでもあった。
路となる回転操作軸11の貫通孔6が細くて長いため、
指光性の強いLEDを使っても照光すべきつまみの表示
部に達する光量が少なくなり、また製品間で明るさにバ
ラツキを生じ易いという課題を有するものでもあった。
【0011】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、操作軸の変更に対して容易に対応でき、操
作軸への強い押し力に対しても耐えられると共に、操作
軸回動ストッパー部の当接音も小さく、しかも操作軸先
端の照光部も安定して明るくできる照光式回転操作形電
子部品を提供することを目的とするものである。
ものであり、操作軸の変更に対して容易に対応でき、操
作軸への強い押し力に対しても耐えられると共に、操作
軸回動ストッパー部の当接音も小さく、しかも操作軸先
端の照光部も安定して明るくできる照光式回転操作形電
子部品を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、回転操作軸を単純な中空円筒状にし、鍔部
や回動範囲規制用のストッパーは別体として、成形樹脂
により形成すると共に、この成形樹脂を透明にして、発
光素子用の集光レンズを一体に形成したものである。
するために、回転操作軸を単純な中空円筒状にし、鍔部
や回動範囲規制用のストッパーは別体として、成形樹脂
により形成すると共に、この成形樹脂を透明にして、発
光素子用の集光レンズを一体に形成したものである。
【0013】
【作用】したがって、本発明によれば、回転操作軸は切
削加工で簡単に作ることができるので、操作軸の変更要
望に対して容易に対応できると共に、押し止め付きの操
作軸とすることができ、更に、操作軸の先端照光部をよ
り明るくすることのできるものである。
削加工で簡単に作ることができるので、操作軸の変更要
望に対して容易に対応できると共に、押し止め付きの操
作軸とすることができ、更に、操作軸の先端照光部をよ
り明るくすることのできるものである。
【0014】
【実施例】本発明の照光式回転操作形電子部品を図1〜
図4の一実施例であるモータ駆動される照光式回転操作
形可変抵抗器により説明する。
図4の一実施例であるモータ駆動される照光式回転操作
形可変抵抗器により説明する。
【0015】同図によると、モータ駆動される照光式回
転操作形可変抵抗器は、可変抵抗器部31、減速歯車機
構部32、モータ33とで構成されている。
転操作形可変抵抗器は、可変抵抗器部31、減速歯車機
構部32、モータ33とで構成されている。
【0016】可変抵抗器部31は、根元に収容凹部34
を有し、金属または樹脂で成形加工された軸受35と、
この軸受35の円形孔35Aによって回動自在に嵌合支
承され、軸受先端35Bに当接する段部36を外周に有
すると共に、後端の大径孔37Aから先端の小径孔37
Bまでゆるやかなテーパ状の貫通孔37を形成してスリ
ット38A位置を自在に設定できるようにした円筒状の
回転操作軸38と、この回転操作軸38の後端にかしめ
固着され、外周に操作軸38の回動範囲規制用のストッ
パー部39および後述の駆動体40を駆動するための係
合孔41を有し、中央に窪み42が設けられると共に、
窪み42前面で回転操作軸38の後端大径部37Aから
少し貫通孔37内に入り込んだ位置に透明な凸レンズ4
3が一体に形成された透明樹脂製の回転体44と、上記
係合孔41に係合する突起45Aをアーム部45先端に
有し、中心軸部40Aを後方に伸ばした金属ダイカスト
製の駆動体40と、この駆動体40の中心軸40Aに共
回りするように結合された摺動子受46、および摺動子
受46に装着された摺動子47が摺接する抵抗基板48
から成る可変抵抗機能部と、更に、軸受35の収容凹部
34内で回転体44の窪み42内から回転操作軸38の
貫通孔37に向かって配された発光素子49(以下LE
Dという)と、このLED49を透明凸レンズ43の後
方に位置するように保持する絶縁樹脂製のホルダー5
0、およびLED49に通電する外部接続用端子51か
ら成る照光機能部とで構成されている。
を有し、金属または樹脂で成形加工された軸受35と、
この軸受35の円形孔35Aによって回動自在に嵌合支
承され、軸受先端35Bに当接する段部36を外周に有
すると共に、後端の大径孔37Aから先端の小径孔37
Bまでゆるやかなテーパ状の貫通孔37を形成してスリ
ット38A位置を自在に設定できるようにした円筒状の
回転操作軸38と、この回転操作軸38の後端にかしめ
固着され、外周に操作軸38の回動範囲規制用のストッ
パー部39および後述の駆動体40を駆動するための係
合孔41を有し、中央に窪み42が設けられると共に、
窪み42前面で回転操作軸38の後端大径部37Aから
少し貫通孔37内に入り込んだ位置に透明な凸レンズ4
3が一体に形成された透明樹脂製の回転体44と、上記
係合孔41に係合する突起45Aをアーム部45先端に
有し、中心軸部40Aを後方に伸ばした金属ダイカスト
製の駆動体40と、この駆動体40の中心軸40Aに共
回りするように結合された摺動子受46、および摺動子
受46に装着された摺動子47が摺接する抵抗基板48
から成る可変抵抗機能部と、更に、軸受35の収容凹部
34内で回転体44の窪み42内から回転操作軸38の
貫通孔37に向かって配された発光素子49(以下LE
Dという)と、このLED49を透明凸レンズ43の後
方に位置するように保持する絶縁樹脂製のホルダー5
0、およびLED49に通電する外部接続用端子51か
ら成る照光機能部とで構成されている。
【0017】尚、上記透明樹脂製回転体44に設けられ
た操作軸38の回動範囲規制用のストッパー39が、軸
受35の収容凹部34の底部に設けられた突起52に当
接することにより回動範囲を規制していることは、従来
技術と同様である。
た操作軸38の回動範囲規制用のストッパー39が、軸
受35の収容凹部34の底部に設けられた突起52に当
接することにより回動範囲を規制していることは、従来
技術と同様である。
【0018】そして、上記可変抵抗器部31の基板保持
体53の後方には、従来例と同様に、前記減速歯車機構
部32の収納ボックス54およびモータ33が接合され
ると共に、前述の軸受35と基板保持体53およびこの
収納ボックス54の三者は、モータ33にねじ止めされ
たコの字状の枠体55によって一体化結合されており、
モータ33の回転力が減速歯車機構32を介して可変抵
抗器部31の駆動体40に伝えられる構成となってい
る。
体53の後方には、従来例と同様に、前記減速歯車機構
部32の収納ボックス54およびモータ33が接合され
ると共に、前述の軸受35と基板保持体53およびこの
収納ボックス54の三者は、モータ33にねじ止めされ
たコの字状の枠体55によって一体化結合されており、
モータ33の回転力が減速歯車機構32を介して可変抵
抗器部31の駆動体40に伝えられる構成となってい
る。
【0019】従って、モータ33に給電して回転させる
と、その回転力が減速歯車機構32で減速されて可変抵
抗器部31の駆動体40の中心軸40Aに伝わり、これ
に連結された摺動子受46が抵抗基板48に対して回転
することによって摺動子47が抵抗基板48上を摺接し
て抵抗値の調整が行われる。
と、その回転力が減速歯車機構32で減速されて可変抵
抗器部31の駆動体40の中心軸40Aに伝わり、これ
に連結された摺動子受46が抵抗基板48に対して回転
することによって摺動子47が抵抗基板48上を摺接し
て抵抗値の調整が行われる。
【0020】この時、端子51を介してLED49に給
電して発光させると、その光は前方の透明凸レンズ43
により集光され、回転操作軸38の貫通孔37内面のテ
ーパ面で反射されて回転操作軸の先端部に達し、回転操
作軸38の先端に装着されたつまみ(図示せず)の表示
部を照光する。
電して発光させると、その光は前方の透明凸レンズ43
により集光され、回転操作軸38の貫通孔37内面のテ
ーパ面で反射されて回転操作軸の先端部に達し、回転操
作軸38の先端に装着されたつまみ(図示せず)の表示
部を照光する。
【0021】この操作軸38の先端は、つまみを装着す
るためカット面38Aとなっており、従って貫通孔37
も先端では小径孔37Aとなっている。
るためカット面38Aとなっており、従って貫通孔37
も先端では小径孔37Aとなっている。
【0022】また、減速歯車機構部32の減速最終段歯
車56と駆動体40の中心軸40Aの間の回転力の伝達
は、摩擦ばね57による摩擦クラッチ部58を介して伝
達する構成となっており、回転操作軸38を手で回して
可変抵抗器部31を回転操作する場合には、この摩擦ク
ラッチ部58が従来技術と同様スリップする構成となっ
ている。
車56と駆動体40の中心軸40Aの間の回転力の伝達
は、摩擦ばね57による摩擦クラッチ部58を介して伝
達する構成となっており、回転操作軸38を手で回して
可変抵抗器部31を回転操作する場合には、この摩擦ク
ラッチ部58が従来技術と同様スリップする構成となっ
ている。
【0023】本発明は以上のように構成したので、回転
操作軸38は中空円筒状の簡単な形状で安価に構成でき
るとともに、回転操作軸38への押力は軸受35で受け
るので、回転操作軸に対する耐押力の向上が図れるもの
である。
操作軸38は中空円筒状の簡単な形状で安価に構成でき
るとともに、回転操作軸38への押力は軸受35で受け
るので、回転操作軸に対する耐押力の向上が図れるもの
である。
【0024】なお、上記実施例においてはモータ駆動さ
れる照光式可変抵抗器について説明したが、モータ駆動
されない照光式可変抵抗器をはじめとする照光式回転操
作形電子部品に適用できるものであり、本発明の範中に
入ることは勿論である。
れる照光式可変抵抗器について説明したが、モータ駆動
されない照光式可変抵抗器をはじめとする照光式回転操
作形電子部品に適用できるものであり、本発明の範中に
入ることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明の照光式回転操作形
電子部品は、回転操作軸を簡単な中空円筒状に形成し、
ダイカスト成形金型等を製作しなくても切削加工で簡単
に作ることができるので、操作軸の長さ・径等の変更要
望に対して、短期間で安価に対応することができるとと
もに、押し止め用段部付きの回転操作軸を軸受の嵌合支
承孔の前方から挿入し、後端部に回転体をかしめ固着し
て抜け止めをする構成なので、操作軸先端につまみの装
着時や使用機器の移動時等に異常な押し力が加わって
も、その力は操作軸外径の段部と軸受嵌合孔の先端で受
けるので、抵抗基板等他の構成部品が影響を受けること
はなく、また、回転操作軸の回動範囲を規制するストッ
パーは、樹脂製回転体に設けられたストッパーが軸受の
突起に当接する構造としたので、軸受がダイカスト等の
金属製であっても当接時の音は小さく、オーディオ機器
をはじめとする消音化を図った照光式回転操作形電子部
品を提供できるものである。
電子部品は、回転操作軸を簡単な中空円筒状に形成し、
ダイカスト成形金型等を製作しなくても切削加工で簡単
に作ることができるので、操作軸の長さ・径等の変更要
望に対して、短期間で安価に対応することができるとと
もに、押し止め用段部付きの回転操作軸を軸受の嵌合支
承孔の前方から挿入し、後端部に回転体をかしめ固着し
て抜け止めをする構成なので、操作軸先端につまみの装
着時や使用機器の移動時等に異常な押し力が加わって
も、その力は操作軸外径の段部と軸受嵌合孔の先端で受
けるので、抵抗基板等他の構成部品が影響を受けること
はなく、また、回転操作軸の回動範囲を規制するストッ
パーは、樹脂製回転体に設けられたストッパーが軸受の
突起に当接する構造としたので、軸受がダイカスト等の
金属製であっても当接時の音は小さく、オーディオ機器
をはじめとする消音化を図った照光式回転操作形電子部
品を提供できるものである。
【0026】なお、更に樹脂製回転体に一体に集光レン
ズを設けたものにあっては操作軸貫通孔後端部の発光素
子から発せられた光はこの集光用レンズによって前方へ
集められ、貫通孔内面のゆるやかなテーパ面で反射され
前方へ導かれるので、この貫通孔が操作軸先端で細径と
なっていても、先端表示部を明るく照光することができ
るものである。
ズを設けたものにあっては操作軸貫通孔後端部の発光素
子から発せられた光はこの集光用レンズによって前方へ
集められ、貫通孔内面のゆるやかなテーパ面で反射され
前方へ導かれるので、この貫通孔が操作軸先端で細径と
なっていても、先端表示部を明るく照光することができ
るものである。
【図1】本発明の照光式回転操作形電子部品の一実施例
の側断面図
の側断面図
【図2】同外観斜視図
【図3】同要部である可変抵抗器部の分解斜視図
【図4】同要部である減速歯車機構部の分解斜視図
【図5】従来の照光式回転操作形電子部品の側断面図
【図6】同外観斜視図
【図7】同要部である可変抵抗器部の分解斜視図
【図8】同要部である減速歯車機構部の分解斜視図
34 収容凹部 35 軸受 36 段部 37 貫通孔 38 回転操作軸 39 ストッパー 40 駆動体 41 係合孔 42 窪み 43 集光用凸レンズ 44 回転体 46 摺動子受 47 摺動子 48 抵抗基板 49 発光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−44106(JP,U) 実開 昭49−125828(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01C 10/00 - 10/50
Claims (3)
- 【請求項1】収納凹部を有する軸受と、この軸受に回動
自在に嵌合支承され、嵌合端部に押し止め用段部を有す
る円筒状の回転操作軸と、操作軸の後端に固着され、外
周に操作軸の回動範囲規制部および摺動子受回転駆動用
の係合部を備え、中央に孔を有する樹脂製の回転体と、
上記摺動子受に装着された摺動子に接する基板と、上記
軸受の上記収容凹部内で回転体中央窪み後部に配された
発光素子から成る照光式回転操作形電子部品。 - 【請求項2】回転体が透明樹脂から成り、その中央窪み
前面に集光用凸レンズが一体形成されると共に、その後
部に発光素子を配する請求項1記載の照光式回転操作形
電子部品。 - 【請求項3】透明樹脂製回転体の集光用凸レンズおよび
発光素子が、円筒状回転操作軸の貫通孔後端面よりも内
部に入り込んでいると共に、上記貫通孔が後端の大径孔
部から先端の細径孔部へとゆるやかな傾斜で寸法変化し
ている請求項2記載の照光式回転操作形電子部品。
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