JPS587415Y2 - 表示板における表示膜の巻取方向切換機構 - Google Patents
表示板における表示膜の巻取方向切換機構Info
- Publication number
- JPS587415Y2 JPS587415Y2 JP9554976U JP9554976U JPS587415Y2 JP S587415 Y2 JPS587415 Y2 JP S587415Y2 JP 9554976 U JP9554976 U JP 9554976U JP 9554976 U JP9554976 U JP 9554976U JP S587415 Y2 JPS587415 Y2 JP S587415Y2
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- JP
- Japan
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- drive shaft
- circumference
- plate
- transmission wheel
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は表示板にかける表示膜の巻取方向切換機構に
関するものである。
関するものである。
従来の表示板は第2図に示すように巻取ドラム101釦
よび102の間に張り渡された表示膜110を移動させ
るときは、該ドラム101釦よび102にそれぞれ直結
されるプーリーまたはスプロケツN0C−よび104を
同方向に回転させることによって行なわれている。
よび102の間に張り渡された表示膜110を移動させ
るときは、該ドラム101釦よび102にそれぞれ直結
されるプーリーまたはスプロケツN0C−よび104を
同方向に回転させることによって行なわれている。
このためには駆動モータ111によって駆動される駆動
歯車105に両側から歯車106卦よび107を係合さ
せ、この両歯車の軸にそれぞれ固着される駆動プーリー
またはスプロケット108訃よび109によってベルト
等112を介しそれぞれ前記プーリーまたはスプロケツ
)IOC−よび104を回転駆動させるやり方がとられ
る。
歯車105に両側から歯車106卦よび107を係合さ
せ、この両歯車の軸にそれぞれ固着される駆動プーリー
またはスプロケット108訃よび109によってベルト
等112を介しそれぞれ前記プーリーまたはスプロケツ
)IOC−よび104を回転駆動させるやり方がとられ
る。
しかしながらこのような従来技術に釦いては表示膜11
0の巻取りが進行するにつれて、巻取ドラム101訃よ
び102のいずれかが巻きぶとり、他の一方が解けほそ
る関係になり、この結果両巻取ドラムの周速度が一致し
なくなって表示膜のすべりなどを起す欠点があり、これ
を解決するため各巻取ドラムとその軸との間を互いにス
リップできる構造にするなどの煩雑かつ不確実な不都合
があった。
0の巻取りが進行するにつれて、巻取ドラム101訃よ
び102のいずれかが巻きぶとり、他の一方が解けほそ
る関係になり、この結果両巻取ドラムの周速度が一致し
なくなって表示膜のすべりなどを起す欠点があり、これ
を解決するため各巻取ドラムとその軸との間を互いにス
リップできる構造にするなどの煩雑かつ不確実な不都合
があった。
この考案はこのような従来技術の不都合を排除するため
になされたものであって、その一実施例を第1図につい
て説明しよう。
になされたものであって、その一実施例を第1図につい
て説明しよう。
フレーム1には駆動軸2が回転可能に支持され、図示し
ていない駆動モータによって左方向(矢印L)i−よび
右方向(矢印R)に切換え回転駆動される。
ていない駆動モータによって左方向(矢印L)i−よび
右方向(矢印R)に切換え回転駆動される。
駆動軸の外周部の一部にはおねじ部21が形成され、こ
こに円板状をなし内周部に前記釦ねじ部21に係合する
めねじが形成された駆動板3が係合する。
こに円板状をなし内周部に前記釦ねじ部21に係合する
めねじが形成された駆動板3が係合する。
駆動板3の円周等分位置、図示の例では2個所にピン4
がその両端が該板の両面に突出するよう、たとえば圧入
などの手段によって固着される。
がその両端が該板の両面に突出するよう、たとえば圧入
などの手段によって固着される。
駆動軸2にはまた伝動輪7が回転可能に設けられる。
この伝動輪7は駆動軸2の釦ねじ部21の長手方向の左
、右両側に回転可能に設けられる円板状の伝動板7R,
7Lを側板とし、これらを中空円柱状の筒体によってま
とめたもので、伝動板7R,7Lの前記ピン4に対応す
る円周等分位置には孔71が形成され、該ピン4がこの
孔71に自由に嵌入できるようにされている。
、右両側に回転可能に設けられる円板状の伝動板7R,
7Lを側板とし、これらを中空円柱状の筒体によってま
とめたもので、伝動板7R,7Lの前記ピン4に対応す
る円周等分位置には孔71が形成され、該ピン4がこの
孔71に自由に嵌入できるようにされている。
駆動軸2の伝動板7Lの左側には左回転用のプーリー5
が、また伝動板7Rの右側には右回転用のプーリー6が
回転可能に設けられる。
が、また伝動板7Rの右側には右回転用のプーリー6が
回転可能に設けられる。
左、右の回転用ブーIJ −5i−よび6の、前記ピン
4の配置される円周と同一半径の円周等分位置、たとえ
ば等分個所には係合ビン9がコイルばね8によって、そ
れぞれ対応する伝動板?L、7Rの方向に向けて押圧さ
れている。
4の配置される円周と同一半径の円周等分位置、たとえ
ば等分個所には係合ビン9がコイルばね8によって、そ
れぞれ対応する伝動板?L、7Rの方向に向けて押圧さ
れている。
左回転用プーリー5によってベルト等11を経て巻取ド
ラム14が駆動され、また右回転用プーリー6によって
ベルト等12を経て巻取ドラム13が回転駆動され、両
巻取ドラム13,14の間には表示膜15が展張される
。
ラム14が駆動され、また右回転用プーリー6によって
ベルト等12を経て巻取ドラム13が回転駆動され、両
巻取ドラム13,14の間には表示膜15が展張される
。
次にこの考案の作用を説明しよう。
たとえば表示膜15を第1図に釦いて下方に動かすため
には駆動軸2を左方向(L矢印)方向に回転させる。
には駆動軸2を左方向(L矢印)方向に回転させる。
このときかねじ部21(これは通常の右ねじとする)に
係合する駆動板3は図の左方向に引寄せられ、ピン4は
孔71に嵌入し、ついで孔71から突出して駆動板3は
ついに伝動板7Lに衝接するに至る。
係合する駆動板3は図の左方向に引寄せられ、ピン4は
孔71に嵌入し、ついで孔71から突出して駆動板3は
ついに伝動板7Lに衝接するに至る。
この結果、伝動板7Lと駆動板3との摩擦によって伝動
輪7は駆動軸2と一体的に回転させられ、ピン4は係合
ピン9の側面に図示のように係合して左回転用プーリー
5を左方向に回し、これにより巻取ドラム14がL矢印
方向に回されて表示膜15は下方に移動するのである。
輪7は駆動軸2と一体的に回転させられ、ピン4は係合
ピン9の側面に図示のように係合して左回転用プーリー
5を左方向に回し、これにより巻取ドラム14がL矢印
方向に回されて表示膜15は下方に移動するのである。
な釦ピン4が孔71から左方に突出しはじめる状態につ
いて説明を補えば、ピン4が伝動板7Lの表面かられず
かに突出した状態に訃いてひとつの係合ピン9と一致し
たときは、この係合ピン9がコイルばね10のばね力に
抗してわずかに後退し、次の係合ピン9と確実に係合で
きたとき、はじめて駆動板3の回転駆動をプーリー5に
伝えはじめるのである。
いて説明を補えば、ピン4が伝動板7Lの表面かられず
かに突出した状態に訃いてひとつの係合ピン9と一致し
たときは、この係合ピン9がコイルばね10のばね力に
抗してわずかに後退し、次の係合ピン9と確実に係合で
きたとき、はじめて駆動板3の回転駆動をプーリー5に
伝えはじめるのである。
またこのとき右回転用プーリー6について言えば係合ピ
ン9は伝動板7Rの孔71より大径のためこの孔に嵌入
することはなく、該保合ビン9の先端は伝動板7Rの表
面に接触した状態にあって、伝動輪Iの回転が伝えられ
ることなく自由な状態に保たれるのである。
ン9は伝動板7Rの孔71より大径のためこの孔に嵌入
することはなく、該保合ビン9の先端は伝動板7Rの表
面に接触した状態にあって、伝動輪Iの回転が伝えられ
ることなく自由な状態に保たれるのである。
以上に詳述したようにこの考案によれば駆動軸の左、右
の回転に応じ、左回転用プーリー、右回転用プーリーの
いずれか一方が確実に回転し、他の一方は自由状態にさ
れるため巻取ドラムの一方のみが所望の方向に回転して
表示膜を所望の方向に不都合なく移動させることができ
る効果がある。
の回転に応じ、左回転用プーリー、右回転用プーリーの
いずれか一方が確実に回転し、他の一方は自由状態にさ
れるため巻取ドラムの一方のみが所望の方向に回転して
表示膜を所望の方向に不都合なく移動させることができ
る効果がある。
第1図はこの考案の一実施例を示す側断面図、第2図は
従来技術の一例を示す簡略斜視図である。 1・・・フレーム、2・・・駆動軸、3・・・駆動板、
4・・・ピン、5・・・左回転用プーリー、6・・・右
回転用グーIJ−17・・・伝動輪、7L、7R・・・
伝動板、8・・・コイルばね、9・・・係合ピン。
従来技術の一例を示す簡略斜視図である。 1・・・フレーム、2・・・駆動軸、3・・・駆動板、
4・・・ピン、5・・・左回転用プーリー、6・・・右
回転用グーIJ−17・・・伝動輪、7L、7R・・・
伝動板、8・・・コイルばね、9・・・係合ピン。
Claims (1)
- 左、右に切換え回転駆動されるようにされ、外周の一部
にkねじ部21が形成された駆動軸2と円板状をなし内
周部に前記かねじに係合するめねじが形成され、円周等
分位置に板面に直角に延びるビン4が板面の両方向に突
出するよう固着された駆動板3と、円板状をなし前記駆
動軸の釦ねじ部の長手方向の両側に該駆動軸に対して回
転可能に設けられ、円周等分位置に前記ビンの嵌入する
孔71の形成された2枚の伝動板7R,7Lからなる伝
動輪7と、該伝動輪の両側に前記駆動軸に回転可能に設
けられる、左回転用プーリー5および右回転用プーリー
6と、この両プーリーの板面の前記ピンの配置される円
周と同一直径の円周等分位置に板面に直角な方向に出入
自在に設けられそれぞれ前記伝動輪の方向に押圧されて
いる係合ピン9とを有する、表示板に釦ける表示膜の巻
取方向切換機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9554976U JPS587415Y2 (ja) | 1976-07-17 | 1976-07-17 | 表示板における表示膜の巻取方向切換機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9554976U JPS587415Y2 (ja) | 1976-07-17 | 1976-07-17 | 表示板における表示膜の巻取方向切換機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5314479U JPS5314479U (ja) | 1978-02-06 |
JPS587415Y2 true JPS587415Y2 (ja) | 1983-02-09 |
Family
ID=28706011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9554976U Expired JPS587415Y2 (ja) | 1976-07-17 | 1976-07-17 | 表示板における表示膜の巻取方向切換機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587415Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-07-17 JP JP9554976U patent/JPS587415Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5314479U (ja) | 1978-02-06 |
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